JPS626241Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626241Y2
JPS626241Y2 JP1980088184U JP8818480U JPS626241Y2 JP S626241 Y2 JPS626241 Y2 JP S626241Y2 JP 1980088184 U JP1980088184 U JP 1980088184U JP 8818480 U JP8818480 U JP 8818480U JP S626241 Y2 JPS626241 Y2 JP S626241Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
turbine
program
steam
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980088184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS568802U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS568802U publication Critical patent/JPS568802U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626241Y2 publication Critical patent/JPS626241Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/20Devices dealing with sensing elements or final actuators or transmitting means between them, e.g. power-assisted
    • F01D17/22Devices dealing with sensing elements or final actuators or transmitting means between them, e.g. power-assisted the operation or power assistance being predominantly non-mechanical
    • F01D17/24Devices dealing with sensing elements or final actuators or transmitting means between them, e.g. power-assisted the operation or power assistance being predominantly non-mechanical electrical
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants
    • F01K13/02Controlling, e.g. stopping or starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/16Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type
    • F01K7/165Controlling means specially adapted therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案は弾性流体使用のタービン、とくに蒸
気タービンとこれによつて発電機が作動せしめら
れる電力プラントとを制御する装置に関するもの
である。 大型の電力発電所におけるタービンにおいて
は、該タービンのロータが制御されながら同期速
度に達し、発電機がパワーシステムに接続された
あとではメガワツト級の負荷が問題となるように
なつてきている。 制御されたプラントないしプラントシステムの
目的とする変数およびタービンの作動は使用され
るタービンのタイプ構成における各段階における
蒸気流の制御された変化によつて決定される。 制御された圧力で発生した蒸気が1個ないし数
個のタービン制御システムで作動される絞り弁を
とおしてタービンの蒸気室へ進入する。ガバナー
弁ないし制御弁が高圧のタービンケーシングの周
辺におかれた蒸気入口に配されている。これらガ
バナー弁はタービン制御システムによつて作動さ
れて蒸気室から固定ノズルないし翼をへて蒸気を
タービン高圧部へ送給する。 高圧あるいは中圧ステージをはなれたのち、蒸
気は通常再加熱されてそのエンタルピーを増大す
る。 蒸気流を減少させてタービンのスピードの過大
となるのを阻止するために、1個ないし数個の遮
断機構および(または)再加熱停止弁が再加熱蒸
気通路に配装されている。 タービンの型や設計によつて各種の弁配置が考
えられるが、コストが低く、力が強く、位置へつ
くスピードが早くかつ正確さも大であるので流体
作動の弁が一般に好適である。 本考案の主たる目的はタービンのある作動状態
が維持され、その状態が工合の悪いように変化し
たことが知らされると制御手段によつてこれをも
との状態にもどすようなタービンの制御装置を提
供することにある。 この目的を達成するために、本考案は、タービ
ンの作動状態を監視し、その状態をコンピユータ
に返すように、前記タービンの種々な状態を感知
する多数の感知体の入力を変形した参照信号に従
つて弁位置信号を生ずるコンピユータの指令に従
つてタービンへ供給する蒸気を制御する弁をそな
えたタービン発電機プラントを制御する装置にお
いて、タービン作動状態が連続的に位置信号に従
つて比較されて両者の差が所定値をこえたときに
は弁の位置が前記差が前記所定値以下になるまで
逆もどりするようにしたものである。 従来の電気タービン発電機の運転停止はそれに
属するタービンの運転をもだめにし、補助装置の
自動的運転開始或はシステムの過負荷並びに多く
の発電機の運転停止をもたらし、又これ等発電機
により供給される領域の消灯を生じる。多くの場
合運転停止の原因は重要な難問でなく些か動かな
くなつた弁が2,3回の試みで動くようになる。
本案ではタービンの運転停止や警報は弁が繰返し
位置信号に追従しそこなう時にのみ行われる。弁
位置が戻され弁位置信号が再び適用されて後所望
の弁位置と実際の弁位置間の相異が予定値をこえ
るまで警報信号を保持する。従つて多くの不必要
な運転停止がさけられ自動制御によりであう困難
が人間の援助を必要とするある緊急度合に達する
時のみ、運転者の警報が発する。 本考案は、以下添付の図面の参照しておこなう
実施例の説明からさらに明らかになると考える。 第1図は、本考案の原理に従つて作動ならびに
制御される、大規模な蒸気タービンを用いた電力
プラン12を示している。 タービン10は1本の出力軸14をそなえてい
て、この軸によつて公知のような大型の交流発電
機16を駆動して3相電力を発生し、その電力は
公知の検知機構18によつて測定される。発電機
16はブレーカ17を介して所望の回路に接続さ
れている。同期した際に発電機16の回路への電
力の供給は、実質的に一定な、蒸気流の絞り弁に
よつて定まつた圧力による蒸気流によつておこな
われる。 タービン10には高圧部20、中圧部22およ
び低圧部24が包含されている。 タービン10の駆動のための蒸気は任意のタイ
プの蒸気発生機構26によつて行なわれ、その蒸
気は蒸気だめにたくわえられる。 この蒸気は、タービンの高圧ケーシング周囲に
弧状に配された入口をこれを供給する軽量入口側
のガバナー弁GV1ないしGV8を経て高圧部の膨
張室に供給される。 スタート時期にあつては、弁GV1ないしGV8
は全開となつており、蒸気流量制御は弧状の絞り
弁の作用によつておこなわれる。スタート作動中
のある時点において、前記絞り弁は全開から一部
開放ないしは前記ガバナー弁が絞りエネルギおよ
び(または)絞り制御能力を失つて作動しはじめ
るのでこれによつて流量制御作用がおこなわれる
ように変化する。この時期においては、絞り弁
TV−1ないしTV−4は全開となつており、ガバ
ナー弁GV1ないしGV8は、タービンの速度およ
び負荷作動レベルが逐次大となる間、ロータとロ
ータブレードの熱平衡がなされるように所定の仕
方で個々に順次作動する。 好適なタービンのスタート手段はギヤスピード
を2r.p.mから同期速度の80%まで絞り弁に制御
下で上昇せしめ、ついでガバナー弁による制御に
移して同期速度に達せしめて、さらにブレーカを
閉として負荷側に係合させる。 高圧タービン部20から蒸気は、符号29で示
してあり、再加熱器28と熱伝達関係にあるボイ
ラー26と協働する再加熱器28に向う。 ここで再加熱された蒸気は中圧タービン22、
低圧タービン24に向つて移動する。低圧タービ
ンを経た蒸気はついでコンデンサ32に排出さ
れ、ここからボイラー26に帰る。 再加熱された蒸気は常時は制限されていない
が、作動機構46によつて作動するストツプ弁
SVが設けられていて、タービンが停止している
ときのみこの弁が閉となる。再加熱蒸気の通路に
はさらに阻止弁TV(そのうちの1個のみが示し
てある)が配装されており、この弁は常開である
がタービン速度が過大になるとそれに応じて閉じ
てゆき、再加熱蒸気の通過をさえぎるようになつ
ている。 絞り圧もまた外部から制御することが出来、こ
れによつてタービンの作動がおこなわれる。絞り
圧検知器38が絞り圧を検知して実質的にコンス
タントな絞り圧の供給を保証し、また必要に応じ
てあらかじめプログラムされたコンピユータによ
る保護システムをこえる制御機能として、タービ
ンの制御作動は、絞り圧が所定の、限定された安
全性およびタービンの凝結保護限界の外に達する
ような場合には、スピードおよび(または)負荷
制御にかえられる。 符号42で示されている、流体作動の絞り弁作
動機構は4個の絞り弁TV1ないしTV4に接続し
ている。同様に、符号44で示されている流体作
動のガバナー弁作動機構は8個のガバナー弁GV
1ないしGV8に接続している。符号46,48
で示してある流体作動のSV弁作動機構およびIV
弁作動機構はそれぞれ再加熱停止弁SV、遮断弁
IVに接続している。コンピユータで制御される
高圧流体の供給機構50は前記の各弁、TV1な
いしTV4、GV1ないしGV8、SVおよびIVの作
動を制御する。 入口側の弁作動機構42,44は符号50,5
2で示してある安定位置制御機構によつて作動す
る。必要に応じて前記遮断弁作動機構48は位置
制御機構56によつても制御できる。 弁の開度検知機構PDT1ないしPDT4、PDG
1ないしPDG8およびPDIが弁位置を検知するフ
イードバツク信号を生じて位置制御機構50,5
2および56に印加さるべき誤差信号を発生する
ようになつている。1個ないし数個の接触検知器
CSSがもうけられていて停止弁SVに状態変化の
データをあたえる。位置検知器はそれぞれの入力
誤差信号の出現によつて位置決定信号SPに関連
して、負の位置フイードバツク信号を発生するさ
いそれらの代数和をもとめるのに線型可変差動変
圧器を利用する。遮断弁IVの位置制御作用は再
加熱流を縮減する必要性にもとづいて行なわれ
る。 位置決め機構SPはコンピユータによつて決定
され局部ループに供給される時間ベースに更新す
る。位置決め機構SPは遮断弁制御をおこなうと
きには該制御にも利用される。 スピード検知器58,59はタービン主軸のス
ピードを検出してスピード制御および周波数関連
制御に利用される。スピード検知器58はたとえ
ばタービン発電機の軸14上にもうけた凹欠を有
する輪体(図示してない)に磁気的に結合された
磁気抵抗ピツクアツプ(図示してない)の形態と
することができる。図示の実施例においては、ス
ピード検知のために複数個の検知器が配してあ
る。スピード検知器58,59によつて発生され
たアナログおよび(または)パルス信号、電気的
パワー検知器18、圧力検知器38,40、弁位
置検知器DDT1ないしPDU4、PDG1ないし
PDG8およびPDI、接点CSSなどはタービン10
の所定のコンピユータ制御にいづれも利用され
て、オンラインリアルタイム基準でタービン作動
の制御に、さらにまたモニター、シーケンス、ヒ
ユーパーバイジング、アラーム、デイスプレイお
よびログなど種々な目的に利用される。 第2図にその概要を示すデジタル電気−流体作
動の制御システム(DEH)−1100は、中央処理機
構212、メモリー214をそなえた公知の装置
からなるプログラムされたデジタルコンピユータ
210を包含している。デジタルコンピユータ2
10とその入出力機構はたとえばウエスチングハ
ウス社から市販されているP2000などを使用すれ
ばよい。タービン10とともに蒸気発生装置26
がコンピユータ制御下にある場合には、より大型
のコンピユータ、たとえばゼロツクスデータシス
テム、シグマ5などを使用するのがよい。前記
P2000のような複数個の独立したコンピユータは
全体として制御されているプラント内においてそ
れぞれの制御作用をおこなわしめることができ、
さらにデータリンクを介してそれら相互間の連動
作用をもなさしめることができる。コンピユータ
210とのインターフエース装置には、コンタク
トおよび各種プラントの状態を表わす他の状態変
数ならびに発電所配線1126内の装置条件を走
査する接点割込みシステム124をそなえてい
る。状態接点は通常水銀浸漬タイプのリレーの接
点(図示してない)であつて各システム装置と協
働する所定の状態を感知し得る付勢回路(図示し
てない)によつて作動する。状態接点からのデー
タは論理機能に連動するのに用いられ、その他の
プログラム、保護アナログシステム機能、プログ
ラムされた監視と工程記入それに要求記入等を制
御する。 オペレータパネルのボタン1130がコンピユ
ータ2010にデジタル情報を伝送する。このパ
ネルボタン1130は負荷基準、パルス圧力、メ
ガワツト出力、速度等を設定できる。 さらに、アナログ入力システム1116かつ発
電所計器1118とのインターフエースに設けら
れている。このアナログ入力システム1116は
所定の率で入力チヤンネルからアナログ信号をと
つてこれをデジタルな値としてコンピユータ21
0に入れる。発電所計器1118で検知された前
記アナログ信号はインパルス室圧力、メガワツト
パワーまたは、絞り弁TV1ないしTV4およびガ
バナー弁GV1ないしGV8および遮断弁IVの弁位
置、絞り圧、蒸気流量、種々な個所における蒸気
温度、その他装置作動温度、水素の冷却圧および
温度等をあらわす。このようなパラメータはプロ
セス(タービンまたはプラントの)内で検知ない
しは制御されたプロセスパラメータあるいはプロ
グラムされたコンピユータの作動に用いられるそ
の他の変数を含んでいる。自動指令装置のような
外部システムからのインターフエースはボタン1
130によつて制御される。 公知のプログラマーのコンソールおよびテープ
リーダ218は、中央処理機構212およびその
メモリー214に記入されるプログラムを含む
種々な目的に使用される。記入用タイプライタ1
146が、プログラムされたシステムブロツク1
140,1142,1144およびDEH制御シ
ステム1100をそなえた自動タービン始動シス
テム(ATS)によつて、種々な監視された、パ
ラメータ、信号および警報の印刷出力を記入する
ために設けられている。傾向レコーダ1147は
常時所定のパラメータを記録する。割り込みシス
テム124がデジタルコンピユータ210と入出
力装置との間の入出力の伝送を制御するために設
けてある。デジタルコンピユータ210は命令実
行プログラムに従つて割り込みシステム124か
らの割り込みに作用する。割り込みシステム12
4からの割込みメツセージによつてプログラムを
中断してコンピユータ210は停止する。この割
り込み信号は直ちに作用される。 出力インターフエースは接点1128によつて
コンピユータ210に与えられる。接点1128
は状態表示ランプを作動させ、これらランプは公
知のアナログ出力システムおよび絞り弁制御シス
テム220ならびにガバナー弁制御システム22
2を有する弁位置制御出力システムに接続してい
る。第8図に示してある手働制御システムが弁位
置制御出力システム220に接続されており、協
働してコンピユータが遮断されているときにはこ
れによつてタービンを制御する。絞り弁およびガ
バナー弁制御システム220,222は第1図の
弁位置制御機構50,52、および弁作動機構4
2,44に相当する。 コンピユータ210からのデジタルなデータ出
力ははじめにアナログ出力システム224によつ
てアナログ信号に変換されついで弁制御システム
220,222に伝送される。アナログ信号はい
づれも図示はしてないが、補助システムおよび遮
断弁システムに印加される。 この点について、前述のDEHコンピユータの
外部のサブシステムについて、本発明をさらに理
解するために説明する。第3図について説明する
と、この図には、絞り弁TV1ないしTV4、ガバ
ナー弁GV1ないしGV8およびこれと協働する弁
を制御された状態で発動させるに用いる高圧HP
流体供給装置310が示してある。この高圧流体
供給装置310は第1図の供給システム49に相
当し、これに合成難燃性燐酸塩エステルを基礎と
した流体を用いて1500ないし1800psiの範囲で作
動する。窒素を充填したピストンタイプのアキユ
ムレータ312が、ガバナー弁GV1ないしGV
8、絞り弁TV1ないしTV8その他に対する作動
部材に流体を供給しつづける。この場合ポンプ3
14,316は負荷減殺用アンローダ弁320,
321を介して貯水槽318に対して液の排出を
つづける。前記アキユムレータ312には弁を急
速作動させるための付加的かつ一時的な流体供給
能をそなえている。 第4図について説明すると、これには大型コイ
ルスプリングの閉塞力に対抗して変調型弁発動機
構410が示してある。サーボ増巾器414によ
つて駆動されるサーボ弁412が前記増巾器の流
量を制御する。サーボ弁412は、弁作動機構4
16に出入する流量を高圧流体供給システム31
0に関連して制御する。線型差動変圧器LVTDが
弁位置支持変換電圧を発生し、これが接続部41
8において弁位置指令電圧と合算される。これら
両電圧の和がサーボ増巾器414に弁位置誤差入
力信号を生ずる。前記変圧器LVTDは図示の実施
例にあつては変位に対して線型の電圧特性をそな
えている。したがつて弁作動器410の位置は、
接続部418において弁位置指令電圧に比例す
る。 第5図について説明すると、デジタルアナログ
システム511はDEH制御1100の一部をな
している。構成的にいえば、前記システムは第1
図のブロツク50,52,42および44および
これに付加される要素に含まれている部分を囲繞
している。混成インターフエース512は、手働
制御機構516、オーバスピード保護制御機構
(図示してない)および過剰直流電源(図示して
ない)に接続されている各種蒸気弁のための作動
器システムサーボ増巾器414に連結してある。 第5図に示す制御器は、第1図のTV制御シス
テム50内の絞り弁TV1ないしTV4制御に用い
られる。ガバナー弁GV1ないしGV8はGV制御
システム52によつてアナログ的に制御される。 タービンがデジタルコンピユータ210によつ
て制御される間即ちスイツチ528が図示の状態
と反対に開きかつスイツチ530が閉じている
間、前記システム511は前述のバーンズ、ジラ
スの特許および出願の作用と同様な仕方でデジタ
ルコンピユータ210からのアナログ出力520
を探知しかつスイツチ30を通して次段322に
印加する。コンパレータ518がデジタルアナロ
グ変換器からの信号をデジタルコンピユータ21
0からの信号と比較する。コンパレータ518か
らの信号が論理回路システム524を制御し、こ
の論理回路システム524がアツプ−ダウン計数
器526を、その出力がデジタルコンピユータ2
10から出力信号520に等しいような点に至ら
しめる。システム511がデジタルコンピユータ
210からの信号の読み取りに失敗すると操作パ
ネル上の監視灯が点滅する。 DEH制御システムが、操作者の選択動作の結
果あるいは不慮の状態、たとえばデジタルコンピ
ユータ210のパワーロスないしはコンピユータ
210の機能の停止ないしは以下に詳述するよう
な広域スピード制御におけるスピードチヤンネル
ロスなどのために手働制御器516の制御にかえ
る場合には、スイツチ528が閉じかつスイツチ
530が開くが前述したようにループ518−5
24−526−522−518によりオペレータ
選択前あるいは偶発状態発生前のアナログ出力5
20が追跡保持されているので、電気水圧弁作動
システム322(第4図)の入力は、ブロツク5
0,52(第1図)、220,222(第2図)
内の自動制御機構から手働制御器516へスイツ
チ528によつて切換えられる。これによつて衝
撃のない転送がデジタルコンピユータ210と手
働制御機構516との間で可能となる。 同様に手働から自動へ衝撃なしに切換えること
もできる。既述のように、以上説明したソフトウ
エアとハードウエアの混成構造はタービンおよび
プラントの作動の制御にとつて好適なものであ
る。しかしこれ以外の構成も本発明の範囲内でも
ちろん可能である。 DEHプログラムシステム DEHプログラムシステム機構、DEH制御ルー
プおよび制御タスクプログラム。 第6図についていうと、この図には本発明によ
る制御システム全体がブロツク線図で示してあ
る。デジタル電気水圧(DEH)制御システム1
100(第2図)はここでも同様に符号1100
で示してあつて、これによつてタービン1012
(第1図の符号10に相当する)を制御する。
DEH制御システム1100はデジタルコンピユ
ータ1014をそなえており、このコンピユータ
は第2図のデジタルコンピユータ210に相当し
ていてバツクアツプシステム1016と接続され
ている。これらデジタルコンピユータ1014お
よびバツクアツプシステム1016は第2図のブ
ロツク220,222に相当する電子的なサーボ
機構1018に接続してある。デジタルコンピユ
ータ制御システム1014とアナログバツクアツ
プシステム1016はタービン作動中互に走査
し、結局、自動作動モードで制御されたデジタル
コンピユータから手働アナログバツクアツプモー
ドへあるいはその逆に衝撃なしの転送がなされる
ことが必要となる。 プラントおよびタービンの監視および制御機能
をはたすためならびにオペレータインタフエイス
機能をはたすためにDEHコンピユータ1014
はタスクシステムおよびタスク支持プログラムに
よつてプログラムされる。このプログラムは効率
よく経済的に組織されて端末作動機能を達成す
る。制御機能はソフトウエアとハードウエアを含
み、ソフトウエアはコンピユータプログラム中に
含まれているところの制御ループによつて行なわ
れる。 既に説明したように、デジタル電気水圧
(DEH)システム1100の主たる機能は、ター
ビンの絞り弁TV1ないしTV4およびガバナー弁
GV1ないしGV8を、タービンが常に一定のスピ
ードおよび(または)負荷を維持するように自動
的に所定の弁開度位置に保持してゆくことにあ
る。特別な周期的に行なわれるコントロールタス
クで表されるプログラムは他のプログラムととも
にP2000コンピユータによつて、以下に詳述
するプログラムによつて行なわれる。 第7図について述べると、制御ループダイヤグ
ラムはコンピユータ1010内でおこなわれるコ
ントロールタスクあるいはプログラム1020を
包含する。指令およびレートを表わす入力はコン
トロールタスク1020に印加される入力パラメ
ータのうちの2個であつてタービン作動位置を決
定する。指令はタービンが始動時ないしは停止時
の加減速の間におけるタービンの回転数あるいは
負荷を負つて作動している間における発電機シス
テム16によつて生ずるべき電気的出力、メガワ
ツト数によつて示される。指令は、比較ブロツク
1052の入力1050として印加される。 毎分回転数ないしは毎分メガワツトに表わされ
る割合入力は、積分演算が実行される積分ブロツ
ク1054に印加される。タービン発電機10の
回転子の応力の増強を制限するために、毎分回転
数、メガワツトで示される割合入力は応力を安全
値内に保持するように定められる。比較ブロツク
1052の出力は積分ブロツク1054に印加さ
れる。指令値は比較ブロツク1052におけるタ
ービン動作設定値に相当する参照値と対比され
る。参照値はタービンシステムがスピードモード
あるいは負荷モードのいづれであつてもタービン
システムに印加される回転数設定値あるいはメガ
ワツト出力設定値を表わす。公知のものにおけ
る、オペレーターによつて適宜選択されるある限
定された数の一定のフイードバツクコンデンサを
有するアナログ積分機構が、本発明においてはデ
ジタルコンピユータ210の解によつてのみ制限
される無数の異なつた割合によつて積分される積
分ブロツク1054によつて代置される。指令と
参照値は比較ブロツク1052で比較され、該ブ
ロツク1052の出力が指令と参照値の差を表わ
す。極性誤差が積分回路1054に印加されてこ
れによつて負の誤差がある状態に積分回路105
4を作動させ、正の誤差が前記と反対の状態にこ
れを作動せしめる。この極性誤差は参照値と指令
がひとしくなるかあるいは両者がある所定の関係
になるまで積分回路1054を作動させる。積分
回路1054に対する割合入力は、積分比すなわ
ち参照値あるいは印加された指令の方向に移動す
るタービン作動セツトポイントにおける比を変化
させる。 指令および割合入力信号はオペレータによつて
キーボードから印刷される。割合および指令に対
する入力は自動同期機構、コンピユータ外部の自
動指名(デイスパツチ)システム機構、他のコン
ピユータによる自動タービン始動プログラムない
しはボイラーコントロールシステムによつて発生
あるいは選択される。自動同期モードおよびボイ
ラ制御モードにおける指令および割合に対する入
力は独立分離したパルスであることがのぞましい
が、時間制御パルス巾ないしは連続したアナログ
入力信号を利用することができる。自動始動モー
ドにあつては、タービン加速度はロータの熱応力
をふくむタービン作動条件の関数として制御され
る。同様に、負荷レートもタービン作動条件の関
数として制御される。 積分回路1054の出力はブレーカ決定ブロツ
ク1060に与えられる。ブロツク1060は主
発電回路ブレーカー17の状態をチエツクし、ス
ピード制御あるいは負荷制御のいづれかが用いら
れる。ブレーカーブロツク1060はついで参照
値の使用について決定をおこなう。ブロツク10
60によつて決められた決定(デシジヨン)は制
御タスク1020内のもつとも早い点に至り、こ
れによつて計算時間を減少させしたがつて制御タ
スク1020に必要とされる衝撃係数を減ずる。
主発電回路ブレーカー17が開となりタービンシ
ステムが広範なスピード制御域にあるときには参
照値は比較ブロツク1062に印加されてフイー
ドバツクタイプ制御ループ内で実際のタービン発
電機スピードと比較される。比較ブロツク106
2からのスピード誤差値は、以下に詳述する比例
プラスリセツト制御機構に送られる。この比例プ
ラスリセツト制御機構1068には、スピード誤
差信号をゼロにする制御タスク1060内で積分
機能を生ずる。公知のものにおいては、比例制御
機構に限定された制御システムは誤差信号をゼロ
にすることはできない。手働操作の場合には、要
求されるずれは所定の値におけるタービンスピー
ドを維持するためにもはや要求されることはな
い。数十分間に1回転以内の大きなタービンスピ
ード精度を得ることが出来る。スピードの精度が
高いのでタービン10は通常必要な外部同期機構
を用いることなく手働で同期させることができ
る。比例プラスリセツト制御ブロツク1068か
らの出力はついで、以下に説明するように絞り弁
および(または)ガバナー弁の作動および位置決
めをおこなう。 主発電機回路ブレーカ17が閉となつている場
合には、制御タスク1020はブレーカブロツク
1060から加算機構1072に進み、ここにお
いて参照値は、フイードフオワード・フイードバ
ツク制御システムのフイードフオワード変数とし
て作用する。もし主発電機回路ブレーカー17が
閉となつている場合、タービン発電機システム1
0はこれに接続されている電気回路によつて装荷
されている。発電機16がブレーカー161によ
つて負荷19に接続されている場合には作動モー
ドは負荷制御と称せられる。 DEHシステム1100の制御タスク1020
が加算機構1072を用いて参照値とスピードル
ープ1310の出力とを、スピード補正を負荷に
関係なく行なうために対比する。乗算回路はスピ
ードループ1310において好ましくない変動負
荷に対して敏感である。 負荷運転モードの間、指令は発電機16の負荷
をあらわす。負荷モードの間、MWではかつたパ
ワー負荷はDEHシステム1100によつて所定
の値に保持される。しかし実際上の負荷は所定の
調整値に従つてシステム周波数による偏差によつ
て変調される。ブロツク1078内において、ブ
ロツク1074によつて評価されたスピード値は
ブロツク1076で表わされる2信号スピード値
と比較される。2スピード信号システムには以下
に説明するように高い信頼性がある。比較回路1
078の出力はスピード値を参照単位に変換し比
例制御プログラムブロツク1080で表わされる
比例制御器にひとしい回路を介して伝送される。
比例制御回路1080からのスピード誤差は、フ
イードフオワードメガワツト参照値におけるフイ
ードバツク仕上として動作するメガワツトに比例
するようにせしめられる、すなわちスピード誤差
とメガワツト参照値は加算回路1072で加算さ
れてスピードによつて補償された参照信号を発生
する。 スピード補償の負荷参照値は比較回路1082
内の実際のメガワツトと比較される。ついで合成
誤差がプログラム回路1084に表われる比例プ
ラスリセツト制御機構を介して伝送されてフイー
ドバツクメガワツトトリムを発生する。比例プラ
スリセツト制御機構1084はスピード制御中、
制御機構1068に対してアナログ作用をなす。
比例プログラム1080および比例プラスリセツ
ト制御プログラム1084については以下に説明
する。 スピード補償参照値はメガワツトフイードバツ
ク変数によつて乗算的に仕上される、すなわち乗
算回路1086によつてフイードフオワードター
ビン参照通路内で乗算される。もし一方の信号例
えばメガワツトが不足するようならば大きな値に
ならず、そのため過速度状態を生じうる。更に詳
述すると乗算ブロツク1086に代えて乗算ブロ
ツクを用いると制御量=速度補償負荷基準値(メ
ガワツト需要量)+f(△MW)(メガワツト需要
量と実際のメガワツトの差の関数)となつてメガ
ワツト需要量が大きくて実際のメガワツトも大き
い場合はよいとして、メガワツト需要量が大きい
が実際のメガワツトが小さい場合は制御量の変化
は加算であるため相似的に小さくなる。しかしな
がら乗算ブロツク1086を用いると制御量=メ
ガワツト需要量×f(△MW)となつて実際のメ
ガワツトの大小に関係なく需要量の変化率で制御
するので追従性が良好となる。 ブロツク1082,1084を含むメガワツト
ループはスピードループ1310をはなれて作動
をあたえることなく、またDEHシステム110
0を制御するパルス圧入力1088からも分離さ
れる。補償されたスピードと仕上されたメガワツ
ト参照値は、インパルス圧入力1088から得ら
れるから得られるフイードバツクインパルスチヤ
ンバー圧力表示と比較される。 インパルス圧力は負荷および蒸気流量の変化に
すみやかに応動し、したがつて最小のおくれをも
つて信号を発生し、おくれとこれによる一時的な
応動が最小となつてタービン発電機10の出力応
答がスムースになされる。インパルス圧力入力は
比較回路1090によつて「イン」あるいは「ア
ウト」に切り換えられる。 他の実施例においては、フイードバツク仕上げ
を有するフイードフオワード制御もできる。フイ
ードフオワード参照値とインパルス圧力の間の差
異は比較回路1090によつて表わされ、誤差出
力はフイードバツクインパルス圧力制御ループで
作用する。かくて、インパルス圧力誤差は、比例
プラスリセツト制御回路1084と同様の作用を
なす比例プラスリセツト制御回路1092に印加
される。 ブロツク1092とガバナー弁GV1ないしGV
8との間には応答値を線型化するための弁特性化
回路がある。この弁特性化回路は以下に詳述する
が、この回路はDEH1100の自動、手働両モ
ードにおいて使用される。比例プラスリセツト制
御回路1092の出力は他の個所に記載した電気
水圧位置制御ループを介してガバナー弁GV1な
いしGV8と最終的には接続される。比例プラス
リセツト制御回路1092の出力はガバナー弁
GV1ないしGV8を負荷制御位置に持ちきたし
て、スピード、メガワツトおよびインパルス圧力
の所定セツトポイントからの偏差に対して補償作
用をおこなつているまま所望メガワツト指令を達
成する。 インパルス圧力はとくに、また他のパラメータ
はガバナー弁GV1ないしGV8の位置の急激な変
化を阻止するために急速に変化し、比例プラスリ
セツト制御機構1092は比較回路1090のあ
とに包含される。 第8図について説明すると、制御プログラム1
020はデジタル電気水圧(DEH)システム1
100に用いられている他のプログラムに結合さ
れて示されている。周期的に作動するプログラム
1020は、制御プログラムに影響するモードお
よび他のプログラムがつくられる論理タスク11
10、オペレータ入力が決定されて制御プログラ
ムに影響するパネルタスク1112、補助同期プ
ログラム1114および入力プロセスデータを処
理するアナログ走査プログラム1116からのデ
ータを受け取る。アナログ走査タスク1116は
コンピユータ外から圧力、温度、スピード等の形
でプラント計測機構1118からのデータを受容
する。一般に補助同期プログラム1114は重要
な事項について時間を測定し、制御プログラム1
020の実施についてビツトのシーケンスを制御
する。クロツク回路1120とモニタプログラム
1122は補助同期プログラム1114の同期速
度を制御する。 モニタプログラムないし監視バケジ1122も
またコンピユータの入出力作動の制御をおこな
い、さらにいえば、割あてられた優先順位に従つ
て種々なプログラムに対してコンピユータの使用
の段取りを定める。 論理タスク1110はパワープラント1126
の接点変数を監視する接点割り込みないしは事象
プログラム1124のシーケンスの出力から伝送
される。コンタクトパラメータはブレーカの状
態、タービンの自動停止、トリツプないしラツチ
状態の尋問データの状態等以下に説明することを
含んでいる。監視プログラム1111内におい
て、割り込みプログラム1124からのビツトは
監視プログラム1111によつて要求されかつ実
施のために列をつくつてまたされる。制御プログ
ラム1110はまたパネルタスク1112からの
データを受けて状態指示ランプおよび出力コンタ
クト1128にこれを伝送する。パネルタスク1
128はオペレータパネルボタン1130から監
視信号にもとづくデータ情報を受けてパネルラン
プ1132および制御プログラム1020にこれ
を伝送する。補助同期プログラム1114は監視
プログラム1111を介して制御プログラム10
20の命令、アナログ走査プログラム1116、
可視デイスプレイタスク1134およびフラツシ
ユタスク1136を同期させる。可視デイスプレ
イタスクはデータ表示窓1138に伝送する。各
プログラムのデテイルは、タービン10の制御の
ためのDEH制御システム1100の各部の変化
につれてより明瞭な形であらわされる。 制御プログラム1020はアナログ走査タスク
プログラム1116からプロセス変数を表わす数
字的な量を受け入れる。すでに知られているよう
に、制御プログラム1020は、タービンシステ
ム10内の絞り弁TV1ないしTV4およびガバナ
ー弁GV1ないしGV8の位置を計算するために、
タービンスピード、インパルス圧力、メガワツト
出力を含む種々なフイードバツク変数の値を利用
し、これによつてタービン10のメガワツト出力
およびスピードを制御する。 制御および論理プログラムを有効に境界するた
めに、とくべつな割り込みプログラム1124が
論理タスク1110と接続して用いられる。この
論理タスク1110は、以下に詳述するように、
所定の条件に従つてすべての状態を計算し、この
データを制御プログラム1020に伝送しここで
この情報が、絞り弁TV1ないしTV4およびガバ
ナー弁GV1ないしGV8の所定の弁開度を定める
のに利用される。論理タスク1110もまた所定
の仕方で各種のランプおよびリレータイプ接点出
力を制御する。 オペレータはパネル1130にある各種の押し
ボタンによつてDEH1100およびタービン1
0を監視し、これによつてシステムパラメータに
対して種々な制御およびモニタ作動ないし値をコ
ンピユータに入れてパネルタスク1112によつ
て処理する。フラツシユタスク1136はDEH
1100およびタービン10の範囲内で種々な状
況を監視しこれによつて以下に示すようにランプ
の点灯によつてオペレータに警報する。 優先代入タスク 第9図には実際のモニタに用いられるプログラ
ム優先割り当て表が示されている。2個ないしそ
れ以上のプログラムが実行されるような状態とな
つているときには所定の制御下に最高の優先順位
をもつているプログラムから実行されてゆく。停
止/開始プログラムは最高の優先順位を有してい
てコンピユータの起動時にあるいはコンピユータ
が瞬間的に停止した後再起動するときに動作す
る。制御プログラムは次の優先順位を有してい
る。制御データを発生するオペレータのパネルプ
ログラム1130は優先順位で制御タスク102
0に次ぐ。アナログ走査プログラム1116も制
御タスク1020に情報をあたえパネルプログラ
ム1130につぐ優先順位をもつている。自動タ
ービンスタートプログラム(ATS)はさらに次
の優先順位をもつている。ATSはタービンの自
動始動および監視プログラムをあらわしていて、
DEHシステム1100の作動に対して第8図の
主タスクプログラム1140として表わされてい
る。ATSプログラム1140は温度、圧力、ブ
レーカの状態、回転速度等を、タービンシステム
の始動時および負荷をうけて作動している間監視
する。 論理タスク1110は制御および作動モードデ
ータを発生し、作動優先順位の順に従つて作動す
る。DEHシステムから外部コンピユータにデー
タを伝送するためのデータリンクプログラムがこ
れにつづく。ATSプログラム1142によつて
用意されたパラメータを使用可能のコンピユータ
データに変換するATSアナログ変換タスクプロ
グラム1142がさらにこれにつづく優先順位を
もつている。つぎの優先順位のものは発光タスク
プログラム1136であつて、このものにはデー
タテープメインテナンステストおよび初期読み込
みに用いられるプログラマのコンソールプログラ
ムが後続している。そのつぎのプログラムは
ATS情報記録器1144であつてATSアナログ
変換プログラム1142からの情報の印刷出力を
もつて適宜のタイプライター1146に印字でき
るようにする。つぎのプログラムはリストによれ
ばアナログ/デジタルトレンドであつて、このも
のはタービンシステム10内のパラメータを監視
し、オペレータが精査できるようにプリントない
しはプロツトする。 図示の実施例にあつては、停止/開始プログラ
ムが、DEHシステム1100が作動する前に開
始機能が完成しなければならないので第9図のテ
ーブルに示すように最高の優先順位をそなえてい
る。補助同期プログラム1114は、DEHシス
テム1100が作動している間、停止/開始プロ
グラムに対してタイミングをおこなう。したがつ
て、補助同期タスクプログラム1400がテーブ
ル上でみるように2番目の優先順位をもつてい
る。制御プログラム1020は、絞り弁TV1な
いしTV4およびガバナー弁GV1ないしGV8が
DEHシステム1100が作動している間ずつと
制御されていなければならないので第3番目の優
先順位をもつている。 オペレータパネルプログラム1130は、オペ
レータがDEH1100を直接かつ瞬間的に検査
できるようにするために次の優先順位をあたえら
れている。アナログ走査プログラム1116は制
御プログラム1020に対する入力データをあた
え、したがつてこのものは開始回路、同期回路、
制御およびオペレータ回路のみの下位に位置せし
められている。 図示の実施例においては、ATSプログラム1
140の優先順位はその次に位する。タービンの
自動始動時には、前記ATSプログラム1140
による入力走査はDEHシステム1100に対す
る入力とほぼ同じ優先順位である。しかしATS
プログラム1140の他の実施例には、ATSシ
ステム内における比較的限定された衝撃係数問題
のためにその優先順位を下げるものもある。 論理タスク1110は、制御タスクプログラム
1020の若干の作動を制御するが、これの優先
順位がそのつぎとなつている。可視表示タスク1
134の優先順位はDEHプログラム1100の
作動の可視的な指示をオペレータに与えるために
優先順位はその次にある。この可視表示タスクは
比較的第8番目の優先順位となつているが、これ
は可視信号に対して人間の応動が物理的に0.2な
いし0.5秒の限界をもつているからである。プロ
グラムの休止は図示の実施例では重要性の低下を
示すものである。本考案の他の実施例において
は、以上のべたあるいはこれと同様のプログラム
について他の優先順位をあたえることもできる
が、以上説明した順位は種々な事由からみて好適
なものといえる。 割り込みを処理するためにコンピユータ動作及
タスク優先割当外の機能に割り込む一連の割り込
みプログラムが第13図に示される。このような
プログラムは第8図において、極めて短時間の間
コンピユータの動作を中止する連続結果域は接点
割り込みプログラム1124として示されてい
る。オペレータパネルボタン1130とパネルタ
スクプログラム1112の間においてパネル割り
込みプログラム1156が用いられてオペレータ
パネルボタン1130内における変化の信号をあ
たえる。弁割り込みプログラム1158は直接オ
ペレータパネルボタン1130およびパネルタス
クプログラム1112の間に接続されて、弁のテ
ストの間あるいは弁の偶発的な状態のさいに作動
するようになつている。以下種々な割り込みプロ
グラムについて説明する。 比例プラスリセツト制御サブルーチン1068
は、既にのべたように、タービン制御システムが
スピードモードの制御下にありまたコンピユータ
を有効に使用するためにタービンがメガワツトの
負荷モード下にありインパルプ圧力フイードバツ
クループが作動状態にあるとき、第7図に示す制
御タスクプログラム1020によつて呼び出され
る。スピード制御時に比例プラスリセツト回路1
068を使用することによつてタービンシステム
の角速度の正確なコントロールができる。 さらに、補助同期プログラム1114がATS
プログラム1140、ATSアナログ変換ルーチ
ン1142およびメツセージライタ1144に接
続されていてこれを作動させる。ATSプログラ
ム1140はタービンシステムの温度、振動、圧
力等を監視し、さらにタービンシステム10の自
動始動のための径路指定をおこなう。ATSアナ
ログ変換の径路指示1142はデジタルコンピユ
ータの信号をATSプログラム1140から、メ
ツセージライタタスク1144をへて工程記入タ
イプライタ1146あるいは同様の記録部にタイ
プできるようなアナログ、デジタルないしはハイ
ブリツド形式に変換する。 補助同期プログラム1114はまたアナログ/
デジタルトレンドプログラム1148を制御す
る。アナログデジタルトレンドプログラム114
8はATSプログラム1140の変数に加えてさ
らに一連の変数をレコードする。 一連の他のプログラムに対する補助としてCCI
サブルーチン1150がある。ここでCCIは接点
閉塞入力を示す。プラントCCIサブルーチン11
50はプラント導線1126を伝送されるプラン
ト接点の状態の変化に応動する。一般に、プラン
ト接点は前記変化が検知されたときにのみCCIサ
ブルーチン1150によつて監視される。この構
成は周期的なCCIモニタに比較されてコンピユー
タのデユーテイサイクルを保存する。しかし以下
にのべるようにオペレータの指令をふくむ他のト
リガもCCI走査のために用いることができる。 制御タスク1020は補助的にスピードループ
タスク1152およびプリセツトあるいは比例プ
ラスリセツト制御プログラム1154を呼び出
す。実施モニタプログラム1122の補助として
タスク誤差プログラム1160がある。クロツク
プログラム1120と接続して、停止/開始プロ
グラム1162が用いられる。第8図のものには
以下に示すように種々な機能がある。 プリセツトサブルーチンプログラム 第11図について説明する。この図には、第7
図に示した比例プラスリセツト制御タスクプログ
ラム1068の機能がくわしく示してある。比例
プラスリセツト制御サブルーチン1068は、
DEHタービン制御システム1100がスピード
モード制御下にあり、またDEHタービン制御シ
ステム1100がメガワツト負荷制御下にあつて
衝撃圧力フイードバツクループが作動している場
合に第7図の制御プログラム1020によつて呼
び出される。既述のように、スピード制御のさい
に比例プラスリセツト回路を使用することはター
ビンシステムの角速度を正確に制御し得るもので
ある。 比例プラスリセツト制御回路1068は2個の
部分の合計に相当する出力を発生する。その1個
の出力部分は入力に比例し、他方は入力の積分で
ある。したがつて入力誤差ゼロの可能性とともに
瞬間的な応答が可能である。指令源からのセツト
ポイントないし動的参照値は差関数1212の入
力1210に印加される。差関数1212はこの
入力と実際の制御された値とを比較する。差関数
1212からの出力は利得回路1216、積分回
路1218の入力側に伝送される。積分回路12
18からの出力はリセツト仕上げ防止回路122
0で表わされるようなプログラムによつて限定さ
れる。アナログシステムにおいては、リセツト仕
上げは積分増幅器の飽和であり、したがつてそれ
に接続された積分コンデンサが放電するまで前記
増幅器を閉鎖する。ある種のソフトウエアにおい
ては、リセツト仕上が、所定のある値においてあ
るデジタル値の限度を許容するような特性をデジ
タルコンピユータがもつていてより簡単に阻止さ
れる。 利得回路1216および積分回路1218から
の出力ならびにリセツト仕上阻止回路1220が
加算回路1222によつて加算される。この加算
器1222の出力は他の回路1224によつて制
限され、これによつてその出力をプロセス回路1
226に伝送される有効な出力範囲に限定する。 つぎに第12図について説明すると、この図に
は比例プラスリセツト制御プログラムのフローチ
ヤートが示してある。図示の実施例においては、
プリセツトプログラムは、制御プログラム103
0からの呼出しが制御機構1068の出力の評価
する必要な一連の変数を生ずるように構成されて
いる。サブルーチンの構成はフオートラン語によ
つて下記のように示される。 サブルーチンプリセツト(ERR,ERRX,G,
TR,HL,XLL,RES,PRES) 上記の式の変数の定義は下のごとくである。 フオートラン変数 対応常用言語 ERR 電流入力 ERRX 最終入力 G 制御機構に比例する 利得 TR 制御機構リセツト時間 HL、 制御機構の最高限 XLL 制御機構の最低限 RES 制御機構積分出力 PRES 制御機構全出力 ふたたび第12図について説明すると、プリセ
ツトサブルーチン1068の作動のフローチヤー
トがこれに示され、標準フオートランによる記述
が用いられている。プリセツトサブルーチン10
68は最初に次式によつて制御機構の積分部分を
評価する。 Y(N)=Y(N−1)+DT/2*TR ここで*印は〔X(N)+X(N−1)〕を表わ
す。 つぎにサブルーチン1068はつぎの呼び出し
のためにストレージロケーシヨンERR×125
0内に電流入力ERRを帯積する。ついで制御機
構積分出力RES1250が高限界1254およ
び低限界1256に対してチエツクされてリセツ
ト仕上を阻止する。この出力の比例部分が計算さ
れて出力積分回路1218の積分部に加えられて
全出力PRES1258となる。PRES1258は
高限界1260、低限界1262に対してチエツ
クされ、その後比例プラスリセツト制御サブルー
チン1068が制御タスク1020に復帰する。 既に検討したように、比例プラスリセツト制御
サブルーチン1068は、タービンの3種の異な
つた作動の間制御タスクプログラム1020によ
つて利用される。タービンシステム10のスター
ト時においては、比例プラスリセツト制御サブル
ーチンプログラム1068はタービン10のスピ
ードをある値にあるいはある加速度率に保持する
スピード制御用に用いられる。比例プラスリセツ
ト制御サブルーチンプログラム1068の積分機
能によつて、タービンシステム10のスピードは
1r.p.m以内に保持される。また、オペレータが
タービンシステム10のスピードを所定の値に保
持するために純粋の比例システムの典型としての
誤差オフセツト入力信号が要求されることはな
い。したがつて、参照値および制御される度数、
ともにこの場合タービンスピード、は等しくな
る。比例プラスリセツト制御サブルーチンプログ
ラム1068はまたメガワツト制御フイードバツ
クループおよび入力インパルスチヤムバ圧力制御
フイードバツクループに用いられる。 リセツト積分演算 デジタルコンピユータ内において積分の機械的
な機能を実現するためには積分の正確な値に接近
するために数字的なテクニツクを用いることがの
ぞましい。図示の実施例においては、演算が積分
のために台形ルールを用い、このものは形式が簡
単であつてわづかのコンピユータストレージを必
要とし、迅速に遂行することができる。演算は高
い確度を得るためにヒストリーをすぎたメカのひ
とつの値を用いる。 コンピユータには次の演算が用いられる。 Y(N)=Y=(N−1)+DT/2*TR 〔X(N)+X(N−1)〕 この式の文字の定義は下記のごとくである。 (N)…………リアルタイム電流 (N−1)……リアルタイムの最終 DT……………サンプリング間隔ないし積分演算
評価間の時間、DEHシステムに
おいてはこれは通常1秒である。 TR……………制御機構リセツト時間、 X(N)………入力の電流値、 X(N−1)…入力の最終値、 Y(N)………出力の電流値、 Y(N−1)…出力の最終値、 スピードループサブルーチン 第13図について述べると、機能的には第7図
の構成の部分をなしているスピードループプログ
ラム1310の詳細が同図に示してある。スピー
ドループプログラム(SPDLOOP)1310は、
第7図に示したようにスピード参照値1074、
タービンスピード1076、比較回路1078、
比例制御機構1080および加算回路1072を
包含するスピードフイードバツクループの作動に
必要なデータを計算する。スピードループサブル
ーチン1310は制御プログラム1020によつ
てスピード制御ループ機能を実施するために呼び
出される。第13図には比例制御機構1080の
機能が示されている。比例常数(GRI)1314
と高限界回路(HLF)1316がこの間に包含
されている。 スピードループサブルーチン(SPDLOOP)は
スピード制御モードと負荷制御モードとの間にお
いて呼び出される。サブルーチンの形はメモリ2
14のストレージスペースに対する要求が減少し
これによつてDEHシステム1100の作動に要
するデジタルコンピユータ210の費用が減るよ
うになつている。 不働帯関数1312が、比較回路1078によ
つて、タービンシステム10のスピードの変化に
よるスピード誤差内のノイズの変動を停止する。
デツドバンドのないシステムは常時タービン10
内に生ずるこのましからざるストレス、制御シス
テムの作動を必要とする不要な時間およびデユー
テイサイクルに起因する小さな変動に応動する。
システムのゲインに起因する所定スピードまわり
の連続的なハンチングはデツドバンド1312が
ないと生ずる。スピード調整ゲイン(GRI)13
14は所定のタービンスピード誤差に対して、得
られたメガワツト出力スピード修正値にセツトさ
れる。高限回路1316は最高のスピード誤差補
正フアクタを与える。 タービンスピード1076は3個の変換器によ
つて与えられる。タービンのデジタルスピード変
換器は米国出願番号第41775号、ルーサ・ウエス
チングハウスの発明にかかるものに詳述されてい
る。タービンのスピードを決定するためのこのシ
ステムは簡単にのべると、3個の独立の信号から
なつている。これらのスピード信号はとくべつな
電子回路によつて磁気ピツクアツプから発生する
正確なデジタル信号と、第2の独立の磁気ピツク
アツプによつて発生する正確なアナログ信号と第
3のピツクアツプにより得られる監視アナログ信
号とからなつている。DEHシステムがこれらの
信号を比較し、論理デシジヨンを経てスピード制
御ないしはスピードによる負荷の制御を適当に選
択する。この選択プロセスがDEHシステム11
00に用いられる信号をデジタルチヤンネル信号
から正確なアナログチヤンネル信号またはこの反
対に切り換える。スピード検知システムについて
以下に説明する。この信号の切換えの間ガバナー
弁を固定しておくために、制御プログラム102
0はスピードループサブルーチン1310を用
い、以下に説明するように、衝撃なしのスピード
信号伝送を維持するための計算をおこなう。 第14図について説明する。この図にはスピー
ドループサブルーチン(SPDLOOP)のフロート
チヤート1310が示してある。2個のフオート
ラン文がフローチヤート1310を明らかにして
いる。 コールSPDLOOP REPI=REFDMD+X フローチヤート1310の文字の定義は次のご
とくである。
【表】 プラント接点閉塞入力(PLANTCCI)サブル
ーチンプログラム 第8図に示すように、プラント接点閉塞入力サ
ブルーチン1150はプラントの導線1126を
介してコンピユータに接続したすべての接点入力
を走査し、コンピユータ210のメモリ214内
の所定の区域内でこれらの論理データイメージを
セツトする。CCI走査が指令上に、イベントプロ
グラムのシーケンスによつて生ずる。プラント接
点閉塞入力サブルーチン1150の詳細は付属3
のDEHプログラムのコンピユータに示されてい
る。サブルーチン1150の各種機能を示すブロ
ツクダイヤグラムは第15図に示してある。プラ
ント接点閉塞入力サブルーチン1150はまた、
コンピユータ210へパワーが伝送されるときお
よびコンピユータボタンリセツト−ラン−リセツ
トがメインテナンスパネル1410にプレスされ
る場合にも用いられる。このような場合にはとく
べつなモニタパワーオンルーチンプログラムがコ
ールされる。このプログラムは既にのべた停止/
開始タスクプログラム1414を実行し、このプ
ログラムが開始手続を行なうためにプラント接点
閉塞入力サブルーチンをコールする。 オペレーターはまた補助同期プログラム111
4を介してプラント接点閉塞サブルーチン115
0をコールし、これによつてコンピユータCCIシ
ステムの周期的な走査がCCIシステム中のいづれ
かひとつないしはグループとしてのリレーの状態
をチエツクするために作動せしめられる。 フオスルユニツトに対する自動タービン始動プロ
グラム デジタルコンピユータはタービン発電機の効率
的な制御に有用な道具である。コンピユータの能
力を有効に利用し、走査、メモリー計算、決定お
よび実際の行動をおこすために、コンピユータの
プログラムは必要に応じてさらに他のパラメータ
を走査し、パラメータ変化の方向を決定し、オペ
レータの能力をこえた計算をおこなうことによつ
て通常各タービンに設けられているような単なる
作動装置として以上のものを行なわなくてはなら
ない。 始動および負荷変動の一般的な目的はタービン
内部の温度変化による熱的疲労、亀裂からこれを
保護することにある。最近における大型タービン
においては、ロータの直径は大であつて始動およ
び負荷の変化中における温度変化も大きい。各タ
ービンにおける作動順序は装置が遷移時期におい
てひとつの安定状態から他の安定状態にうつるこ
とを仮定しており、ふたつの状態間の遷移は熱応
力を一定限界内におくために所定の時間をかけて
おこなうようになつている。 コンピユータの助けをかりることによつて、ロ
ータ内における熱応力は熱電対によつて測定され
た実際の値によつて瞬間ごとに計算されてゆく。
タービンを常時定常状態におくということはもは
や必要ではなくなつた。いつたん熱応力が計算さ
れれば、これを許容できる値と対比してその差が
許容される第1段の温度変化として用いられコン
ピユータのプログラムに、スピード、負荷、スピ
ードないしは負荷変化率として組みこまれる。 コンピユータのメモリーを使用することによつ
て、いくつかのパラメータがそれらの値の将来の
値を評価するために用いられ、警報を発する必要
のある値になる前に修正をおこなうのに使用され
る。以上のことは金属の温度差ないしは膨張差を
用いるケースにおいてである。 ベアリングの振動はまたコンピユータが論理的
な決定をなすに用いられるさいの他のパラメータ
となる。各ベアリングは充分な監視のもとにおか
れており、あるひとつのものの振動が所定の値に
達するとこれが検知されてこれが評価された将来
の値に従つて増大か、定常か、減少かが定められ
る。2個ないしそれ以上のベアリングがことなつ
た危険状態にある場合を想定して優先順位システ
ムが挿入される。 プログラムに用いられるアプローチにおいて
は、ロータの応力(または歪)、サブプログラム
P#01、デシジヨンメーキングカウンタ部、サブ
プログラムP#04等が主たる制御部である。これ
らはユニツトを比較的大きい加速度で、応力、歪
ないしその他の制御パラメータの先行値が近い将
来限界値に達することを予想するまで回転させ
る。ついて低位レートが選択されて、前記状態が
つづけば、スピード保持作用が生ずる。 以下に示すものはDEH−P2000制御機構におけ
るタービン自動始動プログラム(ATS)の一例
である。 このATSプログラムは基準DEHプログラムと
同様の中央処理ユニツト(CPV)にたくわえら
れ、実行される。両プログラムは共用コアロケー
シヨンによつていつしよに作動する。これらはま
た外界と通信するために必要な同じ入力/出力ハ
ードウエアおよびソフトウエアを共用する。
ATSプログラムはギヤをまわすことによつてタ
ービンを同期速度まで回転させることができる。
これはまた前回転状態をチエツクし、ソーク期間
が必要ならば絞り弁(TV)からガバナー弁
(GV)への転送を決定し、前同期状態をチエツク
し、自動同期器をしてユニツトオンラインにのせ
て同期を生ぜしめる。 タービンの作動中、加速期間あるいは負荷がか
かつている間には、コンピユータはタービンの
種々なパラメータを監視し、その値を限界値、印
刷メツセージと比較してオペレーターに装置の状
態を知らせて装置操作のガイドたらしめる。 オペレーシヨンモードはATSコントロールお
よびATS監視である。もしタービンの自動スタ
ートおよびタービン監視をはずす押ボタンがバツ
クライト(back light)されないときにはATSプ
ログラムはATS監視中にあり、メツセージはプ
リントされない。タービン自動スタートのボタン
をおすと、ATSプログラムはATS制御となる。
タービン監視はずしのボタンをおすと、ATSプ
ログラムは進行するがメツセージはプリントされ
ない。タービン監視オフのボタンを2回おすとす
べての電流警報メツセージおよびすべてのこれに
つづくメツセージが印刷される。 ATS制御において、コンピユータは装置をギ
ヤの回転から同期状態そして初期負荷の状態まで
制御する。 コンピユータは次のような評価および制御作動
をおこなう。 a ギヤ回転の前毎分ごとに、プログラムが許容
限界をチエツクしてこれと比較する。後温度、
差動膨張、金属部温度、微分、真空、排気温
度、偏心度、ベアリングメタル温度、ドレーン
バルブ位置がチエツク、対比される。 b 絞り蒸気状態をかえ、インパルスチヤンバー
蒸気温度にマツチさせ金属温度を−100゜と+
200〓内にする。 c タービンをギヤからはなして回転する。 d ターゲツトスピードをセツトし、DEH制御
機構の加速を選択する。 e 2200r.p.mにおいて熱ソーク時間を決定しこ
れを下位の方へかぞえてゆく。 f タービンを制御された割合で3300r.p.mまで
加速する。 g DEH制御機構に絞り制御からガバナー制御
にうつるように指令をする。 h タービンを同期速度まで加速する。 i 自動同期機およびDEH制御機構をしてター
ビンをオンラインにのせしめ、最小負荷を与え
る。 j 初期負荷において「負荷保持」を、必要に応
じてタービンの熱的状態によつてコールする。 ATS監視のもとではコンピユータの機能は各
種パラメータを監視し、適当なメツセージを発生
してタービンコントロール作用においてオペレー
ターを援助することに限定される。歪の計算は連
続的に行なわれてロータの熱的状態をオペレータ
に知らせる。蒸気と金属部の温度をマツチさせ、
指令をセツトし、スピードと負荷の変化を選択
し、熱ソークの要求を決定しその他すべての必要
な処理をとつてタービンのスピードと負荷をアツ
プするのはオペレータの作業である。 あらゆるプログラムは周期的に呼び出され、所
定の順序で決定されるプログラムP15がある場合
により高い優先順位によつてセツトされた条件に
よつて完全な状態になるように作動する。プログ
ラムP01からP04がタービンと発電機のパラメー
タをチエツクする。それらプログラムはロータの
温度と歪をインパルスチヤンバーの区域で計算
し、また先行する金属部温度差および膨張差を計
算する。作業のモードによつてこれらプログラム
は新たなDEH指令ないしにセツトされるかある
いは保持される。 プログラムリスト P01 ロータの熱状態の決定 P02 蒸気室、壁、ボルト、フランジの 温度差、膨張差の周期的な計算およ び監視 P03 ギヤの作動の監視 P04 当初段階におけるロータ応力の制御 P05 偏心度と振動の監視 P06 タービン金属部の温度の監視 P07 EHスピード参照値の制御 P08 ベアリング温度の制御 P09 発電機の監視 P10 シール、排気、コンデンサ真空度の 監視 P11 ドレーン弁、先行する膨張差の計算 P12 LP排気温度の監視 P13 センサ減衰作動 P14 熱ソーク時間の計算とタイミング P15 加速度シーケンス パワープラントの作動においては、タービンは
高い信頼性と安定性をもつて運転されるのがのぞ
ましい。もし制御システムが、このましからざる
かつタービンのユーザーによつて危険な衝撃を生
ずると、タービンに対する信号はなくなる。自動
運転モードおよびこれを補助する手働モードをそ
なえた自動制御システムは、タービンによる危険
な作動を生ずるような状態のもとで2個のモード
間に伝達がおこなわれるようなことは制限されな
ければならない。制御システムの作動は、有効性
および所望の目的を達成するという必要に合致し
たものでなければならない。 安全性、信頼性の観点からみて、制御システム
は、電力の発生にさまたげとなる不要な手段を避
けると同時に人間を傷つけたり、プラントを損傷
するような作用から保護されなければならない。 本考案によるタービン装置における制御システ
ムは、ある条件のもとで自動制御から手動制御に
切り換えるときにこれをオペレータに警告を発生
する構造となつている。このように、作業の安全
性、信頼性は、自動から手働に遷移することがゆ
るされないような場合タービンに衝撃が生ずるよ
うな状態の場合に警告が発せられることによつて
確保されているのである。 ある一連の事象の間、遷移のさいに大きな一時
的な衝撃が生ずることによつてパワープランとが
擾乱を生起する。したがつて、蒸気弁におこる偶
発的な事項に対しても、オペレータによつて自動
から手働制御に切り換えられたことが衝撃を発生
しまた非常の場合でなければこのましくないよう
な事態をオペレータに知らせるようになつてい
る。 偶発的な事象の存在は警告ランプの点滅によつ
てオペレータに知らせられ、これによつてオペレ
ータはコンピユータによる自動作業がパワープラ
ントに衝撃をあたえることを知ることができる。 パワープラント内の衝撃的作用は、パワーライ
ンにパワーの急増を生じ、これが負荷の同期の損
失、電圧の過不足を生ずる。さらに衝撃のシヨツ
クによつてロータの応力を増してこれを疲労させ
て寿命をちぢめる。 偶発的事象は手働から自動にかわるときにも生
ずる。 手働から自動にうまく遷移しない場合には、手
働による信号値が蒸気弁につながつてこれにもと
づいて弁が作動してしまつて衝撃が生ずる。自動
コンピユータシステムがあとにスムースにつづか
ない場合、手働システムはおくれをもつていてこ
れが衝撃的な遷移を生ずる。 手働システムが自動システムをうまく捕捉した
場合には、偶発警告ライトが消えて、オペレータ
はふたたび自動から手働に衝撃がおこらないよう
に操作をおこなう。 蒸気弁がうごいている間には手働システムはそ
の生来のおくれ特性によつて自動システムにはつ
づかない。 パワープラントを自動から手働の制御に切りか
えるときにその遷移が害されないように、衝撃が
無視できる程度の場合にはデツドバンドが偶発機
能中に含まれて、これが偶発警報ライトを消して
おく。 自動制御の場合、タービンシステムの絞り弁、
ガバナー弁の位置を示す各値は、各弁にある線型
可変差動変圧器(LVDT)によつて監視される値
はコンピユータで計算された値と比較される。こ
の両値が所定のものよりも大きい場合には偶然ラ
ンプが点灯して手働制御への移行が不適当である
ことを示す。 このライトが自動制御作動中点灯していれば、
弁は所定のとおりうごいておらず、これが長時間
の場合危険状態がおこり得る状況を示すことにな
る。 偶発警告ランプは3個所のランプすなわち弁の
状態指示ランプ、絞りおよび(または)ガバナー
弁用ランプ、手働制御が正しくうごいているかの
監視ランプを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は大型蒸気タービン、ドラムタイプのボ
イラおよび本考案の原理につて作動する制御機構
を含む電力パワープラントを示すダイヤグラム、
第2図は本考案による、タービンおよび付属装置
制御用のデジタルコンピユータを示すダイヤグラ
ム、第3図はタービンの弁発動機構に流体を供給
する流体機構、第4図は弁発動機構に接続したサ
ーボシステムのダイヤグラム、第5図は、手働シ
ステムと弁作動機構を制御するサーボシステムと
接続されたデジタルコンピユータ間の混成境界構
造を示すダイヤグラム、第6図は本考案の原理に
よるデジタルな電気流体制御システムの簡略化さ
れたブロツクを示す図、第7図は、本考案を用い
た制御プログラムのブロツクダイヤグラム、第8
図は、デジタル電気流体システムのプログラムと
サブルーチンおよび自動タービン始動、監視プロ
グラムのブロツクダイヤグラム、第9図は本考案
によるプログラムないしタスク優先順位を示す
表、第10図は本考案によるサブルーチンのロケ
ーシヨンを示す表、第11図は、本考案の原理に
よつて作動する比例プラスリセツト制御プログラ
ムのブロツクダイヤグラム、第12図は、本考案
の原理によつて作動する比例プラスリセツトサブ
ルーチン(PRESET)のフローチヤート、第1
3図は、本考案によるデツドバンドをそなえた比
例制御回路のブロツクダイヤグラム、第14図
は、本考案の原理によつて作動するスピードルー
プ(SPDLOOP)サブルーチンのフローチヤー
ト、第15図は、本考案の原理によつて作動する
デジタル電気流体システムの接点閉塞入力を走査
するサブルーチンを示すブロツクダイヤグラム、
第16図は、本考案の原理によつて作動する補助
同期コンピユータのブロツクダイヤグラムであ
る。 10はタービン、26は蒸気発生機構、28は
再加熱器、38は絞り圧検知器、42は絞り弁作
動機構、44はガバナー弁作動機構、46は加熱
停止弁作動機構、48は遮断弁作動機構、SVは
加熱停止弁、IVは遮断弁、50は高圧流体の供
給機構、50,52は安定位置制御機構、56は
位置制御機構、PDT1〜PDT4,PDG1〜PDG8
PD1は弁の開度検知機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸気発生器、蒸気タービン、前記蒸気タービン
    に接続され回転される発電機とそして前記蒸気発
    生器より前記蒸気タービンへの蒸気の流れを制御
    するための蒸気弁、とを備える電力発電所を制御
    するための装置において、前記装置は前記発電所
    の動作をあらわす操作上の入力データを受けるよ
    うに接続される中央デジタル処理装置を有しそし
    て入力データをデジタル信号に変換する装置、メ
    モリ装置とそして前記メモリ装置に複数個の相互
    関係におかれるプログラムを供給する装置、メモ
    リ装置に記憶されたプログラムを考慮して前記入
    力データよりデータをデジタル的に計算する装置
    とそして蒸気弁の位置を制御するためにデジタル
    的に計算されたデータの少くともあるものを出力
    信号に変換する装置、蒸気弁の位置を制御するた
    めに所望の蒸気弁位置を与える出力信号と実際の
    蒸気弁の位置をあらわす操作上の入力データを連
    続して比較する装置、前記比較する装置よりの信
    号が蒸気の流れの状況に応ぜずに動かなくなつた
    蒸気弁位置を示す予定値を超えた場合に信号を発
    生する装置、蒸気の流れを制御してその作用を続
    けるようにその動かなくなつた位置より動かなく
    なつた蒸気弁を解放してやるのに必要な蒸気弁位
    置信号を再び与えるための装置が備えられるよう
    に実際に動かなくなつた弁の位置と所望の蒸気弁
    の位置を示す出力信号の間の相違が予定時期を過
    ぎて予定値以上のまゝである場合実際に動かなく
    なつた弁の位置の方へ動かなくなつた蒸気弁の位
    置信号を戻してやる装置とを備えるデジタルコン
    ピユータで蒸気タービンを制御する装置。
JP1980088184U 1972-04-24 1980-06-25 Expired JPS626241Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24690072A 1972-04-24 1972-04-24
US24744072A 1972-04-25 1972-04-25
US24787772A 1972-04-26 1972-04-26
JP48045828A JPS4947821A (ja) 1972-04-24 1973-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568802U JPS568802U (ja) 1981-01-26
JPS626241Y2 true JPS626241Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=72321918

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP48045828A Pending JPS4947821A (ja) 1972-04-24 1973-04-24
JP7345827A Expired JPS5542404B2 (ja) 1972-04-24 1973-04-24
JP1980088184U Expired JPS626241Y2 (ja) 1972-04-24 1980-06-25

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP48045828A Pending JPS4947821A (ja) 1972-04-24 1973-04-24
JP7345827A Expired JPS5542404B2 (ja) 1972-04-24 1973-04-24

Country Status (7)

Country Link
JP (3) JPS4947821A (ja)
DE (3) DE2320171A1 (ja)
ES (3) ES413984A1 (ja)
FR (3) FR2187009A5 (ja)
GB (2) GB1433611A (ja)
IT (1) IT982875B (ja)
SE (1) SE389164B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4029951A (en) * 1975-10-21 1977-06-14 Westinghouse Electric Corporation Turbine power plant automatic control system
JPS559097Y2 (ja) * 1976-07-28 1980-02-28
JPS53117543A (en) * 1977-03-14 1978-10-14 Yamabishi Sangiyou Yuugen Cultivation of lawn
JPS53134627A (en) * 1977-04-22 1978-11-24 Onishi Hitoshi Controlling method for growth of bean sprout
JPS53143521A (en) * 1977-05-17 1978-12-14 Michio Kanbe Producing method of bean sprout
US4249238A (en) * 1978-05-24 1981-02-03 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Apparatus for sensor failure detection and correction in a gas turbine engine control system
JPS5745795Y2 (ja) * 1979-04-06 1982-10-08
EP0407007A3 (en) * 1989-06-19 1991-12-11 Westinghouse Electric Corporation System for modelling thermal properties of reactor vessels
JPH0728604B2 (ja) * 1991-03-01 1995-04-05 有限会社ひむか物産 着色シラス粒子
JPH04287616A (ja) * 1991-03-16 1992-10-13 Shoichi Yamamura 芝生の目埋め材
JPH06153686A (ja) * 1992-11-28 1994-06-03 Nisshoku Corp 植物生育促進材
DE29605939U1 (de) * 1996-04-03 1997-08-07 Siemens AG, 80333 München System zur Lastprognose, Einsatzplanung und Momentanoptimierung bei der Energieerzeugung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350745A (en) * 1976-10-19 1978-05-09 Ricoh Co Ltd Ink clog remover

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3446224A (en) * 1967-01-03 1969-05-27 Gen Electric Rotor stress controlled startup system
CA941492A (en) * 1968-04-19 1974-02-05 Westinghouse Electric Corporation System for operating a steam turbine and an electric power generating plant
US3552872A (en) * 1969-04-14 1971-01-05 Westinghouse Electric Corp Computer positioning control system with manual backup control especially adapted for operating steam turbine valves
US3741246A (en) * 1970-10-14 1973-06-26 Westinghouse Electric Corp Steam turbine system with digital computer position control having improved automatic manuel interaction

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350745A (en) * 1976-10-19 1978-05-09 Ricoh Co Ltd Ink clog remover

Also Published As

Publication number Publication date
FR2182509A5 (ja) 1973-12-07
ES413985A1 (es) 1976-02-01
SE389164B (sv) 1976-10-25
ES413984A1 (es) 1976-06-16
ES413983A1 (es) 1976-06-01
GB1433611A (en) 1976-04-28
DE2320132C2 (de) 1983-06-09
JPS5542404B2 (ja) 1980-10-30
JPS568802U (ja) 1981-01-26
JPS4947821A (ja) 1974-05-09
FR2187009A5 (ja) 1974-01-11
DE2320256A1 (de) 1973-11-15
IT982875B (it) 1974-10-21
JPS4947820A (ja) 1974-05-09
FR2182508A5 (ja) 1973-12-07
GB1433612A (en) 1976-04-28
DE2320132A1 (de) 1973-10-31
DE2320171A1 (de) 1973-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4687946A (en) System and method for operating a steam turbine with digital computer control and with improved monitoring
US4445180A (en) Plant unit master control for fossil fired boiler implemented with a digital computer
US4005581A (en) Method and apparatus for controlling a steam turbine
US4029255A (en) System for operating a steam turbine with bumpless digital megawatt and impulse pressure control loop switching
JPS626241Y2 (ja)
US3959635A (en) System and method for operating a steam turbine with digital computer control having improved automatic startup control features
US4267458A (en) System and method for starting, synchronizing and operating a steam turbine with digital computer control
US3928972A (en) System and method for improved steam turbine operation
US3939328A (en) Control system with adaptive process controllers especially adapted for electric power plant operation
US4090065A (en) System and method for operating a steam turbine with protection provisions for a valve positioning contingency
US4246491A (en) System and method for operating a steam turbine with digital computer control having setpoint and valve position limiting
CA1056452A (en) Gas turbine power plant control apparatus including a load control system
CA1098963A (en) Turbine power plant automatic control system
US4029952A (en) Electric power plant having a multiple computer system for redundant control of turbine and steam generator operation
US3955359A (en) Bearing temperature system failure detection apparatus suitable for use in power plants and like apparatus
US4053746A (en) System and method for operating a steam turbine with digital computer control having integrator limit
US4427896A (en) System and method for operating a steam turbine with capability for bumplessly changing the system configuration on-line by means of system parameter changes
US4227093A (en) Systems and method for organizing computer programs for operating a steam turbine with digital computer control
US4039804A (en) System and method for monitoring industrial gas turbine operating parameters and for providing gas turbine power plant control system inputs representative thereof
US4259835A (en) System and method for monitoring industrial gas turbine operating parameters and for providing gas turbine power plant control system inputs representative thereof
US4245162A (en) Steam turbine power plant having improved testing method and system for turbine inlet valves associated with downstream inlet valves preferably having feedforward position managed control
US4205380A (en) System and method for operating a steam turbine with digital computer control with accelerating setpoint change
US3937934A (en) System and method for operating a steam turbine with digital control having validity checked data link with higher level digital control
US4087860A (en) System for multi-mode control of a boiler feedpump turbine
US5433079A (en) Automated steam turbine startup method and apparatus therefor