JPH018328Y2 - - Google Patents

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JPH018328Y2
JPH018328Y2 JP8639981U JP8639981U JPH018328Y2 JP H018328 Y2 JPH018328 Y2 JP H018328Y2 JP 8639981 U JP8639981 U JP 8639981U JP 8639981 U JP8639981 U JP 8639981U JP H018328 Y2 JPH018328 Y2 JP H018328Y2
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JP
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tire
bladder
cylinder
center
inner cylinder
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JP8639981U
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JPS57199430U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タイヤ加硫機の改良に関するもので
ある。
ブラダの上・下端を保持する昇降可能なセンタ
ー機構を有し、タイヤ加硫時、同センター機構に
作用する押し下げ力を受圧板を介してベースで受
けるようにすると共に加硫終了時、前記センター
機構を下降させて前記ブラダを収納筒内に引込み
収納するようにしたタイヤ加硫機においては、ブ
ラダ内に供給された圧力媒体による押し下げ力を
受圧板を介してベース底板内面にて受ける構造と
なつている。
この受圧板はタイヤサイズが異なる度に厚さを
変更しなければならない為、タイヤサイズに合つ
たライナをその都度、取り替える作業が必要であ
る。
しかし、ライナ設定位置が加硫機前後面の2個
所になつている為、交換時間が長くかかり、さら
に機械後面側のライナ交換にはメインテナンス上
問題があつた。
本考案は上記した点に鑑み提案されたもので、
その目的とするところは、タイヤサイズ変更時の
対応が容易で、作業性、生産性の向上を計ること
ができるタイヤ加硫機を提供しようとするもので
ある。
本考案は、ブラダの上・下端を保持する昇降可
能なセンター機構を有し、タイヤ加硫時、同セン
ター機構に作用する押し下げ力を受圧板を介して
ベースで受けるようにすると共に加硫終了時、前
記センター機構を下降させて前記ブラダを収納筒
内に引込み収納するようにしたタイヤ加硫機にお
いて、前記ブラダの下端保持用レジスターリング
と内筒との間に、タイヤサイズ変更時の下金型ビ
ード部高さ調整用スペーサを介装したことを特徴
とするもので、タイヤサイズ変更時の下金型ビー
ド部高さを、レジスターリングと内筒との間に介
装したスペーサにより調整することができるた
め、作業性の向上を計ることができると共にスペ
ーサ取替えが容易で、取替え時間が短縮されるた
め生産性の向上を計ることができる。
以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。
ブラダと称する下端又は両端を開口したゴム製
の袋を用いてタイヤを加硫するメカニカルクラン
ププレスは、特公昭52−37518号公報等に示され
公知ゆえ本実施例においては、要部についてのみ
説明する。第1図はタイヤを加硫中のタイヤ加硫
機の部分断面図、第2図はスペーサの詳細を示
す。
ビーム1に固定された上熱板2及びベース3に
固定された下熱板4の夫々に取付けられた上金型
5及び下金型6は、図示されていないメカニカル
クランク機構を用いて加圧される。ブラダ7の上
中心部分は、センタポスト8の上端凹部に挿入さ
れ、押え金具9とボルト10を用いて挟持されて
いる。ブラダ7の下端は下リング11とレジスタ
ーリング43及びスペーサ44を介して内筒12
との間に挟持されている。この、スペーサ44は
第2図に示すように分割(縦割)構造となつてい
る。
また、下リング11の下端に設けられたねじ穴
にねじ込まれたねじ棒15の中央部フランジが、
内筒12の下端に固定された円板13及び押え金
具14に遊合的に保持されており、ねじ棒15を
回転させることにより、ブラダ7の下端を上記の
ように締付、固定している。
金型5,6内のタイヤTは、金型5,6を介し
て熱板2,4により、外側から加熱され、他方、
配管18及び下リング11内の通路17を通り、
複数のノズル16より注入された圧力熱媒体は、
ブラダ7を介して、タイヤTを金型5,6の内面
に加圧すると共に熱を与えてタイヤTを内側から
加熱した後、ノズル19並びにノズル19に接続
された配管20を通つて排出されるようになつて
いる。
2重軸構造のセンタポスト8,29は、下リン
グ11の上部内面に固定されたブツシユ26及び
大径センタポスト29の内面に固定されたブツシ
ユ22に案内され、軸線方向(上下方向)に、滑
動可能に下リング11に組込まれており、下リン
グ11内の部屋23とブラダ7内とは連通穴21
により連通されている。又、下リング11内の部
屋23内にたまつたドレンは配管41を通つて排
出される。
下熱板4に吊下固定された外筒24の底板に固
定された流体シリンダ27のピストンロツド25
の先端は内筒12に固定されており、内筒12と
外筒24は各上下2ケ所で滑動可能に組付けられ
ており、シリンダの作動により、外筒24と同心
に内筒12は滑動昇降する。
内筒12の下端に固定された押え金具14の下
部とベース3の底板内面の間に受圧板28が挿入
されており、ブラダ7内に供給された圧力熱媒体
による押し下げ力を受圧板28を介してベース3
底面内面にて受けている。この受圧板28はブラ
ケツト32を介してベース3に固定された流体圧
シリンダ30のピストンロツド31の先端に固定
されており、シリンダ30の操作により受圧板2
8はベースの底板内面上を滑動する。
また、内面に角穴を有する軸33は、公知の軸
受34及びブラケツト42を介してベース3に回
転自在に取付けられており、軸33の下方には、
チエーンホイール35が固定され、ねじ棒15の
下方の角軸部が軸33内に係合挿入されているの
で、図示省略の公知の駆動手段により、チエーン
36を介してチエーンホイール35を回転させる
ことにより、ネジ棒15が回転されると共に昇降
する。エゼクタ38の下端に取付けられたチヤツ
ク39は公知のタイヤ取出具で、ラム37の上下
動により、セクタプレート40が半径方向に拡縮
出来る構造になつている。
第1図においてタイヤTの加硫が終了したと仮
定し、配管20を介してノズル14より熱媒体を
排出後大気開放し、ブラダ7内を大気圧に等しく
する。その後、ラム37を下降させセクタプレー
ト40を開くと共にセンタポスト8,29を下降
させブラダ7をタイヤTの上方より引剥がす。
次にシリンダ27を、図示されていない流体圧
制御弁等を使用して作動させ、内筒12を若干上
昇させてブラダ7をタイヤTの下方より引剥がす
と共にシリンダ30を作動させて、受圧板28を
内筒12下端の押え金具14より外した後、シリ
ンダ27を逆に作動させて内筒12を下降させブ
ラダ7を外筒24内に引込み収納する。
プレスを開き加硫済タイヤが取出されたなら
ば、次に加硫されるべき生タイヤを挿入したあ
と、シリンダ27を作動させ内筒12を上昇させ
てブラダ7をタイヤT内に挿入し、シリンダ30
を作動させて受圧板28を押え金具14の下方に
挿入後、シリンダ27を逆に作動させて受圧板2
8に押え金具14を着座させてからプレス閉工程
に入り生タイヤのセーピング加硫を開始する。
一方、タイヤサイズ変更時においては、スペー
サ44を取替えることにより下金型ビード部高さ
を調整することができ、スペーサ44は、内筒1
2をシリンダ27の作動により上昇させ、さら
に、ねじ棒15の回転により下リング11を上昇
させて、内筒12と下リング11との締付状態を
緩めることにより取替えることができる。
従つて、上記実施例によると、次の効果を奏す
る。
(1) 下金型ビード部高さ調整用としてレジスター
リングと内筒間にスペーサーを挿入することに
より、作業性の向上が計れるようになつた。
(2) スペーサーを分割(縦割)とすることにより
スペーサーの取替が容易になつた。
(3) 上記(1),(2)項によりタイヤサイズ変更時スペ
ーサの時間が短縮されることにより生産性の向
上が計れるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第
2図はスペーサの構成を示す図である。 3……ベース、5……上金型、6……下金型、
7……ブラダ、8……センタポスト、11……下
リング、12……内筒、15……ねじ棒、24…
…外筒、27……シリンダ、28……受圧板、4
3……レジスターリング、44……スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラダの上・下端を保持する昇降可能なセンタ
    ー機構を有し、タイヤ加硫時、同センター機構に
    作用する押し下げ力を受圧板を介してベースで受
    けるようにすると共に加硫終了時、前記センター
    機構を下降させて前記ブラダを収納筒内に引込み
    収納するようにしたタイヤ加硫機において、前記
    ブラダの下端保持用レジスターリングと内筒との
    間に、タイヤサイズ変更時の下金型ビード部高さ
    調整用スペーサを介装したことを特徴とするタイ
    ヤ加硫機。
JP8639981U 1981-06-12 1981-06-12 Expired JPH018328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8639981U JPH018328Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8639981U JPH018328Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57199430U JPS57199430U (ja) 1982-12-18
JPH018328Y2 true JPH018328Y2 (ja) 1989-03-06

Family

ID=29881623

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JP8639981U Expired JPH018328Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

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