JP7334481B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents
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Description
以下、本開示を、眼科撮影装置(図1参照)の実施形態を中心に説明する。実施形態に係る眼科撮影装置は、被検眼の隅角領域を撮影する。本実施形態では、隅角領域の画像を、隅角画像と称する。
本実施形態において、撮影ユニットは、撮影光学系と、圧迫部と、を少なくとも有している。
撮影光学系(図2A,2B参照)は、隅角画像を撮影するために利用される主要な光学系である。本実施形態において、照射光学系と受光光学系とによって、撮影光学系が形成される。
圧迫部は、被検眼の眼球を圧迫するために利用される。圧迫部は、角膜に接触した状態で、角膜を押圧する部材であってもよい。また、圧迫部は、被検眼と非接触で、角膜を押圧するユニットであってもよい。この場合、圧迫部は、流体(気体および液体)や、超音波を、角膜に対して射出することで、角膜を非接触で押圧してもよい。このとき、圧迫部から被検眼へ加わる荷重は、圧迫に伴い隅角が動く範囲で適宜設定され得る。
移動機構は、後退方向への荷重が先端部に対して加わることによって、撮影ユニットの少なくとも一部を後退方向へ荷重に応じて移動させる。
制御部は、眼科撮影装置の動作を司る。制御部は、少なくとも撮影ユニットを制御する(図3参照)。更に、制御部は、移動機構を制御してもよい。
制御部は、撮影モードを、第1撮影モードと第2撮影モードとの間で切り替えてもよい。第1撮影モードは、圧迫部によって被検眼を圧迫しないで隅角画像を撮影するために設定される。第2撮影モードは、圧迫部によって被検眼を圧迫した状態で隅角画像を撮影するために設定される。第1撮影モードと第2撮影モードとの間で、制御部は、撮影光学系の切換制御、アライメント制御、撮影の際における前後方向に関する可動部の駆動制御、および、撮影制御等のうち、少なくともいずれかを変更してもよい。
第1撮影モード(被検眼を非圧迫で撮影する場合)と、第2撮影モード(被検眼を圧迫した状態で撮影する場合)と、の間で、所望の隅角領域についての、撮影光学系における隅角領域の結像位置が、変位してしまう場合は、制御部は、撮影光学系に含まれる1つ、又は、複数の光学素子を駆動(移動)することで補正してもよい。
例えば、(少なくとも第2撮影モードにおいて)先端部が被検眼の角膜に接触して圧迫する際に、前後方向に関する可動部の駆動制御が、第1撮影モードと第2撮影モードとの間で変更されてもよい。このとき、眼底撮影装置は、先端部に対する後退方向(被検眼から離れる向き)の荷重を検出するためのセンサを備えていてもよく、更には、制御部は、先端部に対して加わる荷重に応じて、可動部が制御されてもよい。例えば、第1撮影モードと第2撮影モードとの間で、荷重の大きさに対する可動部の制御が変更されてもよい。より詳細には、制御部は、第1撮影モードでは第2撮影モードと比べてより少ない荷重で可動部がより大きく後退されるように、可動部を制御してもよい。これにより、第1撮影モードでは、被検眼が非圧迫で隅角画像が撮影されやすくなると共に、第2撮影モードでは、被検眼が適切な圧力で圧迫した状態で隅角画像が撮影されやすくなる。
また、第1撮影モードと第2撮影モードとの間で、制御部は、撮影ユニットによる撮影制御を切換えることによって、制御部は、第1撮影モードと第2撮影モードとの間で異なる撮影シーケンスを実行し、隅角画像を撮影してもよい。撮影シーケンスは、例えば、取得する隅角画像の枚数、および、撮影位置、のいずれか又は両方を特定するものであってもよい。追加的に、撮影シーケンスは、光量、露光時間、およびゲイン等の撮影条件を特定するものであってもよい。
前述のように、第1先端部(非圧迫での撮影用)と、第2先端部(圧迫状態での撮影用)と、の間で、撮影ユニットに装着される先端部が交換可能であって、いずれが装着されているかを検出可能である場合、制御部は、検出結果に基づいて、第1撮影モードと第2撮影モードとのうち何れかを設定してもよい。これにより、撮影ユニットに装着された先端部の種類と、撮影モードとが食い違った状態で撮影が行われることを抑制できる。結果、撮影ミスを軽減できる。
以下、図面を参照して、本開示に係る眼科撮影装置の実施例を示す。実施例に係る眼科撮影装置1は、隅角撮影装置である。眼科撮影装置1は、被検眼の隅角画像を撮影する。
図1を参照して、眼科撮影装置1における概略的な装置構成を説明する。なお、以下の説明では、各図におけるX方向を左右方向、Y方向を上下方向、Z方向を前後方向として説明する。
次に、図2A,図2Bを参照して、撮影光学系100を説明する。ここで、図2Aは、被検眼Eを非圧迫で撮影する場合における光学系を示しており、図2Bは、被検眼Eを圧迫した状態で撮影するための光学系を示している。
次に、図3を参照して、制御系を説明する。眼科撮影装置1は、制御部(プロセッサ)80を備える。制御部80によって、装置全体の制御処理および各種演算処理が実行される。制御部80は、CPU、ROM、RAM等を含んでいてもよい。RAMには、例えば、撮影および測定に用いる一時データが格納される。
次に、図4に示したフローチャートに基づいて、装置の動作を説明する。
第1モードでは、眼球を圧迫しないで撮影が行われる。例えば、本実施例では、アライメントの結果、第1プリズム140Aと角膜とは、数mmの間隔を空けて配置される。なお、アライメントの具体的な手法については、本出願人による特開2018-89356号公報等を参照されたい。
第2モードでは、眼球を圧迫した状態で撮影が行われる。例えば、本実施例では、アライメントの結果、第2プリズム140Bと角膜とが、軽く接触される。撮影の際に、被検者の顔が逃げないように、検者が頭部を押さえてもよいし、図示なきバンド等を用いて頭部を顔支持ユニットへ固定してもよい。第2モードでは、荷重センサ20bによって検出される、荷重の値(荷重の大きさに関する情報の一例)が、リアルタイムにモニタへ表示されるようになる。検者は、荷重の値を確認しつつ撮影を進める。眼球が強めに圧迫されているときは、被検者の頭部を押さえる力を弱める等、適宜対応する。
第1モードおよび第2モードで撮影された隅角画像は、モニタ8上に同時に表示されてもよい。また、それぞれのモードで撮影された隅角画像が、選択的にモニタ8上に表示されてもよい。
80 制御部
100 撮影光学系
140B 第2プリズム
E 被検眼
Claims (1)
- 被検眼の眼球を圧迫するための圧迫手段と、
前記被検眼の隅角領域の画像である隅角画像を撮影するための撮影光学系と、
隅角領域が動く程度の荷重で前記圧迫手段によって前記眼球が圧迫された状態で、前記撮影光学系を制御して前記隅角画像を撮影する制御手段と、を備え、
前記撮影光学系は、二次元受光素子を有し、
前記撮影光学系における対物光学系として、交換可能な第1先端部と第2先端部と、を有し、
前記第1先端部は前記眼球を圧迫しないで前記隅角画像を撮影するために利用され、前記第2先端部は前記圧迫手段を兼用すると共に前記眼球を圧迫した状態で前記隅角画像を撮影するために利用され、
前記第1先端部と前記第2先端部とのいずれが装着されても、前記第1先端部と前記第2先端部とは、前記撮影光学系における前記隅角領域の結像位置を、前記二次元受光素子の受光面上に設定する、眼科撮影装置。
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