JPH018210Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018210Y2 JPH018210Y2 JP1981010870U JP1087081U JPH018210Y2 JP H018210 Y2 JPH018210 Y2 JP H018210Y2 JP 1981010870 U JP1981010870 U JP 1981010870U JP 1087081 U JP1087081 U JP 1087081U JP H018210 Y2 JPH018210 Y2 JP H018210Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- flexible
- chevron
- backrest
- wood
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、椅子の座板または背もたれとして
用いる可曲性板材に関するものである。
用いる可曲性板材に関するものである。
従来、人間の体型に合わせてわん曲させること
が容易であり、寝椅子のように平面でなく体型に
合わせてわん曲面を形成することができる椅子と
して、たとえば、実開昭54−140915号公報に開示
された「屈曲自在椅子」がある。
が容易であり、寝椅子のように平面でなく体型に
合わせてわん曲面を形成することができる椅子と
して、たとえば、実開昭54−140915号公報に開示
された「屈曲自在椅子」がある。
ところが、この「屈曲自在椅子」は、背もたれ
部および座部を構成する小幅板が、蝶番をもつて
屈曲自在に連結されているために、蝶番の取り付
け部位が必要となり、各小幅板の幅にも限界があ
る。そのために、人間の体型に沿つた最適なわん
曲面を形成するためには、自ずと限界がある。し
かも、蝶番は、折り曲げには強いが、引つ張り強
度は小さく、また、それを取り付けるために用い
たねじ部分において破損するおそれも強く、耐久
性に比較的乏しい。
部および座部を構成する小幅板が、蝶番をもつて
屈曲自在に連結されているために、蝶番の取り付
け部位が必要となり、各小幅板の幅にも限界があ
る。そのために、人間の体型に沿つた最適なわん
曲面を形成するためには、自ずと限界がある。し
かも、蝶番は、折り曲げには強いが、引つ張り強
度は小さく、また、それを取り付けるために用い
たねじ部分において破損するおそれも強く、耐久
性に比較的乏しい。
それゆえに、この考案の主たる目的は、座部お
よび背もたれ部を構成する各山形片によつて、人
間の体型に沿うに最適なわん曲面を形成すること
ができ、比較的引つ張り強度が大であり、しかも
椅子の組み立ての簡易化に応ずることができる、
座板および背もたれとして用いる可曲性板材を提
供せんとするものである。
よび背もたれ部を構成する各山形片によつて、人
間の体型に沿うに最適なわん曲面を形成すること
ができ、比較的引つ張り強度が大であり、しかも
椅子の組み立ての簡易化に応ずることができる、
座板および背もたれとして用いる可曲性板材を提
供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示した実施例に従つて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を座板および背もた
れとして利用した寝椅子の斜視図であり、第2図
は該実施例の正面図である。
れとして利用した寝椅子の斜視図であり、第2図
は該実施例の正面図である。
椅子の座板および背もたれとして用いられる可
曲性板材1は、第3図で示すように、不織布、ポ
リウレタン系弾性繊維のような高弾性繊維等から
なる布、合成樹脂等の強靭で柔軟性に富んだ可撓
性シート2の片面に、杉、桧等の天然木材、合
板、積層材等の木質系材料、合成樹脂板等からな
る断面略台形の帯状の山形片3……を貼着してな
る。
曲性板材1は、第3図で示すように、不織布、ポ
リウレタン系弾性繊維のような高弾性繊維等から
なる布、合成樹脂等の強靭で柔軟性に富んだ可撓
性シート2の片面に、杉、桧等の天然木材、合
板、積層材等の木質系材料、合成樹脂板等からな
る断面略台形の帯状の山形片3……を貼着してな
る。
該山形片3……は、第3図に示すように、当初
杉、桧等の天然木材板等からなる一枚板状の平板
材4を接着剤で可撓性シート2に貼着し、該平板
材4の可撓性シート2側表面とは反対側の面より
該可撓性シート2の表面に達するがそれを傷つけ
ない程度のV字溝5をカツタ等の溝付け刃により
その一端から他端にかけて平行に複数条V字溝5
を平行開設することによつて、該平板材4を区画
して断面略台形の帯状山形片3となし、さらに、
第1図に示すように座板7の臀部が当接する部分
7aおよび(または)背もたれ部8の背中が当接
する部分において、前記V字溝5に直交するV字
溝6……を、前記V字溝5と同様に複数条平行開
設して、縦横にV字溝5,6を形成してなる。
杉、桧等の天然木材板等からなる一枚板状の平板
材4を接着剤で可撓性シート2に貼着し、該平板
材4の可撓性シート2側表面とは反対側の面より
該可撓性シート2の表面に達するがそれを傷つけ
ない程度のV字溝5をカツタ等の溝付け刃により
その一端から他端にかけて平行に複数条V字溝5
を平行開設することによつて、該平板材4を区画
して断面略台形の帯状山形片3となし、さらに、
第1図に示すように座板7の臀部が当接する部分
7aおよび(または)背もたれ部8の背中が当接
する部分において、前記V字溝5に直交するV字
溝6……を、前記V字溝5と同様に複数条平行開
設して、縦横にV字溝5,6を形成してなる。
前記V字溝5とV字溝6とは、直交して形成さ
れて截頭角錐状の山形片3aが形成され、この直
交するV字溝5およびV字溝6により、腰をかけ
る人の臀部が当接する座部において可撓性シート
2が臀部に沿つて前後左右に曲がる撓曲溝12を
形成している。なお、この撓曲溝12は、人の背
中が当接する背部において形成して、背中に沿つ
て撓み曲がるようにしてもよい。
れて截頭角錐状の山形片3aが形成され、この直
交するV字溝5およびV字溝6により、腰をかけ
る人の臀部が当接する座部において可撓性シート
2が臀部に沿つて前後左右に曲がる撓曲溝12を
形成している。なお、この撓曲溝12は、人の背
中が当接する背部において形成して、背中に沿つ
て撓み曲がるようにしてもよい。
また、前記撓曲溝12が形成された以外の部
分、すなわち、座部および/または背部以外の部
分においては、山形片3aの長手方向にV字溝5
のみが形成され、このV字溝5により、可撓性シ
ート2が、腰をかけた人の体型に沿つて前後に屈
曲する屈曲溝13を形成している。
分、すなわち、座部および/または背部以外の部
分においては、山形片3aの長手方向にV字溝5
のみが形成され、このV字溝5により、可撓性シ
ート2が、腰をかけた人の体型に沿つて前後に屈
曲する屈曲溝13を形成している。
この実施例においては、左右一対の枠材料で構
成される座枠部9、前記座枠部9の枠材の端部に
それぞれ枢着して傾動自在となした背もたれ枠部
10および前記座枠部9に固定された脚部11が
形成されている。
成される座枠部9、前記座枠部9の枠材の端部に
それぞれ枢着して傾動自在となした背もたれ枠部
10および前記座枠部9に固定された脚部11が
形成されている。
前記座枠部9および背もたれ枠部10は、人間
の体型にあわせてわん曲されてなり、本考案に係
る可曲性板材は、該座枠部9および背もたれ枠部
10に合わせて、適宜わん曲させて固定されてい
る。
の体型にあわせてわん曲されてなり、本考案に係
る可曲性板材は、該座枠部9および背もたれ枠部
10に合わせて、適宜わん曲させて固定されてい
る。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
なく、種々変更することができる。
なく、種々変更することができる。
例えば、第4図に示す如く、山形片3′をゴム
引布またはナイロンやポリエステル等の繊維によ
つて補強されたゴムからなる可撓性シート2′表
面に貼着してもよい。
引布またはナイロンやポリエステル等の繊維によ
つて補強されたゴムからなる可撓性シート2′表
面に貼着してもよい。
本考案は、上記のように強靭で柔軟性に富んだ
可撓性シートの主面に、断面略台形の山形片を貼
着して、該山形片間においてV字溝が形成される
ようになし、該V字溝部位において可撓性シート
を折曲可能となしたため、極めて美麗な外観のう
えに、機能的にも折曲可能であるため人間の体型
に合致した曲面を形成する椅子の座板や背もたれ
に利用することができ、座板の臀部が当接する部
位や背もたれの背中の当接する部位にV字溝を縦
横に形成すれば可撓性シートの弾性によりより座
り易い椅子となすことができ、しかも、各山形片
は可撓性シートによつて一連につながつているの
で、椅子の製造、組み立ての工程の簡易化にも資
する等、極めて優れた効果を有するものである。
可撓性シートの主面に、断面略台形の山形片を貼
着して、該山形片間においてV字溝が形成される
ようになし、該V字溝部位において可撓性シート
を折曲可能となしたため、極めて美麗な外観のう
えに、機能的にも折曲可能であるため人間の体型
に合致した曲面を形成する椅子の座板や背もたれ
に利用することができ、座板の臀部が当接する部
位や背もたれの背中の当接する部位にV字溝を縦
横に形成すれば可撓性シートの弾性によりより座
り易い椅子となすことができ、しかも、各山形片
は可撓性シートによつて一連につながつているの
で、椅子の製造、組み立ての工程の簡易化にも資
する等、極めて優れた効果を有するものである。
第1図は、本考案の一実施例を座板および背も
たれとして利用した寝椅子の斜視図である。第2
図は該寝椅子の正面図である。第3図は該実施例
の断面図である。第4図は変形例の断面図であ
る。 1……可曲性板材、2,2′……可撓性シート、
3,3′……山形片、4……平板材、5,6……
V字溝、7……座板、8……背もたれ部、11…
…脚部。
たれとして利用した寝椅子の斜視図である。第2
図は該寝椅子の正面図である。第3図は該実施例
の断面図である。第4図は変形例の断面図であ
る。 1……可曲性板材、2,2′……可撓性シート、
3,3′……山形片、4……平板材、5,6……
V字溝、7……座板、8……背もたれ部、11…
…脚部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 強靭で柔軟性に富んだ可撓性シートの主面
に、座部および背部の少なくとも一方におい
て、断面略台形の木質系材料製山形片が貼着さ
れ、該山形片間において、山形片の一方端から
他方端にかけて縦横に連続して撓曲溝が形成さ
れ、縦横に形成された前記撓曲溝部位において
可撓性シートが腰をかけた人の臀部および背中
の少なくともその一方に沿つて撓曲することが
可能に形成され、且つ、前記座部および背部の
撓曲溝が形成された部分以外の部分において
は、断面略台形の木質系材料製山形片が貼着さ
れて山形片の長手方向にその一端から他端にか
けて連続して屈曲溝が形成され、該屈曲溝部位
において可撓性シートが腰をかけた人の体型に
沿つて屈曲することが可能に形成された、椅子
類の座板および背もたれ用可曲性板材。 2 山形片は、杉、桧等の天然木材、合板、積層
材等の木質系材料からなる帯状板である、実用
新案登録請求の範囲第1項記載の椅子類の座板
および背もたれ用可曲性板材。 3 可撓性シートは布からなる、実用新案登録請
求の範囲第1項または第2項記載の椅子類の座
板および背もたれ用可曲性板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981010870U JPH018210Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981010870U JPH018210Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57123057U JPS57123057U (ja) | 1982-07-31 |
JPH018210Y2 true JPH018210Y2 (ja) | 1989-03-03 |
Family
ID=29809019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981010870U Expired JPH018210Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH018210Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446602Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1992-11-02 | ||
CN101133434B (zh) * | 2005-02-22 | 2013-05-15 | Udc爱尔兰有限公司 | 抑制塑性变形的挠性基材及挠性图像显示装置 |
EP2656750A1 (en) * | 2006-08-28 | 2013-10-30 | Gayo Labs Ltd. | Adjustable chair for accommodating multiple body positions |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4996859A (ja) * | 1973-01-24 | 1974-09-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5611795Y2 (ja) * | 1978-03-22 | 1981-03-17 |
-
1981
- 1981-01-27 JP JP1981010870U patent/JPH018210Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4996859A (ja) * | 1973-01-24 | 1974-09-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57123057U (ja) | 1982-07-31 |
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