JPH01634A - 電子線応用装置における電子線走査方式 - Google Patents

電子線応用装置における電子線走査方式

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Publication number
JPH01634A
JPH01634A JP62-154379A JP15437987A JPH01634A JP H01634 A JPH01634 A JP H01634A JP 15437987 A JP15437987 A JP 15437987A JP H01634 A JPH01634 A JP H01634A
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JP
Japan
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electron beam
scanning
signal generator
special
beam scanning
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Pending
Application number
JP62-154379A
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JPS64634A (en
Inventor
山田 満彦
渡部 忠雄
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP62-154379A priority Critical patent/JPH01634A/ja
Publication of JPS64634A publication Critical patent/JPS64634A/ja
Publication of JPH01634A publication Critical patent/JPH01634A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕           −、本発
明は電子線応用装置における電子線走査方式に係り、特
に走査電子顕微鏡などの電子線応用装置の画像全体の焦
点、非点収差の適否などを良好なS/N比で迅速に判断
して操作性を向上させるのに好適な電子線走査方式に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、ダイナミックフォーカスについては、スキャニン
グ エレクトロゾマイクロスコピイ、ミツシェル ティ
 ポスチク、ジュニア アンドラッド レサーチ イン
コーポレエション、1980年 第39頁から第41頁
(Scanning ElextoronMicros
copye Michael T、Po5tek、 J
r、 and LaddRaserch Inc、 1
980. p39〜41 )なる文献において論じられ
おり、対物レンズ電流をY走査信号で変調し、画像全体
の焦点が合うようにするものであるが、実際にはこの操
作は、画像を見ながら手動による振幅調整と焦点調整を
繰り返し行う必要がある。このため、従来の電子線走査
方式では、レンズの応答性やS/N比の点で非常に遅い
走査速度を用いる必要があり、不便であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、ダイナミックフォーカス調節など画像
の様子が動的に変化する場合、レンズ電流変化の応答速
度や像のSN比劣化の問題からX方向の走査速度を速く
することは困蔑であり、したが′つて、1フレームあた
りの走査速度も限界を生じており (1〜5 sec/
 frame) 、実際の操作性に雛点があった。
本発明の目的は、画面の必要な領域のみ走査し、不要な
領域での走査時間を節約することにより。
X方向の走査速度を変えることなく、実効的に1フレー
ム当りの走査時間を短かくしてダイナミックフォーカス
調節時などの操作性を向上させることができる電子線応
用装置における電子線走査方式を提供するこ、とにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、電子線走査領域を必要一定幅Y方向に複数
個に区別って、この区別られた領域を任意、交互あるい
は時系列的に走査可能な信号を発生するY特殊信号発生
器を設けた構成として、X方向の走査速度や走査線数を
変えずにY方向の走査を必要な領域のみ行い、不要な領
域の走査時間を節約することによって達成するようにし
た。
実際のダイナミックフォーカス調節においては、画面の
中央部、上下端部において、それぞれ全画面の1/10
ずつの走査領域で十分であり、すなわち、全画面を一様
に走査する場合と比較して約3倍の実効的な走査速度を
得ることが可能である。
〔作用〕
本発明は、走査電子顕微鏡などにおける電子ビーム走査
信号発生器に加えて、Y方向に特定の領域のみ走査させ
るためのY特殊信号発生器を設け、このY特殊信号発生
器は、証通常の走査信号の1問 /10100振幅を有し、141期内の時間を区切って
直流レベルを変化させるなどの手段によって動作し、ダ
イナミックフォーカス調整スイッチなどと連動して特殊
走査信号でY偏向増幅器を駆動することにより、必要領
域を良好なS/N比で速い走査速度で形像することがで
きる。
〔実施例〕
以下本発明を第1図、第2図に示した実施例及び第3図
、第4図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の電子線応用装置における電子線走査方
式の一実施例を示す構成図である。第1図において、電
子線1は偏向コイル2により試料4上をX−Y2次元走
査するとともに、対物レンズ3により試料4上に焦点を
結ぶ1通常の走査電子顕微鏡等においては、X走査信号
発生器5及びY走査信号発生器6で発生する正弦波信号
をそれぞれX偏向増幅器7.Y偏向増幅器8に供給して
電子線1をX−Y2次元走査するようになっている。ま
た、ダイナミックフォーカスは、Y走査信号発生器6の
出力を振幅調節器9により適切な振幅にした後、対物レ
ンズ電源10に加えて行う。
実際のダイナミックフォーカス調節操作は、試料傾斜が
大のとき、焦点深度の不足を補うために行うもので、な
ず、焦点調節器11によりY方向画面中央付近で焦点合
わせを行い1次に、上下端で焦点が合うように振幅調節
器9を調節するが、この操作を交互に数回繰り返えして
画面全体でシャープな像が得られるようにする。
本実施例では、この操作を容易にするため、Y方向の中
央及び上下端の必要領域のみを走査することによりS/
N比を劣化させることなく、実効的に走査速度を速くす
るために特殊走査信号を発生するためのY特殊信号発生
器12を設け、ダイナミックフォーカス調節時のみ連動
スイッチ13によりその出力をY偏向増幅器8に供給す
るようにした。
第2図は第1図のY特殊信号発生器12の一実施例を示
すブロック図である。第2図において、14は鋸歯状波
発生器、15.16はそれぞれ周期設定抵抗、17は半
導体スイッチ、18は信号切換スイッチで、信号切換ス
イッチ18がB位置に接続され、周期設定抵抗15及び
鋸歯状波発生器14の出力に直結されている半導体スイ
ッチ17−1が導通状態のとき、この回路は従来のY走
査信号発生器として動作する。
信号切換器18がA位置にあるときは、特殊信号発生回
路として動作する。まず、周期設定抵抗16に直結して
いる半導体スイッチ17−2が導通となり、鋸歯状波発
生器14の出力は、あらかじめ設定された短い周期の鋸
歯波となり(すなわち、第3図における(a)のA出力
波形から(b)のB出力波形のように変化する)、この
出力波形は、鋸歯状波発生器14に直結した半導体スイ
ッチ17−3が不導通となっているため、加算回路20
及びコンパレータ21に導かれる。
ここで、コンバレー恥21によって鋸歯状波信1号の最
大値を検出し、第3図(c)におけるコンパレータ出力
波形に示すようなタイミングパルスを発生し、波形整形
回路22により整形されたシリアルタイミング信号をシ
フトレジスタ23により順次パラレル信号に変換する。
その3個の出力に接続された半導体スイッチ17−4〜
17−6をタイミングパルスに同期して順次切り換えて
導通状態とすることにより、加算回路20にバイアス電
圧El−Eaが順次加わり、B出力波形の直流レベルを
順次変化させることにより、第3図(f)の特殊波形発
生回路出力に示すような走査信号が得られる。
第4図はCRT画面のの電子走査領域とこのときのY方
向走査のための特殊走査信号波形を示したもので(a)
は電子線走査領域、(b)は特殊走査信号波形を示す。
第4図(a)の表示CRT30上の走査領域31は、第
4図(b)の特殊走査信号32の各Y方向立上りの傾斜
部分に対応し、ダイナミックフォーカス調節のために必
要な走査領域31以外の領域の走査時間を節約すること
によりS/N比を劣化させることなく、実効的に高速走
査を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ダイナミックフ
ォーカス調節時などCRT上の像の動的な変化を良好な
S/N比で連続的にi察できるので、調整量に対する像
の変化を把握して適切な調節量を得ることが可能であり
、操作性及び像質の大幅な向上をはかれるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子線応用装置における電子線走査方
式の一実施例を示す構成図、第2図は第1図のY特殊信
号発生器の一実施例を示すブロック図、第3図は第2図
の各部信号の波形図、第4図はCRT画面の電子線走査
領域とこのときのY方向走査のための特殊走査信号波形
を示した図である。 1・・・電子線、2・・・偏向コイル、3・・・対物レ
ンズ。 4・・・試料、5・・・X走査信号発生器、6・・・Y
走査信号発生器、7・・・X偏向増幅器、8・・・Y偏
向増幅器。 9・・・振幅調節器、10・・・対物レンズ電源、11
・・・焦点調節器、12・・・Y特殊信号発生器、13
・・・連動スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走査電子顕微鏡などの電子線応用装置において、電
    子線走査領域を必要一定幅Y方向に複数個に区別つて該
    区切られた領域を任意、交互あるいは時系列的に走査可
    能な信号を発生するY特殊信号発生器を設けたことを特
    徴とする電子線応用装置における電子線走査方式。 2、前記Y特殊信号発生器からの信号は、ダイナミック
    フォーカスモードとなつたときに自動的に前記電子線応
    用装置に送信される構成としてある特許請求の範囲第1
    項記載の電子線応用装置におけめ電子線走査方式。
JP62-154379A 1987-06-23 電子線応用装置における電子線走査方式 Pending JPH01634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154379A JPH01634A (ja) 1987-06-23 電子線応用装置における電子線走査方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154379A JPH01634A (ja) 1987-06-23 電子線応用装置における電子線走査方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64634A JPS64634A (en) 1989-01-05
JPH01634A true JPH01634A (ja) 1989-01-05

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