JPH0192097A - 多刃スライサにおける被加工物送り装置 - Google Patents

多刃スライサにおける被加工物送り装置

Info

Publication number
JPH0192097A
JPH0192097A JP24591787A JP24591787A JPH0192097A JP H0192097 A JPH0192097 A JP H0192097A JP 24591787 A JP24591787 A JP 24591787A JP 24591787 A JP24591787 A JP 24591787A JP H0192097 A JPH0192097 A JP H0192097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
workpiece
belt
conveyor
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24591787A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hirota
弘田 厚
Fumio Shinohara
篠原 史雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAITO KK
Original Assignee
HAITO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAITO KK filed Critical HAITO KK
Priority to JP24591787A priority Critical patent/JPH0192097A/ja
Publication of JPH0192097A publication Critical patent/JPH0192097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 〈産業上の利用分野〉 本発明は、軟質で強い外力が加わると変形し易いもの、
たとえばハム、ソーセージ、肉、サンドウィッチまたは
それらに類似した被加工物を多刃型スライサに対して送
り込むための自動搬送装置に関する。
〈従来の技術〉 従来使用されている多刃型スライサは、たとえば特公昭
47−17831号公報とか米国特許第4308778
号明細書などに記載されているように、往復動するブツ
シャをスライサの刃の前(入口)側に設備し、被加工物
を前記刃の前方に装入すると共に、前記ブツシャを操作
して、これをスライサの刃に対して押送するようにして
スライスするものが多い。
この場合は、被加工物をスライスし終った後にブツシャ
を旧位置に戻すための時間および、その後、被加工物を
ブツシャ前面に装入する時間だけ、スライサの作動に対
しロス時間が生じ、送り装置の性能が仕様容量を制約し
てスライサの加工能力を充分に発揮させることができな
いという問題がある。
その問題点を改良する為、スライサの刃の前側に設けた
一対のサイドベルトコンベヤの間に被加工物を挟んで、
これらを連続的にスライサに送り込む方式も知られてい
るが、この方法は被加工物の形が略々一定であって、外
部押圧力に対し、あまり変形しないもの、たとえば食パ
ンなどのような被加工物に限り、使用可能なものである
。(第7図の平面図参照) また、他の食パン用スライサの例としては、連続的に駆
動されている二列のテエンコンベヤに複数個のブツシャ
を取付け、食パンを1個宛ブツシャの前側に供給して、
これを搬送し、スライサの前面においてブツシャを垂直
方向に下降させ、次に搬送されてくる食パンを介して、
その前側の被搬送加工物を刃側に押送し、スライスする
ような装置も行われている。
この方式の場合も、コンベヤ上で搬送される被加工物相
互の間隔が略々1個分位空いているので加工サイクルに
待ち時間が生じること、次の被加工物を介して前側の被
加工物を刃側に押送するため、少し位押圧しても変形し
ない物品でないと加工の対象物とし難いという問題があ
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで本件発明の目的は、不定形で、かつ強い外力によ
り変形し易い被加工物、例えばサンドウィッチ等のスラ
イス作業を多刃型スライサを用い1連続的に、かつ確実
に行えるようにし、以てスライスの加工能率を飛躍的に
向上させることができる、スライサにおける被加工物送
り装置を提供しようとするものである。
さらに、他の目的は、牛肉、豚肉、ターキープL/Xト
(Turkey Breast ) 、 vバー等の不
定形で、高さ(丈)が場所によって異なる被加工物を、
上、下面から密に押えながら多刃型スライサの刃面に確
実に、また待ち時間を与えず送り込み、単位の被加工物
が、それ自体完全にスライスされる迄、送り装置が保持
するようにした被加工物連続送り装置を供給することに
ある。
口 発明の構成 く問題点を解決するための手段〉 本件発明は、上述目的を達成するために、以下に述べる
ような構成要件を具備する。
(1)一側に刃先を備えたブレード状刃を複数枚、同ピ
ッチで相互に平行して張設して成る各二グループのくし
状刃を、−刃側のグループのくし歯状に並設したブレー
ド状刃と刃の中間に、他方側のグループのくし歯状のブ
レード状刃が、それぞれ位置するよう配置し、前記各グ
ループに属するブレード状刃が多刃の長手方向に沿って
相互に反対方向に移動するようにした多刃スライサにお
いて、その被加工物の入口側の下方および上方に、それ
ぞれ多数条の巾狭ベルトを懸架して成る一対の多列ベル
トコンベヤを対向して設け、前記コンベヤベルトの送り
方向先端部を、いずれも前記ブレード状刃の間を通して
出口側迄突設させ、各ベルト列をブレード状刃と交叉せ
しめると共に、前記一対の多列コンベヤの対向するベル
ト列を同一方向に駆動させ、また、前記多列ベルトから
成るコンベヤ搬送面が相互に近接するようベルトコンベ
ヤ機構を付勢することにより、上、下のベルト間に被加
工物を挟持して連続的に、くし状刃方向に送り込むよう
にしたことを特徴とする多刃スライサにおける被加工物
送り装置。
(2)上方の8は、数条宛を−グループとする複数個の
ベルトコンベヤを並設したものから成り、それぞれのグ
ループのベルトコンベヤハ相互に独立してスプリングな
どの付勢により、その先端部を下方の多列ベルトコンベ
ヤの被加工物搬送面に向って押し付けるようにし、被加
工物の形、大きさに応じ、各グループのコンベヤが、そ
れぞれ上昇または下降して一定以上の圧で被加工物を挟
持しながら、これをブレード状刃の方向に送り込むよう
にしたことより成る上記第(1)項記載の多刃スライサ
における被加工物送り装置。
〈作  用〉 各しく状刃を、そのブレード状刃の長平方向に移動でき
るように機枠に支持して、これに、例tばコネクチング
ロッドを介してクランク機構を連結し、同機構を回転さ
せることによって、各くし状刃を相互に、かつ反対方向
に上、下柱復動させ、スライサを構成する。
前記スライサの前側、すなわち被加工物送り込み側に、
上、下一対の多数条のベル)1懸架して構成した多列ベ
ルトコンベヤ搬送面をスライサ刃先に交叉するよう設置
し、対向するベルト面をスライサの刃先方向に移動させ
るよう駆動する一方、その先端部をブレード状刃と刃の
間を通して、その出口側まで延長させ、前記ブレード状
刃を、ベルトとベルトとの間の空間を通して上、下方向
に往復移動させる。
前記上側のコンベヤは、複数条のベルトを懸架した一組
(グループ)のベルトコンベヤを複数台並設したものか
ら成り、その各々のグループのコンベヤは、それぞれば
ね付勢などにより、その送り方向先端部が下側多列コン
ベヤの被加工物搬送面方向に押圧されるようトルクが与
えられているが、しかしストッパに規制され、一定以下
には降下しないよう設ける。
また、上記上側多列コンベヤは、それとは別に全体的に
上、下方向に移動可能で、これにより上、下コンベヤの
物品搬送面間の間隔を被加工物の大きさに応じて任意に
調節することができる。勿論、この事は下側多列コンベ
ヤの取付位置を調節することによっても可能であること
は明らかで、被加。
上物の高さ(丈または厚さ)に応じ、多列コンベヤベル
トが適宜な圧力で被加工物に接触し、これを確実に搬送
するより・にしている。上述した条件の許で、ハム、ソ
ーセージ、肉または、それらに類似した不定形の被加工
物を連続的に下側多列ベルトコンベヤの搬送面に装入、
載置するときは、同加工物がスライサの刃先方向に搬送
されるに従って、上側のベルトコンベヤが被加工物の大
きさ、形状に応じて、各別に、かつ隙間なく、その上側
面を押圧し、かくして不定形の被加工物でも上、下のコ
ンベヤベルトが所要の押圧力のもとに効果的に保持し、
これらを連続してスライサに送り込むため、スライス作
業が正確に、また遊び時間が無く行われ、その加工能率
を飛躍的に向上させる。
また、上、下一対の多列ベルトコンベヤの被加工物送り
込み端部が各ブレード状刃と交叉して、その出口個迄延
長している為、単位の被加工物が、それ自体完全にスラ
イスされるまでコンベヤベルトが当該被加工物を保持、
搬送するので、軟かな変形し易い被加工物に対するスラ
イスも正確に、かつ能率的に行うことができる。
く実 施 例〉 以下に、好適な一実施例に基いて本件発明の具体的構成
を説明するが、下記実施例の構造は必ずしも本件発明技
術を制約するものではなく、本件発明出願当時の当業界
における技術レベルの範囲内での設計変更、部材の変形
・置換等を施したものも含めて、当然本件発明の技術的
範囲に属するものである。
第1図は、本件発明の多刃スライサにおける被加工物送
り装置の一実施例の平面図を示し、図中、1はスライサ
機枠、3は上部カバーで、その下部に一対のくし歯状の
刃より成るスライサ機構が設けられている。7は、上部
の多列コンベヤを示す。
17は、その入口側被加工物搬入用乎ベルトコンペヤ、
1うは出口側製品搬出用平ベルトコンベヤで、それぞれ
はスライド案内金具加、加を機枠1に対して摺動させ、
前記コンベヤ全体をスライサ刃面に対して離し、または
接近するような調節を行うようにしている。
第2図は、第1図のA−A線に沿う要部の拡大側断面図
であって、図中、1は機枠、2は機枠上面に取付けた左
、右のサイドフレームで、同フレーAの上側端を、それ
ぞれ上部カバー3によって連結し、枠構造を形成する。
4は、前側に刃先を持った多数枚のブレード状刃5を1
上、下方向に相互に平行で、かつ等間隔に緊張・懸架す
る入口側刃枠、4は同じく前側に刃先を有する多数枚の
ブレード状刃5を、上、下方向に相互に平行で、かつ等
間隔に緊張・懸架した出口側刃枠で、これら刃枠4.4
の下部は、それぞれ機枠1に組付けた昇降軸案内用軸受
9.9に摺動自在に軸支された昇降軸8.8の上端部と
座金およびナラ)1−介して連結している。前記昇降軸
8.8の下端は、図示してないクランクピンおよびコネ
クチングロッドに連結されていて、前記軸8.8″はク
ランク軸の回転により、それぞれ軸受9.9′に案内さ
れ上、下方向に往復運動をし、それに伴なって刃枠4.
4を互に反対方向に上、下往復動させる。10、10は
、サイドフレーム2の内側に取付けた刃枠両側に突設し
た刃枠案内軸受11.11に軸支・摺接することにより
、昇降軸8.8と共同してサイドフレーム2内側で刃枠
4.4を互に平行で、しかも相互に反対方向に上、下往
復動することができるよう案内している。
入口側刃枠4の内側に上、下方向に多数枚のブレード刃
5を平行かつ等間隔に緊張・懸架するため、その枠下部
にはブレード状刃5の下端に設けた突起部を、それぞn
係止するフック金具12を、枠上部には、それに対応し
てブレード状刃5の上端に設けられた突起部を係合して
上方に引張り上げるためのスライド自在のフック状引張
り金具13の係合溝な同一ピッチで形成する。前記引張
り金具13の上部には、これと一体のねじ杆14が設け
てあって、前記ねじ杆14は枠上部に組付けられた案内
金具の穿設孔に挿通された後、スプリングを嵌着して調
節ナラ)15を螺合し、前記ナツトを回動することによ
りブレード状刃5の張設強さを調整するようにしている
前記刃枠4のくし歯状刃は、上記のブレード状刃増付構
造に対し、前記刃5を、それぞれ等間隔で刃枠4の上、
下辺に組付けることにより形成される。同様にして出口
側刃枠4のくし歯状刃も組立てられている事はいう迄も
ない。ただし・、入口側刃枠4のくし歯状刃と出口側刃
枠4のくし歯状刃とは被加工物送り込み(前側)方向、
または出口側方向から、みたとき相互に半ピッチ宛、横
方向に取付位相がずれており、また、そのブレード状刃
5の刃先は、すべて前側を向いて各刃枠4.4に組付け
である。
16は、左右のサイドフレーム2の入口側に、取付けら
れたコンベヤ支持用アーム、16は出口側のコンベヤ支
持用アームを示す。17は入口側平ベルトコンベヤで図
示してない駆動ローラとアジャスタを有する先端金具と
の間に懸架され、ギヤモータにより矢印方向に駆動され
て被加工物を多列コンベヤ側に、かつスライサ方向に送
り込む。17ハ出口側平ベルトコンベヤで、同じく矢印
方向に駆動され、スライス済みの製品を機械から排出さ
せる。
nは、上部多列コンベヤ7を支承する左右サイドフレー
ム、乙は、サイドフレーム乙の各上端部を連結する上板
、24ハ、上部多列コンベヤ7の駆動ローラ軸35を回
動自在に軸支し、サイドフレーム乙の内側に上、下方向
に摺動可能に組付けられた保持金具。
29ハ、ベベルギヤ軸で、ハンドルを軸端に着脱して必
要に応じ同軸を回転することができる。
園は、ベベルギヤ軸四の端部付近に、それぞれ固着され
た二個のベベルギヤ、31ハ、前記ベベルギヤIに噛合
い、かつ上、下動調節軸32の上端に固着されているベ
ベルギヤで、前記上、下動調節軸32には、下方側にリ
ードねじが切られていて、ここにナツトが螺合している
。上記構造により、ベベルギヤ軸29ヲ回動すると、ベ
ベルギヤI、31、上、下動調節軸32を介して、ナツ
トすなわち保持金具24を上、下方向に移動させること
ができる。
あは、多列コンベヤ7の巾の狭いベルト42の駆動ロー
ラ軸で、保持金具別に設けた軸受によって回動自在に軸
支されている。
36は複数個に分離された各上部多列コンベヤのフレー
ムを保持する一対の金具で、一端に設けた軸受部によっ
て駆動軸35に回動自在に保持され、その各一対より成
るフレーム保持金具36の前(入口)側に延出したスプ
リング引掛は金具38に、スプリング46ヲ係止して前
記金具38、すなわちフレーム保持金具36ヲ図で駆動
軸あに対し時計回り方向に揺動するようトルクを与えて
いる。
39は分離した上部多列コンベヤの各々のコンベヤフレ
ームで、保持金具36の他端部に取付けられ、その出口
方向側にはベルトアジャスタ金具およびベルト案内金具
40が保持される。
前記ベルト案内金具40には、リターン側に狭い巾のベ
ルト42の通る複数条の溝を備えベルト42の片寄りを
防止すると共に、その端部に並列するブレード状刃5の
間を通って出口側に延長するベルト先端部材41ヲ保持
している。ベルト先端部材41は、プラスチック成形品
で、コンベヤ先端ローラの機能を果し、ここにベルト4
2ヲ滑らせてリターンさせると共に、ベルトの通る所の
中間部分に刃5を案内するスリットを設けてブレード状
刃5のガイドをし、かつ、上部多列コンベヤ7の各先端
部を刃5の間に入り込ませて配置するように構成されて
いる。
43は、左右の保持金具24を結ぶ軸で、分離された多
列コンベヤの数だけタップ孔が軸43に直角に穿孔され
、回礼に、ねじ込まれたボルト44の先端をスプリング
引掛は金具38に当接するようにして、各多列コンベヤ
先端部の傾斜限界を調節する。
45は左右の保持金具Uの間に取付けられたスプリング
調節金具で、スプリング46の調節ボルト47、取付用
溝を備えている。スプリング46はは引掛は金具38と
調節ボルト45との間に緊張・懸架されて各々の多列コ
ンベヤの先端部を最下端の位置に保持し、被加工物の丈
の高い部分が上、下多列コンベヤの間に入り込んで来る
と、スプリング46が伸びて、その部分の上部多列コン
ベヤ先端は、図で二点鎖線に示す位置に上昇し、下部多
列コンベヤ6との間で全面的に接触して被加工物を挟持
しながら、これを上、下柱復動しているブレード状刃5
に送り込み、スライスする。
47は、引張りスプリング46の引張強さを調節して結
局、被加工物に対するコンベヤの挟持力を調整するため
の調節ボルト。
48は、下部多列コンベヤベルト受板で入口側コンベヤ
架台の上部に取付けられている。
49は、下部多列コンベヤ駆動ローラ軸5oヲ軸支する
軸受部で、51は軸5oに取付けられた下I 部へベルト/コンベヤ6の駆動ローラ、53は、下部多
列コンベヤ6を形成する巾の狭いベルトで、矢印方向に
駆動されている。
54は、ベルト案内金具で、コンベヤベルト受板48に
取付けられ、リターン側にベルト案内用ノ多数条の溝を
備え、ベルト先端部材55を保持している。
55は、プラスチック成形のベルト先端部材で、巾狭の
ベルト53ヲ滑らせてリターンさせると共に、ベルトの
通る所の中間に、ブレード状刃5のピッチに応じた多数
条のスリットを設け、刃5を案内をすると共に、多列コ
ンベヤベルト6の先端がブレード状刃5の間に入り込む
ように構成している。
第3図は、第2図中のB−B線に漬って切断して示す要
部平断面図で、図中、5は、ブレード状刃、19は入口
側コンベヤ架台、加は前記架台19のスライド案内金具
を示し、同金具は架台19全体を、くし状刃の刃先から
離したり、接近させる際の案内となる。
冴は、上部多列コンベヤ7の駆動軸35ヲ回転自在に軸
受5した、サイドフレームの内側に上、下方向に摺動可
能に取付けられた保持金具、26は前記保持金具24の
上、下摺動の案内用角材でサイドフレームの内側に取付
けられている。
nは、左右の保持金具24を連結し、それら’& −体
として上、下動させるための連結金具、四は、ベベルギ
ヤ軸で、同軸に固着したベベルギヤ刃および上、下用ね
じ軸およびナツトを連動せしめ左右の保持金具24ヲ同
時に並行して上、下動させるためのものである。
36は、複数個に分離された各々の上部多列コンベヤフ
レームを保持する金具で軸受によりコンベヤ駆動ローラ
軸あ上に回動自在に保持されている。
39は、分離した上部多列コンベヤの各々のコンベヤフ
レームで、前記保持金具36に取付けである。
本実施例の場合には上部多列コンベヤ7は、図示のよう
にa、b、c、dおよびeの各グループに分離され、そ
れぞれのグループの駆動ローラには巾の狭いベル)42
1E3.4.4.4および2条宛懸架され、コンベヤが
形成されている。各グループを構成する巾の狭いベルト
42の駆動方向およびその速さは、すべて同一であるが
、駆動軸あを中心とする図面で下向きの揺動トルクは各
グループ毎、独立に作動する。
第4図は、第2図中のC−C線に涜って切断した要部正
面図で、図中、17は、入口側平ベルトコンベヤ、19
は入口側コンベヤ架台、加は架台19のスライド案内金
具を示す。
21は、ベルト滑り板で、コンベヤ架台19に取付けら
れ、平ベル)17が、その表面を滑って移動するように
されている。
nは、上部多列コンベヤ7用の左右のサイドフレーム、
23は前記左右のフレーム乙の上端部を連結する上板、
24ハ、上部多列コンベヤ7の駆動ローラ軸35ヲ回動
自在に軸受5し、サイドフレームnの内側に上、下柄動
可能に組付けられた保持金具、あは、保持金具冴の上、
下摺動の案内用角材で、サイドフレームn内側に取付け
られている。
nは、左右の保持金具24を連結し、それらを一体内に
上、下摺動させるための連結金具。
あは左、右のサイドフレームnの上端部を相互に連結す
る上板n上に立設し、ベベルギヤ軸29を軸支するハウ
ジング、30id、前記軸四の両端付近に、それぞれ固
着したベベルギヤで、同ギヤは上板23ヲ貫通し垂直方
向に軸支された、保持金具の左、右の上、下用軸32の
上端に固着したベベルギヤ31と噛合い、ギヤ軸29ヲ
、その軸端においてノ1ンドルを嵌着して回転させると
、ギヤ軸四、ベベルギヤ刃、31および左右の上、下用
軸32が連動して、結局、上部多列コンベヤ7の駆動軸
35を軸支する左、右の保持金具24ヲ、上、下方向に
摺動させ、それによって上、下の多列コンベヤ間の間隔
を被加工物の大きさに応じて広・狭に調節することがで
きる。その機構は、次のとおりである。
上板乙に垂直に軸支された上下用軸32の下部にはリー
ドねじか切ってあって、そのねじ軸にナツト讃が回転を
規制された状態で螺合し、前記ナツト調の上、下面を囲
んで保持金具Uから伸びた蛙又金具33が設けられてい
るため、上、下用軸32が回転しナツト34が同軸に清
って軸方向に上、下動すると、それに伴なって蛙又金具
33を介して保持金具24がサイド7ノームnに対し上
、下方向に摺動・変位するように設けである。
駆動ローラ軸35の一端は保持金具24の軸支部を貫通
して外方に伸び、その端部にスプロケット52を固着し
、チェーンを介して原動機の出力軸に連動せしめ、上部
多列コンベヤ7を総体的に駆動するようにしている。3
6は、複数個に分離された各上部多列コンベヤフレーム
を保持する各一対の金具で、その端部を、それぞれ駆動
軸あに回動自在に軸支し、図示されてない、ばねによっ
て付勢して、各多列コンベヤの先端部を下方多列コンベ
ヤの物品搬送面方向に押圧するように設けである。
37は、複数個に分離された上部多列コンベヤ駆動ロー
ラ軸ローラぞれ駆動ローラ軸間にキー止めされ、その周
面には上部多列コンベヤを形成する巾の狭いベルト42
をそれぞれ張設・懸架する溝部を複数条形成する。図示
実施例では、上部の多列コンベヤはa−eの各グループ
より成り、各グループはベルト張設数に応じた巾の駆動
ローラ37を備えて、各グループは、それぞれ独立的に
駆動ローラ軸あの回りに揺動可能に組付けである。
なお、本実施例ではaグループには巾の狭いベルト42
″f:3条、b−dグループにはベルト42を4条、e
グループにはベルト42が2条、それぞれ配設しである
が、本件発明の目的からみれば、前記中の狭いベルトの
配分は、これに限られるものでない事は明らかである。
第5図は、第2図におけるD−D線に沿う要部平断面図
であって、図中、netサイドフレーム、4および4は
くし歯状刃の入口側枠および出口側枠、5は、ブレード
状刃、17は、入口側平ベルトコンベヤ、17ハ出口側
平ベルトコンベヤ、19は入口側コンベヤ架台、20ハ
、その案内金具、21ハ平ベルト滑り板、49は、ロー
ラ駆動軸5oの軸受部材。51は、駆動軸50にキー止
めされている多列コンベヤ駆動ローラ、52は駆動軸5
o端に固着された駆動ギヤ、53は、駆動口・−ラ5i
とベルト先端部材との間に張設・懸架した複数条の巾の
狭いベルトを示す。
第6図は、第2図中のE−E線に沿う一部正断面図で、
図中、上部多列コンベヤ7と下部多列コンベヤ6との間
に挟まれた物品が被加工物で、やや軟質で不定形の肉、
レバーのよう彦ものである。
上、下方向に並設されている刃はブレード状刃5で、一
つ宛飛び越して、長平方向に相互に反対方向に往復動し
ている。41は上部多列コンベヤ7の先端部材で、それ
ぞれ巾の狭いベルト42ヲ嵌着・滑動する溝が並設され
ている。上部多列コンベヤは、図示のとおりa −eの
各グループに分割され、各グループは、それぞれ独立し
て被加工物の上側面を押圧しながら、これを搬送する為
、被加工物の形が不定形で丈が不同であっても、下部多
列コンベヤとの間で隙間なく挟持して、確実にスライサ
に送り込むことができる。
53は、下部多列コンベヤ6を形成する巾の狭いベルト
、55は、プラスチック成形のベルト先端部材で、同部
材に並設した溝に巾の狭いベルト53ヲ懸架・滑合させ
リターンさせると共に、ベルト53の通る所の中間にブ
レード状刃5のピッチに応じて多数条のスリットを削設
して、ここを刃5の案内とし、多列コンベヤベルト6の
先端部がくし状刃の間に入り込むように設けである。
以上、説明した本件発明の一実施例の各構成の作動の大
要は前く作用〉の項に記載したとおりであるから説明は
省略する。
なお、本発明の上述実施例は、いわゆる多刃レシプロス
ライサに設置した被加工物連続送り装置の場合について
、その構成を述べてきたが、設置の対象となるスライサ
は必ずしも上記のものに限られず、多数枚のエンドレス
グレード状の刃を上、下のドラムに欅掛けした、いわゆ
るバンドスライサに本発明装置を付設しても同等の作用
、効果を奏し得ることは勿論である。
さらに、サンドウィッチを、その対角線にスライスする
ことと、平行にスライスするのを単一の機械で行うスラ
イサに設置しても同効で、その他、各種の応用分野にお
いてスライスの加工能率向上のために利用することが期
待される。
ハ 発明の効果 以上のとおりであるから、本件発明によれば多刃型スラ
イサにおいて、軟質かつ不定形の被加工物を連続的に切
刃に送り込むことによって、従来装置にみられるような
被加工物送り込み時に発生する待ち時間を短縮または零
にすることができ、スライス装置それ自体の容量を変え
ることなしにスライス加工の能率を飛躍的に向上させる
被加工物連続送り装置を開発することができた。
また、牛肉、豚肉、ターキープレスト、レバー等、やや
軟質で不定形またはハム、ソーセージ等やや軟質の被加
工物をも、隙間なく上、下面から押えて確実に刃先側に
搬送し、さらに、多列コンベヤの先端部を、くし歯状刃
の出口個迄延長して設けたから、単位の被加工物が完全
にスライスされる迄、送り装置が被加工物を確保するよ
うになるので、スライス加工の精度が保たれ、単位時間
当りの処理能力を倍増することができる多刃型スライス
の送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図に、本件発明の多刃スライサにおける被加工物送
り装置の一実施例の平面図、第2図は第1図におけるA
−A線に清う要部の拡大側断面図、第3図は、第2図中
のB−B線に涜って切断して示す要部平断面図、第4図
は、同じ<C−C線に沿って切断した要部正面図、第5
図は、同様D −D線に沿う要部平断面図、第6図も同
じく、E−E線に清う一部正断面図で、第7図は、従来
使用されている食パンなどの定形被加工物に対する多刃
スライサの送り装置の平面図を示す。 l・・・機枠、      2・・・サイドフレーム、
3・・・上部カバー、  4.4・・・刃枠、5・・・
ブレード状刃、 6・・・下部多列コンベヤ、7・・・
上部多列コンベヤ、 8.8・・・昇降軸、  9・・・昇降軸軸受、12・
・・フック金具、  13・・・フック状引張り金具、
I4・・・引張りねじ棒、 15・・・調節ナツト、1
6、16・・・コンベヤ支え用アーム、17.17・・
・平ベルトコンベヤ、 18、18・・・コンベヤ先端金具、 19・・・コンベヤ架台、 加・・・スライド案内金具
、21・・・ベルト滑り板、 n・・・多列コンベヤの左右のサイドフレーム、n・・
・上板、     瀕・・・保持金具、5・・・軸受、
     5・・・保持金具案内用角材、n・・・保持
金具の連結金具、 田・・・軸受部材、    29・・・ベベルギヤ軸、
1131・・・ベベルギヤ、 32・・・保持金具上、下用軸、 33・・・蛙又金具、    あ・・・ナツト、あ・・
・多列コンベヤ駆動軸、 36・・・フレーム保持金具、 37・・・上部多列コンベヤ駆動ローラ、38・・・ス
プリング引掛は金具、 39・・・上部多列コンベヤの各フレーム、40・・・
ベルト案内金具、 41・・・コンベヤ先端部材、42
・・・上部多列コンベヤの巾の狭いベルト、43・・・
タップ孔貫通軸、 44・・・調節ボルト、45・・・
スプリング調節金具、 46・・・引張りスプリング、 47・・・スプリング調節ボルト、 48・・・下部多列コンベヤベルト受板、49・・・下
部多列コンベヤ駆動軸受、50・・・下部多列コンベヤ
駆動軸、 51・・・下部多列コンベヤ駆動ローラ、52・・・ギ
ヤ、 53・・・下部多列コンベヤの巾の狭いベルト、54・
・・ベルト案内金具、 55・・・ベルト先端部材。 代理人 弁理士 永 1)浩 − 第1図 Z5      Z6  ?4  19   どす第4
図 第5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一側に刃先を備えたブレード状刃を複数枚、同ピッ
    チで相互に平行して張設して成る各二グループのくし状
    刃を、一方側のグループのくし歯状に並設したブレード
    状刃と刃の中間に、他方側のグループのくし歯状のブレ
    ード状刃が、それぞれ位置するよう配置し、前記各グル
    ープに属するブレード状刃が各刃の長手方向に沿つて相
    互に反対方向に移動するようにした多刃スライサにおい
    て、その被加工物の入口側の下方および上方に、それぞ
    れ多数条の巾狭ベルトを懸架して成る一対の多列ベルト
    コンベヤを対向して設け、前記コンベヤベルトの送り方
    向先端部を、いずれも前記ブレード状刃の間を通して出
    口側迄突設させ、各ベルト列をブレード状刃と交叉せし
    めると共に、前記一対の多列コンベヤの対向するベルト
    列を同一方向に駆動させ、また前記多列ベルトから成る
    コンベヤ搬送面が相互に近接するようベルトコンベヤ機
    構を付勢することにより、上、下のベルト間に被加工物
    を挟持して連続的に、くし状刃方向に送り込むようにし
    たことを特徴とする多刃スライサにおける被加工物送り
    装置。 2 上方の多列コンベヤは、数条宛を一グループとする
    複数個のベルトコンベヤを並設したものから成り、それ
    ぞれのグループのベルトコンベヤは、相互に独立してス
    プリングなどの付勢により、その先端部を下方の多列ベ
    ルトコンベヤの被加工物搬送面に向つて押し付けるよう
    にし、被加工物の形、大きさに応じ、各グループのコン
    ベヤが、それぞれ上昇または下降して一定以上の圧で被
    加工物を挟持しながら、これをブレード状刃の方向に送
    り込むようにしたことより成る特許請求の範囲第1項記
    載の多刃スライサにおける被加工物送り装置。
JP24591787A 1987-10-01 1987-10-01 多刃スライサにおける被加工物送り装置 Pending JPH0192097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24591787A JPH0192097A (ja) 1987-10-01 1987-10-01 多刃スライサにおける被加工物送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24591787A JPH0192097A (ja) 1987-10-01 1987-10-01 多刃スライサにおける被加工物送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0192097A true JPH0192097A (ja) 1989-04-11

Family

ID=17140760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24591787A Pending JPH0192097A (ja) 1987-10-01 1987-10-01 多刃スライサにおける被加工物送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0192097A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233988A (ja) * 2000-12-06 2002-08-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd チューブ状体切断装置、および切断機
GB2392824A (en) * 2002-03-13 2004-03-17 Aew Eng Co Ltd Slicer having upper and lower conveyors, and claw
JP2010082772A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Nantsune:Kk 食品スライサ
EP3400115B1 (en) 2017-01-04 2023-02-15 Provisur Technologies, Inc. Configurable in-feed for a food processing machine

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233988A (ja) * 2000-12-06 2002-08-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd チューブ状体切断装置、および切断機
GB2392824A (en) * 2002-03-13 2004-03-17 Aew Eng Co Ltd Slicer having upper and lower conveyors, and claw
GB2392824B (en) * 2002-03-13 2004-08-25 Aew Eng Co Ltd Improved foodstuff slicing machine
JP2010082772A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Nantsune:Kk 食品スライサ
EP3400115B1 (en) 2017-01-04 2023-02-15 Provisur Technologies, Inc. Configurable in-feed for a food processing machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5271304A (en) Automatic food slicing machine
US8109065B2 (en) Automated method for placing sliced food stacks in packages
US4163406A (en) Centering device for feeding articles to a food slicer
KR101041470B1 (ko) 식품 슬라이서
US3855889A (en) Slicer
US3886827A (en) Bread slicing machine
EP2777897B1 (en) Industrial slicer
US3668821A (en) Cutting and wrapping machine
US3089526A (en) Machine for slicing meat
JPH0192097A (ja) 多刃スライサにおける被加工物送り装置
EP0251742A2 (en) Method and apparatus for handling and processing food piece slices
EP1855850A1 (en) A method and apparatus for cutting objects into fixed portions
US5338250A (en) Plate deboner
US7364504B2 (en) Apparatus and method for producing controlled portions of meat products
KR20200063931A (ko) 식품 슬라이서 및 냉동육 덩어리용 슬라이서
US4770092A (en) Apparatus for separating potato flesh from a potato half
US3886858A (en) Food trimming
US3236128A (en) Superposed conveyors with rack and pinion driven reciprocating cutter
CN115213951A (zh) 一种肉类食品自动切片加工装置
US6003417A (en) Indexer for moving food along a processing line in a precise manner
JP2011005601A (ja) 食品切断装置
DE29720348U1 (de) Aufschneidemaschine für Lebensmittelriegel
US4621572A (en) Apparatus for processing fava beans having pods and seeds
JPH08309694A (ja) 食品スライサ
JP2600008B2 (ja) スライサー