JPH0143354B2 - - Google Patents

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JPH0143354B2
JPH0143354B2 JP26325084A JP26325084A JPH0143354B2 JP H0143354 B2 JPH0143354 B2 JP H0143354B2 JP 26325084 A JP26325084 A JP 26325084A JP 26325084 A JP26325084 A JP 26325084A JP H0143354 B2 JPH0143354 B2 JP H0143354B2
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JP
Japan
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ray
processing unit
axis
boundary value
cell
Prior art date
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JP26325084A
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English (en)
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JPS61139890A (ja
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Koichi Murakami
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61139890A publication Critical patent/JPS61139890A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光線追跡画像生成処理方式、特に光線
追跡法を用いて三次元表示を行わせる際に、空間
を分割したいずれかのセル(オクタント)に光線
が交わるか否かを算出するのに、前回算出したセ
ルに関する情報を用いて高速に処理するよう構成
した光線追跡画像生成処理方式に関するものであ
る。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
光線追跡法を用いて三次元表示を行う場合、メ
モリを効率良好に使用するために、例えば説明の
都合上第6図図示二次元的に表示した如く、空間
を複数のセルに分割し、プリミテイブ1ないし4
が属する当該空間中の各セルから図示の如くポイ
ンタを用いてプリミテイブ1ないし4を夫々ポイ
ントしておく。そして、プリミテイブ1ないし4
をポイントしている当該空間中の各セルについて
のみ光線追跡法を用いて、光線とプリミテイブ1
ないし4との衝突点を算出して三次元表示を行う
ようにすれば、全ての空間に対して夫々衝突点を
算出するのに比し、少ない処理時間でよい。
しかし、従来、第6図図中矢印を用いて示す如
く、視点“O”から僅かずつ方向をずらした光線
と、前記各プリミテイブ1ないし4との衝突点を
算出する際に、当該光線が交わるセルをその都度
算出していたため、毎回同様な処理を行わなけれ
ばならず、高速に処理を行い難いという問題点が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決するために、光線
追跡法を用いて三次元表示を行わせる際に、空間
を分割したいずれのセル(オクタント)に光線が
交わるかを算出するのに、前回算出した光線が交
わるセルに関する情報を用いて高速に処理する構
成を採用することにより、光線が交わるセルを迅
速に算出して三次元表示を行うようにしている。
そのため、本発明の光線追跡画像生成処理方式
は、光線追跡法を用いて三次元表示を行わせる光
線追跡画像生成処理方式において、空間を分割す
る分割処理部と、光線の視点と前記分割処理部に
よつて分割された各セルの軸に対して当該光線が
交わる交点との間の距離tを夫々導出する境界値
導出処理部と、該境界値導出処理部によつて導出
された距離tを小さい順あるいは大きい順に並べ
ると共に当該並べた距離tに対応する軸と当該軸
の値をインデツクスしたものとをテーブルに格納
するマージ処理部と、該マージ処理部によつて生
成されたテーブルに基づいて前記光線が交わるセ
ルを算出し、当該セル中に存在するプリミテイブ
に対して前記光線が衝突する点を計算する詳細計
算処理部とを備え、前記マージ処理部によつて前
回生成されたテーブル中から軸が或る軸から他の
軸に変化している当該両者の軸に対応する夫々の
距離tの大小関係を読み出して保持し、かつ当該
読み出して大小関係を保持した夫々の距離tに対
応する現在の距離rを夫々前記境界値導出処理部
によつて導出して大小関係を比較し、当該比較し
た大小関係が前記保持した大小関係と同一の場合
に、前記詳細計算処理部に指令を発して前回生成
されたテーブルに基づいて詳細計算を行わせる境
界値比較処理部とを有し、前記詳細計算処理部に
よつて計算された値に基づいて三次元表示するよ
う構成したことを特徴としている。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図ない
し第5図は第1図図示本発明の1実施例構成の動
作を説明する動作説明図を示す。
図中、1−1はマージ処理部、1−2は境界値
比較処理部、2は分割処理部、3は境界値導出処
理部、4は詳細計算処理部、5はデイスプレイを
表す。
第1図において、図中境界値比較処理部1−2
は本発明に係わるものであつて、後述する如く分
割した空間中のセルに対して光線が交わるセルを
前回算出した情報を用いて効率良好に算出するた
めのものである。尚、以下説明の都合上二次元的
に表示した図面を用いて本発明の構成および動作
を順次説明する。
第1図図中分割処理部2は空間を複数のセル
(第1図図中碁盤目状に分割した各領域)の形に
分割する処理を行うためのものである。例えば第
2図図示の如く座標xおよび座標yを設け、夫々
距離“1”毎に分割した碁盤目状の各領域を夫々
セルと呼び、当該各セルを図示“00”,“10”,
“20”,…の如き数字を用いて特定する処理を行
う。
図中境界値導出処理部3は第2図図中視点
“P”から放射された光線が交わる全てのセルを
算出するために必要ないわゆる境界値を導出する
ためのものである。まず、第2図図中視点“P”
から図示の如く放射された光線のx成分およびy
成分を下式の如く夫々表す。
x=αxt+βx ………(1) y=αyt+βy ………(2) ここで、αxおよびαyは光線のX方向およびY方
向の傾き成分を夫々表し、tは視点“P”からの
距離を表し、βxおよびβyは視点“P”のX座標お
よびY座標を夫々表す。次に、当該式(1)を用いて
第2図図中光線が、xの値が0、1、2、3およ
び4からなる直線と交わる位置における視点
“P”からの距離tを夫々tx0、tx1、tx2、tx3およ
びtx4の如く算出し、当該算出した各tx0、tx1
tx2、tx3およびtx4を、第3図イ図示の如く、xの
値0、1、2、3、および4に対応づけてテーブ
ルの形に生成する。同様に、式(2)を用いて第2図
図中光線が、yの値が0、1、2、3および4か
らなる直線と交わる位置における視点“P”から
の距離tを夫々ty0、ty1、ty2、ty3およびty4の如く
算出し、当該算出した各ty0、ty1、ty2、ty3および
ty4を、第3図ロ図示の如く、yの値0、1、2、
3および4に対応づけてテーブルの形に生成す
る。以上の如くして境界値が算出されたことにな
る。
図中マージ処理部1−1は、境界値導出処理部
3によつて導出された第3図イおよびロ図示距離
tを第4図図中テーブル中の欄“距離t”中に小
さい順に格納すると共に、当該テーブル中の欄
“軸”および欄“index”には、当該小さい順に
並び変えた夫々の距離tに対応する軸(座標軸x
あるいはy)および当該軸の値を夫々格納する。
例えば第2図図示の如き光線に対しては第4図図
示の如きテーブルが生成される。そして、当該生
成したテーブル中の欄“index”に格納した値を
例えば順次2個づつ用いて表すことによつて、第
2図図中光線が交わる全てのセルが、セル00,
10,11,12,22および23の如く算出さ
れる。但しセル12は第4図図示テーブル中の欄
“軸”中で軸yが連続して現れたので、当該セル
12の前のセル11と同じxの値“1”を用いて
いる。
図中詳細計算処理部4は、マージ処理部1−1
によつて生成された第4図図示の如き距離tの小
さい順に並んだテーブルを用いて既述した如く当
該光線が交わるセルを算出し、当該算出したセル
に対してのみ、当該光線とプリミテイブとの衝突
点を詳細に計算して求めるためのものである。
図中デイスプレイ5は詳細計算処理部4によつ
て計算された光線とプリミテイブとの衝突点等の
画像情報に基づいて、空間中に置かれたプリミテ
イブを三次元的に表示させるためのものである。
図中境界値比較処理部1−2は、以上の如き処
理中、第2図図中視点“P”から放射される光線
の方向を僅かずつずらし、当該光線と交わるセル
を順次算出する場合に、第3図イおよびロ図示境
界値から第4図図示距離tの小さい順に並べたテ
ーブルを毎回生成していたのでは多くの時間が必
要となり、高速に処理し得ないので、常時当該小
さい順に並び変える手順を用いることなく、前回
に用いたテーブルを今回も用いることができるか
否かを判別し、可及的に前回生成したテーブルを
用いるように構成して迅速に処理を図るようにし
たものである。以下第5図を用いて当該境界値比
較処理部1−2の動作を詳細に説明する。
第5図イ図中セル“20”中の視点“Q”から
セル“32”中の点R1に向かう光線QR1に対し
て第5図ロ図示の如く距離tの小さい順に並べた
テーブルを作成する。該光線QR1は第5図イから
も判明するように、当該光線QR1が各セルと交わ
る軸は、順次y1、y2およびx3となる(第5図ロ図
示のもの)。一方、視点Qと終点R2とが前記セル
と夫々同一セル中に存在する第5図イ図示他の光
線QR2に対して、距離tの小さい順に並べること
なく、第5図ロ図中軸がxからy、あるいはyか
らxのいずれかに変化した軸についての距離tを
夫々距離rの形で算出し、当該算出した距離rの
大小関係を求めて小さい順に並べてみると、第5
図ハ図示の如くなり、第5図ロ図中距離ty2と距
離tx3とにおける大小関係(図示)と、第5図
ハ図中距離rx3と距離ry2とにおける大小関係(図
示)とが反転している。該反転は、光線QR1
光線QR2とが同一のセルを交叉していないことを
表しているから、既述した如くマージ処理部1−
1によつて、当該距離rに関して小さい順に並べ
て第4図図示の如きテーブルを作成する必要があ
る。
一般に、第5図イ図中視点“S”と一連の終点
Tとがともに同一のセルに属する如く、順次僅か
ずつ方向をずらして、交叉するセルを算出する場
合が多く、当該場合には既述した第5図ロ図示の
如く最初に距離tの小さい順にテーブルを作成
し、次回から既述した如く当該テーブル中の軸が
変化する位置における距離tに対応する距離rの
大小関係のみを新たに算出して反転しているか否
かを判別し、反転していない場合には、同一のセ
ルと交叉するから、前回算出したテーブルをその
まま用いることができる。このため、高速に処理
を実行することができることとなる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、光線追跡
法を用いて三次元表示を行わせる際に、空間を分
割したいずれのセルに光線が交わるかを算出する
のに、当該光線が交わるセルを算出するために前
回用いた距離tの小さい順(または大きい順)に
並べたテーブル中から軸が変化した位置の両端に
おける距離tの大小関係を算出して保持し、当該
距離tに対応する現在の距離rの大小関係を算出
して前回の大小関係と同一である場合に、前回作
成したテーブルを用いて光線が交わるセルを算出
しているため、当該距離tの小さい順(または大
きい順)に並べる如き回数(木探索回数)を減ら
し、三次元表示のための処理を高速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図ない
し第5図は第1図図示本発明の1実施例構成の動
作を説明する動作説明図、第6図は従来の光線追
跡画像生成処理方式を説明する説明図を示す。 図中、1−1はマージ処理部、1−2は境界値
比較処理部、2は分割処理部、3は境界値導出処
理部、4は詳細計算処理部、5はデイスプレイを
表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光線追跡法を用いて三次元表示を行わせる光
    線追跡画像生成処理方式において、空間を分割す
    る分割処理部と、光線の視点と前記分割処理部に
    よつて分割された各セルの軸に対して当該光線が
    交わる交点との間の距離tを夫々導出する境界値
    導出処理部と、該境界値導出処理部によつて導出
    された距離tを小さい順あるいは大きい順に並べ
    ると共に当該並べた距離tに対応する軸と当該軸
    の値をインデツクスしたものとをテーブルに格納
    するマージ処理部と、該マージ処理部によつて生
    成されたテーブルに基づいて前記光線が交わるセ
    ルを算出し、当該セル中に存在するプリミテイブ
    に対して前記光線が衝突する点を計算する詳細計
    算処理部とを備え、前記マージ処理部によつて前
    回生成されたテーブル中から軸が或る軸から他の
    軸に変化している当該両者の軸に対応する夫々の
    距離tの大小関係を読み出して保持し、かつ当該
    読み出して大小関係を保持した夫々の距離tに対
    応する現在の距離rを夫々前記境界値導出処理部
    によつて導出して大小関係を比較し、当該比較し
    た大小関係が前記保持した大小関係と同一の場合
    に、前記詳細計算処理部に指令を発して前回生成
    されたテーブルに基づいて詳細計算を行わせる境
    界値比較処理部とを有し、前記詳細計算処理部に
    よつて計算された値に基づいて三次元表示するよ
    う構成したことを特徴とする光線追跡画像生成処
    理方式。
JP26325084A 1984-12-13 1984-12-13 光線追跡画像生成処理方式 Granted JPS61139890A (ja)

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JP26325084A JPS61139890A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 光線追跡画像生成処理方式

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JP26325084A JPS61139890A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 光線追跡画像生成処理方式

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JPS61139890A JPS61139890A (ja) 1986-06-27
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JP26325084A Granted JPS61139890A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 光線追跡画像生成処理方式

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6314288A (ja) * 1986-07-03 1988-01-21 Fujitsu Ltd ボクセル情報テ−ブル生成方式
JPH0769972B2 (ja) * 1987-07-16 1995-07-31 インタ−ナショナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−ション 画像生成方法

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JPS61139890A (ja) 1986-06-27

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