JPH018183Y2 - - Google Patents

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JPH018183Y2
JPH018183Y2 JP1984105737U JP10573784U JPH018183Y2 JP H018183 Y2 JPH018183 Y2 JP H018183Y2 JP 1984105737 U JP1984105737 U JP 1984105737U JP 10573784 U JP10573784 U JP 10573784U JP H018183 Y2 JPH018183 Y2 JP H018183Y2
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JP
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male
female
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male member
center
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JP1984105737U
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JPS6119313U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ズボン、スカート等のウエストの重
合部を係脱自在に係止する、自動取付けに適した
衣服用ホツクに関するものである。
(従来の技術) ズボン、スカート等の重合部において、上重合
部が離脱方向や捻じれ方向に摺動しても、重合部
の係止状態が堅持できる衣服用ホツクとして、特
公昭46−3619号に、座周縁を残して平底面を有す
る椀状押出部を背方へ押出し、該椀状押出部の平
底面に長方形を傾斜に二分して対向起爪を背方に
起設して形成したホツクに一方体と、前記一方体
の座周縁の直径より少し小さい直径を有する馬蹄
形切抜部を変芯切抜し、更に一方体の椀状押出部
を当嵌する口部と抱持させる側壁部と該側壁部に
対向突出爪を形成し他方体を組合せるようにした
衣服用ホツクが開示されている。
当該衣服用ホツクは、一方体に対向起爪を、他
方体に対向突出爪を設けているため、該爪が邪魔
になり、一方体や他方体を自動取付機に自動的に
搬送することが困難で、当該衣服用ホツクを衣服
に自動取付機で取付けることができなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) ホツクの自動取付機へ安定した姿勢で搬送し供
給することができて、衣服への自動取付けに適す
る構造の衣服ホツクを提供する点にある。
(問題点を解決するための手段) 雌雄部材をはとめ部材でかしめ止めるようにし
て、衣服に取付けるための爪を省略し、自動取付
機に自動的に搬送可能とするものである。
(実施例) 本考案に係る衣服用ホツクは、第1図乃至第7
図に示したように、雌部材A、雄部材B、二個の
はとめ部材C,Dとからなり、雌部材Aは、第1
図乃至第3図に示したように、底面に平にした凹
陥部2を少許略長円状の座板1の略中央に設け、
この凹陥部2の中央に取付孔3を穿設し、断面視
上鉤状の包持壁4,4を該凹陥部2の上下に略こ
字状に設け、該包持壁4,4の左方の間隔5を雄
部材Bの押出部9の最大直径より小さくし、包持
壁4,4の右方の入口部6の幅を、雄部材Bの押
出部9の最大直径よりも少許幅狭とし、座板1の
右方裏面側に先端を右方に折曲した爪部7を打抜
形成してなるものである。
雄部材Bは、第4図及び第5図に示すように、
雌部材Aの包持壁4,4間に係脱自在に収納包持
する円盤状の係止縁8を残して、中央に伏椀状の
押出部9を形成し、この押出部9の中央に取付孔
10を穿設してなるものである。
二個のはとめ部材C,Dは、雌部材用と雄部材
用とからなり、雌部材用のはとめ部材Cは、第6
図に示したように、雌部材Aの取付孔3にかしめ
止めする脚筒11を座部12の中央に突設し、こ
の座部12に装飾冠13を配してなり、雄部材用
のはとめ部材Dは、第7図に示したように、雄部
材Bの取付孔10にかしめ止めする脚筒14を座
板15の中央に突設してなるものである。
次に、本考案に係る衣服用ホツクの使用方法に
ついて、ズボンの重合部に使用した場合で説明す
る。
第8図乃至第11図に示したように、ズボンの
上重合部Eの端部付近に外側から、はとめ部材C
の脚筒11を貫通させ、この貫通した脚筒11の
先端を雌部材Aの取付孔3に挿通し、かしめ止め
して、入口部6を右方に開口した状態で、雌部材
Aをズボンの上重合部Eに取付ける。
同様にして雌部材Aをズボンの下重合部Fに、
はとめ部材Dにより取付け、第11図に示した状
態とする。
そして、ズボンの上重合部Eにかしめ止めした
雌部材Aの座板1右端を、ズボンの下重合部Fに
かしめ止めした雄部材Bの係止縁8に接当させ、
第8図に示した状態とし、該係止縁8上を右方に
該座板1を摺動させ、雄部材Bの押出部9を雌部
材Aの包持壁4,4の入口部6に接当させ、第9
図に示した状態とする。
該雌部材Aの入口部6に雄部材Bの押出部9を
押込むように、雌部材Aをさらに右方に摺動させ
ると、該押出部9が該入口部6を押広げるように
して包持壁4,4の中心部に進入し、雄部材Bの
係止縁8が、雌部材Aの略こ字状の包持壁4,4
間に収納され、第10図に示した状態に、雌雄部
材A,Bが嵌合係止される。
この嵌合係止した雌雄部材A,Bに開放するに
は、第10図に示した状態から、雌部材Aの座板
1と雄部材Bの係止縁8とを摺動させるようにし
て、雌部材Aを左方に、雄部材Bを右方に引つ張
れば、雄部材Bの押出部9が、雌部材Aの包持壁
4,4の入口部6を押広げるようにして通過し、
雌雄部材A,Bが開放できる。
なお、前記実施例では、雌部材Aの座板1を略
長円形で説明したが、座板1の形状は特に限定す
るものではない。
雄部材Bの係止縁8を円盤状のもので説明した
が、雌部材Aの包持壁4,4に収納係止できる形
状であればよく、特に限定するものではない。
装飾冠13を有するはとめ部材Cを雌部材用と
して説明したが、該装飾冠13を有するはとめ部
材Cと雄部材用として使用してもよく、又、装飾
冠13のないはとめ部材Dを雌部材用として使用
してもよく、はとめ部材は特に限定するものでは
ない。
(考案の作用効果) このように本考案に係る衣服用ホツクによれ
ば、雌雄部材A,Bにいずれも、はとめ部材をか
しめ止めする取付孔3,10を設ける構成である
ため、衣服への止着部の構造が従来型の対向する
爪付きホツクと比較して平担状になり、このた
め、ホツク自動取付機に安定した姿勢で搬送し供
給することができて、自動取付けに適する構造と
することができ、取付費用が大幅に節減可能な衣
服用ホツクとすることができる。
また、本考案に係る衣服用ホツクによれば、雌
部材Aには、座板1の裏面側の略中央に伏椀状の
凹陥部2を、長手方向中心線上に先端を折曲した
爪部7を併設する構成であり、凹陥部2と爪部7
が衣服を押圧し埋め込まれた状態で止着されるた
め、衣服に止着された雌部材Aに回動力が作用す
る場合でも、従来型ホツクのように尖鋭状の一対
の爪を刺し通す場合とは相違して、生地を痛める
ようなことがなく、雄部材Bの挿入方向を一定に
維持することができて、使い勝手のよい衣服用ホ
ツクとすることができる。
また、本考案に係る衣服用ホツクによれば、雌
部材Aは座板1に包持壁4,4を形成する構成で
あるため、雄部材Bを座板1の表面に沿い円滑に
挿入離脱することができ、使い勝手のよい衣服用
ホツクとすることができる。
また、本考案に係る衣服用ホツクによれば、雌
部材Aの包持壁4,4の入口部6を、雄部材Bの
押出部9の最大直径より少許幅狭にする構成であ
るため、係合状態の雌雄部材A,Bが互に離脱方
向、またはねじれ方向に移動することを防止する
ことができ、係合状態が不用意にはずれることが
ない衣服用ホツクとすることができる。
また更に、本考案に係る衣服用ホツクによれ
ば、雄部材Bは、係止縁8に取付孔10を穿設す
る押出部9を形成し、雌部材Aとの係合手段と衣
服への止着部とを兼用させる構成であるため、構
造簡単で製作容易な雄部材Bとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る雌部材の正面図、第2図
は第1図の−線における断面図、第3図は第
1図の−線における断面図、第4図は本考案
に係る雄部材の正面図、第5図は第4図の−
線における断面図、第6図は本考案に係る雌部材
用の装飾冠を有するはとめ部材の縦断面図、第7
図は本考案に係る雄部材用のはとめ部材の縦断面
図、第8図は本考案に係る雌雄部部材の使用状態
の説明断面図、第9図は本考案に係る雌雄部材の
使用状態の一部省略正面図、第10図は本考案に
係る雌雄部材の嵌合係止状態における説明断面
図、第11図は本考案案に係る衣服用ホツクを取
付けた状態を示す説明図である。 A……雌部材、B……雄部材、C……はとめ部
材、D……はとめ部材、E……上重合部、F……
下重合部、1……座板、2……凹陥部、3……取
付孔、4……包持壁、5……間隔、6……入口
部、7……爪部、8……係止縁、9……押出部、
10……取付孔、11……脚筒、12……座板、
13……装飾冠、14……脚筒、15……座部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌部材Aは、取付孔3を有する伏椀状の凹陥部
    2を座板1の裏面側の略中央に設け、断面視上鉤
    状の包持壁4,4を略こ字状に座板1の表面側に
    設け、包持壁4,4の間隔5を雄部材Bの押出部
    9の最大直径より遥かに小さくし、包持壁4,4
    の入口部6の幅を雄部材Bの押出部9の最大直径
    よりも少許幅狭とし、座板1の長手方向の中心線
    上の裏面側に先端を折曲した爪部7を形成してな
    り、雄部材Bは、係止縁8を残して中央に伏椀状
    の押出部9を形成、該押出部9の中央に取付孔1
    0を穿設してなり、はとめ部材を雌雄部材A,B
    の取付孔3,10にかしめ止めする衣服用ホツ
    ク。
JP10573784U 1984-07-11 1984-07-11 衣服用ホツク Granted JPS6119313U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10573784U JPS6119313U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 衣服用ホツク

Applications Claiming Priority (1)

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JP10573784U JPS6119313U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 衣服用ホツク

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Publication Number Publication Date
JPS6119313U JPS6119313U (ja) 1986-02-04
JPH018183Y2 true JPH018183Y2 (ja) 1989-03-03

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ID=30665046

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JP10573784U Granted JPS6119313U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 衣服用ホツク

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JP (1) JPS6119313U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504406U (ja) * 1973-05-11 1975-01-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504406U (ja) * 1973-05-11 1975-01-17

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Publication number Publication date
JPS6119313U (ja) 1986-02-04

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