JPH018963Y2 - - Google Patents

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JPH018963Y2
JPH018963Y2 JP12708982U JP12708982U JPH018963Y2 JP H018963 Y2 JPH018963 Y2 JP H018963Y2 JP 12708982 U JP12708982 U JP 12708982U JP 12708982 U JP12708982 U JP 12708982U JP H018963 Y2 JPH018963 Y2 JP H018963Y2
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control box
magnetic needle
measuring machine
probe
coordinate measuring
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は座標測定機の遠隔操作装置、特に測定
台上に配置された被測定物に沿つてプローブをモ
ータにて各軸方向に移動させ、被測定物の寸法を
測定する座標測定機を遠隔操作する装置の改良に
関するものである。 複雑な形状の被測定物の寸法を正確に測定する
座標測定機が周知であり、二次元あるいは三次元
測定機として種々の産業分野に利用されている。 第1図には周知の三次元座標測定機が示され、
図において測定台10上には被測定物12が測定
容易な位置に載置されており、該被測定物12に
対してプローブ14を所定の測定点で接触させ、
この時のプローブ14の座標位置を読み取ること
により被測定物12の寸法を高精度に測定するこ
とができる。このプローブ14をXYZ軸方向に
任意に移動させるために、測定機にはX軸モータ
16、Y軸モータ18及びZ軸モータ20が設け
られ、各モータ16,18,20から成るプロー
ブ移動装置には移動指令装置(図示せず)からそ
れぞれ速度信号及び方向信号を有する移動制御信
号を印加し、プローブ移動装置によつて定められ
たXYZ方向に任意に移動することによつてプロ
ーブ14を被測定物12の所定の測定点へ接触さ
せる。プローブ14は被測定物12との接触時に
タツチ信号を出力し、このタツチ信号を信号処理
回路(図示せず)へ供給することにより測定点の
XYZ座標を読み取り、被測定物12の外径を測
定及び記録することができる。 前記移動指令装置は予め設定された測定プログ
ラムを出力する自動指令装置から形成することが
可能であるが、この装置は高価であるため、操作
者がリモートコントロールレバーを各軸方向に傾
動させて、この時の電圧変化を移動指令値として
出力する例えばジヨイステイツクを含む遠隔操作
装置から形成するのが一般的である。 第2図には周知の遠隔操作装置が示されてお
り、図においてコントロールボツクス22にはX
軸Y軸及びZ軸の各測定座標軸を指示するX軸Y
軸座標指示器24及びZ軸座標指示器26が設け
られ、各座標指示器24,26の中央に設けられ
た操作レバー28,30を各軸方向に傾動させる
ことにより各モータ16,18,20の駆動が行
われる。これら座標指示器24,26の指示方向
は座標測定機で定められる各モータ16,18,
20の駆動方向と一致しており、例えば第2図で
示されるX(+)の方向へ操作レバー28を傾動
させれば、プローブ14は第1図においてX(+)
の方向へ移動することとなる。 しかしながら、座標測定機が大型化してくるに
伴い、操作者は座標測定機の正面に立つて操作す
るだけでは充分な測定を行うことができず、座標
測定機の四方のいずれかより、また場合によつは
測定台10に乗つて操作することが必要となつ
た。この場合、前述したように座標指示器24,
26の指示方向が座標測定機で定められ各モータ
16,18,20の駆動方向と一致しているた
め、操作者がコントロールボツクス22を携帯し
て正面以外の場所から操作すると操作者の意図し
ない方向にプローブ14が移動するという運用上
の問題が生じていた。すなわち、例えば第1図に
おいてAの方向に立つ操作者が操作レバー28を
X(+)の方向へ傾動させてプローブ14をX
(+)の方向へ移動させている途中でプローブ1
4の先端が被測定物12の影にかくれて見えなく
なれば、操作者はBの方向に立つて操作したり時
には測定台10の上に立つて操作する必要があ
る。 そして通常の場合、Aの方向に立つていた操作
者には操作レバー28を傾けた方向にプローブ1
4が移動するという記憶が残つており、Cの方向
に立つたときにも操作レバー28を傾動させた方
向にプローブ14が動くものと誤解して操作する
おそれが生じる。このためプローブ14を被測定
物12へ衝突させてプローブ14を破損させた
り、操作者に向けてプローブ14が暴走し操作者
が思わぬ事故にまきこまれるという欠点があつ
た。 本考案は前述した従来の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的は操作者の操作位置にかかわ
らず操作レバーの傾動方向とプローブの移動方向
を自動的に一致させることにより、操作ミスを防
止し測定能率の向上を図ることができる座標測定
機の遠隔操作装置を提供することにある。 上記目的を達成するために、本考案は測定台上
に配置された被測定物に沿つてプローブをモータ
にて各軸方向に移動させ被測定物の寸法を測定す
る座標測定機において、モータを遠隔操作するコ
ントロールボツクスに設けられ水平面上でのコン
トロールボツクスの向きを地磁気を利用して検知
し方向信号を出力する方向検出装置と、方向信号
によりコントロールボツクスの操作方向とプロー
ブの移動方向とを一致させる制御回路と、を備え
たことを特徴とする。 第3図には本考案にかかる座標測定機の遠隔操
作装置の好適な実施例が示されており、図におい
て前述した従来装置と同一部材には同一符号を付
して説明を省略する。 本考案において特徴的なことは、コントロール
ボツクス22の操作位置にかかわらずコントロー
ルボツクス22の操作レバー28,30の操作方
向とプローブ14の移動方向とを自動的に一致さ
せるためにコントロールボツクスに水平面上での
コントロールボツクスの向きを地磁気を利用して
検知し方向信号を出力する方向検出装置と、前記
方向信号によりコントロールボツクスの操作方向
とプローブの移動方向とを一致させる制御回路と
を設けたことである。 本実施例において、方向検出装置32は地磁気
によつて回動する磁針34と、この磁針34のほ
ぼ中央部から下方に伸張された磁針軸36と、こ
の磁針軸36にカツプリング38を介して連結さ
れたスリツト板42と、このスリツト板42を挾
み互いに対向して固定配設された発光器と光電変
換器とで構成されているスリツト位置検出器とを
有している。 前記スリツト板42には光透過用のスリツト4
6が設けられており、一方スリツト46の回動軌
跡領域にはスリツト板42を挾んで発光器と光電
変換器とが固定配設され、すなわち本実施例にお
いて、スリツト46の回動軌跡領域の上方位置に
発光器48a,48b,48c,48dがコント
ロールボツクス22の図示されていない保持枠に
固定配設されており、一方スリツト46の回動軌
跡領域の下方位置には発光器48a,48b,4
8c,48dと対向して光電変換器50a,50
b,50c,50dが光電変換器取付板51に固
定配設されこれら発光器48と光電変換器50に
つてスリツト位置検出器が構成される。 前記光電変換器取付板51はコントロールボツ
クス22の図示されていないベース基盤に固定さ
れており、この結果、スリツト位置検出器はスリ
ツト板42に対して相対移動可能に固定保持され
ることとなる。 本実施例において、スリツト位置検出器はコン
トロールボツクス22の基準方向、すなわち磁針
軸36を中心としてX(+),X(−),Y(+),Y
(−)の4方向に対応して設けられており、これ
により測定台10に対してA,B,C,Dの4方
向の方向検出が行われる。 本実施例において、前記磁針軸36は軸受54
につて回動自在に軸支されており、このため水平
面内でコントロールボツクス22の位置を変える
ごとに磁針34が地磁気の磁力により回動を行い
この磁針34の回動に伴いスリツト板42が磁針
34と同軸回転を行う。従つて、例えばスリツト
46の位置が光電変換器50aに一致している状
態、すなわち操作者が測定台のA位置にいる時に
は光電変換器50aに発光器48aからスリツト
板42を経た光が入射され光電変換器50aから
A位置に対応する方向信号が出力される。そして
操作者がA位置からB位置に移つた時には地磁気
の作用を受けて磁針34が180度回転しスリツト
46が光電変換器50bに対向する結果、発光器
48bからスリツト46を透過する光が光電変換
器50bによつて受光され光電変換器50bから
制御回路52にB位置に対応する方向信号が出力
される。 同様に操作者が測定台10に対しC位置あるい
はD位置においててコントロールボツクス22を
操作する場合には光電変換器50c,50dから
それぞれ操作者の位置に対応する方向信号が出力
される。 本考案において制御回路52は光電変換器50
a,50b,50c,50dからの方向信号によ
りコントロールボツクスの操作レバー28,30
の傾動方向とプローブ14の移動方向とを一致さ
せるためXYZ軸の切換えと正負の切換えを行う。
例えば次の表に示すように、測定台10に対しA
位置をコントロールボツクスの基準操作方向とし
た時に、操作者がA位置からC位置に移動してコ
ントロールボツクス22を操作するときにはC位
置に対応する方向信号に基づきX(+)がY(−)
に、X(−)がY(+)に、Y(+)がX(+)に、
Y(−)がX(−)にそれぞれ切換えられ、コント
ロールボツクス22の操作レバー28,30の操
作方向とプローブ14との移動方向とが自動的に
一致することとなる。
【表】 前記制御回路52によつて切換えられた信号は
駆動回路56a,56b,56cに出力される。
そしてこの駆動回路56a,56b,56cから
操作方向に対応する駆動信号が出力され各軸に対
する所望のモータが駆動される結果、操作レバー
28,30の傾動方向と同一方向にプローブ14
が移動する。 なお本実施例においてはカツプリング38を弛
めることにより磁針34とスリツト板42とを磁
針軸36の周方向に相対位置修正可能に形成され
ており、従つて例えば基準位置Aにおいて予めス
リツト位置を光電変換器50aに一致させてコン
トロールボツクス22の基準方向に対応する磁針
34とスリツト板42との相対初期位置を調整す
ることが可能であり、取付方向が異なる他の測定
台に対しても同一のコントロールボツクスで操作
することが可能である。 以上説明したように本考案によれば、コントロ
ールボツクスの操作位置にかかわらず操作レバー
の傾動方向とプローブ14の移動方向とを自動的
に一致できるので、コントロールボツクスの操作
がし易く、また操作ミスを極力少くすることが可
能である。 なお、本実施例においては、方向検出装置に光
電変換器を設けて方向信号を出力する構成として
いるが、磁針或いはスリツトの回動位置を他の手
段により検知して方向信号を出力する構成とする
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は座標測定機の外観図、第2図は従来の
座標測定機の遠隔操作装置の外観図、第3図は本
考案に係る座標測定機の遠隔操作装置の概略構成
図、第4図は測定台のA位置における操作レバー
の傾動方向とプローブの移動方向との関係を示す
斜視図である。 10……測定台、12……被測定物、14……
プローブ、16……X軸モータ、18……Y軸モ
ータ、20……Z軸モータ、22……コントロー
ルボツクス、32……方向検出装置、34……磁
針、36……磁針軸、42……スリツト板、46
……スリツト、48a,48b,48c,48d
……発光器、50a,50b,50c,50d…
…光電変換器、52……制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 測定台上に配置された被測定物に沿つてプロ
    ーブをモータにて各軸方向に移動させ被測定物
    の寸法を測定する座標測定機において、モータ
    を遠隔操作するコントロールボツクスに設けら
    れ水平面上でのコントロールボツクスの向きを
    地磁気を利用して検知し方向信号を出力する方
    向検出装置と、方向信号によりコントロールボ
    ツクスの操作方向とプローブの移動方向とを一
    致させる制御回路と、を備えたことを特徴とす
    る座標測定機の遠隔操作装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)記載の遠隔操作装
    置において、方向検出装置は、地磁気によつて
    回動する磁針と、磁針軸に取付けられ磁針と共
    に回動するスリツト板と、スリツト板を挾みコ
    ントロールボツクスの基準方向に対応した位置
    に互いに対向して固定配設された発光器と光電
    変換器とで構成された複数のスリツト位置検出
    器と、から成り、コントロールボツクスの方向
    信号がスリツト透過光を検知する光電変換器か
    ら出力されることを特徴とする座標測定機の遠
    隔操作装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)または(2)記載の遠
    隔操作装置において、磁針とスリツト板とは磁
    針軸の周方向に相対位置修正可能に構成されコ
    ントロールボツクスの基準方向に対応して磁針
    とスリツト板との相対初期位置を調整できるこ
    とを特徴とする座標測定機の遠隔操作装置。
JP12708982U 1982-08-23 1982-08-23 座標測定機の遠隔操作装置 Granted JPS5931008U (ja)

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JP12708982U JPS5931008U (ja) 1982-08-23 1982-08-23 座標測定機の遠隔操作装置

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JPS5931008U JPS5931008U (ja) 1984-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63212485A (ja) * 1987-02-26 1988-09-05 ファナック株式会社 産業用ロボツト装置
JP6154615B2 (ja) * 2013-01-28 2017-06-28 株式会社ミツトヨ 操作システム

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JPS5931008U (ja) 1984-02-27

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