JPH0142692Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0142692Y2 JPH0142692Y2 JP1984182906U JP18290684U JPH0142692Y2 JP H0142692 Y2 JPH0142692 Y2 JP H0142692Y2 JP 1984182906 U JP1984182906 U JP 1984182906U JP 18290684 U JP18290684 U JP 18290684U JP H0142692 Y2 JPH0142692 Y2 JP H0142692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- engine
- input shaft
- pulley
- friction transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 50
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/48—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members with members having orbital motion
- F16H15/50—Gearings providing a continuous range of gear ratios
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/48—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members with members having orbital motion
- F16H15/50—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/52—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of another member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/664—Friction gearings
- F16H61/6646—Friction gearings controlling shifting exclusively as a function of speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は自動車等のエンジンの補機を運転す
る駆動装置に関するものである。
る駆動装置に関するものである。
自動車等のエンジンにおいては充電発電機、水
ポンプ、空調用コンプレツサー、油圧サーボステ
アリング用オイルポンプ等の補機がクランクシヤ
フトの先端に設けられたクランクプーリによりベ
ルト駆動される。これら補機はエンジンの高速運
転時に大きな動力損失を伴うのでそれを回避する
手段としてエンジン回転速度に対しクランクプー
リを変速して補機の運転速度を制限する方法が従
来から提案されている。
ポンプ、空調用コンプレツサー、油圧サーボステ
アリング用オイルポンプ等の補機がクランクシヤ
フトの先端に設けられたクランクプーリによりベ
ルト駆動される。これら補機はエンジンの高速運
転時に大きな動力損失を伴うのでそれを回避する
手段としてエンジン回転速度に対しクランクプー
リを変速して補機の運転速度を制限する方法が従
来から提案されている。
例えば第2図に示す従来装置において1はエン
ジンのクランクシヤフト、2はクランクシヤフト
1にナツト等で固着された入力軸、3は入力軸上
の入力伝動メンバ、4は入力軸2と入力伝動メン
バ3との間に介在された圧接力発生用のカム装
置、5は複数個設けられた円錐形の遊星コーンで
円錐母線上の摩擦伝動面5a、円錐底面上の摩擦
伝動面5b、円錐軸線周上の摩擦伝動面5cを有
している。6は遊星コーン5の摩擦伝動面5aに
摩擦係合すると同時に軸方向に移動することで遊
星コーン5の摩擦伝動半径が変えられるリング状
の変速リング、7は遊星コーン5の摩擦伝動面5
cに摩擦係合され、非回転で遊星コーン5の入力
軸2の軸線上公転を案内する軌道リングである。
8は補機駆動用のプーリ、8aはプーリ8の内周
面軸方向に複数個設けたキー溝、9は変速リング
6の回転力をプーリ8に伝達すると同時に軸方向
の移動を支えるローラキーでキー溝8aに係合し
ている。10,11はプーリ8を両端で回転支承
する側板、12は軌道リング7を固定支持し、取
付部12aがエンジンの静止部材13に固定され
る固定板である。14は摩擦伝動油で、プーリ
8、側板10,11、入力軸2で閉塞される空間
に充満されている。15は上記摩擦伝動油中で動
作するピトー管と油圧シリンダから成り変速リン
グ6の軸方向位置を制御するアクチエータ、16
はリターンスプリングである。
ジンのクランクシヤフト、2はクランクシヤフト
1にナツト等で固着された入力軸、3は入力軸上
の入力伝動メンバ、4は入力軸2と入力伝動メン
バ3との間に介在された圧接力発生用のカム装
置、5は複数個設けられた円錐形の遊星コーンで
円錐母線上の摩擦伝動面5a、円錐底面上の摩擦
伝動面5b、円錐軸線周上の摩擦伝動面5cを有
している。6は遊星コーン5の摩擦伝動面5aに
摩擦係合すると同時に軸方向に移動することで遊
星コーン5の摩擦伝動半径が変えられるリング状
の変速リング、7は遊星コーン5の摩擦伝動面5
cに摩擦係合され、非回転で遊星コーン5の入力
軸2の軸線上公転を案内する軌道リングである。
8は補機駆動用のプーリ、8aはプーリ8の内周
面軸方向に複数個設けたキー溝、9は変速リング
6の回転力をプーリ8に伝達すると同時に軸方向
の移動を支えるローラキーでキー溝8aに係合し
ている。10,11はプーリ8を両端で回転支承
する側板、12は軌道リング7を固定支持し、取
付部12aがエンジンの静止部材13に固定され
る固定板である。14は摩擦伝動油で、プーリ
8、側板10,11、入力軸2で閉塞される空間
に充満されている。15は上記摩擦伝動油中で動
作するピトー管と油圧シリンダから成り変速リン
グ6の軸方向位置を制御するアクチエータ、16
はリターンスプリングである。
次に動作について説明する。クランクシヤフト
1の回転力は入力軸2に伝えられカム装置4を介
して入力伝動メンバ3が回転し、遊星コーン5は
円錐の軸線を中心として自転すると同時に固定要
素の軌道リング7の摩擦伝動面に沿つて入力軸2
の軸線を中心として公転する。遊星コーン5の円
錐母線上の摩擦伝動面5aに摩擦係合する変速リ
ング6は遊星コーン5の自転、公転の差動作用と
伝動半径比に基づいて入力軸2の軸線を中心とす
る回転力を受け、ローラキー9を介してプーリ8
を駆動する。この時入力軸2と変速リング6の回
転速度比は双方の摩擦伝動有効半径比が変わるよ
うに変速リング6を軸方向に移動させることで任
意に設定できる。例えば変速リング6が遊星コー
ン5の大径側で摩擦係合すれば回転速度比1:
1、小径側、つまり円錐の頂点近くでは1:0.4
等の変速リング6側の減速が無段階に選択でき
る。アクチエータ15は変速リング6の軸方向位
置を制御してプーリ8の回転変速をエンジンの低
速時には速比1:1、中途〜高速時はほぼ一定回
転速度に自動的に制御する機能をもつものであ
る。
1の回転力は入力軸2に伝えられカム装置4を介
して入力伝動メンバ3が回転し、遊星コーン5は
円錐の軸線を中心として自転すると同時に固定要
素の軌道リング7の摩擦伝動面に沿つて入力軸2
の軸線を中心として公転する。遊星コーン5の円
錐母線上の摩擦伝動面5aに摩擦係合する変速リ
ング6は遊星コーン5の自転、公転の差動作用と
伝動半径比に基づいて入力軸2の軸線を中心とす
る回転力を受け、ローラキー9を介してプーリ8
を駆動する。この時入力軸2と変速リング6の回
転速度比は双方の摩擦伝動有効半径比が変わるよ
うに変速リング6を軸方向に移動させることで任
意に設定できる。例えば変速リング6が遊星コー
ン5の大径側で摩擦係合すれば回転速度比1:
1、小径側、つまり円錐の頂点近くでは1:0.4
等の変速リング6側の減速が無段階に選択でき
る。アクチエータ15は変速リング6の軸方向位
置を制御してプーリ8の回転変速をエンジンの低
速時には速比1:1、中途〜高速時はほぼ一定回
転速度に自動的に制御する機能をもつものであ
る。
上記のような従来の摩擦伝動方式の差動遊星機
構無段変速機は摩擦伝動の媒体として摩擦伝動油
の存在が重要であり、油ぎれ、油の異常温度上
昇、異物の混入による清浄度の悪化等に対しては
回転力の伝動に支障をきたし、最悪の場合、摩擦
伝動面での焼付に至る場合がある。この場合、変
速機としての機能がなくなるばかりでなく固定要
素の軌道リングをエンジンの静止部材に固定する
固定板にクランクシヤフトの大きな回転力が作用
し固定板を破壊し、しいては駆動装置本体の破壊
につながるという安全上の問題があつた。
構無段変速機は摩擦伝動の媒体として摩擦伝動油
の存在が重要であり、油ぎれ、油の異常温度上
昇、異物の混入による清浄度の悪化等に対しては
回転力の伝動に支障をきたし、最悪の場合、摩擦
伝動面での焼付に至る場合がある。この場合、変
速機としての機能がなくなるばかりでなく固定要
素の軌道リングをエンジンの静止部材に固定する
固定板にクランクシヤフトの大きな回転力が作用
し固定板を破壊し、しいては駆動装置本体の破壊
につながるという安全上の問題があつた。
この考案は上記のような万一のケースではある
が例えば自動車の走行安全性を脅かしかねない安
全上の問題を解消するためになされたもので、変
速機の摩擦伝動部が焼付等の事故で固着した場合
でも装置が破壊することなく、クランクシヤフト
から補機を駆動する機能を維持できる補機駆動装
置を得ることを目的としている。
が例えば自動車の走行安全性を脅かしかねない安
全上の問題を解消するためになされたもので、変
速機の摩擦伝動部が焼付等の事故で固着した場合
でも装置が破壊することなく、クランクシヤフト
から補機を駆動する機能を維持できる補機駆動装
置を得ることを目的としている。
この考案に係るエンジンの補機駆動装置は入力
軸から補機駆動用のプーリに至る伝動系に介在さ
れた差動遊星機構無段変速機の固定要素である軌
道リングを固定支持した固定板を、エンジンの静
止部材に対して、上記軌道リングが一つの回転方
向に対して回転を阻止し逆の回転方向には阻止し
ないようにワンウエイクラツチを介して連結した
ものである。
軸から補機駆動用のプーリに至る伝動系に介在さ
れた差動遊星機構無段変速機の固定要素である軌
道リングを固定支持した固定板を、エンジンの静
止部材に対して、上記軌道リングが一つの回転方
向に対して回転を阻止し逆の回転方向には阻止し
ないようにワンウエイクラツチを介して連結した
ものである。
〔作用〕
この考案における固定板をエンジン静止部材に
対してワンウエイクラツチを介して連結すれば、
差動遊星機構無段変速機の固定要素として軌道リ
ングが受ける回転反力を上記ワンウエイクラツチ
が噛み合い方向でエンジン静止部材が受け、通常
動作に問題はない。万一摩擦伝動面が焼付等の事
故で固着した場合、入力軸の回転力が上記通常時
のワンウエイクラツチ動作と逆方向となつて固定
板のエンジン静止部材への固定が解除され、補機
駆動プーリが入力軸と一体で回転し機能を維持す
る。
対してワンウエイクラツチを介して連結すれば、
差動遊星機構無段変速機の固定要素として軌道リ
ングが受ける回転反力を上記ワンウエイクラツチ
が噛み合い方向でエンジン静止部材が受け、通常
動作に問題はない。万一摩擦伝動面が焼付等の事
故で固着した場合、入力軸の回転力が上記通常時
のワンウエイクラツチ動作と逆方向となつて固定
板のエンジン静止部材への固定が解除され、補機
駆動プーリが入力軸と一体で回転し機能を維持す
る。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1はエンジンのクランクシ
ヤフト、2はクランクシヤフト1にナツト等で固
着された入力軸、3は入力軸上の入力伝動メン
バ、4は入力軸2と入力伝動メンバ3との間に介
在された圧接力発生用のカム装置、5は複数個設
けられた円錐形の遊星コーンで円錐母線上の摩擦
伝動面5a、円錐底面上の摩擦伝動面5b、円錐
軸線周上の摩擦伝動面5cを有している。6は遊
星コーン5の摩擦伝動面5aに摩擦係合すると同
時に軸方向に移動することで遊星コーン5の摩擦
伝動半径が変えられるリング状の変速リング、7
は遊星コーン5の入力軸2の軸線上公転を案内す
る軌道リングである。8は補機駆動用のプーリ、
8aはプーリ8の内周面軸方向に複数個設けたキ
ー溝、9は変速リング6の回転力をプーリ8に伝
達すると同時に軸方向の移動を支えるローラキー
でキー溝8aに係合している。10,11はプー
リ8を両端で回転支承する側板、14は摩擦伝動
油でプーリ8、側板10,11、入力軸2で閉塞
される空間に充満されている。15は上記摩擦伝
動油中で動作するピトー管と油圧シリンダから成
り変速リング6の軸方向位置を制御するアクチエ
ータ、16はリターンスプリングである。
る。第1図において、1はエンジンのクランクシ
ヤフト、2はクランクシヤフト1にナツト等で固
着された入力軸、3は入力軸上の入力伝動メン
バ、4は入力軸2と入力伝動メンバ3との間に介
在された圧接力発生用のカム装置、5は複数個設
けられた円錐形の遊星コーンで円錐母線上の摩擦
伝動面5a、円錐底面上の摩擦伝動面5b、円錐
軸線周上の摩擦伝動面5cを有している。6は遊
星コーン5の摩擦伝動面5aに摩擦係合すると同
時に軸方向に移動することで遊星コーン5の摩擦
伝動半径が変えられるリング状の変速リング、7
は遊星コーン5の入力軸2の軸線上公転を案内す
る軌道リングである。8は補機駆動用のプーリ、
8aはプーリ8の内周面軸方向に複数個設けたキ
ー溝、9は変速リング6の回転力をプーリ8に伝
達すると同時に軸方向の移動を支えるローラキー
でキー溝8aに係合している。10,11はプー
リ8を両端で回転支承する側板、14は摩擦伝動
油でプーリ8、側板10,11、入力軸2で閉塞
される空間に充満されている。15は上記摩擦伝
動油中で動作するピトー管と油圧シリンダから成
り変速リング6の軸方向位置を制御するアクチエ
ータ、16はリターンスプリングである。
12は軌道リング7を固定支持する固定板、1
3はエンジンの静止部材、17は固定板12とエ
ンジンの静止部材との間に介在されたワンウエイ
クラツチで、入力軸2の反回転方向で噛み合い、
入力軸2の回転方向では連結を解除する配置とさ
れている。
3はエンジンの静止部材、17は固定板12とエ
ンジンの静止部材との間に介在されたワンウエイ
クラツチで、入力軸2の反回転方向で噛み合い、
入力軸2の回転方向では連結を解除する配置とさ
れている。
以上の構成によれば、通常の運転状態では差動
遊星機構の固定要素である軌道リング7は入力軸
2の回転方向と反対方向の回転力を受けるが、固
定板12とエンジンの静止部材13の間に介在す
るワンウエイクラツチ17が噛み合い状態となる
ので、この回転力をエンジン静止部材13が受け
止めることによつて、従来装置で説明した動作と
全く変わりなく、装置としての機能を発揮する。
遊星機構の固定要素である軌道リング7は入力軸
2の回転方向と反対方向の回転力を受けるが、固
定板12とエンジンの静止部材13の間に介在す
るワンウエイクラツチ17が噛み合い状態となる
ので、この回転力をエンジン静止部材13が受け
止めることによつて、従来装置で説明した動作と
全く変わりなく、装置としての機能を発揮する。
一方、万一摩擦伝動面が焼付等の事故で固着し
た場合、入力軸2の回転力はプーリ8に直接同
速、同回転方向で伝達され、軌道リング7、固定
板12も入力軸2と同じ回転力を受けるがワンウ
エイクラツチ17が連結解除方向の作動となるの
でエンジン静止部材13から拘束されず装置のい
かなる部分も破壊することなく運転が継続でき
る。この時当然ながらプーリ7の変速機能は失す
るが、プーリ7がエンジン回転速度と同速となる
ので装置の基本機能は維持できる。
た場合、入力軸2の回転力はプーリ8に直接同
速、同回転方向で伝達され、軌道リング7、固定
板12も入力軸2と同じ回転力を受けるがワンウ
エイクラツチ17が連結解除方向の作動となるの
でエンジン静止部材13から拘束されず装置のい
かなる部分も破壊することなく運転が継続でき
る。この時当然ながらプーリ7の変速機能は失す
るが、プーリ7がエンジン回転速度と同速となる
ので装置の基本機能は維持できる。
なお上記考案におけるワンウエイクラツチ17
はローラ式又はボール式、スプラグ式等どんな形
式でもよく、またギアとラチエツトの組み合せで
もよい。
はローラ式又はボール式、スプラグ式等どんな形
式でもよく、またギアとラチエツトの組み合せで
もよい。
以上のようにこの考案によれば入力軸から補機
駆動用のプーリに至る伝動系に摩擦伝動方式の差
動遊星機構無段変速機を設けたものにおいて、差
動遊星機構の固定要素をワンウエイクラツチを介
してエンジン静止部材に連結したので、万一上記
変速機の摩擦伝動面が焼付等の事故で固着しても
装置を破壊することなく基本的な装置の機能を維
持でき安全である。
駆動用のプーリに至る伝動系に摩擦伝動方式の差
動遊星機構無段変速機を設けたものにおいて、差
動遊星機構の固定要素をワンウエイクラツチを介
してエンジン静止部材に連結したので、万一上記
変速機の摩擦伝動面が焼付等の事故で固着しても
装置を破壊することなく基本的な装置の機能を維
持でき安全である。
第1図はこの考案の一実施例によるエンジンの
補機駆動装置を示す断面側面図、第2図は従来の
エンジン補機駆動装置を示す断面側面図である。 1……クランクシヤフト、2……入力軸、7…
…軌道リング、12……固定板、13……エンジ
ン静止部材、17……ワンウエイクラツチ。な
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。
補機駆動装置を示す断面側面図、第2図は従来の
エンジン補機駆動装置を示す断面側面図である。 1……クランクシヤフト、2……入力軸、7…
…軌道リング、12……固定板、13……エンジ
ン静止部材、17……ワンウエイクラツチ。な
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。
Claims (1)
- 入力軸から補機駆動用のプーリに至る伝動系に
摩擦伝動方式の差動遊星機構無段変速機を介在さ
せ、この変速機を制御して上記プーリを入力軸に
対し可変速運転するものにおいて、上記変速機の
遊星機構の固定要素部材とエンジン静止部材をワ
ンウエイクラツチを介して連結したことを特徴と
するエンジンの補機駆動装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182906U JPH0142692Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | |
EP85114943A EP0184709B1 (en) | 1984-11-30 | 1985-11-26 | Accessory drive device in engine |
DE8585114943T DE3576986D1 (de) | 1984-11-30 | 1985-11-26 | Antriebsanordnung von hilfseinrichtungen fuer eine brennkraftmaschine. |
US06/802,998 US4643046A (en) | 1984-11-30 | 1985-11-29 | Accessory drive device in engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182906U JPH0142692Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197656U JPS6197656U (ja) | 1986-06-23 |
JPH0142692Y2 true JPH0142692Y2 (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=16126443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984182906U Expired JPH0142692Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4643046A (ja) |
EP (1) | EP0184709B1 (ja) |
JP (1) | JPH0142692Y2 (ja) |
DE (1) | DE3576986D1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61228155A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-11 | Mitsubishi Electric Corp | エンジンの補機駆動装置 |
BE905100A (fr) * | 1985-07-19 | 1986-11-03 | Shinpo Industrial Co Ltd | Engrenage de changement de vitesse progressif du type a entrainement par friction. |
JP2714822B2 (ja) * | 1988-07-23 | 1998-02-16 | シンポ工業株式会社 | 摩擦無段変速機 |
JPH0265743U (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-17 | ||
CN101608889A (zh) * | 2009-07-21 | 2009-12-23 | 河南省西峡汽车水泵股份有限公司 | 一种泵体大面与锥面测量圆距离的测量方法及专用工具 |
JP5653820B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-01-14 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
JP5653843B2 (ja) * | 2011-06-02 | 2015-01-14 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2836994A (en) * | 1953-09-10 | 1958-06-03 | Weber Max | Infinitely variable friction transmission with conical planetary rollers |
US2953039A (en) * | 1959-07-17 | 1960-09-20 | Edwin C Mcrae | Engine accessory drive |
US3023642A (en) * | 1960-01-11 | 1962-03-06 | Maichen Karl | Infinitely variable epicyclic friction wheel gear |
US3108497A (en) * | 1960-03-29 | 1963-10-29 | Kashihara Manabu | Infinitely variable speed change gear |
US3108496A (en) * | 1961-01-30 | 1963-10-29 | Kashihara Manabu | Infinitely variable speed change gear |
JPS545164A (en) * | 1977-06-14 | 1979-01-16 | Shinpo Kogyo Kk | Friction-type stepless change gear |
FR2499192B1 (fr) * | 1981-01-30 | 1985-06-28 | Borg Warner | Systeme d'entrainement d'accessoires automobiles |
JPS5886434U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-11 | 日産自動車株式会社 | 可変速補機駆動装置 |
DE3272965D1 (en) * | 1982-02-25 | 1986-10-09 | Fiat Auto Spa | Epicyclic transmission with steplessly-variable speed control, having tapered planet wheels of dual conicity |
JPS58200838A (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-22 | Honda Motor Co Ltd | 変速装置 |
JPS5922345A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | Matsushita Electronics Corp | 半導体基板の分割方法 |
DE8227502U1 (de) * | 1982-09-30 | 1984-03-08 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Am staenderblechpaket einer elektrischen kleinmaschine festlegbare verbindungs-vorrichtung |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP1984182906U patent/JPH0142692Y2/ja not_active Expired
-
1985
- 1985-11-26 DE DE8585114943T patent/DE3576986D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-26 EP EP85114943A patent/EP0184709B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-11-29 US US06/802,998 patent/US4643046A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0184709A1 (en) | 1986-06-18 |
JPS6197656U (ja) | 1986-06-23 |
US4643046A (en) | 1987-02-17 |
EP0184709B1 (en) | 1990-04-04 |
DE3576986D1 (de) | 1990-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0139865Y2 (ja) | ||
US6910453B2 (en) | Automotive internal combustion engine control system | |
US4674612A (en) | Auxiliary equipment transmission | |
US6142274A (en) | Power take-off unit with selectively engaged brake | |
JPS61228155A (ja) | エンジンの補機駆動装置 | |
GB2274314A (en) | A multi-speed drive assembly for auxiliary driving units | |
KR960008120A (ko) | 벨트 전동방법과 벨트 전동장치 | |
RU2448292C1 (ru) | Планетарная трансмиссия | |
US5299988A (en) | Continuously variable traction roller transmission | |
JPH0142692Y2 (ja) | ||
US3967438A (en) | Rotary mower spindle assembly | |
JPH10184820A (ja) | 遊星歯車機構 | |
US4613318A (en) | Drive system with wear compensator | |
US5101678A (en) | Coupling device for power transfer | |
JPH10306863A (ja) | トルク感応型回転制御装置 | |
US4541820A (en) | V-belt type stepless transmission | |
JPS623335B2 (ja) | ||
JPH0142693Y2 (ja) | ||
US4487090A (en) | Friction drive transmission | |
EP0190415A1 (en) | Two speed accessory drive | |
KR970008135B1 (ko) | 클러치기능이 부수적으로 수반되는 무단변속 동력전달 방법 및 그 장치 | |
JPH0730823B2 (ja) | ベルト式無段変速装置 | |
GB1561857A (en) | Centrifugal friction cluthc | |
JPH06200997A (ja) | 複駆動比駆動装置 | |
RU2086834C1 (ru) | Передаточный механизм крутящего момента |