JPH0158882B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0158882B2 JPH0158882B2 JP1861682A JP1861682A JPH0158882B2 JP H0158882 B2 JPH0158882 B2 JP H0158882B2 JP 1861682 A JP1861682 A JP 1861682A JP 1861682 A JP1861682 A JP 1861682A JP H0158882 B2 JPH0158882 B2 JP H0158882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- transmission line
- lines
- spiral
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P3/00—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
- H01P3/02—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type with two longitudinal conductors
- H01P3/08—Microstrips; Strip lines
- H01P3/081—Microstriplines
Landscapes
- Waveguides (AREA)
Description
この発明はスパイラル型分布定数伝送線路に関
するものである。 UHF帯、マイクロ波帯ではインピーダンス整
合用素子として伝送線路が用いられる。通常回路
全体に占める伝送線路の大きさの割合は比較的大
きいため、スパイラル状に伝送線路を巻いて小型
化を計ることが行なわれる。しかしながらこの場
合スパイラル状伝送線路の各部分の電磁界分布は
一様とならず、線路の特性インピーダンスは場所
によつて異なる。このためスパイラル型伝送線路
は、特性インピーダンスの異なつた線路を多段直
列接続したのと等価となり、単一の特性インピー
ダンスを有する一様な線路をスパイラル型で実現
することができなかつた。 本発明の目的は前記問題点を解決したスパイラ
ル形伝送線路を提供することにある。 本発明によれば少なくとも３ターン以上の巻数
を有し、中間の周に位置する線路導体幅が最も広
く、この中間の線路より、より外周側およびより
内周側に位置する線路の導体幅がより狭くなつて
いることを特徴とするスパイラル型伝送線路が得
られる。 前記スパイラル型伝送線路において、中間の周
の線路より、より外周側およびより内周側に位置
する線路程、より厚い導体で構成される。このよ
うな本発明のスパイラル型伝送線路では特性イン
ピーダンスは至る所で等しい値をもち、さらに線
路損失を減らすこともできる。 以下図面を用いて詳述する。 第１図は従来例のスパイラル型伝送線路でａは
平面図、ｂは側断面図である。第１図において裏
面電極８を備えた誘電体６の上に、入力および出
力端子１および２を備えてマイクロストリツプ型
線路３，４および５がスパイラル状に形成されて
いる。この場合３，４および５の線路を流れる電
流は同方向であるから、スパイラル型伝送線路の
回りの磁界は全体として強められる。この効果
は、各線路について言うと、中間部の線路４に対
してもつとも強く、その内側および外側の線路３
および５に対しては比較的弱い。したがつて単位
長当りのインダクタンスＬに関しては、線路４が
最も大きく、線路３および５は比較的小さい。一
方単位長当りのキヤパシタンスＣに関しては、フ
リンジングキヤパシタンスの最も小さい中間部の
線路４が最も小さく、線路３および５は比較的大
きい。線路の特性インピーダンスZoは
するものである。 UHF帯、マイクロ波帯ではインピーダンス整
合用素子として伝送線路が用いられる。通常回路
全体に占める伝送線路の大きさの割合は比較的大
きいため、スパイラル状に伝送線路を巻いて小型
化を計ることが行なわれる。しかしながらこの場
合スパイラル状伝送線路の各部分の電磁界分布は
一様とならず、線路の特性インピーダンスは場所
によつて異なる。このためスパイラル型伝送線路
は、特性インピーダンスの異なつた線路を多段直
列接続したのと等価となり、単一の特性インピー
ダンスを有する一様な線路をスパイラル型で実現
することができなかつた。 本発明の目的は前記問題点を解決したスパイラ
ル形伝送線路を提供することにある。 本発明によれば少なくとも３ターン以上の巻数
を有し、中間の周に位置する線路導体幅が最も広
く、この中間の線路より、より外周側およびより
内周側に位置する線路の導体幅がより狭くなつて
いることを特徴とするスパイラル型伝送線路が得
られる。 前記スパイラル型伝送線路において、中間の周
の線路より、より外周側およびより内周側に位置
する線路程、より厚い導体で構成される。このよ
うな本発明のスパイラル型伝送線路では特性イン
ピーダンスは至る所で等しい値をもち、さらに線
路損失を減らすこともできる。 以下図面を用いて詳述する。 第１図は従来例のスパイラル型伝送線路でａは
平面図、ｂは側断面図である。第１図において裏
面電極８を備えた誘電体６の上に、入力および出
力端子１および２を備えてマイクロストリツプ型
線路３，４および５がスパイラル状に形成されて
いる。この場合３，４および５の線路を流れる電
流は同方向であるから、スパイラル型伝送線路の
回りの磁界は全体として強められる。この効果
は、各線路について言うと、中間部の線路４に対
してもつとも強く、その内側および外側の線路３
および５に対しては比較的弱い。したがつて単位
長当りのインダクタンスＬに関しては、線路４が
最も大きく、線路３および５は比較的小さい。一
方単位長当りのキヤパシタンスＣに関しては、フ
リンジングキヤパシタンスの最も小さい中間部の
線路４が最も小さく、線路３および５は比較的大
きい。線路の特性インピーダンスZoは
【式】
で表わせるので、線路４の特性インピーダンス
Zo4が最も高く、線路３および５の特性インピー
ダンスZo3，Zo5は比較的低い。したがつて第１
図のスパイラル型伝送線路の等価回路は第２図の
ようになり、単一の特性インピーダンスを有する
伝送線路にはならない。 第３図は本発明の一実施例を示す図でありａは
平面図で、ｂおよびｃは側断面図である。第３図
において裏面電極２１を備えた誘電体１６上に、
入力および出力端子を構成する端子１１および１
２を備えて、マイクロストリツプ線路１３，１４
および１５がスパイラル状に形成されている。マ
イクロストリツプ線路１４の導体幅はマイクロス
トリツプ線路１５および１４の導体幅より広い。
このため線路１４の単位長当りの容量が増し線路
１４の特性インピーダンスZo14は下がる。このよ
うに中間に位置する線路１４の導体幅を広げるこ
とにより、他線路の影響によつて他より高くなる
線路１４の特性インピーダンスを他の線路と同じ
にまで下げることができる。 また比較的損失が大きくなる、導体幅が狭い、
外周の線路１３および１５は各々第３図−ｃの２
８および３０に示したように導体厚を厚くするこ
とにより損失を減らすことができる。 第４図は本発明の一実施例である第３図回路の
等価回路である。本発明の実施によりスパイラル
型伝送線路においても単一の特性インピーダンス
を実現できる。 このような本発明によればスパイラル型伝送線
路においても単一の特性インピーダンスを有する
一様な伝送線路を実現できるため、単一の特性イ
ンピーダンスを有する伝送線路の小型化が可能に
なり、また導体幅が狭い通路に対しては、導体厚
を厚くすることにより線路損失を減ずることもで
きるためUHF帯、マイクロ波帯インピーダンス
整合回路においてその効果は顕著になる。 第３図で示した本発明の一実施例ではスパイラ
ルの巻数は３ターンであつたが、巻数は３ターン
に限らず３ターン以上なら何ターンでもよい。
Zo4が最も高く、線路３および５の特性インピー
ダンスZo3，Zo5は比較的低い。したがつて第１
図のスパイラル型伝送線路の等価回路は第２図の
ようになり、単一の特性インピーダンスを有する
伝送線路にはならない。 第３図は本発明の一実施例を示す図でありａは
平面図で、ｂおよびｃは側断面図である。第３図
において裏面電極２１を備えた誘電体１６上に、
入力および出力端子を構成する端子１１および１
２を備えて、マイクロストリツプ線路１３，１４
および１５がスパイラル状に形成されている。マ
イクロストリツプ線路１４の導体幅はマイクロス
トリツプ線路１５および１４の導体幅より広い。
このため線路１４の単位長当りの容量が増し線路
１４の特性インピーダンスZo14は下がる。このよ
うに中間に位置する線路１４の導体幅を広げるこ
とにより、他線路の影響によつて他より高くなる
線路１４の特性インピーダンスを他の線路と同じ
にまで下げることができる。 また比較的損失が大きくなる、導体幅が狭い、
外周の線路１３および１５は各々第３図−ｃの２
８および３０に示したように導体厚を厚くするこ
とにより損失を減らすことができる。 第４図は本発明の一実施例である第３図回路の
等価回路である。本発明の実施によりスパイラル
型伝送線路においても単一の特性インピーダンス
を実現できる。 このような本発明によればスパイラル型伝送線
路においても単一の特性インピーダンスを有する
一様な伝送線路を実現できるため、単一の特性イ
ンピーダンスを有する伝送線路の小型化が可能に
なり、また導体幅が狭い通路に対しては、導体厚
を厚くすることにより線路損失を減ずることもで
きるためUHF帯、マイクロ波帯インピーダンス
整合回路においてその効果は顕著になる。 第３図で示した本発明の一実施例ではスパイラ
ルの巻数は３ターンであつたが、巻数は３ターン
に限らず３ターン以上なら何ターンでもよい。
第１図は従来例のスパイラル型伝送線路でａは
平面図、ｂは側断面図である。第２図は第１図回
路の等価回路である。第３図は本発明の一実施例
を示す図であり、ａは平面図、ｂ，ｃは側断面図
である。第４図は第３図回路の等価回路図であ
る。 図において３，４，５，１３，１４，１５，２
８，２９および３０はマイクロストリツプ導体、
６および１６は誘電体、８および２１は裏面電
極、１，２，１１および１２は入出力端子であ
る。
平面図、ｂは側断面図である。第２図は第１図回
路の等価回路である。第３図は本発明の一実施例
を示す図であり、ａは平面図、ｂ，ｃは側断面図
である。第４図は第３図回路の等価回路図であ
る。 図において３，４，５，１３，１４，１５，２
８，２９および３０はマイクロストリツプ導体、
６および１６は誘電体、８および２１は裏面電
極、１，２，１１および１２は入出力端子であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも３ターン以上の巻数を有し、中間
の周に位置する線路導体幅が最も広く、この中間
の線路より、より外周側およびより内周側に位置
する線路の導体幅がより狭くなつていることを特
徴とするスパイラル型伝送線路。 ２ 中間の周の線路より、より外周側およびより
内周側に位置する線路ほどより厚い導体で構成さ
れる特許請求の範囲第１項記載のスパイラル型伝
送線路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1861682A JPS58136107A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | スパイラル型伝送線路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1861682A JPS58136107A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | スパイラル型伝送線路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58136107A JPS58136107A (ja) | 1983-08-13 |
| JPH0158882B2 true JPH0158882B2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=11976550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1861682A Granted JPS58136107A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | スパイラル型伝送線路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58136107A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1160736B (it) * | 1983-03-18 | 1987-03-11 | Telettra Lab Telefon | Circuito risuonatore per un sistema di estrazione dal flusso di dati dell'oscillazione alla frequenza di temporizzazione |
| US4757285A (en) * | 1986-07-29 | 1988-07-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Filter for short electromagnetic waves formed as a comb line or interdigital line filters |
| JPH01318404A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-22 | Nec Corp | マイクロストリップ型分布定数回路 |
| US5506551A (en) * | 1993-07-05 | 1996-04-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Resonator and chip type filter using the resonator |
| JP4511294B2 (ja) * | 2004-09-22 | 2010-07-28 | 京セラ株式会社 | 配線基板 |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP1861682A patent/JPS58136107A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58136107A (ja) | 1983-08-13 |
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