JPH0143377Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0143377Y2
JPH0143377Y2 JP20361585U JP20361585U JPH0143377Y2 JP H0143377 Y2 JPH0143377 Y2 JP H0143377Y2 JP 20361585 U JP20361585 U JP 20361585U JP 20361585 U JP20361585 U JP 20361585U JP H0143377 Y2 JPH0143377 Y2 JP H0143377Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visor
cap body
shield plate
stopper
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20361585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62110234U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20361585U priority Critical patent/JPH0143377Y2/ja
Publication of JPS62110234U publication Critical patent/JPS62110234U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0143377Y2 publication Critical patent/JPH0143377Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、帽体にバイザ及び開閉可能のシール
ド板を取付けるための、ヘルメツトのバイザ及び
シールド板取付構造に関する。
(2) 従来の技術 従来のかゝる取付構造では、バイザ及びシール
ド板をそれぞれ専用の取付部材を介して帽体に取
付けている。
(3) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来構造では部品
点数が多く、コストの低減が困難である。
本考案は、かゝる事情に鑑みてなされたもの
で、少ない部品点数でバイザ及びシールド板を帽
体に取付け得る取付構造を提供することを目的と
する。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、バイザ
及び開閉可能のシールド板の端部を支持する共通
の取付軸を帽体の側壁に固着し、また前記シール
ド板をその閉じ位置で固定するホツク部を備えた
ストツパを帽体の側壁に固着し、このストツパに
形成された係止溝に、前記バイザに形成された係
止突起を係合して該バイザの前記取付軸周りの回
動を阻止したことを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、バイザ及びシールド板が共
通の取付軸により支持され、またバイザの前記取
付軸周りの回動阻止と、シールド板の閉じ位置で
の固定が同一のストツパにより行われる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図乃至第5図において、1は自動
二輪車の乗員用ヘルメツトで、その帽体2の外殻
をなすシエル3は装着者の頭部上側を覆う硬質高
強化合成樹脂製の上部シエル3aと該上部シエル
3aから下方へ延びて頭部下側を覆う硬質合成樹
脂製の下部シエル3bとで構成され、これら両シ
エル3a,3bは接着剤及び複数のリベツト4に
より一体に接合される。そしてその接合部外周に
はゴム製のシール紐5が接着され、前記リベツト
4の頭部及び上下部シエル3a,3bの接合部を
覆つている。下部シエル3bの外側面後方には、
その上縁部をシエル内方へ向けて凹入した溝6a
が複数個(本実施例では2個)形成されこの溝6
aと上部シエル3a内面との間に排気孔6が形成
される。上、下部シエル3a,3bの帽体正面両
側の左右の接合部分には、本考案の要部をなすス
トツパ7が取付けられる。
このストツパ7は第5図、第6図に示されるよ
うに帽体側壁の対向面に係止溝7aが形成され、
またその前端は帽体内方に折曲されて係止部7b
が形成され、全体として平面L字型に成型されて
いる。そして、前記係止部7bを帽体1の開口端
に掛止し、前記両シエル3a,3bの接合部分を
覆つた後、外方よりリベツト4で結合することに
より前記ストツパ7は帽体2側壁に固着される。
また前記リベツト4の外方突出部分は加工されて
ホツクの凸部4aが形成される。
シエル3の内面には発泡スチロール製の緩衝ラ
イナ8が嵌挿され、さらに該ライナ8には、その
天井面に数本の細長状のクツシヨン性に富むウレ
タンフオーム製上部パツド9が、また下部内周面
には通気性及びクツシヨン性を有する鉢巻状の汗
止め10がそれぞれ接着される。緩衝ライナ8の
前壁には、帽体2内部と連通する比較的小径の導
風孔11が複数個(本実施例では2個)穿設さ
れ、この導風孔11は帽体前壁に開口11aして
いる。また前記排気孔6に対面する緩衝ライナ8
には排気孔6と連通する送気孔12が穿設され
る。
前記導風孔11の開口部11a上方で帽体2前
面には、バイザ13及びシールド板板14が付設
される。
バイザ13は前端部を弧状に形成すると共にそ
の平面部を緩やかに湾曲して形成されており、第
4図、第5図に示すように帽体2に対しやや前下
がりに傾斜して取付けられる。バイザ13の両端
部は下方へ折曲され、その帽体寄り端部は下方へ
延出されて当接片15が形成され、その当接片1
5先端には係止突起16が形成される。当接片1
5のやや上方には大径の環状段部17が形成さ
れ、該環状段部17の内径部17a中央にはビス
孔18が穿設される。また環状段部17の外周前
方には位置決め用のピン孔19が穿設される。
バイザ13の帽体開口部11aとの対向面には
これらの開口部11aが臨む左右の窓20が開設
され、これら窓20の周囲には前記開口部11a
に向けて走行風の誘導面21が延設される。窓2
0には、これを開放又は閉鎖するための開閉蓋2
2が取付けられており、またバイザ13の裏面に
はこの開閉蓋22を操作して該蓋22を窓20の
開放位置又は閉鎖位置に保持し得る開閉機構23
が装着される(第4図参照)。
シールド板14は透明プラスチツク板をバイザ
13の前端弧状面に沿うように曲成して形成され
ており、その両端部上方にはバイザ13の環状段
部17の内径部17aと略同径の孔31が穿設さ
れる。該孔31の周外前方には下方に向けて孔3
1と同心状に円弧状の長孔32が、また該長孔3
2の対向位置には同じく孔31と同心状に2個の
ピン孔33a,33bが穿設される。
34はシールド板14及びバイザ13を帽体2
に取着するための取付軸で、基板35上にバイザ
の環状段部17内径部17aと略同径の小径部3
6が形成され、該小径部36にはビス孔37が穿
設される。また基板35上にはやや長寸の固定ピ
ン38及び短寸の位置決めピン39が突設され
る。
しかして、バイザ13及びシールド板14を帽
体2に取付けるには、先ずバイザ13両端の係止
突起16を帽体2の前方左右側面に固着したスト
ツパ7の係止溝7aに嵌入する。続いてシールド
板14の孔31、長孔32及び何れかのピン孔3
3a,33bに、取付部材34の小径部36、固
定ピン38及び位置決めピン39をそれぞれ挿入
し、更に小径部36及び固定ピン38をバイザ1
3の内径部17a及びピン19に挿入する。その
後、帽体2側壁のビス取付穴40に、取付軸34
及びバイザ13のビス孔37,18を貫くビス4
1をねじ込むことにより取付軸34を固定する
(第6図及び第7図参照)。こうして、バイザ13
及びシールド板14は帽体2に取付けられる。
しかして、バイザ13の取付状態では、バイザ
13の当接片15端面と、帽体2に固設されたス
トツパ7の端面との当接、並びにバイザ13の係
止突起16とストツパ7の係止溝7aとの係合に
より、バイザ13は定位置に保持され、取付軸3
4周りの回動が強固に阻止される。
前記シールド板14はバイザ13と取付軸34
との間に挟持された状態にあり、しかも長孔32
は固定ピン38回りに該ピン38に沿いながら移
動できるので、シールド板14はバイザ13の前
方を上下に回動可能となる。そして固定ピン38
が長孔32の上端と当接するとき、位置決めピン
39は下方のピン孔33aと係合しこの位置、即
ちバイザ13の前面で保持され、また固定ピン3
8が長孔32の下端と当接するとき位置決めピン
39は上方のピン孔33bと係合し、バイザ13
の上方で保持される(第1図想像線参照)。更に、
シールド板14の両端部下方にはホツク凹部4b
が付設されており、シールド板14がバイザ13
の前面に位置するとき、ホツク凹部4bをストツ
パ7のホツク凸部4aと係合させることによりシ
ールド板14の保持が確実となる。
尚、図中42は帽体2の装着者の耳部周辺を収
容する側部パツド、43は頬当て、44は帽体2
を頭部に固定するための顎ベルトである。
次に、この実施例の作用について説明する。
ヘルメツトの使用者は帽体2を装着して、シー
ルド板14を下向きに回動させ、帽体の前面に保
持する。このとき帽体2側のホツク凸部4aとシ
ールド板14側のホツク凹部4bとを係合させ
る。続いてバイザ13の開閉機構23を操作し、
左右の窓20を開放する。すると第4図の矢示で
示すように走行風は窓20から誘導面21及び開
閉蓋22の間の誘導路Wに誘導されて開口部11
aに集中的に流れ込み、導風孔11を経て帽体2
内部へ導入される。その後、帽体2内部を流通
し、帽体後部の排気孔12を通り下部シエルに形
成された排気溝6を経て帽体外へ排出される。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、バイザ及びシー
ルド板の端部を共通の取付軸で支持すると共に、
該取付軸周りのバイザの回動阻止とシールド板の
閉じ位置での固定を同一のストツパで行うように
したので、部品の大幅な共通化が達成される。し
たがつて、従来構造に比し、極めて少ない部品を
もつてバイザ及びシールド板の取付けが可能とな
り、組立性の向上とコスト低減に大いに寄与し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す自動二輪車乗
員用ヘルメツトの側面図、第2図は同正面図、第
3図は同底面図、第4図は第2図の−線断面
図、第5図はヘルメツトの分解斜視図、第6図は
第1図の−線断面図、第7図は第1図の−
線断面図である。 1……ヘルメツト、2……帽体、7……ストツ
パ、7a……係止溝、13……バイザ、14……
シールド板、16……係止突起、34……取付
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイザ13及び開閉可能のシールド板14の端
    部を支持する共通の取付軸34を帽体2の側壁に
    固着し、また前記シールド板14をその閉じ位置
    で固定するホツク部4aを備えたストツパ7を帽
    体2の側壁に固着し、このストツパ7に形成され
    た係止溝7aに、前記バイザ13に形成された係
    止突起16を係合して該バイザ13の前記取付軸
    34周りの回動を阻止したことを特徴とする、ヘ
    ルメツトのバイザ及びシールド板取付構造。
JP20361585U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0143377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20361585U JPH0143377Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20361585U JPH0143377Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62110234U JPS62110234U (ja) 1987-07-14
JPH0143377Y2 true JPH0143377Y2 (ja) 1989-12-15

Family

ID=31169111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20361585U Expired JPH0143377Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0143377Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62110234U (ja) 1987-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0634335Y2 (ja) シールド付ヘルメット
JPH0663125B2 (ja) 乗車用ヘルメット
JPH0143377Y2 (ja)
JPH0143375Y2 (ja)
JPH0220181Y2 (ja)
JPH0414420Y2 (ja)
JPH0143376Y2 (ja)
JPH0437856Y2 (ja)
JPS6324097Y2 (ja)
JPH0516183Y2 (ja)
JPH0572922U (ja) 乗車用ヘルメット
JP2000160424A (ja) ヘルメットの内装構造
JPH0220179Y2 (ja)
JPH0516178Y2 (ja)
JPS6319297Y2 (ja)
JPH05207581A (ja) ヘッドホーン装置
JPH0444588Y2 (ja)
JPH057210Y2 (ja)
JPH0634333Y2 (ja) 乗車用ヘルメット
CN210423109U (zh) 一种便于固定的吸顶扇结构
JPS63227804A (ja) シ−ルド付ヘルメツト
JPH0287023U (ja)
JPH0613215Y2 (ja) フルフェイス型ヘルメット
JPS6332107Y2 (ja)
JPH0421788Y2 (ja)