JPH0192553A - 車両の走行制御装置 - Google Patents
車両の走行制御装置Info
- Publication number
- JPH0192553A JPH0192553A JP25045587A JP25045587A JPH0192553A JP H0192553 A JPH0192553 A JP H0192553A JP 25045587 A JP25045587 A JP 25045587A JP 25045587 A JP25045587 A JP 25045587A JP H0192553 A JPH0192553 A JP H0192553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- vehicle
- output
- control device
- travel control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 22
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 19
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 8
- 206010065929 Cardiovascular insufficiency Diseases 0.000 claims description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 11
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両の走行制御装置に関する。
(従来の技術)
近時、車両の運転性や快適性向上のために、通常のアク
セル装置以外に電気的信号により作動してスロットルバ
ルブを開閉操作するアクチュエータを備えたものが多く
なっている。
セル装置以外に電気的信号により作動してスロットルバ
ルブを開閉操作するアクチュエータを備えたものが多く
なっている。
例えば、近時、幹線自動車網の整備に伴って、加減速を
繰り返さずに一定の車速で車両を走行させる機会が増え
、このため、アクセルペダルを操作することなく、希望
の車速を維持することができる定速走行装置(以下、A
SCDという: Aut。
繰り返さずに一定の車速で車両を走行させる機会が増え
、このため、アクセルペダルを操作することなく、希望
の車速を維持することができる定速走行装置(以下、A
SCDという: Aut。
5peed Control Device )が実用
化され、既に一部の車両に搭載されている。ASCDの
操作は、例えば、ダッシュパネルに設けられたASCD
メーンSWをON側に倒し、次いでアクセルペダルを踏
み込んで希望車速Xになったとき、ASCDセットSW
を押す。これにより希望車速XがASCDコントロール
ユニットにセットされ、ASCDコントロールユニット
は実際の車速X′と希望車速Xとを比較し、この偏差が
なくなるようにASCDアクチュエータを作動させ、例
えば、スロットルバルブを操作して車速X′をコントロ
ールする。ASCDを解除するときは、例えば、ブレー
キペダルを踏み込んだとき、クラッチペダルを踏み込ん
だとき(但し、マニュアル変速機付車両)、セレクトコ
ントロールレバーを(p〕位置あるいは(N’)位置ト
したとき(但し、自動変速機車両)、ASCDメーンs
wをOFF側に倒したとき、などのときに解除され、以
降、運転者は通常のアクセルペダルやブレーキペダル操
作に依って車速を制御する。
化され、既に一部の車両に搭載されている。ASCDの
操作は、例えば、ダッシュパネルに設けられたASCD
メーンSWをON側に倒し、次いでアクセルペダルを踏
み込んで希望車速Xになったとき、ASCDセットSW
を押す。これにより希望車速XがASCDコントロール
ユニットにセットされ、ASCDコントロールユニット
は実際の車速X′と希望車速Xとを比較し、この偏差が
なくなるようにASCDアクチュエータを作動させ、例
えば、スロットルバルブを操作して車速X′をコントロ
ールする。ASCDを解除するときは、例えば、ブレー
キペダルを踏み込んだとき、クラッチペダルを踏み込ん
だとき(但し、マニュアル変速機付車両)、セレクトコ
ントロールレバーを(p〕位置あるいは(N’)位置ト
したとき(但し、自動変速機車両)、ASCDメーンs
wをOFF側に倒したとき、などのときに解除され、以
降、運転者は通常のアクセルペダルやブレーキペダル操
作に依って車速を制御する。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来のASCDが搭載された
車両や、あるいはASCDが搭載されない通常のアクセ
ル装置を有する車両であって、アクセル装置やASCD
に故障が発生して、アクセルペダルを踏み込んでいない
にも拘らずエンジン出力が低下しない場合、特に、自動
変速機付の車両にあっては、セレクト位置がCP)ある
いは〔N〕レンジ以外の場合、常にエンジンからの駆動
力が駆動輪に伝達されているので、ブレーキペダルを踏
み込んだとしても、駆動力と制動力が競合し、車両を停
止させることが困難になるといった問題点があった。
車両や、あるいはASCDが搭載されない通常のアクセ
ル装置を有する車両であって、アクセル装置やASCD
に故障が発生して、アクセルペダルを踏み込んでいない
にも拘らずエンジン出力が低下しない場合、特に、自動
変速機付の車両にあっては、セレクト位置がCP)ある
いは〔N〕レンジ以外の場合、常にエンジンからの駆動
力が駆動輪に伝達されているので、ブレーキペダルを踏
み込んだとしても、駆動力と制動力が競合し、車両を停
止させることが困難になるといった問題点があった。
(発明の目的)
そこで本発明は、アクセルペダルを踏込んでいないにも
拘らず、アクセル装置や定速走行装置等の故障によりエ
ンジン出力が低下しない場合、駆動系に伝達される駆動
トルクを減少方向に操作することにより、車両の停止を
容易にして車両の走行安全性を高めることを目的として
いる。
拘らず、アクセル装置や定速走行装置等の故障によりエ
ンジン出力が低下しない場合、駆動系に伝達される駆動
トルクを減少方向に操作することにより、車両の停止を
容易にして車両の走行安全性を高めることを目的として
いる。
(問題点を解決するための手段)
本発明による車両の走行制御装置は上記目的達成のため
、その基本概念図を第1図に示すように、エンジン出力
を検出する出力検出手段aと、アクセルペダルが踏み込
まれていないことを検出するペダル操作検出手段すと、
アクセルペダルが踏み込まれていない場合で、かつ、エ
ンジンの出力が所定の低出力状態にないとき、駆動系に
伝達される駆動力を低下させる低下信号を出力する信号
出力手段Cと、信号出力手段Cからの低下信号に従って
駆動系に伝達される駆動力を減少方向に操作する操作手
段dと、を備えている。
、その基本概念図を第1図に示すように、エンジン出力
を検出する出力検出手段aと、アクセルペダルが踏み込
まれていないことを検出するペダル操作検出手段すと、
アクセルペダルが踏み込まれていない場合で、かつ、エ
ンジンの出力が所定の低出力状態にないとき、駆動系に
伝達される駆動力を低下させる低下信号を出力する信号
出力手段Cと、信号出力手段Cからの低下信号に従って
駆動系に伝達される駆動力を減少方向に操作する操作手
段dと、を備えている。
(作用)
本発明では、アクセルペダルが踏み込まれていない場合
で、か゛つ、エンジンの出力が所定の低出力状態にない
とき、駆動系に伝達される駆動力が減少方向に操作され
る。
で、か゛つ、エンジンの出力が所定の低出力状態にない
とき、駆動系に伝達される駆動力が減少方向に操作され
る。
したがって、アクセル装置や定速走行装置等に故障が発
生した場合でも、車両を容易に停止させることができる
。
生した場合でも、車両を容易に停止させることができる
。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2.3図は本発明に係る車両の走行制御装置の第1実
施例を示す図であり、ASCDが搭載された車両に適用
した例である。
施例を示す図であり、ASCDが搭載された車両に適用
した例である。
まず、構成を説明する。第2図において、1はASCD
解除SWである。ASCD解除SWIには、例えば、図
示しないブレーキペダルに取り付けられたブレーキスイ
ッチが流用され、このブレーキスイッチは該ペダルが踏
み込まれたことを検出する。なお、ASCDSCD解除
S上1ブレーキスイッチに限らない。要は、運転者によ
ってASCDのセント車速の解除が入力されるものなら
どのようなものであってもよい。例えば、OFF側に倒
すとASCDが解除される図示しないASCDメーンS
Wであってもよい。
解除SWである。ASCD解除SWIには、例えば、図
示しないブレーキペダルに取り付けられたブレーキスイ
ッチが流用され、このブレーキスイッチは該ペダルが踏
み込まれたことを検出する。なお、ASCDSCD解除
S上1ブレーキスイッチに限らない。要は、運転者によ
ってASCDのセント車速の解除が入力されるものなら
どのようなものであってもよい。例えば、OFF側に倒
すとASCDが解除される図示しないASCDメーンS
Wであってもよい。
2はENG (エンジン)負荷センサであり、ENG負
荷センセンは、例えば、エンジンの吸入負圧や吸入空気
量、あるいはエンジンに供給する燃料供給量などのエン
ジンの出力に関与する各種物理量からエンジン出力を検
出し、エンジン出力信号SP□として出力する。したが
って、ENG負荷センサ2はエンジンの出力を検出する
出力検出手段としての機能を有している。
荷センセンは、例えば、エンジンの吸入負圧や吸入空気
量、あるいはエンジンに供給する燃料供給量などのエン
ジンの出力に関与する各種物理量からエンジン出力を検
出し、エンジン出力信号SP□として出力する。したが
って、ENG負荷センサ2はエンジンの出力を検出する
出力検出手段としての機能を有している。
3はアイドルSWであり、アイドルSW3はアクセルペ
ダルが踏み込まれていない(すなわち、アイドル時)こ
とを検出し、アイドル信号SIDを出力する。したがっ
て、アイドルSW3はペダル操作検出手段としての機能
を有している。
ダルが踏み込まれていない(すなわち、アイドル時)こ
とを検出し、アイドル信号SIDを出力する。したがっ
て、アイドルSW3はペダル操作検出手段としての機能
を有している。
4はコントロールユニットであり、コントロールユニッ
ト4は信号出力手段としての機能を有し、CPUIOl
ROMII、入力ボート12、出力ボート13、RAM
14を備え、CPUl0はROMIIに格納されたプロ
グラムを逐次実行し、入力ボート12をアクセスして前
記各信号、解除信号sBx、エンジン出力信号S工およ
びアイドル信号SIDなどを取り込み、これらの信号に
基づいて所定の走行制御処理(後述する)を実行する。
ト4は信号出力手段としての機能を有し、CPUIOl
ROMII、入力ボート12、出力ボート13、RAM
14を備え、CPUl0はROMIIに格納されたプロ
グラムを逐次実行し、入力ボート12をアクセスして前
記各信号、解除信号sBx、エンジン出力信号S工およ
びアイドル信号SIDなどを取り込み、これらの信号に
基づいて所定の走行制御処理(後述する)を実行する。
実行の結果、前記各信号が所定の条件に合致したときは
、出力ボート13をアクセスして該ボートを介し、操作
信号(低下信号)SCTを操作手段20に出力する。
、出力ボート13をアクセスして該ボートを介し、操作
信号(低下信号)SCTを操作手段20に出力する。
操作手段20は、例えば、公知の燃料噴射量制御装置で
あり、燃料噴射量制御装置は、図示しないエンジンの吸
入空気量Qaやエンジンの回転数Neに基づいて基本燃
料噴射量’rpを演算し、この基本燃料噴射量Tpをベ
ース値にしてさらに各種補正係数を加え、エンジンの運
転状態に応じた最終燃料噴射量Tiを演算する。ここで
、CPUl0からの操作信号SCTは減算係数として各
種補正係数に加えられ、CPUl0から出力されている
時間に応じて最終燃料噴射量Tiを減少させる。最終燃
料噴射量Tiはエンジン21の吸気ボート22に臨むよ
うにして設けられたインジェクタ23に印加され、イン
ジェクタ23は該最終燃料噴射量Tiが印加されている
間ノズル孔を開いて図示しない燃料ポンプから圧送され
た燃料を吸気バルブ24の背面付近に噴射する。噴射さ
れた燃料は図示しないスロットルバルブによって流量が
制御された吸入空気と共にシリンダ25内に吸入され、
点火プラグ26の点火により着火、爆発し、排気となっ
て排気ボート27から排気管(図示せず)を通して外部
に排出される。なお、28は排気バルブ、29はピスト
ンである。
あり、燃料噴射量制御装置は、図示しないエンジンの吸
入空気量Qaやエンジンの回転数Neに基づいて基本燃
料噴射量’rpを演算し、この基本燃料噴射量Tpをベ
ース値にしてさらに各種補正係数を加え、エンジンの運
転状態に応じた最終燃料噴射量Tiを演算する。ここで
、CPUl0からの操作信号SCTは減算係数として各
種補正係数に加えられ、CPUl0から出力されている
時間に応じて最終燃料噴射量Tiを減少させる。最終燃
料噴射量Tiはエンジン21の吸気ボート22に臨むよ
うにして設けられたインジェクタ23に印加され、イン
ジェクタ23は該最終燃料噴射量Tiが印加されている
間ノズル孔を開いて図示しない燃料ポンプから圧送され
た燃料を吸気バルブ24の背面付近に噴射する。噴射さ
れた燃料は図示しないスロットルバルブによって流量が
制御された吸入空気と共にシリンダ25内に吸入され、
点火プラグ26の点火により着火、爆発し、排気となっ
て排気ボート27から排気管(図示せず)を通して外部
に排出される。なお、28は排気バルブ、29はピスト
ンである。
次に、作用を説明する。
第3図は走行制御処理のプログラムを示すフローチャー
トである。本プログラムはコントロールユニット4のR
OMIIに格納され、所定の時間に一度実行される。
トである。本プログラムはコントロールユニット4のR
OMIIに格納され、所定の時間に一度実行される。
以下、このフローチャートに従って説明する。
まず、P、で解除信号SBK%エンジン出力信号SPい
アイドル信号SIDなどの各種信号を読み込む。
アイドル信号SIDなどの各種信号を読み込む。
次いで、P2では解除信号SBKが読み込まれたか否か
によってASCDの解除を判別する。ASCDが解除さ
れた場合には、P3に進み、読み込まれたエンジン出力
信号SFWと所定値とを比較し、エンジンが所定の低出
力状態にあるか否かを判別する。すなわち、ASCDが
解除され、かつ、エンジン出力が低出力状態以外にある
ときは、走行を継続するに足りる駆動力が車両に与えら
れているときである。したがって、次のP4でアイドル
信号SIDが読み込まれたか否かを判別する。読み込ま
れている場合は、アクセルペダルが踏み込まれていない
状態で、かつ、ASCDが解除されているにもかかわら
ず、エンジンが所定値以上の出力を発生し、車体に駆動
力が与えられていると判定し、P、で操作信号Setを
出力して今回の処理を終了する。そして、第3図におい
て、操作手段20は操作信号setを受けて最終燃料噴
射量Tiを補正し、インジェクタ23から噴射される燃
料量を減少させる。したがって、エンジンの出力が低下
方向に操作されるので、駆動系に伝達される駆動力を低
下させることができる。その結果、ブレーキペダルの踏
み込みによる制動力が有効に発揮され、車両はその車速
を速やかに減少して停止することができる。
によってASCDの解除を判別する。ASCDが解除さ
れた場合には、P3に進み、読み込まれたエンジン出力
信号SFWと所定値とを比較し、エンジンが所定の低出
力状態にあるか否かを判別する。すなわち、ASCDが
解除され、かつ、エンジン出力が低出力状態以外にある
ときは、走行を継続するに足りる駆動力が車両に与えら
れているときである。したがって、次のP4でアイドル
信号SIDが読み込まれたか否かを判別する。読み込ま
れている場合は、アクセルペダルが踏み込まれていない
状態で、かつ、ASCDが解除されているにもかかわら
ず、エンジンが所定値以上の出力を発生し、車体に駆動
力が与えられていると判定し、P、で操作信号Setを
出力して今回の処理を終了する。そして、第3図におい
て、操作手段20は操作信号setを受けて最終燃料噴
射量Tiを補正し、インジェクタ23から噴射される燃
料量を減少させる。したがって、エンジンの出力が低下
方向に操作されるので、駆動系に伝達される駆動力を低
下させることができる。その結果、ブレーキペダルの踏
み込みによる制動力が有効に発揮され、車両はその車速
を速やかに減少して停止することができる。
一方、P2で解除信号30が読み込まれていないことに
よりASCDがセット中であることが判別されたときや
、P8でエンジン出力が所定値以下の低出力状態にある
ことが判別されたとき、あるいは、P4でアクセルペダ
ルの踏み込みが判別されたとき、の何れかに該当する場
合は、P4で操作信号ScTを解除する。
よりASCDがセット中であることが判別されたときや
、P8でエンジン出力が所定値以下の低出力状態にある
ことが判別されたとき、あるいは、P4でアクセルペダ
ルの踏み込みが判別されたとき、の何れかに該当する場
合は、P4で操作信号ScTを解除する。
このように本実施例では、アクセルペダルが踏み込まれ
ていないにも拘らず、エンジン出力が所定値以上にある
とき、エンジンの燃料供給量が減少方向に操作され、エ
ンジン出力を低下させることができる。したがって、車
両の停止を容易にして車両の走行安全性を高めることが
できる。
ていないにも拘らず、エンジン出力が所定値以上にある
とき、エンジンの燃料供給量が減少方向に操作され、エ
ンジン出力を低下させることができる。したがって、車
両の停止を容易にして車両の走行安全性を高めることが
できる。
第4.5図は本発明に係る車両の走行制御装置の第2実
施例を示す図であり、ASCDを搭載していない車両に
適用した例である。
施例を示す図であり、ASCDを搭載していない車両に
適用した例である。
なお、第4図において第2図と同一の構成部分には第2
図と同一の番号を付してその説明を省略し、また、第5
図において第3図と同一内容の処理ステップには第3図
と同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
図と同一の番号を付してその説明を省略し、また、第5
図において第3図と同一内容の処理ステップには第3図
と同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
本実施例では、第3図の全体構成で示すようにENG負
荷センサ2およびアイドルSW3からの各信号、すなわ
ち、エンジン出力信号spw、アイドル信号SI6がコ
ントロールユニット4に入力されている。コントロール
ユニット4は第4図のフ0−チャートで示す走行制御処
理プログラムを実行する。本プログラムは、前述の第1
実施例におけるプログラムとほぼ同一であるが相違する
点はP2が除かれている点と、P、′で用いられる所定
値の値が第1実施例のものと異なっている点である。す
なわち、P2を除いた理由は本実施例の車両がASCD
無搭載車両のためであり、また、所定値の値が異なって
いる点は以下の理由による。
荷センサ2およびアイドルSW3からの各信号、すなわ
ち、エンジン出力信号spw、アイドル信号SI6がコ
ントロールユニット4に入力されている。コントロール
ユニット4は第4図のフ0−チャートで示す走行制御処
理プログラムを実行する。本プログラムは、前述の第1
実施例におけるプログラムとほぼ同一であるが相違する
点はP2が除かれている点と、P、′で用いられる所定
値の値が第1実施例のものと異なっている点である。す
なわち、P2を除いた理由は本実施例の車両がASCD
無搭載車両のためであり、また、所定値の値が異なって
いる点は以下の理由による。
一般に、エンジン出力はエンジン停止時を除いてアイド
ル状態が最低である一方、出力の増大側は燃料供給量や
吸入空気量等の各種パラメータを必要に応じて操作する
ことにより任意に可変される。したがって、エンジン出
力が不本意に増大側にあるか否かをまず暫定的に判断す
るためには、エンジン出力がアイドル状態にあるか否か
を判断するとよい。このため、Ps ’ではエンジンの
アイドル回転数等から推測されたアイドル状態でのエン
ジン出力に相当する基準値を定め、この基準値をもって
所定値とし、そのときのエンジン出力が増大側にあるか
否かを暫定的に判断している。
ル状態が最低である一方、出力の増大側は燃料供給量や
吸入空気量等の各種パラメータを必要に応じて操作する
ことにより任意に可変される。したがって、エンジン出
力が不本意に増大側にあるか否かをまず暫定的に判断す
るためには、エンジン出力がアイドル状態にあるか否か
を判断するとよい。このため、Ps ’ではエンジンの
アイドル回転数等から推測されたアイドル状態でのエン
ジン出力に相当する基準値を定め、この基準値をもって
所定値とし、そのときのエンジン出力が増大側にあるか
否かを暫定的に判断している。
なお、アイドル回転数は補機負荷等の作動状況によって
変化するが、この回転数と所定値とを対応させることに
より、暫定的な判定を正確に行うことができる。
変化するが、この回転数と所定値とを対応させることに
より、暫定的な判定を正確に行うことができる。
このように本実施例ではエンジンのアイドル状態に応じ
て定められた所定値と、実際のエンジン出力とを比較し
、エンジン出力が増大側へ変化したことを判別すると、
続いてアクセルペダルが踏み込まれていないか否かを判
別し、これらの判別条件が全てYESのとき、すなわち
、アクセルペダルが踏み込まれていないにも拘らず、エ
ンジン出力が増大側にあるとき、例えばアクセル装置に
故障が発生したとしてエンジンへの燃料供給量を減少方
向に操作する操作信号Setを出力するようにしている
。したがって、本実施例でも上記故障時の車両の停止を
容易にして車両の走行安全性を高めることができる。
て定められた所定値と、実際のエンジン出力とを比較し
、エンジン出力が増大側へ変化したことを判別すると、
続いてアクセルペダルが踏み込まれていないか否かを判
別し、これらの判別条件が全てYESのとき、すなわち
、アクセルペダルが踏み込まれていないにも拘らず、エ
ンジン出力が増大側にあるとき、例えばアクセル装置に
故障が発生したとしてエンジンへの燃料供給量を減少方
向に操作する操作信号Setを出力するようにしている
。したがって、本実施例でも上記故障時の車両の停止を
容易にして車両の走行安全性を高めることができる。
第6図は本発明に係る車両の走行制御装置の第3実施例
を示す図である。なお、本実施例において操作信号SC
Tを生成するまでの部分については、第1実施例と同様
なので、その図示および説明を省略する。
を示す図である。なお、本実施例において操作信号SC
Tを生成するまでの部分については、第1実施例と同様
なので、その図示および説明を省略する。
第6図において、A/Tコントロールユニット(操作手
段)30はマイクロコンピュータ等から構成され、図示
しない各種信号、すなわち、車速信号、アクセル開度信
号、変速操作信号等に基づいて走行状態に応じた最適な
変速段を決定し、この決定した変速段を示す変速信号S
、□を自動変速機(以下、A/Tという)31に出力す
るとともに、操作信号SCTが入力されたとき、変速信
号S■Lを強制的に(N)位置にして出力する。A/T
31は変速信号S、。に従って複数のシフトバルブ(図
示せず)を0N10FFf、、油圧回路を選択的に切り
換えて複数の摩擦要素に油圧を供給し、変速信号S0L
に示された変速段を達成する。あるいは、変速信号S
sELが(N)やCP)位置を示しているときは、何れ
の変速段の達成も行わずに動力伝達系を開放する。エン
ジン32からの駆動力はA/T31内のトルクコンバー
タ33および達成された変速段を通り、変速段の変速比
に応じてトルク変換され、アウトプットシャフト34か
ら駆動系に伝達される。あるいは、動力伝達系が開放さ
れているときは、エンジンからの駆動力の伝達は行われ
ない。
段)30はマイクロコンピュータ等から構成され、図示
しない各種信号、すなわち、車速信号、アクセル開度信
号、変速操作信号等に基づいて走行状態に応じた最適な
変速段を決定し、この決定した変速段を示す変速信号S
、□を自動変速機(以下、A/Tという)31に出力す
るとともに、操作信号SCTが入力されたとき、変速信
号S■Lを強制的に(N)位置にして出力する。A/T
31は変速信号S、。に従って複数のシフトバルブ(図
示せず)を0N10FFf、、油圧回路を選択的に切り
換えて複数の摩擦要素に油圧を供給し、変速信号S0L
に示された変速段を達成する。あるいは、変速信号S
sELが(N)やCP)位置を示しているときは、何れ
の変速段の達成も行わずに動力伝達系を開放する。エン
ジン32からの駆動力はA/T31内のトルクコンバー
タ33および達成された変速段を通り、変速段の変速比
に応じてトルク変換され、アウトプットシャフト34か
ら駆動系に伝達される。あるいは、動力伝達系が開放さ
れているときは、エンジンからの駆動力の伝達は行われ
ない。
このような構成において、A/Tコントロールユニット
30に操作信号ScTが入力されると、A/Tコントロ
ールユニット30は強制的に(N)位置を選択し、(N
)位置を示す変速信号S SELをA/T31に出力す
る。したがって、A/T31は駆動系への駆動力の伝達
を行わない。
30に操作信号ScTが入力されると、A/Tコントロ
ールユニット30は強制的に(N)位置を選択し、(N
)位置を示す変速信号S SELをA/T31に出力す
る。したがって、A/T31は駆動系への駆動力の伝達
を行わない。
第7図は本発明に係る車両の走行制御装置の第4実施例
を示す図である。第7図において、35は図示を省略し
たA/T内に設けられたガバナバルブである。ガバナバ
ルブ35は所定の圧力に調圧されたライン圧を車速に応
じてコントロールし、第6図に示すように、“0”車速
で圧力が最低、所定の高車速で圧力がライン圧となるよ
うな特性のガバナ圧を出力する。これらのライン圧とガ
バナ圧は電磁切換弁36のボートs、tにそれぞれ加え
られ、電磁切換弁36には2ボ一ト2位置の単一電磁石
スプリングオフセットタイプのものが使用されている。
を示す図である。第7図において、35は図示を省略し
たA/T内に設けられたガバナバルブである。ガバナバ
ルブ35は所定の圧力に調圧されたライン圧を車速に応
じてコントロールし、第6図に示すように、“0”車速
で圧力が最低、所定の高車速で圧力がライン圧となるよ
うな特性のガバナ圧を出力する。これらのライン圧とガ
バナ圧は電磁切換弁36のボートs、tにそれぞれ加え
られ、電磁切換弁36には2ボ一ト2位置の単一電磁石
スプリングオフセットタイプのものが使用されている。
電磁切換弁36は通常、図示位置をノーマル位置として
ボー)s、を間を閉鎖し、操作信号Scアが入力される
と電磁石が作動してポートs。
ボー)s、を間を閉鎖し、操作信号Scアが入力される
と電磁石が作動してポートs。
tを開放する。
したがって、操作信号Scアが入力されると、ガバナ圧
は車速に拘らずライン圧まで高められ、ガバナ圧を受け
て作動する図示しないシフトバルブやタイミングバルブ
は、あたかも車速か所定の高車速に到達した如(動作し
、その結果、A/Tは、最上段の変速段を達成する。例
えば、3速A/Tにあっては3速を達成し、4速A/T
にあっては4速すなわちオーバードライブODを達成す
る。
は車速に拘らずライン圧まで高められ、ガバナ圧を受け
て作動する図示しないシフトバルブやタイミングバルブ
は、あたかも車速か所定の高車速に到達した如(動作し
、その結果、A/Tは、最上段の変速段を達成する。例
えば、3速A/Tにあっては3速を達成し、4速A/T
にあっては4速すなわちオーバードライブODを達成す
る。
これにより、駆動系に伝達される駆動力は最上段の変速
比に応じて小さなものとなり、車両を容易に停止させる
ことができる。なお、最上段の変速段を選択させる既設
のシフトソレノイドを操作信号SCTに基づいて直接駆
動するようにしても、当然、上記実施例と同様の効果を
得ることができる。
比に応じて小さなものとなり、車両を容易に停止させる
ことができる。なお、最上段の変速段を選択させる既設
のシフトソレノイドを操作信号SCTに基づいて直接駆
動するようにしても、当然、上記実施例と同様の効果を
得ることができる。
第9図は本発明に係る車両の走行制御装置の第5実施例
であり、本実施例は操作信号SCTに基づいてA/Tの
所定の締結要素を締結させるようにした例である。一般
にA/Tは車両の走行中、その車速やスロットルペダル
の踏み具合に基づいて変速段を選択し、この選択に際し
、遊星歯車の各部を固定したり解放したりして所定の変
速段を達成する。このような固定や解放は複数の締結要
素に選択的に油圧を供給することで行われ、油圧が供給
される締結要素は、前進か後退か、また、前進の何れの
変速段かなどによって予め定められている。例えば、後
退時に油圧が供給されて締結するロー及リバースブレー
キは、前進時には締結せず、動力の伝達軸の回転方向に
対して相対的に回転している。したがって、前進時、こ
のロー及リバースブレーキを上記伝達軸と一体回転する
部材に締結させた場合、ブレーキ力が作用して駆動系に
伝達される駆動力を小さくすることができる。
であり、本実施例は操作信号SCTに基づいてA/Tの
所定の締結要素を締結させるようにした例である。一般
にA/Tは車両の走行中、その車速やスロットルペダル
の踏み具合に基づいて変速段を選択し、この選択に際し
、遊星歯車の各部を固定したり解放したりして所定の変
速段を達成する。このような固定や解放は複数の締結要
素に選択的に油圧を供給することで行われ、油圧が供給
される締結要素は、前進か後退か、また、前進の何れの
変速段かなどによって予め定められている。例えば、後
退時に油圧が供給されて締結するロー及リバースブレー
キは、前進時には締結せず、動力の伝達軸の回転方向に
対して相対的に回転している。したがって、前進時、こ
のロー及リバースブレーキを上記伝達軸と一体回転する
部材に締結させた場合、ブレーキ力が作用して駆動系に
伝達される駆動力を小さくすることができる。
以下、第9図を参照しながら具体的な方法を説明する。
図示を省略したA/T内には、電磁切換弁37が設けら
れており、電磁切換弁37は通常、図示位置をノーマル
位置として図示しないマニュアルバルブから後退時に送
られるライン圧Bをボートy、zを介して、例えばロー
及リバースブレーキに送り、後退時、ロー及リバースブ
レーキを締結させる。一方、電磁切換弁37の閉鎖され
たボートXには走行レンジに拘らず常にライン圧Aが加
えられている。今、走行レンジが前進レンジにあるとき
、操作信号Scアが加えられると電磁切換弁37はボー
トを切り換えて連通したボートx′、y′を介し、ライ
ン圧Aをロー及リバースブレーキに供給する。これによ
り、ブレーキが作用して駆動系に伝達される駆動力を小
さくすることができる。
れており、電磁切換弁37は通常、図示位置をノーマル
位置として図示しないマニュアルバルブから後退時に送
られるライン圧Bをボートy、zを介して、例えばロー
及リバースブレーキに送り、後退時、ロー及リバースブ
レーキを締結させる。一方、電磁切換弁37の閉鎖され
たボートXには走行レンジに拘らず常にライン圧Aが加
えられている。今、走行レンジが前進レンジにあるとき
、操作信号Scアが加えられると電磁切換弁37はボー
トを切り換えて連通したボートx′、y′を介し、ライ
ン圧Aをロー及リバースブレーキに供給する。これによ
り、ブレーキが作用して駆動系に伝達される駆動力を小
さくすることができる。
第10.11図は本発明に係る車両の走行制御装置の第
6実施例を示す図である。
6実施例を示す図である。
第10図において、本実施例ではA/T39内に操作信
号S。Tの入力により作動する電磁切換弁40を設けて
いる。第11図はそのA/T39内の要部を示す図であ
る。第11図において、41はA/T39内のコントロ
ールバルブASSY (図示せず)に組み込まれたマニ
ュアルバルブである。マニュアルバルブ41は運転席に
設けられた変速レバー(図示せず)の変速操作に応動し
て図中Fで示す矢印方向に往復運動する。なお、マニュ
アルバルブ41の図示位置は、変速レバーのセレクト位
置が[N)位置にある場合を示している。マニュアルバ
ルブ41には電磁切換弁40を介して図示しないオイル
ポンプからのライン圧が供給されており、マニュアルバ
ルブ41の往復運動に伴って該ライン圧を回路A〜Dに
選択的に分配供給する。これらの回路A〜Dは、単独で
あるいは複数で各セレクト位置P。
号S。Tの入力により作動する電磁切換弁40を設けて
いる。第11図はそのA/T39内の要部を示す図であ
る。第11図において、41はA/T39内のコントロ
ールバルブASSY (図示せず)に組み込まれたマニ
ュアルバルブである。マニュアルバルブ41は運転席に
設けられた変速レバー(図示せず)の変速操作に応動し
て図中Fで示す矢印方向に往復運動する。なお、マニュ
アルバルブ41の図示位置は、変速レバーのセレクト位
置が[N)位置にある場合を示している。マニュアルバ
ルブ41には電磁切換弁40を介して図示しないオイル
ポンプからのライン圧が供給されており、マニュアルバ
ルブ41の往復運動に伴って該ライン圧を回路A〜Dに
選択的に分配供給する。これらの回路A〜Dは、単独で
あるいは複数で各セレクト位置P。
R,D、 Il、 Iに必要な油圧回路を形成し、
図外の多数の摩擦要素にライン圧を供給して所定の変速
段を達成させる。また、上記電磁切換弁40は操作手段
としての機能を有し、2ポート(a、b)2位置の単一
電磁石スプリングオフセットタイプのものが使用されて
いる。電磁切換弁40は通常、図示位置をノーマル位置
としてライン圧をマニュアルバルブ41に供給している
が、操作信号Scアが入力されると、電磁石が作動して
ボートa、 bを閉鎖する。したがって、操作信号S
CTが入力されると、マニュアルバルブ41へのライン
圧が遮断され、少なくとも走行レンジに係る回路A−D
へのライン圧供給が禁止されて図外の摩擦要素の係合が
解かれる。その結果、全ての摩擦要素が解放してニュー
トラル状態となり、駆動系への駆動力の伝達が行われな
い。
図外の多数の摩擦要素にライン圧を供給して所定の変速
段を達成させる。また、上記電磁切換弁40は操作手段
としての機能を有し、2ポート(a、b)2位置の単一
電磁石スプリングオフセットタイプのものが使用されて
いる。電磁切換弁40は通常、図示位置をノーマル位置
としてライン圧をマニュアルバルブ41に供給している
が、操作信号Scアが入力されると、電磁石が作動して
ボートa、 bを閉鎖する。したがって、操作信号S
CTが入力されると、マニュアルバルブ41へのライン
圧が遮断され、少なくとも走行レンジに係る回路A−D
へのライン圧供給が禁止されて図外の摩擦要素の係合が
解かれる。その結果、全ての摩擦要素が解放してニュー
トラル状態となり、駆動系への駆動力の伝達が行われな
い。
第12.13図は、本発明の第7実施例を示す図である
。
。
第12.13図において、エアチャンバ45内には2つ
のスロットルバルブ46.47が設けられている。
のスロットルバルブ46.47が設けられている。
スロットルバルブ46は図示しないスプリングによって
通常エアチャンバ45を閉成する方向に付勢され、ブー
IJ48に取り付けられたスロットルワイヤー49を介
して図外のアクセルペダルによって開閉操作される。ま
た、スロットルバルブ47は図示しないスプリングによ
って通常エアチャンバ45を開成する方向に付勢され、
ブーIJ50に取り付けられたスロットルワイヤー51
を介して操作信号SCtの印加により調歩動作をするス
テッピングモータ(操作手段)52により開閉操作され
る。
通常エアチャンバ45を閉成する方向に付勢され、ブー
IJ48に取り付けられたスロットルワイヤー49を介
して図外のアクセルペダルによって開閉操作される。ま
た、スロットルバルブ47は図示しないスプリングによ
って通常エアチャンバ45を開成する方向に付勢され、
ブーIJ50に取り付けられたスロットルワイヤー51
を介して操作信号SCtの印加により調歩動作をするス
テッピングモータ(操作手段)52により開閉操作され
る。
すなわち、操作信号SCTが入力されると、ステッピン
グモータ52はスロットルバルブ47を閉成方向に操作
し、これにより、エンジン53への吸入空気が減少して
エンジン53は急激にその出力を低下させる。したがっ
て、本実施例によっても駆動系への駆動力の伝達を低下
させることができる。
グモータ52はスロットルバルブ47を閉成方向に操作
し、これにより、エンジン53への吸入空気が減少して
エンジン53は急激にその出力を低下させる。したがっ
て、本実施例によっても駆動系への駆動力の伝達を低下
させることができる。
なお、上記各実施例ではアクセルペダルが踏まれていな
い場合で、かつ、エンジンの出力が所定の低出力状態に
ないとき、以下の何れかの方法を用いて駆動系に伝達さ
れる駆動力を減少方向に操作しているが、 (I)エンジンへの燃料供給を減少あるいは停止する、 (n)ニュートラル位置を強制的に選択する、(’1l
l)車速に拘らずガバナ圧をライン圧まで高める、 (IV)ロー及リバースブレーキを締結してブレーキ力
を発生する、 (V)マニュアルバルブへのライン圧を遮断し、油圧回
路をニュートラルレンジ相当に置く、(Vl)エンジン
への吸入空気を遮断あるいは減少させる、 このような方法の他に、例えば、 (■)ロックアンプ付のA/Tの場合、操作信号S、ア
に従ってロックアツプソレノイド等を作動させることに
より、ロックアツプクラッチを働かせてトルクコンバー
ターのトルクアンプ作用をなくし、駆動系への駆動力を
低下させることができる。また、 (■)所定のデユーティ信号により作動してライン圧を
可変することができるライン圧ソレノイドを備えたA/
Tの場合、操作信号S。Tに従ってデユーティ信号のデ
ユーティ比を変え、ライン圧を最低圧まで低下させるこ
とにより、A/Tの伝達トルク容量を減少させることが
でき、駆動系への駆動力を小さくすることができる。
い場合で、かつ、エンジンの出力が所定の低出力状態に
ないとき、以下の何れかの方法を用いて駆動系に伝達さ
れる駆動力を減少方向に操作しているが、 (I)エンジンへの燃料供給を減少あるいは停止する、 (n)ニュートラル位置を強制的に選択する、(’1l
l)車速に拘らずガバナ圧をライン圧まで高める、 (IV)ロー及リバースブレーキを締結してブレーキ力
を発生する、 (V)マニュアルバルブへのライン圧を遮断し、油圧回
路をニュートラルレンジ相当に置く、(Vl)エンジン
への吸入空気を遮断あるいは減少させる、 このような方法の他に、例えば、 (■)ロックアンプ付のA/Tの場合、操作信号S、ア
に従ってロックアツプソレノイド等を作動させることに
より、ロックアツプクラッチを働かせてトルクコンバー
ターのトルクアンプ作用をなくし、駆動系への駆動力を
低下させることができる。また、 (■)所定のデユーティ信号により作動してライン圧を
可変することができるライン圧ソレノイドを備えたA/
Tの場合、操作信号S。Tに従ってデユーティ信号のデ
ユーティ比を変え、ライン圧を最低圧まで低下させるこ
とにより、A/Tの伝達トルク容量を減少させることが
でき、駆動系への駆動力を小さくすることができる。
あるいは上記(1)〜(■)までを適当に組み合わせる
と駆動力をより減少させることができるので好ましい。
と駆動力をより減少させることができるので好ましい。
さらに、エンジンへの排気ガス還流(いわゆるE G
R: exhaust gas vecirculat
ion)量を増大方向に操作したり、点火時期を最遅周
側に補正したり、過給器エンジンにあっては該過給器の
過給圧を低下させたり、排気ガス通路の面積を絞り込ん
でエンジンの排圧を上昇させたりしてもエンジンの出力
が低下するので、駆動系に伝達される駆動力を減少方向
に操作することができる。
R: exhaust gas vecirculat
ion)量を増大方向に操作したり、点火時期を最遅周
側に補正したり、過給器エンジンにあっては該過給器の
過給圧を低下させたり、排気ガス通路の面積を絞り込ん
でエンジンの排圧を上昇させたりしてもエンジンの出力
が低下するので、駆動系に伝達される駆動力を減少方向
に操作することができる。
あるいは、エンジンの運転状態に応じてインテークマニ
ホールドの長さや断面積を可変し、トルクの増大を図る
ことが可能ないわゆる可変吸気コントロールシステムを
備えた車両にあっては、該動作シーケンスを逆にするこ
とでエンジン出力を低下させることができる。例えば、
低中速域ではインテークマニホールドの長さを短く、ま
た断面積を大きくして、吸気慣性(脈動)効果を妨げ、
一方、高速域ではインテークマニホールドの長さを長く
、また断面積を小さくして吸気抵抗を増大させる。この
ようにして、エンジン出力が低下するので、駆動系に伝
達される駆動力を減少方向に操作することができる。
ホールドの長さや断面積を可変し、トルクの増大を図る
ことが可能ないわゆる可変吸気コントロールシステムを
備えた車両にあっては、該動作シーケンスを逆にするこ
とでエンジン出力を低下させることができる。例えば、
低中速域ではインテークマニホールドの長さを短く、ま
た断面積を大きくして、吸気慣性(脈動)効果を妨げ、
一方、高速域ではインテークマニホールドの長さを長く
、また断面積を小さくして吸気抵抗を増大させる。この
ようにして、エンジン出力が低下するので、駆動系に伝
達される駆動力を減少方向に操作することができる。
なお、一般に、エンジンの吸気バルブ閉時期が早いと低
中速域の吸入効率が向上し、閉時期が遅いと高速域の吸
入効率が向上し、トルク向上を図れることが知られてい
る。そして、この原理を応用したものにいわゆる可変バ
ルブコントロールシステムがあり、このコントロールシ
ステムはエンジンの回転数や負荷に応じて吸気バルブの
閉時期を切換えている。そこで、このようなコントロー
ルシステムを備えた車両にあっては、例えば、低中速域
にあるとき、吸気バルブの閉時期を遅くし、高速域にあ
るとき閉時期を速くすることで、エンジンの出力を低下
することができる。すなわち、このようにしても駆動系
に伝達される駆動力を減少方向に操作することができる
。
中速域の吸入効率が向上し、閉時期が遅いと高速域の吸
入効率が向上し、トルク向上を図れることが知られてい
る。そして、この原理を応用したものにいわゆる可変バ
ルブコントロールシステムがあり、このコントロールシ
ステムはエンジンの回転数や負荷に応じて吸気バルブの
閉時期を切換えている。そこで、このようなコントロー
ルシステムを備えた車両にあっては、例えば、低中速域
にあるとき、吸気バルブの閉時期を遅くし、高速域にあ
るとき閉時期を速くすることで、エンジンの出力を低下
することができる。すなわち、このようにしても駆動系
に伝達される駆動力を減少方向に操作することができる
。
(発明の効果)
本発明によれば、アクセルペダルを踏み込んでいないに
も拘らず、アクセル装置や定速走行装置の故障によりエ
ンジン出力が低下しない場合、駆動系に伝達される駆動
トルクを減少方向に操作ずることができ、ブレーキペダ
ル等を操作して車両を速やかに、かつ、容易に停止させ
ることができる。
も拘らず、アクセル装置や定速走行装置の故障によりエ
ンジン出力が低下しない場合、駆動系に伝達される駆動
トルクを減少方向に操作ずることができ、ブレーキペダ
ル等を操作して車両を速やかに、かつ、容易に停止させ
ることができる。
したがって、車両の走行安全性を高めることができる。
第1図は本発明の基本概念図、
第2.3図は本発明に係る車両の走行制御装置の第1実
施例を示す図であり、 第2図はその全体構成図、 第3図はその走行制御プログラムのフローチャート、 第4.5図は本発明に係る車両の走行制御装置の第2実
施例を示す図であり、 第4図はその要部構成図、 第5図はその走行制御プログラムのフローチャート、 第6図は本発明に係る車両の走行制御装置の第3実施例
を示すその要部構成図、 第7.8図は本発明に係る車両の走行制御装置の第4実
施例を示す図であり、 第7図はそのガバナバルブを中心とした要部油圧系統図
、 第8図はそのライン圧とガバナ圧を説明するためのグラ
フ、・ 第9図は本発明に係る車両の走行制御装置の第5実施例
を示すその要部油圧系統図、 第10.11図は本発明に係る車両の走行制御装置の第
6実施例を示す図であり、 第10図はその要部構成図、 第11図はそのマニュアルバルブを中心とした要部油圧
系統図、 第12.13図は本発明に係る車両の走行制御装置の第
7実施例を示す図であり、 第12図はその要部構成図、 第13図はその要部斜視図である。 2・・・・・・ENG負荷センサ(出力検出手段)、3
・・・・・・アイドルSW(ペダル操作検出手段)、4
・・・・・・コントロールユニット(信号出力手段)、
20・・・・・・操作手段、 30・・・・・・A/Tコントロールユニット(操作手
段)、 36.37.40・・・・・・電磁切換弁(操作手段)
、52・・・・・・ステッピングモータ(操作手段)。
施例を示す図であり、 第2図はその全体構成図、 第3図はその走行制御プログラムのフローチャート、 第4.5図は本発明に係る車両の走行制御装置の第2実
施例を示す図であり、 第4図はその要部構成図、 第5図はその走行制御プログラムのフローチャート、 第6図は本発明に係る車両の走行制御装置の第3実施例
を示すその要部構成図、 第7.8図は本発明に係る車両の走行制御装置の第4実
施例を示す図であり、 第7図はそのガバナバルブを中心とした要部油圧系統図
、 第8図はそのライン圧とガバナ圧を説明するためのグラ
フ、・ 第9図は本発明に係る車両の走行制御装置の第5実施例
を示すその要部油圧系統図、 第10.11図は本発明に係る車両の走行制御装置の第
6実施例を示す図であり、 第10図はその要部構成図、 第11図はそのマニュアルバルブを中心とした要部油圧
系統図、 第12.13図は本発明に係る車両の走行制御装置の第
7実施例を示す図であり、 第12図はその要部構成図、 第13図はその要部斜視図である。 2・・・・・・ENG負荷センサ(出力検出手段)、3
・・・・・・アイドルSW(ペダル操作検出手段)、4
・・・・・・コントロールユニット(信号出力手段)、
20・・・・・・操作手段、 30・・・・・・A/Tコントロールユニット(操作手
段)、 36.37.40・・・・・・電磁切換弁(操作手段)
、52・・・・・・ステッピングモータ(操作手段)。
Claims (8)
- (1)a)エンジン出力を検出する出力検出手段と、b
)アクセルペダルが踏み込まれていないことを検出する
ペダル操作検出手段と、 c)アクセルペダルが踏み込まれていない場合で、かつ
、エンジンの出力が所定の低出力状態にないとき、駆動
系に伝達される駆動力を低下させる低下信号を出力する
信号出力手段と、 d)信号出力手段からの低下信号に従って、駆動系に伝
達される駆動力を減少方向に操作する操作手段と、 を備えたことを特徴とする車両の走行制御装置。 - (2)前記操作手段は、低下信号に従って自動変速機の
ライン圧を最低ライン圧に変えることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の車両の走行制御装置。 - (3)前記操作手段は、走行レンジ位置で駆動系に動力
を伝達する所定の軸に対して相対的に回転する自動変速
機の締結要素を、該軸に締結させることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の車両の走行制御装置。 - (4)前記操作手段は、自動変速機のギア位置を最上段
に切り換えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の車両の走行制御装置。 - (5)前記操作手段は、自動変速機のロックアップクラ
ッチを作動させることを特徴とする特許請求の範囲第1
項から第4項までの何れかに記載の車両の走行制御装置
。 - (6)前記操作手段は、自動変速機のギア位置をニュー
トラル位置に切り換えることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の車両の走行制御装置。 - (7)前記操作手段は、エンジンの吸入空気量を減少方
向に操作することを特徴とする特許請求の範囲第1項か
ら第5項までの何れかに記載の車両の走行制御装置。 - (8)前記操作手段は、エンジンへの燃料供給量を減少
方向に操作することを特徴とする特許請求の範囲第1項
から第5項まで、あるいは第7項の何れかに記載の車両
の走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25045587A JPH085345B2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 車両の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25045587A JPH085345B2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 車両の走行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0192553A true JPH0192553A (ja) | 1989-04-11 |
JPH085345B2 JPH085345B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17208131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25045587A Expired - Lifetime JPH085345B2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 車両の走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085345B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0874147A2 (en) | 1997-04-25 | 1998-10-28 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Control apparatus for an internal combustion engine |
CN102529957A (zh) * | 2010-11-02 | 2012-07-04 | 福特全球技术公司 | 车辆启动的预测 |
-
1987
- 1987-10-02 JP JP25045587A patent/JPH085345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0874147A2 (en) | 1997-04-25 | 1998-10-28 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Control apparatus for an internal combustion engine |
US6047679A (en) * | 1997-04-25 | 2000-04-11 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Control apparatus for an internal combustion engine |
CN102529957A (zh) * | 2010-11-02 | 2012-07-04 | 福特全球技术公司 | 车辆启动的预测 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH085345B2 (ja) | 1996-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3685149B2 (ja) | 車両用駆動制御装置 | |
JP4228789B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
US6908413B2 (en) | Driving control apparatus for vehicle and driving control method for vehicle | |
EP1452781B1 (en) | Transmission control device, transmission control method and computer program product | |
JPH09256883A (ja) | エンジンおよび自動変速機の一体制御装置 | |
US20080146412A1 (en) | Vehicular power outputting apparatus and method thereof | |
JPH11198686A (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
CA2313284C (en) | Driving motor stopping unit | |
WO2015056382A1 (ja) | 変速制御装置および変速制御方法 | |
JP3012542B2 (ja) | 自動変速機のキックダウン制御方法とその装置 | |
US5123389A (en) | Controlling system for vehicle-carried internal combustion engine | |
JPS604433A (ja) | 自動変速装置 | |
US8620541B2 (en) | Vehicle driving-force control device | |
JPH0192553A (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JPH0989091A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP3550956B2 (ja) | 車両用駆動力制御装置 | |
JP2523450B2 (ja) | エンジンのスロツトル弁制御装置 | |
JP2527323Y2 (ja) | 車両の駆動力制御装置 | |
JP6677780B1 (ja) | 車両制御装置 | |
JP2903538B2 (ja) | 内燃エンジンのアイドル回転数制御方法 | |
JP2607553B2 (ja) | エンジンのスロットル弁制御装置 | |
JPS61232932A (ja) | 自動変速装置の変速制御方法 | |
JPS62233429A (ja) | 自動車用エンジンの吸気装置 | |
JPH0867174A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2933730B2 (ja) | エンジンの制御装置 |