JPH017751Y2 - - Google Patents
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- JPH017751Y2 JPH017751Y2 JP1983139139U JP13913983U JPH017751Y2 JP H017751 Y2 JPH017751 Y2 JP H017751Y2 JP 1983139139 U JP1983139139 U JP 1983139139U JP 13913983 U JP13913983 U JP 13913983U JP H017751 Y2 JPH017751 Y2 JP H017751Y2
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- Japan
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- belt
- drive
- punching plate
- drive drum
- endless
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Links
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は繊維の板状成形装置に関する。
従来、繊維の板状成形体製品を少くともその片
面を〓後の修正を要しない平坦面として製造でき
る繊維の板状成形装置として、一端から連続的に
供給される熱硬化性接着剤を混入したグラスウー
ル等の繊維から成る繊維帯状物を挟圧し乍ら一方
へ移行せしめる1対の対向する無端パンチングプ
レートコンベアーと、その少くとも一方の該パン
チングプレートコンベアーの外周面に無数の微孔
を有する無端外被ベルトとを備え、該帯状物の少
くとも片面を該外被ベルトを介して挟圧せしめる
ようにし、該帯状物の走行中にこれに熱風を通過
せしめて含有接着剤を加熱硬化せしめる加熱部を
備えて成るものが知られているが、この場合該パ
ンチングプレートコンベアーと該外被ベルトを同
時走行させるべくこれらの走行速度を同一速度に
設定することが一般であるが、それらの各構成部
材の熱膨張率や機械的強度等の相違から、該外被
ベルトの走行速度が該パンチングプレートコンベ
アーの走行速度よりも速くなり勝ちで、繊維帯状
物の反発力による移送負荷が該外被ベルトにかか
り過ぎ、該外被ベルトが伸びたり破断したりする
等の不都合を有する。
面を〓後の修正を要しない平坦面として製造でき
る繊維の板状成形装置として、一端から連続的に
供給される熱硬化性接着剤を混入したグラスウー
ル等の繊維から成る繊維帯状物を挟圧し乍ら一方
へ移行せしめる1対の対向する無端パンチングプ
レートコンベアーと、その少くとも一方の該パン
チングプレートコンベアーの外周面に無数の微孔
を有する無端外被ベルトとを備え、該帯状物の少
くとも片面を該外被ベルトを介して挟圧せしめる
ようにし、該帯状物の走行中にこれに熱風を通過
せしめて含有接着剤を加熱硬化せしめる加熱部を
備えて成るものが知られているが、この場合該パ
ンチングプレートコンベアーと該外被ベルトを同
時走行させるべくこれらの走行速度を同一速度に
設定することが一般であるが、それらの各構成部
材の熱膨張率や機械的強度等の相違から、該外被
ベルトの走行速度が該パンチングプレートコンベ
アーの走行速度よりも速くなり勝ちで、繊維帯状
物の反発力による移送負荷が該外被ベルトにかか
り過ぎ、該外被ベルトが伸びたり破断したりする
等の不都合を有する。
本考案はかかる不都合を解消した繊維の板状成
形装置を提供するもので、一端から連続的に供給
される熱硬化性接着剤を混入したグラスウール等
の繊維から成る繊維帯状物aを挟圧し乍ら一方へ
移行せしめる1対の対向する無端パンチングプレ
ートコンベアー3,3と、その少くとも一方の該
パンチングプレートコンベアー3の外周面に無数
の微孔4aを有する無端外被ベルト4とを備え、
該帯状物aの少くとも片面を該外被ベルト4を介
して挟圧せしめるようにし、該帯状物aの走行中
にこれに熱風を通過せしめて含有接着剤を加熱硬
化せしめる加熱部16を備えて成る繊維の板状成
形装置に於て、該外被ベルト4を駆動源13に連
なる駆動ドラム9で積極的に走行せしめるように
し、該駆動源13による該駆動ドラム9の駆動回
転速度を該外被ベルト4の走行速度が該パンチン
グプレートコンベアー3,3の走行速度よりも遅
くなるように設定すると共に、該駆動ドラム9と
該駆動源13との間に該駆動ドラム9のオーバー
回転を許容するワンウエイクラツチ19を介在さ
せたことを特徴とする。
形装置を提供するもので、一端から連続的に供給
される熱硬化性接着剤を混入したグラスウール等
の繊維から成る繊維帯状物aを挟圧し乍ら一方へ
移行せしめる1対の対向する無端パンチングプレ
ートコンベアー3,3と、その少くとも一方の該
パンチングプレートコンベアー3の外周面に無数
の微孔4aを有する無端外被ベルト4とを備え、
該帯状物aの少くとも片面を該外被ベルト4を介
して挟圧せしめるようにし、該帯状物aの走行中
にこれに熱風を通過せしめて含有接着剤を加熱硬
化せしめる加熱部16を備えて成る繊維の板状成
形装置に於て、該外被ベルト4を駆動源13に連
なる駆動ドラム9で積極的に走行せしめるように
し、該駆動源13による該駆動ドラム9の駆動回
転速度を該外被ベルト4の走行速度が該パンチン
グプレートコンベアー3,3の走行速度よりも遅
くなるように設定すると共に、該駆動ドラム9と
該駆動源13との間に該駆動ドラム9のオーバー
回転を許容するワンウエイクラツチ19を介在さ
せたことを特徴とする。
次に本考案の実施例を示す添付図面につき説明
する。
する。
第1図は、本考案装置の1例を含むグラスマツ
ト連続成形装置のフローシートを示し、原料グラ
スウールに10%前後の例えばフエノール樹脂等の
熱硬化性樹脂を吹付け混合したグラスウールマス
aを集綿コンベアーbで一方へ、図面では右方へ
送りその帯状物aを下記詳述する本考案成形装置
1へ送り込み、該装置1に於て所定厚さに加圧加
熱成形せしめた後、切断刃cにより適宜の大きさ
に切断され所定大きさのガラスマツト製品とす
る。
ト連続成形装置のフローシートを示し、原料グラ
スウールに10%前後の例えばフエノール樹脂等の
熱硬化性樹脂を吹付け混合したグラスウールマス
aを集綿コンベアーbで一方へ、図面では右方へ
送りその帯状物aを下記詳述する本考案成形装置
1へ送り込み、該装置1に於て所定厚さに加圧加
熱成形せしめた後、切断刃cにより適宜の大きさ
に切断され所定大きさのガラスマツト製品とす
る。
図中2は本考案装置1の枠体を示し、該枠体2
内に長さ方向に略10mに亙つて貫通走行する上下
に調節自在に所定間隔を存して対向配設される1
対の無端パンチングプレートコンベアー3,3を
収容すると共に、該パンチングプレートコンベア
ー3,3の各外周面、即ち繊維の帯状物aに対面
する面に熱風の通過は良好に許容するが、成形体
製品の両面の夫々に凹凸を与えない程度の微孔4
aを無数に有する無端外被ベルト4,4を夫々配
し該外被ベルト4,4を介して該パンチングプレ
ートコンベアー3,3で該帯状物aを挟圧し乍ら
一方へ、図面では右方へ移動させるようにして、
両面平坦な加熱硬化成形物を得ることができるよ
うにした。
内に長さ方向に略10mに亙つて貫通走行する上下
に調節自在に所定間隔を存して対向配設される1
対の無端パンチングプレートコンベアー3,3を
収容すると共に、該パンチングプレートコンベア
ー3,3の各外周面、即ち繊維の帯状物aに対面
する面に熱風の通過は良好に許容するが、成形体
製品の両面の夫々に凹凸を与えない程度の微孔4
aを無数に有する無端外被ベルト4,4を夫々配
し該外被ベルト4,4を介して該パンチングプレ
ートコンベアー3,3で該帯状物aを挟圧し乍ら
一方へ、図面では右方へ移動させるようにして、
両面平坦な加熱硬化成形物を得ることができるよ
うにした。
尚、目的とする成形体製品によつては、一方の
外被ベルト4を省略できる。
外被ベルト4を省略できる。
無端パンチングプレートコンベアー3は、多数
の通常5mm〜10mmの大きさのパンチング孔3aを
有するパンチングプレート3bの複数枚を連結し
て成り、前後1対の駆動スプロケツト5及び従動
スプロケツト6に無端状にかけられた駆動用チエ
ーン7に各パンチングプレート3bを連結腕8を
介して接続して該駆動用チエーン7の移動方向に
沿つて走行されるものとした。又、無端外被ベル
ト4は図示のものでは目孔1.5mm程度を有するス
テンレス撚線トリプル金網を使用したもので、こ
れを無端状ベルトとして前後1対の駆動ドラム9
及び従動ドラム10にかけわたし、該駆動ドラム
9の駆動軸11を、前記駆動スプロケツト5の駆
動軸12と連結し、該駆動スプロケツト5を駆動
源13により回転せしめると同時に該無端外被ベ
ルト4を回転走行せしめるようにした。
の通常5mm〜10mmの大きさのパンチング孔3aを
有するパンチングプレート3bの複数枚を連結し
て成り、前後1対の駆動スプロケツト5及び従動
スプロケツト6に無端状にかけられた駆動用チエ
ーン7に各パンチングプレート3bを連結腕8を
介して接続して該駆動用チエーン7の移動方向に
沿つて走行されるものとした。又、無端外被ベル
ト4は図示のものでは目孔1.5mm程度を有するス
テンレス撚線トリプル金網を使用したもので、こ
れを無端状ベルトとして前後1対の駆動ドラム9
及び従動ドラム10にかけわたし、該駆動ドラム
9の駆動軸11を、前記駆動スプロケツト5の駆
動軸12と連結し、該駆動スプロケツト5を駆動
源13により回転せしめると同時に該無端外被ベ
ルト4を回転走行せしめるようにした。
尚、図示のものは該外被ベルト4と該パンチン
グプレートコンベアー3を共通の駆動源13で走
行させるようにしたが、夫々を個別の駆動源13
で走行させるようにしてもよい。
グプレートコンベアー3を共通の駆動源13で走
行させるようにしたが、夫々を個別の駆動源13
で走行させるようにしてもよい。
図中14は該外被ベルト4のガイドロールを示
す。又、15は該外被ベルト4の目詰りを取り除
くためのブラシロールを示す。
す。又、15は該外被ベルト4の目詰りを取り除
くためのブラシロールを示す。
図中16は上下コンベアー3,3の各往路側の
背面に配した熱風を噴気する加熱部を示し、その
複数個、図示のものでは3個を、該コンベアー
3,3の往路側の対向間隙によつて形成される繊
維帯状物aの通路の長さ方向に沿つてその上下面
に互い違いに配設し、走行巾の該帯状物aにその
上下面から熱風を交互に吹付け通過させるように
した。又、各加熱部16にはその通路をはさんで
吸気部17を対向配置して、該加熱部16から噴
気される熱風を吸引してこれを図示しない循環フ
アンを介装した熱風循環用ダクトを介して該加熱
部16へ循環供給するようにした。図中18は該
加熱部16に熱風を供給するための加熱炉を示
す。
背面に配した熱風を噴気する加熱部を示し、その
複数個、図示のものでは3個を、該コンベアー
3,3の往路側の対向間隙によつて形成される繊
維帯状物aの通路の長さ方向に沿つてその上下面
に互い違いに配設し、走行巾の該帯状物aにその
上下面から熱風を交互に吹付け通過させるように
した。又、各加熱部16にはその通路をはさんで
吸気部17を対向配置して、該加熱部16から噴
気される熱風を吸引してこれを図示しない循環フ
アンを介装した熱風循環用ダクトを介して該加熱
部16へ循環供給するようにした。図中18は該
加熱部16に熱風を供給するための加熱炉を示
す。
以上の構成は、従来の繊維の板状成形装置と特
に変わるところはないが、本考案は外被ベルト4
全体に均一な張力を与えて該外被ベルト4の駆動
ドラム9前後における部分的なたるみや過剰な張
りをなくして該外被ベルト4が伸びたり破損した
りするのを防止するべく、該外被ベルト4を駆動
源13に連なる駆動ドラム9で積極的に走行せし
めるようにし、該駆動源13による該駆動ドラム
9の駆動回転速度を該外被ベルト4の走行速度が
該無端パンチングプレートコンベアー3,3の走
行速度よりも遅くなるように設定すると共に、該
駆動ドラム9と該駆動源13との間に該駆動ドラ
ム9のオーバー回転を許容するワンウエイクラツ
チ19を介在させた。
に変わるところはないが、本考案は外被ベルト4
全体に均一な張力を与えて該外被ベルト4の駆動
ドラム9前後における部分的なたるみや過剰な張
りをなくして該外被ベルト4が伸びたり破損した
りするのを防止するべく、該外被ベルト4を駆動
源13に連なる駆動ドラム9で積極的に走行せし
めるようにし、該駆動源13による該駆動ドラム
9の駆動回転速度を該外被ベルト4の走行速度が
該無端パンチングプレートコンベアー3,3の走
行速度よりも遅くなるように設定すると共に、該
駆動ドラム9と該駆動源13との間に該駆動ドラ
ム9のオーバー回転を許容するワンウエイクラツ
チ19を介在させた。
図示のものでは、前記各パンチングプレートコ
ンベアー3の駆動スプロケツト5の駆動軸12に
設けたスプロケツト20と外被ベルト4の駆動ド
ラム9の駆動軸11に設けたスプロケツト21を
チエーン22を介して連結し、該スプロケツト2
0,21のギヤ比を該外被ベルト4の駆動ドラム
9の周速度が該パンチングプレートコンベアー3
の駆動スプロケツト5の周速度よりも好ましくは
0.1〜1.5%の速度差で遅くなるように設定し、該
外被ベルト4の駆動ドラム9の駆動軸11にワン
ウエイクラツチ19を備えるものとした。
ンベアー3の駆動スプロケツト5の駆動軸12に
設けたスプロケツト20と外被ベルト4の駆動ド
ラム9の駆動軸11に設けたスプロケツト21を
チエーン22を介して連結し、該スプロケツト2
0,21のギヤ比を該外被ベルト4の駆動ドラム
9の周速度が該パンチングプレートコンベアー3
の駆動スプロケツト5の周速度よりも好ましくは
0.1〜1.5%の速度差で遅くなるように設定し、該
外被ベルト4の駆動ドラム9の駆動軸11にワン
ウエイクラツチ19を備えるものとした。
次に上記本考案装置の作動を説明する。
ここで上下1対の両無端外被ベルト4,4は共
に同一の作動を行うので、一方の無端外被ベルト
4側のみの作動を説明するに本考案装置の導入端
側から導入された熱硬化性樹脂混入グラスウール
等の繊維帯状物aは所定間隔に調節された上下の
パンチングプレートコンベアー3,3によつて微
孔性外被ベルト4を介して一定の厚さに挟圧され
ながら一方へ移行せしめられ、この間、上下に配
置した加熱部16によつて該繊維帯状物aは上下
から交互に熱風を吹付けられてその含有の接着剤
が加熱硬化され両面平坦な加熱硬化成形物が得ら
れる。
に同一の作動を行うので、一方の無端外被ベルト
4側のみの作動を説明するに本考案装置の導入端
側から導入された熱硬化性樹脂混入グラスウール
等の繊維帯状物aは所定間隔に調節された上下の
パンチングプレートコンベアー3,3によつて微
孔性外被ベルト4を介して一定の厚さに挟圧され
ながら一方へ移行せしめられ、この間、上下に配
置した加熱部16によつて該繊維帯状物aは上下
から交互に熱風を吹付けられてその含有の接着剤
が加熱硬化され両面平坦な加熱硬化成形物が得ら
れる。
この場合、該駆動源13による該駆動ドラム1
3による該駆動ドラム9の駆動回転速度を該外被
ベルト4の走行速度が該パンチングプレートコン
ベアー3,3の走行速度よりも遅くなるように予
め設定しているので、従来のように無端パンチン
グプレートコンベアー3,3と無端外被ベルト4
の走行速度を同一速度に設定するものにみられた
ような該外被ベルト4の走行速度が該パンチング
プレートコンベアー3,3の走行速度よりも速く
なつて繊維帯状物aの反発力による移送負荷が該
外被ベルト4にかかり過ぎるという不都合は生じ
ない。
3による該駆動ドラム9の駆動回転速度を該外被
ベルト4の走行速度が該パンチングプレートコン
ベアー3,3の走行速度よりも遅くなるように予
め設定しているので、従来のように無端パンチン
グプレートコンベアー3,3と無端外被ベルト4
の走行速度を同一速度に設定するものにみられた
ような該外被ベルト4の走行速度が該パンチング
プレートコンベアー3,3の走行速度よりも速く
なつて繊維帯状物aの反発力による移送負荷が該
外被ベルト4にかかり過ぎるという不都合は生じ
ない。
又、繊維帯状物aが比較的速いパンチングプレ
ートコンベアー3,3によつて挟圧移行される
時、これらに介装される比較的遅い該外被ベルト
4は該繊維帯状物aの反発力によつて該パンチン
グプレートコンベアー3に引張られるが、この
時、これに応動してワンウエイクラツチ19が作
動し、これによつて該外被ベルト4の駆動ドラム
9はオーバー回転されるので、結局該外被ベルト
4はその全体に亙つて均一な張力を与えられ、該
外被ベルト4の駆動ドラム9の前後における部分
的なたるみや過剰な張りが生じない。
ートコンベアー3,3によつて挟圧移行される
時、これらに介装される比較的遅い該外被ベルト
4は該繊維帯状物aの反発力によつて該パンチン
グプレートコンベアー3に引張られるが、この
時、これに応動してワンウエイクラツチ19が作
動し、これによつて該外被ベルト4の駆動ドラム
9はオーバー回転されるので、結局該外被ベルト
4はその全体に亙つて均一な張力を与えられ、該
外被ベルト4の駆動ドラム9の前後における部分
的なたるみや過剰な張りが生じない。
尚、この場合例えば100Kg/m3の高密度製品の
製造にあつては繊維帯状物aの反発力が大きいの
で該外被ベルト4と該無端パンチングプレートコ
ンベアー3,3の走行速度は略同一となる。
製造にあつては繊維帯状物aの反発力が大きいの
で該外被ベルト4と該無端パンチングプレートコ
ンベアー3,3の走行速度は略同一となる。
尚、片面のみ平坦な加熱硬化成形物を得るため
に、1対の無端パンチングプレートコンベアー
3,3の一方の外周面のみに無端外被ベルト4を
設け、これと他方の無端パンチングプレートコン
ベアー3とで繊維帯状物aを挟圧移行する場合、
特に例えば10Kg/m3の低密度製品の製造の場合、
該繊維帯状物aの上下面に速度差が生じても、そ
の速度差を好ましくは0.1〜1.5%程度としておけ
ばかかる速度差に起因する製品のずれは生じな
い。
に、1対の無端パンチングプレートコンベアー
3,3の一方の外周面のみに無端外被ベルト4を
設け、これと他方の無端パンチングプレートコン
ベアー3とで繊維帯状物aを挟圧移行する場合、
特に例えば10Kg/m3の低密度製品の製造の場合、
該繊維帯状物aの上下面に速度差が生じても、そ
の速度差を好ましくは0.1〜1.5%程度としておけ
ばかかる速度差に起因する製品のずれは生じな
い。
このように本考案によれば、外被ベルト4を駆
動源13に連なる駆動ドラム9で積極的に走行せ
しめるようにし、該駆動源13による該駆動ドラ
ム9の駆動回転速度を該外被ベルト4の走行速度
が該パンチングプレートコンベアー3,3の走行
速度よりも遅くなるように設定すると共に、該駆
動ドラム9と該駆動源13との間に該駆動ドラム
9のオーバー回転を許容するワンウエイクラツチ
19を介在させたので、該外被ベルト4はその全
体に亙つて均一な張力を与えられ、該外被ベルト
4の駆動ドラム9の前後における部分的なたるみ
や過剰な張りが生ぜず、従来のように該外被ベル
ト4が伸びたり破断したりする不都合が生じない
効果を有する。
動源13に連なる駆動ドラム9で積極的に走行せ
しめるようにし、該駆動源13による該駆動ドラ
ム9の駆動回転速度を該外被ベルト4の走行速度
が該パンチングプレートコンベアー3,3の走行
速度よりも遅くなるように設定すると共に、該駆
動ドラム9と該駆動源13との間に該駆動ドラム
9のオーバー回転を許容するワンウエイクラツチ
19を介在させたので、該外被ベルト4はその全
体に亙つて均一な張力を与えられ、該外被ベルト
4の駆動ドラム9の前後における部分的なたるみ
や過剰な張りが生ぜず、従来のように該外被ベル
ト4が伸びたり破断したりする不都合が生じない
効果を有する。
第1図は本考案装置の1例を備えたグラスマツ
ト連続成形装置のフローシート、第2図は第1図
の−線拡大截断面図、第3図は第1図の本考
案装置の1例の駆動ドラム近傍の拡大図である。 3,3……無端パンチングプレートコンベア
ー、4……無端外被ベルト、4a……微孔、9…
…駆動ドラム、13……駆動源、16……加熱
部、19……ワンウエイクラツチ、a……繊維帯
状物。
ト連続成形装置のフローシート、第2図は第1図
の−線拡大截断面図、第3図は第1図の本考
案装置の1例の駆動ドラム近傍の拡大図である。 3,3……無端パンチングプレートコンベア
ー、4……無端外被ベルト、4a……微孔、9…
…駆動ドラム、13……駆動源、16……加熱
部、19……ワンウエイクラツチ、a……繊維帯
状物。
Claims (1)
- 一端から連続的に供給される熱硬化性接着剤を
混入したグラスウール等の繊維から成る繊維帯状
物aを挟圧し乍ら一方へ移行せしめる1対の対向
する無端パンチングプレートコンベアー3,3
と、その少くとも一方の該パンチングプレートコ
ンベアー3の外周面に無数の微孔4aを有する無
端外被ベルト4とを備え、該帯状物aの少くとも
片面を該外被ベルト4を介して挟圧せしめるよう
にし、該帯状物aの走行中にこれに熱風を通過せ
しめて含有接着剤を加熱硬化せしめる加熱部16
を備えて成る繊維の板状成形装置に於て、該外被
ベルト4を駆動源13に連なる駆動ドラム9で積
極的に走行せしめるようにし、該駆動源13によ
る該駆動ドラム9の駆動回転速度を該外被ベルト
4の走行速度が該パンチングプレートコンベアー
3,3の走行速度よりも遅くなるように設定する
と共に、該駆動ドラム9と該駆動源13との間に
該駆動ドラム9のオーバー回転を許容するワンウ
エイクラツチ19を介在させたことを特徴とする
繊維の板状成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983139139U JPS6049186U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 繊維の板状成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983139139U JPS6049186U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 繊維の板状成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6049186U JPS6049186U (ja) | 1985-04-06 |
JPH017751Y2 true JPH017751Y2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=30311960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983139139U Granted JPS6049186U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 繊維の板状成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049186U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6164055B2 (ja) * | 2013-11-12 | 2017-07-19 | 日本電気硝子株式会社 | ガラスチョップドストランドマットの製造装置及びガラスチョップドストランドマットの製造方法 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP1983139139U patent/JPS6049186U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6049186U (ja) | 1985-04-06 |
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