JPH018550Y2 - - Google Patents

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JPH018550Y2
JPH018550Y2 JP1983016138U JP1613883U JPH018550Y2 JP H018550 Y2 JPH018550 Y2 JP H018550Y2 JP 1983016138 U JP1983016138 U JP 1983016138U JP 1613883 U JP1613883 U JP 1613883U JP H018550 Y2 JPH018550 Y2 JP H018550Y2
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JP
Japan
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container
roof
flange
support frame
side frame
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JP1983016138U
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JPS59126887U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は乾貨物コンテナ、断熱コンテナ(以下
コンテナという)の屋根構造に関するものであ
る。コンテナの船積み、陸上での段積み、緊締等
には種々の機械器具が使用される。それ等機械器
具の軽率な取扱いによつて、コンテナの屋根板に
損傷を与えることが多発している。このようにコ
ンテナの上面屋根板が損傷したときに、その屋根
板を反転して使用できるようにした屋根構造に関
するものである。
(従来技術) 従来コンテナの屋根構造は第2図に示すように
コンテナの上部側枠材1′に、コンテナの長手方
向に略等間隔で渡架された横根太材2′……の上
面にアルミ製等の薄い1枚の板3′が張設された
構造であつた。そのため、ほんの少しの外力でも
損傷しやすい構造であつた。一度亀裂性開口を共
つた損傷が発生すると、当該個所から雨水が浸入
し、当該コンテナの使用が不可能となつた。又そ
の修復には、当該コンテナの製造工場に持ちこま
なければならず、その経費もかさみ特に断熱コン
テナにあつては、その損害は甚大であつた。
(考案により解決しようとする課題) 本考案は叙上の問題点を改良したもので、コン
テナの製作当初は、多少の費用が増加するけれど
も、損傷しがたく、たとえ損傷した場合でも継続
して使用できるコンテナの屋根構造を提供するこ
とを課題とするものである。
(考案による課題の解決手段) 上下の外皮板間に緩衝材層が形成されたサンド
イツチパネル材の四周を、外向きの中間フランヂ
を有する支持枠で囲撓し、前記中間フランヂを側
壁上部の上部側枠材の外向フランヂ又は前後壁上
部のヘツダの外向フランヂの上部に対しリベツト
で着脱可能にとりつけた。
(実施例) 第3図は第1図のA−A矢視断面図である。図
において1は上部側枠材でアルミ押出材で成形さ
れ、上面には屋根板が載置される外向フランヂ2
を有している。3は本考案の屋根材である。さて
屋根材3は、両面のアルミ製等の薄い外皮板4,
4の間に発泡体の緩衝材層5を形成されたいわゆ
る、サンドイツチパネル材の四周を囲撓する支持
枠6とからなつている。
支持枠6は第3図で示すように、断面〓状又は
第4図で示すように断面〓状に成形されている。
前記断面〓状又は断面〓状の支持枠6の中間フラ
ンヂ7又は8は、前記上部側枠材1の外向フラン
ヂ2上に載置され、リベツト9……で固着され
る。
第5図は第1図のB−B矢視断面図でヘツダー
10側の屋根構造を示したものであるが、その構
成は側壁部と同一であるので説明を省略する。
第6図はサンドイツチパネル材に複数本の補強
材11……を取付けた屋根板13の実施例であ
る。本実施例の支持枠12は第3図に示す断面〓
状の支持枠6を変形して断面〓状をなし、補強材
11……をとりつけやすくしてある。補強材11
は前記屋根板13の長手方向に略等間隔に配設・
固着され、これらの間に発泡体の緩衝材層15が
充填されている。
第7図は断熱コンテナに本考案の屋根板を使用
した実施例を示し、上部側枠材16の内向きフラ
ンヂ17より下面は公知の断熱材層18が形成さ
れている。そして前記断熱材層18の上面に分離
独立した本考案の屋根板3又は13が載置されて
いる。
なお、本考案の屋根板3又は13の上方の外皮
板4は、その上面がコンテナの上部隅金具の上面
より若干下方に位置していることは勿論である。
(効果) 以上の如く本考案は、上下両面の外皮板4,4
の中間に発泡体の緩衝材層5又は15を形成させ
たので、外皮材4に外力が作用してもある程度こ
れを吸収できるので、耐衝撃性を向上させること
ができる。たとえば第8図附号aで示した如く、
上面の外皮板4が損傷してもコンテナ庫内には雨
水が浸入することがない。
又さらに損傷面を裏返し天地逆にすれば使用で
きるので、打鋲設備さえあればいずれの場所でも
反転作業が可能で、早期修復が可能となる等の効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンテナの斜視図。第2図は公知コン
テナの屋根の部分断面図。第3図は第1図のA−
A断面図。第4図は第3図と同様位置の断面図で
別の実施例を示す。第5図は第1図のB−B断面
図。第6図は屋根板の他の実施例。第7図は断熱
コンテナに本考案の屋根構造を実施した場合の例
を示す。第8図は第3図の例における屋根板の破
損した場合の状態を示す。 図において;1……上部側枠材、2……フラン
ヂ、3……屋根板、4……外皮板、5……発泡体
の緩衝材層、6……支持枠、7,8……フラン
ヂ、9……リベツト、10……ヘツダー、11…
…補強材、12……支持枠、13……屋根板、1
5……緩衝材層、16……上部側枠材、17……
内向フランヂ、18……断熱材層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下の外皮板4,4間に緩衝材層5,15が形
    成されたサンドイツチパネル材の四周を、外向き
    の中間フランヂ7又は8を有する支持枠6で囲繞
    し、前記中間フランヂ7又は8を側壁上部の上部
    側枠材1の外向フランヂ2又は前後壁上部のヘツ
    ダ10の外向フランヂ2の上部に対しリベツトで
    着脱可能にとりつけたことを特徴とするコンテナ
    の屋根構造。
JP1613883U 1983-02-08 1983-02-08 コンテナの屋根構造 Granted JPS59126887U (ja)

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JP1613883U JPS59126887U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 コンテナの屋根構造

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JP1613883U JPS59126887U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 コンテナの屋根構造

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Publication Number Publication Date
JPS59126887U JPS59126887U (ja) 1984-08-27
JPH018550Y2 true JPH018550Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=30147441

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JP1613883U Granted JPS59126887U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 コンテナの屋根構造

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JP (1) JPS59126887U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57169694U (ja) * 1981-04-22 1982-10-26

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Publication number Publication date
JPS59126887U (ja) 1984-08-27

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