JPH0142248Y2 - - Google Patents

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JPH0142248Y2
JPH0142248Y2 JP8753786U JP8753786U JPH0142248Y2 JP H0142248 Y2 JPH0142248 Y2 JP H0142248Y2 JP 8753786 U JP8753786 U JP 8753786U JP 8753786 U JP8753786 U JP 8753786U JP H0142248 Y2 JPH0142248 Y2 JP H0142248Y2
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light
emitting element
light emitting
indicator
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばパイロツト用ネオンランプに
代表される如く、平行に対向する棒電極を管軸方
向に自立収容してなるガス封入型冷陰極放電管の
ような、軸側面発光型の発光素子を内蔵してなる
表示灯を、表示性能を低下させることなく、より
小型に構成する外囲器構造を採り入れた表示灯に
関する。
〔従来の技術〕
電光表示盤をはじめとする各種大型表示装置に
用いられる表示灯は、旧来より多用されてきたフ
イラメントランプに代えて超寿命且つ消費エネル
ギーが少ないネオンランプ等のガス封入型冷陰極
放電管や、発光ダイオード等の固体発光素子を利
用するものが徐々にそして着実に増加している。
然し乍ら、大型表示装置に利用しようとするこ
れらの発光素子は、何れもフイラメントランプに
比べて発光光度が小さいという共通の難点を有し
ており、また加えるに各発光素子夫々に個別の問
題点も存在していた。
例えばガス封入型冷陰極放電管にあつては、駆
動印可電圧が高く(通常100V以上)、そして外囲
器がガラスであることから、単体そのままの状態
で直に風雨に曝される屋外使用に向けるには特に
難があつた。
また一方固体発光素子にあつては、単体のみに
て大型表示装置に応用可能な程に大型のものが現
在未だ得られていない状況である。
これらの理由から、最近用いられている表示灯
は、必要な光量を得るための適宜の数の発光素子
を、別途の密封外囲器内にまとめて収容して構成
されることが多くなつている。
そして、これらの外囲器収容型の表示灯1は、
第5図に示す如く、自軸aの略直角横方向に殆ど
の光を放出する軸側面発光型の発光素子2を外囲
器3内に収め、該外囲器3は上記発光素子2側面
対向部に、表示灯1の放光方向、即ち表示灯1の
軸A(前記軸aに一致する)方向に向けて広がり
を有するテーパ状反射面Rを側方内面3aに形成
して、側方へ向かう光をできるだけ無駄なく表示
灯軸A前方へ集中的に放出する側方凹面反射鏡構
造となしたものが極めて一般的となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如きテーパ状反射面を備えて
なる表示灯は、それぞれに程度の差はあるもの
の、基本的に、発光素子内臓部分よりも放光方向
に向かうに従つて大径になつてしまう構造原理上
の問題から、例え小型の発光素子を用いるにあつ
ても、必要光量を確保するために内蔵する発光素
子の数を複数とした場合には、実際の発光素子寸
法の選択範囲にも限度がある関係から、結果的に
表示灯最大径が必要以上に大径となつてしまうの
であつた。
また、無理に径を小さくすると熱的な信頼性を
低下させてしまうことにもなるので、このような
表示灯を用いて表示装置を構成する場合、かなり
余分の(占有面積は径方向長さの二乗に比例す
る)配列スペースを確保しなければならず、使用
する表示灯数が多ければ多いほど無駄な構造体資
源及び設置空間を消費してしまうという問題があ
つたのである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、上述の如き問題を解消し、本来表示
装置に要求される放射光量を減少させることな
く、且つ配列スペースを無駄なく利用でき、緻密
で明かるく表示性に優れた大型表示装置を構成で
きる、少なくとも側方部に裾拡がり状の反射鏡構
造を有さず、発光素子内臓空間を大きく確保しつ
つも外形はコンパクトで高密度実装が可能な、そ
して高い信頼性を有する表示灯の提供を目的と
し、その目的とする表示灯は、内面に光反射手段
を有する外囲器内に軸側面発光型の発光素子を内
蔵してなる表示灯において、上記発光素子側方に
位置する外囲器内面を筒状反射面となし、また発
光素子の軸後方に位置する外囲器内面を集光型反
射面となして構成するものである。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の一実施例につき
説明する。
第1図は本考案による表示灯1を示すもので、
図の如く、一般にパイロツトランプ用のネオンラ
ンプとして知られる、平行に対向する棒電極2a
を管軸a方向に自立収容してなるガス封入型冷陰
極放電管、即ち、軸側面発光型の発光素子2を、
該発光素子2の側方即ち発光面に対向位置する内
面3aを、発光素子2から横方向に放射された光
Lが表示灯1の軸A前方あるいは後方に向かうよ
うに筒状反射面R1となし、また上記筒状反射面
R1により表示灯軸A後方に向けられた光を従来
の側方凹面反射構造同様に前方に送り出すべく、
発光素子2底部方向に位置する内面3bを集光型
反射面R2となした外囲器3に収容して構成する
ものである。そして上記発光素子2底部方向に位
置する集光型反射面R2は、第2図に示すごとく
発光素子2底部対向部分3cを突出させた形状と
すると、発光素子2底部付近にて吸収されがちな
光成分も表示灯軸A前方に有効に表示灯軸A前方
に向けられることとなり、表示灯1から放出され
る光量は更に大きなものとなる。
また上記筒状反射面R1は、第3図に示すごと
く表示灯軸A方向に山部と谷部を交互に形成した
微細蛇腹内面状の繰返し波面としたり、第4図の
如く表示灯軸A方向形成された微細螺旋状波面構
造とすると、発光素子2から側方に放射された光
が効率良く表示灯軸A方向に向けて反射されるた
め、表示灯1内部における光の吸収減衰を更に低
減させることができる。
尚、同図中において4はソケツト取付け用口
金、5は外囲器用レンズ体、6は発光素子(ガス
封入型冷陰極放電管)2を保護する電流制限用の
直列挿入抵抗器である。
〔考案の作用及び効果〕
以上に述べた如く本考案に係る表示灯は、発光
素子側方に位置する外囲器内面を筒状反射面とな
し、そして発光素子底部方向に位置する外囲器内
面を集光型反射面となしたので、発光素子から横
方向に放射された光は筒状反射面で反射して表示
灯の軸前方あるいは後方に向かい、また、これら
の反射光の中で表示灯軸後方に向けられた成分
は、従来の側方凹面反射構造同様に集光型反射面
により前方い送り出されるので、従来に比べて放
射光量を何等減少させることなく、発光素子内臓
空間を大きく確保しながら外形をコンパクトに、
即ち表示灯表示面(放光面)から外囲器の僅かな
肉厚を差し引いた面積が、そのまま表示灯内部の
発光素子収容空間の断面積となるので、熱的な信
頼性も十分に確保できると共に、表示盤等を構成
すべく多数の表示灯を使用する場合にあつても、
限定された配列スペースを無駄なく利用でき、緻
密で明かるく表示性に優れ、且つ、信頼性の高い
情報表示を提供することができるのである。
このような大型表示装置の実現を可能とする本
考案は、近代の情報化社会において極めて有用な
技術である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る表示灯の断面
図、第2図は集光型反射面の形態例を示す断面
図、第3図及び第4図は筒状反射面の形態例を示
す部分拡大断面図、第5図は従来の表示灯の一例
を示す断面図である。 1……表示灯、2……発光素子、3……外囲
器、R1……筒状反射面、R2……集光型反射
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内面に光反射手段を有する外囲器内に軸側面
    発光型の発光素子を内蔵してなる表示灯におい
    て、上記発光素子側方に位置する外囲器内面を
    筒状乱反射面となし、また発光素子の軸後方に
    位置する外囲器内面を集光型反射面となしたこ
    とを特徴とする表示灯。 (2) 発光素子側方に位置する筒状反射面が、筒軸
    方向に形成された微細蛇腹内面状の繰返し波面
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の表示灯。 (3) 発光素子側方に位置する筒状反射面が、表示
    灯軸方向形成された微細螺旋状波面であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の表示灯。
JP8753786U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0142248Y2 (ja)

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JPS62198607U JPS62198607U (ja) 1987-12-17
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