JPH0139867Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139867Y2 JPH0139867Y2 JP11615983U JP11615983U JPH0139867Y2 JP H0139867 Y2 JPH0139867 Y2 JP H0139867Y2 JP 11615983 U JP11615983 U JP 11615983U JP 11615983 U JP11615983 U JP 11615983U JP H0139867 Y2 JPH0139867 Y2 JP H0139867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- compressed air
- passage
- cylinder
- injection pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 70
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 18
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 18
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 15
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃料噴射ポンプの減筒装置を関する。
従来、デイーゼルエンジンの燃料噴射ポンプに
おいて、一部特定の気筒用の燃料加圧室の作動を
停止する減筒装置としては、例えば特公昭53−
39530号に示されるように燃料加圧室のプランジ
ヤに連動するタペツトを機械的にロツクしてしま
うものが知られている。
おいて、一部特定の気筒用の燃料加圧室の作動を
停止する減筒装置としては、例えば特公昭53−
39530号に示されるように燃料加圧室のプランジ
ヤに連動するタペツトを機械的にロツクしてしま
うものが知られている。
ところが、この従来装置においては、先ずタペ
ツトをロツクするための機構が必要であるので、
その機構分だけ燃料噴射ポンプの重量が増えると
共に大型化してしまう欠点があり、第２に該機構
自体を作動させるための何んらかのアクチユエー
タが必要となるので、やはりその分燃料噴射ポン
プの重量が増えると共に大型化してしまう欠点が
生ずる。
ツトをロツクするための機構が必要であるので、
その機構分だけ燃料噴射ポンプの重量が増えると
共に大型化してしまう欠点があり、第２に該機構
自体を作動させるための何んらかのアクチユエー
タが必要となるので、やはりその分燃料噴射ポン
プの重量が増えると共に大型化してしまう欠点が
生ずる。
本考案は上記に鑑み創案されたもので、エンジ
ンの各気筒に対応する燃料加圧室を有する燃料噴
射ポンプ、同燃料噴射ポンプの各燃料加圧室に燃
料を供給するフイードポンプ、上記燃料噴射ポン
プにおける特定の気筒用の燃料加圧室と上記フイ
ードポンプとの間に介装され同フイードポンプ側
への逆流を阻止するチエツクバルブ、上記特定の
気筒用の燃料加圧室の余剰燃料を燃料タンクへ戻
すオーバフロー通路、一端が圧縮空気供給源に接
続され他端が上記特定の気筒用の燃料加圧室と上
記チエツクバルブとの間に連通された圧縮空気供
給通路、および上記圧縮空気供給通路に設けられ
同通路における上記他端に向けての圧縮空気の供
給を許容する第１位置と同他端に向けての圧縮空
気の供給を停止する第２位置とをとることができ
る減筒制御バルブを具備したことを特徴とする燃
料噴射ポンプの減筒装置を要旨とする。
ンの各気筒に対応する燃料加圧室を有する燃料噴
射ポンプ、同燃料噴射ポンプの各燃料加圧室に燃
料を供給するフイードポンプ、上記燃料噴射ポン
プにおける特定の気筒用の燃料加圧室と上記フイ
ードポンプとの間に介装され同フイードポンプ側
への逆流を阻止するチエツクバルブ、上記特定の
気筒用の燃料加圧室の余剰燃料を燃料タンクへ戻
すオーバフロー通路、一端が圧縮空気供給源に接
続され他端が上記特定の気筒用の燃料加圧室と上
記チエツクバルブとの間に連通された圧縮空気供
給通路、および上記圧縮空気供給通路に設けられ
同通路における上記他端に向けての圧縮空気の供
給を許容する第１位置と同他端に向けての圧縮空
気の供給を停止する第２位置とをとることができ
る減筒制御バルブを具備したことを特徴とする燃
料噴射ポンプの減筒装置を要旨とする。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて詳細に
説明する。
説明する。
図中、符号２は周知の列型燃料噴射ポンプを総
括的に示し、この噴射ポンプ２は６気筒エンジン
に適用すべく６個の燃料加圧室４，６，８，１
０，１２および１４を有している。１６は燃料タ
ンク１８内の燃料を吸引圧送するフイードポン
プ、２０は同フイードポンプ１６の吐出側に接続
されたフイルタ、２２は一端が同フイルタ２０に
連通され他端が燃料加圧室１０，１２および１４
に連通された燃料通路、２４は一端がフイルタ２
０に連通され他端が燃料加圧室４，６および８に
連通された燃料通路、２６は同燃料通路２４に介
装されフイードポンプ１６へ向けての逆流を阻止
するチエツクバルブである。２８は燃料加圧室１
０，１２および１４の余剰燃料をオーバフローバ
ルブ３０を介して燃料タンク１８へ戻すオーバフ
ロー通路、３２は燃料加圧室４，６および８の余
剰燃料をオーバフローバルブ３４を介して燃料タ
ンク１８へ戻すオーバフロー通路、３６は同オー
バフロー通路３２に介装されフロート室３６ａに
燃料が満たされているときにのみ開放するフロー
トバルブである。３８は一端が圧縮空気供給源と
してのエアタンク４０に接続され他端や燃料供給
通路２４における各燃料加圧室４，６および８と
チエツクバルブ２６との間の部分２４ａに接続さ
れた圧縮空気供給通路、４２は同圧縮空気供給通
路３８に介装された電磁式の減筒制御バルブであ
る。同減筒制御バルブ４２は、図示の如くエアタ
ンク側を閉塞しかつ燃料供給通路２４の部分２４
ａをフロートバルブ４６および通路４４を介して
燃料タンク１８に連通させる第２位置と、エアタ
ンク４０と燃料供給通路２４の部分２４ａとを連
通させかつフロートバルブ４６のフロート室４６
ａを通路４８を介して燃料タンク１８に連通させ
る第１位置とをとることができる。なお、フロー
トバルブ４６は、フロート室４６ａに燃料が満た
されているときにのみ閉塞すると共に、減筒制御
バルブ４２が第１位置にあるときにフロート室４
６ａ内の燃料が通路４８を介して燃料タンク１８
へ排出される。
括的に示し、この噴射ポンプ２は６気筒エンジン
に適用すべく６個の燃料加圧室４，６，８，１
０，１２および１４を有している。１６は燃料タ
ンク１８内の燃料を吸引圧送するフイードポン
プ、２０は同フイードポンプ１６の吐出側に接続
されたフイルタ、２２は一端が同フイルタ２０に
連通され他端が燃料加圧室１０，１２および１４
に連通された燃料通路、２４は一端がフイルタ２
０に連通され他端が燃料加圧室４，６および８に
連通された燃料通路、２６は同燃料通路２４に介
装されフイードポンプ１６へ向けての逆流を阻止
するチエツクバルブである。２８は燃料加圧室１
０，１２および１４の余剰燃料をオーバフローバ
ルブ３０を介して燃料タンク１８へ戻すオーバフ
ロー通路、３２は燃料加圧室４，６および８の余
剰燃料をオーバフローバルブ３４を介して燃料タ
ンク１８へ戻すオーバフロー通路、３６は同オー
バフロー通路３２に介装されフロート室３６ａに
燃料が満たされているときにのみ開放するフロー
トバルブである。３８は一端が圧縮空気供給源と
してのエアタンク４０に接続され他端や燃料供給
通路２４における各燃料加圧室４，６および８と
チエツクバルブ２６との間の部分２４ａに接続さ
れた圧縮空気供給通路、４２は同圧縮空気供給通
路３８に介装された電磁式の減筒制御バルブであ
る。同減筒制御バルブ４２は、図示の如くエアタ
ンク側を閉塞しかつ燃料供給通路２４の部分２４
ａをフロートバルブ４６および通路４４を介して
燃料タンク１８に連通させる第２位置と、エアタ
ンク４０と燃料供給通路２４の部分２４ａとを連
通させかつフロートバルブ４６のフロート室４６
ａを通路４８を介して燃料タンク１８に連通させ
る第１位置とをとることができる。なお、フロー
トバルブ４６は、フロート室４６ａに燃料が満た
されているときにのみ閉塞すると共に、減筒制御
バルブ４２が第１位置にあるときにフロート室４
６ａ内の燃料が通路４８を介して燃料タンク１８
へ排出される。
次に、本実施例の作動について説明する。
燃料噴射ポンプ２から全気筒へ噴射燃料を供給
するときは、図示の如く減筒制御バルブ４２を第
２位置に保持しておくことにより、フロートバル
ブ４６は燃料供給通路２４から供給された燃料が
満されて閉塞されると共に、フロートバルブ３６
はオーバフロー通路３２から供給された燃料が満
たされて開放され、各燃料加圧室４，６，８，１
０，１２および１４から各気筒へ噴射燃料が圧送
される。
するときは、図示の如く減筒制御バルブ４２を第
２位置に保持しておくことにより、フロートバル
ブ４６は燃料供給通路２４から供給された燃料が
満されて閉塞されると共に、フロートバルブ３６
はオーバフロー通路３２から供給された燃料が満
たされて開放され、各燃料加圧室４，６，８，１
０，１２および１４から各気筒へ噴射燃料が圧送
される。
ここで、減筒制御バルブ４２を第１位置に切換
えると、エアタンク４０と燃料供給通路２４の部
分２４ａとが連通され、同部分２４ａ内に高圧の
圧縮空気が供給されてチエツクバルブ２６が閉塞
されると共に、同圧縮空気によつて燃料供給通路
２４におけるチエツクバルブ２６の下流側の燃料
がオーバフロー通路３２から燃料タンク１８内へ
戻され、燃料加圧室４，６および８に対応する気
筒の減筒運転が開始される。同時に、フロートバ
ルブ４６のフロート室４６ａが通路４８を介して
燃料タンク１８に連通されて同フロート室４６ａ
内の燃料が燃料タンク１８へ排出され、同フロー
トバルブ４６が開放される。なお、該圧縮空気が
オーバフロー通路３２のフロートバルブ３６にま
で達すると、同フロートバルブ３６が閉塞され、
それ以上の圧縮空気の消費は停止される。
えると、エアタンク４０と燃料供給通路２４の部
分２４ａとが連通され、同部分２４ａ内に高圧の
圧縮空気が供給されてチエツクバルブ２６が閉塞
されると共に、同圧縮空気によつて燃料供給通路
２４におけるチエツクバルブ２６の下流側の燃料
がオーバフロー通路３２から燃料タンク１８内へ
戻され、燃料加圧室４，６および８に対応する気
筒の減筒運転が開始される。同時に、フロートバ
ルブ４６のフロート室４６ａが通路４８を介して
燃料タンク１８に連通されて同フロート室４６ａ
内の燃料が燃料タンク１８へ排出され、同フロー
トバルブ４６が開放される。なお、該圧縮空気が
オーバフロー通路３２のフロートバルブ３６にま
で達すると、同フロートバルブ３６が閉塞され、
それ以上の圧縮空気の消費は停止される。
この状態から再び図示の如く減筒制御バルブ４
２を第２位置に切換えると、燃料供給通路２４の
部分２４ａ内の圧縮空気はフロートバルブ４６お
よび通路４４を介して燃料タンク１８へ排出さ
れ、チエツクバルブ２６が開放されて燃料が燃料
加圧室４，６および８へ供給され、減筒が停止さ
れる。チエツクバルブ２６の開放と同時に燃料
は、フロートバルブ４６のフロート室４６ａに流
入し、同フロートバルブ４６が閉塞される。
２を第２位置に切換えると、燃料供給通路２４の
部分２４ａ内の圧縮空気はフロートバルブ４６お
よび通路４４を介して燃料タンク１８へ排出さ
れ、チエツクバルブ２６が開放されて燃料が燃料
加圧室４，６および８へ供給され、減筒が停止さ
れる。チエツクバルブ２６の開放と同時に燃料
は、フロートバルブ４６のフロート室４６ａに流
入し、同フロートバルブ４６が閉塞される。
以上述べたように、減筒制御バルブ４２を切換
えることによつて特定の気筒用の燃料加圧室４，
６および８の作動を簡単に停止することができ、
しかも各燃料加圧室４，６および８の作動を停止
するためのカム等の機構を一切必要としないの
で、燃料噴射ポンプ２の重量増大や大型化をほと
んど生じることなく実施できるという効果を奏す
る。なお、フロートバルブ３６および４６が設け
られていなくても、減筒運転時に圧縮空気の一部
が燃料と共に燃料タンク１８内へ戻されるもの
の、減筒装置として機能することができる。
えることによつて特定の気筒用の燃料加圧室４，
６および８の作動を簡単に停止することができ、
しかも各燃料加圧室４，６および８の作動を停止
するためのカム等の機構を一切必要としないの
で、燃料噴射ポンプ２の重量増大や大型化をほと
んど生じることなく実施できるという効果を奏す
る。なお、フロートバルブ３６および４６が設け
られていなくても、減筒運転時に圧縮空気の一部
が燃料と共に燃料タンク１８内へ戻されるもの
の、減筒装置として機能することができる。
図面は本考案の一実施例を示す全体図である。
２……燃料噴射ポンプ、４，６，８，１０，１
２，１４……燃料加圧室、１６……フイードポン
プ、１８……燃料タンク、２６……チエツクバル
ブ、３８……圧縮空気供給通路、４０……エアタ
ンク、４２……減筒制御バルブ。
２，１４……燃料加圧室、１６……フイードポン
プ、１８……燃料タンク、２６……チエツクバル
ブ、３８……圧縮空気供給通路、４０……エアタ
ンク、４２……減筒制御バルブ。
Claims (1)
- エンジンの各気筒に対応する燃料加圧室を有す
る燃料噴射ポンプ、同燃料噴射ポンプの各燃料加
圧室に燃料を供給するフイードポンプ、上記燃料
噴射ポンプにおける特定の気筒用の燃料加圧室と
上記フイードポンプとの間に介装され同フイード
ポンプ側への逆流を阻止するチエツクバルブ、上
記特定の気筒用の燃料加圧室の余剰燃料を燃料タ
ンクへ戻すオーバフロー通路、一端が圧縮空気供
給源に接続され他端が上記特定の気筒用の燃料加
圧室と上記チエツクバルブとの間に連通された圧
縮空気供給通路、および上記圧縮空気供給通路に
設けられ同通路における上記他端に向けての圧縮
空気の供給を許容する第１位置と同他端に向けて
の圧縮空気の供給を停止する第２位置とをとるこ
とができる減筒制御バルブを具備したことを特徴
とする燃料噴射ポンプの減筒装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11615983U JPS6023231U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 燃料噴射ポンプの減筒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11615983U JPS6023231U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 燃料噴射ポンプの減筒装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6023231U JPS6023231U (ja) | 1985-02-18 |
| JPH0139867Y2 true JPH0139867Y2 (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=30267883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11615983U Granted JPS6023231U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 燃料噴射ポンプの減筒装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023231U (ja) |
-
1983
- 1983-07-26 JP JP11615983U patent/JPS6023231U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6023231U (ja) | 1985-02-18 |
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