JPH0141805B2 - - Google Patents

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JPH0141805B2
JPH0141805B2 JP5003984A JP5003984A JPH0141805B2 JP H0141805 B2 JPH0141805 B2 JP H0141805B2 JP 5003984 A JP5003984 A JP 5003984A JP 5003984 A JP5003984 A JP 5003984A JP H0141805 B2 JPH0141805 B2 JP H0141805B2
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JP
Japan
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turbine
rotor
signal
reference value
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP5003984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60192805A (ja
Inventor
Hiroya Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP5003984A priority Critical patent/JPS60192805A/ja
Publication of JPS60192805A publication Critical patent/JPS60192805A/ja
Publication of JPH0141805B2 publication Critical patent/JPH0141805B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D21/00Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
    • F01D21/04Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はタービンにおけるロータ位置監視装置
に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕
一般に、蒸気タービン等のタービンにおいて
は、スラスト軸受の摩耗の検出およびケーシング
とロータとの伸び差の監視のためにロータ位置監
視装置が設けられている。
上記スラスト軸受の摩耗検出を行なうには、ロ
ータ位置監視装置はスラスト軸受に近接して取付
けられ、スラスト軸受台に対するロータの移動量
を監視し、ロータの移動量が異常に大きくなつた
場合には、スラスト軸受の摩耗が生じたものとし
て蒸気タービンの停止を行なう。
また、蒸気タービンの起動時においては、ター
ビンケーシングおよびロータとも冷機の状態にあ
り、タービンの起動前に或程度の暖機を行なつて
も、タービンケーシングおよびロータとも十分な
熱膨張は行なわれていない。また、或程度の暖機
をしても、タービンケーシング、ロータとも均一
な温度上昇を行なうことは不可能であり、この時
点ではタービンケーシングとロータ間には或程度
の伸び差が生じている。そこで、このような状態
から蒸気タービンを起動し、タービンに蒸気が流
れると、さらに上記蒸気の温度に向つてタービン
ケーシングおよびロータの温度上昇が開始し、タ
ービンケーシングおよびロータに伸びが生ずる。
この場合、タービンケーシングとロータの材質が
同一でしかも均一に暖機されるなら伸び差は殆ど
生じないけれど、一般に両者の材質は互いに異な
り、また膨張係数も異なり、タービンケーシング
の形状も複雑であるため均一な加温状態とはなら
ない。したがつて、蒸気タービン起動時のタービ
ンケーシングの伸びとロータの伸びに差が生ず
る。
一方、蒸気タービンはタービン出力が大きい程
その段落数は多くなり、各段落を構成するノズル
と羽根との軸方向間隙は、タービンケーシングの
伸びとロータの伸びの差が或程度生じることを考
慮し、また蒸気タービンの性能の点からできるだ
け小さく設計されている。したがつて、蒸気ター
ビン起動時には、タービンケーシングの伸びとロ
ータの伸びの差を常時監視し、その差が許容値以
上とならないように蒸気タービンの昇速率或は負
荷増加率を押えて運転される。
ところで、前記ロータ位置監視装置としては、
従来蒸気タービンの制御装置が機械―油圧式であ
ることから、機械式のスラスト軸受摩耗検出装置
が多く採用されていた。しかし、最近の蒸気ター
ビンの制御装置は、殆ど、電気―油圧式が採用さ
れるようになり、種々の保安装置、検出装置とも
電気式へと移行してきている。
しかしながら、従来の電気式のロータ位置検出
装置は、機械式に比べて信頼性が低いため、監視
のみに採用することはあつても、保安装置として
蒸気タービンを自動的に停止させることに使用す
るには問題があつた。
すなわち、第1図は従来のタービンロータのロ
ータ位置検出装置の概略を示す図であつて、ター
ビンロータ1に設けられた位置検出用カラー2の
一側には、そのロータ位置検出用カラー2に対向
して無接触形間隙検出器からなる位置検出器3が
取付ブラケツト4に装着されている。しかして、
上記位置検出器3によつてその位置検出器3と位
置検出用カラー2の間隙量が計測され、その計測
値が変換器5を介して指示計6に入力され、その
間隙量が指示されるとともに、基準値と比較さ
れ、基準値を越えた場合に警報を発するようにし
てある。
したがつて、上記装置においては位置検出器3
によつて検出された間隙量に変化があつた場合、
実際にスラスト摩耗が生じたのか位置検出器に故
障が生じたのか判断が難かしい等の問題があつ
た。
しかしながら、スラスト軸受の摩耗量を監視す
るうえでは有効であるので、保安装置としてはよ
り信頼性が高い機械式のスラスト軸受摩耗検出装
置(図示せず)を別に設けて、規定値以上の摩耗
が生じた場合には上記機械式のスラスト軸受摩耗
検出装置によつてタービンの停止を行なわせ、前
記位置検出器はもつぱら監視装置としてのみ機能
するようにしてある。
したがつて、このような装置においては互いに
種類が異なる2つの位置検出装置を設けなければ
ならない等の問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み、電気式のロータ
位置検出装置の信頼性を向上させ、しかも検出装
置の異常監視を可能とし、保安装置としても使用
できるようにしたタービン用ロータ位置監視装置
を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、タービンロータに設けられた位置検
出用カラーの両側に互いに対向して配設され、上
記位置検出用カラーとの間隙をそれぞれ検出する
一対の位置検出器と、各位置検出器からの検出信
号とロータ移動量の基準値とを比較し、その偏差
信号によつて警報装置およびタービン停止装置に
それぞれロータ位置異常の警報信号およびタービ
ン停止信号を出力する第一および第二の比較器
と、前記両位置検出器の検出信号を加算する加算
器と、その加算器の加算信号と位置検出用カラー
および位置検出器間の両間隙から決まる基準値と
比較し、その偏差信号によつて検出器等の故障の
存在を警報する故障警報信号を出力する第三の比
較器とを有することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、第2図を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
タービンロータ1には、できるだけスラスト軸
受(図示せず)に近接した位置に位置検出用カラ
ー2が設けられており、その位置検出用カラー2
の両側には一対の位置検出器3a,3bが互いに
対向するように取付ブラケツト4にそれぞれ装着
されている。上記取付ブラケツト4は図示しない
スラスト軸受台に固定されており、また位置検出
用カラー2と両位置検出器3a,3bとの間隙a
はスラスト軸受が中間位置のとき互いに等しくな
るように調整してあり、しかも上記間隙aはスラ
スト軸受が摩耗しロータが移動した場合に間隙が
零以下とならないように決定されている。
ところで、上記両位置検出器3a,3bでは位
置検出用カラー2との間隙がそれぞれ検出されて
おり、その位置検出器3a,3bからの検出信号
は変換器5a,5bによつてアナログ量に変換さ
れ、実間隙量として検出され、その実間隙量が表
示器6a,6bでそれぞれ表示される。
また、前記変換器5a,5bから出力された実
間隙量信号は第一の比較器7a,7bに入力さ
れ、そこでスラスト軸受摩耗警報基準値設定器8
a,8bの警報基準値と比較され、スラスト軸受
の摩耗量すなわち実間隙量の変化量が警報基準値
に達すると、その第一の比較器7a,7bから警
報信号が出力し、警報器9a,9bが作動してス
ラスト軸受が摩耗していることが警報される。
前記変換器5a,5bの出力信号はさらに第二
の比較器10a,10bにそれぞれ入力され、そ
こでトリツプ基準値設定器11a,11bのトリ
ツプ基準値と比較される。そして上記変換器5
a,5bからの出力信号がトリツプ基準値に達す
ると、第二の比較器10a,10bが作動し、タ
ービントリツプ装置12にトリツプ信号を出力し
てタービンを停止せしめるとともに、警報器13
a,13bに警報信号を出力し、スラスト軸受が
トリツプ基準値まで摩耗したことが警報される。
なお、上記第二の比較器10a,10bには、瞬
時的な誤信号によるタービン停止の誤作動を防ぐ
ために微少の遅延装置が設けられており、第一の
比較器7a,7bの動作前にタービン停止信号が
タービントリツプ装置12に加わらないようにし
てある。
一方、前記変換器5a,5bの出力信号は、さ
らに加算器14で加算され、その加算信号が第三
の比較器15に入力され、そこで設定器16から
の基準値と比較される。しかして、前記位置検出
器3a,3b変換器5a,5bのいずれかに故障
が生じると、加算器14の出力に変化が生じ、設
定器16からの基準値との間に差が生じ、その偏
差信号が警報器17に入力され、位置検出器3
a,3bb或は変換器5a,5bに故障が出たこ
とが警報されるとともに、トリツプ装置12への
トリツプ信号回路に設けられたトリツプ許可回路
18a,18bに上記偏差信号が加えられ、トリ
ツプ信号回路が切り離され、タービンの停止が阻
止される。すなわち、単に位置検出器3a,3b
等が故障しただけの場合には、その都度タービン
が停止することはない。この場合、上記設定器1
6の基準値は、最初に設定された間隙aの2倍の
値に或程度の許容値を加えたものである。すなわ
ち、基準値が或一点であると電源の変動、その他
の要因で故障表示がでる可能性があるため、その
誤動作をさけるために上記電源の変動等を予め予
想して基準値が設定されている。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したので、ロータの
スラスト方向の位置を検出することができるとと
もに、位置検出器と変換器の故障をも検出するこ
とができ、上記位置検出器と変換器のいずれかに
故障が生じると故障の警報を発し、さらにタービ
ン停止回路をインターロツクし、単なる位置検出
器等の故障によるタービン停止の誤作動を避ける
ことができる。また、位置検出器は位置検出用カ
ラーの前後にありかつ同じ検出方法をとつている
ため信頼性が高く、一種頼の位置検出装置によつ
て単なる位置表示のみならず、保安設備としての
機能を十分果させることができ、しかもタービン
プラントの電気―油圧式制御装置に使用される安
定化された電源を、本装置に使用することによつ
て、一層その信頼性を向上せしめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータ位置監視装置の概略説明
図、第2図は本発明のロータ位置監視装置の概略
説明図である。 1…ロータ、2…位置検出用カラー、3a,3
b…位置検出器、5a,5b…変換器、6a,6
b…表示器、7a,7b…第一の比較器、10
a,10b…第二の比較器、12…トリツプ装
置、14…加算器、15…第三の比較器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タービンロータに設けられた位置検出用カラ
    ーの両側に互いに対向して配設され、上記位置検
    出用カラーとの間隙をそれぞれ検出する一対の位
    置検出器と、各位置検出器からの検出信号とロー
    タ移動量の基準値とを比較し、その偏差信号によ
    つて警報装置およびタービン停止装置にそれぞれ
    ロータ位置異常の警報信号およびタービン停止信
    号を出力する第一および第二の比較器と、前記両
    位置検出器の検出信号を加算する加算器と、その
    加算器の加算信号と位置検出用カラーおよび位置
    検出器間の両間隙から決まる基準値とを比較し、
    その偏差信号によつて検出器等の故障の存在を警
    報する故障警報信号を出力する第三の比較器とを
    有することを特徴とする、タービンのロータ位置
    監視装置。 2 加算器の加算信号と位置検出用カラーおよび
    位置検出器間の両間隙から決まる基準値とが等し
    く、検出器等が正常であるときのみ、タービン停
    止信号がタービン停止装置に入力されることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載のタービン
    のロータ位置監視装置。 3 第二の比較器は微少の遅延装置が設けられて
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載のタービンのロータ位置監視装置。
JP5003984A 1984-03-15 1984-03-15 タ−ビンのロ−タ位置監視装置 Granted JPS60192805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5003984A JPS60192805A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 タ−ビンのロ−タ位置監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5003984A JPS60192805A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 タ−ビンのロ−タ位置監視装置

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Publication Number Publication Date
JPS60192805A JPS60192805A (ja) 1985-10-01
JPH0141805B2 true JPH0141805B2 (ja) 1989-09-07

Family

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JP5003984A Granted JPS60192805A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 タ−ビンのロ−タ位置監視装置

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