JPH0146448B2 - - Google Patents
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- JPH0146448B2 JPH0146448B2 JP16911185A JP16911185A JPH0146448B2 JP H0146448 B2 JPH0146448 B2 JP H0146448B2 JP 16911185 A JP16911185 A JP 16911185A JP 16911185 A JP16911185 A JP 16911185A JP H0146448 B2 JPH0146448 B2 JP H0146448B2
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- JP
- Japan
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- molten glass
- shear
- glass
- plunger
- shear mechanism
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Links
- 239000006060 molten glass Substances 0.000 claims description 38
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 15
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 15
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 11
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/10—Cutting-off or severing the glass flow with the aid of knives or scissors or non-contacting cutting means, e.g. a gas jet; Construction of the blades used
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、ガラス容器やその他のガラス製品の
成型を行なうための成型装置に、溶解ガラスの塊
(ゴブ)を供給するためのゴブフイーダーに関す
る。
成型を行なうための成型装置に、溶解ガラスの塊
(ゴブ)を供給するためのゴブフイーダーに関す
る。
一般に、ガラス容器やその他のガラス製品の成
型に際しては、溶解炉において溶解された溶解ガ
ラスを、ゴブフイーダーによつて均一な大きさと
形状をもつた溶解ガラスの塊として一定時間毎に
間隔をおいて連続的に成型機に供給し、その成型
機において所定製品の成型が行なわれる。
型に際しては、溶解炉において溶解された溶解ガ
ラスを、ゴブフイーダーによつて均一な大きさと
形状をもつた溶解ガラスの塊として一定時間毎に
間隔をおいて連続的に成型機に供給し、その成型
機において所定製品の成型が行なわれる。
第4図は一般的なゴブフイーダーの概略構成を
示す図であつて、耐火材が内張りされた溶解炉1
の底壁一側部にはオリフイス2が穿設されてお
り、そのオリフイス2の上方には、上下方向に移
動可能であり上記オリフイス2を開閉するプラン
ジヤー3が配設されている。
示す図であつて、耐火材が内張りされた溶解炉1
の底壁一側部にはオリフイス2が穿設されてお
り、そのオリフイス2の上方には、上下方向に移
動可能であり上記オリフイス2を開閉するプラン
ジヤー3が配設されている。
上記プランジヤー3の外周部には、筒状部材4
がプランジヤー3と同心的にかつ回転可能に配設
され、この筒状部材4とプランジヤー3とによつ
て形成された環状空所Sは、その筒状部材4の下
端部と溶解炉1の底壁面との間に形成され間隙を
通じて溶解炉1内に連通されている。上記筒状部
材4は図示しない付属調整装置によつてその高さ
位置および回転速度等の制御が行なわれ、溶解炉
1内の溶解ガラス上面と筒状部材4内の溶解ガラ
ス上面とを調節し、ゴブの重量、流下速度、形状
などが制御される。
がプランジヤー3と同心的にかつ回転可能に配設
され、この筒状部材4とプランジヤー3とによつ
て形成された環状空所Sは、その筒状部材4の下
端部と溶解炉1の底壁面との間に形成され間隙を
通じて溶解炉1内に連通されている。上記筒状部
材4は図示しない付属調整装置によつてその高さ
位置および回転速度等の制御が行なわれ、溶解炉
1内の溶解ガラス上面と筒状部材4内の溶解ガラ
ス上面とを調節し、ゴブの重量、流下速度、形状
などが制御される。
ところで、前記オリフイス2の下方には、その
オリフイス2から流下する溶解ガラスの塊を切断
するシヤーメカニズム5が配設されている。
オリフイス2から流下する溶解ガラスの塊を切断
するシヤーメカニズム5が配設されている。
第5図は上記シヤーメカニズム5の主要部を示
す平面図であつて、左右のアーム6a,6bの基
端部が軸7a,7bによつて枢着されており、そ
の軸7a,7bにそれぞれ装着されたピニオン8
a,8bが互いに噛合せしめられている。上記左
右のアーム6a,6bの先端部にはそれぞれ互い
に対向するようにカツター9a,9bが装着され
ている。第5図は、ゴブが2列で供給されるよう
にしたものに対応して、カツター9a,9bをそ
れぞれ2個づつ設けたものを示す。
す平面図であつて、左右のアーム6a,6bの基
端部が軸7a,7bによつて枢着されており、そ
の軸7a,7bにそれぞれ装着されたピニオン8
a,8bが互いに噛合せしめられている。上記左
右のアーム6a,6bの先端部にはそれぞれ互い
に対向するようにカツター9a,9bが装着され
ている。第5図は、ゴブが2列で供給されるよう
にしたものに対応して、カツター9a,9bをそ
れぞれ2個づつ設けたものを示す。
一方のアーム6aは、リンク10を介してクラ
ンク装置11に連結されており、そのクランク装
置11がコンロツド12を介してシヤーカムロー
ラーレバー13の先端に連結されている。そのシ
ヤーカムローラーレバー13は基端を支点14と
して揺動可能としており、そのシヤーカムローラ
ーレバー13の中間部に設けられたシヤーカムロ
ーラー15が、図示しない駆動装置によつて回動
されるシヤーカム16に当接せしめられている。
ンク装置11に連結されており、そのクランク装
置11がコンロツド12を介してシヤーカムロー
ラーレバー13の先端に連結されている。そのシ
ヤーカムローラーレバー13は基端を支点14と
して揺動可能としており、そのシヤーカムローラ
ーレバー13の中間部に設けられたシヤーカムロ
ーラー15が、図示しない駆動装置によつて回動
されるシヤーカム16に当接せしめられている。
また、他方のアーム6bにはレバー17が突設
されており、そのレバー17の先端と固定点18
との間に引張りスプリング19が張設されてい
る。しかして、アーム6bは上記スプリング19
によつて軸7bを中心として時計方向に付勢さ
れ、一方他方のアーム6aはピニオン8a,8b
を介して反時計方向に付勢され、結局両アームが
上記スプリング19によつて閉じる方向に付勢さ
れている。また、上記アーム6aの反時計方向の
付勢によつて、リンク10、コンロツド12等を
介してシヤーカムローラーレバー13が支点14
を中心として時計方向に付勢され、シヤーカムロ
ーラ15がシヤーカム16に圧接せしめられてい
る。
されており、そのレバー17の先端と固定点18
との間に引張りスプリング19が張設されてい
る。しかして、アーム6bは上記スプリング19
によつて軸7bを中心として時計方向に付勢さ
れ、一方他方のアーム6aはピニオン8a,8b
を介して反時計方向に付勢され、結局両アームが
上記スプリング19によつて閉じる方向に付勢さ
れている。また、上記アーム6aの反時計方向の
付勢によつて、リンク10、コンロツド12等を
介してシヤーカムローラーレバー13が支点14
を中心として時計方向に付勢され、シヤーカムロ
ーラ15がシヤーカム16に圧接せしめられてい
る。
他方、プランジヤー3は、第5図に示すよう
に、その頂端部がプランジヤーアーム20に装着
支持されており、そのプランジヤーアーム20は
案内部材21に沿つて上下動可能なプランジヤー
昇降用ロツド22に連結されている。上記プラン
ジヤー昇降用ロツド22にはピン軸23を中心と
して揺動可能なリンク24の一端が枢着され、そ
のリンク24の他端に連結杆25の頂端が連結さ
れており、上記連結杆25の下端が、基端部が固
定部に枢着されたカムローラレバー26の先端部
に連結されている。そして、上記カムローラレバ
ー26に装着されたカムローラ27が、前記シヤ
ーカム16と同軸に設けられたプランジヤーカム
28に圧接せしめられている。なお、図中符号2
9はプランジヤー3のストローク指示器である。
に、その頂端部がプランジヤーアーム20に装着
支持されており、そのプランジヤーアーム20は
案内部材21に沿つて上下動可能なプランジヤー
昇降用ロツド22に連結されている。上記プラン
ジヤー昇降用ロツド22にはピン軸23を中心と
して揺動可能なリンク24の一端が枢着され、そ
のリンク24の他端に連結杆25の頂端が連結さ
れており、上記連結杆25の下端が、基端部が固
定部に枢着されたカムローラレバー26の先端部
に連結されている。そして、上記カムローラレバ
ー26に装着されたカムローラ27が、前記シヤ
ーカム16と同軸に設けられたプランジヤーカム
28に圧接せしめられている。なお、図中符号2
9はプランジヤー3のストローク指示器である。
しかして、プランジヤーカム28が回動される
と、そのプランジヤーカム28に圧接されている
カムローラ27の移動に応じて、連結杆25、リ
ンク24等を介してプランジヤー昇降用ロツド2
2が上下動し、そのプランジヤー昇降用ロツド2
2の上下によつてプランジヤー3が上下動せしめ
られてオリフイス2が開閉制御されるとともに、
そのプランジヤー3の押出し作用によつて、その
オリフイス2から溶解ガラスが流下せしめられ
る。一方、上記プランジヤー3の上下動を行なわ
せるプランジヤーカムと同期して、シヤーカム1
6も回動し、シヤーカムローラーレバー13、コ
ンロツド12等を介してアーム6a,6bが開閉
せしめられ、そのアーム6a,6bの先端に設け
られたカツター9a,9bによつて、前記オリフ
イス2から落下する溶解ガラスが切断され、その
切断された溶解ガラスがその下方に設けられた成
型機(図示せず)に供給される。
と、そのプランジヤーカム28に圧接されている
カムローラ27の移動に応じて、連結杆25、リ
ンク24等を介してプランジヤー昇降用ロツド2
2が上下動し、そのプランジヤー昇降用ロツド2
2の上下によつてプランジヤー3が上下動せしめ
られてオリフイス2が開閉制御されるとともに、
そのプランジヤー3の押出し作用によつて、その
オリフイス2から溶解ガラスが流下せしめられ
る。一方、上記プランジヤー3の上下動を行なわ
せるプランジヤーカムと同期して、シヤーカム1
6も回動し、シヤーカムローラーレバー13、コ
ンロツド12等を介してアーム6a,6bが開閉
せしめられ、そのアーム6a,6bの先端に設け
られたカツター9a,9bによつて、前記オリフ
イス2から落下する溶解ガラスが切断され、その
切断された溶解ガラスがその下方に設けられた成
型機(図示せず)に供給される。
第7図a〜eはプランジヤー3とカツター9
a,9bとの作動説明図であつて、オリフイス2
から流下した溶解ガラスがプランジヤー3の下降
によつてさらに押し出されると(第7図b)、そ
の溶解ガラスが第7図cに示すように、プランジ
ヤー3の上昇によつて溶解ガラスの直径が稍々減
少する傾向となり、その間にカツター9a,9b
で切断され、ゴブWとして落下する。このように
して溶解ガラスが切断されるとともに、プランジ
ヤー3が上昇し、それとともにカツター9a,9
bも開いて(第7図d,e)次のサイクルに移
る。なお、図中符号Dはドロツプガイドである。
a,9bとの作動説明図であつて、オリフイス2
から流下した溶解ガラスがプランジヤー3の下降
によつてさらに押し出されると(第7図b)、そ
の溶解ガラスが第7図cに示すように、プランジ
ヤー3の上昇によつて溶解ガラスの直径が稍々減
少する傾向となり、その間にカツター9a,9b
で切断され、ゴブWとして落下する。このように
して溶解ガラスが切断されるとともに、プランジ
ヤー3が上昇し、それとともにカツター9a,9
bも開いて(第7図d,e)次のサイクルに移
る。なお、図中符号Dはドロツプガイドである。
ところで、このようなゴブフイーダーにおいて
は、均一な大きさと形状をもち、かつ切り口が整
つたゴブを供給することが、その後のガラス容器
等の成型プロセスにとつて非常に重要であり、上
記ゴブの大きさ、形状並びに切り口が製品重量の
ばらつき、製品欠陥による歩留りへの影響、およ
びフイーダ各部のメンテナンスと実運転時間(実
稼動率)等に影響がある。
は、均一な大きさと形状をもち、かつ切り口が整
つたゴブを供給することが、その後のガラス容器
等の成型プロセスにとつて非常に重要であり、上
記ゴブの大きさ、形状並びに切り口が製品重量の
ばらつき、製品欠陥による歩留りへの影響、およ
びフイーダ各部のメンテナンスと実運転時間(実
稼動率)等に影響がある。
ところが、上記ゴブフイーダーにおいては、前
述のようにカツター9a,9bか一定位置で開閉
作動するのみであるから、溶解ガラスの切断中
に、溶解ガラスの流れが上記カツター9a,9b
によつて部分的に一旦止められ、切口面部の溶解
ガラスは上方から圧力を受けた状態でカツターの
運動に随伴して横方向に移動しようとする。その
ため溶解ガラスの切口が不整形となり、ゴブの形
状、重量等にばらつきが発生し製品欠陥が生じや
すい等の問題がある。さらに、流下中の溶解ガラ
スに対してカツターは一定位置で開閉するので、
上記カツターには溶解ガラスの流下方向の無理な
力も加わり、その保修を十分行なう必要がありシ
ヤーメカニズム各部のメンテナンスに長時間を要
する等の問題もある。
述のようにカツター9a,9bか一定位置で開閉
作動するのみであるから、溶解ガラスの切断中
に、溶解ガラスの流れが上記カツター9a,9b
によつて部分的に一旦止められ、切口面部の溶解
ガラスは上方から圧力を受けた状態でカツターの
運動に随伴して横方向に移動しようとする。その
ため溶解ガラスの切口が不整形となり、ゴブの形
状、重量等にばらつきが発生し製品欠陥が生じや
すい等の問題がある。さらに、流下中の溶解ガラ
スに対してカツターは一定位置で開閉するので、
上記カツターには溶解ガラスの流下方向の無理な
力も加わり、その保修を十分行なう必要がありシ
ヤーメカニズム各部のメンテナンスに長時間を要
する等の問題もある。
本発明はこのような点に鑑み、ゴブの形状およ
び重量のばらつきが小さく、製品欠陥の発生をな
くすとともに、カツター等に異常な力が加わるこ
とがなくて、当該部分の調整とメンテナンスに多
くの時間と労力を必要とせず、しかもゴブの高速
供給が可能なゴブフイーダーを得ることを目的と
する。
び重量のばらつきが小さく、製品欠陥の発生をな
くすとともに、カツター等に異常な力が加わるこ
とがなくて、当該部分の調整とメンテナンスに多
くの時間と労力を必要とせず、しかもゴブの高速
供給が可能なゴブフイーダーを得ることを目的と
する。
本発明は、溶解炉の下方に配設された溶解ガラ
ス切断用のシヤーメカニズムを上下可能とすると
ともに、溶解ガラス切断工程中にシヤーメカニズ
ムを下降させ、溶解ガラスの流れとカツターとの
間の流下方向の相対速度を所定値におさえること
ができるようにしたことを特徴とするものであ
る。
ス切断用のシヤーメカニズムを上下可能とすると
ともに、溶解ガラス切断工程中にシヤーメカニズ
ムを下降させ、溶解ガラスの流れとカツターとの
間の流下方向の相対速度を所定値におさえること
ができるようにしたことを特徴とするものであ
る。
第1図は本発明のゴブフイーダーの一実施例を
示す縦断側面部分図であり、溶解炉1の下方には
それぞれ先端部にカツター30を設けた左右一対
のシヤーアーム31(図にはその一方のみを示
す)が配設されている。
示す縦断側面部分図であり、溶解炉1の下方には
それぞれ先端部にカツター30を設けた左右一対
のシヤーアーム31(図にはその一方のみを示
す)が配設されている。
上記シヤーアーム31の基端部は、上部軸受3
2および下部軸受33に支承された軸34にそれ
ぞれ固着されるとともに、両シヤーアーム31の
基端部にそれぞれ一体的に設けられたピニオン3
5が互いに噛合せしめられ、両シヤーアーム31
が上記軸34を中心として互いに反対方向に揺動
するようにしてあり、上記両シヤーアーム31の
先端部に設けられているカツター30が、上記シ
ヤーアームの揺動によつて、溶解炉1の底壁部に
設けられたオリフイス2の軸線を横断する方向に
移動するようにしてある。
2および下部軸受33に支承された軸34にそれ
ぞれ固着されるとともに、両シヤーアーム31の
基端部にそれぞれ一体的に設けられたピニオン3
5が互いに噛合せしめられ、両シヤーアーム31
が上記軸34を中心として互いに反対方向に揺動
するようにしてあり、上記両シヤーアーム31の
先端部に設けられているカツター30が、上記シ
ヤーアームの揺動によつて、溶解炉1の底壁部に
設けられたオリフイス2の軸線を横断する方向に
移動するようにしてある。
ところで、上記シヤーアーム31が固着された
軸34の一方は軸線方向にもその長さ調整自在な
ユニバーサルジヨイント36を介して油圧モータ
37に連結されるとともに、上記軸34の下端部
には回転位置センサー38が連結されている。ま
た、前記ピニオン35等を収容するケーシング3
9は、溶解炉1の一側に設けられたガイドブツシ
ユ40に上下動可能に配設してあり、さらに軸線
が上下方向に向くように配設された第1の油圧シ
リンダ装置41のピストンロツド41aに連結さ
れている。
軸34の一方は軸線方向にもその長さ調整自在な
ユニバーサルジヨイント36を介して油圧モータ
37に連結されるとともに、上記軸34の下端部
には回転位置センサー38が連結されている。ま
た、前記ピニオン35等を収容するケーシング3
9は、溶解炉1の一側に設けられたガイドブツシ
ユ40に上下動可能に配設してあり、さらに軸線
が上下方向に向くように配設された第1の油圧シ
リンダ装置41のピストンロツド41aに連結さ
れている。
一方、溶解炉1の他側部には第2の油圧シリン
ダ装置42がその軸線が上下方向に向くように配
設されており、その第2の油圧シリンダ装置42
のピストンロツド42aに前記プランジヤー3を
装着したプランジヤーアーム20が連結されてい
る。
ダ装置42がその軸線が上下方向に向くように配
設されており、その第2の油圧シリンダ装置42
のピストンロツド42aに前記プランジヤー3を
装着したプランジヤーアーム20が連結されてい
る。
しかして、上記第2の油圧シリンダー装置42
の作動室に作動油を給排すると、ピストンロツド
42aが上下動し、そのピストンロツド42aの
上下によつてプランジヤーアーム20を介してプ
ランジヤー3が上下動せしめられ、これによつて
オリフイス2の開閉が行なわれるとともに、ゴブ
の押し出しが行なわれる。一方、上記プランジヤ
ー3の上下動に同期して油圧モータ37が正逆方
向に交互に駆動されるとともに、第1の油圧シリ
ンダ装置41が作動され、そのピストンロツド4
1a、ケーシング39を介してシヤーアーム31
が上下動される。すなわち、上記油圧モータ37
による駆動力がユニバーサルジヨイント36を介
して軸34に伝えられ、さらにその軸34によつ
て一方のシヤーアーム31が水平面内で揺動され
るとともに、ピニオン35を介して他方のシヤー
アーム31も上記一方のシヤーアームと反対方向
に揺動され、左右一対のシヤーアームが互いに開
閉方向に駆動される。一方、上記左右一対のシヤ
ーアーム31の閉方向の移動に同期して、第1の
油圧シリンダー装置41によつてシヤーアーム3
1が溶解ガラスの流下速度と同一速度で下降せし
められる。したがつて、このシヤーアームの閉方
向の移動と溶解ガラスの流下と同一速度での下降
によつて、溶解ガラスとの間に相対的移動がない
状態で、左右カツター30により前記オリフイス
2から落下する溶解ガラスの塊すなわちゴブが所
要量づつ切断される。
の作動室に作動油を給排すると、ピストンロツド
42aが上下動し、そのピストンロツド42aの
上下によつてプランジヤーアーム20を介してプ
ランジヤー3が上下動せしめられ、これによつて
オリフイス2の開閉が行なわれるとともに、ゴブ
の押し出しが行なわれる。一方、上記プランジヤ
ー3の上下動に同期して油圧モータ37が正逆方
向に交互に駆動されるとともに、第1の油圧シリ
ンダ装置41が作動され、そのピストンロツド4
1a、ケーシング39を介してシヤーアーム31
が上下動される。すなわち、上記油圧モータ37
による駆動力がユニバーサルジヨイント36を介
して軸34に伝えられ、さらにその軸34によつ
て一方のシヤーアーム31が水平面内で揺動され
るとともに、ピニオン35を介して他方のシヤー
アーム31も上記一方のシヤーアームと反対方向
に揺動され、左右一対のシヤーアームが互いに開
閉方向に駆動される。一方、上記左右一対のシヤ
ーアーム31の閉方向の移動に同期して、第1の
油圧シリンダー装置41によつてシヤーアーム3
1が溶解ガラスの流下速度と同一速度で下降せし
められる。したがつて、このシヤーアームの閉方
向の移動と溶解ガラスの流下と同一速度での下降
によつて、溶解ガラスとの間に相対的移動がない
状態で、左右カツター30により前記オリフイス
2から落下する溶解ガラスの塊すなわちゴブが所
要量づつ切断される。
第2図は、上記第1の油圧シリンダー装置41
の制御回路図であり、設定器43からのシヤーア
ーム31の移動速度、ストロークシヤー刃の上端
高さ等の設定信号が制御信号として比較器44お
よび増巾器45を介してサーボ弁46に加えら
れ、そのサーボ弁46の開閉制御によつて第1の
油圧シリンダー装置41の制御が行なわれシヤー
アームの上下速度およびストローク制御等が行な
われる。一方、上記第1の油圧シリンダー装置4
1によるシヤーアーム31の動きはストローク検
出器47によつて検出され、その検出信号が比較
器44にフイードバツクされる。
の制御回路図であり、設定器43からのシヤーア
ーム31の移動速度、ストロークシヤー刃の上端
高さ等の設定信号が制御信号として比較器44お
よび増巾器45を介してサーボ弁46に加えら
れ、そのサーボ弁46の開閉制御によつて第1の
油圧シリンダー装置41の制御が行なわれシヤー
アームの上下速度およびストローク制御等が行な
われる。一方、上記第1の油圧シリンダー装置4
1によるシヤーアーム31の動きはストローク検
出器47によつて検出され、その検出信号が比較
器44にフイードバツクされる。
ところで、油圧ポンプニユツト、制御弁等の取
付位置はなるべくコンパクトにまとめて油圧モー
タや油圧シリンダー装置等のアクチユエータの近
くに配置することが望ましく、油圧ポンプ、制御
弁等は防熱、防塵対策を施こした上でプランジヤ
ー駆動部等の付近に配設し、電気制御装置は上記
油圧ポンプ等から離れた運転に好都合な場所に設
置する。
付位置はなるべくコンパクトにまとめて油圧モー
タや油圧シリンダー装置等のアクチユエータの近
くに配置することが望ましく、油圧ポンプ、制御
弁等は防熱、防塵対策を施こした上でプランジヤ
ー駆動部等の付近に配設し、電気制御装置は上記
油圧ポンプ等から離れた運転に好都合な場所に設
置する。
第3図は本発明の他の実施例を示す図であつ
て、シヤーメカニズムを油圧シリンダー装置に代
え機械的手段によつて上下動させるようにしてあ
る。すなわち、ピニオン35等を収容するケーシ
ング39には、一端を中心として揺動可能に枢着
された揺動レバー50の先端がリンク51を介し
て連結してある。更に、シヤーの上昇限位置を調
節するため偏心リング52が設けられている。し
かして、上記揺動レバー50を適宜駆動機構によ
り揺動させることによつて、リンク51を介して
ケーシング39が上下動作せしめられ、それによ
つてシヤーアーム31が上下動せしめられ、前記
第1実施例と同一作用を行なう。なお、上記実施
例においては、溶解ガラスの切断工程中にシヤー
アーム31を溶解ガラスの流下速度と同一速度で
降下させるようにしたものを示したが、両者を必
ずしも同一速度とする必要はなく、或る相対関係
速度をもつて下降させるようにしてもよい。
て、シヤーメカニズムを油圧シリンダー装置に代
え機械的手段によつて上下動させるようにしてあ
る。すなわち、ピニオン35等を収容するケーシ
ング39には、一端を中心として揺動可能に枢着
された揺動レバー50の先端がリンク51を介し
て連結してある。更に、シヤーの上昇限位置を調
節するため偏心リング52が設けられている。し
かして、上記揺動レバー50を適宜駆動機構によ
り揺動させることによつて、リンク51を介して
ケーシング39が上下動作せしめられ、それによ
つてシヤーアーム31が上下動せしめられ、前記
第1実施例と同一作用を行なう。なお、上記実施
例においては、溶解ガラスの切断工程中にシヤー
アーム31を溶解ガラスの流下速度と同一速度で
降下させるようにしたものを示したが、両者を必
ずしも同一速度とする必要はなく、或る相対関係
速度をもつて下降させるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は溶解炉の下方に
配設された溶解ガラス切断用のシヤーメカニズム
を上下動可能とするとともに、上記シヤーメカニ
ズムの溶解ガラス切断工程中にシヤーメカニズム
を下降させるようにしたので、切断工程中にカツ
ターと流下する溶解ガラスの間の相対速度を零或
は所定値に収めることができ、切断面の形状をき
れいなものとすることができ、ゴブ重量のバラツ
キを小さくでき、製品欠陥を減少することができ
る。したがつて、製品歩留りの向上を図ることが
できる。また、ゴブの流下に対してカツターが殆
ど相対移動がない状態で切断させることができる
ので、切断に無理が生ずることがなく、フイダー
の高速運転が可能となり、しかもシヤーアームや
その駆動部等の異常な力が加わることがなく、当
該部のメンテナンスに必要な時間を減少できて実
稼動時間を向上できる等の効果を奏する。
配設された溶解ガラス切断用のシヤーメカニズム
を上下動可能とするとともに、上記シヤーメカニ
ズムの溶解ガラス切断工程中にシヤーメカニズム
を下降させるようにしたので、切断工程中にカツ
ターと流下する溶解ガラスの間の相対速度を零或
は所定値に収めることができ、切断面の形状をき
れいなものとすることができ、ゴブ重量のバラツ
キを小さくでき、製品欠陥を減少することができ
る。したがつて、製品歩留りの向上を図ることが
できる。また、ゴブの流下に対してカツターが殆
ど相対移動がない状態で切断させることができる
ので、切断に無理が生ずることがなく、フイダー
の高速運転が可能となり、しかもシヤーアームや
その駆動部等の異常な力が加わることがなく、当
該部のメンテナンスに必要な時間を減少できて実
稼動時間を向上できる等の効果を奏する。
第1図は本発明のゴブフイーダーの縦断側面部
分図、第2図は油圧駆動装置の制御回路図、第3
図は本発明の他の実施例を示す図、第4図は従来
のゴブフイーダーの概略構成を示す縦断面部分
図、第5図は同上シヤーメカニズムの平面図、第
6図はプランジヤーの駆動機構を示す図、第7図
a〜eは、プランジヤーとカツターとの作動状態
説明図である。 1…溶解炉、2…オリフイス、3…プランジヤ
ー、20…プランジヤーアーム、30…カツタ
ー、31…シヤーアーム、35…ピニオン、41
…第1の油圧シリンダー装置、42…第2の油圧
シリンダー装置。
分図、第2図は油圧駆動装置の制御回路図、第3
図は本発明の他の実施例を示す図、第4図は従来
のゴブフイーダーの概略構成を示す縦断面部分
図、第5図は同上シヤーメカニズムの平面図、第
6図はプランジヤーの駆動機構を示す図、第7図
a〜eは、プランジヤーとカツターとの作動状態
説明図である。 1…溶解炉、2…オリフイス、3…プランジヤ
ー、20…プランジヤーアーム、30…カツタ
ー、31…シヤーアーム、35…ピニオン、41
…第1の油圧シリンダー装置、42…第2の油圧
シリンダー装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス製品の成型機に溶解ガラスの塊を供給
するためのゴブフイーダーにおいて、溶解炉の下
方に配設された溶解ガラス切断用のシヤーメカニ
ズムを上下動可能とするとともに、上記シヤーメ
カニズムによる溶解ガラス切断工程中に上記シヤ
ーメカニズムを溶解ガラスの流下速度に対応させ
て下降させるようにしたことを特徴とする、ガラ
ス用ゴブフイーダー。 2 シヤーメカニズムは溶解ガラスの下降速度と
同一速度で下降せしめられることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載のガラス用ゴブフイー
ダー。 3 シヤーメカニズムは溶解ガラスの下降速度に
対して所定の相対関係速度で下降せしめられるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガラ
ス用ゴブフイーダー。 4 シヤーメカニズムの上下動装置は、油圧駆動
装置であることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項記載のガラス用ゴブフイーダー。 5 シヤーメカニズムの上下動装置は、リンクお
よびレバー機構であることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項記載のガラス用ゴブフイーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16911185A JPS6230629A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | ガラス用ゴブフイ−ダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16911185A JPS6230629A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | ガラス用ゴブフイ−ダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230629A JPS6230629A (ja) | 1987-02-09 |
JPH0146448B2 true JPH0146448B2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=15880501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16911185A Granted JPS6230629A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | ガラス用ゴブフイ−ダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230629A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62216925A (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-24 | Canon Inc | 流出ガラスの切断方法 |
EP1702893B1 (en) * | 2005-03-14 | 2015-11-18 | Nihon Taisanbin Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for cutting molten glass material |
US7328641B2 (en) | 2005-04-18 | 2008-02-12 | Nihon Taisanbin Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for cutting glass material |
US20130000359A1 (en) * | 2010-03-26 | 2013-01-03 | Shinsuke Matsumoto | Gob forming device |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP16911185A patent/JPS6230629A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6230629A (ja) | 1987-02-09 |
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