JPH01503123A - 手術個所を指示する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 術個所を指示する＠冒 本発明は、特に脳外科においてであるが他の型式の外科においても標的ないし手 術個所を外科医に正確に限定する装置に関する。

顕微外科においてであるが、メスおよび外科用レーザーによる外科においても、 外科医は、既知の測定値、例えば頭骨から処理されるべき組織部分までの深さお よび既知の出発点に対する該組織部分の位置に基づき幾分勘でしばしば仕事せね ばならない。また、標的に向って挿入され標的に達するのを外科医に容易にする 観察の扶助としてのカニユーレの使用がなされる。周知の方法は、特に下方に深 い手術に対して、標的、即ち処理されるべき組織部分が小さい大きさのものであ るときに不確実であると見做されねばならない、従って、外科医が正しい個所に 達するのに失敗することおよび／または介在する組織の不必要な貫通を行う様に 強制されることの危険が存在する。

本発明の目的は、手術個所の位置を限定する装置を提供することである。

本発明による装置の特有の特徴は、請求の範囲に述べられている。

本発明は、ＮＭＲ，ＣＴおよび／またはｘｍ設備が頭または身体の成る他の部分 の深く位置する組織部分の位置をも高い精度で限定するのを可能にするという確 立した事実に基づく。該位置は、患者の頭に取付けられた定位的器械による座標 によって限定可能である。

本発明は、外科医が処理されるべき組織部分に一直線に距離および深さの安全で しかも複雑でない査定によって導かれるのをす能にする。

本発明は、添付図面を参照して下記に詳細に説明され、ここに、第１図は、本発 明による装置の正面図であり、第２図は、該＠胃の側面図であり、第３図から第 ６図までは、種々な設定を示す。

ここでは、処理されるべき領域ないし標的がコンピュータ断層法、Ｘ線またはＮ ＭＲ技法によって局限され、これにより標的の位置に関する極めて正確なデータ が得られたと仮定される。その構造および作用が周知であると見做される定位的 器械は、標的座標を決定するのに使用されている。

図面に１で示され、ガイド装置を形成するために少なくとも２つの搾側部２．３ に沿ってばち形のフレームは、安定した変位可能な位置で患者の頭に取付けられ る。図面で左のフレーム側部２に沿い、４で示される交差テーブルは、フレーム 側部２に沿って摺動可能である。フレーム側部２．３は、物差しを有し、交差テ ーブル４は、対応する基準記号を有している。交差テーブル４は、好ましくはま たばち形であって物差しを有するロッド７のガイド溝６を備え、環状部材８は、 ロッドの上端に装着される。環状部材は、カラーを有しロッド７に取付けられる 外側リング８′と、対向するカラーを有する内側リング８＃とを備えている。ま た、交差テーブルは、フレーム側部２に対して交差テーブル４を位置決めしまた 交差テーブルに対してロッド７を位置決めする固定ねじを有している。ロッド７ は、環状部材に対して回転可能なリング９を環状部材８を介して支持し、環状部 材にリングを固定する装置と共に、物差しおよび基準記号が同様に設けられる。

軸１０は、リング組立体９に装着され、複数の横方向の放射状ばち形溝１１を有 する弧状部材１２は、断面でばち形の該軸に沿って摺動可能に装着される。スラ イド１３は、断面でやはりばち形の弧状部材１２に沿って摺を発生する光ｍｉｓ のホルダー１５を備えている。

該光源は、平行な光束を有するレーザー光源でもよいが、手術個所ないし標的を 限定する焦点に一致する様に設定可能な２本またはそれ以上の収束光線を発生す る如く構成されてもよい。

光ホルダー１５から始まる標的までの深さないし距離を測定するために特別に構 成された物差し１７を使用することも可能である。

標的、即ち処理されるべき組織部分の定位によって得られて、定位的器械に伝達 されるデータに基づき、光源からの光線が処理個所ないし標的に方向づけられる 基準としてフレーム１を使用する際に光ｌｌ１１６を設定するのに必要な座標が 得られる。

外科用顕微鏡が使用される手術、即ち所謂顕微手術の際、外科医は照準用レーザ ー光線に沿って標的まで下方へ進み、外科用レーザーまたはメス等の様な通常の 用具を使用して組織を除去する。外科医が照準用レーザー先締を常にたどり得る ため、手術は、容易になり、周囲組織による干渉は、最小限になる。

座標によって限定される標的を正確に限定する可能性と、入射の角度および方向 に対する光源の調節性とは、外科医が切開の位置および方向を選択するのを可能 にする。照準用レーザー光線の設定は、如何なる方向または角度が切開に対して 選択されたかに関係なく完全に安全な態様で実施される。

第３図から第６図までは、光源の種々な設定を示し、種々な設定が可能なことは 、明らかである。また、この装置は、所要のとき、異なる進入角度が再設定を必 要とすることなく手術の際に選択されるのを可能にする。フレームは、勿論、手 術台等に対して患者の頭を位置決めするのに使用されてもよく、外科的器械、用 具等の取付は具として使用されてもよい。

本発明は、図示説明されたものに制限されず、添付請求の範囲内で種々な態様に 変更されてもよい。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．座標面および座標角度において標的位置を限定する定位的器械に組合わされ るＣＴ、ＮＭＲまたはＸ線設備によつて予め定められ、外科的に処理されるべき 患者の脳の部分を構成する標的の位置を指示する装置において、それ自体周知の 態様で患者に頚の変位不能に取付けられ第１方向へ延びる少なくとも１つのガイ ド装置（２，３）を有するフレーム（１）と，該ガイド装置によつて支持され該 ガイド装置の方向および該ガイド装置に垂直の方向へ摺動可能な部材（７）とを 備え，該部材が、前記第１ガイド装置の平面内で第２方向に垂直の軸線のまわり の回転を許容する装置（８，９）を支持し，更に、該装置に結合され該軸線に平 行ではあるが該軸線に偏心して延びる支持腕（１０）と，該支持腕に対して調節 可能に装着される弧状部材（１２）によつて該支持腕に結合されるレーザー光源 ホルダ（１５）とを備えることを特徴とする装置。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の装置において，前記第１ガイド装置が、患者の頭 に変位不能に取付け可能である前記フレーム（１）の側部片（２）または（３） を有し，該側部片（２）または（３）は、ばち形であり、側部片（２）または（ ３）に対して摺動可能で、２つの交差するばち形部分を有する交差片（４）を支 持し，該ばち形部分の１つが、前記フレーム側部片（２）または（３）に係合し ，他の該ばち形部分が、該フレーム側部片に垂直に延びるロッド（７）に係合し ，継手（８，９）が、該ロッドの端部で該ロッドの横方向に回転可能に配置され ，前記回転軸線に平行ではあるが該軸線に対して偏心して装着される腕（１０） が、該継手から突出し、次に弧状湾曲ロッド（１２）を摺動可能に支持し，前記 光源（１６）を保持する腕（１４）が、該ロッド（１２）に調節可能に装着され ることを特徴とする装置。
3. ３．請求の範囲第１項または第２項に記載の装置において，患者の頭に変位不能 に取付け可能な前記フレーム（１）が、手術台等の支持装置に該フレーム、従つ て患者の頭を変位不能に固定する装置を有することを特徴とする装置。
4. ４．請求の範囲第３項に記載の装置において，前記フレーム（１）が、外科器械 、用具等を支持する様に構成されることを特徴とする装置。
5. ５．請求の範囲第１項または第２項に記載の装置において，前記標的の深さまで の距離が、前記ホルダー（１５）から出発する物差し（１７）によつて測定可能 であることを特徴とする装置。