JPH0141765Y2 - - Google Patents

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JPH0141765Y2
JPH0141765Y2 JP17800585U JP17800585U JPH0141765Y2 JP H0141765 Y2 JPH0141765 Y2 JP H0141765Y2 JP 17800585 U JP17800585 U JP 17800585U JP 17800585 U JP17800585 U JP 17800585U JP H0141765 Y2 JPH0141765 Y2 JP H0141765Y2
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oil
leveling
mounting groove
plate
groove frame
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、アスフアルト舗装の道路工事の際、
両側端取り付け道路を成型しながら平に均すのに
使用して最適な補修用均し機の油供給機構に関す
る。
「従来の技術」 従来より用いられているこの種の均し機は、第
4図のように、鉄製や木製の板部Aに柄部Bを付
けただけのもので、板部Aの下部均し面が平面か
熊手形に形成されたものであり、道路のアスフア
ルト舗装工事の際、フイニツシヤ機の後に崩れた
所や高低が出来た所を平にしたり、狭くて重機の
使用が出来ない箇所で、アスフアルトが付着しな
いように油を刷毛で塗りながら舗装作業に使われ
ている。
「考案が解決しようとする問題点」 この種の均し機は、一般に加熱したアスフアル
トを均す時、板部に油を塗りながら、作業を行な
つているが、油はすぐにとれてしまい、アスフア
ルトが均し板に付着して作業が出来なくなる。そ
こで、頻繁に油塗りをしたり、付着したアスフア
ルトを取り除きながら作業をおこなつているが、
これでは無駄な時間がかかつて作業能率が悪くな
つてしまう欠点があつた。また、従来の均し板は
固定されているので、摺り減つた場合、幅が不適
切な場合、熊手形等均し方を変えたい場合等でも
取り換えることが出来ず、必要な態様毎に又予備
用に均し機を何本も用意しておかなければならな
い不便があつた。更にまた、均し機は交通の激し
い道路で片側通行を規制して、作業を行なうこと
も多いので、出来れば操作用柄を伸縮することが
出来るようにすることが望ましい。考案者は、上
記問題点を解消するため油が自動的に供給される
構造の舗装用均し機を開発研究しているが、この
舗装用均し機において、最もむずかしい技術的課
題は薄くて幅の広い均し板の表裏全面に油をいか
に迅速に且つ均一に供給するかという点にある。
本考案はこのような技術課題を克服し、常に油が
均一に均し板全面に供給されるようにした舗装用
均し機の油供給機構を提供せんとするのが目的で
ある。
「問題点を解決するための手段」 まず、本考案の前提となる舗装用均し機は、均
し機本体とこれに着脱自在な均し板体とからなつ
ている。当該均し機本体は、長尺な操作用柄の先
端部に芯材を有する取付溝枠をT字状に固着する
とともに油タンクを設け、当該油タンク内と前記
取付溝枠の芯材との間を連通するように形成し、
当該取付溝枠より少し手前位置の操作用柄または
油タンクに取付体を設けてなるものである。また
前記、均し板体は、下側に均し面を有する板状体
と、その一側面の中央部に取り付け板を突設して
なるものである。前記均し機本体の取付溝枠部分
には、均し板体を、その上端が芯材に接触すると
ともにその下端の均し面が下向となるよう、取付
体と取り付け板を介して着脱自在に取り付けられ
ている。
そして、油タンク内にいれた油が、取付溝枠の
芯材に浸み込み、これを介して、長時間にわたつ
て徐々に板状体の表面に供給されるように構成さ
れているもである。
尚、上記構成の舗装用均し機には、第1図に示
したように、操作用柄の先端部を管状容器または
空室状に形成してこれを油タンクとなし、操作用
柄と油タンクとを一体に形成する実施態様にした
ものや、第6図に示すように、操作用柄と油タン
クとを別体に形成し、操作用柄の先端部に付けた
取付溝枠と油タンクとの間をパイプで連結して連
通するような実施態様にしたものも含まれる。こ
のとき、油タンクまたはパイプの適所に油の供給
用調節機構を設け、必要に応じて油の供給を止め
たり、出したり出来るようにしても良い。
更にまた、舗装用均し機の操作用柄を伸縮自在
に構成するようにしたものも含まれる。
本考案は、上記構成の舗装用均し機における油
供給機構部分を次のように構成するものである。
まず、油タンク内と前記取付溝枠の芯材との間
を連通する油流出孔を、取付溝枠の操作用柄寄り
の斜め上位置に設ける。
他方、板状体の上端縁には長手方向に添つて、
凹溝を形成しておく。
そして、均し機本体の取付溝枠に均し板体をそ
の上端が芯材に接触するように組合せ取り付けた
とき、取付溝枠の上方位置に油流出孔が配設さ
れ、同取付溝枠の下方位置に凹溝が配設されるよ
うな構成にしたものである。
「作用」 この考案に係る油供給機構を備えた舗装用均し
機は、アスフアルトをスコツプで荒均しした箇所
を引いたり押したり叩いたりして平に成形するの
に使用するものであるが、その時、油タンク内に
油を入れておき、その油が油流出孔から取付溝枠
の芯材に浸み込み、そこから長時間にわたつて
徐々に滲み出て板状体の表面に供給される。この
時、前記均し機本体の取付溝枠部分に、供給され
る油が板状体の前後両面にほぼ均等になるよう
に、しかも中心部から供給された油が板上体の左
右両側に幅一杯迅速に且つ均等に広がることが要
請される。
本考案に係る油供給機構は、油タンク内と前記
取付溝枠の芯材との間を連通する油流出孔を、取
付溝枠の操作用柄寄りの斜め上位置に設けてある
ので、操作用柄を持つて、板状体を地面に付けた
作業姿勢を採つたとき、当該油流出孔が取付溝枠
のほぼ真上位置にくるので、油が取付溝枠の芯材
の全体に対して均等に流下し、板状体の前後両面
にほぼ均等にされることとなる。
更に又、板状体の上端縁には長手方向に添つ
て、凹溝を形成してあり、これを芯材に接触する
ように組合せ同取付溝枠の下方位置に配設される
ようにしたので、これによつて、流下した油は、
凹溝内に一旦たまつて、凹溝にそつて板状体の幅
一杯に広がり、それから板状体の全幅に渡つて凹
溝から油があふれ出て、板状体の表面全体に油を
ほぼ均等に供給することが可能となつた。
即ち、均し機本体の取付溝枠に均し板体をその
上端が芯材に接触するように組合せ取り付けたと
き、取付溝枠の上方位置に油流出孔が配設され、
同取付溝枠の下方位置に凹溝が配設されるような
構成にしたことによつて、供給される油が板状体
の前後両面にほぼ均等になるように、しかも中心
部から供給された油が板上体の左右両側に幅一杯
に且つ均等に広がることが出来るようになつた。
「実施例」 第1図乃至第3図が本考案の第1実施例であ
る。図中1は長尺な操作用柄であり、これは細管
部1aと、その細管部1aに嵌合連結し、全体が
伸縮自在な大径管部1bとからなり、1cはその
操作用柄の長さを調整固定するストツパーであ
る。当該操作用柄1の先端部を管状容器2aに形
成してこれを油タンク2となし、これを操作用柄
1の一部としても機能させて、油タンク2と操作
用柄1とを一体に形成してある。当該油タンク2
の基部には注入口2bが形成されており、当該油
タンク2の先端部には割り管状の取付溝枠3がT
字状に固着してある。そしてこの取付溝枠3の割
り管内には石綿で形成された芯材4が内装するよ
うに装着されていると共に、油タンク2との間に
は油流出孔3aが穿設されていて両者間は連通状
態に構成されている。当該油タンク内と前記取付
溝枠の芯材4との間を連通する油流出孔3aは、
取付溝枠3の操作用柄1寄りの斜め上位置に設け
ておく。
また、当該取付溝枠3より少し手前位置の油タ
ンク2または操作用柄1の下部には左右に取付体
7,7′が突設されてあり、該取付体7,7′には
取付穴7a,7a′が穿設されている。
尚、図中8は注入口2bの蓋体2cに設けた通
気孔であり、この蓋体2cの開閉操作により、通
気孔8を開閉させ、油タンク2内の気圧を調整し
て油流出孔3aからの油の流出を調整出来るよう
にする油の供給用調節機構6の一例である。
上記のように、均し機本体5は、操作用柄1
と、油タンク2と、当該取付溝枠3と、取付体
7,7′とから構成されている。
一方、図中9は、下側に均し面9cを有する板
状体9aと、その一側面の中央部に取り付け板9
bを突設してなる均し板体である。下側の均し面
9cは平面状であつても、熊手状や、波形状、そ
の他適宜の形状であつても良い。また、板状体9
aの上端縁には長手方向に添つて、凹溝9dが形
成されていて、均し機本体の取付溝枠3に、均し
板体をその上端が芯材4に接触するように組合せ
取り付けたとき、取付溝枠3の上方位置に油流出
孔3aが配設され、同取付溝枠3の下方位置に凹
溝9dが配設されるようにしたので、油がその凹
溝9dに添つて板状体の全幅にまで行き渡るよう
になつている。
取り付け板9bは前記取付体7,7′と対応す
る位置に突設してあり、また前記取付穴と対応す
るよう取付孔が穿設されている。
次に、当該均し機本体5と均し板体9との組立
状態を説明すると、板状体9aの上端縁を取付溝
枠3の割り管内に挿入して石綿で形成された芯材
4に接触するとともにその下端の均し面9cが下
向となるよう配設し、取付体7,7′と取り付け
板9bを接合した上、ボルトとナツト等の固着金
具10で着脱自在に取り付け固定する。
そのように組立てておいて、油タンク2内に油
を入れ、蓋体2cを操作して、通気孔8を開か
せ、油タンク2内の気圧を調整して油流出孔3a
から油を流出させる。すると流出した油は取付溝
枠3の芯材4に浸み込み、これを介して、長時間
にわたつて徐々に滲み出て板状体9aの表面に供
給されるが、このとき、供給される油が板状体の
前後両面にほぼ均等に、しかも中心部から供給さ
れた油が板状体の左右両側に幅一杯に且つ均等に
広がることが出来るようになつた。
尚、第5図、第6図、第7図は、本考案の対象
となる均し機の他実施例を示すものである。当該
他実施例は、操作用柄1と油タンク2とを別体に
形成し、操作用柄1の先端部に付けた取付溝枠3
と油タンク2との間をパイプ11で連結して連通
するようにしたことを特徴とする舗装用均し機で
ある。同図中12はパイプ11に取り付けたコツ
クで、これの開閉で油の供給を調節することがで
きるようにするもので、油の供給用調節機構6の
一例をなすものである。
尚、第5図、第6図、第7図中に記載した番号
のうち、第1図、第2図、第3図に記載の実施例
と同一番号の部分は、対応する同一性ある構成部
分を示すものであり、先に説明してあるので、そ
れらの説明は省略する。
「効果」 本考案に係る舗装用均し機の油供給機構は、長
尺な操作用柄の先端部に芯材を有する取付溝枠を
T字状に固着するとともに油タンクを設け、当該
油タンク内と前記取付溝枠の芯材との間を連通す
るように形成し、前記取付溝枠部分に、均し板体
をその上端が芯材に接触するとともにその下端の
均し面が下向となるよう着脱自在に取り付けた舗
装用均し機において、油流出孔を取付溝枠の操作
用柄寄りの斜め上位置に設け、板状体の上端縁に
は長手方向に添つて、凹溝を形成しておき、均し
機本体の取付溝枠に、均し板体をその上端が芯材
に接触するように組合せ取り付けたとき、取付溝
枠の上方位置に油流出孔が配設され、同取付溝枠
の下方位置に凹溝が配設されるようにしたもので
ある。このため、油流出孔から油を流出させと、
流出した油は取付溝枠の芯材に浸み込み、これを
介して流下するが、このとき、供給される油は、
ほぼ真上から供給されるので、板状体の前後両面
にほぼ均等に流下する。しかも中心部から供給さ
れた油が凹溝をつたつて板状体の左右両側に幅一
杯に広がり、そこから滲れるようにして板状体全
面に滲み出るので、油は迅速に且つ確実に板状体
全幅にわたつて均等に広がることが出来るように
なつた。その結果、長時間にわたつて板状体の表
面を全面にわたつて油塗りしたと同じような状態
に保つことが出来ることとなり、アスフアルトの
付着を気にせずに舗装作業を行なうことが出来る
ようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る舗装用均し機
の油供給機構を示す縦断側面図、第2図は、本考
案を備えた舗装用均し機の一実施例を示す平面
図、第3図は同実施例の側面図、第4図は従来の
舗装用均し機を示す側面図、第5図は本考案を備
えた舗装用均し機の他実施例を示す平面図、第6
図は同他実施例の操作用柄を縮小したときの側面
図、第7図は舗装用均し機の油供給機構における
他実施例を示す一部切欠の側面図である。 1……操作用柄、2……油タンク、2a……管
状容器、3……取付溝枠、3a……油流出孔、4
……芯材、5……均し機本体、6……油の供給用
調節機構、7,7′……取付体、9……均し板体、
9d……凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長尺な操作用柄の先端部に芯材を有する取付
    溝枠をT字状に固着するとともに油タンクを設
    け、当該油タンク内と前記取付溝枠の芯材との
    間を連通するように形成し、当該取付溝枠より
    少し手前位置の操作用柄または油タンクに取付
    体を設けてなる均し機本体と、 下側に均し面を有する板状体と、その一側面
    の中央部に取り付け板を突設してなる均し板体
    とからなり、 前記均し機本体の取付溝枠部分に、均し板体
    をその上端が芯材に接触するとともにその下端
    の均し面が下向となるよう、取付体と取り付け
    板を介して、着脱自在に取り付けてなる舗装用
    均し機において、 当該油タンク内と前記取付溝枠の芯材との間
    を連通する油流出孔を取付溝枠の操作用柄寄り
    の斜め上位置に設け、 他方、板状体の上端縁には長手方向に添つ
    て、凹溝を形成しておき、 均し機本体の取付溝枠に、均し板体をその上
    端が芯材に接触するように組合せ取り付けたと
    き、取付溝枠の上方位置に油流出孔が配設さ
    れ、同取付溝枠の下方位置に凹溝が配設される
    ようにしたことを特徴とする舗装用均し機の油
    供給機構。
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