JPH0142695Y2 - - Google Patents

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JPH0142695Y2
JPH0142695Y2 JP10528484U JP10528484U JPH0142695Y2 JP H0142695 Y2 JPH0142695 Y2 JP H0142695Y2 JP 10528484 U JP10528484 U JP 10528484U JP 10528484 U JP10528484 U JP 10528484U JP H0142695 Y2 JPH0142695 Y2 JP H0142695Y2
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JP
Japan
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valve
powder
angle
valve body
vertical
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JP10528484U
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JPS6120962U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、垂直配管を流れる流体、特に高温粉
体に最適な仕切弁に関する。
従来の技術 仕切弁では、これまで弁箱内の流路の方向いか
んにかかわらず、その流路に対し直角に弁軸を配
置するのが常だつた。
例えば、弁箱内の流路が水平であれば、弁軸は
常に垂直に、弁箱内の流路が垂直であれば、弁軸
は常に水平に配置していた。
考案が解決しようとする問題点 従来の仕切弁で、弁箱内の流路が垂直な場合、
上述のとおり弁軸は水平であるから、当然弁体も
水平に置かれ、そのため、コントロール弁のよう
に中間開度で使用すると流体が粉体であれば弁体
やガイドの上面に粉体が推積して固着し、弁の作
動を阻害することが多かつた。
この粉体の推積をさせるためには、弁体をすべ
り角以上に傾斜させて設けることが考えられる
が、高温用コントロール弁の場合は、弁体を弁箱
スリーブの間に熱膨張による干渉をさせるために
隙間が設けてあるので、弁体傾斜角度がすべり角
よりあまり大きいと全閉のときにその隙間から粉
体が流れ落ちて遮断性がそこなわれる。
問題点を解決するための手段 本考案は、粉体用仕切弁において弁箱内の垂直
かあるいはそれに近い角度をなす粉体流路に対
し、弁体を粉体のすべり角とほぼ等しい角度だけ
水平より傾斜せしめて、弁体やガイドの上面に粉
体が推積しないようにしている。
作 用 本考案によれば、上述のように粉体用仕切弁を
構成したので、粉体は弁体やガイドの上面を流下
し、粉体が推積して固着することがなく、また、
全閉時の遮断性もそこなわれない。
実施例 上述した本考案の一実施例を図面を参照して以
下、説明する。
粉体用仕切弁Vの弁箱1内には、流入側にスリ
ーブ2を嵌入し、流出側にライニング3を内装し
て垂直な流路4が形成されており、そして粉体の
すべり角とほぼ等しい角度だけ水平より傾斜せし
めた板状の弁体5がガイド6により案内されて前
記スリーブ2の下端に摺動自在に設けられてい
る。弁体5の弁軸7はボンネツト8内の軸封部9
を貫通して手動減速機10に連動連結されてい
る。なお、11はスリーブ押え、13は開度指示
計、12は弁開閉用ハンドルをそれぞれ示す。
上記実施例の粉体用仕切弁Vは次のように作動
する。弁開閉用ハンドル12を回動すれば、手動
減速機10を介して弁体5を往復動させて弁の開
閉を行うことができるが、弁体5は水平より粉体
のすべり角にほぼ等しい角度だけ傾斜しているの
で、弁閉鎖時には粉体が弁体5上面に一時的に推
積することがあつても、弁が開けば直ちに流れ落
ちて弁体5あるいはガイド6の上面に粉体が推積
して固着するようなことはない。
また、高温用コントロール弁においては、スリ
ーブ2と弁体5の間には、熱膨張による干渉をさ
けるために隙間が設けてあるが、弁体傾斜角度が
すべり角とほぼ等しいために、全閉時においても
その隙間から粉体が大きく流れ落ちることがな
く、全閉時の遮断性がそこなわれることはない。
考案の効果 したがつて、本考案の粉体用仕切弁によれば、
弁箱内の垂直かそれに近い角度をなす粉体流路に
対し、弁体を粉体のすべり角とほぼ等しい角度だ
け水平より傾斜せしめているから、弁体やガイド
の上面に粉体が推積して固着することがない。し
たがつて弁の作動を阻害されることがなく、常に
弁を円滑に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の粉体用仕切弁の一実施例を示す
もので、第1図は仕切弁の縦断面図、第2図は第
1図のA−A断面で、開弁状態を示す。 1……弁箱、4……粉体流路、5……弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱内の垂直かあるいはそれに近い角度をなす
    粉体流路に対し、弁体を粉体のすべり角とほぼ等
    しい角度だけ水平より傾斜せしめたことを特徴と
    する粉体用仕切弁。
JP10528484U 1984-07-13 1984-07-13 粉体用仕切弁 Granted JPS6120962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10528484U JPS6120962U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 粉体用仕切弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10528484U JPS6120962U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 粉体用仕切弁

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Publication Number Publication Date
JPS6120962U JPS6120962U (ja) 1986-02-06
JPH0142695Y2 true JPH0142695Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30664618

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JP10528484U Granted JPS6120962U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 粉体用仕切弁

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Publication number Publication date
JPS6120962U (ja) 1986-02-06

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