JPH0148042B2 - - Google Patents

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JPH0148042B2
JPH0148042B2 JP4607382A JP4607382A JPH0148042B2 JP H0148042 B2 JPH0148042 B2 JP H0148042B2 JP 4607382 A JP4607382 A JP 4607382A JP 4607382 A JP4607382 A JP 4607382A JP H0148042 B2 JPH0148042 B2 JP H0148042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
sample
circulation passage
degassing
pot
Prior art date
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Expired
Application number
JP4607382A
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English (en)
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JPS58163409A (ja
Inventor
Yoshihiro Yamakawa
Masahiro Furuno
Shigeru Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GASUKURO KOGYO KK
Original Assignee
GASUKURO KOGYO KK
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Publication date
Application filed by GASUKURO KOGYO KK filed Critical GASUKURO KOGYO KK
Priority to JP4607382A priority Critical patent/JPS58163409A/ja
Publication of JPS58163409A publication Critical patent/JPS58163409A/ja
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶存ガス等の分離導入方法及び装置に
関するものである。
水、オイル、有機溶媒中の溶存ガス、液中の揮
発性物質の分析方法は種々提案されている。即ち
ハイヤルビンに検体を注入し気液平衡になつた後
気相部をガスタイトシリンジでガスクロマトグラ
フに注入するヘツドスペース法があるが、これは
検体のサンプリング後ハイヤルビン注入までに汚
染の虞れがあり又一定温度で気液平衡になるまで
長時間かゝること高沸点成分は感度が低下する等
の欠点がある。又検体をシリンジで一定量脱気セ
ルに注入し、キヤリヤーガスでバブリングさせ試
料中に溶存するガスを全量カラムに導入する方法
は以前から本出願人の実施する処であるが、脱気
に使用されるキヤリヤーガスは数10ml/mm程度で
あり、O2・N2等の無機ガスは良いが沸点の高い
成分は脱気に時間がかゝり、カラムに導入される
際サンプルバンドが広がり、分離が悪くピークの
形状も悪くなります。又粘性の高い検体の場合、
バブリングに必要な圧力が大きく、この圧力損失
がキヤリヤーガスの流量を乱すためにベースライ
ンのシヨツクが大きく出る欠点がある。又検体を
N2等の不活性ガスでバブリングし、出てくる溶
存ガスをポーラスポリマービーズ、活性炭、モレ
キユラーシーブ等の充填されたトラツプで捕集、
濃縮し、その後トラツプから加熱脱着又は溶媒に
より脱着させガスクロマトグラフに導入する方法
が提案されているが、この場合、トラツプに入れ
る充填剤は、保持能力が試料によつて異なるため
多成分から成る脱気ガスを分析する場合は、充填
剤の選択が難かしく、又多くの濃縮管を用意しな
ければならない。更に上記何れの方法に於てもサ
ンプルをハイヤルビン、脱気セルに注入する手作
業があるため完全自動は困難である。
そこで本発明に於てはこれら各方法に於ける欠
点が溶存ガス等の分離導入時の操作に起因するも
のであること及び後二者の場合バブリングによつ
て出てくる溶存ガスを全量直ちにカラムに導入し
て了うことによつて起る点に鑑みサンプルの分離
導入を自動的に為しうる様にし且つ検体より脱離
された溶存ガスを検量管或は濃縮管と脱気セル間
を循環させることにより極めて効率よく溶存ガス
を捕捉し精密な測定を可能にしたものである。
以下図に示す実施例により本発明を詳細に説明
すると、1は水その他の導管で、その一部に六方
コツク等を使用するサンプリングコツク2に連通
する連通管3に設けてある。サンプリングコツク
2に於て連通管3と隣接してベント4と検量管5
を設置したループ6への切換口21,22、ループ
6間にコツク7コツク8への切換口23,24
夫々設けてある。コツク7は三方コツクで連通管
9を接続し、該連通管9にはソレノイドバルブ1
0或はソレノイドバルブ11及びバツク12を介
して夫々不活性ガス例えばN2供給管に連結して
ある。13はベローズポンプで、一方は三方コツ
ク7に、他方は六方コツク14にライン15、同
16により接続してある。17は脱気ガス収集部
で、検量管又は濃縮用トラツプを用い六方コツク
14に接続してある。18はキヤリヤーガス回路
で六方コツク14への送入路181・送出路182
より成る。19は再端を六方コツク14に直結し
た連通管でその中間に検量管等17を設けてあ
る。20は脱気セルで、恒温槽21内に収納さ
れ、下端にはソレノイドバルブ22を介してドレ
イン23或はソレノイドバルブ24、真空ポンプ
25を介してドレイン26に夫々接続している。
27はベローズポンプ13の保護ラインで、一端
はベローズポンプ13に他端はソレノイドバルブ
28を介してエアー供給口29とソレノイドバル
ブ30を介して真空ポンプ25のライン31に接
続してある。コツク8は連通路32によつて脱気
セル20と連通路33によつて六方コツク14に
夫々連通せしめられている。34は恒温槽で脱気
ガス収集部17、コツク8、六方コツク14等を
収納させてある。
次いでその使用方法及び作動について説明すれ
ば、先づ第1図の如き状態にて真空ポンプ25を
作動させると、ライン31、脱気セル20、連通
路32、コツク8、連通路33、六方コツク1
4、脱気ガス収集部17、ライン16、ライン1
5、三方コツク7、サンプリングコツク2、コツ
ク8の循環通路が形成されており、真空ポンプ2
5により高真空に引き該循環通路中に残留するガ
スをドレイン26より排出せしめる。それと同時
に或はその前後でもよいが、水導管1より連通管
3を介して検体が導入され、サンプリングコツク
2の切換口22、ループ6を介して検量管5にチ
ヤージされ他はベレト4より排出されている。検
量管5に検量体がチヤージされたとき、サンプリ
ングコツク2を切換えると、連通管3、ベント4
が連通し水導管1より流入する検体は放出され
る。一方ループ6は切換口24、コツク8、連通
路32を介して脱気セル20に連通するが、脱気
セル20内は真空になつているため検量管にチヤ
ージされた検体は脱気セル20に移動する。その
後ソレノイドバルブ11を開くと、バツグ12に
収容しているN2ガスが、連通管9三方コツク7
からサンプリングコツク2に入り切換口23,22
を経てループ6に至り検量管5その他配管に残留
する検体を押し流しながら前記循環通路が大気圧
になるまで入ります。(第2図示)そこでソレノ
イドバルブ24を閉じ、ソレノイドバルブ28を
開いてベローズポンプ13を保護しつゝベローズ
ポンプ13を作動させると、N2ガスはライン1
5から三方コツク7、サンプルコツク2、コツク
8を介して脱気セル20に入りバブリングにより
脱気される。脱気された検体は連通路32、コツ
ク8、連通路33を経て六方コツク14に入り脱
気ガス収集部17に濃縮される。更にベローズポ
ンプ13に戻り循環通路を循環せしめられるうち
に脱気ガス収集部17にその通過毎にチヤージさ
れて行き検体中に溶存のガスは全量捕捉される
(第3図示)。そこで六方コツク14を切換えると
キヤリヤーガス送入路181と連結管19及び連
結管19一端とキヤリヤーガス送出路182が連
通しキヤリヤーガスにより脱気ガス収集部17中
の試料ガスはガスクロマトグラフ(図示せず)に
送られる。一方ソレノイドバルブ22を開放し、
三方コツク7を切換え、且ソレノイドバルブ11
を閉じソレノイドバルブ10を開放すると、N2
ガスは連通管9三方コツク7、サンプリングコツ
ク2、ループ6、検量管5、コツク8、連通路3
2、脱気セル20に送られ残留検体をドレイン1
3に排出させ同時に脱気セル20内を洗浄する
(第4図示)。又脱気ガス収集部17に対応して分
光光度計35を設置し分光光度計による試料の分
析を為すことが出来る。この分光光度計35は赤
外、紫外、螢光の各種分光光度計を使用できるこ
と勿論である。この場合、分光光度計35による
分析とガスクロマトグラフによる分析を同時に行
なうことが出来、両者の対比分析が可能である。
更に脱気ガス収集部17をライン16に接続
し、該ライン16に連通路33を連結して六方コ
ツク14、ガスクロマトグラフへの接続口たるキ
ヤリヤーガス回路18を除外して脱気ガス収集部
17に試料ガスをチヤージさせて脱気ガス収集部
17に対応して分光光度計35を設置し、それに
よる分析のみを行なうことが出来る。この分光光
度計35は前記の如く赤外、紫外、螢光の各種の
ものを使用できること勿論である。
上記の如き本発明によれば水、有機溶媒、トラ
ンスオイル等の検体は循環通路中の循環により溶
存しているガスが脱気され確実に濃縮管、検量管
等の脱気ガス収集部にチヤージされるため極めて
精度の高い試料収集が行われる。沸点の高い成分
でもサンプルバンドの広がりがなく分離がよいの
でピーク形状もよい。又粘性の高い検体でもキヤ
リヤーガスとの接触は断たれているのでベースラ
インへの影響はないので精度の高い分析が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例ブロツク回路図、第2
図乃至第4図は同上作動状態説明図。 1……導管、2……サンプリングコツク、5…
…検量管、7,8……コツク、12……バツグ、
13……ベローズポンプ、14……六法コツク、
17……脱気ガス収集部、18……キヤリヤーガ
ス、20……脱気セル、21……恒温槽、25…
…真空ポンプ、34……恒温槽、35……分光光
度計。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脱気セル及び脱気ガス収集部と連通させ且密
    封自在と為した循環通路を構成させると共に該循
    環通路内を強制的に循環される不活性ガスにより
    脱気セルに導入した検体中の溶存ガスを脱気し脱
    気ガス収集部に順次充填させることを特徴とする
    溶存ガス等の分離導入方法。 2 循環通路にサンプリングコツクを接続しサン
    プリングコツクに連通させた検量管に検体導入後
    該検量管を循環通路に連通自在と為すことを特徴
    とする特許請求の範囲1の方法。 3 脱気セル及び脱気ガス収集部と連通させ且密
    封自在と為した循環通路を構成させると共に該循
    環通路に不活性ガス供給路、ベローズポンプ等の
    強制循環器、検量管を夫々設けたことを特徴とす
    る溶存ガス等の分離導入装置。
JP4607382A 1982-03-23 1982-03-23 溶存ガス等の分離導入方法及び装置 Granted JPS58163409A (ja)

Priority Applications (1)

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JPS58163409A JPS58163409A (ja) 1983-09-28
JPH0148042B2 true JPH0148042B2 (ja) 1989-10-17

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