JPH0139459B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0139459B2
JPH0139459B2 JP57058373A JP5837382A JPH0139459B2 JP H0139459 B2 JPH0139459 B2 JP H0139459B2 JP 57058373 A JP57058373 A JP 57058373A JP 5837382 A JP5837382 A JP 5837382A JP H0139459 B2 JPH0139459 B2 JP H0139459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
metal oxide
pigment
dispersant
oxide particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57058373A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57179253A (en
Inventor
Teia Buraian
Jooji Oosun Debitsudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ESU SHII EMU CHEM Ltd
Original Assignee
ESU SHII EMU CHEM Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ESU SHII EMU CHEM Ltd filed Critical ESU SHII EMU CHEM Ltd
Publication of JPS57179253A publication Critical patent/JPS57179253A/ja
Publication of JPH0139459B2 publication Critical patent/JPH0139459B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D17/00Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
    • C09D17/004Pigment pastes, e.g. for mixing in paints containing an inorganic pigment
    • C09D17/007Metal oxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/40Additives
    • C09D7/45Anti-settling agents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S516/00Colloid systems and wetting agents; subcombinations thereof; processes of
    • Y10S516/01Wetting, emulsifying, dispersing, or stabilizing agents
    • Y10S516/06Protein or carboxylic compound containing

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は二酸化チタンのような顔料金属酸化
物の水性スラリーに関する。以下にスラリーとは
このような水性スラリーを言うものとする。 水性塗料または紙媒体中に直接配合するのに適
した物理的に安定な高固体濃度の顔料酸化物スラ
リーは意図する塗料または紙への分散が屡々困難
である乾燥顔料金属酸化物粉末を使用する場合に
比べて塗料または紙の製造業者にとつてそれらの
コストを大巾に節減する可能性がある。しかし、
このようなスラリーを0℃以下の温度条件を含む
変動する温度条件下においてさえ製造業者から使
用者へ輸送する間、及び製造業者もしくは使用者
側によつて比較的長期間貯蔵されている間でさえ
比較的安定な状態のままでいることが強要され、
しかも使用時には充分に流動性でなければならな
いことが強要される。これらのスラリーはまた乾
燥した最終顔料を直接使用する時に得られた顔料
の性質と好ましくは完全に同等の許容しうる顔料
の性質を与える条件が具備されなければならな
い。顔料として重要な性質の一つはスラリーを含
有する水性エマルジヨンである「ビニル艶出し」
塗料の光沢度である。スラリーはゲル形態、好ま
しくは揺変性ゲル形態であることが非常に望まし
い。このことは剪断力が全くかけられていない条
件下もしくはほとんどかけられていない条件下で
の顔料の沈降を防止し、混合により或いは顔料自
体の重量下で動かすことによつて剪断力をかけた
後ではスラリーが容易に流動することが可能とな
す。 従来の乾燥し磨砕した顔料から高濃度の顔料ス
ラリーを造ることは可能である。満足すべき顔料
の性質を達成しようとすれば顔料の乾燥と磨砕と
は非常に大量のエネルギーの投入を必要とするか
ら、もし使用時の光沢のような顔料の性質を保持
しながら輸送や貯蔵を可能となす満足すべき性質
を併有する顔料のスラリーが従来から使用されて
きた無機酸化物で表面処理から得られる湿つた顔
料から、或は乾燥してない顔料から直接造られる
とすれば顔料の製造業者によつてかなりの経済的
利益が得られる。 この発明はアルミナを含む1種または2種以上
の含水酸化物で表面処理してある洗浄した顔料金
属酸化物粒子の水性分散液を造り、分散液の固体
粒子濃度を60重量%以上に高め、分散液の固体粒
子濃度が高められる前または後でアミン分散剤と
陰イオン性分散剤とからなる分散剤の組合わせを
分散液中に添加し、固体粒子濃度が高められた、
組合わされた分散剤を含有する分散液を磨砕要素
の存在下で磨砕して顔料金属酸化物粒子の使用時
の光沢特性及び粘度特性を改善することを特徴と
する顔料金属酸化物粒子の水性スラリーの製法を
提供するものである。 疑義をなくすために、分散剤なる術語は濃度を
規定せずに使用され、他に規定しなければ湿潤
過ケーキを含み、分散剤の組合わせとは所望によ
り分散液へ分散剤を別途に添加することによつて
行われる。 固体粒子濃度が高められた分散液は好ましくは
85重量%以下の固体粒子濃度、好ましくは80重量
%以下の固体粒子濃度である。 磨砕要素を備えた適当な磨砕機械は例えばボー
ルミル、ビードミルまたはサンドミルである。こ
のような要素により与えられる磨砕はこの発明の
目的物を得るのに重要な要件であることが判明し
た。 この発明によれば陰イオン性分散剤が分散液の
加工性をよくするために少くとも極めて少量必要
である。しかしもし陰イオン性分散剤が余りにも
大量存在すると得られる光沢性が著しく低下す
る。適当には陰イオン性分散剤は含水酸化物で表
面処理した粒子の少くとも0.04重量%の量で使用
され、好ましくは1.0%以下の量で使用されるが、
良好な光沢度を得るためには最も好ましくは0.75
重量%以下、例えば特に0.6重量%以下で存在す
るものとする。陰イオン性分散剤は非常に適当に
はカルボン酸の重合体塩例えばポリアクリル酸の
ナトリウム塩、カリウム塩及びアンモニウム塩、
ポリリン酸ナトリウム、カリウム及びアンモニウ
ムまたはピロリン酸ナトリウム、カリウムまたは
アンモニウム、または水溶性クエン酸塩、ケイ酸
塩または酒石酸塩のような業界に既知の他の陰イ
オン性分散剤である。 アミン分散剤は例えばジエチルアミン、トリエ
チルアミン、モルホリン、2−アミノ−2−メチ
ル−1−プロパノール、N,N−ジメチルエタノ
ールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミ
ン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、2−アミン−2−ヒドロキシメチル
−1,3−プロパンジオールまたは業界において
既知の1種またはそれ以上の他のアミン分散剤で
ある。 アミン分散剤の選択により光沢特性及び粘度特
性にかなりの効果をもたらすことができ、例えば
これらの2つの特性の最適の組合わせをうるため
には磨砕期間及び/または陰イオン性分散剤の量
を調節することが望ましい。アミン分散剤は第2
級アミンまたは第3級アミンであることが好まし
い。特に好適にはアミン分散剤はアルカノール基
が好ましくは2個または3個の炭素原子のアルカ
ノールアミンである。好ましくはアミン分散剤は
含水酸化物で表面処理した粒子の少くとも0.3重
量%、特に好ましくは少くとも0.4重量%、好ま
しくは2重量%以下、特に好ましくは1重量%以
下で使用される。 一般に余り多量の有機分散剤は有害な傾向があ
り、この発明による陰イオン性分散剤とアミン分
散剤との合量は含水酸化物で表面処理した粒子の
3重量%以下であるのが好ましい。 含水酸化物での表面処理はこの発明の目的を達
成するのに重要な役割を果たす。アルミナ表面処
理剤が顔料金属酸化物の0.5重量%〜4重量%、
特に好ましくは1重量%〜3重量%例えば非常に
適した量としては1.5重量%〜2.5重量%の量で顔
料金属酸化物粒子上に存在する。アルミナの量が
余り多いと表面を被覆した金属酸化物粒子を加工
できなくし、この効果は顔料金属酸化物の3重量
%〜4重量%の範囲でさえ感じられ始め出すこと
さえある。適当な分散液のチヤージをうるために
はアルミナは所望によりチタニアを併存させても
よく、このチタニアの量は顔料金属酸化物の2.0
重量%以下の量で存在するのが好ましく、顔料金
属酸化物の1重量%以下の量で存在するのが特に
好ましい。表面処理剤にシリカが存在すると得ら
れる光沢性が著しく減殺されることが判明した。
シリカが存在するとしてもシリカは顔料金属酸化
物の1重量%以下で存在するのが好ましく、0.5
重量%以下で存在するのが特に好ましい。 含水金属酸化物による表面処理は顔料金属酸化
物を水性媒体に分散させながら含水金属酸化物ま
たは水酸化物を顔料金属酸化物上に析出させるこ
とによつて行うことができる。上述の、及び以後
に記載する「含水金属酸化物」とは厳密に化学的
に云つて酸化物形成は水酸化物形であるにせよ上
述のようにして形成された表面処理剤を云うもの
とする。含水酸化物は水性媒体中に溶解または分
散した、含水金属酸化物に直接転化しうる化合物
或はそのように直接或は間接的に転化しうる化合
物に直接転化しうる化合物の適当量から水性媒体
中で沈殿させることができる。好適な化合物は水
性媒体に可溶な化合物であり、アルカリの添加に
よつて沈殿できる化合物である。これはこの発明
の最終生成物はアルカリ性であるのが好ましいか
らである。このような化合物の例は例えば硫酸ア
ルミニウムであり、硫酸アルミニウムから水酸化
ナトリウムの添加により含水酸化物が沈殿でき
る。他の好適な化合物は加水分解により含水酸化
物として沈殿しうる化合物である。このような化
合物の例は四塩化チタンである。含水金属酸化物
はPH9.0〜10.5で沈殿されるのが好ましい。更に
他の好適な化合物は他の金属化合物との反応によ
つて沈殿して混合酸化物を沈殿できる化合物であ
る。この化合物の一例はアルミン酸ナトリウムと
四塩化チタンとの間の反応によつて混合アルミ
ナ/チタニア沈殿の生成にある。好適には顔料金
属酸化物は少とも環境温度で、好ましくは100℃
以下の温度で表面処理される。表面処理中の顔料
金属酸化物の濃度は10重量%〜40重量%であるの
が好ましい。含水金属酸化物による表面処理は業
界で周知であり、ここに更にそれを記述する必要
はない。 含水酸化物で表面処理した顔料金属酸化物は表
面処理が行われた水性媒体から過により回収で
きる。得られた過ケーキを好ましくは水洗し、
表面処理の過程で生成した塩を除くのに必要なだ
け、或はそのような塩または他の物質の濃度を適
度に下げるのに必要なだけ1回またはそれ以上再
過する。得られた洗浄したケーキを必要に応じ
普通の過技法により60重量%より高固体濃度に
高めるか、或は例えば65重量%以上のような比較
的に高い固体濃度にする場合には高圧過技法ま
たは他の適当な技法により固体濃度を高めること
ができる。顔料金属酸化物の固体濃度を最終的に
要求される濃度に高めることはアルミナで表面処
理してある既に乾燥した顔料金属酸化物を一部添
加することによつて達成されるか或は助勢され
る。表面処理は明らかに二酸化チタンの洗浄及び
過ができるものでなければならない。添加した
乾燥金属酸化物の量が少量であれば該添加顔料金
属酸化物の処理アルミナ濃度は主体をなす二酸化
チタンのアルミナ処理濃度より高濃度のものであ
ることが可能である。しかし好ましくは、添加し
た乾燥顔料金属酸化物の表面処理は上述した好適
なそして特に好適な態様のものでなければならな
い。添加する乾燥金属酸化物の量は好ましくは最
終スラリー生成物中の表面処理した顔料金属酸化
物の60重量%以下、特に好ましくは50重量%以下
である。 分散剤は顔料金属酸化物分散液に直接添加され
るが、好ましくは、しかし必須ではないが分散液
が充分に濃度を高められる前に添加される。本質
的には分散剤は磨砕工程前に添加される。このこ
とは使用のためにスラリーが最終的に添加される
塗料または他の媒体中に分散剤が存在しなくても
よくする。 好適には分散剤含有分散液は以下に記載のよう
に試験した時に少くとも50そして好適には少くと
も55(この後者の値は市販品位のビニル光沢塗料
に対する代表的な値である)の光沢度になるまで
磨砕される。上述の光沢度が最初から得られてい
るにせよ、得られていないにせよ、磨砕はゲル組
織が得られるまで続けるのが好ましい。場合によ
つては例えばある種の第1級アミン分散剤を使用
する時には磨砕によつてスラリーの粘度が過度に
高い値となる傾向があるが、大抵の場合スラリー
の組織は磨砕によつて徐々に改善されることが判
明した。磨砕したスラリーを貯蔵しないでNo.3の
スピンドルと60rpmの運転速度とを使用してブル
ツクフイールド粘度計で測定した時にセンチポイ
ズで表わして少くとも400、特に好ましくは少く
とも1000で3000以下、特に好ましくは2000以下の
磨砕されたスラリー粘度にもたらすように磨砕処
理を調節するのが好ましい。好ましくは磨砕を調
節することによつて直径0.5ミクロンより大きい
粒子が顔料金属酸化物粒子の20重量%以下、特に
好ましくは10重量%以下となるようにする。 この発明による表面処理した顔料金属酸化物は
周知の「硫酸塩」法或は「塩化物」法によつて造
つた二酸化チタンであるのが好ましい。 この発明により得られるスラリーはそれらの性
能を減殺しない他の物質を含んでいてもよい。例
えばカルボキシルメチルセルロース、スウエリン
グクレーまたは膨潤性をもつ合成ケイ酸マグネシ
ウムのような無機または有機の構造例を所望によ
りスラリー中に含ませてもよい。 以下にこの発明を実施例により説明する。 実施例中の光沢度の値は下記のようにして得
た。 ビニル・プロダクツ・リミテツド(Vinyl
Products Limited)から「ビナムル
(Vinamul)」の商品名で得られる標準のビニ
ル・シルクエマルジヨン塗料中に30体積%の顔料
濃度となるように顔料スラリーを配合し、パネル
上に塗装し、乾燥した。標準の黒色タイル上に
60゜の入射角で光線を照射し、入射点を通りタイ
ルの表面に対する垂線に対して60゜の角度をなし
且つ光線の軸と前記垂線とを含む平面上にある反
射光の強度を測定した。タイルを次に前記パネル
で置換えて、前と同様に反射光の強度を測定し
た。 光沢度=塗料の反射強度/黒色タイルの反射強度×100 ここに述べる粘度値は塗料組成物中に配合前の
顔料スラリーの粘度に関するものであり、実施例
1の試料9及び試料10以外はNo.3スピンドル及び
6rpm(6回転/分)或は60rpmを使用してブルツ
クフイールド粘度計を使用して測定しセンチポイ
ズ単位で表わした。実施例1の試料9及び試料10
はNo.4のスピンドルを使用した以外は上記と同じ
である。 実施例 1 「塩化物」法により製造した二酸化チタン顔料
を2.1重量%のアルミナ及び0.5重量%のチタニア
で表面処理し、過及び水洗により水性表面処理
剤媒体から62.5%の濃度の固体過ケーキとして
回収し乾燥しなかつた。このケーキを同様に充分
に表面処理して洗浄し噴霧乾燥してある二酸化チ
タンと混合して70重量%固体濃度のスラリーとな
した。ナトリウムポリアクリレート〔アライド・
コロイズ(Allied Colloids)によりジスペツク
ス(Dispex)G40の商品名で販売される〕または
ピロリン酸ナトリウム〔アルブライト・エンド・
ウイルソン(Albright and Wilson)により「テ
トロン(Tetron)」の商品名により販売される〕
またはポリリン酸ナトリウム〔アルブライト・エ
ンド・ウイルソンにより「カルゴン(Calgon)」
の商品名で販売される〕のいずれかからなるポリ
アニオン性分散剤及びアミン分散剤を二酸化チタ
ン70重量%固体濃度のスラリーに第1表に示す量
で添加し、得られたスラリーを50体積%の砂を装
入して毎分2900回転で30分間サンドミル処理し
た。磨砕処理した顔料スラリーの粘度を上述のよ
うにして測定した。次いで塗料中の全ポリアクリ
レート量が表面処理した二酸化チタンに基いて
0.88重量%になるのに充分な量のポリアクリレー
トを含有する標準のビニルシルク乳化塗料組成物
に上記により磨砕処理した顔料スラリーを添加し
た。次いで塗料の光沢度を上述のようにして測定
した。
【表】 霧乾燥した二酸化チタンを添加した。
実施例 2 実施例1におけるような二酸化チタンを1.6重
量%のアルミナ及び0.5重量%のチタニアで表面
処理し、実施例1のようにして62.5重量%の固体
濃度の過ケーキとなし、更に過することによ
つて固体濃度を67重量%に高め、撹拌により液状
化し、再過して固体濃度を68−70重量%とな
す。ナトリウムポリアクリレート0.08%及びトリ
エタノールアミン0.8%を添加し、得られたもの
を50体積%の砂を仕込んで1700rpmで運転される
サンドミルに連続的に供給して下記の第2表に記
載のような平均滞留時間を与えた。種々の滞留時
間後に磨砕した生成物の粘度を測定し光沢度を測
定した。12分間磨砕したスラリーを下記第2表に
記載の期間貯蔵し粘度と光沢度とを測定した。結
果を下記の第2表に掲げる。
【表】
【表】 である
実施例 3 2.1重量%のアルミナ及び0.5重量%のチタニア
で表面処理してある、後記二酸化チタンの0.4重
量%のナトリウムポリアクリレート及び0.8重量
%のトリエタノールアミンを含有する例1と同様
の二酸化チタン顔料のスラリーを実施例1のよう
にバツチ式にサンドミル処理しないで連続的にサ
ンドミル処理し実施例2に使用した条件下で貯蔵
した。顔料スラリーの磨砕時間に対する粘度、光
沢度及び組織の変化を下記の第3表に掲げる。
【表】 ゲルの硬さは6分、9分、12分及び15分の磨砕
期間に対し徐々に増大することが判明した。貯蔵
試験の後で20の試料を最初の体積の深さを24cm
として直径3cmの孔を通つて重力下で流下させ
た。沈降は見られなかつた。同じ試料を次いで凍
結し、−13℃で16時間保つた。解凍後、著しい団
塊があつた(約1/3スラリー体積)が、沈殿物は
撹拌すると容易に分散してゲル組織が再び発達し
た。この処理後の試料の光沢度は55であつた。 実施例 4 この実施例は、実施例3と同じ手段によつて
過ケーキ固体濃度を75%に高め、またポリアニオ
ン性分散剤が試料(a)では二酸化チタンの0.6重量
%のナトリウムポリアクリレートで、試料(b)では
二酸化チタンの0.3重量%のナトリウムピロリン
酸塩であつた以外は実施例3と同様に行つた。得
られたスラリーを実施例3と同様にサンドミル処
理した。このミル(磨砕)処理中の試料の粒子寸
法の変化を第4表に示した。
【表】 磨砕後の試料は下記の特性を示した:
【表】 実施例 5 実施例2の顔料スラリーを2900rpmで運転され
るバツチ式サンドミルで磨砕し(試料a)、また
研磨媒体を使用しないシルバーセン(Siversen)
インペラミキサー(試料b)中でそれぞれ種々の
期間磨砕した。光沢度を測定して下記の第5表に
掲げた:
【表】 実施例 6 硫酸塩法によつて造つた二酸化チタン顔料を
2.1%のアルミナ、1.5%のチタニア、1.0%のシリ
カで表面処理し、52.5重量%の固体濃度の洗浄し
た過ケーキを回収した。このケーキに同様に表
面処理した噴霧乾燥した硫酸法二酸化チタンを添
加することによつて固体濃度を67重量%に高め
た。種々の量のナトリウムポリアクリレート及び
二酸化チタンの0.8重量%のトリエタノールアミ
ンを試料に分散した。2900rpmでバツチ式サンド
ミル磨砕処理を30分間行つた後の種々の試料の光
沢度と組織とを下記の第6表に掲げる:
【表】 2.0%のアルミナ及び1.5%のチタニア(しかし
シリカは含まない)で表面処理した硫酸法二酸化
チタンを上述のように加圧過によつて68%固体
濃度に高めた後で67%固体濃度に希釈することに
よつて濃度調整し、0.4%のナトリウムポリアク
リレート及び1.0%のトリエタノールアミンの存
在下で分散してある二酸化チタンは同じサンドミ
ル磨砕処理後に57の光沢度を与え、完全にゲル組
織をもつものであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミナを含む1種またはそれ以上の含水酸
    化物で表面処理してある、洗浄ずみ顔料金属酸化
    物の粒子の水性分散液を造り、分散液中の固体粒
    子濃度を60重量%以上に高め、前記固体濃度を高
    める前または高めた後で分散液中にアミン分散剤
    及び陰イオン性分散剤からなる分散剤の組合わせ
    を導入し、組合わされた分散剤を含み固体濃度が
    高められた分散液を磨砕要素の存在下で磨砕処理
    して使用時に顔料金属酸化物粒子の光沢度及び粒
    度特性を改善することを特徴とする、顔料金属酸
    化物粒子の水性スラリーの製法。 2 顔料金属酸化物粒子が顔料二酸化チタン粒子
    である特許請求の範囲第1項記載の製法。 3 顔料金属酸化物粒子が0.5重量%〜4.0重量%
    のアルミナ表面処理してなる特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の製法。 4 顔料金属酸化物が1.0重量%から3.0重量%以
    下のアルミナで表面処理してなる特許請求の範囲
    第3項記載の製法。 5 陰イオン性分散液がポリアクリレート、ポリ
    リン塩酸、ピロリン酸塩、クエン酸塩、ケイ酸塩
    または酒石酸塩である特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の製法。 6 陰イオン性分散剤がナトリウム塩、カリウム
    塩またはアンモニウム塩である特許請求の範囲第
    5項記載の製法。 7 陰イオン性分散剤を含水酸化物で表面処理し
    た顔料金属酸化物粒子の0.75重量%以下でしかし
    少くとも0.04重量%の量で顔料分散液に導入する
    特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに
    記載に製法。 8 アミン分散剤が第2級アミンまたは第3級ア
    ミンである特許請求の範囲第1項ないし第7項の
    いずれかに記載の製法。 9 アミン分散剤がアルカノールアミンである特
    許請求の範囲第8項記載の製法。 10 アミン分散剤を含水酸化物で表面処理した
    顔料金属酸化物粒子の少くとも0.3重量%の量で
    顔料分散液に導入する特許請求の範囲第1項ない
    し第9項のいずれかに記載の製法。 11 陰イオン性分散剤とアミン分散剤との総量
    が含水酸化物で表面処理した金属酸化物粒子の3
    重量%以下である特許請求の範囲第1項ないし第
    10項のいずれかに記載の製法。 12 アミン分散剤の量が含水酸化物で表面処理
    した金属酸化物粒子の2重量%以下である特許請
    求の範囲第10項または第11項記載の製法。 13 分散剤の組合わせを含む固体濃度が高めら
    れた分散液を磨砕して少くとも50の光沢度に高
    め且つブルツクフイールド粘度が少くとも400で
    3000以下に高める特許請求の範囲第1項ないし第
    12項のいずれかに記載の製法。 14 分散剤の組合わせを含み固体濃度が高めら
    れた分散液を直径0.5ミクロンより大きい顔料金
    属酸化物粒子が20重量%以下となるまで磨砕を行
    う特許請求の範囲第1項ないし第13項のいずれ
    かに記載の製法。 15 顔料金属酸化物粒子の0.5重量%〜4.0重量
    %のアルミナで表面処理した顔料金属酸化物粒子
    の水性分散液であつて、該分散液が60重量%以上
    の固体濃度をもち、含水酸化物で表面処理した金
    属酸化物粒子の少くとも0.3重量で2重量%以下
    のアミン分散剤と少くとも0.04重量%で0.6重量
    %の陰イオン性分散剤とからなる分散剤の組合わ
    せを含み、含水酸化物で表面処理した金属酸化物
    粒子の20重量%未満が直経0.5ミクロンより大き
    い粒子の大きさのものである、表面処理された顔
    料金属酸化物粒子の水性スラリー。 16 顔料金属酸化物粒子が顔料二酸化チタン粒
    子である特許請求の範囲第15項記載の水性スラ
    リー。 17 顔料金属酸化物粒子が0.5重量%〜4.0重量
    %のアルミナで表面処理してなる特許請求の範囲
    第15項または第16項記載の水性スラリー。 18 顔料金属酸化物が1.0重量%から3.0重量%
    以下のアルミナで表面処理してなる特許請求の範
    囲第17項記載のスラリー。 19 陰イオン性分散剤がポリアクリレート、ポ
    リリン塩酸、ピロリン酸塩、クエン酸塩、ケイ酸
    塩または酒石酸塩である特許請求の範囲第15項
    ないし第18項のいずれかに記載の水性スラリ
    ー。 20 陰イオン性分散剤がナトリウム塩、カリウ
    ム塩またはアンモニウム塩である特許請求の範囲
    第19項記載の水性スラリー。 21 陰イオン性分散剤が含水酸化物で表面処理
    された顔料金属酸化物粒子の0.75重量%以下で少
    くとも0.04重量%の量で顔料分散液に含まれる特
    許請求の範囲第15項ないし第20項のいずれか
    に記載の水性スラリー。 22 アミン分散剤が第2級アミンまたは第3級
    アミンである特許請求の範囲第15項ないし第2
    1項のいずれかに記載の水性スラリー。 23 アミン分散剤がアルカノールアミンである
    特許請求の範囲第22項記載の水性スラリー。 24 アミン分散剤が含水酸化物で表面処理した
    顔料金属酸化物粒子の少くとも0.3重量%の量で
    顔料分散液に含まれる特許請求の範囲第15項な
    いし第23項のいずれかに記載の水性スラリー。 25 陰イオン性分散剤とアミン分散剤との合量
    が含水酸化物で表面処理した金属酸化物粒子の3
    重量%以下である特許請求の範囲第15項ないし
    第24項のいずれかに記載の水性スラリー。 26 アミン分散剤の量が含水酸化物で表面処理
    した金属酸化物粒子の2重量%以下である特許請
    求の範囲第24項または第25項記載の水性スラ
    リー。 27 分散剤の組合わせを含み固体濃度が高めら
    れた分散液が磨砕後少くとも50の光沢度と少くと
    も400〜3000ブルツクフイールド粘度をもつ特許
    請求の範囲第15項ないし第26項のいずれかに
    記載の水性スラリー。 28 分散剤の組合わせを含み固体濃度が高めら
    れ且つ磨砕された後分散液中の直径0.5ミクロン
    より大きい顔料金属酸化物粒子が20重量%以下で
    ある特許請求の範囲第15項ないし第27項のい
    ずれかに記載の水性スラリー。
JP57058373A 1981-04-10 1982-04-09 Aqueous slurry of pigment metal oxide particles and manufacture Granted JPS57179253A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8111319 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57179253A JPS57179253A (en) 1982-11-04
JPH0139459B2 true JPH0139459B2 (ja) 1989-08-21

Family

ID=10521070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57058373A Granted JPS57179253A (en) 1981-04-10 1982-04-09 Aqueous slurry of pigment metal oxide particles and manufacture

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4448609A (ja)
EP (1) EP0063699B1 (ja)
JP (1) JPS57179253A (ja)
AU (1) AU548638B2 (ja)
BR (1) BR8202036A (ja)
CA (1) CA1168805A (ja)
DE (1) DE3262744D1 (ja)
FI (1) FI77464C (ja)
IN (1) IN155436B (ja)
ZA (1) ZA822080B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4816182A (en) * 1986-04-25 1989-03-28 Ceramics Process Systems Corporation Liquefaction of highly loaded particulate suspensions
NZ226551A (en) * 1987-10-20 1990-03-27 Ici Australia Operations Fine grinding of ceramic particles in attrition mill
US4978396A (en) * 1989-05-12 1990-12-18 Kerr-Mcgee Chemical Corporation Process for preparing high solids slurries
NO924368L (no) * 1991-11-22 1993-05-24 Lubrizol Corp Fremgangsmaate for fremstilling av sintrede legemer og sammensetninger brukt i disse
US5268233A (en) * 1991-11-22 1993-12-07 The Lubrizol Corporation Methods of preparing sintered shapes and green shapes used therein
US5342563A (en) * 1991-11-22 1994-08-30 The Lubrizol Corporation Methods of preparing sintered shapes and green bodies used therein
US5332433A (en) * 1993-11-24 1994-07-26 Kerr-Mcgee Chemical Corporation Titanium dioxide dispersibility
DE4427931C1 (de) * 1994-08-06 1995-11-23 Goldschmidt Ag Th Pigmentkonzentrat und dessen Verwendung
TW370552B (en) * 1994-11-09 1999-09-21 Du Pont Process for making rutile titanium dioxide pigment comprising coated titanium dioxide particles
US5730795A (en) * 1996-09-24 1998-03-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for manufacturing titanium dioxide pigment having a hydrous oxide coating using a media mill
US5824145A (en) * 1997-05-14 1998-10-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for making a photodurable aqueous titanium dioxide pigment slurry
JP3080162B2 (ja) * 1998-01-27 2000-08-21 日本パーカライジング株式会社 酸化チタンゾルおよびその製造方法
ATE316422T1 (de) * 1998-05-14 2006-02-15 Showa Denko Kk Titandioxid sol, dünner film und verfahren zu deren herstellung
JP3915554B2 (ja) * 2001-03-14 2007-05-16 セイコーエプソン株式会社 インクジェット用白色インクおよびそれに用いる二酸化チタンスラリー
US7414089B2 (en) * 2003-04-25 2008-08-19 Eco Chemical, Inc. Marking and removing turf lines method and composition
DE102004037118A1 (de) * 2004-07-30 2006-03-23 Degussa Ag Titandioxid enthaltende Dispersion
US9353266B2 (en) 2013-03-15 2016-05-31 Tronox Llc Process for manufacturing titanium dioxide pigments using ultrasonication
CN110856820A (zh) * 2018-08-24 2020-03-03 义乌倍肯新材料科技有限公司 一种纳米二氧化钛分散乳液及制作工艺
CN113462197B (zh) * 2021-06-30 2022-08-09 常熟世名化工科技有限公司 一种二氧化钛水性分散体的制备方法及其产品和应用

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3172772A (en) * 1960-12-30 1965-03-09 Nat Lead Co Method for improving the gloss properties of titanium dioxide pigments
FR1531403A (fr) * 1967-02-17 1968-07-05 Thann Fab Prod Chem Perfectionnement aux procédés de dispersion et d'hydroclassification des suspensions aqueuses d'oxyde de titane préparées en vue du traitement de surface de ces pigments et produits obtenus par ces procédés
CH517821A (de) * 1968-04-17 1972-01-15 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung einer Pigmentzubereitung
US3702773A (en) * 1971-07-21 1972-11-14 Du Pont Alkanolamine stabilized high solids titanium dioxide slurry
GB1427210A (en) * 1973-09-22 1976-03-10 British Titan Ltd Pigments
US4227935A (en) * 1979-02-16 1980-10-14 American Cyanamid Company High dry hide TiO2 slurries

Also Published As

Publication number Publication date
BR8202036A (pt) 1983-03-22
EP0063699B1 (en) 1985-03-27
FI77464B (fi) 1988-11-30
JPS57179253A (en) 1982-11-04
EP0063699A1 (en) 1982-11-03
CA1168805A (en) 1984-06-12
ZA822080B (en) 1983-02-23
US4448609A (en) 1984-05-15
FI821188A0 (fi) 1982-04-05
DE3262744D1 (en) 1985-05-02
IN155436B (ja) 1985-02-02
AU8236182A (en) 1982-10-14
AU548638B2 (en) 1985-12-19
FI821188L (fi) 1982-10-11
FI77464C (fi) 1989-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0139459B2 (ja)
US4563221A (en) Pigments and their manufacture
US3437502A (en) Titanium dioxide pigment coated with silica and alumina
USRE27818E (en) Titanium dioxide pigment coated with silica and alumina
US5034207A (en) Finely, divided, precipitated silica with high structure, method of its preparation and use
JP3696993B2 (ja) 二酸化チタン顔料の製造方法
EP0573150B2 (en) Pigmentary material
US6139617A (en) Titanium dioxide pigments
US5554215A (en) Composite pigmentary material
US5730795A (en) Process for manufacturing titanium dioxide pigment having a hydrous oxide coating using a media mill
TWI404769B (zh) 製造經氧化鋯處理之二氧化鈦顏料之改良方法
US3758322A (en) Rutile tio2 slurries
US4978396A (en) Process for preparing high solids slurries
KR20010012561A (ko) 광내구성 수성 이산화 티타늄 안료 슬러리의 제조 방법
JPH06501503A (ja) アルミナ三水和物、その製造方法、及び適用
CA3091287A1 (en) Stir-in titanium dioxide pigment composition
JP4668705B2 (ja) 二酸化チタン顔料の製造方法
US9539557B2 (en) Treated inorganic pigments having improved dispersability and use thereof in coating compositions
US3410708A (en) Porous silica coated titanium dioxide pigment
US2479836A (en) Finishing of pigments
US5338354A (en) Composite pigmentary material
JP2002510351A (ja) 耐光性の水性二酸化チタン顔料スラリーの製造方法
US2266793A (en) Pigment composition and process of making same
JPS6028766B2 (ja) 超微細硫酸バリウムの製造方法
US2346085A (en) Process for producing improved titanium pigments