JPH0147660B2 - - Google Patents

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JPH0147660B2
JPH0147660B2 JP57011912A JP1191282A JPH0147660B2 JP H0147660 B2 JPH0147660 B2 JP H0147660B2 JP 57011912 A JP57011912 A JP 57011912A JP 1191282 A JP1191282 A JP 1191282A JP H0147660 B2 JPH0147660 B2 JP H0147660B2
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JP
Japan
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strut
shoe
drum brake
shoes
wear
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JP57011912A
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English (en)
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JPS57146921A (en
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Myusuka Zeraaru
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DBA SA
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Publication date
Application filed by DBA SA filed Critical DBA SA
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Publication of JPH0147660B2 publication Critical patent/JPH0147660B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D51/00Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like
    • F16D51/16Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis
    • F16D51/18Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis with two brake-shoes
    • F16D51/20Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis with two brake-shoes extending in opposite directions from their pivots
    • F16D51/24Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis with two brake-shoes extending in opposite directions from their pivots fluid actuated
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/54Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment
    • F16D65/546Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment for mounting within the confines of a drum brake

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドラムブレーキに関するものである。
本発明は特に、摩擦要素を有する2個のシユー
が回転自在に支持されている支持板を具え、上記
シユーが、その隣接する端部間に介装されたブレ
ーキモータによつて、回転しているドラムに摩擦
的に係合せしめられるように構成されており、更
に上記シユーの同一端部間に配設されて、摩耗補
償装置を介し上記シユーの少くとも一方と協働す
るストラツトを具えたタイプのドルムブレーキに
関する。
このタイプのドラムブレーキにおいては、摩擦
要素の摩耗に比例して、シユーがストラツトを駆
動し同ストラツトをドラムの回転軸線に接近させ
る傾向がある。ブレーキ装置の中央部分を横切つ
てハブが設けられ、同ハブ上にドラム及び車両の
車輪が固定されているので、ストラツトがこのハ
ブの方向に移動すると回転しているハブに接触す
る可能性があり、そして上記ストラツトの移動は
摩耗した摩擦要素の厚さが大きくなるにつれて大
きくなる。ストラツトとハブとの間の接触によつ
て二つの大きな不利益が生ずる。その一は、スト
ラツトの移動がハブによつて制限されることによ
り、ブレーキの不正作動が発生するかも知れない
ことであり、その二は、ストラツトとハブとの間
の摩擦によつて、ストラツト又はハブの何れかが
摩耗してしまい破損する可能性があることであ
る。
本発明は、上述したタイプのブレーキ装置にお
ける上述したような不利益を回避するために提案
するもので、上記ストラツトを、摩擦要素の摩耗
状態の如何にかかわらず、初位置に対して略一定
の位置に維持する装置を具備しているものであ
る。
この目的のため、本発明は、摩擦要素を有する
2個のシユーがその上に回転自在に支持されてい
る支持板を具え、上記シユーが、その第1の隣接
端部間に配設されたブレーキモータによつて回転
しているドラムに摩擦的に係合せしめられるよう
に構成され、又上記シユー間に配設されて摩耗補
償装置を介し上記シユーの少くとも一方と協働す
るように設けられたストラツトを具え、上記摩耗
補償装置は上記摩擦要素の摩耗が大きくなればそ
れだけ上記シユー間の距離を大きく維持するよう
に構成されたものにおいて、上記ストラツトをブ
レーキモータから略一定距離に保持する装置を具
れ、同距離保持装置は、その一方が上記シユーの
一方に連結され、又他方が上記ストラツトに連結
された傾斜面と突起とからなり、同傾斜面と突起
が上記両シユーの相対変位によつて協作動するよ
うに構成されていることを特徴とるドラムブレー
キを提案するものである。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
先づ第1図及び第2図に示す本発明の第1実施
例において、ドラムブレーキは図示しない車両の
固定部分に組み合わされた支持板10を具えてお
り、同板上に摺動可能に2個のブレーキシユー1
2及び14が装架され、各シユー上に摩擦要素1
6及び18が支持されている。総括的に符号20
で示されたブレーキモータがシユー12及び14
の第1端部22,24間に配設されている。又、
総括的に符号26で示されたアンカーブロツクが
シユー12及び14の第2の端部28,30間に
配設されている。ストラツト32がブレーキモー
タ20に近接して設けられ、スプリング34がシ
ユー12を付勢して、同シユー上に形成されたノ
ツチ36を介し、上記ストラツト32に当接させ
る。同様に、スプリング34はシユー14を付勢
し、摩耗補償装置38を介し、上記ストラツト3
2に当接させる。
摩耗補償装置38は、シユー14のウエブ上に
リベツトあるいはその同効物によつて形成された
枢軸42に回動自在に支承されたポウル40を具
えている。ポウル40の端部は、トーシヨンスプ
リング44の作用により、可動要素即ちレバー4
8の端部に形成された歯付セクタ46に接触せし
められ、又同レバー48は、リベツトあるいはそ
の同効物によつてシユー14のウエブ上に形成さ
れた枢軸50に回動自在に装架されている。摩耗
補償装置38は、ストラツト32上に装架された
突起即ちこの実施例では円筒状の割りピン52に
よつて作動せしめられ、又第2図に示す接近通路
(アプローチパス)Jを経たのち、レバー48上
に設けられた突起54と協働することができる。
スプリング56がストラツト32をシユー12と
係合させ、摩耗補償装置38の作動を許容する。
ストラツト32は同ストラツトをブレーキモー
タ20から略等しい距離に維持する装置を具えて
おり、同装置はストラツト32上に形成された腕
58からなり、同腕には直線状のノツチ62によ
つて傾斜面60が形成されている。傾斜面60
は、シユー14上に形成された突起即ちこの実施
例では孔66内に装架された割ピン64と協働す
ることができる。
上述したブレーキ装置の作動は次の通りであ
る。休止位置において、ブレーキ装置の各部材は
第1図及び第2図に示す位置にある。ブレーキモ
ータ20によつてブレーキ作動が開始されると、
同ブレーキモータがシユー12及び14を互に離
隔させるように付勢し、摩擦要素16及び18を
回転しているドラム(図示せず)に係合させる。
このとき、シユー12及び14は夫々の端部28
及び30でアンカーブロツク26上に碇留してい
る。もし、摩耗補償が必要になると、レバー48
が突起54を介し円筒状の割ピン52によつて付
勢され、ポウル40が歯付セクタ46上を1歯又
はそれ以上跳び、かくして両シユーの端部22及
び24間の距離がブレーキモータ20の作動開始
前より大きくなる。スプリング56は、シユー1
2上に形成されたノツチ36にストラツト32を
当接させて保持するのに充分な力をもつている。
車両の前進中におけるブレーキドラム(図示せ
ず)の回転方向を矢印Aで示すと、シユー12は
引張りシユーであり、シユー14は圧縮シユーと
なつて、ブレーキ装置はフローテイングシユータ
イプのものである。
この形式のブレーキ装置では、摩擦要素が摩耗
しているとき、引張りシユー12の端部22は第
1図において右方かつ上方に変位し、他方圧縮シ
ユー14の端部24は同図において右方かつ下方
に変位することが確認されている。同様に、シユ
ー12の摩擦要素16の摩耗はシユー14の摩擦
要素18の摩耗より明らかに少なく、この結果、
第1図においてシユー12の端部22の上方への
変位はシユー14の端部24の下方への変位より
明らかに小さいことが確認されている。シユー1
2の上方変位、従つてストラツト32の上方変位
は、ストラツトが回転しているハブ(図示しな
い)から遠ざかる方向に移動することと、この上
方変位の大きさが大きくはないという事実によつ
て、それほど厄介なものではない。シユー12及
び14の夫々摩擦要素16及び18の摩擦に比例
して、シユー端部22及び24間の距離は大きく
なり、この離隔距離は摩耗補償装置38によつて
維持される。この両シユー間の相対変位は、スト
ラツト32がシユー12のノツチ36に当接して
いることによつて、ストラツト32とシユー14
との間、更に正確に謂うとストラツト32とシユ
ー14上に支持された割りピン40との間に相対
変位を生じさせる。ストラツト32の長手方向に
おけるこの相対変位によつて、傾斜面60と含り
ピン64との間に協作動が生じ、ストラツト32
が第1図において上方に付勢される。傾斜面69
の傾斜は、シユーに対するストラツト32の上方
移動がシユー14の下方変位に対応するように形
成されている。従つて、ストラツト32はブレー
キモータ20に対して相対的に略固定されている
こととなる。
本発明の第2実施例が第3図及び第4図に示さ
れている。この第2実施例では、第1実施例と略
同一の機能を果す部材が同一符号に100を加え
て示されている。
第3図及び第4図に示すブレーキ装置は車両
(図示せず)の固定部分に組み合わされた支持板
110を有し、同板上に夫々摩擦要素116及び
118を具えた2個のブレーキシユー112及び
114が摺動自在に装架されている。総括的に符
号120で示されたブレーキモータがシユー11
2及び114の第1の端部122及び124間に
配設されている。又総括的に符号126で示され
たアンカーブロツクがシユー112及び114の
他方の端部128及び130間に配置されてい
る。ストラツト132がブレーキモータ120に
近接して配置され、スプリング134がシユー1
12を付勢して、摩耗補償装置137を介しスト
ラツト132に当接させている。同様に、スプリ
ング134がシユー114を付勢して、第2の摩
耗補償装置138を介しストラツト132に当接
させている。
摩耗補償装置137及び138は、各々、リベ
ツトあるいは同効物によつてシユー112及び1
14のウエブ上に形成された枢軸142に回転自
在に支承されたポウル140を具えている。ポウ
ル140の端部は、トーシヨンスプリング144
の作用により、レバー148の端部に形成された
歯付セクタ146に接触せしめられ、又同レバー
148はリベツトあるいはその同効物によつてシ
ユー114のウエブ上に形成された枢軸150の
回動自在に装架されている。摩耗補償装置137
及び138は、各々、ストラツト132上に装架
された円筒状の割ピン152によつて作動せしめ
られ、又第4図に示す接近通路J1及びJ2を経たの
ち、夫々レバー148上に設けられた突起154
と協作動することができる。ブレーキモータ12
0と一体の突起168がストラツト132内に形
成された孔170に嵌合し同ストラツトを長手方
向に固定して、摩耗補償装置137,138を作
動させるセンタリング装置172を形成してい
る。
ストラツト132は、それら両端部に、同スト
ラツトをブレーキモータから略等距離に保つ装置
を具えており、上記装置は、ストラツト132上
に形成されノツチ162によつて傾斜面160を
構成するアーム158からなつている。上記傾斜
面160は、シユー112及び114に形成され
た孔166内に装架された割りピン164と協働
することができる。
第3図及び第4図に示したブレーキ装置の作動
は以下の通りである。
休止位置において、ブレーキ装置の各部材は
夫々第3図及び第4図に示した位置を占めてい
る。ブレーキモータ120によつてブレーキが作
動を開始すると、同モータがシユー112及び1
14を互に離隔するように作動させ、摩擦要素1
16及び118を回転しているドラム(図示せ
ず)に摩擦的に圧接する。シユー112及び11
4は夫々その端部128及び130でアンカーブ
ロツク126上に碇留しているので、シユー端部
128,130とアンカーブロツク126がシユ
ー112及び114をアンカーブロツクに対して
関節運動させることとなる。もし、摩耗補償が必
要になると、突起154を介して円筒状の割りピ
ン152によりレバー148が付勢され、ポウル
140が1歯又はそれ以上を歯付セクタ146の
歯を跳んで、両シユーの端部122及び124間
の距離がブレーキモータ120の作動開始前より
大きくなる。突起168と孔170の協働によつ
て、ストラツト132は第3図において左右何れ
にも変位せず、各摩耗補償装置137及び138
は適切に作動し、即ち、摩耗補償装置が夫々対応
する摩擦要素の摩耗を補償することとなる。
車両の前進中におけるブレーキドラム(図示せ
ず)の回転方向を矢印Aで示すと、シユー112
は引張りシユーであり、シユー114は圧縮シユ
ーとなつて、ブレーキ装置はアンカーブロツク上
を関節運動するシユーを有するタイプのものであ
る。
このタイプのブレーキ装置では、摩擦要素の摩
耗中に、引張りシユー112の端部122は第3
図において右方かつ下方に変位し、又圧縮シユー
114の端部124は同図において左方かつ下方
に変位することが確認されている。同様に、シユ
ー112の摩擦要素116の摩耗はシユー114
の摩擦要素118の摩耗よりも明らかに少なく、
従つて、第3図において、シユー112の端部1
22の下方変位はシユー114の端部124の下
方変位より明らかに小さいことが確認されてい
る。事実、2個のシユー112及び114はアン
カーブロツク126に対し関節的に運動する。各
シユー112及び114の摩擦要素116及び1
18の摩耗に比例して、両シユーの端部122及
び124間の距離は大きくなり、この離隔距離は
摩耗補償装置137及び138によつて維持され
ている。ストラツト132が突起168と孔17
0との嵌合により長手方向に固定されているの
で、上記シユーの相対的移動により、ストラツト
132と各シユー112,114との間に、更に
正確に云えばストラツト132とシユー112及
び114に支持された各割りピン164との間に
相対変位が生起される。ストラツト132の長手
方向におけるこれらの相対変位によつて、傾斜面
160と割りピン164の協作動が生起され、ス
トラツト132が第3図において上方に押し動か
される。傾斜面160の傾きは、ストラツト13
2のシユーに対する上方変位がシユー112及び
114の下方変位に対応するようなものである。
従つて、ストラツト132はブレーキモータ12
0に対して略固定位置にとどまることになる。
本発明の第3実施例が第5図乃至第7図に示さ
れている。この実施例において、前記第1実施例
の部材と略同様な機能を満たす部材は同一の符号
に200を加えて示す。
第5図乃至第7図に示すブレーキ装置は図示し
ない車両の固定部分に組み合わされた支持板21
0を具え、同支持板上に、夫々摩擦要素216及
び218を有する2個のブレーキシユー212,
214が摺動自在に装架されている。総括的に符
号220で示されたブレーキモータがシユー21
2及び214の第1の端部222及び224間に
配設されている。又、総括的に符号226で示さ
れたアンカーブロツクがシユー212及び214
の他の端部228と230との間に配置されてい
る。更に、ストラツト232がブレーキモータ2
20の近傍に配設され、スプリング234が摩耗
補償装置237を介しシユー212をストラツト
232に当接せしめる。同様に、スプリング23
4がシユー214を第2の摩耗補償装置238を
介しストラツト232に当接させている。
摩耗補償装置237及び238は、夫々、リベ
ツト又は同効物によつてシユー212及び214
のウエブ上に形成された枢軸242に回動自在に
装架されたポウル240を具えている。ポウル2
40の端部は、トーシヨンスプリング244の作
用によつて、レバー248の端部に形成された歯
付セクタ246に接触せしめられており、上記レ
バー248は、リベツト又は同効物によつてシユ
ー212及び214のウエブ上に形成された枢軸
250に回動自在に装架されている。摩耗補償装
置237及び238は、夫々、ストラツト232
上に装架された円筒状の割りピン252によつて
作動せしめられ、又第6図に示す接近通路J1及び
J2を経たのち、夫々レバー248上に設けられた
突起254と協作動することができる。ストラツ
ト232は総括的に符号272で示されたセンタ
リング装置を具えている。この装置は、ストラツ
ト232に形成された開口280内に配設された
2個のカツプ276,278間に装架されたスプ
リング274を含んでいる。カツプ276及び2
78は、それらをストラツト232内に形成され
た開口280内で摺動させる突起282を具えて
いる。又、カツプ276及び278は、一方にお
いてブレーキモータ220により支持された固定
の支持要素284及び286上に支持され、他方
においてストラツト232の開口280内に形成
された肩部からなるベアリング部分288及び2
90に支持されている。管292がスプリング2
74の外周に装架され、同スプリングの撓曲を防
止している。ストラツト232は、その両端部
に、同ストラツトをブレーキモータから略等距離
に保持するための装置を具えており、同装置はス
トラツト232上に形成されたアーム258から
なり、同アーム内にはノツチ262によつて傾斜
面260が構成されている。傾斜面260は、シ
ユー212及び214内に形成された孔266に
装架された割りピン264と協働することができ
る。
シユー212及び214の各端部228及び2
30間に、総括的に符号294で示した第2のブ
レーキモータが配設されている。このブレーキモ
ータ294は機械的に作動されるタイプのもの
で、フランス特許第2291411号に開示され、かつ
第7図に図式的に示されているようなものでよ
い。このモータは、2個の球部材298及び30
0を押圧して離隔させ、これによつてシユー21
2及び214の端部228及び230を押圧離隔
させることができる楔部材296を具えている。
第5図乃至第7図について上に説明したブレー
キ装置の作動態様は次の通りである。
休止位置において、ブレーキ装置の各部材は
夫々第5図乃至第7図に示した位置を占めてい
る。ブレーキ装置が流体的に作動を開始すると、
ブレーキモータ220の加圧によつてアンカーブ
ロツク226上の支持面に碇留されているシユー
212及び214が押圧され、各シユー上の摩擦
要素216及び218がブレーキドラム(図示せ
ず)に摩擦的に係合せしめられる。もし、摩擦要
素の摩耗補償が必要になると、レバー248が突
起254を介して円筒状の割りピン252により
付勢され、ポウル240が1歯又はそれ以上を歯
付セクタ246の歯を跳んで、両シユーの端部2
22及び224間の距離がブレーキモータ220
の作動開始前より大きくなる。センタリング装置
272のスプリング274は、シユー212及び
214が移動している間、従つて摩耗補償装置2
37及び238が作動している間、ストラツト2
32を不動のまま保持するように予負荷されてい
る。かくして作動は前記第2実施例の場合と同一
である。
機械的ブレーキモータ294によりブレーキを
作動させる場合、第7図において、楔部材296
が下方に押圧され、その結果球部材298及び3
00が互に離隔するように移動せしめられ、シユ
ー212及び214の端部228及び230が互
に離隔せしめられる。図示しないブレーキドラム
の回転方向を矢印Aで示すと、摩擦要素216の
摩擦的係合によつて、シユー212が矢印Aの方
向に移動せしめられる。シユー212がストラツ
ト232との当接関係を介して同ストラツトを矢
印B方向に変位させ、シユー214を回転してい
るドラムに対し摩擦的に係合させる。シユー21
4はアンカーブロツク226との当接関係により
球部材300を押し返す。ストラツト232の移
動中、カツプ276が開口280のベアリング部
分288によつて固定の支持要素284から遠ざ
かるように駆動され、これによつてスプリング2
74は圧縮される。一方、カツプ278は固定の
支持要素286に当接していて移動しない。ブレ
ーキが釈放されたとき、スプリング274がベア
リング部分288に支持されたカツプ276を介
してストラツト232を押し戻し、同カツプ27
6を固定の支持要素284に当接するに到つて、
ストラツト232は再びブレーキ装置にセンタリ
ングされることとなる。前記した機械的制御装置
の作動時には、ストラツト232は一方において
センタリング装置272により中心位置に保持さ
れ、又他方上記ストラツトの両端に配置された二
つの距離保持装置によつて、ストラツトはブレー
キモータ220に対して略定位置に保たれ、ブレ
ーキ220に対しては、ほんの僅かしか移動しな
い。
上記説明から、上述した3つの実施例におい
て、ストラツトがブレーキモータから略一定の距
離に保持され、ブレーキ装置の中心を通つて回転
しているハブとストラツトとの干渉を回避し得る
ことが明らかである。
上述した3つの実施例において、傾斜面60,
160,260は動作の容易さの故に直線となつ
ているが、この傾斜面はシユーの回転軸線を中心
とする円弧形状としてもよい。経験によれば、上
記のように直線部分を円弧で置換しても、ストラ
ツトはブレーキモータに対して略一定の位置に保
持される。さらに、傾斜面の形状は、合理的な範
囲内で、かつ本発明の範囲を逸脱することなく、
円弧に匹敵する他の適宜形状とすることができ
る。
上記3つの実施例は本発明の単なる例示であつ
て、本発明はこれらに限定されるものではなく、
本発明は広く各種のドラムブレーキ、特に第3実
施例で説明したものとは異るパーキングブレーキ
装置を具えたもの、又ブレーキモータが流体的又
は機械的なもの、更に傾斜面がシユー上に形成さ
れ、突起がストラツト上に形成されたもの、等に
も適用しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すドラムブレ
キの正面図、第2図は第1図の線−に沿う断
面図、第3図は本発明の第2実施例を示すドラム
ブレーキの正面図、第4図は第3図の線−に
沿う断面図、第5図は本発明の第3実施例を示す
ドラムブレーキの正面図、第6図は第5図の線
−に沿う断面図、第7図は第5図に示されてい
るブレーキペダルの斜視図である。 10,110,210……支持板、12,11
2,212,14,114,214……シユー、
16,116,216,18,118,218…
…摩擦要素、20,120,220……ブレーキ
モータ、32,132,232……ストラツト、
38,137,138,237,238……摩耗
補償装置、60,160,260……傾斜面、6
4,164,264……突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 摩擦要素16,116,216,18,11
    8,218を有する2個のシユー12,112,
    212,14,114,214がその上に回転自
    在に支持されている支持板10,110,210
    を具え、上記シユーが、その第1の隣接端部2
    2,122,222,24,124,224間に
    配設されたブレーキモータ20,120,220
    によつて回転しているドラムに摩擦的に係合せし
    められるように構成され、又上記シユー間に配設
    されて摩耗補償装置38,137,138,23
    7,238を介し上記シユーの少くとも一方1
    4,112,114,212,214と協働する
    ように設けられたストラツト32,132,23
    2を具え、上記摩耗補償装置は上記摩擦要素の摩
    耗が大きくなればそれだけ上記シユー間の距離を
    大きく維持するように構成されたものにおいて、
    上記ストラツトをブレーキモータから略一定距離
    に保持する装置を具え、同距離保持装置は、その
    一方が上記シユーの一方に連結され、又他方が上
    記ストラツトに連結された傾斜面60,160,
    260と突起64,164,264とからなり、
    同傾斜面と突起が上記両シユーの相対変位によつ
    て協作動するように構成されていることを特徴と
    するドラムブレーキ。 2 上記距離保持装置の突起64,164,26
    4が上記シユーの少くとも一方14,112,1
    14,212,214によつて支持され、又上記
    傾斜面60,160,260が上記ストラツト3
    2,132,232上に形成された腕58,15
    8,258により支持されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のドラムブレーキ。 3 上記ストラツト32が、摩耗補償装置38の
    可動要素48に支持された突起54と協働して、
    ブレーキモータ20の作動中、上記ストラツト3
    2を上記シユーの他方12に当接状態に維持する
    スプリング56の作用により上記摩耗補償装置を
    作動させるように構成されたことを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載のドラムブレーキ。 4 上記ストラツト132,232が摩耗補償装
    置137,138,237,238を介して上記
    各シユー112,212,114,214と協働
    し、又同ストラツト132,232がその両端部
    に夫々ストラツトの距離保持装置を具えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載のドラムブレーキ。 5 その一方が支持板110,210に連結さ
    れ、他方がストラツト132,232に連結され
    たセンタリング装置172,272を具え、同装
    置によりブレーキモータ120,220の作動
    中、ストラツトが長手方向において不動に維持さ
    れるように構成されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載のドラムブレーキ。 6 第2のブレーキモータ294がシユー21
    2,214の他の隣接端部228,230間に配
    設され、又上記センタリング装置272が、一方
    において、上記支持板210に対し固定された2
    個の支持要素284,286上に支持され、他方
    において、上記ストラツト232上に担持された
    2個のベアリング部分288,290上に支持さ
    れており、更に上記装置272が上記ストラツト
    232を中心休止位置に向つて付勢していること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載のドラム
    ブレーキ。 7 一方において上記ストラツト32,132,
    232上に形成された突起52,152,25
    2、又他方においてシユー上に形成された突起6
    4,164,264が、上記ストラツト32,1
    32,232及び上記シユー14,112,11
    4,214上に形成された孔内に装架された円筒
    状の割りピンからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項乃至第6項の何れか1項に記載のド
    ラムブレーキ。 8 上記傾斜面60,160,260が直線状で
    あることを特徴とする上記特許請求の範囲第1項
    乃至第7項の何れか1項に記載のドラムブレー
    キ。 9 センタリング装置272が、ストラツト23
    2に形成された開口280内に摺動可能に設けら
    れた2個のカツプ276,278間に介装された
    スプリング274によつて形成され、上記各カツ
    プ276,278が支持板210に対し固定され
    た支持要素284,286上に支持され、又スト
    ラツト232に形成された肩部からなるベアリン
    グ部分288,290に支持されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項又は第7項記載の
    ドラムブレーキ。
JP57011912A 1981-01-30 1982-01-29 Drum brake Granted JPS57146921A (en)

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FR8101835A FR2499188B1 (fr) 1981-01-30 1981-01-30 Frein a tambour

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JPS57146921A JPS57146921A (en) 1982-09-10
JPH0147660B2 true JPH0147660B2 (ja) 1989-10-16

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ID=9254694

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EP (1) EP0057639B1 (ja)
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DE (1) DE3267725D1 (ja)
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Publication number Publication date
US4452344A (en) 1984-06-05
FR2499188A1 (fr) 1982-08-06
EP0057639A3 (en) 1982-08-25
EP0057639B1 (fr) 1985-12-04
JPS57146921A (en) 1982-09-10
DE3267725D1 (en) 1986-01-16
FR2499188B1 (fr) 1986-02-28
EP0057639A2 (fr) 1982-08-11

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