JPH0143911Y2 - - Google Patents

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JPH0143911Y2
JPH0143911Y2 JP1982177121U JP17712182U JPH0143911Y2 JP H0143911 Y2 JPH0143911 Y2 JP H0143911Y2 JP 1982177121 U JP1982177121 U JP 1982177121U JP 17712182 U JP17712182 U JP 17712182U JP H0143911 Y2 JPH0143911 Y2 JP H0143911Y2
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JP
Japan
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integrated circuit
circuit element
mounting table
conductive
case
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JP1982177121U
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JPS5981085U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、集積回路素子を輸送や保管に際して
収納するためのケースに関するものである。
この種集積回路素子の収納ケースとして、従来
では、第1図に示すようなものが知られている。
このケース1は、内部がよく見えるように透明な
合成樹脂によつて断面逆凹字状に形成し、その底
壁2に設けた載置台3上に集積回路素子4を第2
図のように載置した状態で収納するものである
が、集積回路素子4との摩擦により静電気が発生
し易く、この静電気によつて集積回路素子の破損
を招き易いという欠点があつた。
このような静電気による破損を防止するため、
第2図に示すように、ケース1の上壁5を透明な
合成樹脂により形成すると共に、集積回路素子4
が接触する載置台3、その支持壁6、底壁7及び
側壁8を不透明な導電性合成樹脂により形成した
ものもある(実開昭55−45280号)が、集積回路
素子4と載置台3との接触面積が大きいため、載
置台3及び集積回路素子4の摺接による摩耗部分
が多く、しかも該載置台3上の塵埃が集積回路素
子4の摺動と共に寄せ集められて該素子と共に組
立てライン上に排出される不都合があり、さら
に、使用量の多い導電性合成樹脂が高価であるた
め、ケースの原価が高くなるという欠点があつ
た。
本考案は、上記従来の欠点を解消した収納ケー
スの提供を目的とするもので、集積回路素子を出
し入れ自在に収納するためのケース本体内に該素
子が摺動自在に載置する載置台を形設し、該載置
台の上面に集積回路素子を小さい接触面積で支持
させるための導電性突条を設けたことを特徴とす
るものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第3図及び第4図において、10は
断面が逆凹字状をなす筒状のケース本体であつ
て、該ケース本体10は、上壁11と左右の側壁
12,12、底壁13、及び該底壁13上に支持
壁15を介して連設した載置台14とを備え、こ
れらの各壁及び載置台を透明な非導電性合成樹脂
と不透明な導電性合成樹脂とによつて一体に形成
したものである。
即ち、上記載置台14の幅方向の両端部には、
炭素などの導電性物質を混入させた導電性合成樹
脂からなる導電部16,16を支持壁15から底
壁13にかけて形成し、該導電部16,16に載
置台14上に突出して集積回路素子17を少ない
接触面積で支持する突条18,18を設け、ま
た、上壁11には、集積回路素子17が第4図に
鎖線で示すように傾いた場合にそれを確実に支持
できるようにするため、上記突条18,18より
も若干内側寄りの位置に導電性合成樹脂からなる
同様の導電部19,19を形成して該導電部1
9,19にケース内に突出する突条20,20を
設け、而して、上記導電部16,19を除く部
分、即ち、上壁11、左右の側壁12,12及び
載置台14の中間部を透明合成樹脂によつて形成
している。
なお、上記導電部16は、第5図に示すよう
に、支持壁15から底壁13の一部にかけて設け
るようにしてもよく、また、載置台14の全部を
導電部としてもよい。
そして、上記ケース本体10の両端には、第3
図及び第5図から明らかなように導電性ゴムから
なるキヤツプ21,21を着脱自在に嵌着し、こ
のキヤツプ21,21によつて各導電部16,1
9を互いに導通させるようにしている。
上記構成を有する収納ケースの使用時には、多
数の集積回路素子17を第4図のように載置台1
4上に載置せしめた状態で収納し、収納ケースの
両端にキヤツプ21,21を被着する。この場
合、ケース本体10の一端においては、キヤツプ
21を嵌着することなく、ピン等を植設すること
によつて集積回路素子17の脱出を防止するよう
にしてもよい。
この状態で集積回路素子17がケース内を移動
しても、それが突条18,18によつて小さい接
触面積で支持されているため静電気が発生しにく
く、たとえ発生しても、導電部16,16及び1
9,19あるいはそれらを導通するキヤツプ21
を通じて輸送容器等に直ちに接地されるため、静
電気による集積回路素子17の破損を生じること
がない。
集積回路素子17が傾斜した状態で移動して
も、上壁11に設けた突条20と摺接することに
よつて該集積回路素子17は良好な接地状態に保
持される。
また、上記収納ケースを多段状に重積して輸送
するに当つて上下の収納ケースにおける導電部1
6と19とを互いに導通させるようにする場合に
は、導電部19,19の幅を上段の収納ケースに
おける底壁13,13即ち導電部16,16との
当接位置まで広げればよい。
第6図に示す実施例では、ケース本体10の両
肩部に傾斜部22を形成し、この傾斜部22に導
電性合成樹脂からなる導電部23を形成してい
る。
このように、本考案に係る収納ケースによれ
ば、載置台上に導電性を有する突条を設けたの
で、集積回路素子との接触面積を少なくして摩擦
に伴う静電気の発生を極力抑えることができるば
かりでなく、発生した静電気を該突条を通じて放
電させることによつて集積回路素子の静電気によ
る破損を確実に防止することができ、また、接触
面積が少ないため摩耗する部分も少なく、しか
も、載置台上に付着している塵埃が集積回路素子
の摺動によつて1個所に寄せ集められるようなこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来例の斜視図及
び断面図、第3図は本考案の一実施例を示す斜視
図、第4図はその断面図、第5図及び第6図は本
考案の第2及び第3実施例の断面図である。 10……ケース本体、14……載置台、17…
…集積回路素子、18……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集積回路素子を出し入れ自在に収納するための
    ケース本体内に該素子が摺動自在に載置する載置
    台を形設し、該載置台の上面に集積回路素子を小
    さい接触面積で支持させるための導電性突条を設
    けたことを特徴とする集積回路素子用収納ケー
    ス。
JP17712182U 1982-11-22 1982-11-22 集積回路素子用収納ケ−ス Granted JPS5981085U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17712182U JPS5981085U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 集積回路素子用収納ケ−ス

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JP17712182U JPS5981085U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 集積回路素子用収納ケ−ス

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JPS5981085U JPS5981085U (ja) 1984-05-31
JPH0143911Y2 true JPH0143911Y2 (ja) 1989-12-19

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ID=30384883

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JP17712182U Granted JPS5981085U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 集積回路素子用収納ケ−ス

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528333U (ja) * 1975-07-02 1977-01-20

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106295U (ja) * 1980-12-19 1982-06-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528333U (ja) * 1975-07-02 1977-01-20

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JPS5981085U (ja) 1984-05-31

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