JPH018607Y2 - - Google Patents

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JPH018607Y2
JPH018607Y2 JP14245882U JP14245882U JPH018607Y2 JP H018607 Y2 JPH018607 Y2 JP H018607Y2 JP 14245882 U JP14245882 U JP 14245882U JP 14245882 U JP14245882 U JP 14245882U JP H018607 Y2 JPH018607 Y2 JP H018607Y2
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hand
washing
timer
hands
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衛生管理装置等に適用される強制手洗
装置に関する。
従来から、食品や医薬品の製造者を対象とした
衛生管理装置として手洗室に入室して、用便後洗
滌液を附着して一定時間水道水で手を洗い、ドラ
イヤで手を乾燥した後始めて手洗室に設けられた
電子錠が開動して、ドアの開放を行うようにした
強制手洗装置が提案されている。従つて、こうし
た強制手洗装置の使用者は手洗室に入室後は手を
洗わないと外室することができず、また、手洗時
には、水道、ドライヤ等のバルブ或はスイツチの
操作を行うことなく手を再汚染せずに手洗ができ
衛生管理を十分に行うことができる。
また、洗滌液附着後の手洗に当つては、特に食
品取扱い者の場合、流水によつて30秒以上手洗す
ることが保健所によつて指導されており、上記の
手洗装置もこの指導に基づいて水道水の時限給水
を行つているが、しかしながら、従来の強制手洗
装置においては、水道水で手を洗う際、あとどの
位の時間で水道水が停止するか使用者に警告する
手段が設けられておらず、30秒間が飛常に長く感
じられて水道水による手洗動作自体が煩しくな
り、途中で手洗動作をやめてしまつたり、或は、
手洗を怠けて手洗前に水道水が停止してしまう原
因となつていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、水
道水により手を洗う際、水道水があとどの位で停
止するかを、ランプの点滅、継続的な警報音の発
生等により使用者に注意を喚起して手洗の煩雑感
を無くし、以つて、使用者に規定通りの手洗を行
なわせることを可能にした強制手洗装置を提供す
ることを目的とする。
以下、本考案の一実施例を添附された図面と共
に説明する。
第1図乃至第4図は本考案に適用される強制手
洗装置の各部概略図であり、第1図は一定時間水
道水を給水する定時間手洗装置の正面図、第2図
は第1図の手洗装置本体に連動したハンドドライ
ヤの正面図、第3図は電子錠付きの手洗室の扉部
分の正面図、第4図は第3図の電子錠と扉のラチ
エツト機構の横断面図である。
まず、第1図を参照して、定時間手洗装置の構
成について説明する。10はこの定時間手洗装置
全体を示し、14は手洗装置本体12に設けられ
た洗滌液タンク、14aはこの洗滌液タンク14
の下部に設けられた洗滌液を出すためのボタンで
ある。この手洗装置本体12には、水道水を給水
する図示されない給水用水管が内蔵され、この水
管の先端に蛇口16が連設されている。また、1
8はこの給水用水管に水道水を供給するための供
水管、20は手洗器である。使用者が洗滌液タン
ク14のボタン14aを押して洗滌液を手に付着
させた後、一定時間後に蛇口16から水道水が出
て、この手洗器20で手を洗うと一定時間例えば
10〜30秒後に水道水は停止するように構成されて
いる。なお、22は電源100Vを供給するための
配管、24は後述するハンドドライヤ、電気錠と
の電気的接続を行なうための配管である。
また、第2図を参照して、ハンドドライヤ26
の構成を説明する。ハンドドライヤ26のカバー
28内にノズル30が設けられており、使用者は
第1図に示される定時間手洗装置10で手洗を終
了した後、手乾燥口32に手を入れるとノズル3
0より所定時間乾燥空気が噴出して手の乾燥を行
う。なお34は防滴及び乾燥時間短縮のために、
カバー28に対向して配設された受部である。
更に、第3図及び第4図と共に扉と電気錠との
配設関係について説明する。40は手洗室の扉、
42はこの扉40の上部に設けられたドアチヤツ
ク、44は扉40の室外側に設けられたノブ46
の近傍の手洗室の壁56に埋設された電気錠であ
る。第3図でAによつて示される電気錠44とノ
ブ46の部分の詳細は第4図に示される。44a
は電気錠44に設けられた回転ラチエツトで、こ
の電気錠44の通電により反時計方向に回転し
て、扉40を内側から開放することを許容する。
54はノブ46に付設された扉錠ラツチで、電気
錠44が動作しない時は、回転ラチエツト44a
と噛合状態にあり、内側から扉40を開放するこ
とを阻止している。なお58は手洗室の壁26に
設けられた枠部材で、58aはこの枠部材58に
設けられた扉44のストツパ部である。
強制手洗装置の各部の構成は上記のようであ
り、次に本考案により実施された水道水の停止警
報手段を含む電気的構成について説明する。
100は、前述した洗滌液タンク14部分の洗
滌液ユニツトで、洗滌液用のボタン14aの投入
により点灯する表示器、110はこの洗滌液ユニ
ツトからの信号f1に応答して、所定のタイマ動
作を行うタイマー制御部である。120は、前述
した定時間手洗装置10の水道水制御ユニツト
で、タイマー制御部110からの信号f2により
所定時間水道水を自動的に流すように構成されて
いる。130は警報タイマユニツトで、タイマー
制御部110からの信号f3に応答して水道水が
あとどの位の時間で停止するかの警報を行う。こ
の警報タイマユニツト130には、後述するよう
に警報動作中タイマー制御部110からの信号f
2と信号f3に基づいて点滅表示を行うランプ1
32と、継続的な警報音を発生するスピーカ13
4が設けられている。なお、前述した信号f2は
ハンドドライヤ26にも供給され、水道水の停止
に同期して所定時間乾燥空気を噴出する。
次に第6図と共に第5図の電気的構成の詳細に
ついて説明する。
まず洗滌液ユニツト100には、前述したよう
に洗滌液用のボタン14aに連動したスイツチ1
04が設けられており、実施例では2種類の洗滌
液が使用できるように、スイツチ104Aと10
4Bが設けられている。いずれかのスイツチ10
4A,104Bが投入するとトランジスタ106
がONとなり、LEDからなる表示器102が点灯
するように構成されている。108はタイマ制御
部110との結合用のIC化されたデユアルタイ
プのフオト・カツプラで、タイマ制御部110
は、ICタイマ112により構成されている。1
14は所定の時定数を与えるRCからなる時定数
回路である。このICタイマ112は前述したよ
うにフオト・カツプラ108を介してスイツチ1
04A,104Bに接続され、このスイツチのい
ずれかの投入によりトリガされ、所定のタイマー
動作を行う。またこのICタイマ112の出力端
子は前述したトランジスタ106のベースに接続
され、タイマICのタイマ動作開始と共にトラン
ジスタ106をOFFする。また、水道水制御ユ
ニツト120には、フオト・カツプラ108と同
一構成のフオト・カツプラ122が設けられ、
ICタイマ112の出力端子1に共通に入力端子
1,4が接続されている。124はフオト・カツ
プラ122を介して入力されるICタイマ112
の出力により動作するドライバ・トランジスタで
あり、このドライバ・トランジスタ124により
水道水の供給を制御する図示されない電磁バルブ
のソレノイドへの通電が制御される。警報タイマ
ユニツト130は、ICタイマ136により構成
されており、このICタイマ136のトリガ端子
8には前述したICタイマ112の出力端子16
が接続され、出力端子16からの出力波形の後縁
でトリガされ所定のタイマ動作を行う。また、1
38はダイオードOR回路で、ICタイマ112の
出力端子1からの出力とICタイマ136の出力
端子9からの出力が夫々入力されてLED等のラ
ンプが駆動される。またICタイマ136の出力
端子5には、断続的に警報音を発生するスピーカ
134が接続されている。
上記のような構成に基づく本考案の一実施例の
動作の説明する。
第7図Aに示されるように、例えば使用者が時
刻t=taで洗滌液用のスイツチ104Aもしくは
104Bのいずれかを投入して洗滌液を手に付着
したとする。このスイツチ104Aもしくは10
4Bの投入によりトランジタ106がONするた
め、LED表示器102が点灯する。この点灯と
共にスイツチの投入信号f1がカプラ108を介
してタイマ制御部110のICタイマ112に送
出され、所定時間経過後の時刻t=toで出力端子
9から第7図Bに示されるようなタイマ出力が発
生する。これによつて、水道水制御ユニツト12
0のフオト・カツプラ122を介してトランジス
タ124がONするため、ソレノイド126に通
電が行われて、電磁バルブが開動するため、使用
者は蛇口16(第1図参照)からの水道水により
手を洗う動作を開始する。このようにして水道水
により手洗いを開始してから所定時間経過する
と、タイマ制御部110のICタイマ112の出
力端子116からの出力が第7図Cのようにタイ
ムアツプするため、その出力波形の後縁で警報タ
イマユニツト130のICタイマ136がトリガ
される。これによつてICタイマ112の出力端
子9からは第7図Dに示されるような所定の繰返
し周波数出力がダイオードOR回路138に入力
される。従つてダイオードOR回路138の出力
としては、タイマ制御部110のICタイマ11
2の出力と前述した周波数出力との両者が印加さ
れランプ132を点滅させる。一方ICタイマ1
36の出力端子5からは、第7図Eに示されるよ
うな音声用の信号がスピーカ134に印加される
ため所定の継続音がスピーカ134から発生す
る。これらのランプ132の点滅及びスピーカ1
34からの継続音により、使用者はまもなく水道
が停止することを知ることができ、洗い足りない
部分をよく洗うとか、次のハンドドライヤによる
手の乾燥段階へ移行する心の準備をすることがで
きる。そして時刻t=t2になると、タイマ制御部
110のICタイマ112の出力端子1からの出
力が“H”から“L”に移行して水道水の供給が
停止すると共に、警報タイマユニツト130の出
力端子5及び9からの出力が夫々“H”から
“L”に移行してスピーカ134からの警報音の
発生及びランプ132の点滅が停止する。
上記実施例では、水道水停止警報手段として、
ランプを点滅させる手段と継続的に警報音を発生
させる手段を用いたが、警報手段としてはこれに
限らず、例えば数値表示や合成音等を利用するこ
ともできる。また、前述したランプ132とスピ
ーカ134とは、通常の場合、第1図の様に定時
間手洗装置10の前面に取付けられるが、この取
付位置は任意とする。
本考案は以上のようであり、強制手洗装置にお
ける洗滌液を手に付着した後行われる水道水によ
る手洗の際、時限給水される水道水の給水停止時
期を、ランプの点滅や継続的な警報音の発生等の
警報手段により使用者に注意を喚起して手洗の煩
雑感を無くすことが出来、より一層強制手洗装置
の効果的な使用を可能にし実施に供して極めて有
効である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案に適用される強制
手洗装置における定時間手洗装置、ハンドドライ
ヤ、手洗室の扉と電気錠の夫々概略的な正面図、
第4図は第3図に示す扉と電気錠の概略的な横断
面図、第5図は本考案に係る強制手洗装置におけ
る水道水停止警報手段を含む電気的構成のブロツ
ク図、第6図は第5図の電気的構成の詳細を示す
回路図、第7図A乃至第7図Eは第6図における
回路の各部の動作を示すタイミングチヤートであ
る。 44……電気錠、100……洗滌液ユニツト、
110……タイマ制御部、120……水道水制御
ユニツト、130……警報タイマユニツト、13
2……ランプ、134……スピーカ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 手洗室に入室後洗浄液を手に付着させ、次い
    で、時限給水される水道水によつて手を洗いそ
    の後手の乾燥を行なうなど、所定の手洗動作手
    順が完了しないと前記手洗室に設けられた電気
    錠が扉を開放動作させず外室できないように構
    成した強制手洗装置において、上記時限給水さ
    れる水道水の給水停止の時期を予告する警報手
    段を設けたことを特徴とする強制手洗装置。 (2) 前記警報手段は、ランプを点滅させる手段と
    継続的に警報音を発生させる手段の少くとも一
    方を備えてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の強制手洗装置。
JP14245882U 1982-09-20 1982-09-20 強制手洗装置 Granted JPS5980578U (ja)

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JP14245882U JPS5980578U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 強制手洗装置

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JP14245882U JPS5980578U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 強制手洗装置

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Publication Number Publication Date
JPS5980578U JPS5980578U (ja) 1984-05-31
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