JPH0142569B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142569B2 JPH0142569B2 JP18594384A JP18594384A JPH0142569B2 JP H0142569 B2 JPH0142569 B2 JP H0142569B2 JP 18594384 A JP18594384 A JP 18594384A JP 18594384 A JP18594384 A JP 18594384A JP H0142569 B2 JPH0142569 B2 JP H0142569B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- electrode
- switch tube
- vacuum switch
- conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は真空スイツチ管の耐電圧性能を向上
させるために行なうコンデイシヨニングに関する
ものである。
させるために行なうコンデイシヨニングに関する
ものである。
従来のこの種の装置としては第2図に示すもの
があつた。第2図は従来の装置の構成を示すブロ
ツク図であり、図において1は真空スイツチ管、
2は交流電源、3は抵抗、4は真空スイツチ管1
の電極、5は真空スイツチ管1のシールドであ
る。
があつた。第2図は従来の装置の構成を示すブロ
ツク図であり、図において1は真空スイツチ管、
2は交流電源、3は抵抗、4は真空スイツチ管1
の電極、5は真空スイツチ管1のシールドであ
る。
次に従来の装置の動作について説明する。真空
スイツチ管は第2図1に示す如く構成されている
が、そのまま高電圧用のスイツチとして使用する
には電極4とシールド5の間の耐電圧性能が十分
でない場合がある。従つてこれをコンデイシヨニ
ングによつて耐電圧性能を向上させる必要があ
る。このようなコンデイシヨニングを行なうため
の従来の装置は、第2図に示す如く、真空スイツ
チ管1の電極4とシールド5との間に抵抗3を介
して交流電源2により、シールド5と電極4の間
の耐電圧以上の電圧を印加し、シールド5と電極
4との間に真空中の絶縁破壊を発生させる。この
真空中の絶縁破壊によりシールド5と電極4の間
の耐電圧性能は絶縁破壊が発生する以前よりも向
上する。従つてこの絶縁破壊を繰り返し発生させ
ることによりシールド5と電極4の間の耐電圧性
能は破壊回数に対応した耐電圧強度に到達でき
る。このようにしてコンデイシヨニングが完了す
る。又、抵抗3は絶縁破壊に際して回路に必要以
上の電流が流れないように電流を制限するもので
ある。又、コンデイシヨニングを行なつた後は電
極4に対向するシールド5の表面には電極4の材
料の被膜が形成されている。
スイツチ管は第2図1に示す如く構成されている
が、そのまま高電圧用のスイツチとして使用する
には電極4とシールド5の間の耐電圧性能が十分
でない場合がある。従つてこれをコンデイシヨニ
ングによつて耐電圧性能を向上させる必要があ
る。このようなコンデイシヨニングを行なうため
の従来の装置は、第2図に示す如く、真空スイツ
チ管1の電極4とシールド5との間に抵抗3を介
して交流電源2により、シールド5と電極4の間
の耐電圧以上の電圧を印加し、シールド5と電極
4との間に真空中の絶縁破壊を発生させる。この
真空中の絶縁破壊によりシールド5と電極4の間
の耐電圧性能は絶縁破壊が発生する以前よりも向
上する。従つてこの絶縁破壊を繰り返し発生させ
ることによりシールド5と電極4の間の耐電圧性
能は破壊回数に対応した耐電圧強度に到達でき
る。このようにしてコンデイシヨニングが完了す
る。又、抵抗3は絶縁破壊に際して回路に必要以
上の電流が流れないように電流を制限するもので
ある。又、コンデイシヨニングを行なつた後は電
極4に対向するシールド5の表面には電極4の材
料の被膜が形成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の真空スイツチ管コンデイシ
ヨニング装置ではシールド表面上に電極の材料被
膜が形成されるからシールドと電極間の耐電圧性
能は電極の材料によつて決定されてしまい耐電圧
性能を十分に向上することができないという問題
点があつた。
ヨニング装置ではシールド表面上に電極の材料被
膜が形成されるからシールドと電極間の耐電圧性
能は電極の材料によつて決定されてしまい耐電圧
性能を十分に向上することができないという問題
点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、シールドと電極間で耐電圧性能の高
い真空スイツチ管を得ることができるコンデイシ
ヨニング装置を提供することを目的としている。
れたもので、シールドと電極間で耐電圧性能の高
い真空スイツチ管を得ることができるコンデイシ
ヨニング装置を提供することを目的としている。
この発明に係る真空スイツチ管コンデイシヨニ
ング装置は、電源に単一極性の電源を使用し、か
つ、シールドの電位が相対的に電極の電位より高
くなるような極性の電圧を印加して絶縁破壊によ
るコンデイシヨニングを用い電極の面にシールド
材料による被膜が形成されるようにする。
ング装置は、電源に単一極性の電源を使用し、か
つ、シールドの電位が相対的に電極の電位より高
くなるような極性の電圧を印加して絶縁破壊によ
るコンデイシヨニングを用い電極の面にシールド
材料による被膜が形成されるようにする。
この発明においてはコンデイシヨニングの終つ
た後で電極の面にシールド材料による被膜が形成
されているのでシールドと電極間の耐電圧性能は
シールドの材料により決定されることになり真空
スイツチ管の耐電圧性能を向上させることができ
る。
た後で電極の面にシールド材料による被膜が形成
されているのでシールドと電極間の耐電圧性能は
シールドの材料により決定されることになり真空
スイツチ管の耐電圧性能を向上させることができ
る。
以下、この発明の実施例を図について説明す
る。第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図であり、第2図と同一符号は同一又は相当部分
を示し、22は正極性の電圧を発生する単一極性
電源である。
る。第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図であり、第2図と同一符号は同一又は相当部分
を示し、22は正極性の電圧を発生する単一極性
電源である。
次に、この発明の動作について説明する。第1
図のように接続された単一極性電源22から抵抗
3を介しシールド5と電源4の間に、シールド5
と電極4の間の耐電圧性能以上の正極性の電圧が
印加されると、シールド5と電極4との間で真空
中での絶縁破壊が発生する。この真空中での絶縁
破壊によりシールド5と電極4の間の耐電圧性能
は向上する。従つてこの絶縁破壊を繰り返すこと
によつてシールド5と電極4との間の耐電圧性能
は破壊回数に対応した耐電圧強度に到達すること
になり、従来の装置と同様、真空スイツチ管のコ
ンデイシヨニングを行なうことができる。又、抵
抗3はこの回路に不必要な電流を流さないように
制限するものである。
図のように接続された単一極性電源22から抵抗
3を介しシールド5と電源4の間に、シールド5
と電極4の間の耐電圧性能以上の正極性の電圧が
印加されると、シールド5と電極4との間で真空
中での絶縁破壊が発生する。この真空中での絶縁
破壊によりシールド5と電極4の間の耐電圧性能
は向上する。従つてこの絶縁破壊を繰り返すこと
によつてシールド5と電極4との間の耐電圧性能
は破壊回数に対応した耐電圧強度に到達すること
になり、従来の装置と同様、真空スイツチ管のコ
ンデイシヨニングを行なうことができる。又、抵
抗3はこの回路に不必要な電流を流さないように
制限するものである。
以上、これらの動作は従来の装置と同様である
が、この発明においてはコンデイシヨニングのた
めの電源に単一極性電源22を使用し、かつ、シ
ールド側が正極性になるような電圧を印加してい
るので、シールド5の表面には電極4の材料の被
膜は形成せず反対に電極4の表面にシールド5の
材料の被膜が形成されることとなる。従つてシー
ルド5と電極4の間のコンデイシヨニング後の耐
電圧性能はシールド5の材料により決定されるこ
ととなり、シールド5は通常高い耐電圧能力の材
料で構成されているので耐電圧強度の高い真空ス
イツチ管を得ることができる。
が、この発明においてはコンデイシヨニングのた
めの電源に単一極性電源22を使用し、かつ、シ
ールド側が正極性になるような電圧を印加してい
るので、シールド5の表面には電極4の材料の被
膜は形成せず反対に電極4の表面にシールド5の
材料の被膜が形成されることとなる。従つてシー
ルド5と電極4の間のコンデイシヨニング後の耐
電圧性能はシールド5の材料により決定されるこ
ととなり、シールド5は通常高い耐電圧能力の材
料で構成されているので耐電圧強度の高い真空ス
イツチ管を得ることができる。
なお、上記実施例では電極4を接地し、シール
ド5に正極性の電圧を印加する場合の構成におい
て説明しているが、これに限らずシールド5を接
地し電極4に負極性の電圧を印加することによつ
ても実現できる。
ド5に正極性の電圧を印加する場合の構成におい
て説明しているが、これに限らずシールド5を接
地し電極4に負極性の電圧を印加することによつ
ても実現できる。
この発明は以上説明したとおり真空中の絶縁破
壊によるコンデイシヨニングにおいて、電極側に
シールド材料の被膜が形成されるように構成され
ているので耐電圧強度の高い真空スイツチ管を得
る真空スイツチ管コンデイシヨニング装置が得ら
られるという効果がある。
壊によるコンデイシヨニングにおいて、電極側に
シールド材料の被膜が形成されるように構成され
ているので耐電圧強度の高い真空スイツチ管を得
る真空スイツチ管コンデイシヨニング装置が得ら
られるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は従来の真空スイツチ管コンデイシヨ
ニング装置の構成を示すブロツク図である。 図において22は正極性の電圧を発生する単一
極性の電源である。なお、各図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。
図、第2図は従来の真空スイツチ管コンデイシヨ
ニング装置の構成を示すブロツク図である。 図において22は正極性の電圧を発生する単一
極性の電源である。なお、各図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 真空スイツチ管のシールドと電極との間に絶
縁破壊を発生させてコンデイシヨニングを行なう
真空スイツチ管のコンデイシヨニング装置におい
て、 電圧を印加する電源として単一極性電源を用い
この単一極性電源の正極側を上記シールド側に負
極側を上記電極側に接続し、上記シールド側の電
位が上記電極側よりも高電位下において上記シー
ルドと上記電極間で絶縁破壊を発生させることを
特徴とする真空スイツチ管のコンデイシヨニング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18594384A JPS6164027A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 真空スイツチ管のコンデイシヨニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18594384A JPS6164027A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 真空スイツチ管のコンデイシヨニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164027A JPS6164027A (ja) | 1986-04-02 |
JPH0142569B2 true JPH0142569B2 (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=16179594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18594384A Granted JPS6164027A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 真空スイツチ管のコンデイシヨニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164027A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102426954A (zh) * | 2011-11-17 | 2012-04-25 | 西安交通大学 | 一种真空灭弧室的纳秒连续脉冲老炼装置及其方法 |
-
1984
- 1984-09-05 JP JP18594384A patent/JPS6164027A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6164027A (ja) | 1986-04-02 |
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