JPH0155697B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0155697B2
JPH0155697B2 JP17273483A JP17273483A JPH0155697B2 JP H0155697 B2 JPH0155697 B2 JP H0155697B2 JP 17273483 A JP17273483 A JP 17273483A JP 17273483 A JP17273483 A JP 17273483A JP H0155697 B2 JPH0155697 B2 JP H0155697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
link
block
braked
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP17273483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5980533A (ja
Inventor
Kinjiro Tokunaga
Mitsuo Nonaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP17273483A priority Critical patent/JPS5980533A/ja
Publication of JPS5980533A publication Critical patent/JPS5980533A/ja
Publication of JPH0155697B2 publication Critical patent/JPH0155697B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D63/00Brakes not otherwise provided for; Brakes combining more than one of the types of groups F16D49/00 - F16D61/00
    • F16D63/002Brakes with direct electrical or electro-magnetic actuation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブレーキ装置、詳しくは自動締り機構
を利用したブレーキ装置に関するものである。
自動車の生産ラインは信頼性、安全性を特に重
要とする分野であり、特にラインがタクト運転さ
れている場合、ステーシヨン間を高速で移送され
るので、人の安全、ワーク(被加工物)の安全の
ための急停止が必要になつてくる。ところが最近
生産ラインのシステムの一つとして提案されてい
るカートラツク方式においては、カー(台車)は
電源を持たないため、車輪にブレーキをかけるこ
とができず、又駆動チユーブ(地上ラインシヤフ
ト)をモーターブレーキにより停めた場合、駆動
輪がスリツプして所要のブレーキ距離以上になつ
てしまう。そこで現在ブレーキ力を調整できるよ
うなブレーキ装置が要求されている。
この要求に答えようとしてなされた本発明で
は、大きなブレーキ力を得るため自動締り機構を
採用しているが、従来の自動締り機構としては、
エレベーターのワイヤーロープ切断時にガイドレ
ールをクランプする方式がある。しかしこの従来
方式はエレベータケージを停止させるのが目的で
あつて、単に急激に停止させれば良いだけなの
で、ブレーキ力を可減することはできない。即
ち、この方式としては種々のタイプが提案されて
おり、その一例として、第9図に示すようにロー
プ切断が検出されると、コロaがくさびに噛込む
ようにしたタイプがあるが(尚図中bはガイドレ
ールを示す)、このタイプでは、ブレーキ力がど
の位の大きさであるか算定することは不可能であ
り、又ブレーキの開放(復帰)に長時間を要す
る、等の問題がある。
本発明は上述のような問題が解消でき、ブレー
キ力を自在に調整できるブレーキ装置を提供する
ことを目的としてなしたもので、台車側又は軌動
側に被ブレーキ材を取付けると共に、軌動側又は
台車側にブレーキ用フレームを取付け、被ブレー
キ材に沿い摺動可能に前記フレームに設けたブロ
ツクに、一端部に第1のブレーキシユーを備えた
第1のリンクの中間部を回転自在に取付け、該第
1のリンクの他端部を第2のリンクに摺動自在に
取付けた摺動片に枢着し、該第2のリンクを前記
フレームに回転自在に取付けると共に摺動片を回
転中心より離反させる様スプリングで付勢し、且
つ被ブレーキ材を挟んで第1のブレーキシユーと
対向する第2のブレーキシユーを前記ブロツクで
支持させ、又前記ブロツクの摺動を限定するスト
ツパーを前記フレームに設けたことを特徴とする
ブレーキ装置を要旨するものである。
以下図面を参照しながら本発明の構成を具体的
に説明する。
第1図及び第2図は本ブレーキ装置を示すもの
で(ブレーキ開放時の状態を示す)、Kはブレー
キ装置であり、1は被ブレーキ板(被ブレーキバ
ー)で上記ブレーキ装置Kによりブレーキしよう
とする可動物に取付けられており、この被ブレー
キ板1は、上記ブレーキ装置Kに対し、矢印A方
向或はその反対方向に移動するようになつてい
る。
上記ブレーキ装置Kは、ブレーキボツクス8を
有しており、該ブレーキボツクス8には、上記被
ブレーキ板1を自動的に締めつけ、解放する機構
が設けてある。即ち、ブレーキボツクス8の上部
には、上面に後述するブレーキレバー3支持用の
ピン4を固定したスライドブロツク2が前後方向
(前記矢印A方向或はその反対方向)に摺動可能
に備えてあり、該スライドブロツク2は製作誤差
等をカバーするため左右に多少揺動可能である。
前記被ブレーキ板1を挟む位置には、先端部(上
記ブロツク2側端部)にブレーキシユー5を取付
けた第1のリンクであるブレーキレバー3(第1
図の場合2本)が左右対称に配してあり、該各ブ
レーキレバー3の前記先端部はスライドブロツク
2のピン4に回転可能に取付けてあり、又各ブレ
ーキレバー3の他端は摺動片6b(第3図参照)
に枢着してあり、該摺動片6bはブレーキボツク
ス8に軸受9を介し回転自在とした根本ピン7に
固着した第2のリンクである開閉アーム6aに摺
動自在に嵌合し、又スプリング6cによつて根本
ピン7に対し離反方向に付勢してある。
該根本ピン7の下端に取付けられたスプロケツ
ト16にはローラチエーン10がセツトしてあ
り、該ローラチエーン10の一端は、ブレーキボ
ツクス8の下部に設けたソレノイド12にロツド
11を介し接続されており、又ローラチエーン1
0の他端は、ブレーキボツクス8下部に取付けた
スプリング13に接続されており、上記ソレノイ
ド12の作動によつて根本ピン7を介し前記開閉
アーム6を回転させることにより、前記ブレーキ
シユー5を被ブレーキ板1に締めつけさせてブレ
ーキがONするよう構成してある。尚通常時は上
記スプリング13の力により、ブレーキはOFF
状態となつている。
更に、上記ブレーキボツクス8には、上述のブ
レーキのON作動時摺動するスライドブロツク2
に対するストツパー14が取付けてあり、ブレー
キ力を調整できるようにしてある。
次に上述のような構成のブレーキ装置の作動に
ついて第3図を参照しながら説明する。
今ブレーキをON作動させる場合には、作動信
号によりソレノイド12に通電させると、その作
動力はスプリング13力よりまさりロツド11、
ローラチエーン10、スプロケツト16を経て根
本ピン7を回転させ、これにより開閉アーム6が
回転すると同時にブレーキレバー3もピン4を支
点として回転して(この場合ピン4を固定したス
ライドブロツク2も動く)、第3図を実線で示し
た如き状態となり、ブレーキシユー5は被ブレー
キ板1と接触し、該被ブレーキ板1とブレーキシ
ユー5との間で「Rs」の接触圧が生じる。この
時被ブレーキ板1は矢印A方向に移動しているの
で、μRsの力でスライドブロツク2は同方向に更
に移動させられようとする。この時ブレーキレバ
ー3、開閉アーム6の関係が自動締りになるよう
配置されているので、μRsによりスライドブロツ
ク2が多少でも移動すると、ブレーキレバー3に
撓みを生じ、Rsは大きくなつて「R」値となり、
スライドブロツク2の移動力もμRs→μRと大き
くなりより大きな力でスライドブロツク2を矢印
方向に移動させるが、該スライドブロツク2がS
寸法だけ移動した位置に前記ストツパー14があ
るため、上記スライドブロツク2はこれ以上進ま
ない。ストツパー14によりスライドブロツク2
が止められるのでスライドブロツク2の移動分S
に相当する分だけスプリング6cが図示のように
「δ」だけ撓みが生じている。従つてブレーキレ
バー3と開閉アーム6とを結ぶピン15には
「P」の接触圧力が生じるが、このPの値はスプ
リング6cの撓み量δの値に比例して大きくな
る。又レバー機構であるため、被ブレーキ板1と
ブレーキシユー5との接触力RはPにより規定さ
れ、Pが大→Rとなる。従つてSが大→δが大→
Pが大→Rが大→μRが大=FBが大、の関係が成
立することになり、Sによりブレーキ力(FB)
が規定できることになる(第4図も参照)。要す
るに、 ブレーキ力 FB=2μR R〓P ∴R〓δ ∴FB〓δ となる。(P〓δ)。
上記Sの値はストツパー14の調整により変え
られるので、FBも0から最大値迄無段階に値を
得ることができる。
一方ブレーキをOFF作動(解放)させる場合
には、被ブレーキ板1を前記矢印A方向と反対方
向に移動すれば自動的に解放される(後述の台車
に適用した場合、台車を逆送すればよい)。
第1図及び第2図の場合、作動源をソレノイド
12としたが、これを電動、液圧或は空圧による
シリンダ等を用いても良く、更に作動源により直
接根本ピン7を回転させたり、スライドブロツク
2に直接作動源を接続させても行える。しかし前
述のようにソレノイド12を用いた場合が直接的
で最も応答時間を短かくできる。
又、第1図及び第2図の場合、ブレーキレバー
3は2本左右対称になつているが、第5図に示す
ようにブレーキレバー3を1本にして、片側をス
ライドブロツク2上に固定したシユー5aにして
もよい。
次に以上説明した本発明のブレーキ装置を各種
の産業分野において適用する場合の実施例をいく
つかあげる。
第6図はブレーキ装置Kを地上側に設置して可
動部に被ブレーキ板1を設けた例を示すもので、
カートラツク方式において、連続して流れてくる
無数の無動力台車18(該台車自体が電源を有し
ていない)をブレーキする場合に有効である尚図
中19はバンパーを示す。
一方台車自体が電源を有する場合、第7図に示
すように、動力台車20側にブレーキ装置Kを設
け、被ブレーキ板1を地上側に設置する。この場
合、1台の台車でもブレーキできる。
又第8図に示すように、エレベータ、スタツク
クレーン等の昇降機の落下防止用ブレーキ(非常
ブレーキ)として使用する場合、ブレーキ装置K
を可動部、つまり昇降ケージ21に設け、ガイド
レール22を被ブレーキ板とする。尚この場合、
ブレーキ作動源(ソレノイド12等)を前述のよ
うにブレーキボツクス8内に設ける構成の他に、
ブレーキ作動源を昇降の調速機又は昇降用のワイ
ヤーロープやチエンの破断検出部と直接接続して
おけば、非常に有効な非常ブレーキとなる。
以上述べたような構成及び作用により本発明の
ブレーキ装置は下記の優れた効果を発揮する。
(i) 自動締り機構の採用により、小さな作動力で
もつて大きなブレーキ力が得られる。
(ii) ブレーキ力に比べて装置が小型である。
(iii) ブレーキ力が算定でき、ブレーキ力の調整が
簡単にできる。
(iv) ブレーキの解放が容易である。
(v) 応答性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブレーキ装置のブレーキシユ
ー部分の構成図、第2図は本発明のブレーキ装置
のブレーキ駆動機構の構成図、第3図は上記ブレ
ーキシユー部分のブレーキ作動時の状態を示す構
成図、第4図は第3図に示したFBとSとの関係
を示すグラフ、第5図は他の実施例を示す説明図
である。第6図〜第8図は夫々本発明のブレーキ
装置の使用例を示すもので、第6図イは無動力台
車における場合の平面図、第6図ロはその一部の
側面図、第6図ハは第6図イのX矢視図、第7図
イは動力台車における場合の平面図、第7図ロは
第7図イのX矢視図、第8図イは昇降機における
場合の立面図、第8図ロは第8図イのY矢視図、
第8図ハは第8図イのZ矢視図である。第9図は
従来の自動締り機構の例を示す説明図である。 K……ブレーキ装置、1……被ブレーキ板、2
……スライドブロツク、3……ブレーキレバー、
4……ピン、5……ブレーキシユー、6a……開
閉アーム、6b……摺動片、6c……スプリン
グ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 台車側又は軌動側に被ブレーキ材を取付ける
    と共に、軌動側又は台車側にブレーキ用フレーム
    を取付け、被ブレーキ材に沿い摺動可能に前記フ
    レームに設けたブロツクに、一端部に第1のブレ
    ーキシユーを備えた第1のリンクの中間部を回転
    自在に取付け、該第1のリンクの他端部を第2の
    リンクに摺動自在に取付けた摺動片に枢着し、該
    第2のリンクを前記フレームに回転自在に取付け
    ると共に摺動片を回転中心より離反させる様スプ
    リングで付勢し、且つ被ブレーキ材を挾んで第1
    のブレーキシユーと対向する第2のブレーキシユ
    ーを前記ブロツクで支持させ、又前記ブロツクの
    摺動を限定するストツパーを前記フレームに設け
    たことを特徴とするブレーキ装置。
JP17273483A 1983-09-19 1983-09-19 ブレ−キ装置 Granted JPS5980533A (ja)

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JP17273483A JPS5980533A (ja) 1983-09-19 1983-09-19 ブレ−キ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5980533A JPS5980533A (ja) 1984-05-10
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JPS5980533A (ja) 1984-05-10

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