JPH0159062B2 - - Google Patents

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JPH0159062B2
JPH0159062B2 JP57207301A JP20730182A JPH0159062B2 JP H0159062 B2 JPH0159062 B2 JP H0159062B2 JP 57207301 A JP57207301 A JP 57207301A JP 20730182 A JP20730182 A JP 20730182A JP H0159062 B2 JPH0159062 B2 JP H0159062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolls
lead
roll
pair
lead alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57207301A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5997743A (ja
Inventor
Yukihiro Nagata
Yasushi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Battery Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP20730182A priority Critical patent/JPS5997743A/ja
Publication of JPS5997743A publication Critical patent/JPS5997743A/ja
Publication of JPH0159062B2 publication Critical patent/JPH0159062B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0622Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two casting wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、機械加工方式によつて形成され
る、鉛蓄電池格子基板用の鉛または鉛合金薄板
(以下「鉛合金薄板」という)の製造方法の改良
に関するものである。
近年、鉛蓄電池のメインテナンスフリー化の要
請とともに、電池性能においても高容量化、長寿
命化が要求され、さらに電池容量の軽量化も要請
されている。
このような理由から、蓄電池格子基板の製造方
法においても、従来の鋳造方式に代えて機械加工
方式のものが出現している。この方式の特徴は、
あらかじめ種々の方法で制作された鉛合金薄板か
ら、機械加工方式によつて所望形状の極板用基板
を形成するものであり、この方式の代表的なもの
としては、エクスバンド加工方式と、打抜き加工
方式とがある。
そして、これらに使用される鉛合金薄板を得る
方法としては、鉛または鉛合金の溶湯を水冷され
た回転ドラムの表面上に凝固せしめ、この凝固層
をドラム表面から連続的に剥離して薄板とする直
接方式や、あらかじめ一定の形状寸法に鋳造され
た鉛合金スラブを圧延することによつて鉛合金薄
板とする圧延方式があり、さらにこの外に、鉛ま
たは鉛合金の溶湯中に相対向する環状ベルトを通
過せしめ、該ベルト間にはさまれた溶湯を凝固さ
せて、鉛合金薄板を形成する環状ベルト方式、ま
たは一対のロールの間〓に鉛または鉛合金の溶湯
を連続的に注入し、該ロールで冷却して凝固相を
形成すると同時に圧延して鉛合金薄板とする直接
鋳造圧延方式などがある。
また、直接鋳造圧延方式には、2つのロールの
相対位置から、いくつかの方式が提案されてい
る。
即ち、第1図に示す如く、2つのロール14,
15の軸O,O′を結ぶ軸線と水平線l,mとが
一致するようにしたものにあつては、ロール1
4,15を矢印のように回転し、該軸線上で2つ
のロール間に鉛または鉛合金の溶湯12を供給
し、該ロールにて冷却し凝固相13を形成し、鉛
合金薄板11を得るものである。しかし、この方
法は溶湯を注入するときに、外部に溶湯が漏れ易
く、外部を汚損するとともに溶湯のロスを生ずる
恐れがある。従つて、溶湯の注入に際し、その漏
れを防止するために煩雑な装置を必要とする。
また、第2図に示す如く、上下に配置された2
つのロール25,26のロール軸線O,O′と水
平線p,qとのなす角θを、90゜<θ<180゜にし
たものにあつては、ノズル27によつて供給され
た鉛合金溶湯22は、ロール25,26で冷却さ
れて凝固相23,24を形成し、これを圧延し鉛
合金薄板21を得るものである。しかしこの場合
は、第2図に示されているように、上ロール25
の表面で冷却されて形成される凝固相23より
も、下ロール26の表面で冷却されて形成される
凝固相24の方が厚くて長くなる。その上、下ロ
ール26の手前で形成される凝固相24は、鉛合
金で変形抵抗が批較的小さな金属のため、圧延中
において手前の方に押し出されて、タンデイツシ
ユのノズル27の先端で機械的な衝突を生じ、そ
の結果ノズル27の正規の位置を変位させたり、
或いは溶湯22の正常な湯流れを阻害したりす
る。これを防止するため、圧延速度を大きくする
ことも考えられるが、しかしここで圧延速度を大
きくすると圧延された鉛合金に歪等の欠陥が生ず
てくる。
本発明は、かかる欠点に鑑みてなされたもので
あり、品質の優れた鉛合金薄板の製造方法を見出
したものである。
即ち、この発明は、一対のロールの間〓部に鉛
または鉛合金溶湯を連続に水平方向に注入し、該
ロール表面で冷却して凝固相を形成すると同時に
該凝固相を圧延加工して鉛または鉛合金の薄板を
連続的に製造する方法において、間〓部を存して
上下相対した一対のロールを、該上下ロールの両
軸間を結ぶロール軸線と下ロールの軸を通る水平
線とのなす角度の一方を45゜〜85゜の鋭角になるよ
うに傾けて設けると共に、該一対のロールの間〓
部に向けて水平に配置され上壁が解放する樋状の
水平ノズルを、該一対のロールが鋭角に傾いてい
る側に設け、上ロールが水平ノズルに覆い被さる
ようにし、該一対のロールの間〓部に上記溶湯を
該水平ノズルにより注入することを特徴とする鉛
蓄電池用格子基板の製造方法である。
この発明において、上下ロールの両軸線を結ぶ
ロール軸線と、下ロールの軸を通る水平線とのな
す角度を、45゜〜85゜に限定し、この鋭角に傾いて
いる側より鉛または鉛合金の溶湯を注入するもの
である。この発明において、上記の如く角度を特
定した理由は、45゜未満では、上ロール35の表
面で冷却されて形成される凝固相33の厚さ及び
長さが著しく大きくなつて、その結果、溶湯を供
給するノズルを移動させたり、或いは破壊して製
造不可能の原因となる恐れがあるからである。
また、上記の角度が85゜を越えた場合には、上
ロール35の表面で冷却されて形成される凝固相
33の厚さ、及び長さは次第に小さくなり、従つ
て圧延速度はほぼ従来と同程度となり、生産性の
向上はできなくなる。なお、50゜〜70゜において行
うことがさらに好ましい。
次に、この発明の実施例について説明する。
第3図に示す如く、間〓部dを存して上下相対
した一対のロール35,36を、上ロール35と
下ロール36との軸間を結ぶ軸線O,O′と下ロ
ール36の軸を通る水平線r,sとのなす角度の
一方の角度θを60゜の鋭角に傾けて設置し、この
鋭角に傾けた側に、図示しないダンデイシユに一
端が接続されていて、かつ水平に配置され上壁が
解放する樋状の水平ノズル37を、間〓部dに向
けて設置して上ロール35が該水平ノズル37に
覆い被さるようにした。そして、上下ロール3
5,36を矢印Bで示す方向に回転させて、水平
ノズル37より注入された鉛合金の溶湯32を間
〓部dで冷却凝固、圧延して鉛合金薄板31を連
続して得た。
以上のこの発明によれば、上ロール35にて冷
却されて形成された凝固相33の量及び長さと下
ロール36にて冷却されて形成された凝固相34
の量及び長さを比較すると、図面から明らかな如
く上ロール35にて形成された凝固相34の方
が、その量及び長さを大きくすることが出来るた
め、溶湯の流れに対する影響を少なくすることが
出来、従来の如きトラブルを生ぜしめることなく
圧延することが出来た。また、圧延速度において
も従来の圧延速度に対し、1.3〜1.4倍の高速にす
ることが出来るとともに、優れた品質を有する鉛
薄板合金薄板31を矢印C方向に連続して製造す
ることができた。
なお、薄板31の厚さ(t)は、ロール間〓部
dを調整することにより所望の厚さのものを得る
ことが出来る。
以上詳述した如く、この発明によれば、圧延速
度を速くすることが出来、しかも品質においても
優れたものが得られるなど顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来の鉛蓄電池用格子基
板の製造方法を示す概略説明図、第3図はこの発
明の鉛蓄電池用格子基板の製造方法を示す概略説
明図である。 11,21,31……鉛合金薄板、12,2
2,32……溶湯、13,23,24……凝固
相、14,15,25,26……ロール、27…
…ノズル、33……上ロール凝固相、34……下
ロール凝固相、35……上ロール、36……下ロ
ール、37……ノズル、d……間〓部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対のロールの間〓部に鉛または鉛合金溶湯
    を連続に水平方向に注入し、該ロール表面で冷却
    して凝固相を形成すると同時に該凝固相を圧延加
    工して鉛または鉛合金の薄板を連続的に製造する
    方法において、間〓部を存して上下相対した一対
    のロールを、該上下ロールの両軸間を結ぶロール
    軸線と下ロールの軸を通る水平線とのなす角度の
    一方を45゜〜85゜の鋭角になるように傾けて設ける
    と共に、該一対のロールの間〓部に向けて水平に
    配置され上壁が開放する樋状の水平ノズルを、該
    一対のロールが鋭角に傾いている側に設け、上ロ
    ールが水平ノズルに覆い被さるようにし、該一対
    のロールの間〓部に上記溶湯を該水平ノズルによ
    り注入することを特徴とする鉛蓄電池用格子基板
    の製造方法。
JP20730182A 1982-11-26 1982-11-26 鉛蓄電池用格子基板の製造方法 Granted JPS5997743A (ja)

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JP20730182A JPS5997743A (ja) 1982-11-26 1982-11-26 鉛蓄電池用格子基板の製造方法

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JP20730182A JPS5997743A (ja) 1982-11-26 1982-11-26 鉛蓄電池用格子基板の製造方法

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JPS5997743A JPS5997743A (ja) 1984-06-05
JPH0159062B2 true JPH0159062B2 (ja) 1989-12-14

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ID=16537510

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