JPH01501171A - 熱重量分析システムおよび方法 - Google Patents

熱重量分析システムおよび方法

Info

Publication number
JPH01501171A
JPH01501171A JP62506892A JP50689287A JPH01501171A JP H01501171 A JPH01501171 A JP H01501171A JP 62506892 A JP62506892 A JP 62506892A JP 50689287 A JP50689287 A JP 50689287A JP H01501171 A JPH01501171 A JP H01501171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
temperature
cell
chamber
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62506892A
Other languages
English (en)
Inventor
カランジェロ、ロバート、エム.
ソロモン、ペーター、アール.
Original Assignee
アドバンスド フュエル リサーチ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アドバンスド フュエル リサーチ インコーポレーテッド filed Critical アドバンスド フュエル リサーチ インコーポレーテッド
Publication of JPH01501171A publication Critical patent/JPH01501171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/35Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N5/00Analysing materials by weighing, e.g. weighing small particles separated from a gas or liquid
    • G01N5/04Analysing materials by weighing, e.g. weighing small particles separated from a gas or liquid by removing a component, e.g. by evaporation, and weighing the remainder
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/35Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
    • G01N2021/3595Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light using FTIR
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/35Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
    • G01N21/3504Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light for analysing gases, e.g. multi-gas analysis

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱重量分析システムおよび方法 発明の背景 従来、石炭、木炭、タール、リグニン類、木材、ポリマー類、油頁岩(oil  5hale )および石油源岩(petroleum 5ource rock  )のような不溶解性炭化水素系物質の有機および鉱物組成を調べるために用い 得る多数の熱分析方法が知られている。この種の方法は、典型的に、試料を動的 熱分解状態にしく普通には、温度を一定速度で上昇させ)、その間の重量減少お よび生成物の発生をモニターすることを含んでいる。例えば、熱重量分析(TG A)は石炭の近成分析用として行なわれており、熱分解させて全炭化水素類を検 出する方法が石油源岩の評価に用いられており、熱分解により発生した生成物を 回収する方法がガスクロマトグラフィーによる石油源岩および堆積物の分析に利 用されている。全炭化水素分析に用いられるロッケバル(Rockeval)装 置として既知の非光学的熱方式装置も市販されている。
しかし、炭化水素系物質の組成、構造および反応機構ならびに速度論に関する情 報、特に、重質タール系成分に関する情報をより効果的に与える高速分析装置に 対する需要が存在している。
種々の分析の目的に電磁放射線を利用することは勿論既知である。この種の特に 有効な装置はフーリエ変換赤外(FT−I R)分光計であり、この分光計は波 数依存吸収データを利用して多くの異なる物質の種々の性質を分析することがで きる。この種の装置の特に独特で伍値のある応用例が米国特許出願第89(13 01号の「粒子を含有するガス状懸濁体の分析のための方法と装置」と題するも のに記載され、特許請求されており、この米国特許出願は本願と共通の譲渡人の ソロモン、カランジェロおよびベストの名義で1985年1月10日に出願され たものである。この出願は現在米国特許証第4652755号として発行されて おり、同じ主題内容が、特許協力条約の下に国際公開第賢08B/ 04140 号として1986年7月17日に公告されている。第1図に関して、ここで明ら かにされたFT−IR分光計の説明はこの引例によってこの開示に編入される。
TGAおよびFT−I R法の原理を結合した分析装置は以前に提案されている 。しかし、かかる装置は多くの立場から完全に満足すべきものではなく、特に、 TGA炉およびFT−I Rセル間の物理的関係および試料の揮発物が通る必要 のある構造に関してそうである。それゆえ、この種の従来の装置においては、発 生される全ての生成物を確実にセル内に導入し、その物理的状態または形態を分 光分析するのに理想的なものとすることが困難である。さらに、かかる方法およ び装置を用いて得られる情報は、従来、十分に評価されず、あるいは最大に利用 されていない。
したがって、本発明の目的は、固体および液体物質を高速度で分析して組成、構 造、反応機構および速度論その他に関する情報を与え得る新規な装置および方法 を提供しようとするものである。
本発明のさらに特定の目的は、熱重量およびフーリエ変換赤外分析の原理を高効 果的かつ望ましい方法で組合せ、装置が自己較正し得る方法および装置を提供し ようとするものである。
また、本発明の目的は、試料の熱分解によって発生される生成物を光学セルに完 全にかつ分析用の理想的な形で導入する装置を提供しようとするものである。
本発明の他のさらに特定の目的は、典型的な不溶解性の炭化水素類の分析に特に 好適な装置および方法を提供しようとするものである。
本発明の他の目的は、石炭の近成および元素分析を行なうための、他の物質の類 似の分析を行なうための、およびこの種の物質の発熱量、炭(char)反応性 、活性中心(active she )密度、硫黄形!! (sulphur  form)同定および他の特性の分析を可能とする新規な装置および方法を提供 しようとするものである。
発明の要約 上述した本発明の目的は、炉、光学的分析セル、加熱手段および秤量手段を具え る分析装置の提供によって容易に達成されることを見出した。炉は内部室(in ternalchamber)を有し、分析セルは包囲空洞(enclosed cavjty )を有し、これらの炉内部室およびセル空洞は流体流の入口およ び出口を有し、セル空洞は炉室とその入口および出口をそれぞれ経て実質的に直 接に流れるように連通されている。加熱手段は炉室を通る流通路の一部を規定す る部材を有するヒーターと温度制御手段とを含む。秤(balance )およ び試料ホルダーは秤量手段によって設けられ、試料ホルダーは秤から吊り下げら れ、ヒータ一部材によって規定される通路部分に沿う位置で炉室内に位置せしめ られる。ホルダーはまた、通路に沿って流れるガスを試料に接触する前にヒータ 一部材の温度に実質的に予熱するのに十分な距離で室入口から離間される。本発 明の装置の重要な特徴は、試料ボルダ−位置の近くから室出口およびセル空洞入 口を経る炉内の通路に沿って収縮(constrtcttng )または乱流発 生が実質的に無い構造であることにある(試料ホルダーの下方での乱流はキャリ ヤガスへの理想的熱伝達のために望ましい)。
好適な実施態様においては、炉室を細長い大体矩形の形状とし、垂直に配向させ て入口を下端近くに設け、出口を上端に設ける。光学的分析セルは、通常、水の 凝縮を防止するように100℃より高い温度に分析セルを加熱するための手段を 有し、そして炉室の長さ方向軸に対して実質的に垂直な軸に沿って空洞に電磁放 射線を通過させ得るように構成されると有利である。最も望ましくは、セルを炉 の上端に直接に接続し、室の出口および空洞の入口を実質的に同じ断面積とする 。その光学セルは全体として炉空洞の軸に対して実質的に垂直な方向に細長い形 状とし、その両端近くに入口および出口が空洞の上下にそれぞれ設けられている 。
その装置は、通常、試料ホルダーの底に隣接して設けられた温度検出手段を有し 、秤量手段はホルダー内の試料の重量変化を時間の関数として示す電気信号を発 生するように通常構成される。ある実施態様においては、炉がその室内への第2 の入口を有し、この第2の入口は通常の流体流の下流方向において試料ホルダー の位置を越えた位置に室内の通路の途中に設けられている。かかる装置に用いら れる加熱手段は、前述の第1のヒータ一部材と炉室からの出口との間に配置され 、第1のヒータ一部材に隣接して第1のヒータ一部材と同軸的に整列して第2の 通路部分を規定する部材を有する第2のヒーターを望ましくは含み、これらの2 つの通路部分の実質的に交点に第2のガス入口が設けられる。第2のヒータ一部 材は第2の通路部分に沿って流れる流体を加熱するように構成され、温度制御手 段が第1および第2のヒーターの温度を独立して制御するように構成されている 。最も望ましくは、その装置が光学セルに連動的に接続されたフーリエ変換赤外 分光システムを含んでいる。
本発明の他の目的は、分析すべき物質の試料を炉室内に支持し、熱分解温度に加 熱する方法によって達成される。キャリヤガスは試料に望ましい温度に実質的に 予熱され、試料の熱分解によって発生される揮発物との混合物を生じるように、 そして所要の熱エネルギーの一部を与えるようにキャリヤガスはそれを通じて掃 引され、好ましくは、キャリヤガスは高い熱伝導率と低い熱容量を有しており、 最も望ましくはキャリヤガスをヘリウムとする。混合物は炉室から光学的分析セ ルの空洞内に実質的に直接導入され、セル空洞内において、揮発物の変化成分が 時間の関数として決定される。試料の重量変化もまた時間の関数として監視され 、これらのデータは試料の分析のために動的組成データに相関される。ある場合 には、これが自己較正目的で行なわれる。
前記方法の好適な実施態様においては、温度が一定速度で上昇され、そして通常 炉室内に供給されるのと同じ熱エネルギーの放射体がガスおよび試料物質の両方 を加熱するために利用される。前記分析セルは、通常、100℃〜150℃の温 度に加熱され、そしてその方法はガス状の混合物が炉室から出る際に上述の温度 に急速になるように最も有利に実施される。結果として、より高い温度で凝縮す る発生揮発物の一部が5ミクロンより小さい粒子を形成し、好ましくは1〜2ミ クロン程度の粒子を形成し、混合物はエーロゾル(aerosol )の形態で 分析セル空洞に入る。
前記の方法は、分析セル空洞に入る前にキャリヤガスと揮発物の混合物に所定量 の酸素を導入する付加的段階を伴なって実施することもできる。さらに他の変形 態様としては、炭分(char)あるいはその他の残渣の元素分析のため、試料 の熱分解の実質的完了後に残っている試料ホルダー内の残渣に酸素を導入するこ とができる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明を具体化する一つのシステムを示す概略図であり、 第2図は第1図に示すタイプのシステムの炉、光学的分析装置および秤構成部材 で、炉が入口管を1つだけ有する場合を示す部分断面概略図であり、そして第3 図は第1図に示すように炉を増大してそのシステムの有用性を拡大させた同様の 構成部材を示す第2図と同様の部分断面概略図である。
図示の実施態様の詳細な説明 添付図面の第1図について詳細に説明するに、本発明を具体化する図示のシステ ムは、光学的セルユニット、炉、秤、FT−IRベンチユニット、コンビ二一夕 、プリンターおよびプロッター組合せユニットおよび電源、それぞれ10.12 .14.16.18.20および22で大体示される、を含んでいる分析ワーク ステーションを構成している。光学的セルユニット10、秤14および電源22 は縦型の棚状スタンド24内に支持されており、ベンチユニット16、コンピュ ータ18およびプリンター/プロッター24はデスク26上に便宜的に設けられ ている。
炉12は光学的セルユニット10からの円筒形石英管28から成り、これに導く 2つの管30.82を有する。炉管28が取付けられている側とは反対側のセル ユニットlOの端に排気導管(exhaust conduit ) 34が設 けられており、排気導管34は上向きに指向されて外部の排気口に接続されてい る。第2の導管38が管28上に同軸的に整列して設けられ、二の管38もまた 上向きに延長してセルユニットlOと秤14との間を連通させている。試料ホル ダー40が管28内に秤14の下端からワイヤー42によって懸垂され、ワイヤ ー42は導管38および光学的セル10を貫通しており、光学的セルは保護外側 ケース36を有する。
FT−I Rベンチユニット16は短かい円筒44を経てセルユニット10に連 結され、両ユニット間に光学的通路を設けている。図面には示していないが、そ れぞれの構成部材間には適当な電気的接続が設けられていて分析ワークステーシ ョンが後述する方法で機能し得るようにしていることは勿論である。
次に、第1図のシステムの加熱、秤量および光学的構成部材をさらに詳細に示さ れている第2および3図についてより詳細に説明する。図面に示すように、炉1 2または12′ は大体円筒状のコイルまたは円筒状の形をとって加熱部材46 を包含し、管28または28′の穴(bore)内に同軸的に整列されている。
試料ホルダー40は加熱部材46の上端部に設けられ、その下方の端に入口管8 0が連通されている。熱電対48もまた加熱部材4Bの内に配置され、試料ホル ダー40の底の近くに接近して位置するように配置され、線50は熱電対48の 電気的接続を示している。
光学的ユニットセル10はその両端に光学的ボート(appeal porj)  54および5Bを有する円筒形室52を備えており、加熱コイルが57で示さ れている。ボート5Bの外側に一対の傾斜ミラ一部材58が設けられ、凹面ミラ 一部材60がボート54の外側に配置されている。光学的システムは、放射光線 62が部材58の鏡面に当り、ミラー60から反射されるように、部材58の間 に焦点位置rFJを定めている。 第3図の配置は第2図の配置と同様であり、 第2のガス導入管32と第2の加熱コイル66を設けた点で第2図に示すものと は相違している。留意されるように、管32およびコイル6Bは両方とも試料ホ ルダー40のレベルより上方に配置され、管32はそれから排出されるガスが双 方ののコイルの上方を通過するようにコイル46.88の交点より僅かに上方に 開口している。明らかなように、管28の上方および下方帯域68.70のそれ ぞれを設定された異なる温度に、そして独立してさまざまな温度にし得るような 方法で、加熱部材46.136は(図示しない手段によって)電源22に接続さ れていることは明らかである。
本発明における装置は、先ず、分析すべき物質を試料ホルダー40内に入れて用 いられ、試料ホルダー40は、便宜的に、一般にその好ましい形態として、粒状 試料のためのステンレス綱、石英またはアルミニウム製網状バスケットとする。
ホルダー40を加熱部材4Bの内を通る通路の上部の図示の位置に吊り下げた後 、ヒーターに通電する。
次に、特定の弁74を操作してキャリヤガスを(典型的に0.5〜2N/sin の流量で)タンク72から入口管30を経て石英管28.28’内の通路部分6 8に沿って上方に流し、試料位置より下流にある部材46の部分によってキャリ ヤガスは加熱される。ヒーターの始めの区間を通る間にガスが予熱されること、 ホルダー40内の試料を加熱するために同じ部材を用いること、そしてヒーター が試料のために用意されているように覆っていることのために高度に安定した温 度状態が得られ、これにより分析を最高の精度および信頼度で行なうことができ る。熱電対48は試料ホルダーの近くの実際の温度を検出して検出温度を示す電 気信号を与えるように作動することは勿論である。
典型的には、温度は分析中に周囲温度から900℃に30℃/sinの速度で上 昇され、最高温度は一般的には実用的な方法で生産される加熱部材の規定と一致 させること(約1200℃程度)が望ましい。
試料の加熱にしたがって、やがて熱分解が開始する温度に達し、試料中の揮発物 が炉内を上方に移動するキャリヤガスと混合される。この混合物流は分析セルの 空洞52内に直接導入されることは勿論であり、分析セル内においてその組成が ダイナミックベースで測定され、流体はセル空洞から導管34を経て流出する。
FT−I Rベンチユニット16が、赤外スペクトル範囲内で変化する波長の電 磁ビームを発生し、第2および3図に示されるようにセル空洞52を経て投射さ れた後に区域Fにおける焦点で電磁ビームをインターセプトするための光学的シ ステムを含むことは勿論である。さらに、組成を定性的および定量的に表わす吸 収曲線をFT−I Rコンビエータ18およびプリンター/プロッター20を用 いて直接プロットすることができる。
試料の分解が進むにしたがって、秤ユニット14によって重量の減少が動的に測 定され、秤ユニット14は試料の重量の減少を示す信号をFT−IRコンピュー タ18に出力する。これらのデータはユニット20によって適切な形でプリント および/またはプロットされ、FT−IR光学的システムから得られる吸収デー タが定量的組成情報に変換される吸光係数に必要ないくつかの補正因子を決定お よび導入することによって、これらのデータはまたシステム内で計算に用いられ る。
第3図に示される増大された形態の装置は、所定点または所定間隔でガス供給源 76に関連する弁74を操作して炉の下部68に生じるキャリヤガスと揮発物と の混合物に酸素を加え得る点を除いては、前述したのと同じ方法で作動される。
加熱部材8Bは混合流体が光学的セルlO内に向って上方に流れる際に混合流体 の成分の酸化に適切な条件(例えば、750℃の温度)を維持するように協同的 に制御される。酸素を連続的に供給して空洞52に酸化した試料だけが入るよう にするか、あるいは、間歇的に酸素を供給して、ある期間内では未変換揮発物が ガス流に含まれ、次の期間では酸化した成分がガス流に含まれるようにすること ができる。2分サイクル(1分間オンし、次の1分間オフする)を用いることが でき、また、ヒーター6Bへの出力を同じサイクルで変化させて熱分解反応温度 条件に不当に影響を与えることなしに有効な酸化性雰囲気を生ぜしめることがで き、試料の昇温速度に応じてサイクルをさらに短かくしたりさらに長くしたりす ることがより望ましいことは勿論である。このようにして、1回のテスト中に2 種の試験を組合せて行なって、成分を同定するだけでなく、炭素、水素、窒素、 硫黄その他のIR−活性ガスのような揮発物の元素分析をも同時に行なうことが できる。
分解反応の完了時に入口管30を経て酸素を導入することによって装置を有利に 用いることができる。一般に、この場合には、ヘリウムキャリヤガスに酸素を体 積で約4%混入し、温度を(例えば30℃/m1nの速度で)約250℃から9 00℃または1000℃に次第に上昇させて全ての揮発分が揮発した後に試料ホ ルダー内に残っている炭あるいはその他の残渣を確実に燃焼させる。この段階を 加えることによって残渣の成分に関するデータを得ることができ、これにより分 析すべき試料の完全な分析を1回の分析で行なうことができる。炭反応性および 活性中心情報も同じ方法で得られ、また同様のデータを、典型的に300℃〜4 50℃の範囲内の温度で行なわれる等温燃焼反応によって得ることができる。
実際上、炉筒を形成している石英管を長さ約1フイート、直径約1インチとし、 その半球形上端をすりガラスとして、光学的セルに直接ボール アンド ソケッ ト接続し、この光学的セルはパイレックスでできており、炉管の球形端を受け入 れるための環(col 1ar)を備えている。炉管内の通路を全長にわたって 均一な直径としてもよいが、いづれにしても、試料ホルダーが吊り下げられる位 置近くから、(好ましくは、試料ホルダーが吊り下げられるレベルより僅か離れ た下方から)入口を経て光学的セル室まで炉管内通路断面積、は減小されないこ とが重要である。このように構成することにより、熱分解帯域からの流体の流れ が収縮されることを防止し、また、乱流の発生を防止する。これらの両者は流体 を構成しているガス成分の物理的状態を変え、その光学的セルへの完全な導入を 低減して分析精度を低下させ、得られるデータの値の精度を低下させてしまう。
ダブルパス、センターフォーカス光学的システムを図示したが、適当な変換光学 素子を有するマルチパスセルおよび他の適当な配置に代え得ることは勿論である 。
キャリヤガスおよび試料を加熱するための加熱部材は管通路内に挿入された一対 の銅製棒の周りに、典型的には、幅が3/8インチで、長さが3〜4フイートの ニクロムリボン部材を2重螺旋形状で巻き付けた組立て物(assembly) として供給され、銅製棒はヒーターに電力を供給するための電極として機能する 。酸化のための温度を維持するための部材66は単にニクロムリボンフィルとす ることもできる(実際には部材64であってもよい)。管通路内に設けるのが好 ましいが、ヒーター66の主な機能が管を高温に維持することであるがら、所要 に応じ、管の外側に巻くこともできる。他の形状のヒータ一部材を用い得ること も勿論可能であり、(円筒形状の場合におけるように)いくつかの場合に好適で ある。
試料ホルダー40を吊り下げる部材42はヒーター66のコイルに流れる電流の 作用を受けるからクロメルワイヤーのような非磁製の組成物であることが望まし く、シかし、これ以外のものも当業者により容易に用いることができる。秤14 は任意適当な構造のものとすることができ、例えば市販のメツトラ−インスツル メンツ コーポレーション製モデルA E 180バランスを用いることができ る。
しかし、本発明の目的のためには、このような秤ユニットをガスが内部に流れる ように改造することが必要であり、通常ヘリウムが用いられるガスの供給は秤を 清浄するばかりでなく、気圧が正常に保たれ、密封された状態にシステムを保つ ように働く。
同様に、任意の適当なFT−I R分光計を用いることができ、IBMインスツ ルメンツ モデルIT−85がその1例である。典型的には、FT−I Rは熱 分解生成物の発生速度および成分を定量的に決定するように0.2秒毎にスペク トルを得ることができる。コンピュータ、電源、炉および熱電対システムは試料 を予じめプログラムされた温度プロフィール(profile )で、3℃/* in〜100℃/ seeの間の速度で、20℃〜少なくとも1000℃の間の 温度に加熱してこれらの温度レベルに選択時間保持し得るものであることが必要 である。
本発明の装置を利用して広範囲の情報を得ることができる。上述したように、試 料物質の熱分解中に発生する揮発生成物の元素分析(石炭試料の「元素(pro xlsate )j分析)および残渣の元素分析を行なうことができるから、試 料を構成する水分、揮発分、可燃分、炭分(char)および灰分を決定するこ とができる(すなわち、石炭の場合における「近成コ分析)。炭分の反応性およ び活性中心密度を試料加熱時の酸素吸収および燃焼速度として観察することによ って決定することもできる。商業的に、炭分燃焼性能を得られる情報に基づいて 予測することができる。発熱量は元素分析から計算することができ、試料の全鉱 物組成はIRスペクトルに基づいて決定することができ、IR−活性鉱物の濃度 は標準臭化カリウム錠剤法を用いて決定することができ、硫黄形態を同定するこ とができる。さらに、上述の方法はタールおよびその他の凝縮し得る留分の元素 分析を可能とし、これにより官能基組成を決定でき、また、燃焼性データを得る ことができる。最終的に、本発明により、試料の熱分解および発生ガスの組成に 関する化学的速度論および機構を調べることができる。
実 施 例 1 歴青炭(bltuminous coal )を第1および3図に示す構成の装 置を用いて分析した。それを行なうために、約200〜235メツシニサイズの 粒状試料2001gを試料ホルダー40に入れ、先づ、熱分解条件にした。その ために、ヘリウムを炉28内に下方管3oを経て約1.21 /■inの流量で 導入し、下方ヒーター46に通電して試料およびキャリヤガスの温度を周囲温度 から900 ”Cに30”C/■1nの一定速度で徐々に昇温させ、ただ150  ”Cの温度においては約3〜4分間一定温度に保持して水分を蒸発させた。
900℃に達した後、熱分解反応が完了すると考えられる。次いで、温度を約2 50℃に下げ、管30に流れるヘリウムに体積で約4%の酸素を加え、試料の温 度を同じ一定の加熱速度で約900℃に再び加熱し、これにより試料ホルダー内 に残っている炭(char)を燃焼させる。
同じ物質の新しい試料を利用して、熱分解反応を繰り返し行なう。しかし、この 例の段階においては、導入されるヘリウムおよび酸素の合計量に基づいて体積で 約lO%の濃度になるような流量で純粋な酸素が管32を経て導入される。また 、上部ヒーター6Bは試料から発生する揮発物の酸化を確実に行なうために75 0℃に維持される。
秤によって与えられる重量減少データおよびストレートな熱分解反応で発生され るガスの成分および量に関するスペクトルデータから、試料の近成分析は(重量 基準で) 0.51%水分、10.92%灰分、25.23%全揮発分および8 3.34%固定炭素と決定される。揮発分は(乾燥した灰分を除く試料重量基準 で) 0.92%−酸化炭素、1.28%二酸化炭素、1.84%メタン、0. 99%水、0.20%エチレン、1.04%二酸化硫黄、0.14%シアン化物 、0.0B%硫化カルボニル、1.98%水素および19.45%タールよりな ることが明確に見出される。揮発物の酸化反応における生成ガスの分析は(乾燥 した灰分を除く試料の重量基準で)19.41%炭素、4.76%水素、2.3 0%酸素、0.91%窒素およびl、10%硫黄の元素成分よりなることを示す 。炭分の酸化ガスは上述したのと同様に乾燥した灰分を除く試料の重量%で11 i7.37%炭素、0.54%水素、1.03%酸素、0.77%窒素および1 .80%硫黄の元素成分よりなることを示す。これらの元素分析データは規格分 析方法によって得られるデータとほぼ一致することが見出される。
油頁岩および石油原告の同様の分析は有機構造、産出および反応性に関する価値 あるデータを与える。
TGA機能を結合することによる主な利点の一つは、FT−I R分光測定の固 有の欠点を補償することであり、すなわち、遊離(free)水素および硫化水 素のような特定の成分を同定することができない、または敏感でないという欠点 を補償することである。実際には発生していたが分光測定データには反映されな かった物質は、水素を水に変換する酸化サイクルおよび硫化水素を水と二酸化硫 黄に変換する酸化サイクルを組み合わせて得られるTGAデータを示すことによ り、成されるべき試料の完全な分析を可能にするのに必要な情報を提供する。
本発明の独特の特徴は、全ての制御および分析機能を与えるようにFT−TR装 置のコンピュータを利用する積分システムを提供することである。そのために、 本発明は試料およびキャリヤガスの温度変化と、発生した生成物および固形残渣 の酸化条件および炉内に導入されるガスの流れとを制御するようにプログラムさ れることができる。同時に、温度センサーおよび秤からの信号は、FT−I R データと同様に、プロットまたはプリントアウトされて最も有用な形でめた分析 情報を与える。
本発明装置の他の独特の特徴はその自己較正能力である。これは適切な温度プロ フィールに従って、熱分解条件に既知の組成を有する固体較正用化合物を適用す ることによって行なうことができる。FT−I Rコンピュータにプログラムさ れた最小二乗最適化ルーチンによって秤で測定された重量減少データを用いて吸 光係数が調節され、この係数は定量分析データが得られるFT−I R波数依存 吸収曲線に適用される。同様のアプローチを熱分解試料として実質的に既知の組 成を有するが微量の未知の成分を含む物質に利用することができる。
不活性キャリヤガスとしてヘリウムを用いることは特に望ましく、この理由は全 ての反応生成物をFT−I Rユニットの光学的セル内に導入することができる ばかりでなく、揮発物の凝縮し得る留分を2ミクロン以下の大きさの液滴よりな る極めて望ましいエーロゾルめ形状に変換されるからでもある。これはヘリウム の高い熱伝導性と低い熱容量とによるものであり、これにより微細なミストの形 で急速な冷却および凝縮を生じる。いづれの場合においても、光学的システムに より、凝縮し得る揮発物を最も効果的に分析することができ、この理由は、その 揮発物がシステムの壁上に沈積するよりはむしろガス流とともに流れるからであ り、また、光の散乱が最小であるからである。光学的セルを100℃〜150℃ に維持することによって流体流中の全ての水分が蒸気の形でとどまることができ る。
それゆえに、本発明は固体および液体物質を高速度で分析して組成、構造、反応 機構および速度論およびその他に関する情報を与え得る新規な装置および方法を 提供することは明らかである。本発明の方法および装置は熱重量およびフーリエ 変換赤外分析の原理を高効率で望ましい方法で組合せており、典型的な不溶解性 炭化水素類の分析に特に好適である。試料の熱分解によって発生する生成物は分 析するのに理想的な形で光学的セル内に完全に導入される。近成および元素分析 を石炭について行なうことができ、同様の分析を本発明の方法および装置を用い て、他の物質について行なうことができ、そのような物質の発熱量、炭(cha r)反応性、活性中心密度、硫黄形態同定およびその他の特徴の決定を所望に応 じて行なうことができる。
FIG、 / 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)内部室(internal chamber)を有し、該内部室を通 じる通路(path)に沿って流体を流し得るように入口と、該入口と離間した 出口とを有している炉、(b)包囲空洞(enclosed cavity)を 有し、該空洞を通じる流体のための入口および出口を有しており、該セル空洞( cell cavity)が前記炉室(furnacechamber)とそれ らの前記入口および出口をそれぞれ経て実質的に直接連通している光学的分析セ ル、(c)前記炉室内に前記通路の一部を規定する部材を有するヒーターを含み 、該ヒーターが前記通路に沿って流れるガスを加熱するように構成され、温度制 御手段を含む加熱手段、および (d)秤(balance)およびこれに連動的に連結された試料ホルダーとを 含み、該試料ホルダーによって保持された物質を効率よく加熱し得るように該試 料ホルダーが構成され、前記ヒーター部材によって規定された前記通路部分に沿 う位置で前記炉内に前記試料ホルダーが前記秤から吊り下げられて前記通路部分 に沿って流れる流体を前記試料ホルダーに接触する前に前記ヒーター部材の温度 に実質的に予熱するのに十分な距離で前記室入口から離間されている秤量手段か ら構成され、前記ホルダー位置の近くから前記室出口および前記セル空洞入口に かけての前記炉の通路に沿って収縮(constricting)または乱流発 生が実質的に無い構造である分析装置。 2.前記室(chamber)が細長い大体矩形の形状であって垂直に配向され 、前記室への前記入口が下端近くに配置され、前記室からの前記出口が前記室の 上端に配置されている請求の範囲第1項記載の装置。 3.前記光学的分析セルが従属した加熱手段を有し、前記炉室の長さ方向軸に対 して実質的に垂直な軸に沿って前記空洞に電磁放射線を貫通させるように前記光 学的分析セルが構成されている請求の範囲第2項記載の装置。 4.前記セルが前記炉の上部に直接接続され、前記室出口および空洞入口が実質 的に同じ断面積を有し、前記炉空洞(furnace cavity)の前記軸 に対して実質的に垂直な方向に前記セルが細長く、前記入口および出口が両端に 隣接して、それぞれ前記空洞の底部および上部に配置されている請求の範囲第3 項記載の装置。 5.前記試料ホルダーの底部に隣接して配置される温度検出手段を付加的に含む 請求の範囲第1項記載の装置。 6.前記ホルダー内に維持される試料の重量変化を時間の関数として示す電気信 号を発生するように前記秤量手段が構成されている請求の範囲第1項記載の装置 。 7.通常の流体流の下流方向において前記試料ホルダー位置を越えて、前記通路 の途中に前記室への第2の入口を前記炉が有する請求の範囲第1項記載の装置。 8.前述した第1のヒーター部材と前記炉室の前記出口との間に配置され、該炉 室内の前記第1の通路に隣接して整列している第2の通路部分を規定する部材を 有する第2のヒーターを前記加熱手段が含み、前記第2のヒーター部材が前記第 2の通路部分に沿って流れる流体を加熱するように構成され、前記温度制御手段 が前記第1および第2のヒーターの温度を独立して制御するように構成され、前 記第2のガス入口が前記2つの通路部分の交点に実質的に配置されている請求の 範囲第1項記載の装置。 9.前記空洞を貫通する物質から組成データを得るように前記光学的分析セルに 連動的に接続されたフーリエ変換赤外分光計を付加的に含む請求の範囲第1項記 載の装置。 10.最小二乗最適化ルーチンによって前記秤量手段からの重量変化データを前 記セル空洞を貫通する物質からの定量的組成データと比較し、このようなデータ が前記分光計によって決定される吸収曲線に適用できる吸光係数を調節し、これ により前記装置の自己較正が可能となるようにプログラムされたコンピュータを 前記分光計が具え、前記秤量手段が前記ホルダー内の試料の重量変化を時間の関 数として示す信号を発生してこの信号を前記コンピュータに与えるように構成さ れている請求の範囲第9項記載の装置。 11.(a)分析すべき物質の試料を炉室内に支持する段階、 (b)前記炉室内の試料を加熱して試料の熱分解を行なう段階、 (c)前記試料と実質的に同じ温度に予熱されたキャリヤガスによって前記試料 を掃引(sweeping)する段階、 (d)前記熱分解中の試料の重量変化を時間の関数として監視する段階、 (e)前記炉室内の前記試料の熱分解によって生じた揮発物とキャリヤガスとの 混合物を光学的分析セルの空洞内に実質的に直接導入して前記揮発物の組成を時 間の関数として決定する段階、および (f)前記試料の分析のために動的重量変化データを動的組成データに相関させ る段階から成り、前記キャリヤガスの特性が前記光学的分析セル内の一般に行な われる温度において凝縮し得る前記混合物の実質的に全ての成分が前記光学的分 析セル内に入る際に約5ミクロンより小さい大きさの粒子に凝縮するものである 分析方法。 12.前記ガスおよび試料の温度が一定速度で上昇される請求の範囲第11項記 載の方法。 13.前記炉室内で前記ガスおよび試料を共通の熱エネルギー放射体によって加 熱し、前記試料を前記放射体に隣接して配置し、前記ガスを前記試料に接触する 前に前記放射体に沿って通過させて前記ガスを予熱して前記ガスおよび試料が最 初の接触点において実質的に同じ温度になるようにする請求の範囲第11項記載 の方法。 14.前記キャリヤガスがヘリウムであり、前記分析セルが水の凝縮を防止する ように約100℃〜150℃の温度に加熱され、前記ガス状の混合物が前記炉室 から出る際に急速に冷却されて前記セル空洞内の温度において凝縮し得る前記揮 発物の実質的に全ての留分を約2ミクロンより小さい粒子に凝縮させ、前記ガス 状の混合物が実質的に流れ収縮(flow−constricting)または 乱流発生のない構造によって層状流でエーロゾル(aerosol)の形態で前 記分析セル空洞内に流入する請求の範囲第11項記載の方法。 15.前記分析セル空洞に入る前に前記キャリヤガスと揮発物との前記混合物に 所定量の酸素を導入する付加的な段階を含み、前記酸素の量およびその流体が維 持される温度が前記揮発物の酸化を実質的に完全に行なわせるに十分なものとす る請求の範囲第11項記載の方法。 18.前記酸素を含む混合物が補助(supplementally)加熱され て前記の十分な温度を維持する請求の範囲第15項記載の方法。 17.前記酸素導入および前記補助加熱が同時かつ間歇的に開始および終了され 、これにより前記分析セルが前記揮発物を間歇的に酸化状態および未酸化状態で 受け入れる請求の範囲第16項記載の方法。 18.前記試料の実質的に完全な熱分解の後に、その残渣を効果的に酸化させる のに適当な条件下で前記残渣に酸素を導入する付加的な段階を含む請求の範囲第 11項記載の方法。 19.前記付加的段階を制御温度条件下で行なって前記残渣の反応性から成る評 価を可能とする請求の範囲第18項記載の方法。 20.前記制御温度条件が、前記残渣の温度を前もって定められた速度で、約2 50℃から少なくとも約900℃に漸進的に上昇されるものである請求の範囲第 19項記載の方法。 21.前記段階(e)において、前記揮発物組成の決定がフーリエ変換赤外分光 計によってなされる請求の範囲第11項記載の方法。 22.前記試料が実質的に既知の組成を有するものであり、前記監視段階(d) からの重量変化データが前記段階(e)の決定で得られる定量的データと比較さ れ、前記定量的データが決定される波数依存吸収曲線に適用できる吸光係数を調 節するのに利用される請求の範囲第21項記載の方法。
JP62506892A 1986-10-17 1987-10-16 熱重量分析システムおよび方法 Pending JPH01501171A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US920,846 1986-10-17
US06/920,846 US4824790A (en) 1986-10-17 1986-10-17 System and method for thermogravimetric analysis

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01501171A true JPH01501171A (ja) 1989-04-20

Family

ID=25444506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62506892A Pending JPH01501171A (ja) 1986-10-17 1987-10-16 熱重量分析システムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4824790A (ja)
EP (1) EP0289564A4 (ja)
JP (1) JPH01501171A (ja)
CA (1) CA1305613C (ja)
WO (1) WO1988002856A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5055264A (en) * 1988-11-08 1991-10-08 Cahn Instruments, Inc. Apparatus for directing the flow of condensable matter
CA2013789C (en) * 1990-04-04 1998-01-27 K. Nimalasiri De Silva Sample introduction system for spectrometers
US5165792A (en) * 1991-01-08 1992-11-24 Ta Instruments, Inc. Method and apparatus for high resolution analysis
WO1992019964A1 (fr) * 1991-04-24 1992-11-12 Elf Petroleum Norge A/S Analyseur de soufre total
US5204270A (en) * 1991-04-29 1993-04-20 Lacount Robert B Multiple sample characterization of coals and other substances by controlled-atmosphere programmed temperature oxidation
US6254828B1 (en) 1991-04-29 2001-07-03 Lacount Robert B. Fluid cell substance analysis and calibration methods
SE500480C2 (sv) * 1991-08-09 1994-07-04 Ahmad Reza Shirazi Sätt vid inaskning av fasta bränslen under låg temperatur
US5321719A (en) * 1993-05-26 1994-06-14 Ta Instruments, Inc. Thermogravimetric apparatus
FR2714182B1 (fr) * 1993-12-17 1996-03-01 Michel Bernard Procédé et dispositif pour l'analyse thermogravimétrique des substances et systèmes chimiques, en particulier des solides utilisant comme source de chaleur un flux radiatif.
FR2715228B1 (fr) * 1994-01-14 1996-04-12 Philippe Parsy Dispositif d'injection automatique de produits solubilisés ou dilués.
US6319717B1 (en) 1998-07-24 2001-11-20 Lacount Robert B. Thermal acid base accounting in mine overburden
US6903281B2 (en) * 2001-11-21 2005-06-07 Perkinelmer Instruments Llc Method and apparatus for reducing error when measuring minute quantities of weight
GB0131126D0 (en) * 2001-12-05 2002-12-11 Secr Defence Detection method and apparatus
US7059768B2 (en) * 2003-08-01 2006-06-13 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Standards for the calibration of a vacuum thermogravimetric analyzer for determination of vapor pressures of compounds
US6871998B2 (en) * 2003-08-01 2005-03-29 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for calibrating a vacuum thermogravimetric analyzer for determination of vapor pressures of compounds
US20050025212A1 (en) * 2003-08-01 2005-02-03 Carter Malika Dothresa Standards for the calibration of a vacuum thermogravimetric analyzer for determination of vapor pressures of compounds
US7435598B2 (en) * 2003-11-10 2008-10-14 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Catalyst testing apparatus and process
FR2869688B1 (fr) * 2004-04-28 2006-07-14 Inst Francais Du Petrole Methode et dispositif pour determiner des caracteristiques petrolieres de sediments geologiques
CN101501489A (zh) * 2006-07-14 2009-08-05 埃克森美孚研究工程公司 催化剂和催化剂体系的快速连续实验
DE102006049349B4 (de) * 2006-10-19 2010-12-02 Iav Gmbh Ingenieurgesellschaft Auto Und Verkehr Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Gebrauchseigenschaften eines Schmiermittels
FR2937737B1 (fr) * 2008-10-29 2010-11-12 Inst Francais Du Petrole Methode et dispositif pour la caracterisation et la quantification rapides de soufre dans des roches sedimentaires et dans des produits petroliers
DE102009037729A1 (de) * 2009-08-17 2011-02-24 Linseis Meßgeräte GmbH Analysiervorrichtung und Verfahren zum Analysieren einer Probe
US9638630B2 (en) * 2013-11-21 2017-05-02 TOTAL Gas Detection Ltd. Methods and devices for analyzing gases in well-related fluids using fourier transform infrared (FTIR) spectroscopy
EP2878947A1 (en) * 2013-12-02 2015-06-03 Geoservices Equipements Isothermal analysis system and method
CN105181515B (zh) * 2015-10-19 2017-12-12 广东电网有限责任公司电力科学研究院 检测锅炉炉膛内煤粉燃烧动力特性的方法和系统
US10267719B2 (en) * 2017-04-24 2019-04-23 Jose Maria Las Navas Garcia Method for automatic thermogravimetric volatile analysis of coal and coke
CN109580413B (zh) * 2017-09-28 2021-04-23 宁海德宝立新材料有限公司 一种二元混合物的红外光谱分析方法及其应用
CN110631947A (zh) * 2019-09-23 2019-12-31 云南省烟草质量监督检测站 一种测定造纸法再造烟叶中碳酸钙含量的方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3167396A (en) * 1961-02-27 1965-01-26 Coleman Instr Corp Analytical combustion train
US3186801A (en) * 1962-06-04 1965-06-01 American Instr Co Inc Pyrolyzer assembly
US3173762A (en) * 1963-02-25 1965-03-16 Machlett Lab Inc Pyrolysis device
US3281597A (en) * 1965-09-23 1966-10-25 Greenberg Melvin Infrared device for measuring steam quality
DE1912526A1 (de) * 1969-03-12 1970-10-01 Koch Dr Walter Verfahren und Vorrichtung zur Bildung gasfoermiger Analyseprodukte durch Erhitzung des Probematerials
US3861874A (en) * 1973-03-07 1975-01-21 Shell Oil Co Total recovery thermal analysis system
US3985505A (en) * 1974-11-21 1976-10-12 Leco Corporation Combustion system
US4106908A (en) * 1977-04-12 1978-08-15 Labofina S.A. Method for the determination of the organic carbon content in mineral-containing materials
US4094797A (en) * 1977-08-01 1978-06-13 Basf Wyandotte Corporation Oxidation stable fiber lubricant
US4150951A (en) * 1977-09-19 1979-04-24 The Aerospace Corporation Measurement of concentrations of gaseous phase elements
DE2755587C2 (de) * 1977-12-14 1988-12-01 Verein zur Förderung der Gießerei-Industrie, 4000 Düsseldorf Einrichtung zur Schnellbestimmung der Bindungsformen von Gasen, wie Sauerstoff oder Stickstoff in festen oder flüssigen kleinen Metallproben
US4554132A (en) * 1979-03-19 1985-11-19 Cem Corporation Analytical apparatus for determining volatiles, solids, and solvent extractables in a sample
US4244917A (en) * 1979-05-09 1981-01-13 Conoco, Inc. Sample pyrolysis oven
FR2472754A1 (fr) * 1979-12-28 1981-07-03 Inst Francais Du Petrole Methode et dispositif pour determiner notamment la quantite de carbone organique contenue dans un echantillon
US4331445A (en) * 1981-04-03 1982-05-25 Internorth Reduction of spontaneous combustion of coal
US4652755A (en) * 1985-01-10 1987-03-24 Advanced Fuel Research, Inc. Method and apparatus for analyzing particle-containing gaseous suspensions

Also Published As

Publication number Publication date
EP0289564A4 (en) 1990-05-14
CA1305613C (en) 1992-07-28
US4824790A (en) 1989-04-25
EP0289564A1 (en) 1988-11-09
WO1988002856A1 (en) 1988-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01501171A (ja) 熱重量分析システムおよび方法
US7968055B2 (en) Device and method for continuous measurement of concentrations of tars in a gas flow
CN109983338B (zh) 烃燃料气体组成和性质的测量
US7787123B2 (en) Two line gas spectroscopy calibration
Solomon et al. FT-IR emission/transmission spectroscopy for in situ combustion diagnostics
US6780378B2 (en) Method for measuring concentrations of gases and vapors using controlled flames
Mitchell et al. On the temperature and reaction rate of burning pulverized fuels
WO2007001384A9 (en) Flammability tester
Mulholland et al. The effect of scale on smoke emission
CN106066314B (zh) 一种碳氢燃烧火焰中气相碱金属浓度的检测方法
Vattulainen et al. Experimental determination of SO2, C2H2, and O2 UV absorption cross sections at elevated temperatures and pressures
CN101131355B (zh) 一种快速测定固体催化剂碳含量的方法
JP2008540804A (ja) 分解炉バーナのための過剰空気制御
Hartinger et al. Determination of flue gas alkali concentrations in fluidized-bed coal combustion by excimer-laser-induced fragmentation fluorescence
Yu et al. Tunable diode laser absorption spectroscopy for open-path monitoring gas markers in fire combustion products
FI107839B (fi) Laitteisto hiilituotteiden analysoimiseksi
Liu et al. Multi-wavelength UV imaging detection system applied for varying environmental conditions: Detection of SO2 as an example
Lackner et al. In situ laser measurements of CO and CH4 close to the surface of a burning single fuel particle
US20140221718A1 (en) Excess air control for cracker furnace burners
Haselsteiner et al. An in situ optical gas phase analysis approach for TGA: Its assessment and application
Lackner et al. Carbon conversion of solid fuels in the freeboard of a laboratory-scale fluidized bed combustor—application of in situ laser spectroscopy
Ravishankar et al. Spatial emission characteristics of a capillary-burner excitation source for a flame infrared emission (FIRE) radiometer
Brady Infrared Analysis of Butadiene
Hattman et al. Solid and gaseous fuels
Sampson Mamphweli et al. Performance monitoring system for a biomass gasifier