JPH0144151Y2 - - Google Patents

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JPH0144151Y2
JPH0144151Y2 JP18182585U JP18182585U JPH0144151Y2 JP H0144151 Y2 JPH0144151 Y2 JP H0144151Y2 JP 18182585 U JP18182585 U JP 18182585U JP 18182585 U JP18182585 U JP 18182585U JP H0144151 Y2 JPH0144151 Y2 JP H0144151Y2
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JP
Japan
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hot water
pipe
hanger
towel hanger
water supply
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JP18182585U
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JPS6290594U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はタオルハンガーに係り、更に詳述す
ればハンガーパイプ内に湯を対流させることによ
つて発生する伝導または輻射熱を利用してタオル
を暖めたり強制乾燥を行ない得るようにしたタオ
ルハンガーに関するものである。
[従来の技術] ホテル等の宿泊施設や家屋等においては空間の
有効利用を計るため水廻り装備を通常は1個所に
集中させることが行なわれている。
すなわち、第5図に示すように1つの小部屋内
に洗面台21、バスタブ22、シヤワー23、お
よび図示してないが水洗式のトイレが設けられ、
これらの施設を使用することで濡れた身体の一部
および全部を拭うタオルaを掛けるタオルハンガ
ー24が設けられている。
[考案が解決しようとする問題] しかし、この小部屋内でのシヤワーや風呂の使
用により部屋内湿度が著しく高く、したがつて使
用により濡れたタオルは朝まで乾かず、特に冬の
寒い日や緯度の高い地方にあるホテルではハンガ
ーに掛けたタオルが凍結してしまい使用できなく
なつてしまうと云う欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上述した欠点を解決することを目的
とし、ハンガーを形成するパイプ内に湯を対流さ
せることにより、ハンガーパイプより生じる伝導
または輻射熱を利用してタオルを暖めたり早期乾
燥と凍結の防止を計り得るタオルハンガーを提供
するものである。
[考案の概要] この考案のタオルハンガーは上述した目的を達
成するために、給湯管から該管内を流通する湯を
分岐して取出す第1の継手部と、該継手部に一端
を接続開口した第1の配管と、この第1の配管の
他端に接続されかつ建造物の壁面に取付けられた
中空のタオルハンガーと、前記ハンガーの他端に
接続されている第2の配管と、この配管の下部に
接続されかつ前記第1の継手部よりも前記給湯管
の下部に接続開口した第2の継手部とをそれぞれ
具備してなり、かつ前記タオルハンガーでの放熱
により比重が大きくなつた湯を前記第2の配管を
介して前記給湯管に戻す湯の対流系路を構成した
ことを特徴とするタオルハンガーを提供するもの
である。
[考案の実施例] この考案のタオルハンガーは、第1図および第
2図に示すように、建造物の配管ダクト内に配設
されている湯を各室に供給する給湯管1にT字型
の第1の継手体2を取付け、この第1の継手体に
小径の第1の配管3を介して両端を一方に折曲げ
た中空のタオルハンガー4の一端を接続開口し、
このタオルハンガーの他端を前記第1の配管に比
し長い第2の配管5を介して前記第1の継手体2
よりも給湯管1の下部に取付けたT字型の第2の
継手体6に接続開口する。この第2の配管5は第
2図に示すように給湯管1内に導入されていて、
その端部を下向き方向に内壁に添うよう折曲げる
ことにより配管5の下端部5Aからハンガー4で
温度が下げられた比重の大きい湯を給湯管1の下
方に向けて流下させるように構成する。
尚、第1図中7は給水管、8はT字型の第3の
継手体、9は湯温調節器、10,11は前記第2
および第3の継手体6,8と前記調節器とを接続
する配管、12は2方切替コツク、13はバスタ
ブ用湯吐出口、12,14はシヤワー用温水吐出
口、15は壁である。
なおハンガー4には火傷しないようにスリーブ
を被せてもよく、また第1の配管3を省略し直接
にハンガー4の端部を第1の継手体2に接続開口
してもよい。
第3図および第4図はタオルハンガー部分の変
形例で、第1の継手体2と第2の継手体6との間
に折曲げ部分17を有する折返し二重配管16を
取付け、この折曲げ部分に周囲に無数の小孔19
を明けた断熱カバー18を取付け人体が触れても
火傷する危険のないように構成したものである。
また第2図、第3図中1Aは給湯管1に被せた断
熱スリーブである。
[考案の作用] この考案のタオルハンガーは変形例を含めて以
上の如く構成されており、給湯管1内には図示し
てないボイラーより約80℃程度の湯が常時供給さ
れている。この湯は、第1の継手体2から断熱性
のある第1の配管3を通して壁15に突設したタ
オルハンガー4内に流れ込み、図示してないがラ
ジエータ付きあるいは伝熱性のよい第2の配管5
および第2の継手体6を通して給湯管1内に流下
する。
すなわち、初期状態で湯は第2図および第3図
に矢印で示すように、給湯管1内を流れているか
あるては一時的に滞留している。第1の継手体2
から第1の配管3を経てタオルハンガー4内に入
つた80℃程度の湯で該ハンガーより弱い伝導また
は輻射熱が発生し、このハンガーに掛けたタオル
を暖めたり強制的に乾燥させる。第1の配管3、
タオルハンガー4および第2の配管5は管径が小
さく内部の湯量が少なく、タオルハンガーでの放
熱も比較的多く、タオルハンガー4内の湯は5℃
程度冷却されるため流体である湯水の比重が大き
くなつて対流現象で下向きの流れが生じ、第2の
配管5より冷却して密度の大きくなつた湯は第2
の継手体6から配管5の下端部5Aを経て給湯管
1内に下向きに流下し、この流下分だけ第1の継
手体2より第1の配管3を通しタオルハンガー4
内に流れ込む結果となり、総合的に給湯管1→第
1の継手体2→第1の配管3→タオルハンガー4
→第2の配管5→第2の継手体6→配管5の下端
部5A→給湯管1からなる湯の対流系路Aで前述
した対流による湯流が生じ、タオルハンガー4に
は常に80℃〜70℃の湯が流れ入り伝導熱または輻
射熱を継続的に発生し、これに掛けたタオルを暖
めたり乾燥させる。
なお、この例でタオルハンガー4を若干断熱性
を有する材料で作つた場合や金属パイプに断熱ス
リーブを被せた場合または第3図および第4図に
示す実施例では使用者がタオルハンガー4に直接
触れても火傷する恐れは生じない。
また給湯管1内の湯は使用者がいないと管内に
滞留し自然冷却するが、ホテル等の如く1つの給
湯管に多くのシヤワー、バス用湯吐出口が付いて
いる施設では使用によりボイラから常に熱湯が供
給されるため冷え切ることはない。
なおタオルハンガー4内の対流はハンガー4の
周囲温度が低下すればする程活発に対流するが、
より一層積極的に対流させるために配管5の下部
にラジエーター等を付けて壁15外に一部露出さ
せておき、自然空冷式に配管5の下部を冷やすよ
うにしてもよい。
[考案の効果] この考案は上述したように給湯管から該管内を
流通する湯を分岐して取出す第1の継手部と、該
継手部に一端を接続開口した第1の配管と、この
第1の配管の他端に接続されかつ建造物の壁面に
取付けられた中空のタオルハンガーと、前記ハン
ガーの他端に接続されている第2の配管と、この
配管の下部に接続されかつ前記第1の継手部より
も前記給湯管の下部に接続開口した第2の継手部
とをそれぞれ具備してなり、かつ前記タオルハン
ガーでの放熱により比重が大きくなつた湯を前記
第2の配管を介して前記給湯管に戻す湯の対流系
路を構成したので別個の熱源や動力源を用いずタ
オルを暖めたり強制乾燥が安価かつ容易に可能
で、特に冬場において掛けたタオルを暖めること
ができ、さらにタオルが凍結し、翌朝の使用が不
可能になることがなく、またタオルが常に暖めら
れているので旅先での使用者をして「ほつ」とし
た安堵感を付与でき、また既設の湯回り施設に対
しても容易かつ安価に実施可能である等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図中第1図乃至第4図はいずれもこの考案の一
実施例を示すもので、第1図はタオルハンガーと
その給湯系の構成を示す斜視図、第2図は対流湯
の帰湯部分の拡大断面図、第3図はタオルハンガ
ー部分の変形例とその給湯系を示す縦断側面図、
第4図は第3図に示すタオルハンガーの断面図、
第5図は従来のホテル施設の斜視図である。 1……給湯管、2……第1の継手体(第1の継
手部)、3……第1の配管、4……タオルハンガ
ー、5……第2の配管、6……第2の継手体(第
2の継手部)、A……湯の対流系路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯管から該管内を流通する湯を分岐して取出
    す第1の継手部と、該継手部に一端を接続開口し
    た第1の配管と、この第1の配管の他端に接続さ
    れかつ建造物の壁面に取付けられた中空のタオル
    ハンガーと、前記ハンガーの他端に接続されてい
    る第2の配管と、この配管の下部に接続されかつ
    前記第1の継手部よりも前記給湯管の下部に接続
    開口した第2の継手部とをそれぞれ具備してな
    り、かつ前記タオルハンガーでの放熱により比重
    が大きくなつた湯を前記第2の配管を介して前記
    給湯管に戻す湯の対流系路を構成したことを特徴
    とするタオルハンガー。
JP18182585U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0144151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18182585U JPH0144151Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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JP18182585U JPH0144151Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6290594U JPS6290594U (ja) 1987-06-10
JPH0144151Y2 true JPH0144151Y2 (ja) 1989-12-20

Family

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