JPH0143092B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0143092B2
JPH0143092B2 JP58132218A JP13221883A JPH0143092B2 JP H0143092 B2 JPH0143092 B2 JP H0143092B2 JP 58132218 A JP58132218 A JP 58132218A JP 13221883 A JP13221883 A JP 13221883A JP H0143092 B2 JPH0143092 B2 JP H0143092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mud
barge
sorting
crusher
belt conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58132218A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6026733A (ja
Inventor
Katsuyoshi Harada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP58132218A priority Critical patent/JPS6026733A/ja
Priority to KR1019830005651A priority patent/KR920005498B1/ko
Publication of JPS6026733A publication Critical patent/JPS6026733A/ja
Publication of JPH0143092B2 publication Critical patent/JPH0143092B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/88Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers
    • E02F3/8833Floating installations
    • E02F3/8841Floating installations wherein at least a part of the soil-shifting equipment is mounted on a ladder or boom
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/88Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements acting by a sucking or forcing effect, e.g. suction dredgers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F5/00Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
    • E02F5/28Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for cleaning watercourses or other ways
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F7/00Equipment for conveying or separating excavated material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘドロ浚渫設備に係り、詳しくは浚渫
泥土を選別粉砕して生コン状の流動体にして、こ
れを陸上等に圧送する諸装置をブロツク連結方式
の台船上に配置したヘドロ浚渫設備に関するもの
である。
近年、港湾、運河、都市河川、貯水池等の水底
に堆積する泥土の量は非常に多くなり、これを放
置しておくことは悪臭等の公害を招いたり、洪水
等の災害の原因ともなりこれら泥土の浚渫を早急
に行うことが要望されている。
そこで、浚渫作業の迅速化を図るために泥土浚
渫用の掘削機を大型化すると共に、泥土運搬用バ
ージ(以下単にバージという)も大型化してこれ
に対処しているのが現状である。
しかしながら、このような大型のバージ等を利
用した浚渫可能な作業水面は、バージ等をその係
留地から直接曳航することができる港湾、運河等
に限られ、内陸部の貯水池等ではこのような大型
のバージはその係留地から当然にして曳航不能で
あるために、大型化するほど不便を生じていた。
また、泥土をバージにより運搬する浚渫工法に
おいては、浚渫作業が中断しないようにするため
にバージを多数要し、さらに泥土の陸場作業を必
要としていた。
本発明者はかかる観点に鑑み、浚渫用の掘削機
と浚渫泥土をバージによらずして陸上等へ搬送可
能な圧送式泥土搬送装置等を個々に陸上輪送させ
て、これらを陸上輪送可能な組立式大型台船上に
搭載させることにつき種々検討の結果、大量の浚
渫泥土を台船と陸上との間に浮設した泥送管を通
して陸上へ圧送することができる本発明をなすに
致つたものである。具体的には、浚渫された泥土
は塊状のものを含みある程度の粘性を有するもの
(以下これを総称して推積泥土とする)であるた
め、これをそのまま送泥管中へ送るとパイプ詰ま
りの原因となるため、推積泥土中の塊状のものを
先ず選別機により除去し、さらに選別された堆積
泥土を粉砕機で粉砕して生コン状の流動体のもの
(以下これを総称して流動泥土とする)として、
これを圧送タンクユニツトへ送り、圧縮空気によ
つて流動泥土を圧送タンクユニツトから泥送管を
介して陸上等へ圧送するようにしたものである。
而して本発明の要しとするところは、複数ブロ
ツクを連結してなる台船上に水底浚渫用の掘削
機、掘削した泥土を選別粉砕する泥土選別粉砕ユ
ニツト及びこれに続く泥土泥土圧送タンクユニツ
トを備えてなり、前記泥土選別粉砕ユニツトは、
投入される浚渫泥土をホツパー上部に配置した格
子状スクリーンにより選別し捕集する泥土選別機
と、前記泥土選別機のホツパー下部からの排出泥
土を次段の泥土粉砕機の上部投入口に搬送する第
1のベルトコンベアと、該第1のベルトコンベア
より投入される泥土を横置傾斜回転ドラム篭内で
転動粉砕させてその網目から下部の泥受部材に落
下させると共に、該網目から落下できないゴミを
傾斜下端から排出する泥土粉砕機と、この泥土粉
砕機下部の泥受部材内の泥土を次段に配置された
泥土圧送タンクユニツトの上部投入口に搬送する
第2のベルトコンベアとからなり、また泥土圧送
タンクユニツトは、1つの上記上部投入口の下部
に泥土を攪拌する攪拌手段を有する2個の空気圧
送型タンクを並置して、泥土の投入を交互に行な
えるようになされ、さらに、前記泥土選別粉砕ユ
ニツトと前記泥土圧送タンクユニツトを前記台船
の片側に配置し、反対側に前記掘削機を配置した
ことを特徴とするヘドロ浚渫設備にある。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
第1図は本発明によるヘドロ浚渫設備の平面
図、第2図は第1図の正面図を示している。
図中、1は5個の空胴型浮体小ブロツク(以下
小ブロツクとする)2を並列に固定連結したブロ
ツク連結方式の台船を示し、この台船1の両舷側
に設けた自揚式脚柱(以下スパツトとする)3の
下部先端が水底に突き刺されて、台船1を所定位
置に静止させ、台船が風、水の流れ等によつて流
されないようにするものである。
そして、この台船1の図中左側を船首側とし、
この船首側に泥土浚渫用のバツクホウ4を配置
し、さらに台船1の左舷前部に浚渫された堆積泥
土を粗選別するスクリーン型の選別機5を配置し
ている。また台船1の舷尾左舷側には前記選別機
5によつて選別された堆積泥土を粉砕して流動泥
土にするトロンメル型の粉砕機6を配置すると共
に、台船1の船尾右舷側には、前記粉砕機6から
の流動泥土を滞溜して、これを送泥管7を通して
陸上へ圧送する泥土圧送タンクユニツト8を配置
している。このように、重量物であるバツクホウ
4と反対側に、粉砕機6と泥土圧送タンクユニツ
ト8とを配置することにより台船1の前後方向の
バランスがとれまた、粉砕機6と泥土圧送タンク
ユニツト8とを台船1の左右舷に配置して台船1
の左右のバランスを維持している。9は前記選別
機5からの堆積泥土を前記粉砕機6へ搬送する第
1のベルトコンベアを示し、10は前記粉砕機6
からの流動泥土を前記泥土圧送タンクユニツト8
へ送る第2のベルトコンベアを示している。11
は前記粉砕機6、第1・第2のベルトコンベア
9,10、泥土圧送タンクユニツト7等へ供給す
る電力、圧縮空気等を発生させるための空気タン
ク11a、発電機11b、コンプレツサ11cか
らなるパワーユニツトを示し、これらパワーユニ
ツト11は台船1の中央部に配置されている。こ
こで、前記選別機5、粉砕機6、第1・第2のベ
ルトコンベア9,10によつて泥土選別粉砕ユニ
ツトを構成している。
なお、浚渫掘削機、泥土選別粉砕ユニツト、泥
土圧送タンクユニツト、パワーユニツト等の配置
は本例に限定されるものではなく、使用性、台船
の安定性等を考慮して適宜配置すればよい。ここ
で、台船の安定性とは、台船の前後、左右のバラ
ンスを言い、台船が水平状態に維持されるのが好
ましく、掘削機がその移動範囲内で水底の泥土を
掘削する際にも台船の傾斜がほとんどないことが
望ましい。
次ぎに、本実施例における浚渫設備の台船を第
2図、第3図に基づいて説明する。
本例において、台船1は個々の小ブロツク2を
陸上輪送して水面上で並列に浮遊させながら、そ
の上甲板上で固定連結できるようにしたもので、
小ブロツク2の外側板12の上端位置で第1の連
結手段で締結し、さらにその船底間で第2の連結
手段により連結して建造されている。
ここで前記連結手段について説明すると、小ブ
ロツク2には、その両外側板12の上端縁にボル
ト穴13がその長手方向に沿つて適当間隔で多数
設けられている。このボルト穴13は既述した第
1の連結手段におけるボルトを貫通支持するため
のものである。
一方、小ブロツク2の船底右舷側の前後方向に
は、自由端部に嵌合穴14を有する支持ブラケツ
ト15が、その自由端部を船底から右舷方向に突
出するようにして固定されている。また小ブロツ
ク2の左舷側には、並列する他方の小ブロツクの
船底から突出する支持ブラケツトの嵌合穴に対応
して上下に開口を有する案内スリーブ16が上甲
板と船底との間に垂直に設けられて、上甲板と船
底との間を連通しかつ小ブロツク2の空胴内を水
密としている。
このように形成された小ブロツク2は、トレー
ラ等による陸上輪送手段によつて輪送するのに好
ましい寸法、例えば13m(長さ)×3m(幅)×
1.6m(深さ)とすることができ、個々に輪送さ
れた小ブロツク2を小型クレーンで水面に降ろし
て並列させ、先ず、第2の連結手段につき連結軸
17を前記案内スリーブ16中を通して船底を貫
通させて、その先端部を前記支持ブラケツト15
の嵌合穴14に嵌挿させて船底間の連結を行い、
さらに、前記第1の連結手段につきボルト穴13
にボルトを通してボルト締めを行なつて、これら
両方の小ブロツクを一体連結して第1図に示す台
船1を建造することができるものである。
他方、台船1の両側端に位置する小ブロツク2
には、スパツト3用の貫通口が上下方向に設けら
れて、この貫通口中をスパツト3がウインチ(図
示せず)によつて、上下に移動可能になされてお
り、台船1を水面の所定位置に静止させる際に
は、ウインチのブレーキを解除して、スパツトを
その自重によつて落下させて、スパツトの下側先
端部を水底に突き刺さして、台船1を所定位置に
静止させている。そしてスパツト3を台船1に滑
動可能とし水位の変化によつて台船1が上下に昇
降下能なるようにしている。
また、本例における台船にはスパツトが設けら
れているが、本発明における台船はこれに限定さ
れることはなく、要は陸上輪送可能なものであれ
ばよい。
続いて、本実施例の浚渫設備における浚渫掘削
機を第2図に基づいて説明する。
本例における浚渫掘削機としてバツクホウ4を
使用しているのは、一定個所での掘削が終了する
と自走して他の個所での掘削が行えるようにする
ことと、バツクホウ4の泥土掘削用のバケツト1
8は旋回アーム19の先端部に設けられているも
のであるから、旋回アーム19を適当に旋回させ
ることにより1個所で広範囲な泥土の掘削が行え
ること、更に旋回アーム19の旋回位置を適宜調
節するだけで、バツクホウ4がどの位置にあつて
も、掘削された泥土を前記選別機5に投入するこ
とが可能な点において優れたものであることから
採用しているのである。なおバツクホウ4は自走
式であるために、その無限軌条が台船1の上甲板
を傷めないように、木材等の保護板20をバツク
ホウの移動範囲に敷設することが好ましい。
勿論、本例において使用している浚渫掘削機と
してのバツクホウは自走式の浚渫掘削機でなくと
も他の浚渫掘削機を使用してもよく、要は前記選
別機への泥土の投入が容易なものであればよいの
である。
第4図は泥土選別粉砕ユニツトを示している。
本例において、選別機5はスクリーン型のもの
で、函形状に形成された選別機枠体21の上面に
格子状のスクリーン22が設けられ、このスクリ
ーン22の下部に前記第1のベルトコンベア9の
下端部が位置するようになつており、さらにスク
リーン22と第1のベルトコンベア9との間に、
スクリーン22を通過した泥土を集めて第1のコ
ンベア9へ導くためのホツパ(図示せず)が設け
られている。このスクリーン22の格子間隔は掘
削された堆積泥土中で大塊状のものを通過させな
い程度としている。またこのスクリーン22は、
防振ゴム23を介して前記選別機枠体21に取付
けられているので、泥土がスクリーン22上に投
下された際、その衝撃は前記防振ゴム23で吸収
されスクリーン23が損傷しない。
また、本例における粉砕機6はトロンメル型の
もので、24は堆積泥土を収容し、これを転動さ
せながら粉砕して生コン状の流動体にする横置傾
斜型の円筒回転ドラム篭(以下ドラムとする)を
示し、このドラム24の中心に固定されて、ドラ
ム24の軸方向に延設された固定軸25の両突出
端部が粉砕機6の支持枠体26に軸承されてい
る。一方、このドラム24の上向傾斜端面側には
載頭円錐状のスリーブ27が前記固定軸25に滑
動可能に嵌挿されており、このスリーブ27の小
径端側には、上方に泥土投入用の開口を有するド
ラム端面閉塞用の閉塞板28が固定されるととも
に、このスリーブ27の大径端側に、該泥土投入
用の開口と対向するようにして泥土案内用の投入
ホツパ29を設けている。そして、この投入ホツ
パ29の先端部を前記第1のベルトコンベア9の
上端部に延設させている。また、ドラム24の下
向傾斜端面側は開放されており、この端面に近接
してシユータ30の一端側が設けられ、さらにこ
のシユータ30の他端側は台船1の船尾外へ延設
されているので、ドラム24中でドラムの網目を
通らない石、木クズ等の挾雑物は、ドラムの傾斜
上端から滑り落ちながら傾斜下端面を通り、前記
シユータ30に案内されて機外へ排出される。そ
の際台船1の船尾に、このシユータ30に合うよ
うにして他のバージを配置すれば、ドラム24か
らの夾雑物の処理が行える。
他方、このドラム24の下方に設けた泥受皿3
1上には、第1のスクリユーコンベア32がドラ
ム24の軸方向に沿つて水平に並列して3本設け
られるとともに、泥受函33aを備えた第2のス
クリユーコンベア33が、前記第1のスクリユー
コンベア32の軸長中央部の下部でかつ、第1の
スクリユーコンベア32と直角に設けられてい
る。そして、前記泥受皿31には前記第2のスク
リユーコンベア33に沿つて案内開口31aが設
けられて、前記第1のスクリユーコンベア32に
よつて送られた泥土をこの案内開口31aから第
2のスクリユーコンベア33上へ落下させるよう
にしている。本例におけるこの第1のスクリユー
コンベア32では、ドラム24の網目から落下し
た泥土を第1のスクリユーコンベア32の軸長中
央部に集めるために、その片半分に右ねじ41の
螺旋フイン34を設け、さらに、他半分に左ねじ
41の螺旋フイン35を設けている。また、第2
のスクリユーコンベア33には右ねじ山の螺旋フ
インが設けられており、前記第1のスクリユーコ
ンベア32によつて集められた流動泥土を機外へ
排出するようにしている。
このように形成された粉砕機6において、前記
第1のベルトコンベア9からの堆積泥土は連続し
てドラム24中へ投入されて、回転するドラム2
4中で転動されながら微粉砕され、生コン状の流
度体になる。またこの粉砕機6はそのドラム24
の胴部分が網目なので、前記選別機5で除去され
なかつた挾雑物、例えば空缶等を選別する機能も
備えることになる。
なお本例においては、前記第2のスクリユーコ
ンベアによつて泥土を機外へ排出させるようにし
ているが、これに限定されることはなく、前記案
内開口の下方に、この案内開口に沿つて前記第2
のベルトコンベアの下端部を配置してもよい。
また本例においては、第1のスクリユーコンベ
アを3本並列に配置しているが、これに限定され
ることはなく、ドラムの径によつて適宜その本数
を選択すればよい。
そして、粉砕機には、泥土が飛散しないように
カバーが設けられるのが普通であるが、図におい
て、は粉砕機の構造を明瞭とするために省略して
いる。
さらに本例ではドラムを傾斜させているので泥
土は1個所に滞まることなく順次網目から落下
し、ドラムの傾斜下端面には石、木クズ等の夾雑
物のみが到達するようになつている。
ところで、前述した選別機5と粉砕機6とを上
下に組合わせれば、選別された堆積泥土を直接粉
砕機6へ投入することができるのであるが、この
ように上下に組合わせると台船1の重心が高くな
つて台船1が不安定となつたり、また1個所に荷
重が集中して台船1のバランスを保持させるのが
難しくなつたりするので本例では、これらを別々
にして台船1上に配置し、第1のベルトコンベア
9によつて選別機5からの堆積泥土を粉砕機6へ
送るようにしている。なお、選別機5からの堆積
泥土は流動性があまりないので、この第1のベル
トコンベア9は一般に使用されるムカデ状のベル
ト面を有するコンベアを使用している。
そして、このような観点から、前記粉砕機6と
前記泥土圧送タンクユニツト8とを一体にせず別
別にして台船1上に配置し、粉砕機6から排出さ
れた流動泥土を第2のベルトコンベア10によつ
て泥土搬送タンクユニツト8へ送るようにしてい
る。
しかしながら、第2のベルトコンベア10によ
つて、泥土搬送タンクユニツト8へ送られる泥土
は、生コン状の流動体であるため、第2のベルト
コンベアを前記第1のベルトコンベア9と同様の
ものを使用すると、傾斜して配置されたベルトコ
ンベア上を効率よく搬送されないので、本例では
第2のベルトコンベア10を、上・下2段のベル
トコンベア構造とし、上側の掻上げベルトコンベ
ア36のベルト搬送面の幅方向に一定間隔で掻上
げ板37を設けたものを採用している。
なお、本例における第2のベルトコンベア10
は、前述した構造のものに限定されることはな
く、他のコンベア、例えばバケツトコンベア等を
使用してもよい。
以上述べた泥土選別粉砕ユニツトは浚渫掘削機
によつて掘削された泥土を送泥管中で詰まること
なく陸上等へ圧送可能とするために、泥土を掘削
された状態から生コン状の流動体に変えて、圧送
容易とするもので、このユニツトを構成する各種
機械は個々に陸上輸送されて、台船上に搭載され
るようにもなつている。
第5図、第6図は泥土圧送タンクユニツトを示
している。
本例において、38は泥土を収容する丸胴型の
第1の滞溜タンク(以下タンクとする)を示し、
この第1のタンク38と同様の構造を有する第2
のタンク39が互いに並列して台船1上に配置さ
れている。
この第1、第2のタンク38,39の胴頂部中
央には、泥土投入用の投入開口40が設けられ、
第1の案内管41と第2の案内管42からなる二
又の管状ホツパ43の各案内管41,42が前記
投入開口40に各々接続されている。また、この
管状ホツパ43の案内管41,42の交叉部に
は、第1、第2のタンク38,39への泥土の投
入を制御するためのダンパ44が揺動可能に設け
られていずれか一方の案内管を閉塞するようにな
つており、このダンパ44の自由端側にダンパ用
空気シリンダ装置45が接続されて、遠隔操作に
よつてダンパ44の揺動操作が行なわれる。そし
て、前記第2のベルトコンベア10の上端部がこ
の管状ホツパ43の上端開口に配置されて、第2
のベルトコンベア10からの泥土が両方のタンク
38,39に投入されるようにしている。
以下タンクの説明において、第1、第2のタン
ク38,39は共に同一構造なので、第1のタン
ク38について説明する。前記投入開口40に
は、この開口40の径よりも大きい径を有する傘
状の蓋体46がタンク38の内側に設けられ、さ
らにこの蓋体46を上・下に移動させて開口40
の開閉動作を行わせるための操作ロツド47がこ
の蓋体46の外頂部から前記開口40を通り前記
案内管41を貫通して、その先端部が蓋体用空気
シリンダ装置48に接続されている。
一方、このタンク38の内部には撹拌板49を
複数個適当間隔で備えた撹拌軸50が前記タンク
38の長手方向よりも下方に回転可能に設けられ
ており、この撹拌軸50を回転させてタンク38
の底部に泥土が堆積するのを防いでいる。また、
このタンク38の鏡板近傍の胴底部には、泥土圧
送用のL型泥土排出管51が設けられ、その端部
に遠隔操作可能な開閉弁、例えば電磁式の泥土開
閉並弁52を設け、前記送泥管7をこの泥土開閉
弁52に接続させている。また前記泥土排出管5
1には補助空気管53が設けられており、これに
より泥土排出管51の屈曲部近傍に泥土が溜まる
のを防ぐようにしている。
他方、前記泥土排出管51の上方胴頂部には、
タンク38内の泥土を圧送するための圧縮空気用
の送気管54が設けられ、その端部に塩隔操作可
能な空気開閉弁、例えば電磁式の空気開閉弁55
が設けられて前記パワーユニツト11の空気タン
ク11aに接続されている。また、このタンク3
8には泥土のレベル検知器等の制御機器が設けら
れて、前記蓋体46、泥土開閉弁52、空気開閉
弁55等を自動的に開閉させるようにしている。
以下泥土圧送タンクユニツトの圧送操作につき
説明する。
本例において、浚渫作業全体の連続性を維持す
るために、第1のタンク38に泥土が投入されて
いる際は、第2のタンク39では泥土の圧送が行
なわれるように、この動作を交互に繰返し行なわ
せている。
そして、第1のタンク38内の泥土が全て圧送
されると、タンク38に設けた泥土レベル検知器
が泥土の残量がないことを検知して、前記空気シ
リンダ装置48を作動させて前記蓋体46を下げ
て開状態にし、同時に前記泥土開閉弁52と前記
空気開閉弁55を閉状態にさせるとともに、前記
ダンパ用空気シリンダ装置45を作動させて、ダ
ンパ44を揺動せしめ、第2のタンク39に連通
する第2の案内管42を閉塞する。そして、前記
第2のベルトコンベア10からの流動泥土が前記
管状ホツパ43の上部開口から第1の案内管41
を通りタンク38内に投入される。流動泥土がタ
ンク38内の上限位置に達すると泥土レベル検知
器がこれを検知して前記空気シリンダ装置48を
動作させて、前記蓋体46と上方に持ち上げて、
投入開口40の閉鎖を行わせ、さらに、前記ダン
パ用空気シリンダ装置45を作動させて、第1の
案内管41を閉塞させるとともに前記泥土開閉弁
52と前記空気開閉弁55を開状態にして流動泥
土を圧縮空気により送泥管7を通して陸上等へ圧
送する。その際前記補助空気管53にも圧縮空気
を送るようにしている。また、ダンパ44が第1
の案内管を閉塞することにより、前記第2のコン
ベア10からの流動泥土は、第2の案内管42を
通り、第2のタンク39中に投入される。
そして、このような操作が第1のタンク38と
第2タンク39との間で交互に行われて、前記選
別粉砕ユニツトからの流動泥土を連続して陸上等
へ圧送するようにしている。
また、前記撹拌軸50は泥土の投入時および圧
送時にも回転させておくことが泥土の堆積を防止
する点で好ましい。
なお、本例における泥土圧送タンクユニツトに
おいて、タンクを水平に配置しているが、タンク
の底に溜まつた泥土を排出させるために泥土排出
管側を下側にして若干タンクを傾斜するようにし
てもよい。さらに撹拌軸の位置は本例に限定され
ることはなく、蓋体、泥土レベルゲージ等との位
置を考慮して可及的にタンク底部に近ずいた位置
に設ければよく、また送気管、泥土排出管、投入
開口等の位置も本例に限定されることはなく、適
宜決めればよい。
以上述べた如く本発明によれば、台船等の諸装
置が陸上輪送可能という優れた輪送性を備えると
ともに、浚渫泥土が生コン状の流動体として送泥
管中に送られるので、大量の浚渫泥土をスムース
に陸土等へ圧送することができるという優れた効
果を有し、その利用性は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるヘドロ浚渫設備の平面
図、第2図は第1図の正面図、第3図は剛性浮体
小ブロツク単体の斜視図、第4図は泥土選別粉砕
ユニツトの側面図、第5図は泥土圧送タンクユニ
ツトの斜視図、第6図は管状ホツパの正面図を示
している。 1……台船、2……剛性浮体小ブロツク、3…
…スパツト、4……バツクホウ、5……選別機、
6……粉砕機、7……送泥管、8……泥土圧送タ
ンクユニツト、9……第1のベルトコンベア、1
0……第2のベルトコンベア、11……パワーユ
ニツト、11a……空気タンク、11b……発電
機、11c……コンプレツサ、12……外側板、
13……ボルト穴、14……嵌合穴、15……支
持ブラケツト、16……案内スリーブ、17……
連結軸、18……バケツト、19……旋回アー
ム、20……保護板、21……選別機枠体、22
……スクリーン、23……防振ゴム、24……円
筒回転ドラム篭、25……固定軸、26……支持
枠体、27……スリーブ、28……閉鎖板、29
……投入ホツパ、30……シユータ、31……泥
受皿、31a……案内開口、32……第1のスク
リユーコンベア、33……第2のスクリユーコン
ベア、34……右ねじ山の螺旋フイン、35……
左ねじ山の螺旋フイン、36……掻上げベルトコ
ンベア、37……掻上げ板、38……第1のタン
ク、39……第2のタンク、40……投入開口、
41……第1の案内管、42……第2の案内管、
43……管状ホツパ、44……ダンパ、45……
ダンパ用空気シリンダ装置、46……蓋体、47
……操作ロツド、48……空気シリンダ装置、4
9……撹拌板、50……撹拌軸、51……泥土排
出管、52……泥土開閉弁、53……補助空気
管、54……送気管、55……空気開閉弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数ブロツクを連結してなる台船上に水底浚
    渫用の掘削機、掘削した泥土を選別粉砕する泥土
    選別粉砕ユニツト及びこれに続く泥土泥土圧送タ
    ンクユニツトを備えてなり、前記泥土選別粉砕ユ
    ニツトは、投入される浚渫泥土をホツパー上部に
    配置した格子状スクリーンにより選別し捕集する
    泥土選別機と、前記泥土選別機のホツパー下部か
    らの排出泥土を次段の泥土粉砕機の上部投入口に
    搬送する第1のベルトコンベアと、該第1のベル
    トコンベアより投入される泥土を横置傾斜回転ド
    ラム篭内で転動粉砕させてその網目から下部の泥
    受部材に落下させると共に、該網目から落下でき
    ないゴミを傾斜下端から排出する泥土粉砕機と、
    この泥土粉砕機下部の泥受部材内の泥土を次段に
    配置された泥土圧送タンクユニツトの上部投入口
    に搬送する第2のベルトコンベアとからなり、ま
    た泥土圧送タンクユニツトは、1つの上記上部投
    入口の下部に泥土を攪拌する攪拌手段を有する2
    個の空気圧送型タンクを並置して、泥土の投入を
    交互に行なえるようになされ、さらに、前記泥土
    選別粉砕ユニツトと前記泥土圧送タンクユニツト
    を前記台船の片側に配置し、反対側に前記掘削機
    を配置したことを特徴とするヘドロ浚渫設備。
JP58132218A 1983-07-20 1983-07-20 ヘドロ浚渫設備 Granted JPS6026733A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58132218A JPS6026733A (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ヘドロ浚渫設備
KR1019830005651A KR920005498B1 (ko) 1983-07-20 1983-11-30 헤드로 준설 설비

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58132218A JPS6026733A (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ヘドロ浚渫設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6026733A JPS6026733A (ja) 1985-02-09
JPH0143092B2 true JPH0143092B2 (ja) 1989-09-19

Family

ID=15076144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58132218A Granted JPS6026733A (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ヘドロ浚渫設備

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6026733A (ja)
KR (1) KR920005498B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654018B2 (ja) * 1987-09-18 1994-07-20 株式会社原田総合土木 浚渫装置
JPH02225725A (ja) * 1989-02-27 1990-09-07 Kanematsu Eng Kk 水底汚泥回収方法および水底汚泥回収装置
CN107326954B (zh) * 2017-08-21 2023-07-28 江滨 一种淤泥清理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575032A (en) * 1978-12-01 1980-06-06 Osaka Sosenjo:Kk Dredging method
JPS5642536A (en) * 1979-09-14 1981-04-20 Ishigaki Trading Production of breads and baked confectioneries

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575032A (en) * 1978-12-01 1980-06-06 Osaka Sosenjo:Kk Dredging method
JPS5642536A (en) * 1979-09-14 1981-04-20 Ishigaki Trading Production of breads and baked confectioneries

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6026733A (ja) 1985-02-09
KR850001356A (ko) 1985-03-18
KR920005498B1 (ko) 1992-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5896997A (en) Dynamic mining system comprising hydrated multiple recovery sites and related methods
RU2034151C1 (ru) Плавучий грейферный землечерпательный снаряд для добычи песка и гравия
CN111456132A (zh) 一种多功能挖掘机清淤船
US6938625B2 (en) Load sensing system
JPH0143092B2 (ja)
US20130209181A1 (en) Self-emptying vacuum apparatus for use by gold prospectors
US4662569A (en) Bulk demolition recycling system
JPH0374289B2 (ja)
US3813125A (en) Method and apparatus for continuously excavating particulate material and converting it to slurry
US20200318313A1 (en) Excavator bucket for underwater use
US2265570A (en) Gold dredge
US10619324B1 (en) Placement area renewal systems and methods
JP4789151B2 (ja) 排泥再生処理装置および処理方法
CN221545756U (zh) 河道堤坝吹填系统
JPH0755320B2 (ja) 泥土等処理装置
CN214940580U (zh) 一种绞吸挖泥船吹填土筛分装驳平台
CN220941185U (zh) 一种移动式螺旋溜槽选矿装置
JPH0421017B2 (ja)
AU717486B2 (en) A mobile pumping station
CN212405291U (zh) 一种多功能挖掘机清淤船
RU2221144C1 (ru) Устройство для разработки конкреций
CN212548472U (zh) 一种用于采砂施工的砂筛分装置
Rockwood Production and manufacture of fine and coarse aggregates
CN218282678U (zh) 一种资源分离设备
JPH01180255A (ja) 浚渫土砂の分級機