JPH01815A - Bifet論理回路 - Google Patents

Bifet論理回路

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JPH01815A
JPH01815A JP63-58562A JP5856288A JPH01815A JP H01815 A JPH01815 A JP H01815A JP 5856288 A JP5856288 A JP 5856288A JP H01815 A JPH01815 A JP H01815A
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アレン・ハーヴエイ・ダンスキイ
ジヤツク・オーサー・ドーラー
ワルター・スタンレイ・クララ
フランク・ミツチエル・マーシイ
ステイブン・ジヨン・ジイル
アドリアン・ズーカーマン
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インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は一般に半導体集積論理回路に関し、より具体的
にはスイッチングが迅速で電力消費量が少ないBIFE
T論理回路に関する。
B、従来技術 半導体加工技術の進歩により、単一チ、ツブLに多数の
能動素子が製造できるようになった。7(イポーラ・ト
ランジスタは、スイッチング速度が速く、単位負荷当り
の遅延が少なく、電流利得が高いので大きな容量性負荷
をドライブできるために、こうしたチップ用の好ましい
能動素子である。具体的に言うと、遷移時間中に、バイ
ポーラ電流利得によって容量性負荷の迅速な充電と放電
が可能であり、そのためにスイッチング速度が速く、か
つファンアウト遅延が少ない。
しかし、電流消費量が大きいため、2万個以上の回路を
備えたバイポーラ・チップの設計ができない。現在得ら
れる2、3の低電力(200マイクロワット未満)バイ
ポーラ回路は低速であり、また抵抗値が高いために実施
が難しい。
電力消費量の問題を軽減するために、現在、電力消費量
の少ないCFET (相補型電界効果トランジスタ)回
路をバイポーラ・プッシュプル・ドライバ出力回路と組
み合わせて使った論理機能が設計されつつある。この組
合せはBtFET回路またはBICMO8回路とも呼ば
れ、FET(電界効果トランジスタ)の高い耐雑音性、
高い入力インピーダンス、および小さな電力消費量とい
った特性を利用して実際の論理機能を実行し、同時にバ
イポーラ・ドライバ出力回路を使ってFETの低い相互
フンダクタンスと不十分な高容量性負荷ドライブ能力を
軽減している。
通常のCFET論理回路は、並列または直列に接続され
た1個または複数のN型FETに接続された、直列また
は並列に接続された1個または複数のP型FETを利用
している。各入力線は、別のP型FETのゲートおよび
別のN型FETのゲートに接続されている。このCFE
T論理回路からの出力線は、出力線上のソース電流に接
続された第1のバイポーラ・トランジスタのドライブ・
ベース電流および出力線からのシンク電流に接続された
第2のバイポーラ・トランジスタのドライブ・ベース電
流に接続されている。
従来技術のこの型式の大部分の回路では、N型FETが
出力線と第2のトランジスタのベースとの間に接続され
ている。この接続が、P型FETを介した電源へのN型
FET接続とあいまって、第2のバイポーラ・トランジ
スタにベース電流を供給し、それによって、これらN型
FETが導通状態のとき、出力線から電流をシンクする
。たとえば、米国特許第4816146号を参照のこと
C9発明が解決しようとする問題点 しかし、出力線をたとえば3ボルトの高電圧から接地電
圧に近い低電圧に切り換える間、上記の回路接続は、最
初出力線上で約0.7ボルトまで速い電圧降下を起こし
、続いて0.7ボルトから接地電圧付近まで非常にゆっ
くりした電圧降下を起こすことがわかってきた。この遅
い電圧降下期間は、電流をシンクする第2のバイポーラ
・トランジスタに対するベース電流が、P型FETが導
通を停止した後、すでに初期の速い電圧降下中にその容
量性電荷の大部分をシンクしてしまった出力線から実際
に来ていることによるものである。
要するに、出力電圧が約0.7ボルトまで降下するとき
、電流をシンクする第2のトランジスタのベースも(ベ
ースから出力線に接続されたN型FETがオンであり、
N型FETのソースはそのドレインよりも高い電圧を持
っていないので)、0.7ボルトに降下する。したがっ
て、この第2のトランジスタはオフになり、(VBEが
0.7ボルトより低いと、トランジスタを導通状態に維
持するのに不十分である)、コレクタ電流をゼロにさせ
る。すなわち、出力線が降下するとき、第2のトランジ
スタももはや出力線の容量性電流に対するシンクとなら
ず、出力電圧は0.7ボルトより低く迅速に降下し続け
ることができない。したがって、出力線上で残りの容量
性電荷をシンクして出力線を接地電位近くまで降下させ
るために、回路は第2のバイポーラ・トランジスタを通
過する漏れ電流に頼らなければならない。
この0.7ボルトから接地電位への遅い出力線の電圧降
下のため、この遅い電圧降下の一部分の間、P型FET
もN型FETも次のCFET回路中で導通状態となり、
VCCと大地の間に低インピーダンス接続をもたらすの
で、この回路の出力線は、閾値の低いCFET回路をド
ライブするには適していない。この点に関して、通常の
N型FETの0.4ボルトのV。S閾値よりも高く、通
常のP型FETの0.6ボルトのVGS閾値よりも低い
電圧範囲では、どちらのデバイスも導通状態になる。
したがって、この0.4−0.Eiボルトの範囲で遅い
電圧降下が起こるとき、出力線でドライブされているC
FET回路の電力損が大きくなる。
その上、従来技術による上記の型式の大部分のB I 
FET回路は、その論理機能を実施するために、バイポ
ーラ・トランジスタ2個と、回路ファンインの少なくと
も3倍のFETと、さらにFET1個を必要とする。し
かし、回路のファンインが大きくなるにつれ、こうした
回路用の能動デバイスの数がとてつもなく多くなる。
本発明は、上記の問題、特に高速スイッチングを達成す
ることを意図したものである。
D8問題点を解決するための手段 簡単に言うと、本発明は、電源と基準電位との間に直列
に結合した第1導電型の第1FET回路および第2導電
型の第2FET回路を含む入力論理回路の上記結合点と
上記結合点と反対側の上記第2FET回路の回路点とを
プッシュプル・バイポーラ・トランジスタに結合するよ
うにしたBIFET論理回路であって、上記電源を上記
結合点に結合する抵抗手段を設けたB I FET論理
回路に関するものである。したがって、第2FET回路
が導通してプツシニブル回路の電流シンク・バイポーラ
・トランジスタを駆動し、出力線電流のシンクが開始さ
れて出力線の電圧が降下した後でも、上記抵抗手段およ
び第2FET回路を介して電流シンク・バイポーラ・ト
ランジスタに駆動電流が与えられ、したがって出力線の
プル・ダウンが加速されて高速スイッチングを得ること
ができる。
E、実施例 第1図に本発明の一実施例を構成図の形で示す。
第1図の回路は、2本の入力線10.12および出力線
14を含んでいる。反転機能を実施する場合は、入力線
を1本だけ使うことに留意されたい。
CFET論理回路16(通常はCMO8回路)は、2本
の入力線10と12から信号を受は取って、入力線10
および12上の信号の値に応じて、線18上に第1の制
御信号を、また線20上に第2の制御信号を生成する。
この回路16は、さらに第1の信号線18が第1の所定
の値の範囲内にある場合は出力線14に電流をドライブ
し、また第2の信号線20が第2の所定の値の範囲内に
ある場合は出力線14から電流をシンクするための、バ
イポーラ・トランジスタからなるプッシュプル回路22
を含んでいる。この回路16は、さらに線25を介して
FET論理回路16に接続され線27を介してプッシュ
プル回路22に接続された電源24と、所定の極性をも
つ電流を線28、CFET論理回路を介して第2の制御
線20に供給するように電源を接続するための抵抗手段
26とを含んでいる。この線28からの電流により、プ
ッシュプル回路22は、出力線14の電圧が降下した後
でも、出力線14から電流をシンクする。
FET論理回路16は、たとえばNAND機能、NOR
機能、反転機能、AND−OR反転機能、0R−AND
反転機能など様々な論理機能を実施するのに利用できる
。本発明の効果をさらに例示するために、本発明を限定
するものとしてではなく、NAND論理回路16に関し
て本発明について論じることにする。
第2図を参照すると、NAND機能がFET論理回路1
6で実施されている。このNAND機能は、2本の入力
線が第1の1組の所定の値をとるとき、第1の制御線1
8上に第1の所定の値の範囲をとる第1の制御信号を生
成するように、第1の入力線10と第2の入力線12を
ある導電型の第1組のFET30と32のゲートに接続
することによって得られる。第1の入力線10と第2の
入力線にはまた、2本の入力線10と12が第2の1組
の所定の値をとるとき、第2の制御線20上に第2の所
定の値の範囲をとる第2の制御信号を生成するように、
別の導電型の第2の1組のFET34と36のゲートに
接続されている。抵抗手段26は、この場合は単なる抵
抗であり、電源と、第2組のFETのうち少なくとも1
つのFET(この構成ではFET34)のドレインまた
はソースとの間に接続されている。
第2図に示した特定の実施例では、第1組のFET30
と32は、並列回路として接続された少なくとも2つの
P型FETを含んでいる。この並列回路の一端は電源バ
ス24に接続され、他端は第1の制御線18に接続され
ている。入力線1゜と12はそれぞれ異なるP型FET
のゲートに接続されている。第2組のFETは、直列回
路として接続された少なくとも2つのN型FET34と
36を含んでいる。この直列回路の1端は第1の制御線
18に接続され、他端は第2の制御線2゜に接続されて
いる。入力線10と12はそれぞれ異なるN型FETの
ゲートに接続されている。
論理回路16は、さらに第1の制御線1.8がその第1
の値の範囲内にあるとき、第2の制御線20をプッシュ
プル回路22中で電流がシンクするのを妨げるのに充分
な値にするフィードバック回路40を含んでいる。論理
回路16は、さらに第2の制御線20がその第2の所定
の値の範囲内にあるとき、フィードバック回路4oが動
作するのを妨げる手段42を含んでいる。第2図に示し
た実施例では、フィードバック回路40は、単に第2の
制御線20と防止手段42の間に接続されたN型FET
41によって実施されている。防止手段42は、単にそ
のゲートとドレインが互いに接続されてダイオードを形
成し、かつそのソースが接地電位などの基準電位に接続
されたN型FET43によって実施されている。
第2図の実施例のプッシュプル回路22は、導通状態の
とき電流を出力線14にドライブする、そのベースが第
1の制御線18に接続された第1のバイポーラ・トラン
ジスタ50を含んでいる。
プッシュプル回路22は、また導通状態のとき出力線1
4から電流をシンクする、そのベースが第2の制御線2
0に接続された第2のバイポーラ・トランジスタ54を
含んでいる。この回路22には、第2のバイポーラ・ト
ランジスタ54が飽和するのを妨げる手段56が含まれ
ている。第2図の実施例では、この飽和防止手段56は
、単に周知のやり方でそのゲートおよびドレインが第2
のバイポーラ・トランジスタ54のベースに接続され、
ソースがそのコレクタに接続されたNチャネルFET5
Bからなる。NチャネルFETダイオード56は、出力
線14(第2のバイポーラ・トランジスタ54のコレク
タ)にかかる電圧が充分(約0.1ボルト)に降下して
、N型FETダイオード56の両端間のベース・コレク
タ電圧がそのダイオードの電圧閾値より上になるときに
だけ、オンになり電流を導通する。この飽和防止装置を
電流シンク用の第2のトランジスタと併用することは、
従来技術の回路では、第2のバイポーラ・トランジスタ
のベースとコレクタが1個または複数の能動デバイスを
介して短絡されているので、一般に従来技術のこのタイ
プのB I CFET回路では行なわれないことに留意
されたい。
抵抗手段26は、様々な構成で実施でき、第2図に示し
た抵抗が最も複雑でない。この単純な抵抗を実施する便
利な方法は、シリコンの上にポリシリコンを使うもので
ある。通常、抵抗手段の抵抗値は実験的に選ぶ。使用で
きる1つの抵抗値は1メガオームであり、約2μAの電
流を引き出す。
所定のドライバ電流を希望する場合は、抵抗80を出力
線14と基準電位の間に接続できることに留意されたい
次に、第2図に示した回路の実施例の動作について説明
する。この説明では、N型FETの閾値電圧はVGS=
0.4ボルト、P型FETの閾値電圧はVas = −
0、9ボルトと仮定する。
まず、2本の入力線10と12の一方に低電圧入力がか
かり、他方に高電圧入力がかかっているものと仮定する
。たとえば、入力線10は電圧Oホルトであり、入力線
12は2.7ボルト、電源電圧は3.40ボルトとする
。この例では、P型FET32のゲート・ソース電圧は
−3,40ボルトで、P型デバイスのV。3導通閾値(
−0,9V)よりも低い。したがって、FET32は導
通し、第1の制御線18上の電圧は高レベル(約3゜4
ボルト)であり、電流ドライブ用バイポーラ・トランジ
スタ50が導通する。導通状態のバイポーラ・トランジ
スタ50は出力線14上に電流をドライブし、そのエミ
ッタ・フォロア動作のために線14にかかる電圧をその
ベース電圧よりも0゜7ボルト低い電圧、即ち2.7ボ
ルトに上げる。
フィードバック手段40用のN型FET41は、その3
.4ボルトのゲート電圧がN型FETのVoslJl値
0.4ボルトよりも高いゲート・ソース電圧降下をもた
らすので、導通する。ダイオード43はN型FET41
のソース端子電圧を0.5ボルトに上げるものの、この
ソース電圧の追加によってN型FET41がオンになる
ことは妨げられない。したがって、第2の制御線20は
、接地電位付近の低電圧に接続される。線12にかかる
高電圧は、N型FET3Bにバイアスをがけて導通状態
にするのに充分なゲート・ソース電圧降下を引き起こす
。しかし、N型FET34は、入力線10にかかる電圧
が低いために、非導通状態のままである。したがって、
N型FET34と36を通って第2の制御線20に、さ
らにバイポーラ・トランジスタ54のベースに流れる電
流はなく、シたがってトランジスタ54は非導通状態の
ままである。
ここで、入力線10にかかる電圧が2.7ボルト(高レ
ベル)に上がって、N型FET34がオンになると仮定
する。P型FET32のゲート・ソース電圧は(Vas
=−〇、9Vの閾値よりも高い)約−0,7ボルトに上
がり、P型FET32は非導通状態になる。P型FET
30と32が非導通状態であり、N型FET34と36
が導通状態なので、第1の制御線18上の電圧は0.6
8ボルトに降下する。この電圧は、第1のバイポーラ・
トランジスタ50の閾値より充分に低く、シたがってそ
のトランジスタ50を非導通にさせる。
この第1の制御線18にかかる電圧が0.68ボルトに
降下することにより、N型FET41のゲート・ソース
電圧はその導通電圧閾値より低く降下し、N型FET4
1は導通をやめる。ダイオード43はN型FET41の
ソース電圧を約0.5ボルトにし、したがって、入力線
10と12が共に高レベルのとき、N型FET41のゲ
ート・ソース電圧はその導通閾値より低くなる。
しかし、入力線10と12はF E T 34.36の
ゲート・ソース電圧をそれぞれの導通閾値よりモ上にバ
イアスしているので、共に導通する。これらのN型FE
Tは、第2のバイポーラ・トランジスタ54のベースに
電流を供給する。その」二、N型FET36のソース・
フォロア動作のために、第2の制御線20にかかる電圧
は第2のバイポーラ・トランジスタ54の閾値電圧より
上に上がり、このトランジスタ54は導通する。第2の
バイポーラ・トランジスタ54の導通により、出力線工
4から電流がシンクされて、その電圧を降下させる。
まず、入力線10にかかる電圧が2.70ボルトに近づ
くとき、N型FET34と36を介して第2のバイポー
ラ・トランジスタ54のベースに供給される電流の大部
分(約50μA)は、電源からP型FET32 (まだ
オフになっていない)を介してきたものである。したが
って、バイポーラ・トランジスタ54はオンになり、出
力線14から大量の容量性電流を放電させ、その結果急
速に電圧が降下する。P型FET32がオフになると、
出力線14から残りの容量性電荷をシンクするのに必要
なトランジスタ54のベース電流が、電源24から抵抗
手段26を介してN型FET34と36に供給される。
したがって、抵抗手段26を通るこの電流により、出力
線14にかかる電圧が急速に約0.7ボルトから0.1
ボルトに降下する。また、抵抗手段26からバイポーラ
・トランジスタ54に供給される直流または定常状態の
ベース電流によって、この0.1ボルトの出力が維持さ
れる。出力線14にかかるこの0.1ボルトは、線14
からドライブされるCMO8回路中の1つの導電型のF
ETだけを導通状態にするのに充分であり、したがって
電力消費量が節減される。
一方、従来技術の回路は、抵抗手段26を使用せず、そ
のN型FETの直流回路を出力線14に結合している。
したがって、最初に出力線14から電流が放電された後
は、第2のバイポーラ・トランジスタ54を導通状態に
保つのに充分なベース電流が出力線14から得られない
。したがって、こうした従来技術の回路の出力線にかか
る電圧は、最初の迅速な電圧降下の後は、接地電圧に向
かって非常にゆっ(りと降下する。
電荷負荷が非常に軽いとか、第1の制御線18の内部キ
ャパシタがかなり大きいなど、ある種の回路状態では、
第1および第2のバイポーラ・l・ランジスタ50およ
び54として超高速バイポーラ・トランジスタを使う場
合、回路動作中のある時点で低インピーダンス接地経路
が生じることがある。たとえば、入力線10にかかる電
圧が高レベルになり、入力線12にかかる電圧が既に高
レベルであるとき、N型FET34と36からの電流が
第2の制御線20に印加されて、第2のバイポーラ・ト
ランジスタ54をオンにする。したがって、出力線14
(およびバイポーラ・トランジスタ50のエミッタ)に
かかる電圧は急速に降下し。
始める。同時に、P型FET30と32が非導通状態に
なり、N型FET34と36が導通状態になるので、第
1の制御線18にかかる電圧も急速に降下し始める。し
かし、制御線18にかかる1圧が降下するとき、第1の
バイポーラ・トランジスタ50のエミッタの電圧も降下
しており、したがって、第1のバイポーラ・トランジス
タ50のVBEが引き続きそのトランジスタを導通状態
に保つのに充分であって、しかも、第2のバイポーラ・
トランジスタが導通しているときが短時間ある。
この同時導通により、電源から大地への電流経路が生じ
て、過剰の電力消費をもたらす。
第1のバイポーラ・トランジスタ50のエミッタの電圧
が降下するとき、第1の制御線18にかかる電圧が第1
のバイポーラ・トランジスタ50のカットオフ電圧VB
Eよりも低く降下することが望ましい。この電圧降下は
、第1の制御線18にかかる電圧をバイポーラ・トラン
ジスタ50のエミッタ電圧と同時に強制的に降下させる
装置を接続することによって実現できる。第2図に示し
た実施例では、ダイオード51を使ってこの機能を実現
している。たとえば、FET51のゲートとドレインを
第1の制御線18に接続し、そのソースをバイポーラ・
トランジスタ50のエミッタ端子に接続することができ
る。FET51の閾値電圧は0.5ボルトとすることが
でき、そうするとFET51はバイポーラ・トランジス
タ50より前に導通して、第1の制御線18を強制的に
エミッタ電圧に従わせる。FET51の両端間のインピ
ーダンス51により、バイポーラ・トランジスタ50は
オンになる。この装置51を使用すると、第1のバイポ
ーラ・トランジスタ50のエミッタ端子の降下電圧がト
ランジスタのVBEをその導通閾値より高く維持するこ
とが有効に防止できることに留意されたい。
また、直列に接続された同じ導電型のFETは、それぞ
れのFETのゲート幅が元のFETの半分である、並列
に接続されたFETを2組直列に接続すれば実現できる
。これらのFETへの入力は、直列接続された1組のF
ETにある順序で、またもう1組のFETに逆の順序で
接続される。たとえば、第2図に関して、N型FET3
4と36をそれぞれゲート幅が元のN型FET34と3
6の半分である、直列接続された1組のN型FET34
Aと38Aならびにやはりゲート幅が半分のもう1組の
直列接続されたN型FET34Bと36Bで置き換える
ことができる。この構成を用いると、制御線18および
20にかかる電圧が互いにより近い時間列で変化し、し
たがって両方のトランジスタが同時に導通状態となるこ
とが防止される。たとえば、入力線10が既に高レベル
で、入力線12が高レベルになる場合、この構成により
、第1の制御線18にかかる電圧が低レベルになる前に
、物理的にN型FET36により近い第2の制御線20
が高レベルになって、バイポーラ・トランジスタ54を
導通させることが防止される。
第3図には、本発明をNOR機能に関して実施した回路
図が示されている。この図で第1図および第2図の要素
と同じ参照番号をつけた要素は、それらの図の要素に対
応するものである。第3図で、NOR機能は、第1の1
組のFETによって実施される。この1組のFETは、
直列回路として接続された少なくとも2つのFET70
と72を含んでおり、この直列回路の一端は電源バス2
4に接続され、他端は第1の制御線18に接続されてい
る。入力線10と12は、それぞれ異なるP型FETの
ゲートに接続されている。この回路は、さらに並列回路
として接続された第2の1組のN型FET74と76を
含んでおり、この並列回路の一端は第1の制御線18に
接続され、他端は第2の制御線20に接続されている。
入力線10と12は、それぞれ別のN型FETのゲート
に接続されている。第3図の回路は、また第1の制御線
18および第2の制御線20によってドライブされるプ
ッシュプル回路22、第1の制御線18に接続されたフ
ィードバック線を有するフィードバック回路40、およ
びフィードバック回路40に接続された防止手段42を
含んでいる。この場合も、電源バス24とN型FET7
4および76のドレ・インまたはソースとの間に抵抗手
段26が接続されている。
第3図の回路は、第2図の回路と同様に動作する。この
点に関して、抵抗手段26は、2本の低入力線10と1
2のどちらかが高レベルになったとき、N型FET74
と76の一方または両方に電流を供給するように曇く。
したがって、抵抗手段26により、出力線14がプッシ
ュプル回路22を通して充分に容量性放電され、その電
圧が約0.1ボルトまで降下するようにする。入力線1
0および12にかかる入力電圧が共に低レベルのときは
、P型FET70と72が共に低レベルであり、したが
って第1の制御線18は高レベルであり、プッシュプル
回路22に電流を出力線14にドライブさせることに留
意されたい。したがって、この回路によってNOR接続
が実現される。
第2図の回路を、ASTAPを用いてシミュレー1− 
した。このシミュレーションでは、負荷条件はファンイ
ン=2、ファンアウト=3、負荷キャパシタンス0.2
8pfであった。7段チェーンで解析を行ない遅延を2
段で平均した。電力は交流成分と直流成分を含み、周波
数50MHz1スイッチンスイッチング率た。このシミ
ュレーションの結果、遅延は2401)s、電力は50
MHzで72μWであった。
本発明で開示した回路は、BIFET回路によって出力
線の接地電位近くまで高速スイッチングをもたらす。し
たがって、本発明の回路を使って、低閾値CI?’ET
回路を直接ドライブすることができる。さらに、本発明
の回路で使用する能動デバイスの数は、回路ファンイン
の2倍+3個のFETと2個のバイポーラ・トランジス
タである。デバイス数が減ったため、回路の収率が向上
し、その占有面積が減り、したがってチップ・サイズが
小さくなりコストが下がる。
F0発明の効果 本発明によって提供される利点は、出力線をたとえば接
地電位近くの基準電圧まで高速でスイッチングができる
ことである。したがって、本発明の回路を使って、閾値
の低いCFET回路を直接ドライブすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の概略構成図である。 第2図は、本発明にもとづ<NANDゲートの一実施例
の概略回路図である。 第3図は、本発明にもとづ<NOR論理回路の一実施例
の概略回路図である。 10.12・・・・入力線、14・・・・出力線、16
・・・・CFET論理回路、18.20・・・・制御線
、22・・・・プッシュプル回路、24・・・・電源、
26・・・・抵抗手段、30.32・・・・P型FET
、34.36・・・・N型FET、40・・・・フィー
ドバック回路、42・・・・防止手段、43・・・・N
型FETダイオード、50154・・・・バイポーラ・
トランジスタ、56・・・・飽和防止手段(Nチャネル
FET)、80・・・・抵抗。 出願人  インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人  弁理士  山  本  仁  朗(外1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電源と基準電位との間に直列に結合した第1導電型の第
    1FET回路および第2導電型の第2FET回路を含む
    入力論理回路の上記結合点とを上記結合点と反対側の上
    記第2FET回路の回路点とをプッシュプル・バイポー
    ラ・トランジスタに結合するようにしたBIFET論理
    回路であって、上記電源を上記結合点に結合する抵抗手
    段を設けたことを特徴とするBIFET論理回路。
JP63058562A 1987-03-16 1988-03-14 Bifet論理回路 Expired - Lifetime JP2549141B2 (ja)

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US26229 1987-03-16
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JPH01815A true JPH01815A (ja) 1989-01-05
JPS64815A JPS64815A (en) 1989-01-05
JP2549141B2 JP2549141B2 (ja) 1996-10-30

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