JPH018987Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH018987Y2
JPH018987Y2 JP13835282U JP13835282U JPH018987Y2 JP H018987 Y2 JPH018987 Y2 JP H018987Y2 JP 13835282 U JP13835282 U JP 13835282U JP 13835282 U JP13835282 U JP 13835282U JP H018987 Y2 JPH018987 Y2 JP H018987Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
drive
sprocket
leg portion
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13835282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5942944U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13835282U priority Critical patent/JPS5942944U/ja
Publication of JPS5942944U publication Critical patent/JPS5942944U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH018987Y2 publication Critical patent/JPH018987Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、工業用原料や製品等の分析に用いら
れる試料採取設備の分析試料採取カツターに係
り、さらに詳しくは、該カツターの駆動装置の改
良に関するものである。
[従来の技術] 一般に原料や製品等の受渡しに当つて分析が必
要な場合は、母集団、即ち受入れ又は払い出しロ
ツトを代表する試料を正確に採取する必要があ
る。この場合、通常ベルトコンベヤー等による輸
送途中において、一次試料の採取が行なわれる。
上記ロツトを代表する一次試料を採取するために
は、ベルトコンベヤー等の落口において原料等を
水平方向にカツテイングし、一次試料を採取して
これを縮分し、分析試料とする。
第1図、第2図及び第3図は本考案が実施され
る製鉄用主原料の試料採取設備の一例を示すもの
で、第1図は全体構造を模式的に示した斜視図、
第2図は平面図、第3図は第2図のA−A断面図
である。
主原料Mは上部ベルトコンベヤー(図示せず)
より、矢印で示すようにサンプラ架台1に設けら
れた落下口2に落下し、下部ベルトコンベヤー
(図示せず)に移載される。
試料の採取にあたつては、試料採取用カツター
3(以下カツターという)を、水平かつ正逆方向
に移動幅lの範囲で落下口2上を反復移動させ、
落下する主原料Mのカツテイングサンプリングを
行なう。採取された試料は、カツター3に付設さ
れたカツターシユート4内を破線矢印方向に移動
して取出され、固定の一次試料シユート5を経て
縮分装置(図示せず)により縮分され、分析用に
供される。
この場合、主原料Mの物理的性状あるいは母集
団、即ち輸送バツチの大きさ等によつて試料の採
取量を変更したいときは、カツター3の取入口に
設けられたカツテイング扉6を開閉することによ
り、カツテイング断面積を調節するか、又はカツ
ター3の移動速度を変えることにより行なうこと
ができる。
次に、上記のような試料採取設備におけるカツ
ター3の駆動装置について説明する。
8はサンプラ架台1の両側に設けれたレール、
7はカツター3の両側に設けられたカツター台
で、これから垂下したフレーム23内には、レー
ル8を挟んで上下に車輪9,9が設けられてい
る。(第4図b参照) 10は可変速モータ、11はその出力軸に連結
された電磁クラツチブレーキ、12は減速機、1
3は両側駆動軸で、減速機12の出力側と両側駆
動軸13にはスプロケツト19,19aが取付け
られれており、両者はチエン20で連結されてい
る。
14は両側駆動軸13の端部に結合されたプラ
ンマーブロツク、15は走行用駆動部、16は遊
びスプロケツト16aの支持部、17は従動スプ
ロケツト17aの支持部で、プランマーブロツク
14にはスプロケツト19bが、また走行用駆動
部15にはスプロケツト19c,21がそれぞれ
装着されており、スプロケツト19b,19c間
にはチエン20aが懸架され、スプロケツト21
と従動スプロケツト17aとの間には、遊びスプ
ロケツト16aを介してチエン22が掛けられて
いる。
第1図のAはカツター3の駆動制御部で、その
詳細を第4図及び第5図に示す。
第4図及び第5図において、22は駆動スプロ
ケツト21と従動スプロケツト17a間に掛けら
れたエンドレスのチエン、24はチエン22の外
側に設けられた駆動ローラ、24aはチエン22
の内側において駆動ローラ24と同軸上に設けら
れたガイドローラである。
26はカツター台7の下面に装着された係止部
材で、フレーム23側にはガイド壁27,28に
よりガイドローラ24aが嵌入される溝25が形
成されており、一方のガイド壁27の前面上方に
はチエン22の幅より若干広い間隔で第1の係止
片29が設けられている。
また他方のガイド壁28の前面下方には、係止
片29と平行位置に第2の係止片30が設けられ
ている。
次に作用を説明する。
モータ10を駆動すると、その回転はスプロケ
ツト21に伝えられ、スプロケツト21を第4図
aの矢印イ方向に回転する。
スプロケツト21が回転すると第5図aに示す
ように駆動ローラ24が係止片29に当接し、カ
ツター台7、したがつてカツター3を矢印ロ方向
に押圧し、移動させる。
そして駆動ローラ24がスプロケツト21の上
死点付近に達すると駆動ローラ24は係止片29
から外れるため、カツター3はその位置で停止す
る。
引続きスプロケツト21が回転すると、両ロー
ラ24,24aは案内溝25にガイドされて下方
に移動し、第5図bに示すように駆動ローラ24
が他方の係止片30に当接する。
スプロケツト21の回転に伴ない駆動ローラ2
4は係止片30、したがつてカツター3を矢印ハ
方向に移動させる。
カツター3が移動して駆動ローラ24が第1
図、第2図の従動スプロケツト17aの下死点付
近に達すると係止片30から外れ、カツター3は
その位置で停止する。
従動スプロケツト17aが回転して駆動ローラ
24が上死点付近に達すると再び係止片29と係
止し、カツター3は第5図aの矢印ロ方向に走行
させる。
このようにして、カツター3はスプロケツト2
1の回転に伴つて第1図のlの間を往復運動し、
試料を採取する。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のように構成したカツターの従来の駆動装
置は機構的に優れているが、カツター3の移動に
あたつては駆動ローラ24に荷重が集中し、その
上係止片29,30に対する係止と解除が頻繁に
行なわれて片押えとなるため、チエン22に捩れ
を生じ駆動が不円滑になるばかりでなく、各部に
故障が発生し易いという問題があつた。
本考案は上記の課題を解決するためになされた
もので、カツターを長期に亘つて円滑に往復運動
させることのできる分析試料採取カツターを得る
ことを目的としたものである。
[問題を解決するための手段] 本考案に係る分析試料採取カツターは、上部ベ
ルトコンベヤーと下部ベルトコンベヤーとの間に
配設され、レール上に搭載されて往復運動するカ
ツターにより前記上部ベルトコンベヤーから下部
コンベヤーへ移載される原料等の試料採取を行な
う設備において、 可逆に回転可能な駆動源と、該駆動源の出力を
前記カツターの駆動スプロケツトに伝達する伝動
機構と、同軸上に設けられたガイドローラと駆動
ローラを備え前記駆動スプロケツトと従動スプロ
ケツトの間に掛けられたエンドレスのチエンと、
前記ガイドローラが嵌入される案内溝を形成した
第1の脚部と、該第1の脚部と前記チエンの幅よ
りやや広い間隔を隔てて配設され、前記駆動ロー
ラが挟持される第2の脚部とを一体的に結合して
なり、前記カツターの下部に取付けられた駆動部
材とを備えたものである。
[作用] 駆動源により駆動スプロケツトを回転させ、両
ローラを第1、第2の脚部に当接させてカツター
を一方向に移動させる。両ローラが駆動スプロケ
ツトの上死点付近に達したとき駆動スプロケツト
を停止させ、カツターを停止させる。ついで駆動
源を反対方向に回動させてカツターを他方向に移
動させる。この動作を繰返すことによりカツター
は往復運動を行なう。
[実施例] 本考案の実施例を第6図及び第7図に基いて説
明する。
第6図aは本考案実施例の正面図、bはそのC
−C断面図、第7図はその要部斜視図である。
図において、32,33は下部が円型に形成さ
れて脚部34,35及び36,37が設けられた
円型部材で、脚部36と37との間には案内溝2
5が形成されており、固定部材31の両面に装着
されて駆動部材30が構成され、固定部材31を
介してカツター台7に固定されている。
固定部材31の下部には、円型部材32,33
の円形部に対応した円型の切除部が形成されてお
り、円型部材32,33の脚部34,35と3
6,37との間には、チエン22に装着された駆
動ローラ24とガイドローラ24aがそれぞれ挟
持されている。また、本考案においては、スプロ
ケツト19の駆動源に可逆モータ又は逆転クラツ
チ付モータが使用されている。
上記の様に構成された本考案において、いま例
えば可逆モータを正方向(矢印イ方向)に回転す
ると、ローラ24,24aはスプロケツト21に
駆動されて第8図aの矢印ロ方向に移動し、カツ
ター3はローラ24,24aに当接する脚部3
4,36により矢印ロ方向に押圧され移動する。
ローラ24,24aの中心がスプロケツト21
の上死点付近に達すると可逆モータを停止させ、
カツター3をその位置で停止させる。
次に可逆モータを反対方向に回転させると、ロ
ーラ24,24aはスプロケツト21に駆動され
て矢印ハ方向に移動し、他方の脚部35,37を
押してカツター3を矢印ハ方向に移動させる。
このようにしてカツター3は第1図のl間を正
逆方向に走行し、試料のカツテイングサンプルを
行なう。
上記の説明では、円型部材32,33と固定部
材31とにより駆動部材30を構成した場合につ
いて説明したが、駆動ローラ24を挟持する脚部
とガイドローラをガイドする案内溝を備えたもの
であればこれらを一体に構成するなど、適宜変更
することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案は駆動
ローラとガイドローラとをそれぞれ駆動部材の脚
部で挟持させ、可逆回転する駆動源を用いて駆動
スプロケツトを可逆に回転させ、両ローラが荷重
を負担してカツターを往復運動させるようにした
ので、チエンが捩れたりするおそれがなく、長期
に亘つて確実にカツターを駆動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は試料採取設備の一例を全体構造を模式
的に示した斜視図、第2図は平面図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図aは第1図のA部分
の正面図、bはそのB−B断面図、第5図a,b
はその作用説明図、第6図aは本考案実施例要部
の正面図、bはそのC−C断面図、第7図は駆動
部材の実施例の斜視図、第8図は作用説明図であ
る。 図において、3:カツター、8:レール、9:
車輪、10:モータ、17a:従動スプロケツ
ト、19,19a,19c:スプロケツト、2
0,20a,22:チエン、21:駆動スプロケ
ツト、24:駆動ローラ、24a:ガイドロー
ラ、25:案内溝、30:駆動部材、34,3
5:第2の脚部、36,37:第1の脚部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部ベルトコンベヤーと下部ベルトコンベヤー
    との間に配設され、レール上に搭載されて往復運
    動するカツターにより前記上部ベルトコンベヤー
    から下部コンベヤーへ移載される原料等の試料採
    取を行なう設備において、 可逆に回転可能な駆動源と、該駆動源の出力を
    前記カツターの駆動スプロケツトに伝達する伝動
    機構と、同軸上に設けられたガイドローラと駆動
    ローラを備え前記駆動スプロケツトと従動スプロ
    ケツトの間に掛けられたエンドレスのチエンと、
    前記ガイドローラが嵌入される案内溝を形成した
    第1の脚部と、該第1の脚部と前記チエンの幅よ
    りやや広い間隔を隔てて配設され、前記駆動ロー
    ラが挟持される第2の脚部とを一体的に結合して
    なり、前記カツターの下部に取付けられた駆動部
    材とを備えたことを特徴とする分析試料採取カツ
    ター。
JP13835282U 1982-09-14 1982-09-14 分析試料採取カツタ− Granted JPS5942944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13835282U JPS5942944U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 分析試料採取カツタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13835282U JPS5942944U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 分析試料採取カツタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942944U JPS5942944U (ja) 1984-03-21
JPH018987Y2 true JPH018987Y2 (ja) 1989-03-10

Family

ID=30310455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13835282U Granted JPS5942944U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 分析試料採取カツタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5942944U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5942944U (ja) 1984-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4692110A (en) Apparatus for stretching plastic dough
US2753039A (en) Conveyor construction
JP2540286B2 (ja) 型鋼製作設備
CN110182573B (zh) 一种新型皮带机清扫装置
US4444077A (en) Flying saw apparatus
CN110713032B (zh) 一种旋转式桑叶铺料设备
JPH018987Y2 (ja)
US3342018A (en) Delidding and conveying mechanism
US2802431A (en) Pastry cutting machine
CN111357788A (zh) 饼干整理浇注撒料一体化生产装置
CN114261688A (zh) 一种具有除尘功能的皮带输送机
US4165645A (en) Drive means for ore samplers and the like
JPH0219063B2 (ja)
JPS6251850B2 (ja)
CN219602565U (zh) 一种门板转运机构
CN210312236U (zh) 一种机械加工用输送装置
JPH0541670Y2 (ja)
JPS6136525Y2 (ja)
JPH0232923Y2 (ja)
JPS6136881B2 (ja)
US6044617A (en) Dough packing machine with tiltable spoons
JPS62157822U (ja)
US4320842A (en) Magnetic separator
CN117798985A (zh) 一种根茎类中药材一体加工装置
JPS581445Y2 (ja) 梱包物の方向転換装置