JPH0157212B2 - - Google Patents
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- JPH0157212B2 JPH0157212B2 JP8226381A JP8226381A JPH0157212B2 JP H0157212 B2 JPH0157212 B2 JP H0157212B2 JP 8226381 A JP8226381 A JP 8226381A JP 8226381 A JP8226381 A JP 8226381A JP H0157212 B2 JPH0157212 B2 JP H0157212B2
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- commutator motor
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、肛門部の洗浄やビデに使用される衛
生洗浄装置に関するものである。
生洗浄装置に関するものである。
従来の技術
従来この種の衛生洗浄装置は、給水方式として
水道直結方式とポンプ加圧方式の2タイプの方式
が採用されていた。前者の水道直結方式は衛生洗
浄装置に水道配管を施し、水道水圧によつて洗浄
圧力を得ようとする方式であり、この場合は、水
道水圧の変動による性能のばらつきや、断水時の
逆流による水道汚染のおそれ等があり、余り好ま
しい方式ではなかつた。また後者のポンプ加圧方
式は、水道直結方式の欠点を解決するためになさ
れたものであり、この場合は、衛生洗浄装置に内
臓されたポンプによりシスタンから水を汲み上
げ、加圧して洗浄ノズルから洗浄水を噴出する方
式であるため、水道水圧の影響を全く受けず、性
能のばらつきや水道汚染のおそれはない。しかし
ながら、このポンプ加圧方式にも種々の問題点が
あつた。
水道直結方式とポンプ加圧方式の2タイプの方式
が採用されていた。前者の水道直結方式は衛生洗
浄装置に水道配管を施し、水道水圧によつて洗浄
圧力を得ようとする方式であり、この場合は、水
道水圧の変動による性能のばらつきや、断水時の
逆流による水道汚染のおそれ等があり、余り好ま
しい方式ではなかつた。また後者のポンプ加圧方
式は、水道直結方式の欠点を解決するためになさ
れたものであり、この場合は、衛生洗浄装置に内
臓されたポンプによりシスタンから水を汲み上
げ、加圧して洗浄ノズルから洗浄水を噴出する方
式であるため、水道水圧の影響を全く受けず、性
能のばらつきや水道汚染のおそれはない。しかし
ながら、このポンプ加圧方式にも種々の問題点が
あつた。
第1図は従来のポンプ加圧方式を示す水路図
で、1はポンプ、2はポンプ1の駆動用モータ、
3は流量調節弁、4は水を加熱する温水タンク、
5は洗浄ノズルである。
で、1はポンプ、2はポンプ1の駆動用モータ、
3は流量調節弁、4は水を加熱する温水タンク、
5は洗浄ノズルである。
上記第1図の構成において、洗浄操作を行なう
と、モータ2が駆動してポンプ1が一定回転し、
シスタン6内の水が給水口7から吸入される。こ
の吸入された水はポンプ1によつて加圧され、か
つ流量調節弁3を通つて温水タンク4内に入り、
ヒータ8で加熱された後、洗浄ノズル5より噴射
する。この場合、噴射流量は流量調節弁3により
使用者の好みに応じて調節されるが、流量を絞つ
た場合、ポンプ1は一定回転しているため、ポン
プ1の吐出圧力が異常に上昇する。その際の異常
昇圧を防止するため、一般的にはバイパス弁9が
ポンプ1の吐出側から吸入側に向かう水路の途中
に設けられているもので、これはポンプ1の吐出
圧力がある設定圧力に達した時、バイパス弁9が
開口してポンプ1の吐出側から吸入側に向つてバ
イパス水路10内を通る水の循環が起こり、ポン
プ1の吐出圧力を一定にする。
と、モータ2が駆動してポンプ1が一定回転し、
シスタン6内の水が給水口7から吸入される。こ
の吸入された水はポンプ1によつて加圧され、か
つ流量調節弁3を通つて温水タンク4内に入り、
ヒータ8で加熱された後、洗浄ノズル5より噴射
する。この場合、噴射流量は流量調節弁3により
使用者の好みに応じて調節されるが、流量を絞つ
た場合、ポンプ1は一定回転しているため、ポン
プ1の吐出圧力が異常に上昇する。その際の異常
昇圧を防止するため、一般的にはバイパス弁9が
ポンプ1の吐出側から吸入側に向かう水路の途中
に設けられているもので、これはポンプ1の吐出
圧力がある設定圧力に達した時、バイパス弁9が
開口してポンプ1の吐出側から吸入側に向つてバ
イパス水路10内を通る水の循環が起こり、ポン
プ1の吐出圧力を一定にする。
第2図はバイパス弁9の一例を示す縦断面図で
あり、この場合は、通路11にポンプ1の吐出圧
が加わつており、そしてこの部分の圧力が上昇し
てスプリング12の圧力に打ち勝つた時、弁13
が開放して水が通路14に流れ、かつポンプ1の
吸入側に流れ込む。
あり、この場合は、通路11にポンプ1の吐出圧
が加わつており、そしてこの部分の圧力が上昇し
てスプリング12の圧力に打ち勝つた時、弁13
が開放して水が通路14に流れ、かつポンプ1の
吸入側に流れ込む。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このようなバイパス弁9の構成
では、いくら精度を上げてもポンプ1の吐出圧力
を一定にすることができず、また流量調節弁3を
絞つた時には、ポンプ1の吐出圧力が上昇してく
る。すなわち、流量調節弁3を開放から絞つてい
つても洗浄流量の減少が少なく、流量調節弁3の
閉止直前で洗浄流量が減少することになり、使用
者が適正水勢を得づらく、敏感な局部洗浄には適
さない。万一バイパス弁9の精度が悪かつたり、
水中のごみが引つかかつて作動しにくくなつた場
合は、ポンプ1が異常昇圧して、配管からの漏
水、ポンプ1の異常摩耗による短寿命化、モータ
ロツク、ポンプ1の破壊等の問題を生じることに
なる。また、流量調節弁3を絞つて水をバイパス
水路10に循環させるようにした場合において
は、ポンプ1の効率が非常に悪く、不経済であ
る。また、流量調節弁3で流量調節を行なうよう
にしているため、操作部(コントローラ部)に水
の配管が引き回されることになり、その結果、電
気部品の近くを通ることになるため、感電や漏電
等の点で安全上問題があつた。
では、いくら精度を上げてもポンプ1の吐出圧力
を一定にすることができず、また流量調節弁3を
絞つた時には、ポンプ1の吐出圧力が上昇してく
る。すなわち、流量調節弁3を開放から絞つてい
つても洗浄流量の減少が少なく、流量調節弁3の
閉止直前で洗浄流量が減少することになり、使用
者が適正水勢を得づらく、敏感な局部洗浄には適
さない。万一バイパス弁9の精度が悪かつたり、
水中のごみが引つかかつて作動しにくくなつた場
合は、ポンプ1が異常昇圧して、配管からの漏
水、ポンプ1の異常摩耗による短寿命化、モータ
ロツク、ポンプ1の破壊等の問題を生じることに
なる。また、流量調節弁3を絞つて水をバイパス
水路10に循環させるようにした場合において
は、ポンプ1の効率が非常に悪く、不経済であ
る。また、流量調節弁3で流量調節を行なうよう
にしているため、操作部(コントローラ部)に水
の配管が引き回されることになり、その結果、電
気部品の近くを通ることになるため、感電や漏電
等の点で安全上問題があつた。
本発明は、上記従来のポンプ加圧方式の欠点を
一掃し、洗浄水の制御が簡単な衛生洗浄装置を提
供することを目的とする。
一掃し、洗浄水の制御が簡単な衛生洗浄装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するため洗浄ノズル
と、この洗浄ノズルに流体を送り込むポンプ装置
と、このポンプ装置におけるポンプの出力を電気
的に制御して前記洗浄ノズルへの送出量を可変さ
せる流量調節手段を設けたコントローラ部とを備
え、コントローラ部を前記洗浄ノズルやポンプ装
置に通じる水路から離して設けたものである。
と、この洗浄ノズルに流体を送り込むポンプ装置
と、このポンプ装置におけるポンプの出力を電気
的に制御して前記洗浄ノズルへの送出量を可変さ
せる流量調節手段を設けたコントローラ部とを備
え、コントローラ部を前記洗浄ノズルやポンプ装
置に通じる水路から離して設けたものである。
作 用
本発明は上記した構成によりコントローラ部の
流量調節手段を操作すれば、ポンプの出力が変化
し、洗浄ノズルへの送出量を変えることができる
と共に、水路が万一破損しても、漏水により、電
気部品を傷めたり感電や漏電を起こさないもので
ある。
流量調節手段を操作すれば、ポンプの出力が変化
し、洗浄ノズルへの送出量を変えることができる
と共に、水路が万一破損しても、漏水により、電
気部品を傷めたり感電や漏電を起こさないもので
ある。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に用いて説明す
る。
る。
第3図は、本発明の一実施例における衛生洗浄
装置の外観を示したもので、21は使用者が腰を
かける便座、22は便座21の蓋で、この蓋22
と前記便座21は装置本体23に対して回動自在
に設けられている。また前記装置本体23は便器
24の後方部に固定されている。25は流量調節
装置を内蔵したコントローラ部、26は洗浄ノズ
ル27から吐出する洗浄流量を調節するつまみで
ある。
装置の外観を示したもので、21は使用者が腰を
かける便座、22は便座21の蓋で、この蓋22
と前記便座21は装置本体23に対して回動自在
に設けられている。また前記装置本体23は便器
24の後方部に固定されている。25は流量調節
装置を内蔵したコントローラ部、26は洗浄ノズ
ル27から吐出する洗浄流量を調節するつまみで
ある。
第4図は、装置本体23内に設置された洗浄水
回路の構成図であり、28はポンプで、このポン
プ28は、第5図に示すように3枚のベーン29
とロータ30と内径が偏心したリング31により
ポンプ室を構成したベーン式の容積形ポンプを採
用している。32は整流子モータで、この整流子
モータ32は前記ポンプ28の駆動源となるもの
であり、またこの整流子モータ32は、一例とし
て示した第6図の電子位相制御回路により回転数
が制御されるようになつている。第6図におい
て、33はSCRで、このSCR33はゲート34
にパルスが入つた時導通する。35は双方向トリ
ガ素子で、この双方向トリガ素子35は、可変抵
抗器(ボリウム)36とコンデンサ37の接続点
38の電圧が設定電圧になつた時、パルスを発生
し、SCR33を導通させる。前記接続点38で
の電圧は、コンデンサ37の充電電圧であり、ボ
リウム36の抵抗値が小さいほど設定電圧に達す
る時間は早く、抵抗値が大きいほど設定電圧に達
する時間は遅い。すなわち、ボリウム36の抵抗
値を変えることにより、双方向トリガ素子35の
パルスの発生する時間をずらすことができ、その
結果、SCR33の導通する角度も変えることが
できる。したがつて、整流子モータ32の入力電
流は第7図に示すように可変される。第7図aは
導通角180゜、第7図bは導通角90゜、第7図cは
導通角45゜の状態を示す。このように入力電流が
変化した時、整流子モータ32の回転数−トルク
特性は、第8図に示した39,40,41のよう
に変化する。すなわち、第7図aの時の39の特
性を示し、そして第7図bの時は40、第7図c
の時は41という具合に、順次、整流子モータ3
2の出力は低下する。また第8図の破線42はポ
ンプの回転トルクを示したもので、前述した整流
子モータ32の回転数−トルク特性との交点4
3,44,45でバランスがとれ、そして前述し
た各導通角に対するポンプの回転数が決定されて
安定した回転となる。
回路の構成図であり、28はポンプで、このポン
プ28は、第5図に示すように3枚のベーン29
とロータ30と内径が偏心したリング31により
ポンプ室を構成したベーン式の容積形ポンプを採
用している。32は整流子モータで、この整流子
モータ32は前記ポンプ28の駆動源となるもの
であり、またこの整流子モータ32は、一例とし
て示した第6図の電子位相制御回路により回転数
が制御されるようになつている。第6図におい
て、33はSCRで、このSCR33はゲート34
にパルスが入つた時導通する。35は双方向トリ
ガ素子で、この双方向トリガ素子35は、可変抵
抗器(ボリウム)36とコンデンサ37の接続点
38の電圧が設定電圧になつた時、パルスを発生
し、SCR33を導通させる。前記接続点38で
の電圧は、コンデンサ37の充電電圧であり、ボ
リウム36の抵抗値が小さいほど設定電圧に達す
る時間は早く、抵抗値が大きいほど設定電圧に達
する時間は遅い。すなわち、ボリウム36の抵抗
値を変えることにより、双方向トリガ素子35の
パルスの発生する時間をずらすことができ、その
結果、SCR33の導通する角度も変えることが
できる。したがつて、整流子モータ32の入力電
流は第7図に示すように可変される。第7図aは
導通角180゜、第7図bは導通角90゜、第7図cは
導通角45゜の状態を示す。このように入力電流が
変化した時、整流子モータ32の回転数−トルク
特性は、第8図に示した39,40,41のよう
に変化する。すなわち、第7図aの時の39の特
性を示し、そして第7図bの時は40、第7図c
の時は41という具合に、順次、整流子モータ3
2の出力は低下する。また第8図の破線42はポ
ンプの回転トルクを示したもので、前述した整流
子モータ32の回転数−トルク特性との交点4
3,44,45でバランスがとれ、そして前述し
た各導通角に対するポンプの回転数が決定されて
安定した回転となる。
なお、第3図に示した流量調節つまみ26はボ
リウム36と連動しており、流量調節つまみ26
を回すことにより、ボリウム36の抵抗値を変化
させ、かつ整流子モータ32の出力を変化させて
ポンプ28の回転数を可変することになる。そし
てこのポンプ28は回転数に応じて吐出圧力すな
わち、ポンプの出力を変化させるため、これによ
り吐出流量を変えることができる。特に第5図に
示した容積形ポンプにおいては、1回転における
吐出量がほぼ一定であるため、ポンプ28の回転
数に応じて吐出流量をほぼリニアに変化させるこ
とができる。
リウム36と連動しており、流量調節つまみ26
を回すことにより、ボリウム36の抵抗値を変化
させ、かつ整流子モータ32の出力を変化させて
ポンプ28の回転数を可変することになる。そし
てこのポンプ28は回転数に応じて吐出圧力すな
わち、ポンプの出力を変化させるため、これによ
り吐出流量を変えることができる。特に第5図に
示した容積形ポンプにおいては、1回転における
吐出量がほぼ一定であるため、ポンプ28の回転
数に応じて吐出流量をほぼリニアに変化させるこ
とができる。
上記したように、洗浄流量を調節するつまみ2
6を回すと、ポンプ28の回転数が変化するた
め、その回転数に応じて、第4図に示した給水口
46から吸入される水量は変わり、そしてポンプ
28から吐出される流量も変わる。ポンプ28か
ら吐出した水は温水タンク47内でヒータ48に
より加熱されて温水となり、洗浄ノズル27から
噴射されて人体の肛門部の洗浄に供されることに
なる。
6を回すと、ポンプ28の回転数が変化するた
め、その回転数に応じて、第4図に示した給水口
46から吸入される水量は変わり、そしてポンプ
28から吐出される流量も変わる。ポンプ28か
ら吐出した水は温水タンク47内でヒータ48に
より加熱されて温水となり、洗浄ノズル27から
噴射されて人体の肛門部の洗浄に供されることに
なる。
第9図は流量調節つまみ回転角度に対する流量
Q、ポンプ吐出圧力P、ポンプ回転数Nを、従来
品49,50,51と本発明品52,53,54
とを比較して示したもので、この第9図からも本
発明品が従来品に比べ、すぐれていることがわか
る。特に流量調節つまみの回転角度に対する流量
Qの変化特性52が、従来の特性49に比べ、非
常にリニアーになつているため、人体の極めてデ
リケートな局部の洗浄にも常に容易に適正水勢を
得ることができる。
Q、ポンプ吐出圧力P、ポンプ回転数Nを、従来
品49,50,51と本発明品52,53,54
とを比較して示したもので、この第9図からも本
発明品が従来品に比べ、すぐれていることがわか
る。特に流量調節つまみの回転角度に対する流量
Qの変化特性52が、従来の特性49に比べ、非
常にリニアーになつているため、人体の極めてデ
リケートな局部の洗浄にも常に容易に適正水勢を
得ることができる。
また本実施例によると、ポンプ28の回転数を
電気的に制御して洗浄ノズル27への送出量を可
変させるものであるため、コントローラ部に水配
管を引く必要もなく、したがつて感電や漏電等の
安全上の問題もなくなる。また、第10図に示す
ように、コントローラ部55を電源コードのみの
接続で装置本体23から切り離して壁56に設置
し、リモート操作を行なうことも可能となるた
め、狭いトイレ内においても、その操作性を向上
させることができる。
電気的に制御して洗浄ノズル27への送出量を可
変させるものであるため、コントローラ部に水配
管を引く必要もなく、したがつて感電や漏電等の
安全上の問題もなくなる。また、第10図に示す
ように、コントローラ部55を電源コードのみの
接続で装置本体23から切り離して壁56に設置
し、リモート操作を行なうことも可能となるた
め、狭いトイレ内においても、その操作性を向上
させることができる。
なお第10図では、コントローラ部55と装置
本体23を電気コードで接続したが、赤外線等に
よる信号伝送方式を採用すればワイヤレスとする
ことが可能であり、コントローラ部55の設置位
置の自由度が更に広がり、使用者の好みの位置で
の操作が可能となる。
本体23を電気コードで接続したが、赤外線等に
よる信号伝送方式を採用すればワイヤレスとする
ことが可能であり、コントローラ部55の設置位
置の自由度が更に広がり、使用者の好みの位置で
の操作が可能となる。
なお、本実施例では、流量調節手段はベーン式
容積ポンプの回転数を制御することにより、ポン
プの出力を可変させるようにしたが、遠心ポンプ
の回転数を制御するようにしてもよく、また、電
磁ポンプ等往復動形ポンプのストローク数を制御
しても同様の効果が得られる。
容積ポンプの回転数を制御することにより、ポン
プの出力を可変させるようにしたが、遠心ポンプ
の回転数を制御するようにしてもよく、また、電
磁ポンプ等往復動形ポンプのストローク数を制御
しても同様の効果が得られる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、洗浄ノズルに流
体を送り込むポンプ装置におけるポンプの出力を
電気的に制御して、前記洗浄ノズルへの送出量を
可変させるようにしているため、洗浄流量の調節
がしやすく、人体の極めて敏感な局部の洗浄にも
使用者が容易に適正水勢を得ることが出来、安心
して洗浄を行なうことが可能である。
体を送り込むポンプ装置におけるポンプの出力を
電気的に制御して、前記洗浄ノズルへの送出量を
可変させるようにしているため、洗浄流量の調節
がしやすく、人体の極めて敏感な局部の洗浄にも
使用者が容易に適正水勢を得ることが出来、安心
して洗浄を行なうことが可能である。
また、洗浄流量が少ないときは、ポンプの出力
も小さくなるため、ポンプの消費電力は小さくな
り、したがつてポンプの仕事効率を著しく高める
ことができるとともに、従来のように流量調節弁
を絞つた時、ポンプの吐出圧力が異常に上昇する
ようなこともなく、ポンプの長寿命化をはかるこ
とができる。また前記洗浄ノズルへの送出量を可
変させる流量調節手段はコントローラ部に設ける
ことができ、かつコントローラ部には従来のよう
に水配管を引く必要もないため、感電や漏電等の
安全上の問題も解決することができる。
も小さくなるため、ポンプの消費電力は小さくな
り、したがつてポンプの仕事効率を著しく高める
ことができるとともに、従来のように流量調節弁
を絞つた時、ポンプの吐出圧力が異常に上昇する
ようなこともなく、ポンプの長寿命化をはかるこ
とができる。また前記洗浄ノズルへの送出量を可
変させる流量調節手段はコントローラ部に設ける
ことができ、かつコントローラ部には従来のよう
に水配管を引く必要もないため、感電や漏電等の
安全上の問題も解決することができる。
第1図は従来の衛生洗浄装置における洗浄水回
路図、第2図はバイパス弁の縦断面図、第3図は
本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の斜視図、
第4図は同装置の洗浄水回路図、第5図は同装置
における容積形ポンプのポンプ室の構成を示す断
面図、第6図は同ポンプの回転数を制御する電子
位相制御回路図、第7図a,b,cは整流子モー
タを流れる電流波形図、第8図は整流子モータの
回転数−トルク曲線とポンプの回転トルクとのバ
ランスを示す特性図、第9図は流量調節つまみ回
転角度に対する流量Q、ポンプ吐出圧力P、ポン
プ回転数Nの本発明品と従来品との比較を示す特
性図、第10図は本発明の衛生洗浄装置の他の実
施例を示す斜視図である。 23……装置本体、25,55……コントロー
ラ部、27……洗浄ノズル、28……ポンプ、3
2……整流子モータ、33……SCR。
路図、第2図はバイパス弁の縦断面図、第3図は
本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の斜視図、
第4図は同装置の洗浄水回路図、第5図は同装置
における容積形ポンプのポンプ室の構成を示す断
面図、第6図は同ポンプの回転数を制御する電子
位相制御回路図、第7図a,b,cは整流子モー
タを流れる電流波形図、第8図は整流子モータの
回転数−トルク曲線とポンプの回転トルクとのバ
ランスを示す特性図、第9図は流量調節つまみ回
転角度に対する流量Q、ポンプ吐出圧力P、ポン
プ回転数Nの本発明品と従来品との比較を示す特
性図、第10図は本発明の衛生洗浄装置の他の実
施例を示す斜視図である。 23……装置本体、25,55……コントロー
ラ部、27……洗浄ノズル、28……ポンプ、3
2……整流子モータ、33……SCR。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 装置本体に取付けた洗浄ノズルと、前記洗浄
ノズルに流体を送り込むポンプ装置と、前記ポン
プ装置におけるポンプの出力を電気的に制御して
前記洗浄ノズルへの送出量を可変させる流量調節
手段を設けたコントローラ部とを備え、前記コン
トローラ部を、前記洗浄ノズルや前記ポンプ装置
に通じる水路から離して設けた衛生洗浄装置。 2 流量調節手段は、整流子モータをポンプの駆
動源とし、前記整流子モータの入力電源の導通角
をSCR等で制御することにより、前記整流子モ
ータおよびポンプの回転数を制御してなる特許請
求の範囲第1項記載の衛生洗浄装置。 3 ポンプとして容積形ポンプを用いてなる特許
請求の範囲第1項記載の衛生洗浄装置。 4 流量調節手段を設けたコントローラ部を装置
本体より切り離して設けてなる特許請求の範囲第
1項記載の衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226381A JPS57197339A (en) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | Sanitary washing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226381A JPS57197339A (en) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | Sanitary washing apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS57197339A JPS57197339A (en) | 1982-12-03 |
JPH0157212B2 true JPH0157212B2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=13769575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8226381A Granted JPS57197339A (en) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | Sanitary washing apparatus |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS57197339A (ja) |
Families Citing this family (3)
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JPS59187932A (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-25 | 松下電器産業株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP2769148B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1998-06-25 | 松下電器産業株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JPH0665816B2 (ja) * | 1992-12-18 | 1994-08-24 | 松下電器産業株式会社 | トイレ装置 |
Citations (5)
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JPS5074201A (ja) * | 1973-11-05 | 1975-06-18 | ||
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JPS5512203A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-28 | Taisan Kogyo Kk | Electromagnetic pump |
JPS55155841A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Toto Ltd | Sanitary washer |
JPS5833190U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-04 | 古河電気工業株式会社 | 円筒型導体の溶接接続部 |
Family Cites Families (2)
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-
1981
- 1981-05-28 JP JP8226381A patent/JPS57197339A/ja active Granted
Patent Citations (5)
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JPS5512203A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-28 | Taisan Kogyo Kk | Electromagnetic pump |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS57197339A (en) | 1982-12-03 |
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