JPH0155004B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、可搬型幼児用囲いに関し、特に耐久
性があつて軽く安全に取り扱う事ができると共に
組み立て及び分解が即座にできる可搬型幼児用囲
いに関する。

［従来技術］ 幼児用囲いにあつては、組み立て及び分解が容
易であると云うことと、幼児が遊戯するに際し、
所要の安全性を備えていると云うことの両方を同
時に達成することが難しい。Cirilloに付与された
米国特許4376318号及び、Abajianに付与された
米国特許3165760号は幼児用の囲い及び枠付きの
寝台について開示されており、この囲い若しく
は、枠付き寝台における側面の部材が網体によつ
て形成され、水平に展開する上方及び下方のレー
ルによつてこれらが組み立てられている。従つて
支持用のフレームから囲い若しくは枠付き寝台の
網状若しくは、織成された部分を分離することが
非常に困難である。Cirilloに付与された米国特許
4376318号は各々蝶番部材によつて結合された水
平及び垂直のフレーム部材を開示している。これ
によると柔軟に編まれた囲いが折り畳まれた状態
になつた時、注意力の無い幼児が転がつて網によ
り形成された袋状部により窒息死することが事実
として良く知られている。実際に側方の網状部を
垂下させた囲い及び、一辺を低下させた篭を用い
ることは幼児にとつて極度に健康を脅かすもので
あり商品安全委員会は幼児用の家具の製造者に、
父母に対して柔軟な網状部で形成された篭、及び
幼児用の囲いの取り扱い方法について幼児が死亡
する危険があることを教育するよう勧告してい
る。通常の網状体による側壁を有する幼児用の囲
いには、二辺状に動く蝶番が設けられると共に、
これに幼児の手が届き且つ囲いの外部から、より
年長の子供達によつても操作される事があるので
若しそれが外されると幼児の指とか腕を危険な状
態にするということが起こる。恐らく編まれた網
を保持する金属製のフレーム部材に対して子供達
が墜ち、このため怪我をする危険もある。通常の
柔軟な網体で形成された幼児用の囲いには丸洗い
できないという不便さがあり、また子供のおむつ
からの漏洩物や唾液及び、細菌によつて形成され
る物質やシミ等の汚れを除去することが非常に難
しいという欠点に当面する。

［発明の目的］ 本発明は、上述及び他の従来の柔軟な網状体で
形成された幼児用囲いに生ずる種々の欠点を除去
するものであつて可搬型の装置を提供すると共に
一枚の柔軟な織成部材に張力を与えて底部及び側
部のパネルとし、分解可能なフレームを完全に覆
う様にして組み立てられた時には丈夫で耐久性が
ある幼児用の囲いを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は幼児用囲いの側方が組み立て
られた後に不本意に低下し得ないようにして安全
を保つことで低下した側部により形成される柔軟
な網状体による袋状部に幼児が堕ちて窒息死する
ような可能性を除去することにある。本発明の更
に他の目的は、保管及び搬送に対してコンパクト
な形状に梱包できる分解可能な幼児用の囲いを提
供する事にある。この、コンパクトに形成された
梱包体は移動性に優れ、旅行若しくはキヤンピン
グに際して特に適しており一人の者によつて子供
とこの幼児用囲いを同時に運ぶことができる。

［実施例］ 次に本発明の好適な一実施例を添付図面と共に
詳細に説明する。図面を参照すると分解可能なベ
ースフレーム１０が示される。これは、４つのあ
る角度を隔てて床のような支持面上に配置するた
めの十字状の部材と、これから延びる長い部材か
ら成るフレームとから構成される。十字状の部材
は第５図に示される如く各々直角方向に４つの角
度を隔てた棒状の部材１３を含む。展開された部
材１１は摩擦結合により棒状の部材１３から展開
するように筒状に形成される。棒状の部材１３と
共に長手方向に展開するキー１４が設けられて組
み立てられる。各々展開する部材１１が棒状の部
材１３に関して回転しないように各々展開する部
材１１の最も内部に近接して縦方向に溝１６が設
けられ、キー１４により各々の棒状部材１３が共
に結合する。展開する部材１１の最も端部上方は
曲げられて上方に曲折する部材１７に形成され、
これには、円筒状のコーナーの支柱１８が接続さ
れる。第２図及び第５図において上方に曲る部材
１７がバヨネツト型の接続によつてコーナーの支
柱１８の端部に接続される様子が示される。即ち
バヨネツト溝１９が上方に曲折する部材１７の上
端部に近接して設けられ、棒状部材２２の下端部
に設けられた突出するピン２１と垂直に係合する
ように形成されている。棒状部材２２の上端部は
第５図に示される如く円環状のコーナーの支柱１
８の端部内に対し嵌合されて上方に延びている。
尚、ここでは上方に曲る部材１７がバヨネツト型
の結合によりコーナーの支柱１８の下端に取り外
し可能に結合される様子を示したが、他の形式の
結合方法を用いることが出来ることが明らかであ
る。

第６図に示されるように上方に曲る部材１７の
最上端の直径が１７ａで示されるように形成され
摩擦結合によりコーナーの支柱１８の下端部が上
方に展開するように結合する事ができる。第７図
に明示される如く展開する各々の部材は外方に中
央に配置された交差部材１２に対し外方の下方に
向つて、弓状にそつており４つの点によつてコー
ナーの支柱１８の下部で指示面Ｓと接触するよう
に構成される。

第１図、第３図、第４図及び第７図に示される
ように上方に延びるコーナーの支柱１８は矩形の
包囲部２４を支持する位置に配設される。矩形の
包囲部２４は、一つの織成体から成ると共に矩形
の区画を形成しており、また、底部のパネル２６
の縁に添つて上方に延びる側部のパネル２７と、
第１図及び第９図に示される如く近接する側部の
パネル２７に適合されるようにエツジ部２８で
各々係合すると共にスリーブ状の部材２９と近接
する部分で端部部材に結合される。また、各々の
コーナーの支柱１８が隣接するエツジ部２８から
所定の距離をおいて配置される。従つて箱状の区
画部分及び側方のパネル２７はコーナーの支柱１
８に対し内方に所定の距離をおいて設置される。

第１図、第３図及び第７図に示される如く各々
のスリーブ状の部材２９の上端は織成された閉止
部材３１により閉成されるように各コーナーの支
柱１８の上端に係合して配置され、各コーナーの
支柱１８に対するスリーブ状の部材２９の下方へ
の移動を制限している。第２図及び第５図に示さ
れるように各々のコーナーの支柱１８の上端は立
ち並ぶ他のコーナーの支柱１８上に於てスリーブ
状部材２９が挿入されるように適当なキヤツプ部
材３２によつて閉成される。おそらくキヤツプ部
材３２は閉止部材３１の下部と係合する平坦な上
面を有しコーナーの支柱１８の最上部と係合され
るとき、閉止部材３１が損傷をうけるのを防止す
る。此の様に構成することにより此の幼児用囲い
を組み立てた後、スリーブ状の部材２９は縦方向
に箱状の区画部のコーナーの支柱１８及び近接す
る側方のパネル２７の間のウエブのような部材の
位置を定める。上述の説明では各スリーブ状の部
材２９の上端部は各々分離された閉成部材３１に
よつて閉成されて示されるが此の技術分野の者に
とつてスリーブ状の部材２９の上部の端部、例え
ば第１０図に示される如くスリーブ状の部材の上
端の端部に沿つて縫い目３３を施すことにより閉
止することが出来る。コーナーの支柱１８に添つ
て所定の位置に各々のスリーブ状の部材２９の下
端を保持するために、保持手段が近接するエツジ
部２８及び、コーナーの支柱１８の間に挿入され
る。第１図、第４図、第７図及び第９図に於てこ
のような保持手段が示されこの保持手段は、近接
するコーナーの支柱を囲むような位置で底部のパ
ネル２６の各々のコーナーに配設される帯状の輪
３４を含む。好ましくは帯状の輪３４は可とう性
の材質で形成され堅牢にコーナーの支柱１８を保
持するので、保持面Ｓ上で同一の位置に位置決め
されるようにスリーブ状の部材２９の下端を保持
する。このため底部のパネル２６が安定する。第
１１図には近接するコーナーの支柱１８に近い側
部のパネルに接近して端部部材と切離可能に接合
するフツク及び、目のような形をした接続部３６
がコーナーの支柱１８に沿つて所定の位置にスリ
ーブ状の部材２９の下端を保持している様子が示
される。当該技術分野の者にとつて、他の手段が
コーナーの支柱に対し各々のスリーブ状の部材２
９の下端の動きを押えるために用いられる事が明
白である。第８図に示されるように、可とう性の
部材３７から成る展開された条片が各々織成され
た側部のパネル２７の上端上で曲げられて縫い目
３８のような適当な手段により固定されている。
第８図に示される如く、各々の織成された側部の
パネル２７の上端と適当な補強部材４１を受ける
通路３９を定める展開された可とう性の条片３７
の内部の面との間には適当な間隔が設けられてい
る。内方に通路３９を有する可とう性の条片３７
がコード、小さなロープ、堅牢な部材若しくは同
様な部材で構成された補強部材を受けてパネル２
７の上方の端部を定めている。第１０図に於て、
おおよそ８分の３インチから２分の１インチの直
径を有するやや堅牢な棒状の部材である展開する
部材４１ａが示される。側方のパネル２７の上部
端及び、展開する可とう性の部材３７の内方の表
面間で定められる通路３９内に分離された部材４
１ａを挿入するために小さな開口４２が展開する
可とう性の部材３７の少なくとも一つの端部に近
接して設けられる。各々の開口４２は、ボタンホ
ール状を成しており棒状の部材４１ａを通路３９
に対し、挿入可能にしまた、そこから撤去される
ように構成される。第１図、第７図、第９図、第
１０図及び第１１図に示されるようにスリーブ状
の部材２９は穴の無い材料で形成され、また側方
のパネル２７は好ましくは、網状の部材で形成さ
れる。しかし、当該技術分野の者にとつてスリー
ブ状の部材２９も網状の材料で形成されるという
事が明白であろう。また、側部のパネル２７は、
穴の無い材料で形成される事もできる。第４図に
示される如く底部のパネル２６は、各々底部のパ
ネル２６に近接された複数の展開する強化された
織成体４３によつてその周辺の端部に於て補強さ
れている。織成体４３の層は、縫い目４４のよう
な適当な手段に依つて底部のパネル２６に固定さ
れる。おそらく、織成体４３の内方で底部のパネ
ル２６の補強部に底部のパネル２６を補強するた
め第４図に示される如く底部のパネル２６の中心
及び相対して配設されたコーナーに展開する位置
で底部のパネル２６に補強用の条片から成る帯状
の部材４６が交差して設けられる。帯状の部材４
６は縫い目若しくは、他の手段によつて底部のパ
ネル２６に固定される。

上述に依つて本発明に係る可搬型の幼児用の囲
いの構成及び作用がよく理解されたと思う。この
幼児用の囲いを組み立てるに際し、縦方向に展開
する溝１６に展開するキーにより棒状の部材１３
に４つの角度を隔てて配設された展開する部材１
１が切離可能に結合されて回転が阻止され、上方
に曲る部材１７が保持される。コーナーの支柱１
８は幼児用の囲いに対し４つのコーナーの支柱を
提供するように上方に曲る部材１７に切離可能に
結合される。ベースフレームの組み立ての後、矩
形の包囲部２４となる一枚布のユニツトが近接す
るコーナーの支柱１８上に対し、各々のスリーブ
状の部材２９が下方に展開するよう、ベースフレ
ーム上に配置される。このスリーブ状の部材２９
は、それからコーナーの支柱１８に対し下方に移
動される。また、スリーブ状の部材２９の下方の
端部は実質的に同じ位置に保持される即ち、幼児
用の囲いにおける各対辺においてスリーブ状の部
材の頂部における閉成された端部もしくは、閉止
部材３１とコーナーの支柱１８の上方の端部が結
合するまで下方に少々移動される。同一の位置に
於けるスリーブ状の部材２９の下端において第７
図に示される如く底部のパネル２６が支持面Ｓに
対し水平面と平行になるように保持される。帯状
の輪３４若しくは接続部材３６が図示される様に
そのコーナーの支柱１８に対して適当な位置とな
る様に底部のパネル２６の各々のコーナーに接続
されて用いられる。帯状の輪３４若しくは接続部
材３６がコーナーの支柱１８に関しスリーブ状の
部材２９の下端への移動を制止する。従つて組み
立ての後、本発明による幼児用囲いは強く且つ耐
久性があつて張りのある面及び構造を形成し底部
のパネル及び側面の各パネルが常に緊張した状態
におかれる。保管、輸送若しくは織成部分を取り
外すために本発明に係る囲いを分解する時は、一
枚布からなる織成部材が支持フレームから容易に
取り除かれてコンパクトな形状に折り畳まれ、保
管若しくは輸送のために供せられると共に、一枚
続きの織成部材は洗濯装置によつて丸洗いするこ
とが出来る。上述の如く本出願に係る幼児用の囲
いは、パネルのコーナーの支柱となる部材と、分
解可能なベース・フレームと、各々固定された近
接する側方のパネルの端部と結合された底部パネ
ルとから成り、矩形の区画となる一枚の織成され
た織成体を含む。また、近接する端部部材に結合
されたスリーブ状の部材がコーナーの支柱を覆う
様に下方に向つて展開し、コーナーの支柱が側方
のパネルから隔てて配置される。スリーブ状の部
材とコーナーの支柱との間に配設される手段によ
つてこれ等は互いに動かぬように構成され、織成
された囲いの上方及び下端が所定の位置に保持さ
れ且つコーナーの支柱に固定されて幼児用囲いの
使用に供せられる。本発明によればコーナーの支
柱若しくは、他の支持枠体のような幼児を傷付け
るようなものに幼児が接触する可能性を除去した
改良された幼児用の囲いが提供される。本発明は
更に火事、地震、たつまき、地滑り、台風、戦争
及びこれに類する災害に際し、家や居所を無くし
た災害地域で用いるに対しても適当であると思わ
れる。これは、特にこの種の囲いが倉庫若しくは
貯蔵室に市民、救済団体若しくは他の機関によつ
て多量に蓄えられるという事実に基づいている。

［発明の効果］ 上述によつて明らかな如く本発明によれば構造
が非常に簡易であつて経済的に製造でき組み立て
及び分解が非常に容易な幼児用の囲いが提供され
る。加うるに一方が低下されても故意若しくは不
慮意に引つ張られることがあつても、柔軟な網状
の囲いの下方の端部に形成された柔軟な網状の袋
状部に子供達が転がつて窒息死する可能性が減少
された安全な囲いが提供される。支持フレームか
ら隔てられた箱状の区画を有する此の幼児用囲い
はコーナーの支柱の様な支持フレームの部分から
落ちて怪我をする可能性も減少させている。更に
一枚布から成る織成されたユニツトは完全にフレ
ームから分離可能であつて容易に取り外すことが
出来ると共に、洗濯機によつて丸洗いすることが
可能である。加うるに軽量で分解可能な幼児用囲
いが提供されることにより、可搬性に優れ、旅行
及び種々の場所で使用することが出来る。尚、上
述は本発明の一実施例に過ぎないもので当該技術
分野に於ける通常の知識を持つた者にとつて本発
明の精神を逸脱することなく種々な態様の変化及
び変更が可能な事は明白である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る幼児用囲いを組み立てた
状態で示す斜視図、第２図は織成された囲いユニ
ツトを除去した状態で示す本発明に係る幼児用囲
いの支持フレームを示す斜視図、第３図は幼児用
囲いを組み立てた状態で示す縮小上部正面図、第
４図は支持フレームを除去して示す幼児用囲いの
部分断面底面図、第５図は支持フレームを分解し
た状態で示す部分組み立て図、第６図はコーナー
の支柱とベース部材の接続を示す他の実施例の斜
視部分図、第７図は第１図に示す幼児用囲いの縮
小側面図、第８図は第７図の線８−８に沿う拡大
部分断面図、第９図は幼児用囲いのコーナーの支
柱及び側方のパネルに近接する接合端にスリーブ
状の部材を接続して示す部分断面図、第１０図は
分離した展開する補強部材が各々のパネルの縁の
上端に沿つて展開する本発明の他の実施例の部分
図、第１１図はスナツプ結合するフツクにより底
部のパネルとコーナーの支柱を接続する本発明の
一実施例の部分斜視図である。 符号説明 １０……ベースフレーム、１１……
展開された部材、１２……交差部材、１３……棒
状部材、１６……溝、１７……上方に曲折する部
材、１８……コーナーの支柱、１９……バヨネツ
ト溝、２１……ピン、２２……棒状部材、２６…
…底部パネル、２８……エツジ部、２９……スリ
ーブ状の部材、３７……帯状部材、３９……通
路、４１……補強部材、４２……開口、４３……
補強層。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 可搬型の幼児用囲いにおいて、 支持面上に設置する分解可能な支持フレームで
   あつて、底部のパネルの下方に展開され、かつ該
   底部のパネルの中心から外方に展開されてコーナ
   ーの支柱に接続されるところの角度を隔てた４つ
   の細長い部材を有する十字状のフレーム部材から
   成るものと、 前記支持フレームに接続されて上方に展開する
   コーナーの支柱と、 各々近接する端部部分において底部と縦方向に
   展開するパネルが接合されて箱状区画をなすユニ
   ツトと、 近接する側方のパネルの接合部から外方に向か
   つて結合され前記コーナーの支柱上を上方から下
   方に向かうスリーブ状の部材と、 前記スリーブ状の部材の前記コーナーの支柱に
   対する下方への移動を阻止する手段とを有し、 前記コーナーの支柱に対し前記箱状区画をなす
   ユニツトが内側に距離を隔てて支持されることを
   特徴とする可搬型幼児用囲い。 ２ スリーブ状の部材はコーナーの支柱と箱状区
   画をなすユニツトとの間で垂直方向に展開するウ
   エブ状の部材から成ることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の可搬型幼児用囲い。 ３ 細長い部材は底部のパネルの中心から外方に
   かつ下方に曲り、かつコーナーの支柱の下方の支
   持面上に４つの点で接触することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の可搬型幼児用囲い。 ４ 角度を隔てて展開される細長い部材の最も内
   方の端部は中央に配置された十字状部材に切離可
   能に接続されることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の可搬型幼児用囲い。 ５ 中央に配設された十字状部材は入れ子継手手
   段によつて細長い部材と切離可能に接続されるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の可
   搬型幼児用囲い。 ６ 細長い部材の最も外方の端部はコーナーの支
   柱が切離可能に接合されるべく上方に曲つた部材
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の可搬型幼児用囲い。 ７ 上方に曲つた部材は入れ子継手手段によつて
   コーナーの支柱と接続されることを特徴とする特
   許請求の範囲第６項に記載の可搬型幼児用囲い。 ８ 上方に曲つた部材はバヨネツト結合によつて
   コーナーの支柱と接続されることを特徴とする特
   許請求の範囲第６項に記載の可搬型幼児用囲い。 ９ スリーブ状の部材の最も上方の端部はコーナ
   ーの支柱の最も上方の端部によつて係止されるべ
   く閉止され、かつ前記コーナーの支柱に関する前
   記スリーブ状の部材の下方への移動が制限される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   可搬型幼児用囲い。 １０ スリーブ状の部材の最も上方の端部は縫い
   目によつて閉止されることを特徴とする特許請求
   の範囲第９項に記載の可搬型幼児用囲い。 １１ スリーブ状の部材がコーナーの支柱の上か
   ら該支柱に対して下方向にはまつた時に底部のパ
   ネルの各コーナーを近接する各コーナーの支柱に
   接続する保持手段を備えることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の可搬型幼児用囲い。 １２ 保持手段は近接する各コーナーの支柱を囲
   む位置に底部のパネルの各コーナーによつて支持
   されるつり皮状の輪状片を含むことを特徴とする
   特許請求の範囲第１１項に記載の可搬型幼児用囲
   い。 １３ 保持手段は底部のパネルの各コーナーと近
   接する各コーナーの支柱との間に切離可能なフツ
   ク及び環状の結合片を有することを特徴とする特
   許請求の範囲第１１項に記載の可搬型幼児用囲
   い。 １４ 側方のパネルの上方の縁に沿つて該上方の
   縁の近傍に細長い通路を形成するための縁縫いを
   有し、かつ前記通路を通して少なくとも一本の細
   長い補強部材が備えられることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の可搬型幼児用囲い。 １５ 各側方のパネルの上方の縁に沿つて設けら
   れた縁縫いを通して分離した細長い補強部材が備
   えられることを特徴とする特許請求の範囲第１４
   項に記載の可搬型幼児用囲い。 １６ 分離した細長い補強部材は直径が略3/8な
   いし1/2インチのやや堅牢な部材であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１５項に記載の可搬型
   幼児用囲い。 １７ 分離した細長い補強部材はその縁縫いから
   取り出し可能であり、前記分離した細長い補強部
   材を挿入し又は取り出すための少なくとも一つの
   開口が縁縫い中に設けられることを特徴とする特
   許請求の範囲第１５項に記載の可搬型幼児用囲
   い。 １８ 底部のパネルの周囲の部分は複数の補強構
   造の層を備えることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の可搬型幼児用囲い。 １９ 補強用のストラツプ状の部材が底部のパネ
   ルの中央付近で交差し、かつ前記底部のパネルの
   中心から反対方向に向かつて各コーナーの間に展
   開することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の可搬型幼児用囲い。