JPH0142055Y2 - - Google Patents

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JPH0142055Y2
JPH0142055Y2 JP18263681U JP18263681U JPH0142055Y2 JP H0142055 Y2 JPH0142055 Y2 JP H0142055Y2 JP 18263681 U JP18263681 U JP 18263681U JP 18263681 U JP18263681 U JP 18263681U JP H0142055 Y2 JPH0142055 Y2 JP H0142055Y2
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JP
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harness
circuit
sensor
electronic circuit
terminal
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JP18263681U
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JPS5886577U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電子回路部とセンサ部がハーネス
で接続される電子回路装置の診断装置に関する。
従来、たとえばコンバイン等の農業機械におい
て、機能動作部分の状況(正常・異常の有無、動
作状態等)をセンサで検出し、この信号を得て、
コントローラ(電子回路)で検出信号に応じた制
御処理をなすものがある。このような農業機械の
制御に使用される電子回路装置は、第1図に示す
ように、コントローラ1の入力端子2a,2b,
2c,……2fとセンサ3a,3b,3c,…
…,3fがハーネス4a,4b,4c,……4f
で接続されるのが一般的である。使用されるセン
サには3a,3b,3c,3dのようなノーマル
オープンタイプと3e,3fのようなノーマルク
ローズタイプのものがある。なお第1図におい
て、5a,5b,……5gはコントローラ1の出
力端子である。
上記、第1図に示す従来の電子回路装置は、1
個のセンサに対し、1本のハーネスでコントロー
ラに接続しているのみで、センサがノーマルクロ
ーズタイプの場合には回路がシヨートしていると
そのシヨートによる異常が発見できないし、セン
サがノーマルオープンタイプの場合には、ハーネ
スの断線、カプラの外れ等による異常が発見でき
ないという欠点がある。
このような問題は、特にコンバイン等の農作業
機械において著るしい。例えば第5図に示したの
は、コンバインの斜視図であるが、かかるコンバ
イン20の場合、あらゆる電気・電子制御用の回
路は運転席21前方の操縦コラム22に収納され
ているのに対し、種々のセンサは機台各部に取り
付けられており、且つその数が非常に多いのが特
徴である。例えば、籾受部23には籾センサ、脱
穀部24の入口には、扱深さセンサ25,26、
及び穀桿検出センサ27、また刈取部28の下部
には刈高さセンサ29及び操向位置検出センサ3
0、更にエンジンの周囲には、水温センサ、燃料
センサ、油圧検出センサ、バツテリチエツク用セ
ンサ等があり、これらは代表的なセンサである。
従つて各センサと制御回路を結ぶハーネスは、機
台内に縦、横に張りめぐらされており、しかも農
作業機の場合、穀桿や雑草がひつかかつて断線し
たり、籾袋の移動中にハーネスを傷つける等の危
険性が非常に高い。
従つて、この考案の回路は、上記従来の電子回
路装置の欠点を解消し、比較的簡単にハーネス、
センサ等の異常を検出し得る電子回路装置の診断
装置を提供するにある。
以上の目的を達成するために、この考案の電子
回路装置の診断装置は、1個のセンサに対し、2
本のハーネスを設け、センサ部で共通的に接続
し、電子回路側より一方のハーネスに所定の論理
信号(検査信号)を加え、他方のハーネスからも
論理信号を導出し、両論理信号の状態を判定し
て、異常の有無をチエツクするようにしている。
以下、図面に示す実施例により、この考案を詳
細に説明する。
第2図は、この考案の一実施例を示す電子回路
装置の接続図である。図においてノーマルオープ
ンタイプのセンサ3に、2本のハーネス4A,4
Bが共通的に接続されており、これらハーネス4
A,4Bがコントローラ1の端子2A,2Bに接
続されている。なお端子2Bはローレベルに保た
れ抵抗rを介してアース接続されている。さらに
端子2Aは第4図に示すように検査信号回路7に
接続され、端子2Bは切換スイツチ6により、通
常時回路8と、判断回路9に切換接続されてい
る。すなわち、切換スイツチ6が6a側に倒され
ると端子2Bは、通常時回路8に接続され、切換
スイツチ6が6b側に倒されると端子2Bは判断
回路9に接続される。判断回路9は検査信号回路
7より、ハーネス4Bに供給される論理信号を受
けるとともに、もしハーネス4A,4Bおよびセ
ンサ3に異常があると異常信号を警報回路10に
加えるように接続構成されている。
今、第2図および第4図に示す実施例回路装置
において、電子回路装置の診断をなす場合には、
先ずスイツチ6が6b側に倒される。そして検査
信号回路7より、ハイ(アース)レベル信号が、
端子2Aを経てハーネス4Aに加えられると、も
しハーネス4A,4Bが正常であれば、ハーネス
4Bを経て端子2Bにハイレベル信号が導出され
る。一方もし、ハーネス4Aもしくは4Bが断線
しているか、あるいは、カプラが外れていると、
端子2Bはローレベル信号の状態のまゝである。
又、検査信号回路7よりローレベル信号が端子
2Aを経てハーネス4Aに加えられると、もしハ
ーネス4A,4Bが正常であると、ハーネス4B
を経てローレベル信号が導出される。しかし、も
しハーネス4Aもしくは4Bのいずれかが、アー
スにシヨートとしていると、ハーネス4A,4B
は強制的にハイレベル(アースレベル)とされる
ので、端子2Bにはハイレベル信号が導出され
る。したがつて、判断回路9では検査信号回路7
よりの論理信号、および端子2B、端子6bから
の論理信号を論理判断することにより、ハーネス
4A,4B、およびセンサ3の正常・異常の判定
がなされる。すなわち検査信号回路7よりの信号
がハイ、端子6bを経て加えられる信号がローの
場合、および検査信号回路7よりの信号がロー、
端子6bを経て加えられる信号がハイの場合に
は、ハーネス4A,4Bおよびセンサ3の回路に
異常有とされ、警報回路10に信号が送られ、警
報回路10が動作する。
第3図は、この考案の他の実施例を示す電子回
路装置の接続図である。図においてノーマルクロ
ーズタイプのセンサ3に抵抗Rを介してハーネス
4A,4Bが接続されている。端子2A,2Bが
接続されるコントローラ1の内部回路は第4図に
示すものと同様の回路構成のものが使用される。
たゞ抵抗Rの抵抗値を小さくしており、通常のセ
ンシングにおいては降下分が小さく、影響がない
ようにし、回路診断をなす場合にのみ、ハーネス
4Aを通じて大きな電流を流すようにしている。
回路診断をなす場合には、第2図の実施例と同
様第4図の回路において、スイツチ6を6b側に
倒し、検査信号回路7からロー(負)レベル信
号、もしくはハイ(アース)レベル信号を端子2
Aに加えるようにしている。今、検査信号回路7
より端子2Aにハイレベル信号を加えると、回路
がもし正常であれば、このハイレベル信号がハー
ネス4Aを経て、ハーネス4B側に得られ、端子
2Bも強制的にハイレベルとされるが、ハーネス
4Bが断線しているか、カプラが外れていると、
ハーネス4A側のハイレベル信号はハーネス4B
側に導出されず、したがつて、端子2Bはローレ
ベルのまゝである。又検査信号回路7より端子2
Aにローレベル信号を加えると、回路が正常であ
ると、センサ3、ハーネス4A、及び4Bを通じ
て電流が流れ、端子2Bはローレベルとなる。こ
れに対し、ハーネス4Bがアースにシヨートして
いると、ハイレベルに強制されるので、たとえ検
査信号回路7よりローレベル信号を加えても、端
子2Bはハイレベルに強制される。したがつて、
判断回路9は、検査信号回路7およびハーネス4
Bを経て端子2Bに得られる信号の論理状態によ
り、ハーネスの正常・異常を判定することができ
る。
以上のように、この考案の電子回路装置によれ
ば、1つのセンサに対して2本のハーネスを用い
て電子回路部に接続し、電子回路部で一方のハー
ネスに論理信号を供給し、他方のハーネスから論
理信号を導出し、これら供給論理信号と導出論理
信号の論理状態により、ハーネスを含む回路の正
常・異常を判定するものであるから、ハーネス回
路に断線・シヨート等があれば直ちにこれをチエ
ツクすることができ、この考案の電子回路装置を
採用した作業機器において、作業前に故障診断を
行うことにより、故障を事前にチエツクすれば、
センサ不動作の状態で作業を開始するといつた不
都合は避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電子回路装置を示す接続図、
第2図はこの考案の一実施例を示す接続図、第3
図はこの考案の他の実施例を示す接続図、第4図
は第2図及び第3図に示す実施例に使用される電
子回路部の内部構造を示すブロツク図、第5図は
コンバインの斜視図である。 1……コントローラ(電子回路)、3……セン
サ、4A,4B……ハーネス、6……切換スイツ
チ、7……検査信号回路、9……判断回路、10
……警報回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子回路部とセンサ部がハーネスで接続される
    電子回路装置の診断装置であつて、1個のセンサ
    に対し、2本のハーネスをセンサ部で共通的に接
    続し、電子回路部には一方のハーネスに論理信号
    を供給する回路と、他方のハーネスに接続され、
    このハーネスより得られる論理信号を受けて、こ
    の受信論理信号と前記供給論理信号に基づいてハ
    ーネスおよびセンサ部の正常・異常を判定する回
    路とを備えることを特徴とする電子回路装置の診
    断装置。
JP18263681U 1981-12-07 1981-12-07 電子回路装置の診断装置 Granted JPS5886577U (ja)

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JP18263681U JPS5886577U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 電子回路装置の診断装置

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JP18263681U JPS5886577U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 電子回路装置の診断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5886577U JPS5886577U (ja) 1983-06-11
JPH0142055Y2 true JPH0142055Y2 (ja) 1989-12-11

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ID=29981177

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JP18263681U Granted JPS5886577U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 電子回路装置の診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008080135A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tyco Healthcare Group Lp ケーブル監視装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61237067A (ja) * 1985-04-13 1986-10-22 Iseki & Co Ltd 自動制御装置におけるセンサの試験装置
JPH0811014B2 (ja) * 1994-05-30 1996-02-07 井関農機株式会社 農業用機械におけるセンサのチェック装置

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JPS5886577U (ja) 1983-06-11

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