JPH0140137Y2 - - Google Patents

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JPH0140137Y2
JPH0140137Y2 JP13521282U JP13521282U JPH0140137Y2 JP H0140137 Y2 JPH0140137 Y2 JP H0140137Y2 JP 13521282 U JP13521282 U JP 13521282U JP 13521282 U JP13521282 U JP 13521282U JP H0140137 Y2 JPH0140137 Y2 JP H0140137Y2
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cylindrical housing
sleeve
protrusion
tongue
flange
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、丸形電気コネクタに関するものであ
り、より詳細に述べるならば、接続スリーブを有
する型のプツシユプルロツク式丸形電気コネクタ
に関するものである。
従来の技術 従来の接続スリーブを有する型のプツシユプル
ロツク式丸形電気コネクタとしては、本出願人に
よる実公昭53−25835号公報又は実公昭57−22393
号公報に開示されたようなものがあり、これら従
来のコネクタでは、接続スリーブの内周の中間部
に円状凸部を設け、コネクタ本体の外周の中間部
に鍔状のフランジを設け、該接続スリーブの内周
の先端には、全周にわたり、相手コネクタのロツ
クのためのロツク板ばね又はロツク片を外方に偏
倚させてロツクを解除するための傾斜部あるいは
凹部を設けている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構成の従来のプツシユプル
ロツク式丸形電気コネクタでは、その接続スリー
ブは、本体の外周において自由に回転するもので
あるので、該丸形電気コネクタを相手コネクタに
嵌合する際、あるいは相手コネクタより引き抜く
際には、操作者は回転ネジ式のものと間違えてし
まい接続スリーブを回転させるのみで嵌合や引抜
きができないという不都合が生じる。更には、相
手コネクタのロツク片等は、1箇所又は2箇所設
けられているが、接続スリーブの内周先端には、
接続スリーブが自由に回転するために全周にわた
りロツク片を外方に偏倚させるための傾斜部ある
いは凹部を設けている。そのため、接続スリーブ
の外周の肉厚は、強度の関係から厚くされること
になり、コネクタ全体の外径が大きくなつてい
た。特に、コネクタを多量生産し安価にするため
に接続スリーブをプラスチツクで成形する場合に
は、強度的に接続スリーブの外径は更に大きくな
つてしまう。
また、このため、従来のものには、このような
接続スリーブの回転を防止するため、接続スリー
ブの内側には小さな溝を設け、本体の外周には小
さな薄い突起を設けてこれに接続スリーブの溝を
嵌合させるような手段を施しているものがある。
しかしならが、このような小さな溝と薄い突起と
の係合だけでは回転力に対して充分な強度が得ら
れ難い。特に、あまりこの分野に精通していない
操作者は、この接続スリーブを回転ネジ式のもの
と問違え易く、従つて、ある操作者によつてその
接続スリーブは本体に対して強く回転させられよ
うとすることがある。このような場合には、突起
が折れてしまうようなことがあつた。その上、従
来のコネクタプラグのこのような接続スリーブと
本体との係合構造では、相手レセプタクルとの結
合状態においても接続スリーブのがたつきが多
く、プラグ側のケーブルを上下左右に強く振らす
ことによりプラグとレセプタクルとのロツクが外
れることになり、プツシユプルロツクコネクタの
結合が外れるという問題がでてきた。
また、接続スリーブが自由に回転しないものと
して、且つ、接続スリーブに設ける傾斜部又は凹
部の量を減らすことにより接続スリーブの肉厚を
減らしても十分な強度が得られるようにするため
相手コネクタのロツク片に対応する接続スリーブ
の部分にのみ傾斜部又は凹部を設けるようにする
場合には、接続スリーブの外部からはコネクタ同
志の結合可能位置を見出しにくいので、従つて、
容易な結合という点で問題が残されてしまう。
本考案の目的は、前述したような従来の問題点
を解消し、小形で安価で結合容易でしかもロツク
外れのない完全な回転止めのなされた接続スリー
ブを有する型のプツシユプルロツク式丸形電気コ
ネクタを提供することである。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案によれば、断面円形状の絶縁ハウジング
を有するプツシユプルロツク式丸形電気コネクタ
において、互いに嵌合されるコネクタの絶縁ハウ
ジングの一方は、円柱状ハウジング及び該円柱状
ハウジングを取り巻く接続スリーブを有してお
り、他方は、前記円柱状ハウジングを受け入れる
円筒状ハウジングを有しており、前記円筒状ハウ
ジングの外周壁には、少なくとも1つの接続舌片
が設けられており、該接続舌片は、前記円筒状ハ
ウジングの径方向において弾性的に偏移でき且つ
前端部に内突部を有しており、常時は、前記接続
舌片の外面は、前記円筒状ハウジングの外周壁面
と同一面にあり且つ前記内突部が前記円筒状ハウ
ジングの内面より内方に突出しており、前記円柱
状ハウジングの外周の中間には外方に突出するフ
ランジが設けられており、前記円柱状ハウジング
の外周の前方には前記円筒状ハウジングの前記接
続舌片の前記内突部を受け入れるロツク溝が形成
されており、前記接続スリーブの内周の中間には
前記円柱状ハウジングの前記フランジの後面に係
合する円状凸部が形成されており、前記接続スリ
ーブの内周の前方には舌片用溝が形成されてお
り、前記円柱状ハウジングの後方と前記接続スリ
ーブの後方との間には前記接続スリーブの前記円
状凸部が前記円柱状ハウジングの前記円状フラン
ジの後面に係合する位置まで前記接続スリーブを
前記円柱状ハウジングに対して前方へ偏移させる
ための偏移部材が設けられており、前記円柱状ハ
ウジングの外周には軸方向に延長する嵌合凹部が
少なくとも1つ設けられており、更に前記円筒状
ハウジングの内周には前記円筒状ハウジングの前
記接続舌片の前記内突部が前記円柱状ハウジング
の前記ロツク溝と対応する位置において前記円柱
状ハウジングの前記嵌合凹部と嵌合しうる位置に
軸方向に延長する嵌合凸部が設けられており、更
に前記円筒状ハウジングの外周には前記嵌合凸部
に対応する位置に凸ガイドが形成されており、前
記円柱状ハウジングの前記円状フランジの外周に
は前記嵌合凹部に対応する位置にフランジ突起が
形成されており、前記接続スリーブの内側の前方
には、前記接続スリーブの前記舌片用溝が前記円
柱状ハウジングの前記ロツク溝及び前記円筒状ハ
ウジングの前記接続舌片と対応する位置において
前記円筒状ハウジングの前記凸ガイド及び前記円
柱状ハウジングの前記フランジ突起に嵌挿して前
記接続スリーブの回転止めを行なえる接続キー溝
が形成されており、前記円柱状ハウジングの先端
は前記接続スリーブの先端より突出していて前記
嵌合凹部の先端は前記接続スリーブの外から目視
でき、目視しうる前記凸ガイドと前記嵌合凹部の
先端とを合わせるようにして前記両コネクタを嵌
合させるとき、前記接続舌片の前記内突部が前記
ロツク溝に落ち込んで前記接続スリーブの内周面
によつて前記接続舌片の前記外面が拘束されて前
記両コネクタの嵌合ロツクがなされ、前記接続ス
リーブの前記接続キー溝と前記凸ガイド及びフラ
ンジ突起が嵌挿することによつて前記接続スリー
ブのがたつきが防止されて前記ロツクの外れが防
止され、且つ、前記接続スリーブの前記回転止め
の強化がなされる。
実施例 次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案を説明する。
第1図は、本考案の一実施例としてのプツシユ
プルロツク式丸形電気コネクタのプラグ及びレセ
プタクルを示す分解部品配列斜視図であり、第2
図は第1図のコネクタのプラグの組立て状態を示
す半断面図であり、第3図は第2図のプラグの右
側面図であり、第4図は第1図のコネクタのレセ
プタクルの半断面図であり、第5図は第4図のレ
セプタクルの左側面図である。
プラグ100は、第1図に良く示されている如
く、雌ハウジング110、接続リング120、コ
ード管130、コードクランプ金具140、スプ
リング150及びコードブツシング160からな
つている。
雌ハウジング110は、ほぼ断面円柱状とされ
プラスチツク等の絶縁材料で形成されていてその
前方には雌接触子(図示していない)を挿入して
配列するための貫通された接触子配列穴111A
を多数個有した接続面111、前方円柱112を
有し、その中間には、円状フランジ113、その
後方には、後方円柱114を設けてある。前方円
柱112には、その外周辺の一個所に軸方向に延
長する嵌合凹部としてのキー溝115を有し、さ
らに後で説明するレセプタクル200に存在する
接続舌片224に対応する位置にのみロツク溝1
16が設けられている。
円状フランジ113には、接続スリーブ120
の接続キー溝122に対応する位置にフランジ突
起117を設けている。後方円筒114には、コ
ード管130の固定突部131を受け入れる鍵溝
118とコードクランプ金具140のハウジング
固定部141を受け入れる固定溝119を有して
いる。
接続スリーブ120の内側の前方にはレセプタ
クル200の接続舌片224に対応する位置にの
み舌片用溝121と、フランジ突起117を嵌挿
する接続キー溝122を有し、さらに接続スリー
ブ120の内側中間には円状凸部123を有し、
該内側後方には後方円筒部124が形成されてい
る。外側中間部にはすべり止め用のローレツト部
125が設けられている。
コード管130には、その内側の前方に固定突
部131を設け、後方には、コードブツシング1
60を受け入れるコードブツシング穴132を形
成し、中間部には、皿ビス135を受入れ貫通さ
れている皿孔133が形成されている。
コードクランプ金具140は、比較的軟質なる
金属材料で形成されており、その前方には、絶縁
ハウジングの固定溝119に嵌挿されるU字形状
をなしたハウジング固定部141、中間には、皿
ビス135とねじ嵌合するねじ部143を有する
橋連部142を形成し、後方には、一方端にV字
形の凹部145と他方端に逆V字突部146を有
するコードクランプ部144が形成されている。
レセプタクル200の構成は、雄ハウジング21
0と、該雄ハウジング210と一体的に形成され
ている円筒220及び取付フランジ230より成
つている。
雄ハウジング210には、雄接触子(図示して
いない)を挿入して配列するための貫通された接
触子穴211Aを多数個を有した接続面211を
形成している。
円筒220の内側には、雌ハウジング110を
受け入れるための凹部221と、雌ハウジング1
10に設けられたキー溝115に嵌挿される突出
部222が軸方向に延長されている。
円筒220の外周部には、接続スリーブ120
の接続キー溝122に嵌挿される凸ガイド223
が形成されている。さらに、円筒220の対向す
る箇所には、逆U字溝225にて形成されている
接続舌片224が設けられている。該接続舌片2
24の先端部の内側には傾斜面224A′を有す
る内突部224Aが形成されている。
取付フランジ230は、ほぼ楕円形状をしてお
り、その長軸方向の端部には、装置等に固着する
ためのビス穴231を形成している。
このようなプラグ100を組立てる方法の一例
について次に説明する。
(1) 先ずコード(図示していない)にコードブツ
シング160、コード管130、スプリング1
50及び接続リング120を各々挿入してお
き、コードのリード線の先端に雌接触子(図示
していない)を圧着や半田等にて結線する。
(2) 次に、結線した雌接触子を雌ハウジング11
0の接触子配列穴111Aに挿入配列する。
(3) 次に、雌ハウジング110の固定溝119に
コードクランプ金具140のハウジング固定部
141を挿入する。そして、コードブツシング
160の円状凹部161をコードクランプ金具
140のコードクランプ部144に移動させ、
該円状凹部161の外側より該コードクランプ
部144をベンチ等の工具を用いて圧接カシメ
を行なう。このとき、該コードクランプ部14
4の一方端のV字形凹部145と他方端の逆V
字突部146は互いにかみ合わされ、ほぼコー
ドブツシングの円状凹部に合致してコードクラ
ンプ部144は円形に圧接カシメされ、コード
とコードブツシング160は該コードクランプ
金具により、雌ハウジング110に一体化固定
されることとなる。
(4) 次に、接続スリーブ120を雌ハウジング1
10の後端より挿入していく。この場合、接続
スリーブ120の接続キー溝122は、雌ハウ
ジングの円状フランジ113に設けられている
フランジ突起117と嵌挿させて挿入する。す
ると雌ハウジング110の円状フランジ113
に接続スリーブ120の円状凸部123が当接
し、接続スリーブ120は雌ハウジング110
に係止され回転も防止される。
(5) 次に接続スリーブ120の内側後方の後方円
筒部124にスプリング150を挿入する。
(6) 次に、コード管130の固定突部131と雌
ハウジング110の鍵溝118の溝入口118
Aを合わせてコード管130を挿入し鍵溝11
8に合わせて回転させると、コード管130の
中間部に設けられている皿孔と、雌ハウジング
110とコードブツシング160とを一体化し
ているコードクランプ金具140のねじ部14
3が合致することになり、該皿孔133に皿ビ
ス135を通し、ねじ部143にねじ締めする
ことにより、雌ハウジング110、コードクラ
ンプ金具140、コード管130、コードブツ
シング160及びコードは全て固定化され、一
体化されてプラグコネクタとなる。なお、この
場合スプリング150の後端152は、コード
管の前端136により前方に押えられるため、
該スプリング150の前端151は、接続スリ
ーブ120の円状フランジ123を前方に押し
ていることになる。
この状態では、第2図によく示されるよう
に、雌ハウジング110の先端は接続スリーブ
120の先端より突出していてキー溝115の
先端は接続スリーブ120の外から目視でき
る。
次にレセプタクル200を装置等に取付けて組
立てる方法の一例について次に説明する。
(1) 先ず装置等のレセプタクル取付穴部にレセプ
タクル200を挿入し、取付フランジ230の
ビス穴231にビスを挿入し、レセプタクル2
00を装置に固定する。
(2) 次に、装置等の電線に雄接触子(図示してい
ない)を圧着や半田等にて結線し、該雄接触子
を雄ハウジング210に設けられた接触子穴2
11Aに挿入する。
このように組立てられたプラグ100とレセプ
タクル200とを結合させる場合には、目視しう
る凸ガイド223とキー溝115の先端とを合わ
せるようにすれば、キー溝115とレセプタクル
200の円筒220の内側に設けられている突出
部222とが一致し、且つ、接続キー溝122と
凸ガイド223とが一致し、プラグ100をレセ
プタクル200に挿入して行くと円筒220に形
成されている接続舌片224の内突部224Aと
雌ハウジング110の外周先端部が当接し、接続
舌片224が、そのバネ性により接続舌片224
の先端が半径方向へ広げられる。この時、接続舌
片224の先端の外面は、円筒220の外周面よ
り外方へ突き出して接続スリーブ120の舌片用
溝121へ入つて、更にプラグ100を押し込む
と、レセプタクル200の雄接触子の先端が雌ハ
ウジング110に配列されている雌接触子に係合
し始めると共に、接続スリーブ120がスプリン
グ150の前方偏移力に抗して後退させられる。
更に、プラグ100を押し込むと、接続舌片22
4の内突部224Aは、雌ハウジング110のロ
ツク溝116にバネ力により落ち込み、その後、
接続スリーブ120が再びスプリング150の前
方偏移力によつて元の位置へと前方へ偏移させら
れて、コネクタの結合が完了する。この状態で
は、接続スリーブ120の内周面は、レセプタク
ル200の円筒220の外周面を包囲して接続舌
片224の外面を押さえて、内突部224Aとロ
ツク溝116との係合をロツクしており、更に、
接続スリーブ120の接続キー溝122と凸ガイ
ド223及びフランジ突起117とが完全に嵌挿
し合うことによつて接続スリーブ120のがたつ
きが完全に防止され、接続舌片224の内突部2
24Aがロツク溝116から外れるようなことは
完全に防止され、その上、接続スリーブ120の
回転止めは、フランジ突起117と接続キー溝1
22との嵌挿のみによる場合よりも、凸ガイド2
23と接続キー溝122との嵌挿が加えられた分
だけ補強されることになる。
考案の効果 本考案のコネクタでは、前述したように、接続
スリーブ120の内側の接続キー溝122は、雌
ハウジング110のフランジ突起117と嵌挿す
ることにより、接続スリーブ120の回転を止め
ており、さらに、接続キー溝122は、レセプタ
クル200の円筒220の凸ガイド223とも接
続時に嵌挿し、この接続キー溝122と凸ガイド
223との嵌挿は、フランジ突起117と接続キ
ー溝122との嵌挿による接続スリーブ120の
回転止めを更に強化する作用も果たす。このた
め、操作者が回転ネジ式の接続スリーブと間違え
てかなり強く接続スリーブを回転させようとして
も該接続スリーブは破壊されることはなく、操作
者は、直ちに回転ネジ式でなくプツシユプルロツ
ク式であることに気づくことができる。
その上、プラグ100とレセプタクル200と
の結合時において凸ガイド223と接続キー溝1
22とが互いに嵌合していることにより、接続ス
リーブ120のがたつきが防止されるので、プラ
グ側のケーブルを振らすこと等によりプラグ10
0とレセプタクル200との間の接続舌片224
の内突部224Aとロツク溝116とに外力が加
わつてもロツクが外れてしまうようなことは完全
に防止される。
さらに、接続スリーブ120の内側の前方に
は、円筒220に設けられた接続舌片224に対
応する位置のみに舌片用溝121が設けられれば
よく、従来の如く接続スリーブ内側全周にわた
り、ロツク用の舌片用溝を設ける必要がないの
で、強度的に接続スリーブ120の外周の肉厚は
それ程厚くする必要がなく、コネクタ全体の大き
さを抑えることができる。また、安価で多量生産
可能なプラスチツク材料で接続スリーブを成形す
ることも可能となる。また、前述したように接続
スリーブ120のがたつきが防止されるので、接
続舌片224の内突部224Aの高さ及びロツク
溝116の深さをそれほど大きくとらなくても、
内突部224Aとロツク溝116との係合が外れ
ないようにすることができ、従つて、雌ハウジン
グ110及び円筒220の外径を小さく抑えるこ
とができる。このことは、前述した接続スリーブ
120の外径の縮小化とあいまつて、コネクタ全
体の外径より小さなものとすることを可能にす
る。
更にまた、凸ガイド223は、レセプタクル2
00の円筒220の外周辺に形成されていて、キ
ー溝115の先端もまた接続スリーブ120の外
から目視できるのであるから、プラグとレセプタ
クルとの結合時において、一見して結合ガイドが
分かるので、従来コネクタの如く、結合可能位置
を見つけるため雄絶縁ハウジングと雌絶縁ハウジ
ングの接続面を当接させて相対的に回転させて結
合ガイドをさがすというめんどうさをなくするこ
とができる。
このように、本考案のコネクタの構造によれ
ば、接続スリーブの回転止め機能強化、接続スリ
ーブのがたつき防止機能によるロツク外れの防
止、接続スリーブの外周の肉厚さ、ハウジングの
外径の縮小化によるコネクタの小形化およびコネ
クタの結合可能位置の指示機能の4つの機能を簡
単な構成にて発揮できるのである。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は本考案の一実施例としての
プツシユプルロツク式丸形電気コネクタのプラグ
及びレセプタクルを示す分解部品配列斜視図、第
2図は第1図のコネクタのプラグの組立て状態を
示す半断面図、第3図は第2図のプラグの右側面
図、第4図は第1図のコネクタのレセプタクルの
半断面図、第5図は第4図のレセプタクルの左側
面図である。 100……プラグ、110……雌ハウジング、
112……前方円柱、113……円状フランジ、
114……後方円柱、115……キー溝、116
……ロツク溝、117……フランジ突起、120
……接続リング、121……舌片用溝、122…
…接続キー溝、123……円状凸部、150……
スプリング、200……レセプタクル、210…
…雄ハウジング、220……円筒、222……突
出部、223……凸ガイド、224……接続舌
片、224A……内突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形状の絶縁ハウジングを有するプツシユ
    プルロツク式丸形電気コネクタにおいて、互いに
    嵌合されるコネクタの絶縁ハウジングの一方は、
    円柱状ハウジング及び該円柱状ハウジングを取り
    巻く接続スリーブを有しており、他方は、前記円
    柱状ハウジングを受け入れる円筒状ハウジングを
    有しており、前記円筒状ハウジングの外周壁に
    は、少なくとも1つの接続舌片が設けられてお
    り、該接続舌片は、前記円筒状ハウジングの径方
    向において弾性的に偏移でき且つ前端部に内突部
    を有しており、常時は、前記接続舌片の外面は、
    前記円筒状ハウジングの外周壁面と同一面にあり
    且つ前記内突部が前記円筒状ハウジングの内面よ
    り内方に突出しており、前記円柱状ハウジングの
    外周の中間には外方に突出するフランジが設けら
    れており、前記円柱状ハウジングの外周の前方に
    は前記円筒状ハウジングの前記接続舌片の前記内
    突部を受け入れるロツク溝が形成されており、前
    記接続スリーブの内周の中間には前記円柱状ハウ
    ジングの前記フランジの後面に係合する円状凸部
    が形成されてあり、前記接続スリーブの内周の前
    方には舌片用溝が形成されており、前記円柱状ハ
    ウジングの後方と前記接続スリーブの後方との間
    には前記接続スリーブの前記円状凸部が前記円柱
    状ハウジングの前記円状フランジの後面に係合す
    る位置まで前記接続スリーブを前記円柱状ハウジ
    ングに対して前方へ偏移させるための偏移部材が
    設けられており、前記円柱状ハウジングの外周に
    は軸方向に延長する嵌合凹部が少なくとも1つ設
    けられており、更に前記円筒状ハウジングの内周
    には前記円筒状ハウジングの前記接続舌片の前記
    内突部が前記円柱状ハウジングの前記ロツク溝と
    対応する位置において前記円柱状ハウジングの前
    記嵌合凹部と嵌合しうる位置に軸方向に延長する
    嵌合凸部が設けられており、更に前記円筒状ハウ
    ジングの外周には前記嵌合凸部に対応する位置に
    凸ガイドが形成されており、前記円柱状ハウジン
    グの前記円状フランジの外周には前記嵌合凹部に
    対応する位置にフランジ突起が形成されており、
    前記接続スリーブの内側の前方には、前記接続ス
    リーブの前記舌片用溝が前記円柱状ハウジングの
    前記ロツク溝及び前記円筒状ハウジングの前記接
    続舌片と対応する位置において前記円筒状ハウジ
    ングの前記凸ガイド及び前記円柱状ハウジングの
    前記フランジ突起に嵌挿して前記接続スリーブの
    回転止めを行なえる接続キー溝が形成されてお
    り、前記円柱状ハウジングの先端は前記接続スリ
    ーブの先端より突出していて前記嵌合凹部の先端
    は前記接続スリーブの外から目視でき、目視しう
    る前記凸ガイドと前記嵌合凹部の先端とを合わせ
    るようにして前記両コネクタを嵌合させるとき、
    前記接続舌片の前記内突部が前記ロツク溝に落ち
    込んで前記接続スリーブの内周面によつて前記接
    続舌片の前記外面が拘束されて前記両コネクタの
    嵌合のロツクがなされ、前記接続スリーブの前記
    接続キー溝と前記凸ガイド及びフランジ突起が嵌
    挿することによつて前記接続スリーブのがたつき
    が防止されて前記ロツクの外れが防止され、且
    つ、前記接続スリーブの前記回転止めの強化がな
    されることを特徴とするプツシユプルロツク式丸
    形電気コネクタ。
JP13521282U 1982-09-06 1982-09-06 プッシュプルロック式丸形電気コネクタ Granted JPS5939884U (ja)

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