JPH0145134B2 - - Google Patents

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JPH0145134B2
JPH0145134B2 JP54167191A JP16719179A JPH0145134B2 JP H0145134 B2 JPH0145134 B2 JP H0145134B2 JP 54167191 A JP54167191 A JP 54167191A JP 16719179 A JP16719179 A JP 16719179A JP H0145134 B2 JPH0145134 B2 JP H0145134B2
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Juichiro Hamada
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばトーンアームの水平位置検出
装置に使用して好適な波形整形回路に関する。
トーンアームの水平位置検出装置のひとつとし
て、アームの水平回転軸に対して可動スリツト板
を設け、この可動スリツト板と固定スリツト板と
を平行に近接させ、固定スリツト板に設けられた
スリツトを検出光が通過するようになし、可動ス
リツト板に所定の間隔λで多数のスリツトを設
け、この可動スリツト板により検出光が遮蔽又は
通過されるようにし、これと共に、固定のスリツ
ト板のスリツトとして(n±1/4)λだけずれた
2つのものを設け、この2つのスリツトを通じる
検出光の変化を別個に検出し、90゜の位相差をも
つ2つの検出信号を得、この2つの検出信号を用
いることによつて4倍の分解能でアームの水平位
置をコード化すると共に、アームの移動方向も検
出するようにしたものが提案されている。アーム
の水平位置をコード化することは、指定した位置
にアームを停止させ、指定された曲だけを再生す
るオートセレクト動作などのレコードプレーヤの
動作の自動化を実現するうえで必要である。
かかる水平位置検出装置では、トーンアームの
回転軸に対してあまり大きな可動スリツト板を取
り付けられない制約のもとで、必要とされる分解
能の位置検出を行なうので、2つのスリツト板の
取付位置の機械的誤差、スリツトの間隔λのバラ
ツキ、固定スリツト板の2つのスリツト間隔の誤
差、検出光の光軸のずれが生じ易く、このため正
確に90゜の位相差をもつ2つの検出信号が得られ
なかつたり、2つの検出信号のデユーテイフアク
タが50〔%〕からずれたりする傾向があつた。そ
の結果、トーンアームを移動させたときに、水平
位置と対応する番地信号のうちである番地信号の
発生する期間がきわめて短かくなり、リードイン
してこの番地で停止しようとすると、その慣性の
ためにアームが停止できずに行き過ぎ、また逆方
向に戻つて停止しようとするときも行き過ぎ、こ
の動作を繰り返す発振現象が生じる。これを防止
しようとすれば、アームの移動速度を遅くしなけ
ればならない。しかし、移動速度を遅くすれば、
指定した曲にリードインするための所要時間が長
くなる欠点が生じる。
本発明は、かかる検出装置の出力のように位相
差が90゜であるべき2つの信号が供給される波形
整形回路であつて、この入力信号の位相差が90゜
よりずれている場合にも、位相差が正確に90゜と
なるように変換することができるようにしたもの
である。
以下、トーンアームに触れることなくその移動
を制御できるようにしたレコードプレーヤに本発
明を適用した一実施例について説明する。
第1図はトーンアーム1に関連する機構部を示
すもので、トーンアーム1のアーム軸2の先端に
フインガー3を有するヘツドシエル4が取り付け
られる。ヘツドシエル4には、カートリツジ5が
固定されると共に、その先端部に曲間検出器6が
設けられている。アーム軸2は、軸受け7を介し
て水平回転軸8に支持され、また針圧調整用のカ
ウンタウエイト9を有している。10は、回転軸
8に対する軸受けである。
かかるトーンアーム1は、水平駆動モータ11
によりレコードデイスク上をこれと平行に移動さ
れる。第1図において矢印X1で示す方向がデイ
スクの外周部より内周部に向かつて移動するリー
ドイン方向であり、矢印X2で示す逆の移動方向
がリードアウト方向である。水平駆動モータ11
は、リニアモータであり、円弧状の一対のヨーク
12,13と、ヨーク12に設けられたマグネツ
ト14と、ヨーク13に沿つて動き得るコイル1
5とによつて構成されている。コイル15は、ボ
ビン16に巻回されており、このボビン16は、
コイル支持片17を介して回転軸8に固定されて
いる。一方、ヨーク12,13及びマグネツト1
4からなる磁気回路部は、ヨーク支持片18によ
つて軸受10上に固定されている。
水平駆動モータ11のコイル15に端子19か
ら電流を供給すると、このコイル15で発生する
磁束とマグネツト14の磁極とで定まる方向にコ
イル15が移動し、これによつて回転軸8が回転
し、トーンアーム1が電流の方向と対応してX1
又はX2で示す方向に動かされる。
また、回転軸8と関連して水平位置検出器20
が設けられている。水平位置検出器20は、第2
図A及びBにも示すように、回転軸8と一体に回
転する可動スリツト板21と、固定スリツト板2
2と、発光素子例えば発光ダイオード23a,2
3bと、受光素子例えばフオトトランジスタ24
a,24bとによつて構成されている。可動スリ
ツト板21は、第3図に示すように、トーンアー
ム1の水平回転角例えばアームレスト上にある位
置から、レコードデイスクの最終溝に到達するま
での回転角よりやや大きい角範囲をもつ扇形のも
ので、この範囲の円弧上にλのピツチ(例えば回
転角で1゜以下の値)でもつて多数のスリツト25
が形成されており、取付板26を介して回転軸8
に固着される。固定スリツト板22は、第4図に
示すように、(n+1/4)λの間隔をおいて形成さ
れた2つのスリツト27a,27bを有するもの
で、図示せずもレコードプレーヤの基板等の上に
固定される。第1図及び第2図に示すように、ス
リツト25の下方にスリツト27a,27bが位
置するように、可動スリツト板21及び固定スリ
ツト板22が近接して平行に配され、固定スリツ
ト板22のスリツト27a,27bの上方及び下
方に発光ダイオード23a,23bとフオトトラ
ンジスタ24a,24bとが対向するように配置
され、発光ダイオード23a,23bの各検出光
がスリツト25とスリツト27a,27bとを通
じてフオトトランジスタ24a,24bに到達す
るようになされる。スリツト27a,27bとし
ては、1個設ければ良いが、図示のように例えば
3個形成することによつて、発光ダイオード23
a,23b及びフオトトランジスタ24a,24
bの取付位置の誤差に基づき、検出光の光軸がず
れても、検出出力を全く得ることができない誤動
作を防止することができる。
上述の水平位置検出器20は、第5図Aに拡大
して示すように、リードイン方向X1又はリード
アウト方向X2に可動スリツト板21(スリツト
25)が動き、固定スリツト板22のスリツト2
7aとスリツト25とが合致する時にフオトトラ
ンジスタ24aの出力が最大となり、同様にスリ
ツト27bとスリツト25とが合致する時にフオ
トトランジスタ24bの出力が最大となるように
動作する。検出光は、ビーム状であるが、スリツ
トの開口幅に対して或る程度の太さをもつため、
フオトトランジスタ24aからは、第5図Bに示
すように正弦波状になまつた検出信号Saが発生
する。この検出信号Saの周期Tは、スリツト2
5のピツチλとトーンアーム1の移動速度で定ま
る。また、スリツト27a,27bの距離が(n
+1/4)λとされているので、リードイン方向X1
に動くときには、第5図Cにおいて実線で示すよ
うに周期Tで、検出信号Saに対してT/4(90゜)
だけ位相が遅れた検出信号Sbがフオトトランジ
スタ24bから発生し、リードアウト方向X2
動くときには、第5図Cにおいて破線で示すよう
にT/4だけ位相が進んだ検出信号Sbがフオトトラ
ンジスタ24bから発生する。
上述の水平位置検出器20のフオトトランジス
タ24a,24bから発生する検出信号を用いて
水平位置をコード化するための構成の一例を第6
図に示す。フオトトランジスタ24a,24bの
コレクタには、正の電源電圧(+Vcc)が供給さ
れ、そのエミツタが低抗器28a,28bを介し
て接地される。検出信号Sa,Sbがこのエミツタ
から取り出されてパルスアンプ29a,29bに
供給され、検出パルスPa,Pbに変換される。こ
の検出パルスPa,Pbがイクスクルーシブオアゲ
ート30と位相判別器31とに供給される。位相
判別器31は、検出パルスPaに対する検出パル
スPbの位相の進み又は遅れを判別し、その判別
出力によつて切替回路32が制御される。イクス
クルーシブオアゲート30の出力パルスPcが切
替回路32を介してカウンタ33のクロツク入力
として供給される。検出パルスPbの位相が遅れ
るリードイン方向X1に移動するときは、パルス
Pcがカウンタ33の加算入力とされ、その逆に
リードアウト方向X2に移動して検出パルスPbの
位相が進むときは、パルスPcがカウンタ33の
減算入力とされる。カウンタ33は、パルスPc
の立上り及び立下りを計数して番地データSDを
発生する。カウンタ33は、例えばトーンアーム
1がアームレストにおかれる時に発生する検出信
号が供給されることによつてクリアされる。
第7図は、リードイン方向X1にトーンアーム
1が動く場合の検出パルスPa,PbとパルスPcと
番地データSDとを示し、パルスPcの縁によつて
カウンタ33が増加方向に歩進し、2進コードで
表わされる番地データSDが0(番地)から、1,
2,3,4……7と順次変化する。また、リード
アウト方向X2にトーンアーム1が動く場合の検
出パルスPa,PbとパルスPcと番地データSDと
は、第8図に示すものとなり、パルスPcの縁に
よつてカウンタ33が減少方向に歩進し、番地デ
ータSDが7,6,5,4……0と順次変化する。
この第7図及び第8図から分かるように、スリツ
ト25のピツチλの4倍の分解能でもつてトーン
アーム1の位置を検出できる。また、2つの検出
パルスPa及びPbの位相差が正確に90゜で且つ検出
パルスPa及びPbのデユーテイフアクタが正確に
50〔%〕の条件のもとでは、トーンアーム1が動
くことで順次発生する番地データの期間が互いに
均等となる。
しかし、検出パルスPa及びPb間の位相差が第
9図に示すように小さくなると、パルスPcのデ
ユーテイフアクタが50〔%〕でなくなり、番地デ
ータSDの各データ期間が不均等となり、1,3,
5,7(番地)の番地データが発生する期間が短
かくなる。第10図に示すように、位相差が90゜
であつても検出パルスPa,Pbのデユーテイフア
クタが50〔%〕でなくなり、例えば小さくなると、
番地データSDの各データ期間が不均等となり、
2,6(番地)のデータ期間が短かくなる。水平
位置検出器20のスリツト27a,27b間の距
離の誤差、検出光の光軸のずれ、或いは光量のバ
ラツキ、スリツト板21,22の取付位置の誤差
などが上述のような番地データの各データ期間を
不均等にする原因となる。第6図の構成のよう
に、検出信号Sa及びSbをパルスアンプ29a,
29b或いはレベル比較器によつて単にパルス信
号とするだけでは、上述の問題点を解決できな
い。本発明が適用された波形整形回路は、この位
相差或いはデユーテイフアクタが規定のものでな
い2つの入力信号を処理することによつて、これ
らのフアクタを規定のものに変換することができ
る。
なお、ヘツドシエル4に設けられた曲間検出器
6は、カートリツジ5のスタイラスとレコードデ
イスクとの接触点に対応する検出位置が録音帯或
いは無録音帯(曲間)の何れであるかを、両者の
反射率の違いを利用して光学的に検出するもので
ある。リードイン方向X1にトーンアーム1を一
定速度で動かすと、曲間検出器6から無録音帯上
に位置するタイミングで曲間検出パルスが順次発
生する。これと共に、水平位置検出器20によつ
て上述のように番地データSDが発生している。
したがつて曲間検出パルスを計数して得られるア
ドレス信号を用いて、曲間検出パルスの発生する
時の番地データをメモリーに一旦書込んでおけ
ば、そのレコードデイスクのうちで指定の曲の前
に位置する無録音帯上にカートリツジ5のスタイ
ラスが持ち来たされるようにトーンアーム1を動
かすことができ、然る後に、トーンアーム1を下
げれば、指定の曲だけを再生することができる。
このようなオートセレクト動作を行なう場合に、
メモリーから読出された指定の曲に対応する番地
データと現に発生している番地データとを比較
し、両者の一致する時にトーンアームの移動を停
止させるので、データ期間が前述のように短かく
なつた番地データで停止させることは、トーンア
ームの慣性によつて不可能となり、発振現象が生
じるおそれがある。
第11図に本発明が適用された波形整形回路の
一例が示されている。入力端子34a,34bの
夫夫にフオトトランジスタ24a,24bから検
出信号Sa,Sbが供給され、パルスアンプ29a,
29bを介されることによつて検出パルスPa,
Pbとなされる。この検出パルスPa,Pbが位相判
別器31に供給され、検出パルスPaを基準とす
る検出パルスPbの位相の進み又は遅れが判別さ
れ、その判別出力によつて前述のように切替回路
32が制御されると共に、切替回路35が制御さ
れる。位相判別器31としては、検出パルスPb
を入力とし、検出パルスPaの立上りをクロツク
入力とするDフリツプフロツプを用いることがで
き、したがつて位相遅れのときの判別出力は、
“0”となり、位相進みのときの判別出力は、
“1”となる。また、検出パルスPaが周波数を例
えば2倍とする逓倍器36に供給される。
逓倍器36は、第12図に示すように、VCO
(電圧制御発振器)40と、例えばのこぎり波状
の発振出力を1/Nに分周する分周器41と、検出 パルスPa及び分周器41の出力を比較する位相
比較器42と、その比較出力が供給され、VCO
40に対する制御電圧を形成するローパスフイル
タ43と、VCO40の発振出力をパルスP1に変
えるレベル比較器44とからなるPLL構成され
ている。(N=2)の場合には、第13図Aに示
す検出パルスPaから、同図Bに示す2倍の周波
数の発振出力がVCO40から発生し、レベル比
較器44において破線で示すレベルでスライスさ
れることで、同図Cに示すようにデユーテイフア
クタが50〔%〕のパルスP1が得られる。
この逓倍器36の出力P1がTフリツプフロツ
プ37aのトリガー入力とされると共に、インバ
ータ38を介してTフリツプフロツプ37bのト
リガー入力とされる。フリツプフロツプ37aの
出力パルスPa′が出力端子39aに取り出され、
フリツプフロツプ37bの互いに逆極性の出力
P2又は2が切替回路35を介して出力端子39
bに出力パルスPb′として取り出される。この出
力パルスPa′及びPb′が第6図の構成におけるイ
クスクルーシブオアゲート30に供給され、カウ
ンタ33によつて計数される。
一例として第14図Aに示すように、共にデユ
ーテイフアクタが50〔%〕よりやや小さく、然も
位相差が90゜より小さいような検出パルスPa及び
Pbがパルスアンプ29a,29bから発生した
ときの動作を説明する。逓倍器36からは、第1
4図Bに示すパルスP1が得られる。フリツプフ
ロツプ37a,37bは、入力パルスの立上りに
よつてトリガーされ、また検出パルスPa,Pbの
最初のものが入力される前にクリアされているの
で、フリツプフロツプ37aの出力Pa′は、第1
4図Cに示すようにパルスP1の立上り毎に反転
するものとなり、フリツプフロツプ37bの出力
P2及び2は、第14図Dに示すようにパルスP1
の立下り毎に反転するものとなる。パルスP1
デユーテイフアクタが50〔%〕とされていること
により、パルスPa′及びP2(又は2)の位相差が
正確に90゜となる。
位相判別器31においては、検出パルスPaを
基準として検出パルスPbの位相の進み又は遅れ
が検出され、図示の例のように、位相遅れの場合
には、フリツプフロツプ37bの出力P2が切替
回路35で選択された出力パルスPb′とされる。
この出力パルスPb′(=P2)とPa′とは、正確に90゜
の位相差を持ち、デユーテイフアクタが50〔%〕
のものとなる。また、第14図Aにおいて破線で
示すように、検出パルスPaに対して検出パルス
Pbの位相が進んでいる場合には、フリツプフロ
ツプ37bの出力パルス2が出力パルスPb′とし
て取り出される。
かかる本発明が適用された波形整形回路の出力
パルスPa′及びPb′によつて番地コードを発生さ
せれば、各番地コードが得られるデータ期間を等
しくT/4とすることができ、トーンアームを指定 された番地に停止させる場合の誤動作を防止する
ことができる。
上述の第11図の構成において、位相判別器3
1を、検出パルスPaの立上りをクロツク入力と
するDフリツプフロツプにより構成すると、第1
6図に示すようにパルスPa及びPbのデユーテイ
フアクタがかなり小さくなつたり、両者の位相差
が90゜より大きくずれた場合、第16図Gに示す
ような位相遅れ、あるいは同図Jに示すような位
相進みを生じたとき、位相判別器31の出力は
“0”となるため、位相のずれの方向を判別する
ことができない。また、逓倍器36の出力パルス
P1のデユーテイフアクタが50〔%〕となる条件が
必要である。このような判別不可能な場合或いは
条件が満足されない場合にも正しく動作するよう
に考慮された波形整形回路の他の例を第15図に
示す。
パルスアンプより得られる検出パルスPaは、
位相比較器42a、ローパスフイルタ43a、
VCO40a、1/2分周器としてのフリツプフロツ
プ41a,37aからなるPLLに供給される。
第16図Aに示す検出パルスPaに対してVCO4
0aは、同図Bに示すように4倍の周波数の出力
パルスを発生し、その立上り毎にTフリツプフロ
ツプ41aがトリガーされることによつて同図C
に示すように1/2に分周されたパルスP3が発生す
る。このパルスP3の立上り毎にフリツプフロツ
プ37aがトリガーされることによつて第16図
Dに示すように50〔%〕のデユーテイフアクタの
出力パルスPa′を出力端子39aに得られる。こ
の出力パルスPa′は、位相比較器42a及び位相
判別器31に供給される。
検出パルスPbも、位相比較器42b、ローパ
スフイルタ43b、VCO40b、フリツプフロ
ツプ41bからなるPLLによつて50〔%〕のデユ
ーテイフアクタのパルス信号とされる。第16図
Gに示すように位相遅れの検出パルスPbに対し
てVCO40bの発振出力は、同図Hに示すよう
に2倍の周波数をもつものとなり、この立上り毎
にフリツプフロツプ41bがトリガーされ、同図
Iに示すように50〔%〕のデユーテイフアクタの
パルスP4が得られる。このパルスP4が位相比較
器42bにフイードバツクされると共に、位相判
別器31に供給される。
位相判別器31では、出力パルスPa′の立上り
のタイミングにおけるパルスP4のレベルを判別
するので、上述のような位相遅れの場合では、判
別出力が“0”となり、切替回路35によつて第
16図Eに示すパルスP2が選択されて出力パル
スPb′となされる。また、検出パルスPbが第16
図Jに示すように位相進みの場合には、VCO4
0bの発振出力は、同図Kに示すものとなり、フ
リツプフロツプ41bから発生するパルスP4は、
同図Lに示すものとなり、位相判別器31の判別
出力は、“1”となり、位相進みを判別できる。
このときは、フリツプフロツプ37bの出力2
(第16図F)が出力パルスPb′として取り出さ
れる。
第16図A及びGに夫々示すように、デユーテ
イフアクタが25〔%〕のように小さい検出パルス
P2及びPbを単に位相判別器31に供給しても、
位相のずれの方向を判別することができない。第
15図に示す波形整形回路は、検出パルスPa及
びPbの夫々をPLLによつてデユーテイフアクタ
が50〔%〕のパルスPa′及びP4に変換し、この両
者を位相判別器31に供給しているので、正確に
位相のずれの方向を判別することができる。
上述のようにトーンアームの水平位置検出器の
検出出力の処理のために本発明による波形整形回
路を適用すれば、検出出力によつて位置をコード
化した場合に、番地データの発生するデータ期間
を均等とすることができ、どの番地にトーンアー
ムの位置を持ち来たすときでも正確に停止させる
ことができる。このことは、水平位置検出器を構
成するスリツト板、発光ダイオード、フオトトラ
ンジスタ等の取付精度が比較的ラフであつても良
く、或いはスリツト板のスリツトの間隔の誤差の
許容値を拡大することになるので、水平位置検出
器の組立を簡単化することや、そのコストを下げ
る利点が得られる。
なお、位置検出器としては、光学的方法に限ら
ず、磁気的方法にもとづくものでも良い。勿論、
トーンアームの水平位置検出器の検出出力以外
に、位相差が90゜であるべき2つの信号を処理す
る場合に対して本発明は適用して同様の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるトーンアー
ムの周辺の機構を示す斜視図、第2図はトーンア
ームの水平位置を検出する水平位置検出器の平面
図及び断面図、第3図及び第4図は水平位置検出
器の2つのスリツト板の平面図、第5図は水平位
置検出器の検出動作の説明に用いる線図、第6図
は検出出力をコード化するための構成の一例のブ
ロツク図、第7図、第8図、第9図及び第10図
はコード化の説明に用いる波形図、第11図及び
第14図は本発明が適用された波形整形回路の一
例のブロツク図及びタイムチヤート、第12図及
び第13図は周波数逓倍器の一例のブロツク図及
びその説明に用いる波形図、第15図及び第16
図は本発明が適用された波形整形回路の他の例の
ブロツク図及びその説明に用いるタイムチヤート
である。 1はトーンアーム、4はヘツドシエル、8は水
平回転軸、11は水平駆動モータ、20は水平位
置検出器、21,22はスリツト板、24a,2
4bはフオトトランジスタ、29a,29bはパ
ルスアンプ、31は位相判別器、32,35は切
替回路、33はカウンタ、36は逓倍器、37
a,37bはフリツプフロツプ、39a,39b
は出力端子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 VCOと、このVCOの発振出力を所定の周波
    数に分周する分周器と、この分周器の出力と第1
    の入力信号との位相を比較して位相差を示す信号
    を出力する位相比較器と、この位相比較器の出力
    から上記VCOの制御電圧を形成するローパスフ
    イルタと、上記VCOの出力を、デユーテイフア
    クタが50%の出力パルスに成形して出力する回路
    とを有する周波数逓倍器と、 上記第1の入力信号及びこの第1の入力信号に
    対して位相差が90゜であるべき同一周期の第2の
    入力信号が供給され、両信号の位相のずれの方向
    を判別する位相判別器と、 上記周波数逓倍器の出力パルスの一方の縁でト
    リガーされ、1/2分周された出力を発生する第1
    のパルス分周器と、 上記周波数逓倍器の出力パルスの他方の縁でト
    リガーされ、1/2分周された出力で且つ互いに逆
    極性の出力を発生する第2のパルス分周器と、 上記位相判別器の判別出力によつて上記第2の
    パルス分周器の何れか一方の極性の出力を選択す
    る切替回路とを備え、 上記第1のパルス分周器及び上記切替回路の
    夫々から互いの位相差が実質的に90゜に規定され
    た2つの出力を得るようにした波形整形回路。
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