JPH0152013B2 - - Google Patents

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JPH0152013B2
JPH0152013B2 JP56136595A JP13659581A JPH0152013B2 JP H0152013 B2 JPH0152013 B2 JP H0152013B2 JP 56136595 A JP56136595 A JP 56136595A JP 13659581 A JP13659581 A JP 13659581A JP H0152013 B2 JPH0152013 B2 JP H0152013B2
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measuring
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light
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JP56136595A
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JPS5838839A (ja
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Toshikazu Yoshino
Kazutoshi Takagi
Yoshitaka Torii
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Tokyo Optical Co Ltd
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Tokyo Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5838839A publication Critical patent/JPS5838839A/ja
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Publication of JPH0152013B2 publication Critical patent/JPH0152013B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/1005Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for measuring distances inside the eye, e.g. thickness of the cornea

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は屈折率測定方法及びその装置に関す
る。特に、人眼角膜の屈折率の測定方法及びその
装置に関するものである。
従来、例えば人眼の角膜の屈折率としては多く
の研究者が様々な値を発表しており、例えばグル
ストランド(Gullstrand)は1.376を、ローンス
タイン(Lohnstein)は1.3739をクラウス
(Kraus)は1.3507を、チヨサツト(chossat)は
1.33をマウリス(Maurice)は1.375をそれぞれ提
唱している。
しかし、これら屈折率値は人体から摘出した乾
燥角膜の測定値であつたり、角膜を構成するコラ
ーゲンおよび繊維間物質の屈折率及び容積から計
算により導く等の方法で得られた値であり、生活
人眼の角膜屈折率を直接測定したものではなかつ
た。
また従来、人眼等の生体角膜の屈折率を測定す
るためには、角膜を摘出して乾燥その他の変性を
受けないように摘出後短期間内に、例えばプユル
フリツヒ屈折計やアツベ屈折計で測定するなどの
方法が知られている。ところで、これら屈折計で
の測定では被検体(角膜)より高屈折率の液体、
例えばモノブロムナフタリンを介在させて測定す
る必要がある。しかしながら、このような測定法
では該介在液のために角膜の変性がおこり、その
結果生体中での生活下における角膜屈折率とは異
つた屈折率しか測定出来ず、何よりも人眼から角
膜を摘出しなければならないので生体眼の生活下
における角膜屈折率の測定は不可能であつた。
本発明はかかる従来法の前記諸欠点を改善する
ことを意図してなされたものである。
そこで、本発明の目的は新規な屈折率の測定方
法を提供することである。
本発明の他の目的は生体眼の角膜を摘出するこ
となく、かつ他の薬剤等を介在させることなしに
生体眼角膜の屈折率を直接測定する方法を提供す
ることにある。
本発明の更に別の目的は前記方法を実施するた
めの装置を提供することにある。
本発明の前記目的並びに特徴は以下の記載から
一層明らかとなろう。
まず、本発明の方法は被測定物にスリツト光を
照明して該被測定物中に光学切断面を形成し、該
断面像を利用して、前記スリツト照明光の照明方
向と相対的に少なくとも2方向における前記被測
定物の見掛けの厚さを測定し、得られる少なくと
も2つの見掛けの厚さから前記被測定物の屈折率
を演算により演出することを含む。
ここで被測定物は透明体であり、かつ一部分を
分離して従来の屈折計による測定に付すことがで
きないもの、また屈折計と接触させることが望ま
しくないもの、もしくは媒体の作用により変性し
易いものなどであり、特に生体眼角膜、水晶体等
を挙げることができる。以下説明の都合上角膜の
場合について述べる。
本発明の前記方法は、以下のような装置を使用
して実施することができる。即ち、本発明の装置
は被検眼角膜にスリツト光を照明する照明系と、
該照明系によつて作られる角膜断面像による角膜
の見掛けの厚さを測定する測定光学系と、該測定
光学系によつてできる前記角膜断面像の見掛けの
厚さを測定する測定手段と、該測定手段から得ら
れた見掛けの厚さから角膜屈折率を演算する演算
手段とから構成される。
かくして、本発明によれば、人眼から角膜を摘
出することなくまた装置の1部を接触させたり、
あるいは媒質を介在させることもなく、何ら被検
者に苦痛をあたえることなく、しかもきわめて簡
単に短時間に正確な生活下の角膜屈折率を測定す
る方法並びに装置が提供される。
本発明の原理は角膜の光軸に対し異なる2つの
角度から見たときに得られる2つの見掛け上の角
膜の厚さを測定し、この2つの見掛け上の厚さか
ら角膜の屈折率を算出するものである。
以下本発明の原理を第1図をもとに説明する。
角膜Cに、その前面の曲率中心Oに向けてスリ
ツト照明光Iを入射させると、角膜の構成物質に
よる散乱光が多方向に角膜外に射出される。今、
そのうちの2つの散乱光束D1,D2について考え
る。照射光束Iに対し角度αiの角度で散乱射出さ
れる散乱光束D1において角膜後面と照明光との
交点Pからの散乱光線D1aはあたかもP′から射出
したように観察され、ために角膜の厚さtは照射
方向の見掛けの厚さyiとして測定される。また照
射光束Iに対し角度αjの角度で散乱射出される散
乱光束D2においては、P点からの射出光線D2a
あたかもP″点から射出されたように観察され、
ために角膜の厚さtは照射方向の見掛けの厚さyj
として測定される。ここで、 ただしrは角膜前面の曲率半径、 とおき、また a={(sinNi/Mi)2−(sinNj/Mj)22 b=sin2Nisin2Nj(1/Mi2+1/Mj2)+(sin2Ni/
Mi2+ sin2Nj/Mj2) ×〔cosNicosNj−1〕 c=〔cosNi−cosNj〕2 …(3) とおくと、角膜cの屈折率nは として求めることができる。
ここで見掛けの厚さyi,yjを測定する第1の方
法としては、第2図に示すように、角膜cからの
散乱光束D1,D2による角膜散乱像をシヤインプ
ルフの原理を使つて結像させその像から測定すれ
ばよい。すなわち、第2図において照射光束Iで
光切断された角膜の散乱点P0,P′からの散乱光
束D1を照射光軸I0と点Q1で交差するように配置
されたレンズL1で、同じく点Q1でまじわるよう
に配置された検出面F1上に結像させる。このと
き検出面F1上には散乱点P0の像0及び散乱点
P′の像′がシヤープに結像されるためP0P′間の見
掛けの厚さyiを検出面F1上の像点0′から求め
ることができる。同様に散乱点P0P″からの散乱
光束D2は照射光軸I0とQ2点で交差するように配
置されたレンズL2により、同じくQ2で交差する
検出面F2上に結像し、この検出面上の像点0
P″により見掛けの厚さyjが測定できる。
見掛けの厚さyi,yjを測定する第2の方法は、
第3図に示すように、散乱光束D1,D2中にプレ
ンパラレル(平面平行硝子板)PL1,PL2を挿入
し、このプレンパラレルPL1,PL2を回転するこ
とにより散乱光束D1,D2をその見掛け幅Δi,Δj
分シフトし、そのシフトに要したプレンパラレル
の回転角θ1,θ2からもとめる方法である。この方
法によれば、見掛けの厚さyi,yjは、第1図に示
すように、その散乱角度αi,αjが予めわかつてい
れば、 なる関係をもつ見掛け幅Δi,Δjを測定することに
よつて測定できる。そして、この見掛け幅Δi,Δj
はそれぞれプレンパラレルPL1,PL2の厚さをT、
その屈折率をn0、回転角をθi,θjとすると式: Δi=T/cos〔sin-1(sinθi/n0)〕 sin〔θi−sin-1(sinθi/n0)〕 Δj=T/cos〔sin-1(sinθi/n0)〕 sin〔θj−sin-1(sinθj/n0)〕 …(6) から求めることができる。
ゆえに見掛けの厚さyi,yjは(5)式から として求めることができる。
上述した2つの方法のいずれかにより見掛けの
厚さyi,yjを求め、これを(1)式に代入後(2)、(3)、
(4)式により角膜の屈折率をもとめることができ
る。
以下に添付図を参照しつつ記載する本発明の非
限定的実施例により、本発明を更に具体的に説明
する。
第4図は本発明に係わる角膜屈折率測定装置の
第1の実施例を示す図である。
本実施例はスリツト光束で切断された被検眼角
膜のスリツト切断像から角膜の見掛けの厚さをシ
ユテインプルフの原理を使つて測定し、その結果
から角膜屈折率を測定する角膜屈折率測定装置の
実施例である。
本実施例の装置の構成は大別するとスリツト照
明系1、第1測定光学系2、第2測定光学系3、
第1測定光学系と第2測定光学系からの像を共通
に観察する観察光学系4、及び測定演算回路群5
から構成されている。
スリツト照明系1は照明光源6とその射出光を
集光する集光レンズ7と、集光レンズ7からの光
をスリツト状に制限するスリツト開口8と、スリ
ツト開口8からの光を反射し射出方向を変換する
反射ミラー9及び10と、スリツト開口8からの
光を被検眼角膜Cに結像する結像レンズ11とか
ら構成されている。
第1測定光学系2は角膜C上の角膜切断像I0
第1共役像I1として結像するために、スリツト照
明系光軸O1に対し角度αiの光軸を有する第1対物
レンズ12と、第1対物レンズ12を射出した光
束の方向を変換する可動反射ミラー13と、可動
ミラー13からの光束の方向を装置後方に変換す
る反射ミラー14と、光路中に選択的に挿入され
る合焦機能もかねる第1リレーレンズ15とから
構成されている。ここで、第1対物レンズ12の
主平面は角膜像I0の入射方向と、対物レンズ12
により形成される第1共役像I1が可動ミラー13
がない場合に結像されるであろう第1仮想角膜共
役像I1′の方向とが1点1で交叉する、いわゆる
シヤインプルフの原理にもとずく配置を成してい
る。また同様に、第1リレーレンズ15の主平面
も、第1共役像I1の第2仮想角膜共役像I1″の方向
と、リレーレンズ15でできる第2共役像I2の方
向とが1点2で交わるような、シヤインプルフ
の原理にもとずく配置を成している。
第2測定光学系3はスリツト照明光軸O1に対
し角度αjの光軸を有する第2対物レンズ16と、
この対物レンズ16からの射出光束の方向を変換
し、第1対物レンズ射出光束の可動ミラー13で
反射されたのちの光束と同方向に向わせるための
反射ミラー17と、上述のミラー14と、光路内
に選択的に挿入される合焦機能もかねる第2リレ
ーレンズ18とから構成されている。そして第2
対物レンズ16の主平面は、角膜切断像I0の方向
と、この角膜切断像I0の第2対物レンズによる第
3共役像I3の第1仮想共役像I3′の方向とが1点3
で交わる、シヤインプルフの原理にもとずく配置
になつている。また、第2リレーレンズも同様に
その主平面が第3共役像I3の第2仮想共役像I3″の
方向と、第2共役像I2の方向とが1点4で交わる
ようなシヤインプルフの原理にもとずく配置にな
つている。
観察光学系4はリレーレンズ15(第2測定光
学系ではリレーレンズ18)の後方に配置され、
リレーレンズ15の射出光束を2分割するハーフ
ミラー19と、リレーレンズ15(またはリレー
レンズ18)で結像された第2共役像I2を測定者
が観察するための接眼レンズ20とから構成され
ている。
測定演算回路5は、リレーレンズ15(第2測
定光学系においてはリレーレンズ18)とハーフ
ミラー19の反射により結像される角膜像I0の第
4共役像の幅、すなわち被検眼角膜Cの見掛けの
厚さを測定する。測定演算回路5は例えば共役像
の幅を検出する検出手段としてチヤージカツプル
ドデバイス(CCD;Chege coupled Derice)2
1をもち、その駆動装置22と、CCDからの検
出出力を増幅する増幅器23と、増幅器23で増
幅された検出出力から角膜Cの見掛けの厚さを測
長する測長器24と、この測長値を記憶しておく
メモリー25と、測定器24からのあるいはメモ
リー25に記憶された測長値から角膜屈折率を演
算する演算器26と、演算器から演算結果を表示
する表示器27と、演算結果をプリントアウトす
るプリンター28と、可動ミラー13駆動用のア
クチユエータ及び第1リレーレンズ、第2リレー
レンズ切換え用アクチユエータ30並びにメモリ
ー25のメモリー指令をつかさどる切換えスイツ
チ装置31とから構成されている。
次に本実施例の作用を説明する。
まず、第4図のように可動ミラー13とリレー
レンズ15とを光路内に挿入し第1測定光学系を
形成してスリツト照明系2で被検角膜Cにスリツ
ト光を投影する。このスリツト光により得られた
角膜散乱光像を第1測定光学系及び観察系で観察
しながらリレーレンズ15を図中の矢印32の方
向に動かし、第2共役像I2を観察しながら合焦す
る。この合焦操作によりCCD21上に投影され
る第4共役像I4もCCD21上に正確に結像され
る。この結像された第4共役像をCCD21で検
出し、測長器24で第4共役像の幅すなわち角膜
の角度αiから見た「見掛けの厚さ」を測定し、こ
の値を一旦メモリー25内に記憶させる。
つぎに切換スイツチ31を操作し、そこからの
シグナルS1により可動ミラー駆動アクチユエータ
29を作動させ、ミラー13を図中の矢印33の
方向に回転させ13′の位置に移動させる。これ
により今までミラー13の背面でさえぎられてい
た第2対物レンズ16の射出光束がミラー14に
入射出来るようになり、逆にミラー13によりミ
ラー14に入射していた第1対物レンズからの射
出光はミラー14へ入射不能となる。また、スイ
ツチ31の操作によりシグナルS1と同時に指令さ
せるシグナルS2によりリレーレンズ切換用アクチ
ユエータ30を駆動し、リレーレンズ18をリレ
ーレンズ15のかわりに光路内に挿入し、第2測
定光学系を形成する。この第2測定光学系により
スイツチ像I0の第2測定光学系における、すなわ
ち角度αjにおける第4共役像I4がCCD21上に結
像され、CCD21、増幅器23、測長器24に
より、前回と同様に角度αjにおける「見掛けの厚
さ」が測長される。
測長器24はその測長結果を演算回路26に出
力すると同じに測長完了シグナルS3を出力し、こ
れを受けた演算回路26は前回の第1測定光学系
によるメモリー25にバンクされていた角度αi
おける「見掛けの厚さ」を読み出し、この両方の
「見掛けの厚さ」から上述の(1)〜(4)式により演算
し、角膜屈折率を算定する。そしてこの算定結果
を表示器27で表示し必要に応じてプリンター2
8でプリントアウトする。
第5図は本発明に係る角膜屈折率測定装置の第
2の実施例を示す図である。本実施例ではプレン
パラレル光学素子を使用し、その回転角度から角
膜の見掛けの厚さを測定し、その測定結果をもと
に角膜屈折率を算定するものである。
また、本実施例においては、前述の第1実施例
が角膜切断像I0を測定する測定光学系をスリツト
投影方向に対しαi,αjの角度になるよう配置した
が、本実施例ではこれと同一の作用効果をもつ別
の配置としてスリツト投影方向を測定光学系に対
しαi,αjの角度に配置する方式をもちいている。
以下第5図を参照しながら本実施を詳説する。
なお、本実施の説明においては前述の第1実施例
と同一もしくは均等の構成要素には同一の符号を
附して説明を省略する。
スリツト照明系1は、スリツト開口8からの光
束を測定光学系2に対し角度αiと角度αjの2つの
方向に投影するため、互いに一体に図中の矢印1
00の方向にスイツチ105の指令により駆動す
るアクチユエータ101によつて移動する結像レ
ンズ11と反射ミラー10とを有している。な
お、反射ミラー10は結像レンズ11が11′の
位置に移動しても投影光束を移動前と同一位置に
投影するために必要量アオル必要のあることは言
うまでもない。
角膜像I0は測定光学系2の対物レンズ16、反
射ミラー17,14により観察光学系4の接眼レ
ンズ20の前方に共役像I1として形成される。ま
た、ミラー14と接眼レンズ20との間にはプレ
ンパラレル光学素子102が配置されている。こ
のプレンパラレル102は図示してない操作ハン
ドルの操作により、光軸O2に垂直な軸(図に対
し垂直な方向の軸)を回転軸として回転可能にな
つている。
プレンパラレル102にはその回転角を検出す
る角度センサ103が取付けられている。角度セ
ンサ103は増幅器104に接続されており、セ
ンサ103の検出出力はこの増幅器104で増幅
され角度計数器105に出力される。角度計数器
105には角膜の見掛けの厚さを算定する算定器
106が接続されている。算定器106にはメモ
リー25、演算回路26が接続されている、演算
器26、表示器27、プリンター28が接続され
ている。
次に本実施例の作用を説明する。
まず、スリツト照明系のスリツト投影を測定光
学系に対し角度αiの方向で投影し、これによる角
膜像I0を対物レンズで結像し共役像I1を作る。こ
こで対物レンズ12の射出光束は第7図に示すよ
うなプレンパラレル102を通過する。第7図に
示すようにプレンパラレル102は固定素子10
2aと回転素子102bとに2分割されており、
かつ固定素子102aに対し回転素子102bが
角度βだけ回転して位置していると、角膜像I0
共役像I1の上側像I1aは下側像I1bと左右方向にず
れて観察される。この観察状態を第6図aに示
す。つぎに、プレンパラレルの回転素子102b
を回転している第6図bに示すように上側像I1a
の後側境界線r1と下側像の後側境界線r2とを一致
させる。このときの回転素子の回転量θiを検出器
103で検出し角度計数器105で計数し一旦そ
の値をメモリー25に記憶させる。
つぎにスイツチ105を作動させ、アクチユエ
ータ101を駆動させ、レンズ11とミラー10
を移動させて、角度αjの方向にスリツト投影をす
る。以下前述と同様の操作をして、回転素子の回
転量θjを計数する。そして前回の計数値θiと今回
の計数値θjとから前述の第(6)、(7)式から角膜の見
掛けの厚さyi,yjをもとめ、このyi,yjから角膜
屈折率を演算する。
これら演算はすべて演算回路26でおこなわ
れ、その演算結果は表示器27に表示される。ま
た必要に応じてプリンター28でプリントアウト
される。
本発明の装置は、以上に述べた2つの実施例の
構成のみに限定されるものではない。すなわち、
第1実施例における検出器としては、CCDのか
わりに撮影管を使用してもよいし、あるいは公知
の光電素子と機械的なスキヤン機構や光学的スキ
ヤン機構を組合せたものを使用してもよい。
また、測定方向の異なる第1、第2測定光学系
を2つもうけるかわりに1つの測定光学系を移動
させて測定することもできる。
また第2実施例のプレンパラレルのかわりに他
の像シフト手段を使用してもよい。
かくして本発明によれば、人眼から角膜を摘出
することなく、被検体と測定装置とを接触させた
り、媒体を介在させることなしに、簡単かつ短時
間で正確な生活下の角膜屈折率を測定することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定原理を示す図。第2図は
本発明の第1実施例の測定原理を示す図。第3図
は本発明の第2実施例の測定原理を示す図。第4
図は本発明に係わる角膜屈折率測定装置の第1実
施例を示す図。第5図は本発明に係わる角膜屈折
率測定装置の第2実施例を示す図。第6図は第2
実施例における観察像の状態を示す図。第7図は
第2実施例のプレンパラレル光学素子の回転と角
膜の関係を示す図。 1…照明系、2…測定光学系、4…観察系、5
…演算回路、21…検出器、102…プレンパラ
レル光学素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定物にスリツト光を照明して該被測定物
    中に光切断面を形成するスリツト光照明手段と、
    該スリツト光照明手段のスリツト照明方向と相対
    的に少なくとも2方向において前記被測定物の見
    掛けの厚さを測定する測定手段と、該測定手段か
    ら得られる異なる少なくとも2つの見掛けの厚さ
    から前記被測定物の屈折率を演算する演算手段と
    を含むことを特徴とする屈折率測定装置。 2 前記測定手段は前記スリツト照明光による前
    記被測定物の光切断面の光学的共役像を直接検出
    する検出手段を有していることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載の屈折率測定装置。 3 前記測定手段は前記スリツト照明光による前
    記被測定物の光切断面の光学的共役像をシフトさ
    せるシフト手段を有しており、前記見掛けの厚さ
    は該像シフト手段のシフト量から測定されること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の屈折
    率測定装置。 4 前記測定手段は前記検出手段に前記光学的共
    役像を結像させるための結像光学系においてはそ
    の主平面と、前記光切断面の方向と、前記光学的
    共役面とがシヤインプルフの原理にもとずく配置
    を有していることを特徴とする、特許請求の範囲
    第2項記載の屈折率測定装置。 5 前記像シフト手段はプレンパラレル光学素子
    から構成され、前記見掛けの厚さは該プレンパラ
    レル光学素子の回転角度から測定されることを特
    徴とする、特許請求の範囲第3項記載の屈折率測
    定装置。 6 前記検出手段はチヤージカツプルドデバイス
    であることを特徴とする、特許請求の範囲第2項
    または第4項に記載の屈折率測定装置。 7 前記被測定物は生体人眼角膜であることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第6項の
    いずれか1項に記載の屈折率測定装置。
JP56136595A 1981-08-31 1981-08-31 屈折率測定装置 Granted JPS5838839A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56136595A JPS5838839A (ja) 1981-08-31 1981-08-31 屈折率測定装置
US06/722,991 US4632528A (en) 1981-08-31 1985-04-15 Method for determining refractive index of an object

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56136595A JPS5838839A (ja) 1981-08-31 1981-08-31 屈折率測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5838839A JPS5838839A (ja) 1983-03-07
JPH0152013B2 true JPH0152013B2 (ja) 1989-11-07

Family

ID=15178966

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JPS5838839A (ja) 1983-03-07
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