JPH0160347B2 - - Google Patents
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- JPH0160347B2 JPH0160347B2 JP10163982A JP10163982A JPH0160347B2 JP H0160347 B2 JPH0160347 B2 JP H0160347B2 JP 10163982 A JP10163982 A JP 10163982A JP 10163982 A JP10163982 A JP 10163982A JP H0160347 B2 JPH0160347 B2 JP H0160347B2
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- brazing material
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- brazing
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- iron core
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K3/00—Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
- B23K3/06—Solder feeding devices; Solder melting pans
- B23K3/0646—Solder baths
- B23K3/0653—Solder baths with wave generating means, e.g. nozzles, jets, fountains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molten Solder (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、溶融したはんだ等のろう材を噴出し
てプリント基板の裏面等のろう付け加工品をろう
付するためのろう付装置に関する。
てプリント基板の裏面等のろう付け加工品をろう
付するためのろう付装置に関する。
一般にプリント基板に装着された電気部品のリ
ード線を回路パターンにろう付するには第1図お
よび第2図に示す如き装置が用いられている。
ード線を回路パターンにろう付するには第1図お
よび第2図に示す如き装置が用いられている。
すなわち、符号1はろう材貯溜槽であつて、溶
融したはんだ等のろう材2が貯溜されている。そ
して、このろう材貯溜槽1内の溶融ろう材2は電
磁ポンプ3によつて圧送され、スリツト状のノズ
ル4から薄膜状に噴出されるように構成されてい
る。そして、ろう付すべきプリント基板5はその
裏面が噴出するろう材2に接するように搬送さ
れ、噴出したろう材2によつてプリント基板5の
裏面に突出しているリード線と回路パターンとが
ろう付されるよう構成されている。
融したはんだ等のろう材2が貯溜されている。そ
して、このろう材貯溜槽1内の溶融ろう材2は電
磁ポンプ3によつて圧送され、スリツト状のノズ
ル4から薄膜状に噴出されるように構成されてい
る。そして、ろう付すべきプリント基板5はその
裏面が噴出するろう材2に接するように搬送さ
れ、噴出したろう材2によつてプリント基板5の
裏面に突出しているリード線と回路パターンとが
ろう付されるよう構成されている。
前記電磁ポンプ3は以下の如く構成されてい
る。符号6は溶融したろう材2が流通する流路で
あり、符号7は鉄心であつて、この鉄心7にはコ
イル8が巻回されている。そして、この鉄心7の
一部は切欠かれ、この切欠かれた部分に上記流路
6が挿通されており、この流路6内のろう材にこ
の流路6の軸方向と直交する方向の磁界が加えら
れるように構成されている。また、上記流路6の
両側には一対の電極9,9が取付けられ、この電
極9,9間に上記流路6の軸方向および上記磁界
の方向と直交する方向に電流が流れるように構成
されている。したがつて、この流路6内のろう材
は、互に直交する方向の磁界と電流によりこの流
路6の軸方向に圧送され、前記のノズル4から噴
出するように構成されている。
る。符号6は溶融したろう材2が流通する流路で
あり、符号7は鉄心であつて、この鉄心7にはコ
イル8が巻回されている。そして、この鉄心7の
一部は切欠かれ、この切欠かれた部分に上記流路
6が挿通されており、この流路6内のろう材にこ
の流路6の軸方向と直交する方向の磁界が加えら
れるように構成されている。また、上記流路6の
両側には一対の電極9,9が取付けられ、この電
極9,9間に上記流路6の軸方向および上記磁界
の方向と直交する方向に電流が流れるように構成
されている。したがつて、この流路6内のろう材
は、互に直交する方向の磁界と電流によりこの流
路6の軸方向に圧送され、前記のノズル4から噴
出するように構成されている。
ところが、はんだ等のろう材は比重が大である
ため、溶融したろう材をノズル4から噴出させる
には比較的大きな圧力を必要とする。このため流
路6内のろう材に与える磁界も大きくなり、鉄心
7やコイル8が大形化する不具合があつた。
ため、溶融したろう材をノズル4から噴出させる
には比較的大きな圧力を必要とする。このため流
路6内のろう材に与える磁界も大きくなり、鉄心
7やコイル8が大形化する不具合があつた。
また、電極9,9と流路6との接触面には大き
な電流が流れるため、電極9,9との接触部にお
いて流路6の壁が腐食しやすく、信頼性に劣る不
具合があつた。
な電流が流れるため、電極9,9との接触部にお
いて流路6の壁が腐食しやすく、信頼性に劣る不
具合があつた。
そこで、第3図に示すようなろう付装置が考え
られている。第3図において、台箱30上には、
ろう材31を収納するための貯溜槽32が設置さ
れ、この貯溜槽32の図上右端にはノズル部33
が設けられている。貯溜槽32の底部には細長い
鉄心34が取付けられ、この鉄心34の裏側には
裏板35が設けられ、この裏板35に対向して仕
切板36が設けられ、これら裏板35および仕切
板36間にろう材流路48が区画されている。
られている。第3図において、台箱30上には、
ろう材31を収納するための貯溜槽32が設置さ
れ、この貯溜槽32の図上右端にはノズル部33
が設けられている。貯溜槽32の底部には細長い
鉄心34が取付けられ、この鉄心34の裏側には
裏板35が設けられ、この裏板35に対向して仕
切板36が設けられ、これら裏板35および仕切
板36間にろう材流路48が区画されている。
前記台箱30内の仕切板36の下方にはコイル
機構37が設けられ、このコイル機構37は薄い
鋼板をブロツク状に積層した固定子鉄心38を有
し、この鉄心38には所定間隔で複数のコイル収
容溝39,39…39が形成され、これら収容溝
39内には固定子コイル40,40…40が挿入
されている。
機構37が設けられ、このコイル機構37は薄い
鋼板をブロツク状に積層した固定子鉄心38を有
し、この鉄心38には所定間隔で複数のコイル収
容溝39,39…39が形成され、これら収容溝
39内には固定子コイル40,40…40が挿入
されている。
前記固定子コイル40には図上左側から右側に
向つて順次位相のずれた交流電流が供給され、こ
れらコイル40、両鉄心38,34間にはろう材
流路37を横断して磁界が形成され、これら磁界
が左側から右側に移動するようになつている。
向つて順次位相のずれた交流電流が供給され、こ
れらコイル40、両鉄心38,34間にはろう材
流路37を横断して磁界が形成され、これら磁界
が左側から右側に移動するようになつている。
一方、前記貯溜槽32の図上左側にはその長手
方向に直交する方向にろう材を加温するための棒
ヒータ41が取付けられている。また、貯溜槽3
2の上面はカバー42によつて被われ、このカバ
ー42のノズル部側にはろう材注入筒43が取付
けれている。
方向に直交する方向にろう材を加温するための棒
ヒータ41が取付けられている。また、貯溜槽3
2の上面はカバー42によつて被われ、このカバ
ー42のノズル部側にはろう材注入筒43が取付
けれている。
前記貯溜槽32内のろう材31は裏板35と仕
切板36間の流路48中を移動磁界によつて移動
され、ノズル部33の先端ノズル孔33aから噴
射され、ろう材貯溜槽32上に傾斜して設けられ
た基板搬送路44上を走行する基板にふりかけら
れる。基板から落下したろう材はろう材注入筒4
3を通つて貯溜槽内に入り、このようにしてろう
材は移動磁界によつて循環される。
切板36間の流路48中を移動磁界によつて移動
され、ノズル部33の先端ノズル孔33aから噴
射され、ろう材貯溜槽32上に傾斜して設けられ
た基板搬送路44上を走行する基板にふりかけら
れる。基板から落下したろう材はろう材注入筒4
3を通つて貯溜槽内に入り、このようにしてろう
材は移動磁界によつて循環される。
なお、台箱30の底フレーム45には装置全体
を支持するための調節支持装置46,46が設け
られ、ナツト47,47を回転させることによつ
て装置の傾斜角を調節できるようになつている。
を支持するための調節支持装置46,46が設け
られ、ナツト47,47を回転させることによつ
て装置の傾斜角を調節できるようになつている。
ところが、かかる装置においては、台箱30の
傾斜を変化させてノズルの噴射方向を変化させる
ときに、カバー42はほぼ水平なためノズル部3
3の反対側端が前記傾斜搬送路44に衝突し易い
ばかりでなく、ろう材31を一定深さにするため
にはより多くのろう材が必要となるし、本装置を
基板を予熱する予熱装置およびろう付を終了した
後に基板を冷却するフアン等の他の装置とともに
1つの枠内に組込むときにその組込みも難しいと
いう欠点があつた。
傾斜を変化させてノズルの噴射方向を変化させる
ときに、カバー42はほぼ水平なためノズル部3
3の反対側端が前記傾斜搬送路44に衝突し易い
ばかりでなく、ろう材31を一定深さにするため
にはより多くのろう材が必要となるし、本装置を
基板を予熱する予熱装置およびろう付を終了した
後に基板を冷却するフアン等の他の装置とともに
1つの枠内に組込むときにその組込みも難しいと
いう欠点があつた。
本発明は、かかる点に鑑み、装置全体の傾斜調
節範囲が広くなるとともに、ろう材を槽内に一定
深さ貯溜する場合に必要なろう材が少なくて済む
ようなろう材装置を提供することを目的とする。
節範囲が広くなるとともに、ろう材を槽内に一定
深さ貯溜する場合に必要なろう材が少なくて済む
ようなろう材装置を提供することを目的とする。
この目的は、溶融したろう材を貯溜するろう材
貯溜槽内に鉄心を配設し、この鉄心に対向して移
動磁界を発生させるためのコイル機構を設け、こ
のコイル機構の仕切板と鉄心間にろう材流路を形
成し、このろう材流路の端部に移動磁界によつて
圧送されたろう材を搬送路に沿つて送られてくる
ろう付け加工物に対して噴出するためのノズルを
設け、これら各部材および機構を支持する台箱の
傾斜が調整自在に構成されているろう付装置にお
いて、前記ろう材貯溜槽の前記搬送路に沿う対向
側壁をノズルとは反対側の端部を低くしてノズル
側に向つてしだいに高くなるように形成し、これ
ら側壁に沿つて槽カバーを装着することによつて
達成される。
貯溜槽内に鉄心を配設し、この鉄心に対向して移
動磁界を発生させるためのコイル機構を設け、こ
のコイル機構の仕切板と鉄心間にろう材流路を形
成し、このろう材流路の端部に移動磁界によつて
圧送されたろう材を搬送路に沿つて送られてくる
ろう付け加工物に対して噴出するためのノズルを
設け、これら各部材および機構を支持する台箱の
傾斜が調整自在に構成されているろう付装置にお
いて、前記ろう材貯溜槽の前記搬送路に沿う対向
側壁をノズルとは反対側の端部を低くしてノズル
側に向つてしだいに高くなるように形成し、これ
ら側壁に沿つて槽カバーを装着することによつて
達成される。
以下、第4図乃至第7図を参照して本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
第4図乃至第6図において、はんだ等のろう材
50を貯溜するろう材貯溜槽51は、一端部が幅
の広い幅広部51aに形成され、また他端部は幅
の狭い幅狭部51bに形成され、平面形状が全体
的に略T字状に形成されている。そして、このろ
う材貯溜槽51は厚肉の底板52と側板53とか
ら構成されている。前記底板52には幅狭部51
bから幅広部51aにわたつて細長状に切り抜か
れた流路形成部54が形成され、この流路形成部
54の両側縁の上側および下側には段部が形成さ
れ(第6図)、下側の段部には薄肉の仕切板55
が嵌合し、また上側の段部には細長状の鉄心56
の左右取付フランジ部56a,56aが裏板10
0を介して嵌合し、これらがボルト57,57…
57によつて底板52と一体的に取付けられてい
る。前記仕切板55と鉄心56の下面(底面)間
にろう材圧送流路58が形成され、この流路58
の下方にコイル機構Cが設けられている。ろう材
圧送流路58の一端は幅狭部51bの先端部にお
いてろう材貯溜槽51内に連通している。また、
このろう材貯溜槽51の幅広部51aの端部には
ノズル59が立設され、このノズル59は幅広部
51aの全幅にわたる細長状のものであり、その
上端部には、ほぼ全幅にわたつてスリツト状のノ
ズル孔60が設けられており、このノズル孔60
は斜め上方を指向し、前記ろう材圧送流路58の
他端はこのノズル59内に連通している。ノズル
孔60に沿つてろう材の酸化防止用の油供給管6
1が設けられ、この油供給管61から少しずつ供
給された油はその下方近傍に傾斜して設けられた
案内板62上を伝わつてろう材上面に滴下され、
そこに油面63が形成されている。前記ノズル5
9内には細長板状の圧力調整板64,64が上下
2段に設けられている。これら圧力調整板64に
は幅方向に沿つて多数のオリフイス孔64a,6
4a…64aが形成され、これらオリフイス孔6
4aは圧力調整板64の中央部ではその口径が小
さく、外側にゆくに従つて口径が大きくなるよう
に構成されている。したがつて、前記のろう材圧
送流路58からノズル59内の中央部に供給され
たろう材はこの圧力調整板64を通過することに
より圧力が幅方向にわたつて均一となり、ろう材
はノズル孔60から幅方向にわたつて均一に噴出
するように構成されている。
50を貯溜するろう材貯溜槽51は、一端部が幅
の広い幅広部51aに形成され、また他端部は幅
の狭い幅狭部51bに形成され、平面形状が全体
的に略T字状に形成されている。そして、このろ
う材貯溜槽51は厚肉の底板52と側板53とか
ら構成されている。前記底板52には幅狭部51
bから幅広部51aにわたつて細長状に切り抜か
れた流路形成部54が形成され、この流路形成部
54の両側縁の上側および下側には段部が形成さ
れ(第6図)、下側の段部には薄肉の仕切板55
が嵌合し、また上側の段部には細長状の鉄心56
の左右取付フランジ部56a,56aが裏板10
0を介して嵌合し、これらがボルト57,57…
57によつて底板52と一体的に取付けられてい
る。前記仕切板55と鉄心56の下面(底面)間
にろう材圧送流路58が形成され、この流路58
の下方にコイル機構Cが設けられている。ろう材
圧送流路58の一端は幅狭部51bの先端部にお
いてろう材貯溜槽51内に連通している。また、
このろう材貯溜槽51の幅広部51aの端部には
ノズル59が立設され、このノズル59は幅広部
51aの全幅にわたる細長状のものであり、その
上端部には、ほぼ全幅にわたつてスリツト状のノ
ズル孔60が設けられており、このノズル孔60
は斜め上方を指向し、前記ろう材圧送流路58の
他端はこのノズル59内に連通している。ノズル
孔60に沿つてろう材の酸化防止用の油供給管6
1が設けられ、この油供給管61から少しずつ供
給された油はその下方近傍に傾斜して設けられた
案内板62上を伝わつてろう材上面に滴下され、
そこに油面63が形成されている。前記ノズル5
9内には細長板状の圧力調整板64,64が上下
2段に設けられている。これら圧力調整板64に
は幅方向に沿つて多数のオリフイス孔64a,6
4a…64aが形成され、これらオリフイス孔6
4aは圧力調整板64の中央部ではその口径が小
さく、外側にゆくに従つて口径が大きくなるよう
に構成されている。したがつて、前記のろう材圧
送流路58からノズル59内の中央部に供給され
たろう材はこの圧力調整板64を通過することに
より圧力が幅方向にわたつて均一となり、ろう材
はノズル孔60から幅方向にわたつて均一に噴出
するように構成されている。
なお、ノズル59の垂直壁内には棒ヒータ6
5,65が植め込まれている。
5,65が植め込まれている。
前記貯溜槽51のノズル59とは反対側におけ
る略半分は、傾斜した槽カバー66で被われ、こ
の槽カバー66の端縁には枠板66a,66aが
設けられ、この枠板66aが貯溜槽の側板53上
面に載置固定されている。基板を搬送する搬送路
82に沿う貯溜槽の側板(長手方向側板)は、前
記槽カバー66の端縁を支持するようにノズル5
9とは反対側端が低く、ノズルに向つてしだいに
上昇するように形成されている。
る略半分は、傾斜した槽カバー66で被われ、こ
の槽カバー66の端縁には枠板66a,66aが
設けられ、この枠板66aが貯溜槽の側板53上
面に載置固定されている。基板を搬送する搬送路
82に沿う貯溜槽の側板(長手方向側板)は、前
記槽カバー66の端縁を支持するようにノズル5
9とは反対側端が低く、ノズルに向つてしだいに
上昇するように形成されている。
前記槽カバー66の下方の槽内に3本の棒ヒー
タ67,67が槽の長手方向に沿つて(ろう材の
流れ方向に沿つて)設けられ、棒ヒータ67のノ
ズル側はカバー66から垂下した吊持部材が6
8,68,68で吊持され、その反対側はカバー
66に支持されている。また、槽カバー66のノ
ズル側端からはろう材受板69が取付けられ、こ
の受板69は、ノズル孔60から噴出されて基板
に接着しなかつた残りのろう材を槽内に戻すため
にノズル側にゆるやかに傾斜している。このろう
材受板69の下方にはろう材貯溜槽51の幅狭部
51b内を横断して断面L字状のせき止め板70
が設けられており、ろう材はこのせき止め板70
の前板70aの上方を越えて、後板70bに形成
された小孔を通つて流れるようになつている。し
たがつてこのろう材50中に混入した異物はこの
せき止め板70によつて捕集され、これによりノ
ズル59の詰りが防止される。
タ67,67が槽の長手方向に沿つて(ろう材の
流れ方向に沿つて)設けられ、棒ヒータ67のノ
ズル側はカバー66から垂下した吊持部材が6
8,68,68で吊持され、その反対側はカバー
66に支持されている。また、槽カバー66のノ
ズル側端からはろう材受板69が取付けられ、こ
の受板69は、ノズル孔60から噴出されて基板
に接着しなかつた残りのろう材を槽内に戻すため
にノズル側にゆるやかに傾斜している。このろう
材受板69の下方にはろう材貯溜槽51の幅狭部
51b内を横断して断面L字状のせき止め板70
が設けられており、ろう材はこのせき止め板70
の前板70aの上方を越えて、後板70bに形成
された小孔を通つて流れるようになつている。し
たがつてこのろう材50中に混入した異物はこの
せき止め板70によつて捕集され、これによりノ
ズル59の詰りが防止される。
前記槽の幅広部51aの片側隅部には、油面6
3の最上位置を規制するための排出口71が形成
され、油面が一定以上高くなると排出口71の流
れ口71aを通過して油が排出されるようになつ
ている。また、ろう材貯溜槽51の幅狭部先端の
鉄心外方位置には使用後のろう材を槽内から抜取
るためのドレン孔72が形成されており、このド
レン孔72は図示しない開閉自在な排出装置に連
なつている。
3の最上位置を規制するための排出口71が形成
され、油面が一定以上高くなると排出口71の流
れ口71aを通過して油が排出されるようになつ
ている。また、ろう材貯溜槽51の幅狭部先端の
鉄心外方位置には使用後のろう材を槽内から抜取
るためのドレン孔72が形成されており、このド
レン孔72は図示しない開閉自在な排出装置に連
なつている。
前記底板52および仕切板55の下面には薄い
断熱板73が貼着されている。この断熱板73は
ろう材貯溜槽51を載置支持する台箱Bの上面に
設けられ、この台箱B内にはろう材圧送流路58
に対応して前記コイル機構Cが設けられている。
このコイル機構Cは固定子鉄心74を有し、この
鉄心74は薄い鋼板を積層してブロツク状に形成
したものであり、この固定子鉄心74の幅はろう
材圧送流路58の幅に略等しく、また、その長さ
はろう材圧送流路58の長さと略等しく形成され
ている。固定子鉄心74の上面にはろう材圧送流
路58の軸方向と直交する方向に沿つて複数のコ
イル収容溝75,75…75が形成されている
(第4図、第7図)。これら複数のコイル収容溝7
5は所定間隔でろう材圧送流路58の軸方向に沿
つて配列されており、これらコイル収容溝75内
には、溝を一つ置きにまたがるようにして斜めに
固定子コイル76,76…76が収容されてい
る。これら固定子コイル76は略長円形をなし、
その高さは上記コイル収容溝75の深さより低く
形成され、固定子コイル76と仕切板55との間
には冷却用の空隙77,77…77が形成されて
いる。そして、上記固定子コイル76には幅狭部
51b側から幅広部51a側に向つて順次位相の
ずれた交流電流が供給されるように構成されてい
る。したがつて、これら固定子コイル76による
磁界が固定子鉄心74および鉄心56内を通り、
ろう材圧送流路58を横断しつつ幅狭部51bか
ら幅広部51a側に向つて移動する。よつて、こ
の移動磁界によりろう材圧送流路58内のろう材
は幅広部51a側に向つて圧送され、所定の圧力
まで昇圧されてノズル59内に供給される。ま
た、前記ろう材貯溜槽51を支持する台箱Bの側
部には冷却フアン78が設けられており、この冷
却フアン78によつてコイル機構Cに冷却風が送
られる(第6図)。なお、下部フレーム79の4
隅には、第3図に示したものと同様の調節支持装
置83,83,83が設けられ、前記固定子鉄心
74は、台箱Bの下部フレーム79上に取付けら
れた押え部材80,80間に固定ねじ81によつ
て固定されている。
断熱板73が貼着されている。この断熱板73は
ろう材貯溜槽51を載置支持する台箱Bの上面に
設けられ、この台箱B内にはろう材圧送流路58
に対応して前記コイル機構Cが設けられている。
このコイル機構Cは固定子鉄心74を有し、この
鉄心74は薄い鋼板を積層してブロツク状に形成
したものであり、この固定子鉄心74の幅はろう
材圧送流路58の幅に略等しく、また、その長さ
はろう材圧送流路58の長さと略等しく形成され
ている。固定子鉄心74の上面にはろう材圧送流
路58の軸方向と直交する方向に沿つて複数のコ
イル収容溝75,75…75が形成されている
(第4図、第7図)。これら複数のコイル収容溝7
5は所定間隔でろう材圧送流路58の軸方向に沿
つて配列されており、これらコイル収容溝75内
には、溝を一つ置きにまたがるようにして斜めに
固定子コイル76,76…76が収容されてい
る。これら固定子コイル76は略長円形をなし、
その高さは上記コイル収容溝75の深さより低く
形成され、固定子コイル76と仕切板55との間
には冷却用の空隙77,77…77が形成されて
いる。そして、上記固定子コイル76には幅狭部
51b側から幅広部51a側に向つて順次位相の
ずれた交流電流が供給されるように構成されてい
る。したがつて、これら固定子コイル76による
磁界が固定子鉄心74および鉄心56内を通り、
ろう材圧送流路58を横断しつつ幅狭部51bか
ら幅広部51a側に向つて移動する。よつて、こ
の移動磁界によりろう材圧送流路58内のろう材
は幅広部51a側に向つて圧送され、所定の圧力
まで昇圧されてノズル59内に供給される。ま
た、前記ろう材貯溜槽51を支持する台箱Bの側
部には冷却フアン78が設けられており、この冷
却フアン78によつてコイル機構Cに冷却風が送
られる(第6図)。なお、下部フレーム79の4
隅には、第3図に示したものと同様の調節支持装
置83,83,83が設けられ、前記固定子鉄心
74は、台箱Bの下部フレーム79上に取付けら
れた押え部材80,80間に固定ねじ81によつ
て固定されている。
以下、本発明の一実施例の作用を説明する。
前記の各固定子コイル76には互いに位相のず
れた交流電流が給電される。このとき各固定子コ
イル76によつて固定子鉄心74および鉄心56
を通り、ろう材圧送流路58を横断する磁界が形
成され、この磁界は幅広部51aへ向う方向に移
動する。この移動磁界によりろう材圧送流路58
内のろう材は圧送され、所定圧力に昇圧されてノ
ズル59内に供給される。そして、このノズル5
9内に供給されたろう材はノズル孔60から薄膜
状に噴出されてゆつくりと搬送路82に沿つて流
れてくるプリント基板の下面に衝たつてろう材受
板69上に落下し、受板69を伝わつて槽内に戻
る。そして、ろう材のプリント基板への付着状況
に応じてノズル孔60のろう材の噴射角度を変化
させたい場合には、前記調節支持装置83を調節
して装置全体の傾斜角を変化させればよいが、こ
の際貯溜槽の側壁および槽カバー66が傾斜して
いるのでノズル59の反対側端部を大きく上昇せ
しめることが可能となり、ノズルの噴射角の調節
範囲が著しく広くなる。また、槽内にはある程度
の深さのろう材を貯溜しておく必要があるが、傾
斜槽カバー66の形成によりろう材収容体積の小
さい部分が形成されるのでろう材の節約にもなる
し、搬送路82の下方に装置を組込む際にも背の
低い部分が形成されるので組込みも楽である。
れた交流電流が給電される。このとき各固定子コ
イル76によつて固定子鉄心74および鉄心56
を通り、ろう材圧送流路58を横断する磁界が形
成され、この磁界は幅広部51aへ向う方向に移
動する。この移動磁界によりろう材圧送流路58
内のろう材は圧送され、所定圧力に昇圧されてノ
ズル59内に供給される。そして、このノズル5
9内に供給されたろう材はノズル孔60から薄膜
状に噴出されてゆつくりと搬送路82に沿つて流
れてくるプリント基板の下面に衝たつてろう材受
板69上に落下し、受板69を伝わつて槽内に戻
る。そして、ろう材のプリント基板への付着状況
に応じてノズル孔60のろう材の噴射角度を変化
させたい場合には、前記調節支持装置83を調節
して装置全体の傾斜角を変化させればよいが、こ
の際貯溜槽の側壁および槽カバー66が傾斜して
いるのでノズル59の反対側端部を大きく上昇せ
しめることが可能となり、ノズルの噴射角の調節
範囲が著しく広くなる。また、槽内にはある程度
の深さのろう材を貯溜しておく必要があるが、傾
斜槽カバー66の形成によりろう材収容体積の小
さい部分が形成されるのでろう材の節約にもなる
し、搬送路82の下方に装置を組込む際にも背の
低い部分が形成されるので組込みも楽である。
以上説明したように、本発明はろう材貯溜槽の
加工品を搬送するための搬送路に沿う対向側壁を
ノズルとは反対側端部を低くしてノズル側に向つ
てしだいに高くなるように形成し、これら側壁に
沿つて槽カバーを傾斜して装着しので、ノズルの
噴射角度の調節範囲が著しく広くなるとともにろ
う材も節約でき、装置の組込みも容易になるとい
う効果を奏する。
加工品を搬送するための搬送路に沿う対向側壁を
ノズルとは反対側端部を低くしてノズル側に向つ
てしだいに高くなるように形成し、これら側壁に
沿つて槽カバーを傾斜して装着しので、ノズルの
噴射角度の調節範囲が著しく広くなるとともにろ
う材も節約でき、装置の組込みも容易になるとい
う効果を奏する。
第1図は従来の電磁ポンプ概略構成図、第2図
はその斜視図、第3図は他の従来例を示すろう付
装置の縦断面図、第4図は本発明のろう付装置の
縦断面図、第5図は同平面図、第6図は第5図の
−断面図、第7図はコイル機構の斜視図であ
る。 51…ろう材貯溜槽、55…仕切板、56…鉄
心、58…ろう材圧送流路、59…ノズル、60
…ノズル孔、72…ドレン孔、74…固定子鉄
心、75…コイル収容溝、76…固定子コイル。
はその斜視図、第3図は他の従来例を示すろう付
装置の縦断面図、第4図は本発明のろう付装置の
縦断面図、第5図は同平面図、第6図は第5図の
−断面図、第7図はコイル機構の斜視図であ
る。 51…ろう材貯溜槽、55…仕切板、56…鉄
心、58…ろう材圧送流路、59…ノズル、60
…ノズル孔、72…ドレン孔、74…固定子鉄
心、75…コイル収容溝、76…固定子コイル。
Claims (1)
- 1 溶融したろう材を貯溜するろう材貯溜槽内に
鉄心を配設し、この鉄心に対向して移動磁界を発
生させるためのコイル機構を設け、このコイル機
構の仕切板と鉄心間にろう材流路を形成し、この
ろう材流路の端部に移動磁界によつて圧送された
ろう材を搬送路に沿つて送られてくるろう付け加
工物に対して噴出するためのノズルを設け、これ
ら各部材および機構を支持する台箱の傾斜が調整
自在に構成されているろう付装置において、前記
ろう材貯溜槽の前記搬送路に沿う対向側壁をノズ
ルとは反対側端部を低くしてノズル側に向つてし
だいに高くなるように形成し、これら側壁に沿つ
て槽カバーを傾斜して装着したことを特徴とする
ろう付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163982A JPS58218369A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | ろう付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163982A JPS58218369A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | ろう付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58218369A JPS58218369A (ja) | 1983-12-19 |
JPH0160347B2 true JPH0160347B2 (ja) | 1989-12-22 |
Family
ID=14305952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10163982A Granted JPS58218369A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | ろう付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58218369A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042445U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-10 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2611109A1 (fr) * | 1987-02-12 | 1988-08-19 | Outillages Scient Lab | Installations de soudure automatique a l'etain |
-
1982
- 1982-06-14 JP JP10163982A patent/JPS58218369A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042445U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58218369A (ja) | 1983-12-19 |
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