JPH019012Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019012Y2 JPH019012Y2 JP1983133411U JP13341183U JPH019012Y2 JP H019012 Y2 JPH019012 Y2 JP H019012Y2 JP 1983133411 U JP1983133411 U JP 1983133411U JP 13341183 U JP13341183 U JP 13341183U JP H019012 Y2 JPH019012 Y2 JP H019012Y2
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- Japan
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- pad
- carrier
- color
- blood
- test piece
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は血液診断用分析試験片に関するもので
ある。
ある。
（従来技術）
血液あるいは尿等の体液診断用分析試験片は、
所謂ドライケミストリーとして、通常体液中のあ
る成分を分析するために必要な一定組成の試薬を
含有する試験紙、布、スポンジ、有機多孔物また
は無機多孔物等の吸水性パツドと、これを担持す
るホルダー、ストリツプ状フイルムまたは硬質紙
等の担体とから構成される。
所謂ドライケミストリーとして、通常体液中のあ
る成分を分析するために必要な一定組成の試薬を
含有する試験紙、布、スポンジ、有機多孔物また
は無機多孔物等の吸水性パツドと、これを担持す
るホルダー、ストリツプ状フイルムまたは硬質紙
等の担体とから構成される。
しかして、パツドの色は主にその含有する試薬
による白色、類白色あるいは淡彩色のものが多
い。このため、人体等の指先、耳朶、踵等から穿
刺により流出させた血液を試験用パツドに滴下す
る場合、ややもするとその位置を一瞬見失なつた
り、あるいは位置の識別に時間がかかるという問
題があつた。このように、血液をパツド上に滴下
するまでに時間を要する場合は、血液を凝固状態
に陥らせたり、更には測定に必要十分なる血液を
パツド全面に均等に滴下することを阻害する原因
となり、正確なデータが得られないという恐れに
つながる。
による白色、類白色あるいは淡彩色のものが多
い。このため、人体等の指先、耳朶、踵等から穿
刺により流出させた血液を試験用パツドに滴下す
る場合、ややもするとその位置を一瞬見失なつた
り、あるいは位置の識別に時間がかかるという問
題があつた。このように、血液をパツド上に滴下
するまでに時間を要する場合は、血液を凝固状態
に陥らせたり、更には測定に必要十分なる血液を
パツド全面に均等に滴下することを阻害する原因
となり、正確なデータが得られないという恐れに
つながる。
特に糖尿病患者は定期的に血糖値を調べて病状
を把握する必要があるが、糖尿病にはしばしば視
力障害が併発し、そのため老人や中程度以上の糖
尿病患者が血糖値を医師等の手によらず、所謂セ
ルフモニタリングする場合、試験片のパツドの位
置を識別し難いことは重大な問題であつた。
を把握する必要があるが、糖尿病にはしばしば視
力障害が併発し、そのため老人や中程度以上の糖
尿病患者が血糖値を医師等の手によらず、所謂セ
ルフモニタリングする場合、試験片のパツドの位
置を識別し難いことは重大な問題であつた。
（考案の目的）
本考案は目の不自由な患者にも使用し易い体
液、特に血液診断用分析試験片を提供するもので
ある。
液、特に血液診断用分析試験片を提供するもので
ある。
（考案の構成）
本考案の分析試験片は、分析試薬を含有するパ
ツドの周辺の担体表面を色分けして、パツドの位
置を見分け易くしたことを特徴とする。
ツドの周辺の担体表面を色分けして、パツドの位
置を見分け易くしたことを特徴とする。
パツドの周辺の担体表面の色分けは、パツドの
色彩に対し反対色あるいは濃厚色で着色すること
により行なう。パツドは通常白色、類白色あるい
は淡彩色であるから、それと反対の暗く濃い色彩
を用いるとパツドの見分けが容易である。着色は
パツド周辺の担体全面でも一部でも差支えない。
さらに、色分けは着色によりパツドの位置を示す
矢印や図形を描くか、あるいはパツド周辺の一部
を矢印状に抜いて残りの担体表面全体を着色する
方法で行なつても有利である。着色は印刷等の任
意の方法で行ないうる。また、着色剤中に螢光剤
を混入させて識別を容易にすることも有利であ
る。
色彩に対し反対色あるいは濃厚色で着色すること
により行なう。パツドは通常白色、類白色あるい
は淡彩色であるから、それと反対の暗く濃い色彩
を用いるとパツドの見分けが容易である。着色は
パツド周辺の担体全面でも一部でも差支えない。
さらに、色分けは着色によりパツドの位置を示す
矢印や図形を描くか、あるいはパツド周辺の一部
を矢印状に抜いて残りの担体表面全体を着色する
方法で行なつても有利である。着色は印刷等の任
意の方法で行ないうる。また、着色剤中に螢光剤
を混入させて識別を容易にすることも有利であ
る。
（実施例）
次に実施例に基づいて本考案をさらに詳しく説
明する。
明する。
実施例 １
第１図Ａ、Ｂに本考案の試験片１の一実施例の
平面図および側断面図を示す。本例においては、
長方形の厚紙製担体３の中央よりややずらして
紙製パツド２を置き、該パツド２の位置を示すた
め、その両側の担体表面に色分け矢印４，４を向
い合せて緑色に印刷した。パツド２は血糖値分析
用の試薬として０−トリジンやグルコースオキシ
ダーゼ等が含まれており淡い黄色を呈するが矢印
４によりその位置が担体上で明瞭になり、血液を
パツド上に滴下するのが容易になるだけでなく、
使用前に手で触れてパツド部を汚染する危険も防
がれる。
平面図および側断面図を示す。本例においては、
長方形の厚紙製担体３の中央よりややずらして
紙製パツド２を置き、該パツド２の位置を示すた
め、その両側の担体表面に色分け矢印４，４を向
い合せて緑色に印刷した。パツド２は血糖値分析
用の試薬として０−トリジンやグルコースオキシ
ダーゼ等が含まれており淡い黄色を呈するが矢印
４によりその位置が担体上で明瞭になり、血液を
パツド上に滴下するのが容易になるだけでなく、
使用前に手で触れてパツド部を汚染する危険も防
がれる。
実施例 ２
第２図に本考案の試験片の他の実施例を示す。
本例はパツド２の両側付近の担体表面４′，４′を
緑色に色分け着色した例である。
本例はパツド２の両側付近の担体表面４′，４′を
緑色に色分け着色した例である。
実施例 ３
第３図に本考案の試験片のさらに別の実施例を
示す。本例においては、パツド２は長方形の担体
３の端部に設け、担体表面のパツドとの境界付近
に２本の色分け矢印４，４を黒色に印刷した。
示す。本例においては、パツド２は長方形の担体
３の端部に設け、担体表面のパツドとの境界付近
に２本の色分け矢印４，４を黒色に印刷した。
実施例 ４
第４図にさらに別の実施例を示す。本例におい
ては、パツド２を担体３の端部に設け、パツド２
の設けられていない担体表面を全て黒色に塗りつ
ぶした。
ては、パツド２を担体３の端部に設け、パツド２
の設けられていない担体表面を全て黒色に塗りつ
ぶした。
実施例 ５−11
第５図ないし第１１図に本考案の夫々実施例５
ないし１１の分析試験片を示す。
ないし１１の分析試験片を示す。
第５図は色分けを網目模様で行なつた例、第６
図は色分けを白抜き矢印４″，４″で行なつた例、
第７図はホルダー状の担体３′にパツド２を嵌め
込んでなる試験片の該パツド周辺のホルダ−表面
全体に着色を施した例、第８図ないし第１０図は
第７図同様の試験片における他の実施例、第１１
図はパツド２の位置を示すためにその片側（図中
右側）の担体表面に色分け矢印４を緑色に印刷し
た例である。
図は色分けを白抜き矢印４″，４″で行なつた例、
第７図はホルダー状の担体３′にパツド２を嵌め
込んでなる試験片の該パツド周辺のホルダ−表面
全体に着色を施した例、第８図ないし第１０図は
第７図同様の試験片における他の実施例、第１１
図はパツド２の位置を示すためにその片側（図中
右側）の担体表面に色分け矢印４を緑色に印刷し
た例である。
（考案の効果）
本考案の分析試験片は、特に目の不自由な糖尿
病患者が自己の血糖値を定期的にセルフモニタリ
ングする際に、血液を滴下すべきパツドの位置を
容易に識別できるから、血液が滴下前に凝固して
測定結果を不正確にしたり、再度血液を採取して
測定を繰返す等の不都合がない。また、パツドの
位置が分り易いからこの部分を手で触れて汚す等
の不都合も解消された。
病患者が自己の血糖値を定期的にセルフモニタリ
ングする際に、血液を滴下すべきパツドの位置を
容易に識別できるから、血液が滴下前に凝固して
測定結果を不正確にしたり、再度血液を採取して
測定を繰返す等の不都合がない。また、パツドの
位置が分り易いからこの部分を手で触れて汚す等
の不都合も解消された。
第１図ＡおよびＢは夫々本考案の一実施例の平
面図および側断面図を表わし、第２図ないし第６
図は本考案の他の実施例の平面図を表わし、第７
図ＡおよびＢは、夫々本考案の他の実施例の平面
図および側断面図を表わし、第８図ないし第１１
図は本考案の他の実施例の平面図を表わす。 １……試験片、２……パツド、３，３′……担
体、４，４′，４″……色分け。
面図および側断面図を表わし、第２図ないし第６
図は本考案の他の実施例の平面図を表わし、第７
図ＡおよびＢは、夫々本考案の他の実施例の平面
図および側断面図を表わし、第８図ないし第１１
図は本考案の他の実施例の平面図を表わす。 １……試験片、２……パツド、３，３′……担
体、４，４′，４″……色分け。
Claims (1)
- 分析用試薬を含有するパツドとこれを固定する
ホルダー、ストリツプ状フイルムまたは硬質紙よ
りなる担体とから構成される血液診断用分析試験
片において、パツドの周辺の担体表面を色分けし
てパツドの位置を見分け易くした分析試験片。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13341183U JPS6041859U (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 血液診断用分析試験片 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13341183U JPS6041859U (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 血液診断用分析試験片 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041859U JPS6041859U (ja) | 1985-03-25 |
| JPH019012Y2 true JPH019012Y2 (ja) | 1989-03-10 |
Family
ID=30300948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13341183U Granted JPS6041859U (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 血液診断用分析試験片 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041859U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141359A (ja) * | 1974-08-09 | 1976-04-07 | Hoechst Ag |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP13341183U patent/JPS6041859U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141359A (ja) * | 1974-08-09 | 1976-04-07 | Hoechst Ag |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041859U (ja) | 1985-03-25 |
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