JPH01500644A - ゴムバンド縫付用のミシン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゴムバンド縫付用のミシン 本発明は請求項１の前文に記載するゴムバンド縫付用のミシンに関する。

ドイツ公開特許ＦＭＤＨ−Ｏ３３４１０１８１号に記載されたミシンは請求項１ の前文の構造を有し、ゴムバンド切断用の分離装置を制動装置と押え金との間に 設ける。このミシンは更に追加の制動装置を分離装置と押え金との間に設け、駆 動装置を有する。この追加の制動装置はゴムバンドの装入間は非作動であり分離 装置の作動前に直接作動して切断される張力下のゴムバンドの後端を把持する。

切断されるゴムバンドの衣料の後端を把持した後に、ゴムバンドの前端を押え金 の入口開口に導入するために次に衣料と共に下降して送り歯に前進する必要があ る。この状態は、各ゴムバンドの無端の弾性の環状部の形成の度に押え金の入口 開口で行う必要があり、著しい作業損失を形成する。

上述の問題点に鑑み１本発明の目的は前述の形式のミシンを改良し、各装入ゴム バンドの後端を切断した後にゴムバンドを押え金の入口開口に新たに導入する必 要のないミシンとする。

上記目的を達成するための本発明によるゴムバンド縫付用のミシンは請求項１の 特徴部分に記載される。

本発明によって、各縫付けられたゴムバンドの後端を切断した後に供給源からの ゴムバンドの前端は押え金内に残り、新たに押え金内に導入する必要はない。

請求項１の実施例並びに他の利点は請求項２以下に記載される。

本発明を例示とした実施例並びに図面について説明する。

第１図は本発明のミシンの要部の説明図、第２ａ図第２ｂ図はゴムバンド切断用 の分離装置の説明図である。

第１図に線図として示すミシンは弾性織物材料製の衣類の環状端部にゴムバンド を縫込み、無端の弾性環状部を形成するために好適である。縫製材料の下部支持 となる基板１０はミシンのスタンドと強固に結合する。基板１０の開口内には縫 製材料の送りのための送り歯１２を既知の通りに可動に取付ける。基板１０には 更に針１６を受ける開口１４を有する。送り歯１２と針１６との電気的駆動装置 は既知の構成とし、ｖｉ明を明瞭にするために省略する。押え金１８はミシンの スタンド内で基板ｌＯに直角方向に上下に可動に支承する。押え金１８の駆動の ために空気圧シリンダ２０をミシンのスタンドに固着しピストンロフトを押え金 １８に連結する。押え金１８の前部にゴムバンド２４の入口開口２２を有し、バ ンドは図示しない供給源から供給される。押え金１８内にゴムバンドの切断のた めの分離装置２６を有し、この構造は後述する。

第２ａ　、　２ｂ図に示す通り１分離装置２６は円筒３０を有し、ケース３２内 に回動可能に支承する。ケース３２は押え金１８に回転しない取付とし、直径方 向に貫通するスリット３４．３６を形成し、押え金１８の入口開口２２又は出口 開口に一致する。押え金１８に所要の出口開口のない場合はケース３２のスリッ ト３６によって形成する、円筒３０に通路３８を貫通させ、この壁部は入口側が 漏斗状に拡大する。明らかに通路３８の出口側は円筒３０の所定の角度の場合の みにケース３２の出口スリット３６に一致し、これに対して通路３８の入口側は 拡大したため円筒３０の大きな角度範囲に亘ってケース３２の入口スリット３４ に一致する。押え金１８内にナイフ４０を取付け、切断刃はケース３２の出口ス リット３６の付近とする０円筒３０をケース３２に対して回動させるために、ミ シンのスタンド内に空気圧シリンダ４２を取付け、ピストンロフト４４が円筒３ ０の半径方向に延長した腕に回動可能に連結する。ピストンロフト４４は押え金 １８の基板１０に対する上下運動に際して円［３０が殆ど回動しない連結とする 。

これによって０図示しない供給装置から供給されるゴムバンド２４は送り歯１２ と押え金１８との間に導入された織物材料４６に針１６によって縫付けられる。

このために、押え金１８上のある距離に制動装置４８を取付け、同時に案内装置 の役割も行う、制動装置４８はゴムバンド２４を挟持する２個の挟持部材５０． ５２を含む。

ゴムバンド２４の導入開口を有する挟持部材５２は２本腕レバーの構成とし、挟 持部材５０に回動可能に連結する。挟持部材５２は圧縮ばね５４の力によって挟 持部材５０に押圧される。圧縮ばね５４の予圧力は開節可能とし９両挟持部材５ ０．５２が中間を案内されるゴムバンド２４に作用する制動力、即ちゴムバンド ２４の張力を夫々の用途に応じて適合させる。押え金１８と反対の可動挟持部材 ５２の自由端は空気圧シリンダ５６のピストンロフトと回動可能に連結し、シリ ンダの他端は挟持部材５０に結合する。空気圧シリンダ５６のピストンロフトを 引込めれば可動の挟持部材５２は圧縮ばね５４の力に抗して回動してゴムバンド ２４を解放し自由にすることができる。

第１図に示す通り、挟持部材５０は織物材料４６の案内方向に関して押え金１８ の後方で、はぼ同じ高さでミシンのスタンドに回動可能に枢支する。この構成に よって挟持部材５０の自由端は回動に際して押え金１８の入口開口２２とほぼ同 じ方向に動く、挟持部材５０の回動のために、ミシンのスタンドに枢支した空気 圧シリンダ５８のピストンロフトを挟持部材５０の枢支点からある距離で回動可 能に連結する。

基板ｌＯに圧縮空気ノズル６０を取付け、押え金１８の前端に向けて押え金１８ の下側に傾斜して取付ける。ノズル６０からの圧縮空気は、上げた押え金１８か ら出るゴムバンド２４の前端を後方に送り歯１２に向ける。圧縮空気ノズル６０ を圧縮空気源に連結する導管に図示しない電磁弁を介挿し、押え金１８が上げた 位置にある時に導通させる。圧縮空気ノズル６０は基板ｌＯに取付ける必要はな く、他の位置としゴムバンドの自由端が圧縮空気流によって後方に押え金の下側 に沿って動くようにする。

空気圧シリンダ２０，４２．５６．５８は図示しない導管によって１個の圧縮空 気源に連結する。この導管に夫々電磁弁を介挿し９作業者が個々の足踏スイッチ によって制御する０足踏スイッチの作動は、空気圧シリンダ４２．５８の電磁弁 の開閉を同時に行い。

空気圧シリンダ５６．２０の電磁弁の開閉を同時に行はせる。これは簡単な作動 であり、空気圧シリンダ４２．５８への導管に絞り弁を介挿する。

上述のミシンの作動について説明する。

最初に、押え金１８は上部位置にあり、枢支した制動装置４８は下降位置にあり １分離装置２６は非作動位置にあり、ゴムバンド２４の自由端は押え金１８の下 に突出すると仮定する。この場合。

圧縮空気ノズル６０は押え金１８の上部位置のため圧縮空気源に連通し、押え金 １８の下から突出したゴムバンド２４を押え金の下を後方に動かす０足踏みスイ ッチの所要の作動によって１次に空気圧シリンダ２０に圧縮空気を供給し、押え 金１８を下降させてゴムバンド２４を基板１０上の織物材料４６に押圧して保持 する。この足踏みスイッチの作動とほぼ同時に、ある遅れで、空気圧シリンダ５ ８に空気圧を供給され全体の制動装置４８が押え金１８から上方に回動し、この ため、ゴムバンド２４の前端部に張力が作用する。押え金１８と制動装置４８が この位置を保ち１足踏みスイッチの作動で送り歯１２と針１６の作動を開始させ 、引張状態のゴムバンド２４は織物材料４６に縫付けられる。ここで制動装置４ ８が係合し、即ち可動の挟持部材５２が圧縮ばね５４の力で挟持部材５０に押圧 されてゴムバンド２４の導入を制動して引張状態で導入する。

織物材料４６で衣料の環状端部例えば水着の脚部等を形成するにはこの方法で弾 性環状部を形成する。

材料に縫付けられたゴムバンドが供給されるゴムバンドの前端に重なる直前に、 前端が押え金１８の前端に見えた時に９足踏みスイッチの所要の作動によって空 気圧シリンダ５６に圧縮空気を供給して制動装置４８を戻し、供給されるゴムバ ンド２４の前端部を無張力とする。この足踏みスイッチの作動に続いて空気圧シ リンダ４２は所定の遅れの後に圧縮空気を供給され１円筒３０はケース３２に対 して分離装置２６を第２ａ図の位置から第２ｂ図の位置に回動させる０円筒３０ の通路３８内にあるゴムバンドはこのためナイフ４０の刃に押圧されて切断され る。ゴムバンド２４の無張力の後端部は織物材料４６に縫付けられ、引張状態で 縫付けられた前端部に重なる。ナイフ４０と針１６との間の距離は小さく、実際 上は２０ｍｍ以下であり、ゴムバンドの重なりは著しく小さく、材料節約となる 。縫付過程を終了し衣類の無端の弾性環状部が形成された。

足踏みスイッチの所要の作動によって、送り歯１２と針１６の作動を停止し１分 離装置２６は亦作動となり、制動装置４８は作動位置に戻る０足踏みスイッチの 所要の作動によって、空気圧シリンダ２０．５８に圧縮空気を供給し、押え金１ ８を上げ、制動装置４８は所定の遅れの後に下に回動する。このため前は押え金 円にあったゴムバンド２４の前端部が下方に押え金から突出し、ノズル６０から 吹出す圧縮空気によって押え金の下側を後方に向う、ここでミシンは無端の弾性 環状部を形成するための新しい縫製の準備完了となる。

上述の実施例とは別に９分離装置を作動する空気圧シリンダは押え金用の回動腕 に取付は得る。この場合は空気圧シリンダは回動腕と押え金の凡ての動きを行う 間分離装置に影響を生じない。

この変型の図示の実施例に対する利点は、押え金の前後両側が自由になる点であ る０作業者は縫製過程を妨害な（目視で行い、材料は指で直接押え金に供給でき る。このため、材料縁部の長さに沿うゴムバンドの縫付は極めて正確になる。

ψ ｎコ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．弾性織物材料の衣類の管状端部にゴムバンドを縫付けて無端の弾性環状部を 形成するためのミシンであって，縫外と，縫製材料を基板に押圧しゴムバンドの 入口閉口を有し基板に対して動力で上下可能とした押え金と，縫製材料の搬送の ために基板に取付けた送り歯と，ゴムバンドを押え金に導入する導入装置と，ゴ ムバンドの導入運動に反対方向に作用しゴムバンドを挟持する２個の挟持部材を 有する制動装置と，制動装置と縫針との間でゴムバンドの切断のための動力駆動 の分離装置とを設けたものにおいて， 上記分離装置（２６）は押え金（１８）の入口開口（２２）の後方の押え金内に 取付けられ， 制動装置（４８）が分離装置（２６）の作動の前に直接両挾持部材（５０，５２ ）の間隔を広くするための駆動装置（５６）を有するゴムバンド縫付用のミシン 。 ２．請求の範囲１に記載の発明において，押え金（１８）内に取付けた分離装置 （２６）が押え金（１８）内に回転可能に支承せられ直径方向の導入スリット（ ３８）付の円筒（３０）と，押え金（１８）に固着したナイフ（４０）と，円筒 （３０）を回転させる駆動装置（４２）とを含むミシン。 ３．請求の範囲１又は２記載の発明において，ゴムバンド（２４）の送り方向を 押え金（１８）の下側に向ける圧縮空気ノズル（６０）を含むミシン。 ４．請求の範囲１，２又は３記載の発明において，分離装置（２６）作動のため 及び制動装置（４８）の装入解放のための駆動装置（４２，５６）を同時に制御 可能とするミシン。 ５．請求の範囲４記載の発明において，前記駆動装置（４２，５６）を足踏スイ ッチで制御可能とするミシン。 ６．請求の範囲１，２，３，４又は５記載の発明において，前記制動装置（４８ ）を押え金（１８）に対して距離変更可能に取付け，制動装置（４８）に第２の 駆動装置（５８）を設けて押え金（１８）に対する近接離間を行うミシン。 ７．請求の範囲１記載の発明において，前記制動装置（４８）の押え金（１８） に対する動きを制御する制御装置を含むミシン。 ８．請求の範囲１又は２記載の発明において，前記押え金（１８）の上下のため 及び制動装置（４８）の上下のための駆動装置（２０，５８）を同時に制御可能 とするミシン。 ９．請求の範囲８記載の発明において，前記駆動装置（２０，５８）を足踏スイ ッチで制御可能とするミシン。