JPH018221Y2 - - Google Patents

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JPH018221Y2
JPH018221Y2 JP1980168457U JP16845780U JPH018221Y2 JP H018221 Y2 JPH018221 Y2 JP H018221Y2 JP 1980168457 U JP1980168457 U JP 1980168457U JP 16845780 U JP16845780 U JP 16845780U JP H018221 Y2 JPH018221 Y2 JP H018221Y2
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JP
Japan
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sliding door
opening
closed
cover plate
opened
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JP1980168457U
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JPS5790673U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシヨーケース、特に上面に設けた引戸
を開いて物品の出し入れを行うタイプのシヨーケ
ースの構造に関する。
この種のシヨーケースは例えば物品を低温貯蔵
するのに使用される。そのため物品を受け入れる
容器部の壁は断熱材を用いて構成され、かつその
容器部の内部を冷却する冷却装置を一般に組込ん
でいる。また物品出し入れ口は容器部の上面の開
口のさらに上方に設けられ、かつ引戸にて開閉さ
れるようになつている。しかし容器部の上方に
は、引戸にて開閉される物品出し入れ口に他に、
透明ガラス板等を用いて構成した断熱性の低い窓
が設けられることもあるため、一般に十分な断熱
効果を得ることができず、これによりエネルギー
の無駄が多く生じている。
それ故に本考案の目的は、引戸の他に、断熱構
造の容器部の上面の開口にも透明なカバーを備
え、これによつて断熱効果を向上させた引戸開閉
式シヨーケースの提供にある。
さらに本考案の目的は、引戸の開閉にしたがつ
て容器部の開口も自動的に開閉される便利な引戸
開閉式シヨーケースの提供にある。
本考案の他の目的は、引戸を開くと上記カバー
が引戸の下方の狭い領域に収納され、これにより
容器部の開口が大きく開放される引戸開閉式シヨ
ーケースの提供にある。
以下図面を参照しながら実施例を用いて説明す
る。
第1図は本考案による引戸開閉式シヨーケース
の一実施例を引戸の閉じた状態で示し、また第2
図は同じ実施例を引戸の開いた状態で示してい
る。第1図および第2図において、このシヨーケ
ースは断熱構造の容器部1を含んでいる。容器部
1は内箱2と外箱3との間に断熱材4を介在させ
て構成されており、上面5の前部に開口6を有し
ている。断熱材4は容器部1の上面5の後部に延
出し、したがつて容器部1の上面後部は断熱壁に
て閉じられている。また容器部1の両側壁は上面
5よりもさらに上方へ延長されており、これらの
側壁の前端間にはガラス板等を用いた透明窓7を
設けてある。さらに物品出し入れ口8は容器部1
の上面の開口6の上方に設けられ、そして前後移
動可能に案内された引戸9にて開閉されるように
なつている。即ち、引戸9は第1図のように前端
が手摺り11に当接しているときには物品出し入
れ口8を閉じ、また第2図のように後退させられ
ると物品出し入れ口8を開く。この引戸9には透
明なガラス板が一般に使用される。また容器部1
の内部は適当な冷却装置によつて冷却され、物品
を冷蔵又冷凍状態で陳列する。
このような引戸開閉式の低温シヨーケースに対
し、さらに容器部1の上面よりもさらに上方へ延
長された両側壁の内面に第4図にも示す如きレー
ル板12を設ける一方、それらのレール板12間
に例えば第5図に示す如き構造のカバー板13を
橋渡し状態に組込む。カバー板13は透明材料を
用いて実質的に透明であるように作られたもの
で、かつ両側部に備えた車輪14が第3図にも示
すようにレール板12に載ることにより、簡単に
前後移動させることが可能にされている。さらに
引戸9とカバー板13とは連結棒15を介して連
結されている。この連結棒15は例えば、一端を
引戸9の側面枠部材16の前部に回動自在に接続
され、かつ他端をカバー板13の側面の後部に回
動自在に接続されたものである。この構造によ
り、カバー板13は引戸9の開閉に従つてレール
板12に沿つて移動し、その結果、容器部1の開
口6を開閉する。なお引戸9が開かれたときに
は、カバー板13は容器部1の上面と引戸9との
間に設けたカバー板収納部17に入り、レール板
12の凹所18に車輪14が落ち込むことにより
止まる。
このシヨーケースによると、第1図のように引
戸9が閉じているときには、容器部1の開口6も
カバー板13によつて閉じられているため引戸9
とカバー板13との間にほぼ閉じられた空間19
が形成されることになり、したがつて、透明窓7
や引戸9の部分における断熱効果の低下を軽減で
きる。さらにカバー板13は透明なため、陳列効
果を損うおそれはほとんどない。また引戸9を第
2図に示すように後退させると、カバー板13も
自動的に後退し、開口6および物品出し入れ口8
がいずれも開放されるため、容器部1の内部に対
し物品の出し入れを容易に行うことができる。
以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よれば断熱構造の容器部の上面の開口を引戸の開
閉にしたがつて自動的に引戸式に開閉する透明な
カバー板を備えた引戸開閉式シヨーケースが得ら
れる。このシヨーケースによると、物品出し入れ
上の不便もなくかつ陳列効果を害することもな
く、断熱効果を格段に向上させることができる。
またカバー板は引戸の開閉方向と実質的に同方向
で動かされるものであるため、カバー板を引戸に
従動させる構造がきわめて簡単ですむという利点
もある。
さらに引戸の側面前部とカバー板の側面後部と
を連結棒によつて連結しているため、引戸を移動
させるのに加えた力の分力は連結棒を介して比較
的大きな力としてカバー板に伝わることになり、
したがつて、引戸とカバー板を開閉するのに大き
な力は要しないとともに、連結棒の強度も弱くて
すむ。また連結棒が引戸並びにカバー板を回動自
在に連結したものであるため、レール板を容器部
の上面前部の開口から上面後部の断熱壁の上方に
延出した状態に設けて庫内容積を大きくとるとと
もに、引戸を閉じたときには引戸とカバー板との
間にほぼ閉じた比較的大きい空間を形成して高い
断熱性を得ることができる。
なお上述では特定の実施例を用いて説明した
が、種々の設計変更が可能なことはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による引戸開閉式シヨーケース
の一実施例の引戸閉状態を示した要部のみの側断
面図、第2図は同実施例の引戸開状態を示した要
部のみの側断面図、第3図は同実施例の要部のみ
の正面断面図、第4図はレール板の設備部のみを
示した斜視図、第5図はカバー板の斜視図であ
る。 1…容器部、6…開口、8…物品出し入れ口、
9…引戸、13…カバー板、15…連結棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面前部に開口を形成されるとともに上面後部
    を断熱壁にて閉じられた断熱構造の容器の上方に
    物品出し入れ口を設け、該物品出し入れ口を引戸
    にて開閉するようにしたシヨーケースにおいて、
    上記容器部の両側壁の内面にそれぞれ上記開口に
    沿つてのびたレール板を設け、該レール板を上記
    断熱壁の上方に延出させ、該レール板上に透明な
    カバー板を橋渡し状態に組込んで上記容器部の開
    口を開閉できるようになし、さらに上記カバー板
    の側面後部と上記引戸の側面前部とを連結棒で回
    動自在に連結して上記カバー板を上記引戸の開閉
    に従働させるようにしたことを特徴とする引戸開
    閉式シヨーケース。
JP1980168457U 1980-11-25 1980-11-25 Expired JPH018221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980168457U JPH018221Y2 (ja) 1980-11-25 1980-11-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980168457U JPH018221Y2 (ja) 1980-11-25 1980-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5790673U JPS5790673U (ja) 1982-06-04
JPH018221Y2 true JPH018221Y2 (ja) 1989-03-03

Family

ID=29527041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980168457U Expired JPH018221Y2 (ja) 1980-11-25 1980-11-25

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JP (1) JPH018221Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5113731Y2 (ja) * 1971-04-02 1976-04-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5790673U (ja) 1982-06-04

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