JPH0141479B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食品加工器用の回転工具に関するもの
であり、さらに詳細には食品を均一かつきれいに
切断し、スライスして、細長い長方形のフレンチ
フライ刻みおよび同様の刻み食品にするフレンチ
フライカツターに関するものである。

本発明が関連している食品加工器は、ベースの
上に取り付けることができる加工ボールを備え、
そのボールの中に工具駆動手段が伸びボール内で
食品加工工具を回転させるようになつていること
を特徴とする。ユーザーの希望によつて、この駆
動手段に各種の回転工具を取り付け駆動すること
によつて多数の異なつた食品加工操作ができるよ
うになつている。使用中、このボールの上部には
取り外しのできるカバーが取り付けられる。この
カバーはホツパーすなわち供給管を有し、このホ
ツパーはカバーを通つて下方に伸びてボール内に
入る通路を備えている。調理すべき食品はこの供
給管内に置かれて、次いで取り外しのできる押し
部材によつて手動でこの供給管を通つて下方向に
押されボール内に入る。この押し部材はプランジ
ヤーのように供給管内を摺動下降するようになつ
ている。食品加工器およびその工具に関する情報
は、さらに米国特許第3985304号
（Sontheimer）；第4198887号（Williams）；第
4200244号（Sontheimer）；第4216917号（Clare
およびSontheimer）；および第4227655号
（Williams）を参照することによつてさらに得ら
れる。

食品加工器に使用することができる各種の互換
性回転工具には、スライスデイスク、格子デイス
ク、ラスピングデイスクなどがあり、これらのデ
イスクは板金製、好ましくはステンレススチール
製のデイスク状工具部材を備えており、一つ以上
の切断要素がそのデイスクの上面から上方に突き
出している。デイスク状切断部材を備えたこれら
の工具はカバーの下方の面に近いボールの上面に
配置されるように意図されており、そこで供給管
からボールの上面に下向きに導入される食品に対
して切断作用を行うことができる。

ボールの上部にデイスク状部材を配置するため
には、このような回転工具はボール内に伸びる比
較的長い中空のハブをもつことができ、これが摺
動下降して工具駆動手段と係合するかあるいはボ
ール内に伸びている駆動手段と工具ハブとの間に
駆動連結を与え、各種のデイスク状切断工具を迅
速かつ便利に取り付け、交換することが容易にで
きるようになつている。

本発明はじやがいも、くだもの、野菜その他の
食品を切断して細長い、長方形のフレンチフライ
刻みあるいは同様の刻みにする回転式切断工具に
関するものである。

ここに使用されている“フレンチフライ刻み”
および“刻み”とは、本発明の回転式切断工具に
よつてスライスして得られる、細長く、長方形の
棒状の形をした食品片を意味するものである。こ
れらのフレンチフライ刻みはそれぞれ長方形また
は正方形の断面を有し、垂直平面に沿つて同時に
スライスされる食品を必要とする特徴がある。フ
レンチフライ刻みは千切り片に似ているが、一般
に千切り片よりかなり断面が大きく、したがつ
て、フレンチフライ刻みは、全く異なる、丈夫な
切断構造体を必要とする。

“千切り器”という名称の米国特許第4198887
号には、食品から千切り片を得るための一種の回
転デイスク式工具が記載されている。本発明はフ
レンチフライデイスク型の切断工具の改良に関す
るものである。

本発明の目的は、適用される食品を繰り返して
加工し、長方形または正方形の断面を有する清潔
で、生き生きとしており、きちんとした、均一な
細長い、長方形の刻みあるいは同様のフレンチフ
ライ刻みをつくる食品加工器に使用するための新
規かつ改良された回転式フレンチフライカツター
を提供することである。

本発明の別の目的は、現在ある回転式フレンチ
フライカツターよりも丈夫で信頼性があり、組立
が容易な食品加工器の新規かつ改良されたフレン
チフライカツターを提供することである。

本発明を実施する場合その例示的な実施態様に
おいて、フレンチフライカツターは上記のタイプ
の回転式食品加工器用として提供される。このフ
レンチフライカツターは加工ボール内の駆動手段
と着脱自在のハブを有し、軸の回りに所定の方向
で回転するようになつている。デイスク状部材は
このハブの近くからデイスク状部材の周縁に近い
部分まで伸びる開口を備えている。回転の方向に
対してこの開口の後方にデイスク状部材の高架ホ
ーム部分があつて、開口の後方に配置された部分
を定めている。

この開口に切断構造体が配置され、そこに適用
される食品に同時に水平ならびに垂直の多数の、
実質上等間隔に配置された切断を与え、得られる
細長い、長方形の刻み食品は開口を通つてボール
内に入る。この切断構造体は長方形の波型（長方
形のジグザグ型）に曲げられた、連続した板金ス
トリツプを用いており、この金属片は、直立し
た、平行な刃部分によつて相互に連結された、交
互に隔置された平らな下方部分と平らな上方部分
とを備えており、それによつて連続刃ストリツプ
は、前方あるいは後方からみると四角い波のよう
な形をしている。曲げられた刃先のこの下方部分
は、回転の方向によつて定義される開口の先端近
くでデイスク状部材の下側に取り付けられ、曲げ
られた刃片の位置の高い上方部分はデイスク状部
材の高架ホーム部分に設けられた水平な、平板状
の刃に取り付けられている。

刃先の先端の刃先はそれが曲げられる前に鋭利
にされている。したがつて、切断構造体の直立し
た刃および平らな上方の刃の部分はそれぞれ回転
の方向に向いている鋭利な先端エツジを備えてお
り、それによつて前記刃が高い位置にある平らな
部分のこの鋭利な先端と共働してそこに適用され
る食品に同時に水平方向と垂直方向の切断を与
え、清潔で、生き生きとしており、きちんとし
た、一定の細長い長方形のフレンチフライ刻みあ
るいは同様の食品刻みを形成するようになつてい
る。

さらに、この切断構造体は鋭い先端エツジを有
する平板状刃要素を備えており、この先端エツジ
は前記デイスク状部材の開口の上を前方に突き出
している高架ホーム上にとりつけられている。こ
の曲げられた刃ストリツプの高い位置にある平ら
な部分は、回転方向に後方に伸びている一体のタ
ングを有しており、このタングは板状刃要素の上
面にとりつけられ、刃要素の先端エツジは隔置さ
れた平向な刃の後端エツジと当接している。

好都合なことに、この切断構造体の丈夫な性質
がデイスク内の開口に取り付けられ、デイスクの
上方および下方に伸びることによつてこのフレン
チフライデイスク全体を強化し、多数の刃が多数
の留め金具のように開口の前端および後端の間に
伸びて、スライスを受ける食品による開口の連続
的な衝撃の応力によつて開口の変形することが抑
制されるようになつている。平板状の刃要素と一
体タング取付構造がこの切断構造体をさらに耐衝
撃性のものにしている。この切断構造体の形成に
よる丈夫さが繰り返して使用する際のこのフレン
チフライデイスク工具の性能を強化し、繰り返し
て使用した後も均一なきれいな刻みの、細長い、
長方形の、フレンチフライ刻みを与える。本発明
はその他の目的、特徴、ならびにその効果ととも
に添付図面を参照した以下の説明から一層明瞭か
つ完全に理解されよう。図面全体を通じて同じ要
素あるいは部品は同じ参照符号によつて示されて
いる。

以下第１図について説明する。参照符号１０で
示されている回転フレンチフライカツターは細長
いハブ部分１８を備え、このハブ部分１８は工具
駆動手段（示されていない）の上に着脱自在に係
合し、工具駆動手段は垂直軸２５の回りにカツタ
ー１０を700〜1800RPMの範囲の比較的高速度で
矢印２７で示される方向に回転させるようになつ
ている。このフレンチフライカツターは前記特許
に示され説明されているタイプの食品加工器に取
り付けられるようになつている。本発明はフレン
チフライ回転カツターそのものにあるので、食品
加工器のその他の構造についてはここではこれ以
上説明しない。

このフレンチフライカツター１０は、硬化周縁
フランジすなわちリム１４を備えたステンレスス
チールデイスク状部材１２を備えている。第３図
に最もよく示されているように、このデイスク１
２は細長い比較的狭い開口即ちスロツト１６を有
し、このスロツト１６はバブ１８に近い部分から
外側に周縁リム１４に近い部分まで伸びている。
このデイスク１２は型押し作用によつて、上方に
押し上げられ、高架ホーム１８を与え、この高架
ホーム１８はデイスク状部材１２より上方に位置
している。この高架ホーム１８は下方向に傾斜し
傾斜肩２０でデイスクのレベルとなつている。こ
の高架ホーム１８はデイスク状部材１２の平面に
平行に伸び、第４図に最もよく示されているよう
に、開口１６の上方の後端エツジを形成してい
る。高架ホーム１８の上面はデイスク１２の上面
の主要部分より十分に高い位置にあり、デイスク
１２は第３図に最もよく示されているように、こ
のデイスク内にスロツト即ち開口１６を与えてい
る。

このスロツト１６内に参照符号３０で示されて
いるフレンチフライ切断構造体が配置され固定さ
れている。このフレンチフライ切断構造体３０は
平らな水平の板状刃要素２２を有しており、この
刃要素２２は、その外縁２４がリム１４の曲率と
一致し、一方その内縁２６はハブ１８の曲率に一
致してほぼ曲げられている。回転方向２７に向つ
ているこの刃要素２２の先端エツジは鋭利になつ
ており、この刃要素２２は複数の溶接部２９でホ
ーム１８の上面にスポツト溶接されている。

切断構造体３０はまたその基本的な要素として
第３図に最もよく示されているように単一の連続
ストリツプ３５を有している。このストリツプ３
５は一枚の板金を長方形の波型（長方形のジグザ
グ型）に曲げて形成されたものであり、隔置され
た平らな下方部分３２と隔置された平らな位置の
高い上方部分３４を有している。この隔置された
下方部分３２と隔置された上方部分３４はデイス
ク１２に添つて半径方向にも隔てられている。

この曲つた刃ストリツプは複数の隔置された直
立の平行な刃３６を定めており、この刃３６は切
断構造体３０に対して、上方向にほぼ垂直に伸び
ており、切断構造体３０の隔置された平らな下方
部分３２と隔置された上方部分３４との間に配置
されこれらと一体になつている。

この刃ストリツプの先端切断エツジはそれを曲
げる前に鋭利されている。従つてそれぞれの直立
した刃３６及びそれぞれの平らな上方部分３４
（及びそれぞれ平らな下方部分３２）は鋭利な先
端エツジを持つている。この研磨は刃ストリツプ
の片側だけを研磨することによつて有利に行なわ
れる。従つて第４図に示されているように切断エ
ツジ３７そのものは後向き下方向に傾斜しこの切
断エツジの最前部は平らな上方部分３４の上面と
フラツシユになつている。また平らな下方部分３
２の先端エツジ３９（第４図）は後方に向つて下
方向に傾斜し、デイスク部材１２の下面と合体し
ている。

直立して隔置されている平行な刃３６はデイス
ク１２の開口１６内に配置され、回転軸に対して
半径方向に隔置されている。デイスク１２のリム
１４に隣接して配置されている最も外側の刃３６
は、３７で引き伸ばされてリム１４の内側にスポ
ツト溶接されている。延長部分３７を含む最初の
刃３６の先端エツジ全体は上記の如く鋭利になつ
ていてきれいなきちんとした刻みが得られると共
にリム１４への取り付けを確実にしている。回転
の方向で後方から見た単一の切断要素３５は、城
廓風の外観即ち対称な正方形の波即ち長方形のジ
グザグ型の外観を有している。切断構造体３５は
平らな下方部分３８でハブ１８近いその内側端部
で終つており、この下方部分３８は開口１６の前
の部分でデイスク１２の下側にスポツト溶接され
ている。

フレンチフライカツター１０の切断構造体３０
は、運転中に起こる高速のスライス作用に耐える
ことができるような、丈夫でかつ組立が容易な構
造を有している。第１図、第２図及び第４図に示
されているように、刃ストリツプの上方部分３４
は比較的大きい強い後方クング４４を有してお
り、このクング４４は板状刃要素２２にスポツト
４５でスポツト溶接されている（第２図参照）。
これらのスポツト溶接４５はスポツト溶接機の下
方電極が板状刃要素２２の下面に容易に近づくこ
とができるような細長い開口１６の中心線の真上
に来るように配置されているのが好都合である。
第４図に示されているように板状刃要素２２の鋭
利な先端エツジ２８は、直立した平行な刃３６の
後方エツジと当接している。この切断エツジ２８
はこのエツジに近い刃要素２２の下面のみを研磨
し、かくして前方、上方向に傾斜する切断面を与
えることによつて鋭利にされ、このエツジの最先
端は刃要素の上面とフラツシユになつている。従
つて、切断エツジ２８は活動の際に、平らな部分
３４の下面と合体し有効にかつ水平に食品を切断
する。

刃３６は一列の平行、垂直、半径方向に隔置さ
れているナイフエツジを形成する切断エツジを与
え、この刃の列は開口１６の近くで半径方向に伸
び第３図に示されているこの切断構造体の正面立
面図から理解されるように、食品を半径方向に隔
置された線に添つて垂直に切断する。

組み立てられた切断構造体３０（第３図）は一
連の正方形又は長方形の開口４８を与え、この開
口４８はハブ１８の近くから外側半径方向にデイ
スク１２の周縁近くの位置まで一列に伸び、デイ
スク１２の開口１６のほぼ全長にわたつている。

第４図に最もよく示されているように曲げられ
た刃ストリツプの平らな下方部分３２はデイスク
１２に取り付けられている。デイスク１２は複数
の隔置されたタング５０を有し、このタング５０
は後方に伸びて開口１６内に入り直立した刃３６
の間を突き出して連続した曲つた刃ストリツプの
平らな下方部分３２の上方の部分に入るように設
計されている。この連続刃ストリツプの平らな下
方部分３２も後方に伸びるタング５２を有し、こ
のタング５２はデイスクのタング５０と整列して
いる。これらの刃ストリツプタング５２は、後方
に伸びるタング５０の底面に５１でスポツト溶接
されている。タング５０の下にタング５２を取り
付けるこの特殊な態様によつて、切断構造体３０
に導入される食品の通路から曲げられた刃ストリ
ツプの平らな下方部分３２を取り除き、かくして
回転する切断構造体３０が食品に接近する際障害
物のないデイスク１２上の平滑な上面を与える。
また後方に突き出しているタング５０および５２
を有することによつて、スポツト溶接部分５１は
第２図から理解されるように、上方および下方の
スポツト溶接工具の両者に近付けることができて
都合がよい。

好都合なことに切断構造体３０はたつた二つの
要素すなわちその先端エツジが鋭利になつている
平らな板状刃要素２２とその先端エツジが鋭利に
なつておりかつ長方形の波型（長方形ジグザグ
型）に曲げられている連続刃ストリツプ３５から
構成されている。曲がつた刃ストリツプ３５の外
側端部３７はリム１４の内面にフラツシユに取り
付けられこのリムにスポツト溶接されている。曲
げた刃ストリツプの内側端部はタングを備え、こ
のタングは５３でスポツト溶接されこの刃ストリ
ツプの内側端部を固定している。

従つてフレンチフライ回転カツター１０は丈夫
な構造を有し、製造が容易であり清潔できちんと
した魅力のあるフレンチフライ刻みをつくるもの
であるということが説明された。刃３６はこのカ
ツターの上部および下部構造の両者に結合されて
おり、さらに板状刃要素２２によつて強化されて
おり例えば６×６mm程度のかなり大きな長方形の
横断面を有する刻みを切断する際の衝撃によつて
刃が曲げられることがないようになつている。

デイスク１２の所定の直径により大きな細長い
切断構造体３０を適合させるためにデイスク１２
の中心からハブを開口１６から遠去かる方向に偏
心させてもよいことが理解されなければならな
い。

特定のフレンチフライカツターの運転条件に適
合させるために行われるその他の変更や修飾は当
業者に明らかであるから、本発明は例示の目的で
選ばれたこの実施例に制限されるものではなく、
特許請求の範囲に示されたこの発明の真の精神な
らびに範囲から逸脱しないあらゆる変形、修飾お
よび合理的な均等物を含むものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は食品加工器に使用するための本発明を
具体化した新規かつ改良されたフレンチフライ回
転カツターの斜視図である。第２図は特にその切
断構造体を示す第１図のフレンチフライカツター
の拡大平面図である。第３図は第２図の線３−３
に沿つてとられた横断面図である。第４図は第３
図の線４−４に沿つてとられたさらに拡大した横
断面図である。 図面番号の説明、１０……回転式フレンチフラ
イカツター、１２……デイスク状部材、１４……
周縁リム、１６……開口、１８……高架ホーム、
１８′……ハブ、２２……刃要素、２４……外縁、
２６……内縁、２７……回転方向、３０……切断
構造体、３２……下方部分、３４……上方部分、
３６……刃。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 加工ボールと加該工ボール内に食品材料を導
   入するための供給通路とを備え、該加工ボールが
   該ボール内で各種の食品加工工具を回転させるた
   めの工具駆動手段を備えているタイプの食品加工
   器に使用するためのフレンチフライカツターであ
   つて、該フレンチフライカツターは開口を有する
   回転自在のデイスク状部材を有し、前記開口は回
   転軸に近い部分から前記デイスク状部材の周縁に
   近い部分まで伸びており、前記デイスク状部材は
   前記開口の後方に配置された位置の高い部分を備
   えているフレンチフライカツターにおいて、前記
   新規なフレンチフライカツターが： 板金の鋭利な連続ストリツプによつて形成され
   ている切断構造体を有し、この板金は隔置された
   平らな下方部分と隔置された平らな上方部分を交
   互に形成するように曲げられており、前記下方部
   分と上方部分は直立した隔置された平行な部分に
   よつて相互に連結され、前記連続刃ストリツプは
   鋭利な先端エツジをもつた長方形の波型の形状を
   しており、前記連続刃ストリツプの前記平らな下
   方部分は前記開口の前縁近くで前記デイスク状部
   材で取り付けられ、前記連続刃ストリツプの前記
   平らな上方部分は前記デイスク状部材の前記位置
   の高い部分に取り付けられ、前記直立した隔置さ
   れた平行な部分は前記開口内に配置されている複
   数の隔置された刃を形成し、前記デイスクの回転
   方向に向いている前記連続刃ストリツプの前記平
   らな上方部分は複数の水平に整列した刃を形成
   し、さらに前記平らな上方部分の間で食品を水平
   に切断するための水平刃手段を有し、それによつ
   て前記刃が前記平らな上方部分の鋭利な先端エツ
   ジおよび前記水平刃手段と共働して回転している
   カツターに導入される食品からフレンチフライ刻
   みを製造するようになつている上記フレンチフラ
   イカツター。 ２ 前記曲げられた連続刃ストリツプの前記平ら
   な上方部分がそれぞれ前記カツターの回転方向に
   対して後方に伸び一体に形成されている上方タン
   グと、前記デイスク状部材の前記位置の高い部分
   に前記上方タングを固定するための手段とを備え
   ている特許請求の範囲第１項に記載のフレンチフ
   ライカツター。 ３ 前記水平刃手段が前記デイスク状部材の前記
   位置の高い部分から前方に突き出している平らな
   板状の刃であり、前記板状の刃が前記デイスク状
   部材に取り付けられ、前記上方タングを前記デイ
   スク状部材の位置の高い部分に固定するための前
   記手段が前記タングの下方に伸びている前記板状
   の刃である特許請求の範囲第２項に記載のフレン
   チフライカツター。 ４ 前記板状の刃が前記デイスク状部材の位置の
   高い部分の上にのつておりかつこれに固定されて
   いる特許請求の範囲第３項に記載のフレンチフラ
   イカツター。 ５ 前記曲げられた連続刃ストリツプの前記上方
   タングが板状の刃の上面に固定され、前記板状刃
   要素の先端エツジが前記隔置された平行な直立し
   た刃の後方エツジに向かつて配置されている特許
   請求の範囲第３項または第４項に記載のフレンチ
   フライカツター。 ６ 前記刃ストリツプの平らな下方部分がそれぞ
   れ後方に伸びて形成されている一体の下方タング
   を有し、前記デイスク状部材が後方に伸びて前記
   開口内に入る一体のタングを有し、前記デイスク
   タングが曲げられた刃ストツプの前記下方タング
   と整列しかつこれに固定されている特許請求の範
   囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５項のう
   ちのいずれか１項に記載のフレンチフライカツタ
   ー。 ７ 前記刃ストリツプがその先端エツジに近い片
   側のみを研磨することによつて鋭利にされ、前向
   きにかつ上方向に傾斜している前記ストリツプの
   それぞれの平らな上方部分に切断エツジを形成
   し、この切断エツジの最先端は曲げられたストリ
   ツプの平らな上方部分の上面とフラツシユになつ
   ている特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、
   第４項、第５項、第６項のうちいずれか１項に記
   載のフレンチフライカツター。 ８ 前記板状の刃がその先端エツジに近い片側の
   みを研磨することによつて鋭利にされ前向きにか
   つ上向きに傾斜している前記板状の刃上に切断エ
   ツジを形成し、この切断エツジの最先端が前記板
   状の刃の上面とフラツシユになつている特許請求
   の範囲第３項または第４項に記載のフレンチフラ
   イカツター。 ９ 前記デイスク状部材が下向きに曲げられたリ
   ムを有し、前記曲げられた刃ストリツプの外側端
   部が前記リムの内側表面に隣接して下方向に伸び
   このリムに固定されている前記特許請求の範囲の
   うちのいずれか１項に記載のフレンチフライカツ
   ター。 １０ 前記下方タングが前記デイスクタングより
   下方の位置に固定されている特許請求の範囲第６
   項に記載のフレンチフライカツター。