JPH01502169A - ローラの冷却のための方法及び装置 - Google Patents

ローラの冷却のための方法及び装置

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JPH01502169A
JPH01502169A JP63500200A JP50020088A JPH01502169A JP H01502169 A JPH01502169 A JP H01502169A JP 63500200 A JP63500200 A JP 63500200A JP 50020088 A JP50020088 A JP 50020088A JP H01502169 A JPH01502169 A JP H01502169A
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JP63500200A
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ロウナー,ヴィルヘルム・フリードリヒ
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ロウナー・エンジニヤリング・アーゲー
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    • F28F5/02Rotary drums or rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/068Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ローラの冷却のための方法及び装置 本発明はローラの冷却のための方法及び装置に関し、特に、ローラ外筒部材とロ ーラ芯部材との間において、軸方向に形成された冷却通路の内部に冷却媒体を流 通させるようにした、ローラの冷却のための方法及び装置に関する。
2つのローラの間で金属の連続鋳造が行なわれる場合には、鋳造のための鋳型は 実質的にそれらのローラの間の間隙と側方の縁壁とから形成されている。ローラ の作用する時間が比較的短いため、短時間の間に大量の熱量を除去せねばならな い、これまでのところ、ローラの冷却は外部からローラに散水することによって 、または内部冷却によって行なわれていた。運転上の理由からは、ローラの内部 冷却の方が好ましい。
ローラの内部冷却が行なわれる場合には、通常、ローラ芯部材とローラ外筒部材 との間に冷却通路が形成され、この冷却通路の内部を冷却媒体が流動する。この 冷却媒体(通常は冷却水である)が、ローラ外筒部材から熱を奪う、冷却通路の 構造には非常な多大の注意を払う必要があり、その理由は、冷却通路は冷却され る素材から奪われる熱量の大きさついての責任があるばかりでなく、それと同時 に、ローラ自体の形状と寸法に対しても影響を及ぼすものだからである。ローラ がその長手方向に、ないしはその周方向に不均一に冷却される場合には不均一な 熱膨張により応力が発生する。この応力によって、特にローラの不均一なたわみ が生じ、このたわみがローラ鋳造される素材の品質に悪影響を及ぼす、具体的に 述べるならば、鋳造される材料を縦方向及び横方向に均一に冷却することに注意 を払わねばならない。
スイス特許公報第429042号 (CH−PS 429042 )には、ロー ラ芯部材とローラ外筒部材との間に、冷却通路が螺線形に延在している鋳造ロー ラが示されており、それらの螺線形冷却通路は、ローラの一方の端面と他方の端 面との間を交互に行き来している。流入路と流出路とはローラ芯部材の同一の端 面に開口している。
E、八−マンによる1980年刊「連続鋳造法ハンドブックJ (E+Herr mann、 Handbook on continuouscasting、  1980 )の第64頁の第10図によって、もう1つの別のローラが公知と なっている。このローラにおいては、冷却通路は軸方向に延伸しており、流入路 と流出路とはローラ芯部材の同一の端面に開口している。ローラの一方の端面か ら注入された冷却媒体は反対側で流れの向きを変えられ、逆方向へ転換されて再 度冷却を行なう、この方式には、冷却がローラの全周に亙って均一とはならない という欠点があり、その理由は、逆方向へ流れる冷却媒体は、既に強い加熱を受 けてより高い温度となっているからである。
本発明者は、ローラの全外周面に亙って縦方向及び横方向に均一にこのローラを 冷却することのできる、上述の種類のローラの冷却方法及び装置を提供すること を課題とするものである。
この課題は、方法発明に関しては、本発明に拠れば冷却媒体が、複数の冷却通路 の内部を、交互に向流関係をなして一方の端面から他方の端面へと流動するよう にし、且つそこから流出するようにしたことによって、達成されている。
望ましくは、冷却媒体は、2本づつの互いに近接した冷却通路の内部を、それら 2本を1組として交互に向流関係をなすように流動させられる。
本発明に拠れば、上記課題は、装置発明に関しては、夫々が冷却媒体の注入と排 出のための、中心通路と筒状通路とに区分された通路孔が、ローラの一方の端面 から他方の端面の近傍の領域まで達していることと、更に、ローラ芯部材の長手 方向溝とローラ外筒部材とから形成されローラ芯部材の全長に亙って延在する冷 却通路のための、流入口と流出口とが、冷却媒体が向流関係をなして流動するよ うに、両側のローラ端面の近傍に交互に配設されていることによって、達成され ている。
装置のコストを考慮するならば、冷却媒体のための、交互に配設された流入口と 流出口とを、各2本の隣接した冷却通路により接続するのが有利であることが、 判明している。
夫々中心通路と筒状通路とから、交互に径方向に分岐延出している通路孔が、ロ ーラボディの両端部の外周部分において外方への移動が拘束された状態でこのロ ーラボディに当接している着脱自在な分流フランジ部材まで延在しており、この 分流フランジ部材は、冷却媒体を対応する冷却通路へ流入、ないしはそこから流 出させるものである。低温の冷却媒体を冷却通路へ流入させるに際しては、特に 、冷却通路1本毎に、または一対の冷却通路毎に、交互に流入させるようにする 0反対側のローラ端面においては、加熱後の冷却媒体が他方の分流フランジ部材 により集められる。冷却媒体が中心通路を介して注入されている場合であれば、 この集められた冷却媒体は筒状通路へ還流される。これと逆に、冷却媒体が筒状 通路を介して流入している場合には、加熱された冷却媒体は中心通路へと還流さ れる。
殆ど手間をかけずに取外すことのできるこの分流フランジは、ローラ外筒部材を 取外すことなく冷却通路を機械的に清掃することを可能としている。その場合に は、例えば、冷却通路に単に適当な清掃具を挿通するだけで清掃することができ る。
実際的な例としては、外径が600ミリメートルの鋳造用ローラには160本の 冷却通路が、また外径が900ミリメートルのものには240本の冷却通路が備 えられている。これは、円筒面上における冷却通路の間隔が約12ミリメートル であることに相当する0本発明のこの冷却通路の配役態様によって、ローラ表面 上に縦方向及び横方向に掻めて均一な温度分布が得られることが測定されている 。各2本の隣接した冷却通路内を冷却媒体が同方向に流動するようにした場合に も、ローラ外筒部材は、あらゆる部分において均一な温度となることが保証され ている。温度の不均一に起因するローラ寸法の不整も、鋳造される帝王素材の品 質の低下も、いずれも生じることがない。
これより、図面に示された実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する0図面 は以下のものを図示している。
一第1図は、ローラ支持構造体のローラ支持部の近傍の部分を、冷却媒体の注入 構造並びに排出構造と共に示す部分断面図、 一第2図は、長さをつめて図示されているローラの、片半分の拡大縦断面図、 一第3図は、ローラ内部の冷却水の流れを模式的に示す図、 一第4図は、別の、長さをつめて図示されているローラの、片半分の拡大縦断面 図、 一第5図は、冷却外筒部材を取外した状態における、ローラ芯部材から分流リン グ部材への移行部分の屓開図、 一第6図は、第5図のVl−Vl線に沿った縦断面図、そして、 一第7図は、第5図の■−■線に沿った縦断面図である。
第1図は、ローラ支持構造体に回転自在に担持されたつ−ラlを示す0図を見易 くするために支持構造体のうちの一方の担持フレーム2のみが図示されている。
この担持フレームとローラとの間には複数の軸受リング3.4.5に抱持された 軸受ローラ部材6が配設されており、それらによって、ローラの軸受が形成され ている。
ローラ1は、その主要部がローラ外筒部材7とローラ芯部材8とから成り、ロー ラ芯部材8はその肩部13を越えて突出部9まで延伸している。担持フレーム2 に回転自在に担持されたこのローラ突出部9は、その端面がバッキングボックス 10で覆われており、バッキングボックスlOは冷却媒体の注入口11と排出口 12とを備え、冷却媒体は実際には冷却水である。バッキングボックスlOは注 入口11の後方にリザーバチャンバ14を備え、このリザーバチャンバ14には 中心通路15が接続されている。冷却水はこの中心通路15の内部を、ローラの 長手軸Aと平行にローラの反対側の端面の近傍の領域まで導かれる。この中心通 路15はその周りを筒状通路16によって囲繞されており、筒状通路16は加熱 された冷却水を還流させ、排出口12へ導いている。この筒状通路16は、ロー ラの長手軸Aと同志の輪形状の通路隔壁17によって、中心通路15から区分さ れている。
ローラには、ローラ芯部材8から突出部9へ移行する部分に、その円筒面で径方 向外方への移動が拘束された状態にある分流フランジ部材20が嵌合されている 0分流フランジ部材20はボルト21によりローラ芯部材8に連結されており、 ローラ外筒部材7の固定と冷却水の分流とを行なっている。第1図においては、 更にその他の図においても同様であるが、冷却水の流動方向が矢印で示されてい る。
ローラ芯部材8それ自体の内部に、第2図に示されるように冷却水を中央部から 周辺部へ、もしくはその逆の方向へ流動させるための通路孔22.23.24. 25が備えられている0通路孔22と25だけが断面の面内に位置しており、残 りの通路孔23と24は所定の角度だけずれた、ローラの長手軸Aを含む別の平 面内に位置している。この角度は通路孔の数に応じて変化する。ただし、中心通 路15と連通した1本の通路孔と筒状通路16と連通した1本の通路孔とが、常 に、ローラの長手軸Aを含む同一の平面内に延在している。実際的な例では、こ れらの通路孔22.23.24.25の本数は、夫々1本づつから夫々冷却通路 26の数の2分の1の本数までの間にある。
ローラの軸方向に延在する冷却通路26は、ローラ芯部材8に設けられた外方へ 向かって開いた溝として、円筒面27上に形成されている。これらの溝は、運転 準備の整った状態のローラにあっては、ローラ外筒部材7の内面で閉塞されてい る。
分流フランジ部材20は、リング形シール部材28及び29によって、ローラ芯 部材8に対してもまたローラ外筒部材7に対しても密閉状態で、取付けられてい る。
分流フランジ部材20の内部に設けられた複数のリング状の凹部が、それらに隣 接するローラ芯部材8並びにローラ外筒部材7の夫々の外表面と協働して3つの リング状通路を形成しており、それらの通路については以下のとおりである。
一ローラの外側の端面41,41aから更、に離隔した内周リング状通路30. 30aには、通路孔22と25が開口している。
一ローラの外側の端面41.41aに隣接する内周リング状通路31.31aに は、通路孔23と24が開口している。
一外周リング状通路32.32aには、冷却通路26が交互に開口している。
更に、ローラの端面41,41aから離隔している方の内周リング状通路30, 30aには、それらに対して直立する方向に貫通路33.33aが形成されてお り、これらの貫通路33.33aは、分流フランジ部材2゜を径方向に貫通して 斜め内方へ延伸し、夫々の側の外周リング状通路32.32aに開口している。
他方の内周リング状通路31,31aからは、貫通路34.34aが、冷却通路 26の端部のうちの外周リング状通路34,34aとは接続されていない側の端 部まで、径方向に延在している。これらの貫通路34.34aは分流フランジ部 材20の内側面に設けられた切欠き部であり、それらの切欠き部は、それらに接 するローラボディ8の平滑な端面41.41aによって、密閉状態で閉塞されて いる。
第2図の実施例においては、各々の冷却通路26はその両端が、外周リング状通 路32.32aに接続されているか、または貫通路34.34aに接続されてい る。
また、それらの冷却通路は、交互に外周リング状通路32.32aと貫通路34 .34aとに接続されている。
従って、ローラ内部の中心通路15に注入される冷却水は、2種類の流動経路を 交互に貫流する。これについては以下のとおりである。
一冷却水はローラの中心部を長手方向に、その全長に亙って貫流し、流入開口3 5を介して1本または複数本の通路孔25へ流入し、更に、内周リング状通路3 0a、貫通路33a2そして外周リング状通路32aへ流入し、更にそこからポ ケット44aを通って、1つのポケットから各2本の冷却通路26へ流入する。
このN1交互に、2本の冷却通路が接続されて2本の冷却通路が接続されていな いという接続態様となっている。冷却水は加熱を受けつりローラの反対側の端面 41へ向かって流動し、ポケット44を通って流出し、外周リング状通路32の 内部で合流し、貫通路33を介してリング状通路30へ流動し、次に1本または 複数本の通路孔22を介して筒状通路16へと導かれる。この加熱された冷却水 は、冷却に使用されたその他の冷却水と共に、この筒状通路16を通ってローラ から流出する。
一新たに供給さ°れる冷却水のうちの残りの部分の冷却水は、細長形状の流出開 口36を通って1本または?I数本の通路孔23へ流入し、内周リング状通路3 1及び貫通路34を通って、外周リング状通路32とは接続されていない冷却通 路26の端部へと流動する。更に、この冷却水は加熱を受けながら冷却通路26 内を反対側の端面41aへ向かって流動し、そこから貫通路34aへ流入し、更 に内周リング状通路31aと、1本または複数本の通路孔24とを通って、筒状 通路16へ流動する。
中心通路15から、細長形状に形成された流出開口36を通って流出する冷却水 は、リング状チャンバ37の内部で合流する。このリング状チャンバ37は隔壁 部材38によって筒状通路16から密封されており、また、このリング状チャン バ37の個々に分離したセグメントは、筒状通路16の内部を還流する加熱され た冷却水が、そこを貫通して流れ得るようにしている。
以上の流動経路の全ての流路断面について、その断面積の決定に際しては、逆流 、停滞が生じることのないように留意せねばならない。
以上に説明した冷却媒体の流動経路が、模式図として第3図に再掲されている。
夫々の流動経路の流動方向が交互になっていることが明瞭に示されている。
第4図は、分流フランジ部材20まで冷却媒体を注入する注入構造と、そこから の冷却媒体の排出構造の、別実施例を示している。冷却水の注入は筒状通路16 を介して行なわれ、この筒状通路16はローラlの長手軸Aの一部分だけに亙っ て延在している。一方の分流フランジ部材20の内周リング状通路30aへの、 冷却水の流入は、ローラの長手軸Aに対して直角方向の8本の通路孔25を介し て行なわれる。また、ローラlの遠い方の側の端面に位置している、他方の分流 フランジ部材20の内周リング状通路31への冷却水の流入は、斜めの方向に延 伸している同じく8本の径方向通路23を介して行なわれる。
加熱された冷却水の排出は中心通路15を介して行なわれ、このような中心通路 15を用いるためには、全ての通路孔がローラの長手軸の一部分の範囲内に集ま っている必要がある。各々8本づつの通路孔22及び通路孔24が、ローラボデ ィ8の内部に、通路孔23及び通路孔25と同様の態様で、適切に貫通形成され ている。
第4図の構成は、第2図のようなリング状チャンバ37と、同チャンバの冷却水 を交差して流動させるための構造とを備える必要がないという、利点を有する。
ローラ外筒部材7の上には、凝固しつつあるアルミニウムの帯状素材40が形成 されている。
第5図は、本発明の好適実施例の製造技法の更なる詳細を示しており、この好適 実施例は特に、一対振に交互に冷却水が貫流するようにした、径方向に延在する 複数の冷却通路26を備えた実施例である。端面41に達するまで延伸している 冷却通路26を備えたローラボディ8は、分流フランジ部材20に固着連結され ている。運転状態では装着されているが、図では判り易すくするために不図示と したローラ外筒部材が、ローラボディ8の円筒面27上、並びに分流フランジ部 材20の円筒面42上に載置され、これによりローラ外筒部材は冷却通路26、 ポケット44、分流ないし合流チャンバ43(分流チャンバとなるか合流チャン バとなるかは冷却水の流れの方向に依る)、及び外周リング上通路32が閉塞形 成される。
冷却水は分流チャンバ43から流出し、2本の互いに隣接する冷却通路26へ分 流して流入する。ローラボディの反対側の端面においては、加熱後の冷却水が、 相似の形状に形成された合流チャンバ43によって集められ、そこから更に先へ 案内される0分流チャンバ43と合流チャンバ43とは、分流フランジ部材20 の側面から離隔している。
残りの冷却通路26から逆方向に流れてくる加熱された冷却水は、通路2本分が 1対となって、外方へ開口した切欠き部の内部に分流フランジ部材20の円筒面 42によって形成されたポケット44を介して、外周リング状通路32へ案内さ れる。そこから、冷却水は分流フランジ部材20を貫通して形成された貫通路3 3へ流入する。
ローラボディの図示されていない反対側の端部においても、冷却水は相似の形状 に形成された貫通路から外周リング状通路へ流入し、更にポケットを介して対応 する冷却通路へ流入する。加熱された冷却水は2本の冷却通路に対して各1つ設 けられている合流チャンバを通って流出する。
第5図には、1対づつ交互に配設された冷却通路26の配役態様が、特に明瞭に 示されている。
第6図は、一方では、冷却水を注入している貫通路34から分流チャンバ43へ の移行部分及びそこから更に2本1組の冷却通路26への移行部分を示すもので ある。他方では、外周リング状通路32から側面に隣接した内周リング状通路3 0まで延在してそれらを連通している貫通路33が図示されている。
最後に第7図は、加熱された冷却水が流れる冷却通路26からポケット44への 移行部分及びそこから更に外周リング状通路32への移行部分を示すものである 。
FIG、3 FI NPI p− M 啼 啼 6 国際調査報告 国際調査報告 。H870017、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.特にアルミニムその他の金属の帯状素材(40)の連続鋳造におけるローラ の冷却方法であって、ローラ外筒部材(7)とローラ芯部材(8)との間におい て、軸方向に形成された冷却通路(26)の内部に冷却媒体を流通させる方法に おいて、 冷却媒体が、複数の前記冷却通路(26)の内部を、交互に向流関係をなして一 方の端面(41、41a)から他方の端面へと流動するようにし、且つそこから 流出するようにしたことを特徴とする方法。
  2. 2.冷却媒体が、前記冷却通路(26)の内部を、一対毎に交互に向流関係をな して流動するようにしたことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 3.特にアルミニムその他の金属の帯状素材(40)の連続鋳造におけるローラ の冷却装置であって、ローラ外筒部材(7)とローラ芯部材(8)との間に軸方 向に形成された、冷却媒体を流通させるための冷却通路(26)を備えた装置に おいて、 夫々が冷却媒体の注入と排出のための、中央通路(15)と筒状通路(16)と に区分された通路孔が、前記ローラ(1)の一方の端面から他方の端面の近傍の 領域まで達していることと、更に、前記ローラ芯部材(8)の長手方向溝と前記 ローラ外筒部材(7)とから形成され前記ローラ芯部材(8)の全長に亙って延 在する前記冷却通路(26)のための、流入口と流出口とが、冷却媒体が向流関 係をなして流動するように、両側のローラ端面の近傍に交互に配設されているこ とを特徴とする装置。
  4. 4.冷却媒体のための、交互に配設された前記流入口と前記流出口とが、各2本 の隣接した冷却通路(26)により接続されていることを特徴とする、請求項3 記載の装置。
  5. 5.夫々前記中心通路(15)と前記筒状通路(16)とから、交互に径方向に 分岐延出している通路孔(22、23、24、25)が、前記ローラボディ(8 )の両端部の外周部分においてその円筒面により外方への移動が拘束された状態 で該ローラボディ(8)に当接している着脱自在な分流フランジ部材(20)ま で延在しており、この分流フランジ部材にはリング状通路(30、31、30a 、31a)が、望ましくは対応して設けられた凹部により形成されており、更に 、それらのリンク状通路に接続して、前記冷却通路(26)のための交互に配設 された前記流入口と前記流出口とが形成されていることを特徴とする、請求項3 または4記載の装置。
  6. 6.前記分流フランジ(20)を貫通する貫通路(33、33a)が、前記ロー ラ端面(41、41a)から離隔した内周リング状通路(30、30a)から外 周リング状通路(32、32a)まで径方向に延在しており、該外周リング状通 路は前記分流フランジ部材(20)の円筒面に設けたポケット(44、44a) を介して少なくとも1本の冷却通路(26)と連通されており、更に、前記分流 フランジ部材(20)の内側面の径方向切欠き部と前記ローラボディとから形成 された貫通路(34、34a)が、前記ローラ端面(41、41a)に近接した 内周リング状通路(31、31a)から、望ましくは分流チャンバないし合流チ ャンバ(43)を介して、少なくとも1本の冷却通路(26)まで延在しており 、更に、双方の前記内周リング状通路の前記貫通路が交互に冷却通路と接続され ていることを特徴とする、請求項5記記載の装置。
  7. 7.前記外周リング状通路(32、32a)と前記ポケット(44、44a)と が、対応して合流フランジ部材(20)の円筒面(42)に形成された切欠き部 と該切欠き部を覆う前記ローラ外筒部材(7)とから形成されていることを特徴 とする、請求項6記載の装置。
  8. 8.前記中心通路(15)が冷却媒体の流入通路であり、前記筒状通路(16) が冷却媒体の流出通路であり、流入する冷却媒体は、一方では前記筒状通路(1 6)を貫通する流入口を介して1本または複数本の通路孔(23)へ流入し、他 方では筒状通路(16)を越えて突出している中心通路(15)から直接、1本 または複数本の通路孔(24)へ流入することを特徴とする、請求項1〜7に記 載の装置。
  9. 9.前記通路孔(23)の近傍の領域に前記中心通(15)が延在しており、前 記リング状通路内にリング状チャンバ(37)が形成されており、更に、加熱さ れた冷却媒体の還流が、このリング状チャンバの個々に分離したセグメントを通 して行なわれることを特徴とする、請求項8記載の装置。
  10. 10.近接した側のローラ端面に対しては径方向に、離隔した側のローラ端面に 対しては斜めの方向に、夫々延在する通路孔(22、23、24、25)が、前 記通路孔の一部分のみに亙って延在する、冷却媒体を注入するための前記筒状通 路(16)と、この筒状通路の端部から更に突出して延在している、冷却媒体を 排出するための前記中心通路(15)とに、夫々開口していることを特徴とする 、請求項1〜7に記載の装置。
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