JPH0140670Y2 - - Google Patents

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JPH0140670Y2
JPH0140670Y2 JP7427183U JP7427183U JPH0140670Y2 JP H0140670 Y2 JPH0140670 Y2 JP H0140670Y2 JP 7427183 U JP7427183 U JP 7427183U JP 7427183 U JP7427183 U JP 7427183U JP H0140670 Y2 JPH0140670 Y2 JP H0140670Y2
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JP
Japan
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top sheet
foam layer
sheet
polyurethane foam
foaming method
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JP7427183U
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JPS59179032U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直接発泡法によるポリウレタン発泡層
と表面シートとの積層シートに関するもので、ポ
リウレタン発泡層から発生するガスにより表面の
外観が損なわれるようなことがなく、整然とした
外観の積層シートを提供するものである。
直接発泡法によるポリウレタン発泡層と表面シ
ートとの積層シートは断熱材や防音材等として広
く利用されているものである。この直接発泡法に
よるポリウレタン発泡層と表面シートとの積層シ
ートは、ポリウレタン発泡層から発生するガスが
表面シートとポリウレタン発泡層との境界面およ
びウレタン発泡層にガス溜りとなつて滞溜するた
め、ウレタン発泡層が不均一になると共にガス溜
り部分における表面シートには張りが無くなりベ
コベコした状態となり、これが積層シートの外観
を著しく低下させる要因となつている。このため
表面シートとして合成樹脂製フイルムやアルミ箔
等の表皮材と布帛とを接着剤で貼り合わせた貼り
合わせシートを使用し、該表面シートにおける布
帛面に直接発泡法によるポリウレタン発泡層を形
成した積層シートとすることにより、表面シート
に対してポリウレタン発泡層が一体化されている
積層シートとすると共に、ポリウレタン発泡層か
ら発生するガスが前記表面シートにおける布帛を
通して積層シートの外部へ散逸されるようにし、
表面シートとポリウレタン発泡層との境界面に前
述のガスが滞溜するのを防ぐようにしている。し
かしながら、かかる構成の直接発泡法によるポリ
ウレタン発泡層と表面シートとの積層シートにお
いても、表面シートに対してポリウレタン発泡層
を直接発泡形成する際に成形金型内でポリウレタ
ンの流れが生ずるため、表面シートにおける布帛
からの脱気が不十分となることが多々あり、これ
が依然として得られた積層シートの外観を損ねる
原因となつており、表面シートとポリウレタン発
泡層との境界面に滞溜するガスに起因する外観の
低下を完全に防止し得ていないのが現状である。
本考案は、実用新案登録請求の範囲の構成とす
ることにより、表面シートに対してポリウレタン
発泡層が一体化されていることは勿論、表面シー
トとポリウレタン発泡層との境界面にポリウレタ
ン発泡層から発生したガスが滞溜するようなこと
がなく、整然とした外観の積層シートを提供し得
たものである。
以下、図示実施例に基づいて本考案の積層シー
トの具体的な構成を説明する。
第1図は本考案の一実施例たる直接発泡法によ
るポリウレタン発泡層と表面シートとの積層シー
トの部分縦断面図であり、積層シート1は、符号
5で表示される表皮材とポリエチレンテレフタレ
ート製の不織布6とで構成される表面シート8
と、該表面シート8における前記不織布6面に直
接発泡法により形成されているポリウレタン発泡
層9とからなるものである。
前記表面シート8は、厚さ100μのポリエチレ
ンテレフタレート製の合成樹脂製フイルム2と厚
さ20μのアルミ箔3とを符号4で表示される接着
剤で貼り合わせた貼り合わせシートからなる表皮
材5と、30g/m2のポリエチレンテレフタレート
製の不織布6とを、接着剤7によつて貼り合わせ
積層させたシートであるが、接着剤7は、第2図
に明示されるように表皮材5を構成しているアル
ミ箔3面に、該アルミ箔3の側端面から側端面に
まで連通している多数本の筋状部分10,10,
……を残して形成されているものである。すなわ
ち、接着剤7は、表皮材5と布帛たる不織布6と
の間に、これらの表皮材5と布帛たる不織布6と
で構成される表面シート8の側端面から側端面に
まで連通している多数本の筋状部分10,10を
残して介在されているものである。この接着剤7
が介在されていない部分たる多数本の筋状部分1
0,10は、第3図や第4図に示されるように、
表面シート8を構成する表皮材5と布帛たる不織
布6との間に縦、横に形成されていてもよい。ま
た、この多数本の筋状部分10,10の幅や、筋
状部分10,10同士の間隙は、筋状部分10,
10が、第2図におけるように表面シート8の一
方向にのみ形成されているか、あるいは第3図や
第4図におけるように表面シート8の縦、横にわ
たつて形成されているかによつても相違するが、
通常、筋状部分10,10の幅が1〜5mm程度、
筋状部分10,10同士の間隙が30〜150mm程度
に形成されていれば十分である。
本考案の直接発泡法によるポリウレタン発泡層
と表面シートとの積層シートは叙上の通りの構成
からなるもので、合成樹脂製フイルム、アルミ
箔、あるいはこれらの複合シートよりなる表皮材
と、合成繊維、天然繊維、ガラス繊維等の繊維製
織布、不織布、あるいは編成布等よりなる布帛と
が接着剤で貼り合わされた貼り合わせ構成とされ
ている表面シートの前記布帛面に直接発泡法によ
るポリウレタン発泡層が形成された構成とされて
いるので、表面シートとポリウレタン発泡層との
間の一体化が優れているという作用、効果を有す
る。
また、本考案の積層シートは、表皮材と布帛と
の接着剤による貼り合わせ構成からなる表面シー
トが、該表面シートにおける前記表皮材と布帛と
の間に、該表面シートの側端面から側端面にまで
連通している多数本の筋状部分を残して介在され
ている接着剤により貼り合わされている構造とさ
れているので、前記筋状部分が、表面シートにお
ける布帛面に形成されているポリウレタン発泡層
から発生するガスが積層シートの外部へ散逸する
ための通路の作用を果すので、ポリウレタン発泡
層から発生するガスがポリウレタン発泡層と表面
シートとの境界面に滞溜するようなことがなく、
整然とした体裁の良い積層シートたらしめるとい
う作用、効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す積層シートの
部分拡大縦断面図、第2図〜第4図は本考案の積
層シートにおける表面シートを構成する表皮材と
布帛との間に介在される接着剤と接着剤同士の間
に形成されている多数本の筋状部分との関係を模
型的に示す平面図である。 1……直接発泡法によるポリウレタン発泡層と
表面シートとの積層シート、5……表皮材、6…
…布帛たる不織布、7……表皮材5と不織布6と
の間に介在されている接着剤、8……表面シー
ト、9……直接発泡法により形成されているポリ
ウレタン発泡層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直接発泡法によるポリウレタン発泡層と表面シ
    ートとの積層シートにおいて、前記表面シート
    が、合成樹脂製フイルム、アルミ箔、あるいはこ
    れらの複合シートよりなる表皮材と、合成繊維、
    天然繊維、ガラス繊維等の繊維製織布、不織布、
    あるいは編成布等よりなる布帛とが、これらの両
    者の間に、表面シートの側端面から側端面にまで
    連通している多数本の筋状部分を残して介在され
    ている接着剤により貼り合わされている貼り合わ
    せ構造とされており、かつ、前記表面シートにお
    ける布帛面に直接発泡法によるポリウレタン発泡
    層が形成されていることを特徴とする直接発泡法
    によるポリウレタン発泡層と表面シートとの積層
    シート。
JP7427183U 1983-05-18 1983-05-18 直接発泡法によるポリウレタン発泡層と表面シ−トとの積層シ−ト Granted JPS59179032U (ja)

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JP7427183U JPS59179032U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 直接発泡法によるポリウレタン発泡層と表面シ−トとの積層シ−ト

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JPS59179032U JPS59179032U (ja) 1984-11-30
JPH0140670Y2 true JPH0140670Y2 (ja) 1989-12-05

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JP6117972B1 (ja) * 2016-05-18 2017-04-19 明正工業株式会社 不燃性パネルの製造方法

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JPS59179032U (ja) 1984-11-30

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