JPH0142607Y2 - - Google Patents

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JPH0142607Y2
JPH0142607Y2 JP1984191002U JP19100284U JPH0142607Y2 JP H0142607 Y2 JPH0142607 Y2 JP H0142607Y2 JP 1984191002 U JP1984191002 U JP 1984191002U JP 19100284 U JP19100284 U JP 19100284U JP H0142607 Y2 JPH0142607 Y2 JP H0142607Y2
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ladder
underfloor storage
floor
storage
finishing material
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内部に梯子を備えた床下収納庫の改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、床下収納庫は建屋の床面と床下地面との
間に設置される小形のものが殆どであつたが、近
年、収納庫本体の一部を地中に埋設するタイプの
大形品も現れるようになつてきており、この大形
の床下収納庫は重量物や大物類を多量に収納でき
るようにするため、収納庫底面までの深さを従来
のものより深く設定し、出入りに際しては梯子を
使用する形態をとつている。
ここで第2図に示す一般的な大形の床下収納庫
1の形状についてみると、建物の床面2に設けら
れた開口部2aの大きさは従来の床下収納庫の中
での大形品と同じ大きさに設定している場合が多
く、また、天井1aは建物の根太3、大引4に当
たらないようにするため建物の床面2から約200
mm程度下がつた位置で横に広がつた形状になつて
いる。
このような形状から、建物の開口部2aから斜
めに降ろされた梯子5の裏側には大きな収納スペ
ース6が必然的に形成されることになり、このた
め梯子5は、梯子裏側のスペース部分への収納作
業を考慮して、着脱できる構造としているのがほ
とんどである。
尚、7は地面、8は地中であり、9は棚板であ
る。
そこで従来の床下収納庫における上記梯子の滑
りを防止するための構造としては、第6図及び第
7図に示すように、梯子5′の両脚上部の外側に
引掛ピン11を突出して設け、一方、床下収納庫
1の本体壁1bに、上記梯子5′の引掛ピン11
がスライドする切欠12aを設けた梯子固定金具
12を木ネジ13で取付けた構造となつており、
この梯子5′の使い方は、通常の昇降時には梯子
を最も斜めとした位置にし、このときの引掛ピン
11は梯子固定金具12における切欠12aの最
下部に位置している。そして床下収納庫の内部に
入つた後、梯子裏面部分スペースへの収納作業を
行う場合に、梯子5′を垂直に立てかけていくに
つれ引掛ピン11が切欠12aの中を上にスライ
ドして、最後には第7図に示すように引掛ピン1
1が切欠12aの上部から抜け出て、梯子自体を
取り除くことができるようになつている。
また従来、避難設備として使用される脱出用梯
子の滑り止め(ストツパ)の構造として第5図に
示すように、底面1cに凸部または凹部を設け、
この凸部の段差部1dまたは凹部により梯子5′
下端部の滑り出し範囲を規制する構造のものが知
られている(例えば、実公昭55−37677号公報参
照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたもののうち第6図及び第7
図に示したものにおいては、梯子5′を取り除い
ても床下収納庫の本体壁1bには2ケの梯子固定
金具12が出張りとして残ることになり、収納作
業時やこの作業状態から立ち上がつたときなどに
この出張つた梯子固定金具に顔や頭などが当たる
危険性を有していた。
また、第5図に示した脱出用梯子の滑り止め構
造をそのまま床下収納庫に適用すれば上記の顔や
頭を当てる危険性は解消できるものの、床下収納
庫自体の底面にこの余計な凸部や凹部をしなけれ
ばならず、また底面自体に部分的に設けた凸部や
凹部では狭い床下収納庫内では足を引つ掛けたり
する危険性がある問題があつた。
本考案は、梯子の滑り止め防止が容易にできて
危険性のない床下収納庫を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の床下収納
庫においては、実施例に対応する第1図〜第4図
を用いて説明すると、底面1cと天井1aを有す
ると共に着脱可能な梯子5を有する床下収納庫に
おいて、第3図に示すように両側の角部に切欠部
23aを設けた平面方形状の床仕上材23を前記
底面上に貼付け、第4図に示すようにこの床仕上
材23の切欠部23aの切口23b部分に前記梯
子の下部最先端部を位置させて梯子の下部を係止
するようにしたものである。
上記床仕上材には、梯子から床下収納庫の底面
に降りる際の滑りによる転倒などを防止するため
に、表面側に滑り防止用の凹凸を設けたものを使
用するようにするとよい。
〔作用〕
梯子の下部先端部が床仕上材の切口すなわち床
仕上材自体の厚み部分に突き当たつて、梯子の滑
りが規制される。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を第1図〜第4図により
説明する。
第1図は本考案による床下収納庫における梯子
部分を示す一部切欠斜視図、第2図は本考案によ
る床下収納庫の一実施例を示す縦断面図、第3図
は第1図及び第2図中における床仕上材の平面詳
細図、第4図は第1図のA−A断面図であり、5
は梯子、21は梯子下端に嵌められた滑り防止用
のゴムキヤツプ、22は梯子上端に嵌められた保
護キヤツプであつてゴムキヤツプ21と同じもの
を使用している。第1図及び第2図における床仕
上材23は、第3図に示すように、平面方形状の
床仕上材23の両側の角部には、前記梯子5の両
脚が入り込むための切欠部23aを設けた形状と
している。この床仕上材23は第3図に示した切
欠部23aの切口23bに、第4図に示すように
梯子5の下部の最先端を突き当てたときに梯子が
標準位置となるように、床下収納庫1の底面1c
に貼られている。
また第3図に示した両切欠部23a部分が位置
する底面1cに「梯子位置」と赤色等の目立つ色
で大書きしたラベル24を貼り付けるようにすれ
ば、梯子の位置を明確にすることができて梯子を
取り除いた後の再設置も確実に行うことができる
ようになる。なお、床仕上材23は、人が載つた
ときの滑りを防止することも考慮して、第4図に
示すように表面に凸凹23cのあるものを使用す
るとよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記の如く、両側の角部に切欠部を設
けた平面方形状の床仕上材を床下収納庫の底面上
に貼付け、この床仕上材の切欠部の切口部分に梯
子の下部最先端部を位置させて梯子の下部を係止
するようにした床下収納庫であり、床下収納庫の
底面(床面)に床仕上材を貼るだけの簡単な作業
で梯子の滑りが規制でき危険性のない床下収納庫
となり、また、梯子に応じて床仕上材を貼る位置
の変更も可能であり、さらに梯子の左右の動きも
規制されるのでより安全となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は本考案による床下収納庫における梯子部分を
示す一部切欠斜視図、第2図は本考案による床下
収納庫の一実施例を示す縦断面図、第3図は第1
図及び第2図中における床仕上材の平面詳細図、
第4図は第1図のA−A断面図である。第5図〜
第7図は従来例を示すもので、第5図は脱出用梯
子における滑り規制の構造を示す部分断面図、第
6図は従来の床下収納庫における梯子部分の構造
を示す一部切欠斜視図、第7図は第6図の状態か
ら梯子を取り外す状態を示す部分斜視図である。 符号の説明、1……床下収納庫、1a……天
井、1b……本体壁、1c……底面、1d……段
差部、2……建物の床面、2a……開口部、3…
…根太、4……大引、5……梯子、5′……梯子、
6……収納スペース、7……地面、8……地中、
9……棚板、11……引掛ピン、12……梯子固
定金具、12a……切欠、13……木ネジ、21
……ゴムキヤツプ、22……保護キヤツプ、23
……床仕上材、23a……切欠部、23b……切
口、23c……凸凹、24……ラベル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底面と天井を有すると共に着脱可能な梯子を
    有する床下収納庫において、両側の角部に切欠
    部を設けた平面方形状の床仕上材を前記底面上
    に貼付け、該床仕上材の切欠部の切口部分に前
    記梯子の下部最先端部を位置させて該梯子の下
    部を係止してなることを特徴とする床下収納
    庫。 2 床仕上材が表面に凹凸を有するものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の床下収納
    庫。
JP1984191002U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0142607Y2 (ja)

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JPS61108449U JPS61108449U (ja) 1986-07-09
JPH0142607Y2 true JPH0142607Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30748446

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542596A (ja) * 2005-06-07 2008-11-27 アンドルーズ、ウィリアム 把持機能を備えた構造部材及びその接合構成

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JPS61108449U (ja) 1986-07-09

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