JPH0147259B2 - - Google Patents
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- JPH0147259B2 JPH0147259B2 JP58028041A JP2804183A JPH0147259B2 JP H0147259 B2 JPH0147259 B2 JP H0147259B2 JP 58028041 A JP58028041 A JP 58028041A JP 2804183 A JP2804183 A JP 2804183A JP H0147259 B2 JPH0147259 B2 JP H0147259B2
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- Japan
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- tube
- fins
- fin
- hole
- bending
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Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 34
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 34
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/02—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers
- B21D53/08—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers of both metal tubes and sheet metal
- B21D53/085—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers of both metal tubes and sheet metal with fins places on zig-zag tubes or parallel tubes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱交換器の製造法に関し、特に薄い帯
状板を折曲成形したフインに管を挿入した後、管
を曲げてフインを並列に複数段配置してなる熱交
換器の製造法に関する。
状板を折曲成形したフインに管を挿入した後、管
を曲げてフインを並列に複数段配置してなる熱交
換器の製造法に関する。
従来、熱交換器たとえば冷蔵庫用蒸発器などに
おいては、第1図に示すようにチユーブ挿入溝2
が形成されたプレートフイン4に第2図に示すよ
うに蛇行チユーブ6を組み合せたいわゆるかち込
み式熱交換器が使用されるのが通例である。とこ
ろが、この種の熱交換器はプレートフイン4に蛇
行チユーブ6を固定するために、予め蛇行チユー
ブ6を偏平にしておき、プレートフイン4の挿入
溝2に偏平にした蛇行チユーブ6を差し込んだ後
ポンチ等でその偏平の部分を押圧しチユーブ6を
円筒形に復元させている。従つて、チユーブを偏
平にする余分な工程と、偏平機等が必要であり、
生産性がよくないという問題点があつた。また、
チユーブの偏平部分を押圧し円筒形に復元させる
際、フインはその押圧力に耐え得るように一定以
上の板厚をもたせることが必要である。従つて、
蛇行チユーブとフインとの伝熱面積がもともと小
さいうえに、チユーブ挿入溝が切り欠かれている
ので伝熱面積がさらに小さくなり熱交換性能がよ
くないという問題点もあつた。このことは、冷蔵
庫用蒸発器に限らず他のこの種の熱交換器につい
てもいい得ることである。
おいては、第1図に示すようにチユーブ挿入溝2
が形成されたプレートフイン4に第2図に示すよ
うに蛇行チユーブ6を組み合せたいわゆるかち込
み式熱交換器が使用されるのが通例である。とこ
ろが、この種の熱交換器はプレートフイン4に蛇
行チユーブ6を固定するために、予め蛇行チユー
ブ6を偏平にしておき、プレートフイン4の挿入
溝2に偏平にした蛇行チユーブ6を差し込んだ後
ポンチ等でその偏平の部分を押圧しチユーブ6を
円筒形に復元させている。従つて、チユーブを偏
平にする余分な工程と、偏平機等が必要であり、
生産性がよくないという問題点があつた。また、
チユーブの偏平部分を押圧し円筒形に復元させる
際、フインはその押圧力に耐え得るように一定以
上の板厚をもたせることが必要である。従つて、
蛇行チユーブとフインとの伝熱面積がもともと小
さいうえに、チユーブ挿入溝が切り欠かれている
ので伝熱面積がさらに小さくなり熱交換性能がよ
くないという問題点もあつた。このことは、冷蔵
庫用蒸発器に限らず他のこの種の熱交換器につい
てもいい得ることである。
以上のような問題点を解決するために、薄板の
独立したフインを並列に複数段配置し、これらに
形成された管挿入孔にチユーブを挿通した後、チ
ユーブを折曲して蛇行状とした熱交換器が考えら
れている。この熱交換器はフイン蛇行チユーブを
差し込むための挿入溝が不要となり上記問題点は
解決できるが、その製造に当つて、チユーブをフ
インの管挿入孔にいちいち挿入しなければならな
いが、フインは薄板でつくられていることもあつ
て挿入時変形し、挿入がやりにくく、また挿入後
チユーブを折曲して蛇行状としなければならない
ので、作業性が悪く作業の自動化、連続化をしに
くく、生産性が悪いという問題点があつた。
独立したフインを並列に複数段配置し、これらに
形成された管挿入孔にチユーブを挿通した後、チ
ユーブを折曲して蛇行状とした熱交換器が考えら
れている。この熱交換器はフイン蛇行チユーブを
差し込むための挿入溝が不要となり上記問題点は
解決できるが、その製造に当つて、チユーブをフ
インの管挿入孔にいちいち挿入しなければならな
いが、フインは薄板でつくられていることもあつ
て挿入時変形し、挿入がやりにくく、また挿入後
チユーブを折曲して蛇行状としなければならない
ので、作業性が悪く作業の自動化、連続化をしに
くく、生産性が悪いという問題点があつた。
本発明はこのような事情を背景としてなされた
ものであり、本発明の目的とするところは、薄板
フインに管を挿入した後フインを並列に複数段配
置して構成された熱交換器を製造するに当つて、
自動化と連続作業化の容易な生産性の高い製造法
を提供することにある。
ものであり、本発明の目的とするところは、薄板
フインに管を挿入した後フインを並列に複数段配
置して構成された熱交換器を製造するに当つて、
自動化と連続作業化の容易な生産性の高い製造法
を提供することにある。
このような目的達成のためになされた本発明の
要旨とするところは、薄い帯状板に管挿入孔を複
数孔明けした後、該管挿入孔の孔明け方向が同一
直線上に並ぶ形状に帯状板を折曲してフインを形
成し、該複数のフインを所定間隔を隔てて前記同
一直線上に配置して、接離可能な一対の案内部材
の両先端部に断面半円形で両者を当接させると孔
が形成される凹溝を設け、前記案内部材を折曲成
形したフインの各折曲部に嵌着すると共に、前記
案内部材を当接させ形成させた前記孔と前記管挿
入孔とが同一直線上に並ぶように配置した後、管
を同一直線上の前記孔と前記管挿入孔とに挿通
し、フイン間に位置する管を折曲して各フインを
並列に複数段配置するようにした製造法にある。
要旨とするところは、薄い帯状板に管挿入孔を複
数孔明けした後、該管挿入孔の孔明け方向が同一
直線上に並ぶ形状に帯状板を折曲してフインを形
成し、該複数のフインを所定間隔を隔てて前記同
一直線上に配置して、接離可能な一対の案内部材
の両先端部に断面半円形で両者を当接させると孔
が形成される凹溝を設け、前記案内部材を折曲成
形したフインの各折曲部に嵌着すると共に、前記
案内部材を当接させ形成させた前記孔と前記管挿
入孔とが同一直線上に並ぶように配置した後、管
を同一直線上の前記孔と前記管挿入孔とに挿通
し、フイン間に位置する管を折曲して各フインを
並列に複数段配置するようにした製造法にある。
本発明によれば、フインの折曲成形した折曲部
に管挿入案内部材を着脱可能に嵌着し、かつこの
案内部材には管の挿入を案内する管案内部が形成
されているので、フインの孔に対する管の挿通が
し易く、また管挿入案内部材の嵌着によつて、フ
インの変形が防止できるので作業の自動化、連続
化が容易である。さらに、このようにして所定間
隔を隔てて直線状に配列された各フイン間の管を
折り曲げて製造するものであるから、この点でも
自動化、連続作業化がし易く、ひいては生産性を
高めコスト低減を図ることができる。
に管挿入案内部材を着脱可能に嵌着し、かつこの
案内部材には管の挿入を案内する管案内部が形成
されているので、フインの孔に対する管の挿通が
し易く、また管挿入案内部材の嵌着によつて、フ
インの変形が防止できるので作業の自動化、連続
化が容易である。さらに、このようにして所定間
隔を隔てて直線状に配列された各フイン間の管を
折り曲げて製造するものであるから、この点でも
自動化、連続作業化がし易く、ひいては生産性を
高めコスト低減を図ることができる。
以下本発明を冷蔵庫用蒸発器の製造法に適用し
た一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
た一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第3図において、8はロール状に巻かれた板厚
の薄い帯状板材であり、1対のフイードロール1
0に挟持され、矢印A方向に連続的に送出されプ
レスパンチ12によつて所定ピツチで管挿入孔が
孔明けされる。板厚は通常0.06〜0.8mm程度のも
のが使用される。管挿入孔の孔明けされた帯状板
材8はさらに送られ、プレス機械のプレス工具1
4によつて、所定ピツチに一次成形され、プレス
工具14と連動するプレス工具16によつて、二
次(仕上)成形され、矩形状の折曲突部18と谷
部20とが形成され、ガツタ22によつて所定長
さに切断され、蛇腹フイン24がつくられる。折
曲成形は、前記管挿入孔が折曲突部18、谷部2
0間の各平面部中央付近に一直線上にそろうよう
に行なわれる。
の薄い帯状板材であり、1対のフイードロール1
0に挟持され、矢印A方向に連続的に送出されプ
レスパンチ12によつて所定ピツチで管挿入孔が
孔明けされる。板厚は通常0.06〜0.8mm程度のも
のが使用される。管挿入孔の孔明けされた帯状板
材8はさらに送られ、プレス機械のプレス工具1
4によつて、所定ピツチに一次成形され、プレス
工具14と連動するプレス工具16によつて、二
次(仕上)成形され、矩形状の折曲突部18と谷
部20とが形成され、ガツタ22によつて所定長
さに切断され、蛇腹フイン24がつくられる。折
曲成形は、前記管挿入孔が折曲突部18、谷部2
0間の各平面部中央付近に一直線上にそろうよう
に行なわれる。
折曲成形された蛇腹フイン24は所定の(図示
せず)上におかれ、第4図に示すように各折曲突
部18間の凹部に管挿入案内部材26が嵌着され
る。案内部材26は第5図に示すように1対の角
状の部材28よりなり、両先端部に断面半円形の
凹溝が設けられ、両者が当接することによつて円
筒状の孔30を形成するようになつている。各案
内部材26はその各孔30が同一直線上でかつ蛇
腹フイン24の管挿入孔の中心線上にくるように
配置されると共に孔30の内径は冷媒流通用の管
34よりやや大きくされ、蛇腹フイン24の一端
部から管34を挿入し得るようにされている。各
案内部材26の対向する部材28は、図示しない
油圧シリンダによつて、第4図の紙面直角方向に
互いに接近離隔するようにされている。リング状
にまかれたアルミニウム製の管34は1対のフイ
ードローラ36間に挟持されて矢印B方向に送出
され、1対の矯正ローラ38に挟まれて曲りが矯
正され、その先端部は対向する1対の口付けロー
ラ40を有する口付け成形機(図示省略)に送ら
れ口付けされる。口付けローラ40は第6図に示
すように一端部側が他端部よりやや細くされ、1
対のローラ40は互いに反対方向に回転し、管3
4は両ローラ40の外側面によつて絞られ、口付
け部42が形成される。口付け終了後口付け成形
機は外され、口付け部42は第7図に示すよう
に、ロツド44先端に取り付けられたチヤツキン
グ工程46によつて把持される。チヤツキング工
程46の内部機構の図示は省略されているが、そ
の外径は管34より細くされ、蛇腹フイン24の
管挿入孔に挿通する際支障をきたさないようにな
つている。チヤツキング工程46はロツド44に
よつて、直線状に配列された蛇腹フイン24の一
端側から挿通され、管34をチヤツキングし得る
ようになつている。チヤツキング後、管34はB
方向に引張られ、第4図に示すように一方の蛇腹
フイン24から順次挿入され、全体に挿通され
る。挿入後、各案内部材26の両部材28は互い
に離れる方向に後退し蛇腹フイン24から外れ
る。これによつて、複数個(本実施例の場合は6
個)の蛇腹フイン24は一定間隔を隔てて直線状
に配置され、一ユニツト分が形成される。一ユニ
ツト分形成後、管34はカツタ(図示せず)で切
断される。第8図はこの状態を示す。(フイン6
個のうち一部は図示省略)なお、チヤツキング金
具46の引張りはロツド44を介して図示しない
油圧シリンダにより行ない、引張り終了後チヤツ
キング金具46の把持は解放される。引張り時、
蛇腹フイン24の各折曲成形部間には管挿入案内
部材26が嵌着されているので、フイン24の変
形を防止できる。従つて、管34挿入の自動化、
連続作業化が容易となる。なお、フイン24に
は、管34を挿入する孔が明いておればよく、従
来例のかち込み式のような挿入溝の切欠などが不
要であり、フイン24と管34との接触面積すな
わち伝熱面積を大きくすることができる。
せず)上におかれ、第4図に示すように各折曲突
部18間の凹部に管挿入案内部材26が嵌着され
る。案内部材26は第5図に示すように1対の角
状の部材28よりなり、両先端部に断面半円形の
凹溝が設けられ、両者が当接することによつて円
筒状の孔30を形成するようになつている。各案
内部材26はその各孔30が同一直線上でかつ蛇
腹フイン24の管挿入孔の中心線上にくるように
配置されると共に孔30の内径は冷媒流通用の管
34よりやや大きくされ、蛇腹フイン24の一端
部から管34を挿入し得るようにされている。各
案内部材26の対向する部材28は、図示しない
油圧シリンダによつて、第4図の紙面直角方向に
互いに接近離隔するようにされている。リング状
にまかれたアルミニウム製の管34は1対のフイ
ードローラ36間に挟持されて矢印B方向に送出
され、1対の矯正ローラ38に挟まれて曲りが矯
正され、その先端部は対向する1対の口付けロー
ラ40を有する口付け成形機(図示省略)に送ら
れ口付けされる。口付けローラ40は第6図に示
すように一端部側が他端部よりやや細くされ、1
対のローラ40は互いに反対方向に回転し、管3
4は両ローラ40の外側面によつて絞られ、口付
け部42が形成される。口付け終了後口付け成形
機は外され、口付け部42は第7図に示すよう
に、ロツド44先端に取り付けられたチヤツキン
グ工程46によつて把持される。チヤツキング工
程46の内部機構の図示は省略されているが、そ
の外径は管34より細くされ、蛇腹フイン24の
管挿入孔に挿通する際支障をきたさないようにな
つている。チヤツキング工程46はロツド44に
よつて、直線状に配列された蛇腹フイン24の一
端側から挿通され、管34をチヤツキングし得る
ようになつている。チヤツキング後、管34はB
方向に引張られ、第4図に示すように一方の蛇腹
フイン24から順次挿入され、全体に挿通され
る。挿入後、各案内部材26の両部材28は互い
に離れる方向に後退し蛇腹フイン24から外れ
る。これによつて、複数個(本実施例の場合は6
個)の蛇腹フイン24は一定間隔を隔てて直線状
に配置され、一ユニツト分が形成される。一ユニ
ツト分形成後、管34はカツタ(図示せず)で切
断される。第8図はこの状態を示す。(フイン6
個のうち一部は図示省略)なお、チヤツキング金
具46の引張りはロツド44を介して図示しない
油圧シリンダにより行ない、引張り終了後チヤツ
キング金具46の把持は解放される。引張り時、
蛇腹フイン24の各折曲成形部間には管挿入案内
部材26が嵌着されているので、フイン24の変
形を防止できる。従つて、管34挿入の自動化、
連続作業化が容易となる。なお、フイン24に
は、管34を挿入する孔が明いておればよく、従
来例のかち込み式のような挿入溝の切欠などが不
要であり、フイン24と管34との接触面積すな
わち伝熱面積を大きくすることができる。
以上のようにして管34を挿通された一ユニツ
ト分の蛇腹フイン24は、図示しない折り曲げ成
形機の送出部におかれ、蛇腹フイン24の2個分
が送り出される。すると第9図に示すように位置
固定の軸心まわりに回転可能とされているガイド
ロール48とガイドロール48のまわりを自転し
つつ公転する曲げローラ50とに挟まれた管34
は180度曲げられ、さらに両ロール48,50の
反対側に配置された同様なガイドロール52と曲
げロール54とによつて蛇腹フイン24、1個分
の長さの管34が180度曲げられる。第9図はそ
の状態を示す。以下同様に連続的に繰り返して、
第10図に示すように一ユニツト分の管34が蛇
行状に曲げられる。第11図はフインの図示を省
略した管34の曲げ工程を示す工程図である。な
お、工程(ホ)においては、管、フイン同志が干渉し
ないよう紙面直角方向に管を幾分くい違いを生ず
るように曲げた後、もとにもどす。また工程(ト)に
おいては第3のガイドロール56、曲げロール5
8が使用される。以上のようにして、蛇腹フイン
に管を挿通した後フイン間の管を折曲して、フイ
ンが並列に複数段配置された冷蔵庫用蒸発器(熱
交換器)が製造される。
ト分の蛇腹フイン24は、図示しない折り曲げ成
形機の送出部におかれ、蛇腹フイン24の2個分
が送り出される。すると第9図に示すように位置
固定の軸心まわりに回転可能とされているガイド
ロール48とガイドロール48のまわりを自転し
つつ公転する曲げローラ50とに挟まれた管34
は180度曲げられ、さらに両ロール48,50の
反対側に配置された同様なガイドロール52と曲
げロール54とによつて蛇腹フイン24、1個分
の長さの管34が180度曲げられる。第9図はそ
の状態を示す。以下同様に連続的に繰り返して、
第10図に示すように一ユニツト分の管34が蛇
行状に曲げられる。第11図はフインの図示を省
略した管34の曲げ工程を示す工程図である。な
お、工程(ホ)においては、管、フイン同志が干渉し
ないよう紙面直角方向に管を幾分くい違いを生ず
るように曲げた後、もとにもどす。また工程(ト)に
おいては第3のガイドロール56、曲げロール5
8が使用される。以上のようにして、蛇腹フイン
に管を挿通した後フイン間の管を折曲して、フイ
ンが並列に複数段配置された冷蔵庫用蒸発器(熱
交換器)が製造される。
このようにして製造された冷蔵庫用蒸発器の両
側に第10図に示す長孔を有する側板60が圧入
嵌合により固定される。
側に第10図に示す長孔を有する側板60が圧入
嵌合により固定される。
以上本発明を冷蔵庫用蒸発器の製造法に適用し
た一実施例を説明したが、本発明はこのような実
施例に何等限定されるものではなく、たとえば板
材を折曲成形したフインに管を挿通し、フイン間
の管を折曲してフインを並列に複数段配置してな
る他の熱交換器の製造法に適用するなど本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実
施し得ることは勿論である。
た一実施例を説明したが、本発明はこのような実
施例に何等限定されるものではなく、たとえば板
材を折曲成形したフインに管を挿通し、フイン間
の管を折曲してフインを並列に複数段配置してな
る他の熱交換器の製造法に適用するなど本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実
施し得ることは勿論である。
以上詳記したように、本発明によれば折曲成形
したフインの折曲部に管案内部を有する管挿入案
内部材を着脱自在に嵌着後、管を挿入するので、
フインの孔に管を挿入することが容易となり、ま
た管挿入時フインが変形しにくくなり、従つて、
管挿入の自動化、連続作業化が容易となる。さら
に、このようにして所定間隔を隔てて直線状に配
列された各フイン間の管を折り曲げて製造するも
のであるから、折り曲げられた管をフインの孔に
挿入するのと異なり、作業の自動化、連続化が容
易となる。その結果、熱交換器製造時の生産性を
高め、ひいては生産コストを軽減し得る。
したフインの折曲部に管案内部を有する管挿入案
内部材を着脱自在に嵌着後、管を挿入するので、
フインの孔に管を挿入することが容易となり、ま
た管挿入時フインが変形しにくくなり、従つて、
管挿入の自動化、連続作業化が容易となる。さら
に、このようにして所定間隔を隔てて直線状に配
列された各フイン間の管を折り曲げて製造するも
のであるから、折り曲げられた管をフインの孔に
挿入するのと異なり、作業の自動化、連続化が容
易となる。その結果、熱交換器製造時の生産性を
高め、ひいては生産コストを軽減し得る。
第1図は従来例のかち込み式熱交換器に使用さ
れるフインの正面図、第2図はそのかち込み式熱
交換器の斜視図である。第3図は本発明の一実施
例である冷蔵庫用蒸発器の製造法におけるフイン
折曲成形工程を示す工程図であり、第4図は同実
施例のフインに管を挿通する状態を示す断面図で
あり、第5図は同実施例に使用される管挿入案内
部材の斜視図であり、第6図は同実施例の管の口
付け作業状態を示す要部拡大図であり、第7図は
同実施例の管端部を把持した状態を示す要部拡大
図であり、第8図は管にフインを挿通した状態を
示す側面図である。第9図は同実施例のフインに
挿通された管の折り曲げ工程の一部を示す説明図
であり、第10図は同実施例によつて製造された
蛇行状管と折曲成形フインとを有する熱交換器の
斜視図である。第11図は管の折り曲げ工程を示
す工程図(フインの図示省略)である。 8……帯状部材、24……蛇腹フイン、26…
…管挿入案内部材、34……管。
れるフインの正面図、第2図はそのかち込み式熱
交換器の斜視図である。第3図は本発明の一実施
例である冷蔵庫用蒸発器の製造法におけるフイン
折曲成形工程を示す工程図であり、第4図は同実
施例のフインに管を挿通する状態を示す断面図で
あり、第5図は同実施例に使用される管挿入案内
部材の斜視図であり、第6図は同実施例の管の口
付け作業状態を示す要部拡大図であり、第7図は
同実施例の管端部を把持した状態を示す要部拡大
図であり、第8図は管にフインを挿通した状態を
示す側面図である。第9図は同実施例のフインに
挿通された管の折り曲げ工程の一部を示す説明図
であり、第10図は同実施例によつて製造された
蛇行状管と折曲成形フインとを有する熱交換器の
斜視図である。第11図は管の折り曲げ工程を示
す工程図(フインの図示省略)である。 8……帯状部材、24……蛇腹フイン、26…
…管挿入案内部材、34……管。
Claims (1)
- 1 薄い帯状板に管挿入孔を複数孔明けした後、
該管挿入孔の孔明け方向が同一直線上に並ぶ形状
に帯状板を折曲してフインを形成し、該複数のフ
インを所定間隔を隔てて前記同一直線上に配置し
て、接離可能な一対の案内部材の両先端部に断面
半円形で両者を当接させると孔が形成される凹溝
を設け、前記案内部材を折曲成形したフインの各
折曲部に嵌着すると共に、前記案内部材を当接さ
せ形成させた前記孔と前記管挿入孔とが同一直線
上に並ぶように配置した後、管を同一直線上の前
記孔と前記管挿入孔とに挿通し、フイン間に位置
する管を折曲して各フインを並列に複数段配置す
ることを特徴とする熱交換器の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2804183A JPS59153532A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 熱交換器の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2804183A JPS59153532A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 熱交換器の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153532A JPS59153532A (ja) | 1984-09-01 |
JPH0147259B2 true JPH0147259B2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=12237652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2804183A Granted JPS59153532A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 熱交換器の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59153532A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3731941B2 (ja) * | 1996-05-29 | 2006-01-05 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫の熱交換器の製造方法 |
JP4520774B2 (ja) * | 2003-12-15 | 2010-08-11 | 臼井国際産業株式会社 | 熱交換器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5629606A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Control of top pressure of blast furnace |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2804183A patent/JPS59153532A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5629606A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Control of top pressure of blast furnace |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59153532A (ja) | 1984-09-01 |
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